JPH0612992A - ジャイロトロン装置 - Google Patents
ジャイロトロン装置Info
- Publication number
- JPH0612992A JPH0612992A JP16892692A JP16892692A JPH0612992A JP H0612992 A JPH0612992 A JP H0612992A JP 16892692 A JP16892692 A JP 16892692A JP 16892692 A JP16892692 A JP 16892692A JP H0612992 A JPH0612992 A JP H0612992A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、出力窓の熱負荷が軽減され、高出
力化,長パルス化に十分対応出来るジャイロトロン装置
を提供することを目的とする。 【構成】この発明のジャイロトロン装置は、電子ビ―ム
を発生する電子銃部1と、この電子銃部の下流に設けら
れた共振空胴部2およびブラソフ変換器3と、このブラ
ソフ変換器の下流に設けられたコレクタ部と、このコレ
クタ部とブラソフ変換器との間に設けられ電磁波を電子
ビ−ム進行方向と異なる方向に準光学的に方向変換して
取出すミラ−4,5,6,7および出力窓8とを備え、
且つブラソフ変換器と出力窓との間の電磁波通路上に少
なくとも1個の半透過ミラ−11が設けられて電磁波ビ
−ムが複数に分岐され、これら複数の電磁波ビ−ムに対
応して上記出力窓が複数個設けられてなり、上記の目的
を達成することが出来る。
力化,長パルス化に十分対応出来るジャイロトロン装置
を提供することを目的とする。 【構成】この発明のジャイロトロン装置は、電子ビ―ム
を発生する電子銃部1と、この電子銃部の下流に設けら
れた共振空胴部2およびブラソフ変換器3と、このブラ
ソフ変換器の下流に設けられたコレクタ部と、このコレ
クタ部とブラソフ変換器との間に設けられ電磁波を電子
ビ−ム進行方向と異なる方向に準光学的に方向変換して
取出すミラ−4,5,6,7および出力窓8とを備え、
且つブラソフ変換器と出力窓との間の電磁波通路上に少
なくとも1個の半透過ミラ−11が設けられて電磁波ビ
−ムが複数に分岐され、これら複数の電磁波ビ−ムに対
応して上記出力窓が複数個設けられてなり、上記の目的
を達成することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁波ビ−ムを準光
学的に方向変換して伝送、放出出来るブラソフ変換器内
蔵型のジャイロトロン装置に関する。
学的に方向変換して伝送、放出出来るブラソフ変換器内
蔵型のジャイロトロン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ジャイロトロン装置は、周知のようにサ
イクロトロンメ―ザ作用を動作原理とする電子管で、ミ
リ波からサブミリ波帯における高周波大電力源として利
用されつつある。このようなジャイロトロン装置特に同
軸型ジャイロトロン装置は、電子ビ―ムを発生する電子
銃部、螺旋運動する電子ビ−ムと相互作用を行なう共振
空胴部、相互作用を行なった後の電子ビ−ムを捕捉する
コレクタ部、電磁波を外部に取出すと共に管内の真空を
維持するように気密封止された出力窓、及び電子ビ−ム
に螺旋運動を与える磁石等で構成されている。このよう
な同軸型ジャイロトロン装置では、動作時に共振空胴部
で発生した全てのマイクロ波電力は円形導波路を伝播
し、出力窓でのある程度の反射を除き、出力窓から外部
に出力される。 ところで最近、ブラソフ変換器によっ
て電子ビ−ムと電磁波の行路を分離することが可能なブ
ラソフ変換器内蔵型ジャイロトロン装置が実用になりつ
つある。この種のジャイロトロン装置では、ブラソフ変
換器でモ−ド変換された電磁波ビ−ムを幾つかのミラ−
を用いて光学的に方向変換して伝送し、電子ビ−ムとは
別の方向例えば管軸に直交する方向に出力している。
イクロトロンメ―ザ作用を動作原理とする電子管で、ミ
リ波からサブミリ波帯における高周波大電力源として利
