JPH06128654A - 金属帯の通電加熱方法 - Google Patents
金属帯の通電加熱方法Info
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- JPH06128654A JPH06128654A JP30445192A JP30445192A JPH06128654A JP H06128654 A JPH06128654 A JP H06128654A JP 30445192 A JP30445192 A JP 30445192A JP 30445192 A JP30445192 A JP 30445192A JP H06128654 A JPH06128654 A JP H06128654A
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- roll
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- energizing
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属帯に電流を通し、ジュール熱により金属
帯を加熱する金属帯の通電加熱の際、通電ロールと金属
帯との間のスパーク発生を防止する。 【構成】 金属帯1をレベラー6または圧延機で0.1
〜2%、好ましくは0.3〜0.5%圧下し、金属帯1
の形状を矯正した後通電ロール2から金属帯1に通電し
て加熱する。
帯を加熱する金属帯の通電加熱の際、通電ロールと金属
帯との間のスパーク発生を防止する。 【構成】 金属帯1をレベラー6または圧延機で0.1
〜2%、好ましくは0.3〜0.5%圧下し、金属帯1
の形状を矯正した後通電ロール2から金属帯1に通電し
て加熱する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯を連続熱処理す
るため通電加熱する金属帯の通電加熱方法に関する。
るため通電加熱する金属帯の通電加熱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】冷延鋼板等の金属帯を連続熱処理するた
めの加熱方法としては、特公昭60−26818号公報
に記載されているように、金属帯に通電ロールを介して
直接通電し、金属帯自体のジュール熱により加熱する方
法がある。また、特開平1−142032号公報、特開
平1−187789号公報に記載されているように、環
状トランスを貫通する金属帯通路の前後に通電ロールを
設け、両通電ロールを導電性部材で接続して金属帯、通
電ロールおよび導電性部材により閉回路を構成し、環状
トランスに外部電源から交流電流を通電することにより
上記閉回路を二次コイルとして誘導電流を発生させ、こ
の誘導電流によるジュール熱で金属帯を加熱する方法が
ある。
めの加熱方法としては、特公昭60−26818号公報
に記載されているように、金属帯に通電ロールを介して
直接通電し、金属帯自体のジュール熱により加熱する方
法がある。また、特開平1−142032号公報、特開
平1−187789号公報に記載されているように、環
状トランスを貫通する金属帯通路の前後に通電ロールを
設け、両通電ロールを導電性部材で接続して金属帯、通
電ロールおよび導電性部材により閉回路を構成し、環状
トランスに外部電源から交流電流を通電することにより
上記閉回路を二次コイルとして誘導電流を発生させ、こ
の誘導電流によるジュール熱で金属帯を加熱する方法が
ある。
【0003】これら金属帯に直接電流を通し、ジュール
熱で加熱する方法は、直火型無酸化加熱、輻射管加熱、
間接電気加熱等の伝熱による加熱に比べて単位時間当た
りの加熱能力が高く、設備をコンパクトにすることがで
き、また加熱帯の雰囲気保持が容易である等の点で優れ
ている。しかし、いずれも通電ロールを介して金属帯に
通電するため、通電ロール表面と金属帯表面との接触が
十分でなく、加熱速度を高めるため電流密度を大きくす
るとスパークが発生する問題がある。すなわち、冷延鋼
板等の金属帯は板幅が広く、幅方向の平坦度は必ずしも
完全でないため通板中に通電ロール表面と金属帯表面と
が部分的に離隔し、ここでスパークが発生して通電ロー
ルおよび金属帯双方の表面に溶損疵を発生させ、品質低
