JPH06127039A - レジストレーション補正装置 - Google Patents

レジストレーション補正装置

Info

Publication number
JPH06127039A
JPH06127039A JP4276879A JP27687992A JPH06127039A JP H06127039 A JPH06127039 A JP H06127039A JP 4276879 A JP4276879 A JP 4276879A JP 27687992 A JP27687992 A JP 27687992A JP H06127039 A JPH06127039 A JP H06127039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
registration
image forming
image
registration correction
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4276879A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Takamatsu
雅広 高松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4276879A priority Critical patent/JPH06127039A/ja
Publication of JPH06127039A publication Critical patent/JPH06127039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射率及び透過率が減少した場合であって
も、レジストレーションずれ検出用パターンの検出を長
期にわたって安定して行うことのできるレジストレーシ
ョン補正装置を提供することである。 【構成】 LEDを光源として光量を制御する場合、電
源に抵抗を介してLEDを接続する。この抵抗を切り変
えることにより、発光光量を段階的に変化させることに
よってセンサの出力が一定の範囲内に入るように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる色の画像を搬送
する記録紙上に多重転写し、カラー画像を得る画像形成
装置におけるレジストレーションずれを検知して補正す
るレジストレーション補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に高速な多重転写装置は、感光体
ドラムと、これに画像情報データを書き込むレーザービ
ーム走査装置と、感光体ドラムに形成された静電潜像を
現像する現像器等を有する複数の画像形成装置と、各画
像形成装置において形成された画像を一つの記録媒体上
に順次転写し搬送するベルトから成る転写搬送装置を備
えている。この多重転写装置は、各画像形成装置におい
てそれぞれ異なる色の画像を形成し、それらを重ね合わ
せることにより、カラー画像を形成できる装置である。
このような方式を用いる画像形成装置は、カラー画像を
効率よく生産できるかわりに各色独自の画像形成装置を
持つ為、各色の転写される位置が正確には一致せず、結
果的に作られるカラー画像は微妙な色ずれが生じて良好
な画質が得られないという大きな問題点がある。
【0003】この問題点を発生させる原因には、各ドラ
ムの速度誤差、転写搬送部の速度誤差、画像書き出しタ
イミング誤差等があり、また外力や環境変化による各画
像形成装置間の微小変化やそれ自体の変形、各制御タイ
ミングの変動等がある。前者は、機械の出荷時等の各種
調整手段を用いることで、色ずれを許容できるレベルま
で押さえ込むことが出来る場合があるが、後者の場合
は、例えば販売後においても日々発生し得ることであ
り、結果的に、出荷時等の各種調整だけでは、安定して
良好な画質が得られる画像形成装置を提供できない。
【0004】また、高画質の多色画像形成装置を造るた
めには、レジストレーションずれが非常に大きな問題で
ある。一般的に、高品質なカラー画像のレジストレーシ
ョンの許容量は、最大でも0.15mm程度である。レジス
トレーションずれをなくすには、各画像形成手段により
転写搬送手段上にレジストレーションずれを検出するた
めのパターンのマーキングを行い、このパターンを検出
し、検出データに基づいてレジストレーション合わせを
行なえば良い。例えば、特開昭63−271275号公
報、特開平1−281468号公報などでは、かかる問
題にたいして、各画像形成装置において形成した画像位
置検出用の特定のパターン像を画像位置検出用センサを
用いて検出し、各色のずれ量を計算したあと、そのずれ
量分を各画像形成装置において補正することで常に安定
