JPH06125651A - きのこ栽培装置 - Google Patents

きのこ栽培装置

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Publication number
JPH06125651A
JPH06125651A JP4306522A JP30652292A JPH06125651A JP H06125651 A JPH06125651 A JP H06125651A JP 4306522 A JP4306522 A JP 4306522A JP 30652292 A JP30652292 A JP 30652292A JP H06125651 A JPH06125651 A JP H06125651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
environmental
carrier
mushroom
room
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4306522A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Kida
三郎 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGANO KIDA KOGYO
Nagano Kida Kogyo KK
Original Assignee
NAGANO KIDA KOGYO
Nagano Kida Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NAGANO KIDA KOGYO, Nagano Kida Kogyo KK filed Critical NAGANO KIDA KOGYO
Priority to JP4306522A priority Critical patent/JPH06125651A/ja
Publication of JPH06125651A publication Critical patent/JPH06125651A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少数の環境機器を用いてきのこ栽培部屋内各
所の気象条件、環境条件を一定に保持し続けることので
きるきのこ栽培装置を得る。 【構成】 きのこ栽培部屋内の気象条件、環境条件を一
定に保持するための環境機器10を搬送機30に搭載す
る。搬送機30には、該搬送機をきのこ栽培部屋内の各
所に設けた通路40上を巡回又は往復移動させる移動手
段50を備える。そして、移動手段50により搬送機3
0を通路40上を巡回又は往復移動させながら、搬送機
30に搭載した環境機器10を作動させて、きのこ栽培
部屋内各所の気象条件、環境条件を差異なく一定に保持
し続けることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、きのこ栽培部屋内の気
象条件、環境条件を差異なく一定に保持するためのきの
こ栽培装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、きのこ栽培瓶に充填したおが
屑と米糠等を混合してなる培養基を用いて、えのき茸、
しめじ等のきのこの人工栽培が盛んに行われている。
【0003】このきのこの人工栽培においては、きのこ
栽培瓶内で栽培中のきのこを、気象条件、環境条件を一
定に保持したきのこ栽培部屋内に収容している。そし
て、季節を問わずに、きのこを通年栽培している。
【0004】きのこ栽培部屋には、加湿器、除湿器、空
気攪拌装置、熱交換換気扇、冷却機等の環境機器を備え
て、きのこ栽培部屋内の気象条件、環境条件を一定に保
持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記き
のこ栽培部屋においては、加湿器、除湿器、空気攪拌装
置、熱交換換気扇、冷却機等の環境機器を、きのこ栽培
部屋内の所定位置に固定して備えているために、それら
の機器近くとそれらの機器から離れたきのこ栽培部屋内
との気象条件、環境条件が異なってしまい、同じきのこ
栽培部屋内で栽培するきのこの生育に差異が生じてしま
った。
【0006】なお、このような難点を解消するために、
従来より、上記環境機器を同じきのこ栽培部屋内の離れ
た複数箇所にそれぞれ備えて、きのこ栽培部屋内の気象
条件、環境条件を同じきのこ栽培部屋内の各所で差異が
生じないようにすることも行われているが、そのように
した場合には、きのこ栽培部屋に同一の環境機器が複数
個必要となって、環境機器の設備費が嵩んだり、そのメ
ンテナンスに多大な手数を要したりした。
【0007】本発明は、このような課題を解消可能な、
きのこ栽培装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のきのこ栽培装置は、きのこ栽培部屋内の気
象条件、環境条件を一定に保持するための環境機器を搭
載した搬送機と、その搬送機をきのこ栽培部屋内の通路
