JP2002264891A - フロート - Google Patents

フロート

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JP2002264891A
JP2002264891A JP2001109210A JP2001109210A JP2002264891A JP 2002264891 A JP2002264891 A JP 2002264891A JP 2001109210 A JP2001109210 A JP 2001109210A JP 2001109210 A JP2001109210 A JP 2001109210A JP 2002264891 A JP2002264891 A JP 2002264891A
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Ko Shirai
洸 白井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は乳幼児を単独で浴槽内に置き両手で洗
ったり、一時的にタオルや天花粉等不足の物品を離れた
場所へとりに行ったり、電話に出たりすることができる
フロートを得るにある。 【解決手段】乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持
ったフロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に
装着するため一部が開口する装着部と、該開口する装着
部を閉止する契合部とでフロートを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入浴支援器具フロー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乳幼児の入浴はベビーバスを用い
て居室や浴室で行う方法と、大人が入浴するおりに乳幼
児も一緒に風呂に入れる方法があった。居室で行う乳幼
児の入浴は両親か、祖父母、乳母または看護婦などが入
浴させるのが一般的な入浴方法である。後者は母親もし
くは父親、あるいは祖父母が乳幼児と一緒に入浴するの
が一般的である。いずれの場合も母親などは浴槽に入れ
た乳幼児を洗うとき、乳幼児の頭部、頚部もしくは背中
などを片方の手で支え、他方の手で乳幼児の身体を洗
う。乳幼児を入浴させている間は、居室において入浴さ
せる場合も浴室でいっしょに入浴する場合も母親などは
両手を使うことは出来ない。核家族化が進む現在におい
ては、乳幼児を風呂の入れているときは、離れたところ
にあるタオルや石鹸を取ることも、ましてや電話に出る
ことなどは不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の入浴方法では縷
々説明したように、乳幼児を入浴させている母親などは
両手で何かすると言うことはできなかった。例えば居室
で入浴をさせている場合に乳幼児の入浴に必要なベビー
オイルや石鹸、タオルなどの準備が出来ていなかった。
あるいは電話が鳴る、玄関のチャイムが鳴り来客を告げ
るなどの場合は入浴中の乳幼児を浴槽から一旦あげ、タ
オルにくるんで安全な場所において事態に対応せざるを
得ない状況におかれていた。また浴室で母親などがいっ
しょに入浴させる場合も両手を使いたいことはしばしば
発生する。もし乳幼児を浴槽内で浮かしておくことが出
来たら、母親などがかけ湯をするとき、自分自身を洗う
とき、上がり湯をするときなど誰もいなくても母子二人
の楽しい入浴が実現できるし時間も効率的に使うことが
出来る。本発明を用いれば、あらかじめ湯かげんだけを
確認しておけば、乳幼児を両手から手放して浴槽内に単
独で浮かしておくことができるので、かけ湯もできる
し、自分の体を洗うこともできるし、上がり湯を使うこ
ともできる。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点にかんが
み、乳幼児を風呂に入れるとき乳幼児を単独で風呂の中
に浮かして置けるフロートを提供することを目的として
いる
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特長は以下の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持ったフロ
ートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に装着する
ため一部が開口する装着部と、該開口する装着部を閉止
する契合部とで構成されたバスフロートを提供してい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1および図4は本発明の第1の実施の形
態を示した。図1はフロートのイメージ図であり図4は
本発明の第1の実施の形態の使用状態を示したものであ
る。図1において1Aおよび1Bはフロート、2は1A
と1Bを接続する柔軟な結合部材、次ぎの3A、3Bお
よび4A、4Bで契合部を構成する。3Aは一端を1A
に固定され他端にボタン、ホック、マジックテープ(登
録商標)またはマグネットのようなファスナーを装備し
たベルト状部材、3Bは1Bに固定されたマジックテー
プもしくはマグネットのようなファスナーで3Aのファ
スナーと契合する。4Bは図示しないが4Aと共に3A
および3Bと同等の働きを担う。5Aと5Bはフロート
の突合せ部でフロートを装着するとき開口させる装着部
である。
【0009】1A、1Bのフロートは5A、5Bの装着
部を開口し該装着部5A、5B間を経て乳幼児の頸部に
はめ、装着部を閉じた後契合部3A、3Bを契合し、さ
らに契合部4A、4Bも契合して1A、1Bのフロート
を首輪の如く乳幼児の頸部に固定する。フロート1Aと
フロート1Bは防水加工した木材もしくは同じく防水処
理を施したスポンジまたは発泡スチロールなど浮力の大
きな部材で作られている。フロートを装着された乳幼児
を浴槽に入れるとフロートの浮力により重心が足のほう
に移動するので頭部を浮かすことが出来、母親などは両
手を使って乳幼児の身体を洗うことが出来る。
【0010】次ぎに図2ないし図23に本発明の異なる
実施の形態について説明する。なお、これらの本発明の
異なる実施の形態の説明に当たって、前記本発明の第1
の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0011】図2ないし図4の本発明の第2の実施の形
態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異な
る点は二分割されていたフロート1A、1Bを一体化し
た点と、フロートの材質をプール遊びや海水浴に使う浮
き輪と同等のビニールやゴムを用いたチューブ状となし
空気を充填し浮力を得た点である。図2はフロートの上
面図、図3はフロートの正面図、図4は本発明の第2の
実施の形態の乳幼児が母親の手を離れて入浴している様
を示した。
【0012】図1に示したように本発明の第1の実施の
形態においてはフロート1を1A、1Bに二分割し装着
部を物理的に開閉できる構造となしたが、本発明の第2
の実施の形態においてはフロート1A、1Bを一体化し
た。フロートは材質を柔軟なビニールなどのチューブ状
とし空気を充填してあるため装着部を本発明の第1の実
施の形態で示したように物理的に開閉できる構造としな
くても、ドーナツ状のフロートを図2、図3に示したよ
うに1ヶ所で切り、装着部5A、5Bで閉じた馬蹄形と
なすことで装着部を構成できる。この装着部5A、5B
を押し開くように乳幼児の頸部に首輪のように装着し契
合部を構成しているファスナーを装備したベルト状部材
3A、ファスナー3Bおよび同4A、4Bを契合し装着
を完了する。
【0013】図5および図6に示す本発明の第3の実施
の形態において、前記本発明の第1および第2の実施の
形態と主に異なる点はフロートに前右姿勢制御部6A、
前左姿勢制御部6B、後右姿勢制御部6C、後左姿勢制
御部6Dに分けた姿勢制御部6を付した点である。フロ
ートおよび姿勢制御部6は、本発明の第2の実施の形態
で用いたプール遊びや海水浴などで使う浮き輪と同じ柔
軟なビニールやゴムを素材とした。図5はフロートの上
面図、図6はフロートの正面図である。
【0014】姿勢制御部6A、6B、6Cおよび6Dは
乳幼児の重心が不安定となり頭部が傾くことにより呼吸
が妨げられたり、耳に水が入ったりすることで乳幼児に
不安や恐怖心を与え風呂嫌いになることのないよう頭部
を安定した姿勢に保つ目的をもっている。すなわち、傾
くと重みが懸かった側の姿勢制御部6は沈み込み水面下
の体積が増し反対側の姿勢制御部は重みが軽減されるの
で浮上し水面下の体積は減少する。浮力は同一の材質構