した画像を得るという方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転写搬
送手段をベルトとした場合には、ベルトは駆動のための
ロール、こぼれたトナーを除去するクリーナー等の部材
による負荷のために表面状態が変化するためにその反射
率、透過率は変化し、減少していく。また、装置内に浮
遊するトナー、ホコリ等により検出部光学系の透過率が
低下していくためにセンサ出力も低下してしまう。この
ため従来の技術によっては、長期にわたり安定してパタ
ーンの検出をおこなうことは難しい。
【0006】この問題を解決する方法として、センサ出
力の低下分を増幅器により増幅してから像位置を算出す
る方法があるが、センサ出力が低下してS/N(signal
-to-noise ratio)が悪くなっている状態で信号を増幅し
てS/Nは改善されず、増幅回路におけるノイズが混入
するためにS/Nはより悪くなってしまう。そこで検知
手段における光源の光量を変化させてセンサの出力を確
保することが考えられる。しかしながら、例えばタング
ステンハロゲンランプのような光源ではその発光光量を
制御するためには高電流が取りだせる可変電流源または
可変電圧源が必要であり、またランプの特性上電流値と
発光光量はリニアに対応せず、電流値を変えたとき発光
光量を安定して得ることは難しい。
【0007】従って、本発明の目的は、反射率及び透過
率が減少した場合であっても、レジストレーションずれ
検出用パターンの検出を長期にわたって安定して行うこ
とのできるレジストレーション補正装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】レジストレーショ
ンずれを検出するサイクルにおいてセンサ出力を検出
し、そのセンサ出力が一定範囲内に入らない場合、その
出力の低下を補正するため、検知手段に所定の光量を与
える光源を含む照明手段を設ける。照明手段においてL
ED(Light Emitting Diode) を光源として光量を制御
する場合、電源に抵抗を介してLEDを接続する。この
抵抗を切り変えることにより、発光光量を段階的に変化
させることによってセンサの出力が一定の範囲内に入る
ように制御する。抵抗をループ状に接続し、各点灯レベ
ルに応じて接続点を変化させる。このような構成をとる
ことで二点の調整を行い、最大光量および電流変化率を
一定に保つ制御回路を構成する。なおレジストレーショ
ン補正サイクル以外のときにはLEDを消灯する。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に従って説
明する。図1は、本発明の一実施例に従う画像形成装置
の見取図を示したものである。図1において、3K,3
Y,3M,3Cは各々K(Black ),Y(Yellow),M
(Magenta ),C(Cyan)の画像形成ユニットである。
画像形成ユニットには、感光体と走査光学系と現像手段
を組み合せて画像を形成するもの、インクリボンの顔料
等を熱や衝撃力により転写し画像を形成するもの、イン
クを飛散させることにより画像を形成するもの等が該当
する。3Kは黒の画像を形成するユニットで、3Yはイ
エローの画像を形成するユニットで、3Mは、マゼンタ
の画像を形成するユニットで3Cは、サイアンの画像を
形成するユニットである。これらの画像形成ユニットは
通常ほぼ等間隔に設置されている。
【0010】7は、記録用紙を搬送する用紙搬送手段、
または画像形成ユニット3K,3Y,3M,3Cで形成
された画像を一旦保持する中間転写体であり、駆動ロー
ラ9aと駆動ローラ9aに対向する縦動ローラ9bによ
って支持されている。駆動ローラ9aは、図示しない定
速性に優れた専用の駆動モータによって駆動され、縦動
ローラ9bはその駆動力が7によって伝搬されることで
回転する。本図では7はベルト状の部材として図示され
ているが、円筒形のドラム形状でもよく、この場合はド
ラム自身を定速性に優れた専用の駆動モーターによって
駆動することになる。
【0011】1は、3K,3Y,3M,3Cによって形
成された7上の、または図示しない記録用紙上のレジ測
定パターンを読み取り電気信号に変えるパターン読み取
り手段である。この読み取り手段は、CCD(Charge-C
oupled Device )イメージセンサである。CCDイメー
ジセンサの代わりにホトダイオード等の光電変換素子を
用いてもよい。通常、1は画像形成ユニット3の手前
側、奥側に各々1個づつ合計2個配置する。10は1と
その駆動回路や光学系、例えばセルフォックレンズ等を
実装した組立体を示し、これらの取付け位置関係は、高
精度の位置決めが容易に実現できるよう設計されてい
る。
【0012】2は1が読み取るレジストレーション測定
