JPH0612397Y2 - 防錆剤等の浮遊回転式カプセル - Google Patents
防錆剤等の浮遊回転式カプセルInfo
- Publication number
- JPH0612397Y2 JPH0612397Y2 JP5792987U JP5792987U JPH0612397Y2 JP H0612397 Y2 JPH0612397 Y2 JP H0612397Y2 JP 5792987 U JP5792987 U JP 5792987U JP 5792987 U JP5792987 U JP 5792987U JP H0612397 Y2 JPH0612397 Y2 JP H0612397Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating
- shell
- rust preventive
- band
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本案は浴槽などにおける対流式風呂釜等の水流部に生ず
る錆、水垢などの付着を防止しようとするものである。
る錆、水垢などの付着を防止しようとするものである。
（従来技術及びその問題点） 従来風呂釜等に発生する錆、水垢などは一時的に防錆剤
などを注入して錆防止、或は水垢を落しているが、注入
作業が面倒であるのみならず、大量の水垢落しなどには
効果がそれほど表れない等の欠点を有する。
などを注入して錆防止、或は水垢を落しているが、注入
作業が面倒であるのみならず、大量の水垢落しなどには
効果がそれほど表れない等の欠点を有する。
（問題点を解決するための手段） 本案は以上のような従来風呂釜等の水垢落し手段等の欠
点を解消すべく研究されたもので、防錆剤を収納する浮
遊回転球を対流式風呂釜等の水入り口にバンドによって
吊り下げ、加熱による対流、水圧等による水流により浮
遊回転球を常に浮動させながら回転させて、内部の防錆
剤を転がしながら全体的に溶かし込んで風呂釜に送り込
み、常に水垢などの発生を防止し、殊更水垢落し作業な
どをすることの無いようにしたものである。
点を解消すべく研究されたもので、防錆剤を収納する浮
遊回転球を対流式風呂釜等の水入り口にバンドによって
吊り下げ、加熱による対流、水圧等による水流により浮
遊回転球を常に浮動させながら回転させて、内部の防錆
剤を転がしながら全体的に溶かし込んで風呂釜に送り込
み、常に水垢などの発生を防止し、殊更水垢落し作業な
どをすることの無いようにしたものである。
本案を図示の実施例によって説明すると、球状に固めた
防錆剤１を収納する浮遊回転球２と吊り下げバンド３よ
り成り、浮遊回転球２は殻体部４と浮遊穴５とより成
り、殻体部４は水流により回転自在とするが、三つ割状
の殻体片６、６、６を組み込んで出来ていて、内部と連
通する連通口７、７を形成してある。この殻体部４にお
ける殻体片６、６、６は対応する頂点間の曲面を同一方
向に蛇行する骨体８、８で形成し、浮遊穴５、５は殻体
部４の上下頂点に設け、これら浮遊穴５、５を骨体８、
８と同方向に蛇行する浮遊回溝９で結んである。この浮
遊回溝９、９、９は三本設けてあって後述の吊り下げ体
１１が走行自在に嵌遊してあると共に浮遊回転球２を回
転自在としてある。
防錆剤１を収納する浮遊回転球２と吊り下げバンド３よ
り成り、浮遊回転球２は殻体部４と浮遊穴５とより成
り、殻体部４は水流により回転自在とするが、三つ割状
の殻体片６、６、６を組み込んで出来ていて、内部と連
通する連通口７、７を形成してある。この殻体部４にお
ける殻体片６、６、６は対応する頂点間の曲面を同一方
向に蛇行する骨体８、８で形成し、浮遊穴５、５は殻体
部４の上下頂点に設け、これら浮遊穴５、５を骨体８、
８と同方向に蛇行する浮遊回溝９で結んである。この浮
遊回溝９、９、９は三本設けてあって後述の吊り下げ体
１１が走行自在に嵌遊してあると共に浮遊回転球２を回
転自在としてある。
吊り下げバンド３は弾力性に富んだ部材を使用し半円状
に湾曲したバンド本体１０と中央部に設けた吊り下げ体
１１とより成り、この吊り下げ体１１を浮遊穴５或は浮