下の原因となるのである。
熱で加熱する方法は、直火型無酸化加熱、輻射管加熱、
間接電気加熱等の伝熱による加熱に比べて単位時間当た
りの加熱能力が高く、設備をコンパクトにすることがで
き、また加熱帯の雰囲気保持が容易である等の点で優れ
ている。しかし、いずれも通電ロールを介して金属帯に
通電するため、通電ロール表面と金属帯表面との接触が
十分でなく、加熱速度を高めるため電流密度を大きくす
るとスパークが発生する問題がある。すなわち、冷延鋼
板等の金属帯は板幅が広く、幅方向の平坦度は必ずしも
完全でないため通板中に通電ロール表面と金属帯表面と
が部分的に離隔し、ここでスパークが発生して通電ロー
ルおよび金属帯双方の表面に溶損疵を発生させ、品質低
下の原因となるのである。
【0004】この問題を解決するための手段として、実
開昭61−82954号公報には、通電ロール近傍に押
えロールを設けて金属帯の振れを防止することにより通
電ロールと金属帯との接触開始点の変動を防止すると共
に、通電加熱されている金属帯を非酸化性雰囲気で囲む
囲いを設け、金属帯表面に酸化膜が生成するのを防止す
ることによりスパークの発生を防止する装置が記載され
ている。
開昭61−82954号公報には、通電ロール近傍に押
えロールを設けて金属帯の振れを防止することにより通
電ロールと金属帯との接触開始点の変動を防止すると共
に、通電加熱されている金属帯を非酸化性雰囲気で囲む
囲いを設け、金属帯表面に酸化膜が生成するのを防止す
ることによりスパークの発生を防止する装置が記載され
ている。
【0005】また、特開昭61−242768号公報に
は、シートバー端部を加熱して接合する等のため通電ロ
ールからシートバー等の圧延材に通電する際、通電ロー
ルと圧延材との間の接触抵抗を低減する手段として、通
電ロールにより圧延材を1%以上の圧下率で圧下しなが
ら通電する方法が記載されている。同様に、実開昭61
−206668号公報には、通電ロールで金属帯を挟持
することにより、金属帯に形状不良があった場合でも通
電ロールと金属帯との接触不良が発生するのを防止し、
スパークの発生を防ぐ装置が記載されている。
は、シートバー端部を加熱して接合する等のため通電ロ
ールからシートバー等の圧延材に通電する際、通電ロー
ルと圧延材との間の接触抵抗を低減する手段として、通
電ロールにより圧延材を1%以上の圧下率で圧下しなが
ら通電する方法が記載されている。同様に、実開昭61
−206668号公報には、通電ロールで金属帯を挟持
することにより、金属帯に形状不良があった場合でも通
電ロールと金属帯との接触不良が発生するのを防止し、
スパークの発生を防ぐ装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の手段は通電ロール表面と金属帯表面との間にスパーク
が発生するのを防止する手段として十分なものとはいえ
ない。
の手段は通電ロール表面と金属帯表面との間にスパーク
が発生するのを防止する手段として十分なものとはいえ
ない。
【0007】すなわち、実開昭61−82954号公報
記載の装置は、通電ロールと金属帯との接触開始部付近
にスパーク発生が多く、これは金属帯の振れにより接触
開始点の微小な変動が生じるためスパークが発生しやす
いものと考え、押さえロールにより金属帯の振れを防止
するものであるが、金属帯の振れを防止できたとしても
金属帯には形状不良部が存在し、これによっても接触開
始点の微小な変動は生じるので、振れがなくてもスパー
クの発生が完全に防止されるわけではない。
記載の装置は、通電ロールと金属帯との接触開始部付近
にスパーク発生が多く、これは金属帯の振れにより接触
開始点の微小な変動が生じるためスパークが発生しやす
いものと考え、押さえロールにより金属帯の振れを防止
するものであるが、金属帯の振れを防止できたとしても
金属帯には形状不良部が存在し、これによっても接触開
始点の微小な変動は生じるので、振れがなくてもスパー
クの発生が完全に防止されるわけではない。
【0008】また、実開昭61−206668号公報記
載の装置は、金属帯に形状不良があってもこれを通電ロ
ールで挟持すること、すなわち圧力をかけて押さえ込む
ことにより接触不良を防止するものであるが、形状不良
の金属帯は高圧下力で挟持しなければ形状不良箇所を押