パターンを照明する光源であり、本実施例ではLEDを
採用する。本図ではレジストレーション測定パターンを
下から照明することを示すため、2を点線で表示してい
るが、斜め上から照明することも可能である。4Y,4
M,4C,4Kは画像形成装置内のレーザービーム走査
装置に対して画像信号を送るインターフェース基板であ
り、5はレジストレーションずれ補正系を一括して担当
する基板である。11はメモリー並びに画像処理関係を
一括して担当する基板であり、6はそれらの基板全て
と、装置全体の動きを管理するコントロール基板であ
る。
【0013】レジストレーションずれ補正は、装置に予
め設定されている専用の補正サイクルに入ることにより
実行される。本装置の目的は、外力や、温度変化等によ
る、微小なドラム位置ずれやタイミング変動から起こる
各色の色ズレを補正するものである。従って、例えば紙
ずまりが発生した後の転写装置の出し入れした時、機内
の温度変化がある一定量をオーバーした時などを、本装
置の補正サイクルに入る開始条件とすればよい。
【0014】補正サイクルに入ると、コントロール基板
6よりかく基板に指令が出され、インターフェース基板
4Y,4M,4C,4Kは、レジストレーションずれ測
定用のパターンを出力するパターンジェネレーターの役
割を果たす。レジストレーションずれ補正基板5はイン
ターフェース基板4Y,4M,4C,4Kから画像形成
装置3Y,3M,3C,3Kへ送信し、画像形成装置3
Y,3M,3C,3Kで出力されたレジストレーション
ずれ測定用のパターンをサンプリングする準備をする。
補正サイクルが始まると、まず初めにインターフェース
基板4Yから画像形成装置3Yで出力するレジストレー
ションずれ測定用のパターンが画像形成装置3Yへ送信
され、画像形成装置3Yで形成されたレジストレーショ
ンずれ測定用のパターンが、転写ベルト7上に8Yの如
く転写される。
【0015】画像形成装置3Yで出力するレジストレー
ションずれ測定用のパターンがインターフェース基板4
Yから画像形成装置3Yへ送信された後、画像形成装置
3Yと3Mの転写ポイントの距離の差に該当する一定時
間後に、続いてインターフェース基板4Mから画像形成
装置3Mで出力するレジストレーションずれ測定用のパ
ターンが画像形成装置3Mへ送信される。画像形成装置
3Mで形成されたレジストレーションずれ測定用のパタ
ーンが、転写ベルト7上に8Mの如く転写される。この
時8Mのパターンは、既に転写されている8Yの上に更
に画像形成装置3Mで形成されたレジストレーションず
れ測定用のパターンが重ね書きされたパターンとなって
いる。同様にして、全ての画像形成装置で形成されたレ
ジストレーションずれ測定用のパターンが重ね書きされ
たパターンが、転写ベルト7上の8Kで完成される。完
成されたレジストレーションずれ測定用のパターン8K
は、更に転写ベルトによって搬送されセンサー1の真下
に達する。
【0016】センサー1からの画像データをサンプルす
るレジストレーションずれ補正基板5では、インターフ
ェース基板4Y,4M,4C,4Kのレジストレーショ
ンずれ測定用のパターン出力タイミングのうち少なくと
も一つをモニターしており、その少なくとも一つのイン
ターフェース基板の出力タイミングから、レジストレー
ションずれ測定用のパターンがセンサー1の真下に達す
る時間を割り出すことができる。また、予めそのインタ
ーフェース基板から出力されたレジストレーションずれ
測定用のパターンを形成する画像形成装置とセンサー1
間のピッチから、レジストレーションずれ測定用のパタ
ーンをサンプルするのに必要かつ充分なサンプル開始タ
イミング及びサンプル終了タイミングを割り出すことが
できる。
【0017】レジストレーション補正基板5は、サンプ
ル開始タイミングになると、センサー1からの画像信号
を高速メモリーに取り込み始め、サンプル終了タイミン
グになると取り込みを終わる。取り込みを終えると同時
に、次に来るレジストレーションずれ測定用のパターン
のサンプルを終了する前迄に、それらの取り込んだデー
タから、重心法等によって像位置を確定し、それを像位
置アドレスとしてメインメモリーに格納する。この操作
を何度か繰り返すことによって、各画像形成装置毎に幾
つかの確定した像位置アドレスが得られる。ここでは確
定した像位置アドレス精度を上げる為に、それら幾つか
の確定した像位置アドレスを、各画像形成装置毎に平均
をとっても良い。
【0018】次に、レジストレーションずれ補正基板5
は、各画像形成装置毎に確定した像位置アドレスから予
め決められたアルゴリズムによって、各画像形成装置間
のレジストレーションずれを補正する補正値を、幾つか
のレジストレーションずれ補正パラメーター毎に、かつ
各画像形成装置毎に算出する。幾つかのレジストレーシ
ョンずれ補正パラメータには、レーザービーム走査装置