遊回溝９、９、９に嵌合して浮遊回転球２を水流により
回転域は走行自在としたものである。
に湾曲したバンド本体１０と中央部に設けた吊り下げ体
１１とより成り、この吊り下げ体１１を浮遊穴５或は浮
遊回溝９、９、９に嵌合して浮遊回転球２を水流により
回転域は走行自在としたものである。
図中１２は一方の殻体片６に設けた掛止突起で有り、１
３は他方の殻体片６の掛止突起１２を止着する掛止孔で
ある。
３は他方の殻体片６の掛止突起１２を止着する掛止孔で
ある。
尚浮遊回転球２は単に水平回転するように設計しても良
く、又上下回転するようにしても良い。この場合は浮遊
穴５は一域は二個有れば良い。
く、又上下回転するようにしても良い。この場合は浮遊
穴５は一域は二個有れば良い。
又防錆剤は人体に対し悪影響の無い安全なものを使用す
る。
る。
（作用） 本案は以上の如く具現されるもので、これを使用するに
は対流式浴槽における風呂釜の水の入り口管１４内に吊
り下げバンド３を嵌着し浴槽に水をいれる。所定量の水
が入った後風呂釜に点火することにより風呂釜の水管内
に対流が生じる。この対流による水流によって浮遊回転
球２が回転すると共に浮遊回溝９、９、９に沿って走行
し、この回転走行によって浮遊回転球内に収納されてい
る防錆剤は転がりながら全体的に徐々に解け出し風呂釜
内を循環する。
は対流式浴槽における風呂釜の水の入り口管１４内に吊
り下げバンド３を嵌着し浴槽に水をいれる。所定量の水
が入った後風呂釜に点火することにより風呂釜の水管内
に対流が生じる。この対流による水流によって浮遊回転
球２が回転すると共に浮遊回溝９、９、９に沿って走行
し、この回転走行によって浮遊回転球内に収納されてい
る防錆剤は転がりながら全体的に徐々に解け出し風呂釜
内を循環する。
尚組立に際しては二個の殻体片６、６を組立た後に防錆
剤１を収納すると良い。
剤１を収納すると良い。
（効果） 本案は叙上の如く防錆剤を収納する浮遊回転球と吊り下
げバンドより成り、浮遊回転球は、殻体部と浮遊穴とよ
り成り、殻体部は水流により回転自在とすると共に内部
と連通する連通口を形成し、浮遊穴は殻体部の頂点位置
に設けてあり、 吊り下げバンドはパイプに取付自在なバンド本体とバン
ド本体の中央部に設けた吊り下げ体とより成り、この吊
り下げ体を浮遊穴に嵌遊して浮遊回転球を水流により回
転自在としたので、風呂釜等の水の入り口に設置するこ
とにより加熱による対流によって浮遊回転球は自然に回
転し内部の防錆剤は全体的に徐々に解けだし、風呂釜な
どの錆、水垢の発生を防止し快適な入浴などが出来る。
又風呂釜の水の入り口に設置するときは浮遊回転球の回
転を視認出来るようにしておけば見た目も楽しい趣向に
富んだものと成る。
げバンドより成り、浮遊回転球は、殻体部と浮遊穴とよ
り成り、殻体部は水流により回転自在とすると共に内部
と連通する連通口を形成し、浮遊穴は殻体部の頂点位置
に設けてあり、 吊り下げバンドはパイプに取付自在なバンド本体とバン
ド本体の中央部に設けた吊り下げ体とより成り、この吊
り下げ体を浮遊穴に嵌遊して浮遊回転球を水流により回
転自在としたので、風呂釜等の水の入り口に設置するこ
とにより加熱による対流によって浮遊回転球は自然に回
転し内部の防錆剤は全体的に徐々に解けだし、風呂釜な
どの錆、水垢の発生を防止し快適な入浴などが出来る。
又風呂釜の水の入り口に設置するときは浮遊回転球の回
転を視認出来るようにしておけば見た目も楽しい趣向に
富んだものと成る。
又浮遊回転球の殻体部は、内部と連通する連通口と対応
する頂点間の表面を同一方向に蛇行する骨体で形成し、
域は又浮遊回転球の浮遊穴は上下に設けて、前記の骨体
と同方向に蛇行する浮遊回溝で結び、この浮遊回溝に吊
り下げ体を嵌遊し走行自在とすると共に浮遊回転球を回
転自在とすることにより収納された防錆剤はより一層全
体的に斉一に解けだし風呂釜などに送り込むことが出
来、又より複雑な運動をするので趣向に富んだものと成
る。
する頂点間の表面を同一方向に蛇行する骨体で形成し、
域は又浮遊回転球の浮遊穴は上下に設けて、前記の骨体