造の物体なら水面下の体積に比例するので傾いた側で増
加し反対側で減少する。その結果傾きは修正され姿勢は
安定に保たれる。この原理はフロートにも当てはまるが
その効果は前右姿勢制御部6A、前左姿勢制御部6B、
後右姿勢制御部6Cおよび後左姿勢制御部6Dを設ける
ことによりより顕著になる。
【0015】図7ないし図10に示す本発明の第4の実
施の形態において前記本発明の第3の実施の形態と異な
る点は姿勢制御部6Cと6Dを省略した点とフロート固
定部としてファスナーを装備した左後紐状部材7A、左
前ファスナー7Bおよびファスナーを装備した右後紐状
部材8A、右前ファスナー8Bを装備した点である。こ
れらのファスナーは相互に結び合わせる紐やボタン、ホ
ック、マジックテープあるいはマグネットなどを用いた
ものである。図7は本発明の第4の実施の形態の上面
図、図8は正面図、図9は使用状態を水面上で観察した
もの、図10はファスナーを装備した紐状部材7A、8
Aを乳幼児の身体に装着した状態を水中から見た図であ
る。
【0016】ファスナーを装備した左後紐状部材7Aは
乳幼児の右わきの下を回して左前ファスナー7Bに契合
する。ファスナーを装備した右後紐状部材8Aは乳幼児
の左わきの下を回して右前ファスナー8Bに契合する。
このようにするとフロート1の位置は言いかえれば姿勢
制御部6A、6Bの位置と乳幼児の頭部すなわち口や鼻
および耳などとの位置関係が一定に保つことが出来るの
でこれらのひも状部材を用いてフロート1を乳幼児の身
体に固定することにより乳幼児の浴槽内のいっそうの安
全が保たれる。また姿勢制御部6C、6Dを省略したの
はベビーバスのようなやや狭い浴槽で入浴する場合は身
体を洗ってやりにくくなり、かえって邪魔になることが
あるからである。母親などがいっしょに入浴する場合で
も6C、6Dによって乳幼児の頭部が浴槽の手前のふち
により近づくことになり、洗い場に出て自分の身体を洗
っている母親などから、乳幼児の表情が浴槽のふちに隠
されて読み取りにくくなると言う不都合を回避した。
【0017】図11の本発明の第5の実施の形態におい
て、前記本発明に第4の実施の形態と主に異なる点はア
ンカー紐9、アンカー10を設けた点である。アンカー
紐は一端をフロートに結合し他端はアンカーに結びつけ
るまたは引っ掛け具を用いるなどして引っ掛けるなどの
方法で結合する。図11は本発明の第5の実施の形態の
フロートを乳幼児に装着した様子を図に示した。
【0018】このアンカー10の位置とアンカー紐9の
目的は乳幼児を自動風呂釜の追い焚きによる熱い湯の出
口に近づけないようにすることであるからアンカー紐9
の長さとアンカー10の位置などは個々の浴槽に合わせ
て湯の出口からなるべく遠いところに決める必要があ
る。またアンカーはこの実施の形態の図では吸盤を使っ
たがアンカー紐を輪に結んで、やはり湯の出口から遠い
ところにある水道の蛇口等をアンカーとすることが出来
るのは言うまでもない。また別途充分な重さの錘をアン
カーにすることが出来るのはもちろんである。例えば水
を満たしたバケツなどを浴槽の近辺においてアンカーと
して用いてもよい。
【0019】図12ないし図15の本発明の第6の実施
の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に
異なる点は姿勢制御部6C、6Dの形状を変えた点であ
る。図12は本発明の第6の実施の形態の上面図、図1
3は正面図、図14は側面図そして図15は乳幼児の頸
部に装着して入浴している様子を示したものである。
【0020】これまでの実施の形態に示した姿勢制御部
6はフロート1に対しその取付角度は水面と平行でもも
ちろんかまわないがフロートの傾きの変化と浮力の変化
の関係を顕著にするため姿勢制御部6の取付角度をフロ
ートの水面位置に対し上向きに角度を持たせた。本発明
の第6の実施の形態においては姿勢制御部6C、6Dを
一体化しさらにこれをフロート1の後半分を取り巻くよ
うに角度をつけて取付け後部フロート11とした。この
図では略垂直に取付けた状態を示した。本発明の第4、
第5の実施の形態においては狭いあるいは小さな浴槽に
おいて洗いにくさと表情が見えにくい等と言う弊害を回
避して姿勢制御部6C、6Dを取り除いたが、乳幼児が
活発に動いたため重心が移動し仰向けの姿勢になってし
まった場合フローとは略後半分のみしか浮力に寄与でき
なくなり浮力そのものが不足し乳幼児の頭部は沈み耳や