の走査開始位置、即ち主走査方向のずれ、転写搬送方向
即ち副走査方向のずれ、主走査方向倍率のずれ、主走査
方向に対する角度ずれ等がある。算出されたそれらの補
正値は、レジストレーションずれ補正基板5から画像形
成装置3Y,3M,3C,3Kやインターフェース基板
4Y,4M,4C,4K等へ直接若しくは間接的に設定
され、本補正サイクルは終了する。この補正サイクルが
終了後、次に本画像形成装置の本来の機能であるカラー
画像作成作業をした時には、各画像形成装置間での色ず
れ量を最小限に止めた良好な画像が得られる。
【0019】この色ずれを長期にわたり最小限に抑える
為には、レジストレーションずれ検出用パターンもまた
長期にわたり安定した条件で検出できなければならない
が、転写搬送手段であるベルト、及び検知手段中の光学
部材の反射率、透過率は磨耗、汚れ等により変化するた
めセンサ出力が低下してしまうために、出力の低下を補
正する必要が生ずる。以下に出力の低下を補正する手段
として照明手段の光量を制御する方式を提供し、その構
成について説明を行う。
【0020】図2は検出手段の一例として、センサ、レ
ンズ、転写ベルト上のレジ測定パターンの位置関係を立
体的に示したものである。また、図3は図2の検出位置
における断面図を照明を含めて示したものである。ここ
で1はリニアCCDであり、101はCCD1とそれを
駆動する周辺回路を載せた基板である。102は屈折率
分布型レンズアレイで、201は照明光源2とそれを駆
動する周辺回路を載せた基板である。13は進行方向及
び進行方向に垂直な方向のレジストレーション測定用パ
ターンを示す。
【0021】図4はこれらの検出手段におけるデータの
流れを示したものである。CCD1の出力はアンプAM
P15で適当な大きさに増幅され、8ビットのA/Dコ
ンバータ17によりディジタルデータに変換され、その
後レジストレーションずれ補正基板5へ引き渡される。
CCD1の検出する光量が減少すると、その結果として
パターンの持つ信号振幅が小さくなる。A/D(Analog
-to-Digital )コンバータ17の分解能は一定であるた
め、振幅の小さい出力に対しては分解能が不足してパタ
ーン位置算出の精度が悪くなる。そこで照明の光量を増
やすことで信号振幅を大きくする方式をとると、CCD
1の出力以降の回路は全く同じであるために増幅回路に
起因するノイズの影響を増やすことなく必要な信号振幅
を得ることができる。
【0022】パターン位置算出に必要な信号振幅、即ち
背景出力はパターン位置算出のアルゴリズムにより異な
るが、ある一定基準の照明光量を確保する必要がある。
適正な背景出力範囲の最大値をPmax 、最小値をPmin
、光量変化率をDとして、Dの範囲は次式で示され
る。 Pmax /Pmin ≧D>1 例えば、パターン位置算出の為にA/Dコンバータ出力
の1/2フルスケール以上の背景光量が必要であるとし
た場合には、背景光量が1/2フルスケールを下回った
時点で光量がフルスケール〜1/2フルスケールの範囲
に入るよう制御を行い、光量変化率Dの範囲は2≧D>
1となる。制御段数は推定される光量の劣化量、及び一
段当たりの光量変化率Dに従い少なくとも二段階以上の
段数で変化させる。光量変化率Dを小さくするとより限
定した範囲内での制御ができ、回路のバラツキ等により
制御後の背景出力が適正範囲外になるのを防ぐ事ができ
ることは言うまでもない。この制御の実行時期である
が、光学系およびベルト透過率(反射率)の劣化は徐々
進行し、レジストレーション補正を実行するような短時
間の内では殆ど変化しないため常に制御を行う必要はな
く、レジストレーション補正開始時にのみ光量の制御を
実施することで補正サイクルへの負荷を軽減できる。
【0023】図7に制御レベルによる光量を示す。光量
が所望の範囲に入っていない場合に、光量変化率が一定
であるために照明の光量レベルを一段変化されると、背
景光量は確実に所望の範囲に入り、確認は不要である。
このような照明手段を実現するためにLEDを採用した
照明光源2を図3に示す。LEDはその発光光量は駆動
電流値にほぼリニアに対応しているので、光量を制御す
ることは駆動電流を制御することに外ならない。駆動電
流は電子回路用+5V電源を用いてLEDに直列に接続
する抵抗値により設定できる。
【0024】次に、光量の制御を実現するための回路に
ついて説明する。図5に光量制御のための一例を示す。
5はレジストレーション補正基板、19は3ビットを8
ビットに変換する3-to-8 デコーダである。レジストレ
ーション補正基板5からの3ビットは信号を示し、1ビ
ットは3-to-8 デコーダ19のON又はOFFを示す。
トランジスタアレイ(Tr array)のうち一度にONする
のは一つのトランジスタのみであり、Tr1 がONのとき