上を巡回又は往復移動させる移動手段とからなることを
特徴としている。
【0009】本発明のきのこ栽培装置においては、環境
機器に、加湿器と空気攪拌装置とオゾン発生器と植物育
成灯とを用いることを好適としている。
【0010】
【作用】上記構成のきのこ栽培装置においては、きのこ
栽培部屋内の気象条件、環境条件を一定に保持するため
の環境機器を搬送機に搭載している。搬送機には、該搬
送機をきのこ栽培部屋内の通路上を巡回又は往復移動さ
せる移動手段を備えている。
【0011】そのため、移動手段により搬送機をきのこ
栽培部屋内の各所に設けた通路上を巡回又は往復移動さ
せながら、搬送機に搭載した環境機器を動作させて、搬
送機を巡回又は往復移動させるきのこ栽培部屋内各所の
気象条件、環境条件を差異なく一定に保持し続けること
ができる。
【0012】また、環境機器に加湿器と空気攪拌装置と
オゾン発生器と植物育成灯とを用いたきのこ栽培装置に
あっては、搬送機を巡回又は往復移動させるきのこ栽培
部屋内各所の湿度や気温を加湿器や空気攪拌装置により
一定に保持することができる。それと共に、搬送機を巡
回又は往復移動させるきのこ栽培部屋内各所で栽培中の
きのこを搬送機に搭載したオゾン発生器や植物育成灯を
用いて均一に揃って生育することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。図1と図2は本発明のきのこ栽培装置の好適な実施
例を示し、図1はその斜視図、図2はその正面図を示し
ている。以下に、このきのこ栽培装置を説明する。
【0014】図において、10は、きのこ栽培部屋内の
気象条件、環境条件を一定に保持するための環境機器で
ある。
【0015】図の装置では、環境機器10に、加湿器1
2と空気攪拌装置14とオゾン発生器16と植物育成灯
18とを用いている。
【0016】なお、環境機器10には、上記以外の除湿
器(図示せず)等の環境機器を併せて用いたり、又は上
記の環境機器10のうちの植物育成灯18等を用いない
ようにしたりしても良い。
【0017】環境機器10は、車輪32の付いた搬送機
30に搭載している。
【0018】搬送機30には、該搬送機をきのこ栽培部
屋内の各所に設けた通路40上を巡回又は往復移動させ
る移動手段50を備えている。
【0019】移動手段50は、図1と図2に示したよう
に、きのこ栽培部屋内の通路40上に敷設した一対のレ
ール52a、52bであって、搬送機の下面両側にそれ
ぞれ並べて備えた一対の車輪32を回転させながら移動
させるレール52a、52bと、搬送機30下面に備え
た電動モータ54と、その電動モータ54の回転力を車
輪の回転軸32aに伝えるプーリ56a、56b及びそ
れらのプーリ56a、56bに掛け渡したベルト58と
から形成している。そして、電動モータ54を回転させ
ることにより、そのモータ54の回転力をプーリ56
a、56b及びベルト58を介して車輪の回転軸32a
に伝えて、車輪32をレール52a、52b上を回転さ
せながら移動させることができるようにしている。そし
て、搬送機30を通路40上をレール52a、52bに
沿って巡回させることができるようにしている。
【0020】又はそれに加えて、図2に一点鎖線で示し
たように、搬送機30の前端とその後端とにリミットス
イッチ34a、34bをそれぞれ備えて、搬送機30が
通路40上を移動してその端部に達した際に、搬送機3
0前端又はその後端のリミットスイッチ34a又は34
bを通路40端部に備えたストッパ(図示せず)に当接
させて作動させ、電動モータ54を逆転させることがで
きるようにしている。そして、搬送機30を通路40上
をレール52a、52bに沿って往復移動させることが
できるようにしている。
【0021】なお、移動手段50を、きのこ栽培部屋内
の通路40上に埋設した金属製の案内レール(図示せ
ず)と、その案内レールの位置を検知する搬送機30下
面に備えたセンサ(図示せず)とから形成して、通路4
0上を自走させる搬送機30をその下面に備えた上記セ
ンサにより案内レールに沿って通路40上を巡回又は往
復移動させたり、又は、移動手段50を、通路40上に
プーリを介して張設したワイヤロープ(図示せず)と、
そのワイヤロープを通路40上を巡回又は往復移動させ
る電動モータ等とから形成し、そのワイヤロープに搬送
機30を固定して、搬送機30をワイヤロープと共に通
路40上を巡回又は往復移動させたり等しても良い。
【0022】図1と図2に示したきのこ栽培装置は、以
上のように構成していて、このきのこ栽培装置では、加
湿器12と空気攪拌装置14とオゾン発生器16と植物
育成灯18とを用いた環境機器10を搭載した搬送機3
0を、移動手段50を用いてきのこ栽培部屋内の各所に
設けた通路40上を巡回又は往復移動させながら、搬送
機30に搭載した環境機器10を作動させて、きのこ栽
培部屋内各所の気象条件、環境条件を差異なく一定に保
持し続けることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のきのこ栽
培装置によれば、移動手段により搬送機をきのこ栽培部
屋内の各所に設けた通路上を巡回又は往復移動させなが
ら、搬送機に搭載した環境機器を動作させて、きのこ栽
培部屋内各所の気象条件、環境条件を差異なく一定に保
持し続けることができる。そして、きのこ栽培部屋内各
所に収容した栽培中のきのこを揃って順調に生育するこ
とできる。
【0024】それと共に、きのこ栽培部屋内各所の気象
条件、環境条件を一定に保持するための環境機器を、き
のこ栽培部屋内の天井面やきのこ栽培棚側面でなく、き
のこ栽培部屋内の通路上を移動させる搬送機に安定させ
て搭載できるようにしているため、加湿器等の環境機器
をその重量を気にせずに搬送機に安定して搭載すること
ができる。そして、その環境機器できのこ栽培部屋内各
所の気象条件、環境条件を一定に的確に保持し続けるこ
とが可能となる。
【0025】さらに、きのこ栽培部屋内各所の気象条
件、環境条件を一定に保持するために、同一種類の環境
機器をきのこ栽培部屋内各所に備えずとも、搬送機に搭
載した少数の環境機器を用いてきのこ栽培部屋内各所の
気象条件、環境条件を一定に保持することが可能とな
り、環境機器の設備費を低く抑えて、そのメンテナンス
の容易化が図れる。
【0026】また、環境機器に加湿器と空気攪拌装置と
オゾン発生器と植物育成灯とを用いたきのこ栽培装置に
よれば、搬送機を巡回又は往復移動させるきのこ栽培部
屋内各所の湿度や気温を加湿器や空気攪拌装置により一
定に保持することができる。それと共に、搬送機を巡回
又は往復移動させるきのこ栽培部屋内各所の栽培中のき
のこをオゾン発生器や植物育成灯を用いて均一に揃って
生育することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のきのこ栽培装置の斜視図である。
【図2】本発明のきのこ栽培装置の正面図である。
【符号の説明】
10 環境機器 12 加湿器 14 空気攪拌装置 16 オゾン発生器 18 植物育成灯 30 搬送機 32 車輪 34a、34b リミットスイッチ 40 通路 50 移動手段 52a、52b レール 54 電動モータ 56a、56b プーリ 58 ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 きのこ栽培部屋内の気象条件、環境条件
    を一定に保持するための環境機器を搭載した搬送機と、
    その搬送機をきのこ栽培部屋内の通路上を巡回又は往復
    移動させる移動手段とからなるきのこ栽培装置。
  2. 【請求項2】 環境機器に、加湿器と空気攪拌装置とオ
    ゾン発生器と植物育成灯とを用いた請求項1記載のきの
    こ栽培装置。
JP4306522A 1992-10-20 1992-10-20 きのこ栽培装置 Pending JPH06125651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4306522A JPH06125651A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 きのこ栽培装置

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JP4306522A JPH06125651A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 きのこ栽培装置

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JPH06125651A true JPH06125651A (ja) 1994-05-10

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ID=17958043

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4306522A Pending JPH06125651A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 きのこ栽培装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230146984A1 (en) * 2020-03-19 2023-05-11 Plants Laboratory, Inc. Wind power device and growing system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548050U (ja) * 1977-06-18 1979-01-19
JPS584145B2 (ja) * 1978-08-31 1983-01-25 松下電工株式会社 建築用板と継手との接合構造
JPH02154622A (ja) * 1988-12-02 1990-06-14 Kuniteru Morita きのこの栽培装置

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