用されつつある。このようなジャイロトロン装置特に同
軸型ジャイロトロン装置は、電子ビ―ムを発生する電子
銃部、螺旋運動する電子ビ−ムと相互作用を行なう共振
空胴部、相互作用を行なった後の電子ビ−ムを捕捉する
コレクタ部、電磁波を外部に取出すと共に管内の真空を
維持するように気密封止された出力窓、及び電子ビ−ム
に螺旋運動を与える磁石等で構成されている。このよう
な同軸型ジャイロトロン装置では、動作時に共振空胴部
で発生した全てのマイクロ波電力は円形導波路を伝播
し、出力窓でのある程度の反射を除き、出力窓から外部
に出力される。 ところで最近、ブラソフ変換器によっ
て電子ビ−ムと電磁波の行路を分離することが可能なブ
ラソフ変換器内蔵型ジャイロトロン装置が実用になりつ
つある。この種のジャイロトロン装置では、ブラソフ変
換器でモ−ド変換された電磁波ビ−ムを幾つかのミラ−
を用いて光学的に方向変換して伝送し、電子ビ−ムとは
別の方向例えば管軸に直交する方向に出力している。
【0003】即ち、ブラソフ変換器内蔵型ジャイロトロ
ン装置は、従来、図4に示すように構成され、図中の符
号1は電子銃部、2は共振空胴部、3はブラソフ変換
器、4はパラボラミラ−、5,6は平板状ミラ−、7は
曲面ミラ−、8は出力窓、9は電子ビ−ム、10は電磁
波ビ−ムを表わしており、下流には図示しないコレクタ
部が接続されている。又、電子銃部1と共振空胴部2の
外側には、電子ビ−ム9に螺旋運動を与える磁石(図示
せず)が配設されている。
ン装置は、従来、図4に示すように構成され、図中の符
号1は電子銃部、2は共振空胴部、3はブラソフ変換
器、4はパラボラミラ−、5,6は平板状ミラ−、7は
曲面ミラ−、8は出力窓、9は電子ビ−ム、10は電磁
波ビ−ムを表わしており、下流には図示しないコレクタ
部が接続されている。又、電子銃部1と共振空胴部2の
外側には、電子ビ−ム9に螺旋運動を与える磁石(図示
せず)が配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】動作時には、共振空胴
部2で発生された電磁波はブラソフ変換器3およびパラ
ボラミラ−4によりガウシアンビ−ムに変換され、平板
状ミラ−5,6および曲面ミラ−7により伝送され出力
窓8から出力される。ところが、ジャイロトロン装置の
高出力化,長パルス化に伴ない、出力窓8の熱負荷が大
きな問題となってきている。
部2で発生された電磁波はブラソフ変換器3およびパラ
ボラミラ−4によりガウシアンビ−ムに変換され、平板
状ミラ−5,6および曲面ミラ−7により伝送され出力
窓8から出力される。ところが、ジャイロトロン装置の
高出力化,長パルス化に伴ない、出力窓8の熱負荷が大
きな問題となってきている。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、出力窓の熱負荷が軽減され、高出力化,長パルス化
に十分対応出来るジャイロトロン装置を提供することを
目的とする。
で、出力窓の熱負荷が軽減され、高出力化,長パルス化
に十分対応出来るジャイロトロン装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、電子ビ―ム
を発生する電子銃部と、この電子銃部の下流に設けられ
た共振空胴部およびブラソフ変換器と、このブラソフ変
換器の下流に設けられたコレクタ部と、このコレクタ部
とブラソフ変換器との間に設けられ電磁波を電子ビ−ム
進行方向と異なる方向に準光学的に方向変換して取出す
ミラ−および出力窓とを備え、且つブラソフ変換器と上
記出力窓との間の電磁波通路上に少なくとも1個の半透
過ミラ−が設けられて電磁波ビ−ムが複数に分岐され、
これら複数の電磁波ビ−ムに対応して上記出力窓が複数
個設けられてなるジャイロトロン装置である。
を発生する電子銃部と、この電子銃部の下流に設けられ
た共振空胴部およびブラソフ変換器と、このブラソフ変
換器の下流に設けられたコレクタ部と、このコレクタ部
とブラソフ変換器との間に設けられ電磁波を電子ビ−ム
進行方向と異なる方向に準光学的に方向変換して取出す
