JPH0612816Y2 - 粉末、液体混合装置 - Google Patents

粉末、液体混合装置

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JPH0612816Y2
JPH0612816Y2 JP18501987U JP18501987U JPH0612816Y2 JP H0612816 Y2 JPH0612816 Y2 JP H0612816Y2 JP 18501987 U JP18501987 U JP 18501987U JP 18501987 U JP18501987 U JP 18501987U JP H0612816 Y2 JPH0612816 Y2 JP H0612816Y2
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JP
Japan
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inner cylinder
powder
liquid mixing
base
water
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JP18501987U
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JPH0188726U (ja
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九一 坂村
久司 仲村
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Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp
Kubota Corp
Tokyo Metropolitan Government
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Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp
Kubota Corp
Tokyo Metropolitan Government
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、粉末溶解槽への粉末供給において使用する、
粉末と液体との混合装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、汚泥脱水工程において必要な薬注設備として、
消石灰の粉末と水を攪拌溶解して消石灰溶液を作るため
の粉末溶解槽が設けられている。第6図は従来の粉末溶
解設備を示したもので、溶解槽Aと、これに定濃度の粉
末溶解液を供給するための粉末、溶体混合装置Bと、こ
の装置に粉末を定量供給するホッパーCとが備えられて
いる。
前記の粉末、液体混合装置Bは、第7図に示されている
ように、筒状の器体1の中に内筒23が設けられ、器体
1の天板2には内筒23上に開口して粉末投入管3が接
続され、内筒23の下端部は器体1の底板4より下方に
突出している。また、器体1の中間部には水の流入管6
が接続されており、流入管6よりの水は器体1と内筒2
3との間を上昇して内筒23の上端より内筒23内に流
入することにより、その際粉末投入管3より落下する粉
末と合流し、内筒23内でそのじやま板24などの作用
で攪拌、混合されつつ流下し、内筒23の下端より溶解
槽Aへ流入されるようになるのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記従来の粉末、液体混合装置では、器体1
と内筒23との間にじやま板24を設けて、水を内筒上
端のほぼ全周から流入するように配慮されているが、渦
流が不均一となるため、吸引力が弱く、水流上に落下し
た粉末が水流に当って飛散して器内に付着することにな
り、それが更に乱流を促進する結果になるという欠点が
あった。また、構造的にも、器体1と内筒23とがじや
ま板24で一体となっているので清掃ができないという
欠点もあった。
本考案は、前記従来の欠点を解消し、水の渦流が均一で
吸引力が強く、粉末の飛を防止することができると共
に、器内の清掃が簡便に行ない得るようにした、粉末、
液体の混合装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 次に、本考案装置の構成について、実施例に対応する第
1〜5図を参照して説明すると、本考案は、下部に水の
流入管6を接続した筒状の器体1の上端に、中心部に粉
末投入管3を設けた天板2を着脱自在に設けると共に、
器体1内に、外周に螺旋翼14を突設した翼付内筒10
と、外周に前記螺旋翼14と同方向に傾斜した多くの翼
片15,15を突設した翼付内筒11と、接続内筒13
と、ベース内筒12とに分割され、互に上下に重合、分
離自在とした内筒7を設置し、ベース内筒12の下部を
器体1の底板4に設けた挿入孔5に嵌合させたことを特
徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案装置の実施例について、第1〜5図を参照
して説明する。
図において1は筒状に形成した器体で、その上端には着
脱自在に天板2が設けられ、天板2の中心部には粉末投
入管3が接続されている。また、器体1の下端には底板
4が設けられ、底板4の中心部には内筒挿入孔5が開設
されている。そして、器体1の下部には水の流入管6が
接続されている。
7は器体1内に着脱自在に設置された内筒で、上下複数
段に分割、重合され、その外周と器体1との間には相当
の間隙8が形成されていると共に、内筒7の上端と器体
1の天板2との間にも所要の間隙9が存している。
内筒7は第2図乃至第5図にも示すように、2個の翼付
内筒10,11とベース内筒12と接続内筒13とによ
り構成されている。一方の翼付内筒10は、外周に、2
枚の螺旋翼14,14が周方向に間隔をおいて突設さ
れ、他方の翼付内筒11には外周に前記螺旋翼14と傾
斜方向を同じにした多くの翼片15,15が周方向に間
隔をおいて突設されている。また、接続内筒13は単な
る筒体に形成されており、ベース内筒12はその中間部