をレベル1、Tr2 がONのときをレベル2、Tr3 がON
のときをレベル3、Tr4 がONのときをレベル4、Tr5
がONのときをレベル5、Tr6 がONのときをレベル
6、Tr7 がONのときをレベル7、Tr8 がONのときを
レベル8とする。LEDの駆動電流IF は、LEDの順
方向電圧VF とトランジスタのON電圧VSAT と接続さ
れる抵抗値により次式で示される。 IF8=(5-VF8−VSAT8)/R8 IF7=(5-VF7−VSAT7)/(R8+R7) ・ ・ ・ IF1=(5-VF1−VSAT1)/(R8+R7+R6+R5+R4+R3+R
2+R1) dn =IF(n+1)/IFn=const.{n=1,2,3,・・・,7 } ここで、例えばレベル8はLEDの最大駆動電流を規定
する点灯レベル、レベル1が初期の点灯レベルとして定
義する。初期点灯レベルをレベル1以外に定めても構わ
ない。R8〜R1は各点灯レベル間の発光光量の比が一定に
なるよう決められる。しかしながら、LEDの最大駆動
電流はLEDおよび使用条件により決まり、その発光光
量は素子間のばらつきがあるので調整を行う必要があ
る。このときにR8を調整することでレベル8の電流値を
調整し、R1を調整することでレベル1の電流値即ち発光
光量を調整する。R8の調整によりすべての点灯レベルの
電流値が影響を受けるために光量変化率のくずれは小さ
い。しかしR1の調整により電流値が変化するのはレベル
1のみであり、レベル1とレベル2の電流比d1 がくず
れてしまう。このため各点灯レベル間の光量比をできる
だけ一定に保つにはR1のみならず他の抵抗値も調整する
ことになり実用的ではない。かかる問題を解決するため
に図6のような回路を構成する。
【0025】次に図6について説明する。レジストレー
ション補正基板5、3-to-8デコーダ19、及びTr Array
については図5と同一である。図6における各点灯レベ
ルにおける電流値は、 RP =R7+R6+R5+R4+R3+R2+R1+R9とおいて IF8=(5-VF8−VSAT8)/R8 IF7=(5-VF7−VSAT7)/{R8+R7・(R6+R5+R4+R3+
R2+R1+R9)/RP } IF6=(5-VF6−VSAT6)/{R8+(R7+R6)・(R5 +R4+R
3+R2+R1+R9)/RP} IF5=(5-VF5−VSAT5)/{R8+(R7+R6+R5)・(R4 +R
3+R2+R1+R9)/RP} IF4=(5-VF4−VSAT4)/{R8+(R7+R6+R5+R4)・(R3
+R2+R1+R9)/RP} IF3=(5-VF3−VSAT3)/{R8+(R7+R6+R5+R4+R3)
・(R2+R1+R9)/RP} IF2=(5-VF2−VSAT2)/{R8+(R7+R6+R5+R4+R3
+R2)・(R1 +R9)/RP} IF1=(5-VF1−VSAT1)/{R8+(R7+R6+R5+R4+R3
+R2+R1)・R9/RP} dn =IF(n+1)/IFn{n =1,2,3,・・・,7} で与えられる。
【0026】この時、R9の中心値をR7+R6+R5+R4+R3
+R2+R1の1倍から3倍程度に設定する。初期点灯レベ
ル1の光量調整ではR9を調整することにより行う。この
ときはレベル1〜レベル7の電流値が全て影響を受ける
ため、図5の様に特定点灯レベル間の光量比のみが変化
することを避けることができ、R8,R1 の二か所の調整の
みで全ての点灯レベルに対して適切な調整を行うことが
できる。
【0027】なお、本実施例では光源としてLEDを用
いたが、LEDの代わりにレーザ・ダイオード等の半導
体素子を用いることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レジスト
レーション補正装置のレジストレーションずれ検出用パ
ターンを検出する検出手段に照明手段を設けることによ
って、光学系、ベルトの透過率を補正し、長期にわたり
安定した出力を得ることができる。
【0029】また、光源であるLEDに直列に接続され
た抵抗値と段階的に制御することによって、隣接レベル
の光量比を1から2の間の値とし一定の範囲に入るよう
にすることができるので、光量制御手段を簡便に構成で
き、安価でかつ確実な制御が実現できる。制御の為に切
り換えられる抵抗をループ状の接続することで少ない調
整箇所で全段階に渡り光量変化率を一定とした光量の制
御ができ、調整を行う抵抗の抵抗値の中心値が固定され
る抵抗の抵抗値の和の1倍から3倍の範囲に設定するこ
とで広い範囲の調整が可能になる。
【0030】光量の制御はレジストレーション補正サイ
クルの開始時にのみ実行され、レジストレーション補正
におけるデータ処理を軽減する。さらに、レジストレー
ション補正サイクル以外のときには消灯することで光源
