JPH0612934B2 - 車両の充電制御装置 - Google Patents

車両の充電制御装置

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JPH0612934B2
JPH0612934B2 JP63040152A JP4015288A JPH0612934B2 JP H0612934 B2 JPH0612934 B2 JP H0612934B2 JP 63040152 A JP63040152 A JP 63040152A JP 4015288 A JP4015288 A JP 4015288A JP H0612934 B2 JPH0612934 B2 JP H0612934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両の充電装置に関し、特にバッテリ電圧より
も高い電圧で作動する高電圧負荷を良好に作動せしめる
ともに、バッテリの充電と同時に良好になすことが可能
な車両の充電制御装置に関する。
〔従来の技術〕
近年フロントガラスの凍結やリアガラスの凍結におい
て、氷の付着を素早く溶かすための方法として、第8図
に示すような電気回路図が考えられている。
このものでは、フロントガラスに挿入した電気導体や、
リアガラスに埋設された熱線等の抵抗を用いて、これら
導体や抵抗に電流を流し、ガラスを熱するものである。
従来、かかる高電圧負荷を作動せしめる場合には、第8
図に示す如く、充電発電機2と車載バッテリ1を結ぶ充
電器中に切替えスイッチ70を設けて、充電発電機2の
出力電圧を車載バッテリ1より高電圧負荷11に切替え
て印加している。
この時、充電発電機には、約70〔V〕程度の高電圧を
発生させて、高電圧負荷に印加する。
なお、図中6はキースイッチ60を介してバッテリ電圧
をフイードバックしている電圧調整回路であり、通常
時、該回路6により充電発電機2の発電が制御されてバ
ッテリ充電時のバッテリ電圧が所定の調整電圧に維持さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来装置では、高電圧負荷に電流を流す
場合(フロントウインドーもしくはリアウインドーの氷
を溶かす場合)には通常、車の始動時であり、バッテリ
の電圧は下がってしまっていると共に、高電圧負荷に通
電中は車載バッテリの充電がなされないため、バッテリ
過放電の不具合を生じることがあった。
本発明は、高電圧負荷に通電中も車載バッテリの充電を
良好になすことが可能な車両充電装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の充電装置において
は、 ステータ巻線(3)と、励磁巻線(4)と、前記ステータ巻線
の交流出力を全波整流する全波整流器(5)とを有する交
流発電機と、 この交流発電機の全波整流器の出力により充電されるバ
ッテリ(1)と、 前記励磁巻線と直列に接続されたスイッチ手段(7)と、 前記バッテリ電圧よりも高い電圧で作動する高電圧負荷
(11)と、 前記全波整流器と前記バッテリとの間の接続もしくは前
記全波整流器と前記高電圧負荷との間の接続を切り換え
る切換手段(12)と、 この切換手段により、前記全波整流器と前記バッテリと
の間の接続状態の時に、前記全波整流器の出力を第1の
設定電圧に制御すべく、前記スイッチ手段をON,OF
F制御する第1の制御装置と、 前記切換手段により、前記全波整流器と前記高電圧負荷
との接続状態の時に、前記全波整流器の出力を第1の設
定電圧よりも大きい第2の設定電圧に制御すべく、前記
スイッチ手段をON,OFF制御する第2の制御装置
と、 前記ステータ巻線の出力を、ほぼ前記第1の設定電圧に
低減させて、前記バッテリに充電するための電圧低減手
段と、 を備えた車両の充電制御装置とすることである。
〔作用〕
切換手段により、交流発電機の全波整流器と、高電圧負
荷とを接続すると共に、交流発電機の出力を第2の設定
電圧まで上昇させて、高電圧負荷に、高い電圧を印加す
ることができる。
また、電圧低減手段により、交流発電機の出力をほぼ第
1の設定電圧まで低減させて、バッテリに供給すること
でバッテリ電圧は所定の調整値に維持できる。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。第1図
および第2図に本発明充電制御装置の第1実施例を示
す。
1はバッテリ、2は車両用交流発電機、3は三相交流発
電機2のステータ巻線を示す。4は交流発電機2の励磁
巻線、5はステータ巻線3の交流出力を整流する三相全
波整流器、6は発電機の出力電圧を設定値に制御するレ
ギュレータで、励磁巻線4に流れる電流を制御する出力
トランジスタ7および電圧検出回路8を有する。9はト
ランスで、9aはステータ巻線3に接続された1次巻
線、9bは2次巻線、10はトランス9の2次巻線9b
の出力を整流すると共に、バッテリ1に接続された整流
器、11は高電圧負荷をなすフロントガラスに蒸着され
た透明な抵抗体、12は抵抗体11へ通電するか否かの
第1の切換スイッチ、13は通電指示スイッチに連動す
ると共に、電圧検出回路8内の電圧を切り換える第2の
切換スイッチ、14は励磁巻4の両端に接続されたフラ
イホイールダイオードである。15はスイッチ15aを
介してバッテリに接続される。例えば、ヘッドライト等
のバッテリ1の電圧で駆動される電気負荷、ダイオード
50は発電機が発電していない時バッテリ1から励磁電
流を流すためのダイオードである。
また、電圧検出回路8は第2図にて示す如く、出力トラ
ンジスタ7のベースにコレクタが接続されたトランジス
タ60,このトランジスタ60のベースにアノード側が
接続されたツェナーダイオード61,ダイオード62及
び63,抵抗64,65,66及び67で構成される。
そして切換スイッチ13の第1の接点13aはダイオー
ド63を介して、抵抗66に、一方、切換スイッチ13
の第2の接点13bは、抵抗65およびダイオード62
を介して、抵抗66にそれぞれ接続されている。
上記構成において、その作動を説明すると、第3図に示
すエンジンEの始動により、交流発電機2も発電を開始
する。通常では、第1の切換スイッチ12は第1の接点
12a側(バッテリ1)に接続されていると共に、第2
の切換スイッチ13も第1の接点(第1の電圧検出端
子)13a側に接続されている。
従って、第1の電圧検出端子13aに印加された電圧
は、電圧検出回路8内のダイオード63を介して、抵抗
66と67で分圧されて、ツェナーダイオード61へ印
加される。ここで、抵抗66,67およびツェナーダイ
オード61においては、バッテリ1の電圧が第1の設定
電圧である14.5〔V〕の時に、トランジスタ60を
導通するように設定してある。
そして、通常状態においては、トランジスタ60を介し
て出力トランジスタ7をバッテリ1の電圧が14.5
〔V〕以上か否かにより、導通,遮断し、励磁巻線4に
流れる電流を制御することで、バッテリ1を14.5
〔V〕に制御している。
次に、寒冷地で、フロントガラスに氷が付着した状態を
考える。この時には、フロントガラス内の抵抗体11に
電流を供給するために、通電指示スイッチ70をオンす
る。
そして、通電指示スイーチ70をオンすると、第2図に
示す如く、コンデンサ87,抵抗91の経路でトランジ
スタ82にベース電流が流れ、第1の所定時間トランジ
スタ82はオンを続ける。そのため、トランジスタ82
のオンにより、該期間トランジスタ7はベース電流を遮
断されて、励磁巻線4に流れる励磁電流を遮断する。
一方、比較器83は抵抗94とコンデンサ88とで作る
第2の所定時間遅れて出力が1になる。これによりスイ
ッチ12及び13の励磁コイル12c,13cはそれぞ
れ付勢されて、第2の設定12b,13b側に投入され
る。ここで、第1の所定時間に対して対2の所定時間を
短かく設定することで、励磁電流が遮断している期間
に、第1,第2の切換スイッチ12及び13の第1の設
定12a,13aから第2の設定12b,13b側に切
換えることができる。従って、第1,第2の切換スイッ
チ12,13の切り換え時に、接点間にアークが発生す
るのを防止して、接点の寿命を向上させることができ
る。
第2の切換スイッチ13の切り換わりにより、第2の電
圧検出端子13bに印加された電圧は、抵抗65,ダイ
オード62を介して、抵抗66と67の分圧回路へ印加
されるので、第1の電圧検出端子13aに電圧が印加さ
れた場合に比べて、高い電圧を印加しないとツェナーダ
イオード61が導通して、トランジスタ60がオンする
ことはできない。
そして、第2の電圧検出端子13bには、全波整流器5
の出力が印加されることとなり、抵抗65,66,67
の分圧により、第2の電圧検出端子13bに、第2の設
定電圧である70〔V〕の電圧が印加された時に、ツェ
ナーダイオード7を導通するように設定されている。従
って、全波整流器5の出力が70〔V〕に制御されるよ
うに、出力トランジスタ7をON,OFF制御する。
この結果、抵抗体11は、第1の切換スイッチ12の第
2の設定12bを介して、70〔V〕が供給される。こ
の70〔V〕の高電圧により、抵抗体11は、約150
0〔W〕の出力で、ウインドガラスの表面についた氷を
2〜3分間で素早く溶かすことが可能となる。また、こ
の70〔V〕は、抵抗体11の抵抗を考慮して、定めた
ものであります。
一方、通電指示スイッチ70をオンさせた時には、交流
発電機に高出力を発生させるため、交流発電機がエンジ
ンに対して、負荷となるため、第3図に示す如く、通電
指示スイッチ70のスイッチのオンを検出し、この検出
信号を、エンジンEのアイドル回転数を制御する制御装
置16に入力する。
そして、この制御装置16により、エンジンEのアイド
ル回転数を、600〔rpm〕から150〔rpm〕までに、
上昇させている。通常、交流発電機は、プーリで約2倍
の回転数に増速されて、発電するようになっている。
また、通常フロントガラスに付着した氷を溶かす時に
は、エンジン始動のアイドル状態であることから、この
時車載バッテリは放電状態である。そこで、本発明で
は、ステータ巻線に、トランス9の1次巻線9aを接続
すると共に、2次巻線9bは整流器10を介して、バッ
テリ1に接続している。トランス9は、1次巻線9aに
70〔V〕が印加されると、2次巻線9bには、バッテ
リ1を充電する電圧〔14.5(V)〕が発生するよう
に、巻線比を設定している。
従って、抵抗体11に70〔V〕の電圧を印加しつつ、
バッテリ電圧を14.5〔V〕で充電することが可能と
なり、バッテリ1の放電を防止することができる。
次に、フロントガラスに付着した氷が溶けて、抵抗体1
1への通電が不要になり、通電指示スイッチ70をオフ
にすると、抵抗90と抵抗93の接続点の電位が下が
り、トランジスタ81がオンする。これによりコンデン
サ86,抵抗89を介し、トランジスタ82のベース電
流が第3の所定時間流れてトランジスタ82がオンし、
該期間励磁電流を遮断する。一方、比較器83はコンデ
ンサ88が放電する第4の所定時間遅れて出力は0にな
り励磁コイル12c及び13cは消勢する。ここで第4
の所定時間は第3の所定時間よりも短かいのでスイッチ
12及び13が切換るときは発電機の励磁電流は遮断し
たままである。
ここで励磁コイル12c及び13cの付勢・消勢を発電
機の励磁電流遮断後(トランジスタ7をオフした後)所
定時間後らせているのはトランジスタ7がオフしても励
磁電流はダイオード14を介して所定時間流れているの
で該時間内でのスイッチの切換りを防止するためのもの
である。
そして、第1,第2の切換スイッチ12,13が、第1
の接点12a,13aに切換わると、前に述べたよう
に、発電機の出力電圧は、バッテリ1を充電する電圧を
14.5〔V〕になる様に出力トランジスタ7を断続制
御する。
第2図における回路100は通電指示スイッチ70をサ
ーミスタ103を用いて自動的に作動する様構成したも
のである。101は比較器、102は抵抗、103は例
えばガラスの温度を検出するサーミスタで、温度が低い
と抵抗値が高く、この結果比較器101の出力は1とな
って通電指示スイッチ70がオンしたのと同じ動作をす
る。抵抗体11に通電して、ガラスの温度が上昇する
と、サーミスタ103の抵抗値は下がり比較器101の
出力は0になる。つまり、抵抗体11への通電指示は、
上述の如く、フロントガラスの温度等を検出して、自動
的に制御することもできる。
次に、抵抗体11の高電圧を供給する時に、発電機の出
力電圧を上昇させて、抵抗体11に高電圧を供給し、一
方、バッテリ1へは、上記高電圧をトランス9で低減す
るものについての利点を説明する。
第1に、例えば、14.5〔V〕を70Vに昇圧するた
めのトランス(約1500〔W〕の電力が必要)に比べ
て、本発明における70〔V〕の電圧を14.5〔V〕
に低減するトランス9は約100〔W〕でよく、トラン
スも大巾に小型化することができる。
第2の、発電機が14.5Vで発電している期間は、ト
ランス9の1次巻線9aに印加される電圧も、14.5
〔V〕と高電圧発生時に比べて十分に低いので、トラン
ス9の励磁電流損失はほとんど無視することができる。
第3に、第4図に基づいて説明する。この第4図は、発
電機電圧に対する出力電圧の特性図であり、これより明
らかな如く、交流発電機の回転数を増すと、出力電力の
ピーク値における発電機電圧が高くなることが判明し
た。
そこで、交流発電機に高出力を発生する時には、エンジ
ンのアイドル回転数を1500〔rpm〕に上昇させるこ
とで、交流発電機の回転数は、約3000〔rpm〕とな
る。そして、第4図より、発電機が3000〔rpm〕の
回転時の時、発電機の出力電圧が70〔V〕で、出力電
力がほぼピーク値を示すことがわかった。つまり、発電
機の出力電圧を70〔V〕とすることで、出力電力を最
大として、抵抗体11に供給することができる。
従って、アイドルアップした時の交流発電機の回転数に
対し、その回転数における出力電力がピークの時の出力
電圧を、抵抗体11に供給する際の電圧と一致すること
で、発電機からの出力電力を最大として、抵抗体11に
有効に供給することができる。
第5図は第2実施例を示すもので、20は公知のDC・
DCコンバータで20aは入力端子、20bは出力端
子、20cは共通端子である。
上記構成に於いて、抵抗体11へ70Vが印加される
と、DC・DCコンバータ20は出力端子20bに1
4.5Vを発生して、バッテリ1を充電する。
第5図に示すDC・DCコンバータ方式に於いては、近
年の半導体技術の進歩で数百キロヘルツで作動させるこ
とが可能であり、この結果DC・DCコンバータに使用
するトランスを大巾に小型軽量化することができる。又
この方式によれば発電機の構造を従来の発電機と何ら変
更することなく使用することができる。
第6図は第5図に示すDC・DCコンバータにチョッパ
を使用したもので、30はトランジスタ,31は制御回
路,32はリアクトル,33はダイオードである。
第6図に於いてトランジスタ30がオンするとリアクト
ル32を介してバッテリへ充電電流が流れる。次にトラ
ンジスタ30がオフすると、リアクトル32はバッテリ
1,ダイオード33の経路で電流を流しつづける。以上
のトランジスタ30のオン,オフの繰り返し比(導通
比)を制御回路31で制御することにより、バッテリ1
を充電する電流を任意の値に設定することができる。
第7図に於いて40はサイリスタを用いた位相制御を行
う全波整流器,41は位相制御回路である。図に於い
て、発電機2が高電圧を発生している期間、全波整流器
40は位相制御を行なって、バッテリ1に印加される電
圧が14.5Vになる様に制御する。
発電機が14.5Vを発生している期間に於いては整流
器40の電流要領は整流器5に比べて十分に小さいの
で、整流器40のサイリスタはオフして動作を停止して
いる。
第6図および第7図に示す実施例においては、フロント
ガラスに蒸着した抵抗体11は、車種等により抵抗のば
らつきが大きく、バッテリへの充電電圧を正確にする際
の調整が非常に容易である。
また、発電機の励磁巻線は発電機の出力端子に接続して
いると説明したが、バッテリ端子へ接続しても同様に作
動する。この場合にはダイオード50は不要になる。
以上の様に本発明に於いては自動車の様に発電機の搭載
スペースに制約がある場合に於いて複数の出力電圧を要
求されるときに、発電機は高電圧を発生し該電圧を降圧
して低電圧負荷へ供給する様にしたので、発電機は1つ
で良く又降圧に必要な手段も小型で良いので、何ら自動
車への搭載性に影響を与えることはない。
又本発明に於いては発電機が高電圧で発電する場合に於
いてもレギュレータでその出力電力を制御するように説
明したが、高電圧で給電される電気負荷がガラスに蒸着
した抵抗体なので、出力電圧の精度はそれ程必要ではな
く、例えば発電機は全励磁状態にしておいて発電機の回
転数(エンジン回転数の制御)で出力電圧を可変するも
のでも良い。尚、この場合に於いては降圧手段として出
力電圧が可変制御できるDC・DCコンバータや位相制
御方式が優れている。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明においては、高電圧負荷を駆
動する時は、交流発電機の出力電圧を第2の設定電圧に
上昇させると共に、電圧低減手段により、出力電圧を低
減させて、第1の設定電圧とし、バッテリに充電するよ
うにしたから、高電圧負荷時においてもバッテリに良好
に充電できると共に、電圧低減手段も小型にできるとい
う優れた効果がある。
高電圧負荷への供給する電圧を、発電機の回転数を所定
値に上昇させると共に、その回転数における出力パワー
の最大値における出力電圧とすることで、有効に出力を
取り出すことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明充電装置の第1実施例の要部を示す電気
回路図、第2図は第1実施例における装置の一部を示す
電気回路図、第3図は第1実施例における装置の全体を
示す回路図、第4図は発電機電圧に対する出力電圧の関
係を示す特性図、第5図は本発明充電装置の第2実施例
を示す電気回路図、第6図は本発明充電装置の第3実施
例を示す電気回路図、第7図は本発明充電装置の第4実
施例を示す電気回路図、第8図は従来の充電装置を示す
電気回路図である。 1……バッテリ,2……交流発電機,3……ステータ巻
線,4……励磁巻線,5……全波整流器,7……スイッ
チ手段をなす出力トランジスタ,8……電圧検出回路,
11……高電圧負荷をなす抵抗体,12,13……第
1,第2の切換手段,9,10,20,40,41……
電圧低減手段をなすトランス,整流器,DC・DCコン
バータ,サイリスタ,位相制御回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ巻線(3)と、励磁巻線(4)と、前記
    ステータ巻線の交流出力を全波整流する全波整流器(5)
    とを有する交流発電機と、 この交流発電機の全波整流器の出力により充電されるバ
    ッテリ(1)と、 前記励磁巻線と直列に接続されたスイッチ手段(7)と、 前記バッテリ電圧よりも高い電圧で作動する高電圧負荷
    (11)と、 前記全波整流器と前記バッテリとの間の接続もしくは前
    記全波整流器と前記高電圧負荷との間の接続を切り換え
    る切換手段(12)と、 この切換手段により、前記全波整流器と前記バッテリと
    の間の接続状態の時に、前記全波整流器の出力を第1の
    設定電圧に制御すべく、前記スイッチ手段をON,OF
    F制御する第1の制御装置と、 前記切換手段により、前記全波整流器と前記高電圧負荷
    との接続状態の時に、前記全波整流器の出力を第1の設
    定電圧よりも大きい第2の設定電圧に制御すべく、前記
    スイッチ手段をON,OFF制御する第2の制御装置
    と、 前記ステータ巻線の出力を、ほぼ前記第1の設定電圧に
    低減させて、前記バッテリに充電するための電圧低減手
    段と、 を備えた車両の充電制御装置。
  2. 【請求項2】前記切換手段により、前記全波整流器と前
    記高電圧負荷を接続した時に、エンジンの回転数を上昇
    させて、前記交流発電機の回転数を上昇させる請求項1
    記載の車両の充電制御装置。
  3. 【請求項3】前記交流発電機の回転数を上昇させた時
    に、交流発電機の出力パワーの最大値における交流発電
    機の出力電圧と、前記第2の設定電圧をほぼ一致させる
    請求項2記載の車両の充電制御装置。
  4. 【請求項4】前記切換手段により、接続を切換える時
    に、前記スイッチ手段をオフし、所定時間後、接続を切
    換える請求項1記載の車両の充電制御装置。
  5. 【請求項5】前記低減電圧手段は、前記バッテリに接続
    されたリアクトルと、前記高電圧負荷を前記リアクトル
    との間に接続されたスイッチ素子と、この素子を所定の
    導通比でON,OFF制御する制御回路とからなる請求
    項1記載の車両の充電制御装置。
  6. 【請求項6】出力巻線(3)と、励磁巻線(4)とを備え、エ
    ンジン(E)により駆動される発電機(2)と、 バッテリ(1)と、 前記バッテリの電圧よりも高い電圧で作動する高電圧負
    荷(11)と、 前記発電機の出力巻線と前記バッテリもしくは前記高電
    圧負荷との間の接続を切り換える切換手段(12)と、 前記励磁巻線に流れる電流を制御するスイッチ手段(7)
    と、 前記切換手段により、前記出力巻線と前記バッテリとの
    間の接続状態の時に、前記バッテリの電圧を第1の所定
    電圧に制御する第1の制御装置と、 前記切換手段により、前記出力巻線と前記高電圧負荷と
    の間の接続状態の時に、前記エンジンの回転数を上昇さ
    せて、前記発電機を所定の回転数に上昇させる回転数制
    御装置と、 前記出力巻線と前記高電圧負荷との間の接続状態の時
    に、前記発電機の上記所定の回転数時で発電機の出力パ
    ワーのほぼ最大値における発電機の出力電圧に、前記高
    電圧負荷にかかる電圧を制御する第2の制御装置と、 を備えた車両の充電制御装置。
  7. 【請求項7】前記高電圧負荷は、フロントガラスに設け
    られた抵抗体である請求項1ないし6記載の車両の充電
    制御装置。
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JPH0265632A (ja) * 1988-08-29 1990-03-06 Mitsubishi Electric Corp 充電発電装置
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