外周面にフランジ16が突設されている。そして、前記
各筒10,11,12,13は同径に形成されていると
共に、上端面には係合突片17がそれぞれ突設され、ま
た、各筒10,11,12,13の下端には前記係合突
片17と係合する係合凹欠18が設けられている。さら
に翼付内筒10,11と接続内筒13の下部には各内筒
に内嵌する係合筒19がそれぞれ設けられている。
前記の内筒7は、第1図に示すような状態で器体1内に
設置される。即ち、最下段にはベース内筒12が配置さ
れ、その下部を底板4の内筒挿入孔5内に嵌合させ、フ
ランジ16を底板4上に重合させ、ボルト(図示を略
す)により固定する。このベース内筒12上には一方の
翼付内筒10を重合し、互に係合突片17と係合凹欠1
8を嵌め合せて係止する。次に、一方の翼付内筒10の
上に接続内筒13を重合して前記同様に係止し、さら
に、その上には最上段となる他方の翼付内筒11を重合
して同様に係止する。このように、各筒12,10,1
3,11を重ね合せて内筒7の全体が組み上げられるの
である。
上述のように構成された本考案の装置は、第1図に示す
ように、溶解槽Aの供給口20に、座管21を介してボ
ルト(図示を略す)により着脱自在に装着される。ま
た、粉末投入管3には、ホッパーCに設けた供給管22
の下端部が上下に摺動可能に嵌合される。
本考案装置への粉末の投入は、ホッパーCより供給管2
2及び投入管3を介して、器体1内に間欠的に行なわ
れ、それと同時に水も流入管6より器体1内へ同様に間
欠的に注水される。器体1内に流入した水は、内筒7と
の間隙8中を上昇して、内筒7のの上端から内筒7へと
流入することになるが、間隙8を上昇する水流は、ま
ず、下部の螺旋翼14の作用で、間隙8全周を回る上昇
旋回流となり、さらにその流れは、上部に位置する多く
の翼片によって、内筒7の全周にわたり、ほぼ均等な旋
回流とされ、内筒7の上端全周から均等渦流となって内
筒7へと流入することになり、内筒7内には旋回水流に
よる吸引力が強く働くことになる。したがって、投入さ
れた粉末は、強い旋回流と吸引力とにより、水流に当っ
ても飛散することなく内筒7内に引き込まれると共に、
水とよく攪拌、混合され、均一な混合液となって溶解槽
Aに供給されることになるのである。
なお、内筒7の各筒の組み合せは、前記実施例のものに
限定されるものではなく、必要に応じて、2個の翼付内
筒10,11と接続内筒13と上下の組み合せ位置を種
々変更することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の装置は、下部に水の流入
管を接続した筒状の器体の上端に、中心部に粉末投入管
を設けた天板を着脱自在に設けると共に、器体内に、2
個の翼付内筒と接続内筒とベース内筒とに分割され、互
に上下に重合、分離自在とした内筒を設置し、ベース内
筒の下部を器体の底板に設けた挿入孔に嵌合させた構成
としたので、器体内に流入した水は、器体と内筒との間
隙を上昇する際、翼付内筒の螺旋翼と翼片とによって強
力で均一な渦流となって、投入の粉末を飛散することな
くともなって内筒中に流入すると共に、水と粉末との攪
拌、混合が良好に行なわれ、均一な混合液を溶解槽へ供
給することができると共に、投入した粉末が飛散して器
体内に付着して混合効果を悪化させることがない。ま
た、内筒は上下に分割されて組合せ、解体が自在となっ
ているので、狭い場所でも、器体内からの内筒の取り出
しができ、器体及び内筒の清掃が簡単にでき、保守、点
検や修理が容易である等、多くの利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す縦断面図、第2図
は同装置における一方の翼付内筒を示したもので、
(イ)は半截側面図、(ロ)は平面図、第3図は同他方
の翼付内筒を示したもので、(イ)は半截側面図、
(ロ)は平面図、第4図は同ベース内筒を示した半截側
面図、第5図は同接続内筒を示した半截側面図、第6図
は従来の粉末溶解設備の概要図、第7図は従来の粉末、
液体混合装置を示す縦断面図である。 A……溶解槽、B……粉末、液体混合装置 C……ホッパー、1……器体、2……天板 3……粉末投入管、4……底板 5……内筒挿入孔、6……水の流入管 7……内筒、10,11……翼付内筒 12……ベース内筒、13……接続内筒 14……螺旋翼、15……翼片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 仲村 久司 東京都中央区日本橋室町3丁目3番2号 久保田鉄工株式会社東京本社内 (56)参考文献 実開 昭57−35734(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に水の流入管を接続した筒状の器体の
    上端に、中心部に粉末投入管を設けた天板を着脱自在に
    設けると共に、器体内に、外周に螺旋翼を突設した翼付
    内筒と、外周に前記螺旋翼と同方向に傾斜した多くの翼
    片を突設した翼付内筒と、接続内筒と、ベース内筒とに
    分割され、互に上下に重合、分離自在とした内筒を設置
    し、ベース内筒の下部を器体の底板に設けた挿入孔に嵌
    合させたことを特徴とする、粉末、液体混合装置。
JP18501987U 1987-12-04 1987-12-04 粉末、液体混合装置 Expired - Lifetime JPH0612816Y2 (ja)

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JP18501987U JPH0612816Y2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04 粉末、液体混合装置

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JPH0188726U JPH0188726U (ja) 1989-06-12
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JPH0188726U (ja) 1989-06-12

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