さえ込んで接触面積を増加させることはできず、結局形
状不良が残されたまま通電ロールで金属帯を拘束するこ
とになり、接触不良の防止は不十分となり、また振れや
蛇行を発生して安定通板できないことにもなりかねな
い。特開昭61−242768号公報記載の方法は、シ
ートバー等の圧延材への通電の際の接触抵抗を減少させ
て加熱に必要な通電量を確保することを目的としてお
り、金属帯への通電の際のスパーク発生の防止を目的と
するものではないので、そのまま金属帯について採用で
きるか明らかではないし、採用するとしても、圧下を加
えることにより接触面積を増加させるものであり、基本
的には実開昭61−206668号公報記載の装置と同
様の欠点を有する。
載の装置は、金属帯に形状不良があってもこれを通電ロ
ールで挟持すること、すなわち圧力をかけて押さえ込む
ことにより接触不良を防止するものであるが、形状不良
の金属帯は高圧下力で挟持しなければ形状不良箇所を押
さえ込んで接触面積を増加させることはできず、結局形
状不良が残されたまま通電ロールで金属帯を拘束するこ
とになり、接触不良の防止は不十分となり、また振れや
蛇行を発生して安定通板できないことにもなりかねな
い。特開昭61−242768号公報記載の方法は、シ
ートバー等の圧延材への通電の際の接触抵抗を減少させ
て加熱に必要な通電量を確保することを目的としてお
り、金属帯への通電の際のスパーク発生の防止を目的と
するものではないので、そのまま金属帯について採用で
きるか明らかではないし、採用するとしても、圧下を加
えることにより接触面積を増加させるものであり、基本
的には実開昭61−206668号公報記載の装置と同
様の欠点を有する。
【0009】本発明は、前記通電加熱方法の利点をさら
に生かすため、通電ロールと金属帯表面との間にスパー
クを発生させない金属帯の通電加熱方法を提供すること
を目的とする。
に生かすため、通電ロールと金属帯表面との間にスパー
クを発生させない金属帯の通電加熱方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、通電ロ
ールを介して金属帯に電流を通し、ジュール熱により金
属帯を加熱する金属帯の通電加熱方法において、金属帯
を0.1〜2%圧下して金属帯の形状を矯正した後通電
加熱することを特徴とする金属帯の通電加熱方法であ
る。圧下率は0.3〜0.5%とするのがより好まし
い。また、圧下は、通電ロールとは別個にレベラーや圧
延機を設置して行うのが一般的であるが、通電加熱装置
の前面に複数本のロールを段違いに設けたレベラーを設
置し、該レベラーで金属帯を圧下すると共に、前記ロー
ルの少なくとも1本を通電ロールとして通電加熱するこ
とも可能である。
ールを介して金属帯に電流を通し、ジュール熱により金
属帯を加熱する金属帯の通電加熱方法において、金属帯
を0.1〜2%圧下して金属帯の形状を矯正した後通電
加熱することを特徴とする金属帯の通電加熱方法であ
る。圧下率は0.3〜0.5%とするのがより好まし
い。また、圧下は、通電ロールとは別個にレベラーや圧
延機を設置して行うのが一般的であるが、通電加熱装置
の前面に複数本のロールを段違いに設けたレベラーを設
置し、該レベラーで金属帯を圧下すると共に、前記ロー
ルの少なくとも1本を通電ロールとして通電加熱するこ
とも可能である。
【0011】
【作用】本発明は、通電加熱前の圧下により金属帯の形
状不良を矯正し、その後通電ロールを介して金属帯に通
電することにより、通電ロールと金属帯との間にスパー
クが発生することを防止するものである。すなわち、金
属帯には通常中伸び、耳波、片伸び等の形状不良が存在
するが、レベラー(形状矯正装置)または圧延機により
0.1〜2%の圧下を加えるとこれらの形状不良は矯正
され、通電ロールとの接触が改善され、スパークの発生
が防止される。前述した従来の技術が、形状不良を有す
る金属帯を通電ロール自体で圧力をかけて押さえ込むこ
とにより接触面積を増加させるものであるのに対し、本
発明は形状不良を矯正した後通電ロールに通す点が異な
る。圧下率が0.1%未満では矯正が不十分である。逆
に、2%を越える圧下は効果が飽和するだけでなく、本
来圧下を目的とする工程ではないのに圧下のための負担
が大きくなる等の不都合が生じる。特に、0.3〜0.