の長寿命化、システムの省電力化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多重転写方式の画像形成装置例の概略図であ
る。
【図2】検出手段の一例を示す図である。
【図3】図2の検出位置における断面図である。
【図4】検出手段におけるデータの流れを示す図であ
る。
【図5】光量制御回路の一例を示す図である。
【図6】本発明の実施例による光量制御回路を示す図で
ある。
【図7】制御レベルによる光量変化を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 114 B H04N 1/23 103 C 9186−5C 1/46 9068−5C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基づき画像を形成する画像形
    成手段と、この画像形成手段により形成された画像を順
    次転写搬送する転写搬送手段と、この転写搬送手段上に
    転写されたレジストレーションずれ検出用パターンを検
    出する検出手段と、この検出手段により検出された検出
    データに基づき画像形成手段上の画像の位置を補正する
    補正手段を有するカラー画像形成装置において、 前記検出手段にレジストレーションずれ検出用パターン
    の検出出力の低下を補正するためにLED及びそのLE
    Dに接続された抵抗を有する照明手段を設け、その抵抗
    を切り替えることによりその照明手段の光量を段階的に
    制御するることを特徴とするレジストレーション補正装
    置。
  2. 【請求項2】 前記照明手段の抵抗は、調整される抵抗
    値の中心値が固定される抵抗値の和の1倍から3倍の範
    囲に設定されることを特徴とした第2項記載のレジスト
    レーション補正装置。
  3. 【請求項3】 前記照明手段のLEDをレジストレーシ
    ョン補正時のみ点灯することを特徴とした第2項記載の
    レジストレーション補正装置。
  4. 【請求項4】 前記照明手段の抵抗をループさせること
    で数段階の内二段階の調整のみで、前段階に渡り一定の
    光量変化率で制御することを特徴とする第2項記載のカ
    ラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記照明手段の光量の制御はレジストレ
    ーション補正サイクルの開始時にのみ行われることを特
    徴とした第1項記載のレジストレーション補正装置。
  6. 【請求項6】 前記照明手段の隣接点灯レベル間の光量
    比が2以下であることを特徴とした第1項記載のレジス
    トレーション補正装置。
JP4276879A 1992-10-15 1992-10-15 レジストレーション補正装置 Pending JPH06127039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4276879A JPH06127039A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 レジストレーション補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4276879A JPH06127039A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 レジストレーション補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06127039A true JPH06127039A (ja) 1994-05-10

Family

ID=17575679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4276879A Pending JPH06127039A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 レジストレーション補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06127039A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008287183A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
US7590364B2 (en) 2006-10-12 2009-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with irradiated light control based on reflected light amounts