と同方向に蛇行する浮遊回溝で結び、この浮遊回溝に吊
り下げ体を嵌遊し走行自在とすると共に浮遊回転球を回
転自在とすることにより収納された防錆剤はより一層全
体的に斉一に解けだし風呂釜などに送り込むことが出
来、又より複雑な運動をするので趣向に富んだものと成
る。
第１図は半球部分を省略した本案カプセルの平面説明図
であり、第２図は半球部分を省略した同正面説明図、第
３図は一殻体片の分解図、第４図は第２図のＡ−Ａ線拡
大断面説明図である。 １は防錆剤 ２は浮遊回転球 ３は吊り下げバンド ４は殻体部 ５は浮遊穴 ６は殻体片 ７は連通口 ８は骨体 ９は浮遊回溝 １０はバンド本体 １１は吊り下げ体
であり、第２図は半球部分を省略した同正面説明図、第
３図は一殻体片の分解図、第４図は第２図のＡ−Ａ線拡
大断面説明図である。 １は防錆剤 ２は浮遊回転球 ３は吊り下げバンド ４は殻体部 ５は浮遊穴 ６は殻体片 ７は連通口 ８は骨体 ９は浮遊回溝 １０はバンド本体 １１は吊り下げ体
Claims (3)
- 【請求項１】防錆剤を収納する浮遊回転球と吊り下げバ
ンドより成り、浮遊回転球は、殻体部と浮遊穴とより成
り、殻体部は水流により回転自在とすると共に内部と連
通する連通口を形成し、浮遊穴は殻体部の頂点位置に設
けてあり、 吊り下げバンドはパイプに取付自在なバンド本体とバン
ド本体の中央部に設けた吊り下げ体とより成り、この吊
り下げ体を浮遊穴に嵌遊して浮遊回転球を水流により回
転自在とした防錆剤等の浮遊回転式カプセル。 - 【請求項２】浮遊回転球の殻体部は、内部と連通する連
通口と対応する頂点間の表面を同一方向に蛇行する骨体
で形成した第１項記載の防錆剤等の浮遊回転式カプセ
ル。 - 【請求項３】浮遊回転球の浮遊穴は上下に設け、殻体部
は、内部と連通する連通口と対応する頂点間の表面を同
一方向に蛇行する骨体と同方向に蛇行する浮遊回溝で結
んで有り、この浮遊回溝に吊り下げ体を嵌遊し走行自在
とすると共に浮遊回転球を回転自在とした第１項記載の
防錆剤等の浮遊回転式カプセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5792987U JPH0612397Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 防錆剤等の浮遊回転式カプセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5792987U JPH0612397Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 防錆剤等の浮遊回転式カプセル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63167096U JPS63167096U (ja) | 1988-10-31 |
| JPH0612397Y2 true JPH0612397Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=30888067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5792987U Expired - Lifetime JPH0612397Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 防錆剤等の浮遊回転式カプセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612397Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-16 JP JP5792987U patent/JPH0612397Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63167096U (ja) | 1988-10-31 |
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