5%の範囲の圧下が好ましい。
状不良を矯正し、その後通電ロールを介して金属帯に通
電することにより、通電ロールと金属帯との間にスパー
クが発生することを防止するものである。すなわち、金
属帯には通常中伸び、耳波、片伸び等の形状不良が存在
するが、レベラー(形状矯正装置)または圧延機により
0.1〜2%の圧下を加えるとこれらの形状不良は矯正
され、通電ロールとの接触が改善され、スパークの発生
が防止される。前述した従来の技術が、形状不良を有す
る金属帯を通電ロール自体で圧力をかけて押さえ込むこ
とにより接触面積を増加させるものであるのに対し、本
発明は形状不良を矯正した後通電ロールに通す点が異な
る。圧下率が0.1%未満では矯正が不十分である。逆
に、2%を越える圧下は効果が飽和するだけでなく、本
来圧下を目的とする工程ではないのに圧下のための負担
が大きくなる等の不都合が生じる。特に、0.3〜0.
5%の範囲の圧下が好ましい。
【0012】具体的には、図1に示すように、通電加熱
装置の通電ロール2の前に複数本のロールを段違いに設
けたレベラー6を設置し、このレベラー6によって金属
帯1に0.1〜2%の圧下を加えた後、通電ロール2に
より通電すればよい。また、図2に示すように、レベラ
ーではなく圧延機7により圧下を加えることも可能であ
る。
装置の通電ロール2の前に複数本のロールを段違いに設
けたレベラー6を設置し、このレベラー6によって金属
帯1に0.1〜2%の圧下を加えた後、通電ロール2に
より通電すればよい。また、図2に示すように、レベラ
ーではなく圧延機7により圧下を加えることも可能であ
る。
【0013】さらに、レベラーを採用する場合は、図3
に示すように、レベラー6を構成する複数本のロールの
内少なくとも1本を通電ロール2として通電加熱するこ
ともできる。この場合、通電ロールとするのは図3に示
したように最も後のロールに限定されるわけではない。
しかし、前のロールを通電ロールにすると、それより後
のロールを絶縁ロールとしなければならないこと、ま
た、後のロールで金属帯が冷却されてしまうおそれがあ
ること、さらに、レベラー内では後の方ほど金属帯の矯
正が進んでいること等を考慮すれば、図3に示すように
最後のロールを通電ロールとすることが最も好ましい。
に示すように、レベラー6を構成する複数本のロールの
内少なくとも1本を通電ロール2として通電加熱するこ
ともできる。この場合、通電ロールとするのは図3に示
したように最も後のロールに限定されるわけではない。
しかし、前のロールを通電ロールにすると、それより後
のロールを絶縁ロールとしなければならないこと、ま
た、後のロールで金属帯が冷却されてしまうおそれがあ
ること、さらに、レベラー内では後の方ほど金属帯の矯
正が進んでいること等を考慮すれば、図3に示すように
最後のロールを通電ロールとすることが最も好ましい。
【0014】なお、図1〜3に示した通電加熱装置は金
属帯1、通電ロール2、導電性部材4、および通電ロー
ル3により閉回路を構成し、金属帯通路を取り囲む環状
トランス5に外部より交流電流を通して前記閉回路に誘
導電流を発生させるものであるが、本発明はこれだけで
なく、特公昭60−26818号公報に記載されている
外部電源方式の通電加熱方法にも採用することができ
る。この場合は、環状トランス5を除去し、導電性部材
4に外部電源を接続すればよい。
属帯1、通電ロール2、導電性部材4、および通電ロー
ル3により閉回路を構成し、金属帯通路を取り囲む環状
トランス5に外部より交流電流を通して前記閉回路に誘
導電流を発生させるものであるが、本発明はこれだけで
なく、特公昭60−26818号公報に記載されている
外部電源方式の通電加熱方法にも採用することができ
る。この場合は、環状トランス5を除去し、導電性部材
4に外部電源を接続すればよい。
【0015】
【実施例1】板厚0.3mm、板幅300mmでワーク
サイドとドライブサイドとの急峻度(板波の高さ/板波
のピッチ)の差が1.7%の耳波のある炭素鋼板を圧下
しないで環状トランス方式の通電加熱装置で加熱したと
ころ、2対の通電ロールの間で鋼板が捩じれ、通板する
ことができなかった。この鋼板を、本発明により図1に
示すようにレベラー6で0.5%引き延ばし、形状矯正
した後(このときの急峻度の差は0.8%)通電加熱し
たところ、750℃まで加熱でき、スパークの発生もな
く、安定した通電ができた。
サイドとドライブサイドとの急峻度(板波の高さ/板波
のピッチ)の差が1.7%の耳波のある炭素鋼板を圧下
しないで環状トランス方式の通電加熱装置で加熱したと
ころ、2対の通電ロールの間で鋼板が捩じれ、通板する
ことができなかった。この鋼板を、本発明により図1に
示すようにレベラー6で0.5%引き延ばし、形状矯正
した後(このときの急峻度の差は0.8%)通電加熱し
たところ、750℃まで加熱でき、スパークの発生もな
く、安定した通電ができた。