US8565634B2 (en) 2006-10-12 2013-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7590364B2 (en) 2006-10-12 2009-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with irradiated light control based on reflected light amounts
US7991336B2 (en) 2006-10-12 2011-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with irradiated light control based on reflected light amounts
US8175505B2 (en) 2006-10-12 2012-05-08 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with emitted light control based on reflected light amounts
US8565634B2 (en) 2006-10-12 2013-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2008287183A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3186255B2 (ja) カラー画像形成装置
US7505057B2 (en) Apparatus, method, and program for color image forming capable of efficiently correcting displacement
US7130551B2 (en) Color image forming device and color deviation detection device for the same
JP4695899B2 (ja) 画像形成装置
EP1615083B9 (en) Image control device for printer and method of compensating for light amount drift of photosensor used in the image control device
KR100338744B1 (ko) 인쇄기및그컬러레지스트레이션에러보정방법
US20070003302A1 (en) Image quality measurements using linear array in specular mode
JP3820722B2 (ja) 画像形成装置
JPS63286864A (ja) 画像形成装置
JP5493386B2 (ja) 露光装置、画像形成装置、露光制御プログラム
JPS63271275A (ja) 画像形成装置
US6404448B1 (en) Color-image forming apparatus with write start position setter
JP2006025359A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2006110952A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
US5805192A (en) Image forming apparatus having automatic image density adjustment function against dot size variation
JP2006227420A (ja) 画像形成装置
JP2006215451A (ja) カラー画像形成装置
JPH06127039A (ja) レジストレーション補正装置
JP3564042B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の色ずれ検知処理方法
JP2007118495A (ja) プリントヘッドおよび画像形成装置
JP4438300B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置、および画像形成システム
JP2008093835A (ja) プリントヘッドおよび画像形成装置
JP2006035623A (ja) 多色画像形成装置、多色画像形成装置に用いる光走査装置および多色画像形成装置の色ずれ補正方法
JP2004069805A (ja) 画像形成装置
JP2883707B2 (ja) カラー印刷装置の位置ずれ計測方法及びその装置