ミラ−および出力窓とを備え、且つブラソフ変換器と上
記出力窓との間の電磁波通路上に少なくとも1個の半透
過ミラ−が設けられて電磁波ビ−ムが複数に分岐され、
これら複数の電磁波ビ−ムに対応して上記出力窓が複数
個設けられてなるジャイロトロン装置である。
【0007】
【作用】この発明によれば、出力窓の熱負荷が複数分の
1に軽減されるので、総合的にはジャイロトロン装置の
高出力化,長パルス化に十分対応することが出来る。
1に軽減されるので、総合的にはジャイロトロン装置の
高出力化,長パルス化に十分対応することが出来る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0009】この発明によるブラソフ変換器内蔵型ジャ
イロトロン装置は図1に示すように構成され、従来例
(図4)と同一箇所は同一符号を付すことにする。即
ち、図1中の符号1は中空旋回電子ビ―ム9を発生する
電子銃部である。この電子銃部1の電子ビ―ム下流に
は、共振空胴部2が設けられている。この共振空胴部2
の下流には、ブラソフ変換器3が設けられ、このブラソ
フ変換器3の下流の電子ビ−ム路上の両側に複数のミラ
−即ちパラボラミラ−4、平板状ミラ−5、6、曲面ミ
ラ−7が設けられている。そして、最終段の曲面ミラ−
7に対応して、出力窓8が管軸に直交する方向に突設さ
れている。そして、この出力窓8に近接して半透過ミラ
−11が斜めに設けられ、この半透過ミラ−11に対応
して全透過ミラ−12が設けられている。更に、この全
反射ミラ−12に対応して、もう1つの出力窓13が管
軸に直交する方向に突設されている。
イロトロン装置は図1に示すように構成され、従来例
(図4)と同一箇所は同一符号を付すことにする。即
ち、図1中の符号1は中空旋回電子ビ―ム9を発生する
電子銃部である。この電子銃部1の電子ビ―ム下流に
は、共振空胴部2が設けられている。この共振空胴部2
の下流には、ブラソフ変換器3が設けられ、このブラソ
フ変換器3の下流の電子ビ−ム路上の両側に複数のミラ
−即ちパラボラミラ−4、平板状ミラ−5、6、曲面ミ
ラ−7が設けられている。そして、最終段の曲面ミラ−
7に対応して、出力窓8が管軸に直交する方向に突設さ
れている。そして、この出力窓8に近接して半透過ミラ
−11が斜めに設けられ、この半透過ミラ−11に対応
して全透過ミラ−12が設けられている。更に、この全
反射ミラ−12に対応して、もう1つの出力窓13が管
軸に直交する方向に突設されている。
【0010】尚、図示していないが下流にはコレクタ部
が配設されている。又、電子銃部1からブラゾフ変換器
3へかけての外側には、外部磁石(図示せず)が配置さ
れ、各部に所定の磁界を与えている。
が配設されている。又、電子銃部1からブラゾフ変換器
3へかけての外側には、外部磁石(図示せず)が配置さ
れ、各部に所定の磁界を与えている。
【0011】さて動作時には、共振空胴部2で発生した
電磁波ビ−ムはブラソフ変換器3によってガウシアンビ
−ムに変換される。そして、各ミラ−4、5、6、7に
より電磁波ビ−ムの進行方向を変え、50%が半透過ミ
ラ−11を透過して出力窓8を通って外部回路へ導かれ
る。残りの50%は半透過ミラ−11を反射して90°
方向を変え、更に全反射ミラ−12で反射して出力窓1
3を通って外部回路へ導かれる。
電磁波ビ−ムはブラソフ変換器3によってガウシアンビ
−ムに変換される。そして、各ミラ−4、5、6、7に
より電磁波ビ−ムの進行方向を変え、50%が半透過ミ
ラ−11を透過して出力窓8を通って外部回路へ導かれ
る。残りの50%は半透過ミラ−11を反射して90°
方向を変え、更に全反射ミラ−12で反射して出力窓1
3を通って外部回路へ導かれる。
【0012】半透過ミラ−11は、例えば図2に示すよ
うに、銅のような良導体円板21に多数の放射状スリッ
ト22を、エッチング等で全周に形成したものである。
この半透過ミラ−11に入射する電磁波ビ−ムの占める
面積に対して、スリット22の全面積がほぼ50%とな
るようにすれば、この半透過ミラ−11を通過して一方
の出力窓8に到達する電磁波エネルギはほぼ50%とな
る。そして、半透過ミラ−11で反射された電磁波ビ−
ムは、管軸方向に沿って進行し全透過ミラ−12で反射
されて他方の出力窓13に到達して、それぞれ管外に導
出される。
うに、銅のような良導体円板21に多数の放射状スリッ
ト22を、エッチング等で全周に形成したものである。
この半透過ミラ−11に入射する電磁波ビ−ムの占める
面積に対して、スリット22の全面積がほぼ50%とな
るようにすれば、この半透過ミラ−11を通過して一方
の出力窓8に到達する電磁波エネルギはほぼ50%とな
る。そして、半透過ミラ−11で反射された電磁波ビ−
ムは、管軸方向に沿って進行し全透過ミラ−12で反射
されて他方の出力窓13に到達して、それぞれ管外に導
出される。
【0013】半透過ミラ−11は、セラミックスのよう
な高周波低損失の誘電体板の面に誘電体被膜を蒸着やス
パッタリングで被着させ、図2のようなパタ−ンのスリ
ットをエッチングで形成しても良い。あるいは、誘電体
板の面に同図のスリットにほぼ相当するマスクを使用し
て、所定のパタ−ンの導電体被膜を直接被着させても良
い。
な高周波低損失の誘電体板の面に誘電体被膜を蒸着やス
パッタリングで被着させ、図2のようなパタ−ンのスリ
ットをエッチングで形成しても良い。あるいは、誘電体
板の面に同図のスリットにほぼ相当するマスクを使用し
て、所定のパタ−ンの導電体被膜を直接被着させても良
い。
【0014】尚、図1の半透過ミラ−11の電磁波ビ−
ム反射率を約2/3程度とし、ミラ−12を約1/2の
半透過ミラ−とし、更に同図の上方の電磁波ビ−ム路上
に全反射ミラ−を設置して、その反射ビ−ム通路上に第
3の出力窓を設け、合計3個の出力窓から電磁波を取り
出すようにしても良い。あるいは同様にして、更に多数
の電磁波ビ−ムに分岐して、多数の出力窓から取り出す
ように構成することも出来る。半透過ミラ−の電磁波反
射領域および上記スリットに相当する透過領域は、上記
実施例のパタ−ンに限らず、格子状やドット状など、任
意のパタ−ンで形成することが出来る。 (他の実施例)図3はこの発明の他の実施例を示したも
ので、上記実施例と同様効果が得られる。即ち、全反射
ミラ−12は出力窓13と反対側の管内に設けられてい
る。
ム反射率を約2/3程度とし、ミラ−12を約1/2の
半透過ミラ−とし、更に同図の上方の電磁波ビ−ム路上
に全反射ミラ−を設置して、その反射ビ−ム通路上に第
3の出力窓を設け、合計3個の出力窓から電磁波を取り
出すようにしても良い。あるいは同様にして、更に多数
の電磁波ビ−ムに分岐して、多数の出力窓から取り出す
ように構成することも出来る。半透過ミラ−の電磁波反
射領域および上記スリットに相当する透過領域は、上記
実施例のパタ−ンに限らず、格子状やドット状など、任
意のパタ−ンで形成することが出来る。 (他の実施例)図3はこの発明の他の実施例を示したも
ので、上記実施例と同様効果が得られる。即ち、全反射
ミラ−12は出力窓13と反対側の管内に設けられてい
る。
【0015】尚、出力窓13の近くに半透過ミラ−11
に相当する半透過ミラ−を追加配置して3個以上の出力
窓からそれぞれほぼ均等に分岐した電磁波ビ−ムを取り
出すように構成することも出来る。
に相当する半透過ミラ−を追加配置して3個以上の出力
窓からそれぞれほぼ均等に分岐した電磁波ビ−ムを取り
出すように構成することも出来る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ブラソフ変換器と出力窓との間に少なくとも1個の半透
過ミラ−を設けて電磁波ビ−ムを複数に分波し、それら
を複数の出力窓から各々外部に取出しているので、1個
当りの出力窓の熱負荷が複数分の1に軽減され、ジャイ
ロトロン装置の高出力化,長パルス化に十分対応するこ
とが出来る。
ブラソフ変換器と出力窓との間に少なくとも1個の半透
過ミラ−を設けて電磁波ビ−ムを複数に分波し、それら
を複数の出力窓から各々外部に取出しているので、1個
当りの出力窓の熱負荷が複数分の1に軽減され、ジャイ