【0016】
【実施例2】板厚0.2mm、板幅300mmで最大高
さ7mmの中伸び状炭素鋼板を圧下しないで環状トラン
ス方式の通電加熱装置で加熱したところ、スパークが頻
発した。この鋼板を、本発明により図1に示すようにレ
ベラー6で0.5%引き延ばし、形状矯正した後(この
ときの最大高さは2mm)通電加熱したところ、750
℃まで加熱でき、スパークの発生もなく、安定した通電
ができた。
さ7mmの中伸び状炭素鋼板を圧下しないで環状トラン
ス方式の通電加熱装置で加熱したところ、スパークが頻
発した。この鋼板を、本発明により図1に示すようにレ
ベラー6で0.5%引き延ばし、形状矯正した後(この
ときの最大高さは2mm)通電加熱したところ、750
℃まで加熱でき、スパークの発生もなく、安定した通電
ができた。
【0017】
【発明の効果】本発明により、通電加熱における最大課
題であるスパークの発生を確実に防止でき、品質の維
持、操業の安定化がはかれる。
題であるスパークの発生を確実に防止でき、品質の維
持、操業の安定化がはかれる。
【図1】本発明を実施する装置の例を示す図である。
【図2】本発明を実施する装置の他の例を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明を実施する装置の他の例を示す図であ
る。
る。
1 金属帯 2 通電ロール 3 通電ロール 4 導電性部材 5 環状トランス 6 レベラー 7 圧延機
Claims (3)
- 【請求項1】 通電ロールを介して金属帯に電流を通
し、ジュール熱により金属帯を加熱する金属帯の通電加
熱方法において、金属帯を0.1〜2%圧下して金属帯
の形状を矯正した後通電加熱することを特徴とする金属
帯の通電加熱方法。 - 【請求項2】 0.3〜0.5%圧下後通電加熱する請
求項1記載の金属帯の通電加熱方法。 - 【請求項3】 通電加熱装置の前面に複数本のロールを
段違いに設けたレベラーを設置し、該レベラーで金属帯
を圧下すると共に、前記ロールの少なくとも1本を通電
ロールとする請求項1または2記載の金属帯の通電加熱
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30445192A JPH06128654A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 金属帯の通電加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30445192A JPH06128654A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 金属帯の通電加熱方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128654A true JPH06128654A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17933179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30445192A Withdrawn JPH06128654A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 金属帯の通電加熱方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06128654A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101956058A (zh) * | 2010-06-13 | 2011-01-26 | 浙江佰耐钢带有限公司 | 一种钢带直接通电恒温装置 |
CN116543979A (zh) * | 2023-05-12 | 2023-08-04 | 开元电缆有限公司 | 一种铝合金光伏电缆的生产工艺及设备 |
-
1992
- 1992-10-19 JP JP30445192A patent/JPH06128654A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101956058A (zh) * | 2010-06-13 | 2011-01-26 | 浙江佰耐钢带有限公司 | 一种钢带直接通电恒温装置 |
CN116543979A (zh) * | 2023-05-12 | 2023-08-04 | 开元电缆有限公司 | 一种铝合金光伏电缆的生产工艺及设备 |
CN116543979B (zh) * | 2023-05-12 | 2023-10-13 | 开元电缆有限公司 | 一种铝合金光伏电缆的生产工艺及设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |