JPH0612546Y2 - 引込開閉器の多目的試験蓋 - Google Patents

引込開閉器の多目的試験蓋

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JPH0612546Y2
JPH0612546Y2 JP6666588U JP6666588U JPH0612546Y2 JP H0612546 Y2 JPH0612546 Y2 JP H0612546Y2 JP 6666588 U JP6666588 U JP 6666588U JP 6666588 U JP6666588 U JP 6666588U JP H0612546 Y2 JPH0612546 Y2 JP H0612546Y2
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勝仁 熊崎
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Energy Support Corp
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、引込開閉器の多目的試験蓋に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、引込開閉器において、ケーブルの絶縁抵抗測定、
ケーブル導通測定、死活線判別器の取付、及び事故探査
時における課電等の目的で使用する多目的試験蓋50
は、第11,12図に示すように、開閉器の固定電極に
接続可能な電極(図示しない)を備える蓋体51を各相
ごとに支持部材52を介して取付枠53に対して吊下
し、前記電極に接続される接続線54を各蓋体51の頂
部から導出するとともに、前記取付枠53に対して一方
側(第11図上側、第12図奥側)にまとめて配置して
いた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、このような構成では、接続線54が一方側にあ
つまっている(第11図上側、第12図奥側)ので多目
的試験蓋50全体のバランスが悪くなり、倒れたり、開
閉用可動フレーム8に取付けた際に、開閉用可動フレー
ム8に対する荷重が均一化しない問題点があった。
また、各蓋体51の頂部から導出された接続線54が部
分的に取付枠53上面よりも上方空間へはみ出していた
ため、そのはみ出し部分が前記取付枠53を引込開閉器
(第8〜10図参照)の開閉用可動フレーム8(第6図
参照)に着脱するとき邪魔になるという問題もあった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、前記課題を解決するために、本考案は取付枠を
引込開閉器の操作機構によって上下動される開閉用可動
フレームに対して着脱可能に形成し、前記引込開閉器の
固定電極に接続可能な電極を内装した絶縁性の蓋体を前
記取付枠の長手方向へ各相ごとに取付枠下面と蓋体頂部
との間に導出空間が形成されるように支持部材を介して
並列吊下し、前記電極にそれぞれ接続され各蓋体から導
出される接続線の各立上げ部を前記導出空間内において
取付枠の左右へ交互に振分け、前記各立上げ部から導出
された接続線の一本を前記取付枠の直下において取付枠
の長手方向へ配置するとともに、他の接続線を前記取付
枠の直下に配置した接続線の両側に前記導出空間内にお
いて平行に配置したことを要旨としている。
〔作用〕
前記手段の採用により、各接続線が取付枠下面と蓋体頂
部との間の導出空間内においてバランスよく配置され
る。又、開閉用可動フレームへの着脱時に接続線が邪魔
になることもない。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜10図に従
って説明する。
第8図に示す気中開閉器のケース1の中央部には固定電
極用の基台2が設けられ、同基台2には各回路毎にかつ
各相別に固定電極3(この実施例では雌形固定電極)が
上方に突設されるとともに、その外周には絶縁モールド
された案内筒4が配設されている。また、前記基台2の
下部にはケーブル接続用の端子5が突設され、同端子5
は固定電極3に接続されている。
ケース1の上部にはトグル機構を備えた操作機構7が設
けられ、同操作機構7には下部に開閉用可動フレーム8
が固設されたブラケット6が支持されている。また、第
6図に示すように、開閉用可動フレーム8の下部両側か
らは互いに対向するようにレール部9が一対内方へ突出
形成され、同レール部9間に前記固定電極3と接離可能
に対応する可動電極部(図示しない)が取外し可能に挿
通されるようになっている。さらに、開閉用可動フレー
ム8の上面の開口部付近には係止部としての係合孔10
が穿設され、後述する多目的試験蓋11のロックピン1
2が係合するようになっている。
なお、ケース1の開口部は扉1aにより閉鎖されるよう
になっている。
次に、ブラケット6に取付けられる多目的試験蓋11に
ついて説明する。
第1〜3図に示すように、取付枠13は断面チャンネル
状に形成されるとともに、その両側上端は前記開閉用可
動フレーム8のレール部9間に挿通係止可能に外方へ屈
曲された係止部14が形成され、第7図に示すように多
目的試験蓋11は同係止部14にて前記レール部9に取
付可能になっている。
また、取付枠13の下方に設けられている蓋体15は、
エポキシ樹脂等の絶縁材によって一対の筒部16が並設
して一体に形成され、各筒部16は前記ケース1におけ
る各固定電極3の案内筒4に被冠可能になっている。
蓋体15の一方の筒部16の内頂部からは第3図に示す
ように、雄形の可動電極17が垂下され、前記引込開閉
器の固定電極3と接離可能になっている。そして、可動
電極17の基端には接続線18が接続され、同接続線1
8は筒部16の頂部に設けられた立上げ部Aから導出さ
れている。また、前記立上げ部Aは第1図に示すように
各相毎に交互に取付枠13の左右に振分け配置されてい
る。
さらに、各蓋体15の上部の両筒体16間には逆U字状
に形成された支持アーム19が取着され、同支持アーム
19の上部にはそれぞれ一対の支持部材としての支持ボ
ルト20が突設されている。そして、これら支持ボルト
20が前記取付枠13の下部に遊挿され、その支持ボル
ト20の上端に対して取付枠13の内底面に係止される
ナット21が螺着されることにより、各蓋体15は各相
ごとに取付枠13に上下位置調節可能に吊下されてい
る。また、各支持ボルト20には取付枠13及び支持ア
ーム19の間においてコイルスプリング22がそれぞれ
巻装され、取付枠13下面と蓋体15頂部との間に導出
空間Bを形成すべく取付枠13及び支持アーム19を互
いに離間するように付勢している。
各蓋体15から導出される前記接続線18は、取付枠1
3の直下及びその両側にそれぞれ配置されて互いに平行
に並設されるとともに、取付枠13に沿って取付枠13
の前端側(第1、2図左側)に延出され、各接続線18
共通の支持具23を介して取付枠13に支持されてい
る。
すなわち、支持具23は上下二層に重合された支持片2
4,25とから構成されており、両支持片24,25の
両端は取付枠13の両側下方にそれぞれ延出されるとと
もに互いに対向するように湾曲されている。そして、両
支持片24,25はその間にスペーサ26を介して取付
枠13先端にボルト着され、両支持片24,25にて前
記接続線18を導出空間B内に挟着支持している。
なお、各接続線18の先端には図示しないワニ口クリッ
プがそれぞれ設けられている。
次に取付枠13の先端に設けられたロック機構27につ
いて説明する。
第1,3,4,5図に示すように取付枠13の内底面の
前端(第1,4,5図左側)やや後端よりには、断面チ
ャンネル状の支持枠28がボルト着され、同支持枠28
の両側片29,30の上部には切欠部31が形成されて
いる。両側片29,30の前端間には、ロック部材32
の取付腕33の前端が軸33aにて傾動可能に支持され
ている。同取付腕33の後端からはロック板34が取付
枠13の後端側に延出され、同ロック板34の後端には
ロックピン12が挿通されるとともにナット35にて締
付固定されている。また、取付枠13の内底面には前記
ロックピン12の直下に対応するように係止突起41が
形成されており、ロックピン12のナット35及び係止
突起41にはコイルバネ42の上下両端部がそれぞれ係
止されて、ロック板34を上下に付勢している。
また、前記支持枠28の後端には取付枠13の内側面に
沿うように、操作レバー36の二又状の支持腕37の後
端が軸37aにて傾動可能に支持されている。両支持腕
37の前端部には表示部38が設けられており、同表示
板38には「試験」等の文字が表記されている。さら
に、両支持腕37の上部中央付近には押圧ピン39が架
設されており、前記ロック部材32の取付腕33の上部
に当接している。そして、第5図に示すように操作レバ
ー36を下側へ傾動させると、押圧ピン39が前記コイ
ルバネ42の付勢力に抗してロック部材32の取付腕3
3を押圧し、ロック板34を下側へ傾動させるようにな
っている。
なお、43は支持枠28の後端上部に取着された板状の
ストッパである。
次に、以上のように構成した多目的試験蓋11の作用
を、各ケーブルの絶縁抵抗測定時に用いる場合について
説明する。
まず、引込開閉器のケース1の扉1aを開放し、引込開
閉器の開極した可動電極(図示しない)をブラケット6
の開閉用可動フレーム8から取外し、多目的試験蓋11
の取付枠13の係止部14を開閉用可動フレーム8のレ
ール部9間に挿入する。
このとき、取付枠13の挿入動作にともなってロック機
構27のロックピン12が開閉用可動フレーム8の先端
部に当接すると、ロックピン12がコイルバネ42の付
勢力に抗して開閉用可動フレーム8の上面によって押圧
され、ロック部材32は下側へ傾動する。そして、さら
に多目的試験蓋11が所定位置まで挿入されると、ロッ
クピン12が前記係合孔10に係合し、ロック部材32
はコイルバネ42の付勢力により若干上側へ傾動復帰
し、第7,9図示すように多目的試験蓋11は開閉用可
動フレーム8に吊下される。
この際、多目的試験蓋の先端が第9、10図に示すよう
にケース1の開口部から外側に突出しており、測定中の
ケース1の扉1aが閉じないようになっている。
次に、操作機構7によりブラケット6を介して多目的試
験蓋11を下動し、第10図に示すように蓋体15の各
筒部16を固定電極3側の案内筒4にそれぞれ被冠させ
る。
そして、各接続線18のワニ口クリップ(図示しない)
を絶縁抵抗測定装置(図示しない)に接続して各ケーブ
ルの絶縁抵抗を測定する。
そして、測定が終了したら、第5図に示すように多目的
試験蓋11の操作レバー36を下側へ傾動させてロック
ピン12を下動させ、ロックピン12及び係合孔10の
係合を解除し、多目的試験蓋11を開閉用可動フレーム
8から引き抜く。
なお、本実施例の多目的試験蓋11は、ケーブルの絶縁
抵抗測定、ケーブルの導通測定、死活線判別、あるいは
事故探査時における課電を行なう際にも同様に各接続線
18のワニ口クリップをそれぞれ測定機等に接続して用
いることができる。
このように本実施例では、各接続線18が取付枠13下
方の導出空間B内において取付枠13の長手方向に平行
に配置されているので、取付枠13を開閉用可動フレー
ム8へ着脱する時の邪魔なはみ出し部分がなくなって多
目的試験蓋11を引込開閉器内へ容易に挿通することが
できる。又、多目的試験蓋11全体のバランスもよくな
るので、前記取付枠13を開閉用可動フレーム8に取付
けた際には、同フレーム8に対する試験蓋11の荷重が
均一化する。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案によれば、各接続線が取付
枠下方の導出空間内に収まっているので、開閉用可動ア
ームへの着脱時にも引込開閉器内への挿通を容易に行な
うことができ、又、多目的試験蓋全体としてのバランス
もよくなるので、前記開閉用可動アームに対する荷重を
均一化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である多目的試験蓋の平面図、
第2図は同多目的試験蓋の側面図、第3図は同多目的試
験蓋の一部切欠正面図、第4図は同多目的試験蓋のロッ
ク機構の一部切欠側面図、第5図は同多目的試験蓋のロ
ック機構の操作レバーを下側に傾動した状態の一部切欠
側面図、第6図は同多目的試験蓋を取着する引込開閉器
の開閉用可動フレームの要部斜視図、第7図は同多目的
試験蓋を開閉用可動フレームに取着した状態の正面図、
第8図は引込開閉器の側面図、第9図は多目的試験蓋を
引込開閉器の開閉用可動フレームに取着した状態の側面
図、第10図は多目的試験蓋を引込開閉器の案内筒に被
冠した状態の側面図、第11図は従来の多目的試験蓋の
平面図、第12図は従来の多目的試験蓋の側面図であ
る。 3…固定電極、7…操作機構、8…開閉用可動フレー
ム、10…係止部、13…取付枠、15…蓋体、18…
接続線、27…ロック機構、A……立上げ部、B……導
出空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付枠を引込開閉器の操作機構によって上
    下動される開閉用可動フレームに対して着脱可能に形成
    し、前記引込開閉器の固定電極に接続可能な電極を内装
    した絶縁性の蓋体を前記取付枠の長手方向へ各相ごとに
    取付枠下面と蓋体頂部との間に導出空間が形成されるよ
    うに支持部材を介して並列吊下し、前記電極にそれぞれ
    接続され各蓋体から導出される接続線の各立上げ部を前
    記導出空間内において取付枠の左右へ交互に振分け、前
    記各立上げ部から導出された接続線の一本を前記取付枠
    の直下において取付枠の長手方向に配置するとともに、
    他の接続線を前記取付枠の直下に配置した接続線の両側
    に前記導出空間内において平行に配置したことを特徴と
    する引込開閉器の多目的試験蓋。
JP6666588U 1988-05-19 1988-05-19 引込開閉器の多目的試験蓋 Expired - Lifetime JPH0612546Y2 (ja)

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