ロトロン装置の高出力化,長パルス化に十分対応するこ
とが出来る。
【図1】この発明の一実施例に係るブラソフ変換器内蔵
型ジャイロトロン装置を示す縦断面図。
型ジャイロトロン装置を示す縦断面図。
【図2】図1の半透過ミラ−の一例を示す正面図。
【図3】この発明の他の実施例を示す縦断面図。
【図4】従来の変換器内蔵型ジャイロトロン装置を示す
縦断面図。
縦断面図。
1…電子銃部、2…共振空胴部、3…ブラソフ変換器、
4…パラボラミラ−、5,6…平板状ミラ−、7…曲面
ミラ−、8,13…出力窓、9…電子ビ−ム、10…電
磁波ビ−ム、11…半透過ミラ−,12…全反射ミラ
−。
4…パラボラミラ−、5,6…平板状ミラ−、7…曲面
ミラ−、8,13…出力窓、9…電子ビ−ム、10…電
磁波ビ−ム、11…半透過ミラ−,12…全反射ミラ
−。
Claims (1)
- 【請求項1】 電子ビ―ムを発生する電子銃部と、この
電子銃部の下流に設けられた共振空胴部およびブラソフ
変換器と、このブラソフ変換器の下流に設けられたコレ
クタ部と、このコレクタ部と上記ブラソフ変換器との間
に設けられ電磁波を電子ビ−ム進行方向と異なる方向に
準光学的に方向変換して取出すミラ−および出力窓とを
備えてなるジャイロトロン装置において、 上記ブラソフ変換器と上記出力窓との間の電磁波通路上
に少なくとも1個の半透過ミラ−が設けられて電磁波ビ
−ムが複数に分岐され、これら複数の電磁波ビ−ムに対
応して上記出力窓が複数個設けられてなることを特徴と
するジャイロトロン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16892692A JPH0612992A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ジャイロトロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16892692A JPH0612992A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ジャイロトロン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612992A true JPH0612992A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15877113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16892692A Pending JPH0612992A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ジャイロトロン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612992A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101041271B1 (ko) * | 2009-08-21 | 2011-06-14 | 포항공과대학교 산학협력단 | 전자빔 발생장치 및 전자빔 발생방법 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16892692A patent/JPH0612992A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101041271B1 (ko) * | 2009-08-21 | 2011-06-14 | 포항공과대학교 산학협력단 | 전자빔 발생장치 및 전자빔 발생방법 |
US8736169B2 (en) | 2009-08-21 | 2014-05-27 | Postech Academy-Industry Foundation | Electron beam generating apparatus |
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