口や鼻が水没するおそれが生ずる。本発明の第一番目の
目的は乳幼児から手を離しても乳幼児を浴槽内に安定し
て置くことであった。本発明の第6の実施の形態におい
ては乳幼児が激しく動き重心が移動して仰向けとなって
もそれまでは浮力としては何ら寄与していなかった後部
フロート11が水面下に沈み始めることで浮力として貢
献し乳幼児の頭部を浮かし耳や口、鼻を水没させること
はない。乳幼児が活発な動きによって前かがみになった
とき姿勢制御部6A、6Bが浮力を増して姿勢を保ち、
右に傾いた時は姿勢制御部6Aと後部フロートの右半分
が浮力に寄与し姿勢を保ち、左に傾いたときは姿勢制御
部6Bと後部フロートの左半分が浮力に寄与し頭部の姿
勢を保つ。
【0021】図16と図17の本発明の第7の実施の形
態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異な
る点はフロート1を二分割しフロート12A、12Bと
した点である。フロート12Aは姿勢制御部6Aと6C
を一体化したものであり、フロート12Bは姿勢制御部
6Bと6Dを一体化したものである。図16は本発明の
第7の実施の形態の上面図、図17は正面図である。扇
形の空間13は装着部5A、5Bを柔軟な結合部材2を
支点として装着部5A、5Bを開口するための空間であ
る。なおファスナーを装備したベルト状部材3Aおよび
4Aとファスナー3Bと4Bは当然装備されるべきもの
であるが省略のため図示しない。
【0022】図18と図19の本発明の第8の実施の形
態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異な
る点は頸部装着部材14を新たに加えた点である。図1
8は上面図、図19はA−A断面図である。
【0023】頸部装着部材14は猪首の乳幼児に対しフ
ロートを確実に装着するため細い構造となっている。頸
部装着部材14は滑らかで柔軟であれば浮力はフロート
が稼ぐから中空である必要はない。頸部装着部材14の
開口部5C、5Dを閉じ、ファスナーを装備したベルト
状部材3A、ファスナー3Bおよびでファスナーを装備
したベルト状部材4A、ファスナー4Bを用いて止めて
も乳幼児の頭部がフロートをすりぬけフロートが乳幼児
の頭部から脱落しては当初の目的を果たせないので頸部
装着部材14は円周方向の伸びは少ないほどよい。フロ
ートは三分割され頸部装着材14に対し図18に示した
位置関係で結合されている。空間13Aと13Bはフロ
ートを乳幼児に装着するとき5A、5Cと5B、5Dを
開くとき頸部装着部材14がこの空間部13A、13B
で変形し開き、装着しやすくするためである。
【0024】図20の本発明の第9の実施の形態におい
て前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点はファ
スナーを装備した左後紐状フロート固定部7Aと左前フ
ァスナー7Bおよびファスナーを装備した右後紐状フロ
ート固定部8Aおよび右前ファスナー8Bを廃止しあら
たにベスト状の着衣15をフロート1に装備しフロート
固定部とした点である。
【0025】16A、16B、16Cはベスト状着衣の
前身ごろのファスナーである。17A,17Bはそれぞ
れ右腕、左腕を通すベスト状着衣15のアームホールで
ある。
【0026】図21の本発明の第10の実施の形態にお
いて前記本発明の第9の実施の形態と主に異なる点はフ
ロート1に装備したベスト状着衣15の裾部分の前後の
ポケットに装備した複数の取り外し可能な錘18A、1
8B、18C、18D……である。
【0027】この複数の錘の総重量は乳幼児の入浴中の
重心を安定させるために必要な最小限の重さがあればよ
い。その絶対値は個人差があるので複数の錘を増減して
調整することができる。図22は本発明の第10の実施
の形態を入浴中の水中の図で示した。ベスト状着衣15
の裾の錘の部分を除けば本発明の第9の実施の形態を示
すものとなる。
【0028】図23の本発明の第11の実施の形態にお
いて、前記第1ないし第10の実施の形態と主に異なる
点はフロートの湯につかる部分に湯の温度を表示する温
度表示部19を設けたことである。
【0029】温度表示は一般的なアルコール温度計や水
銀温度計を用いる。しかしながらフロートや姿勢制御部
の空気を抜いてフロートを保管する場合は温度計が邪魔
で折り畳みにくいし、また入浴中はガラス管を用いてい
る点、破損した場合を考えると安全性でも問題がある。
したがってここでは温度によって発色するインク(塗
料)を用いて例えば38度以下は「ぬるい」という文字
または「水色」を現し温度が上がって40度では「ちょ
うどよい」という文字または「ピンク色」を現し42度
以上では「熱い」という文字または「赤色」を現すなど
の温度表示を行って乳幼児のための湯加減管理を行うの
がより適当である。または「38」、「40」、「4
2」などの数字を直接それぞれの温度において発色させ
る表示法も考えられる。温度によって発色するインク
(塗料)ならフロート全体を上記の「水色」、「ピンク
色」、「赤色」を縞模様に仕上げるなどすればフロート
全体を温度表示部となすことも可能であり乳幼児を入浴
させる母親などは何時でもどの方向からでも温度を監視
することが出来る。
【0030】図24ないし図27に示す本発明の第12
の実施の形態において、前記第3および第6の実施の形
態と主に異なる点は姿勢制御部6A、6Bがないことと
姿勢制御部6Cおよび6Dの大きさを変更し6F、6G
とした点である。さらに姿勢制御部6Fと6Gを薄い布
またはネットで結んだ点である。図24は本発明の第1
2の実施の形態の正面図、図25は本発明の第12の実
施の形態の上面図、図26は本発明の第12の実施の形
態の側面図、図27は本発明の第12の実施の形態の使
用中のイメージ図である。
【0031】1はフロート、6Fと6Gは姿勢制御部、
11は後部フロートである。20はネット、21は姿勢
制御部6Fと姿勢制御部6Gの間隔を一定に維持する間
隔維持部材である。本発明の第12の実施の形態ではフ
ロート1は乳幼児の頸部にフロートを装着する機能が主
体となり浮力の大半を姿勢制御部6Fと6Gおよび後部
フロート11が担っている。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果が得られる。
【0032】以下の効果は核家族化が進む現代におい
て、サラリーマン家庭の育児に、シングルマザーの育児
に、あるいは乳幼児を預かる育児所、保育所、産婦人科
医院などに光明を与えるものである。 (1)乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持ったフ
ロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に装着す
るため一部が開口する装着部と、該開口する装着部を閉
止する契合部とを備えたことを特徴とするフロートを乳
幼児に装着しているので、従来は片手はもっぱら乳幼児
を支えるのみであったが、本発明のフロートを乳幼児に
装着することにより乳幼児を支えないで乳幼児単独で浴
槽に入れることが出来る。 (2)前記(1)によって、乳幼児を両手で洗えるとい
う新しい動作が可能となった。 (3)前記(1)によって、乳幼児とのスキンシップが
実現し、乳幼児を両手であやすことが出来るようになっ
た。 (4)前記(1)によって、乳幼児を居室で入浴させて
いるとき一時的に乳幼児をベビーバスに残して準備不足
だったベビーオイルや天花粉、タオルなどを離れた場所
までとりに行くことが出来るようになった。 (5)前記(1)によって、浴室で入浴しているとき乳
幼児を単独で浴槽に浮かして置けるので母親などはかけ
湯をすることも、自身の体を洗うことも、上がり湯を使
うことも出来るようになった。 (6)前記(1)によって、乳幼児を居室で入浴させて
いるとき一時的に乳幼児をベビーバスに残して電話に出
たり玄関の来客の対応が出来るようになった。 (7)乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持ったフ
ロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に装着す
るため一部が開口する装着部と、該開口する装着部を閉
止する契合部と、前記フロートに設けられた姿勢制御部
とで構成されているので、乳幼児が浴槽内で元気に体を
動かして重心の移動があっても耳に水が入ったり呼吸を
妨げたりしないので乳幼児を風呂嫌いにする恐怖心を取
り除くことが出来る。 (8)乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持ったフ
ロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に装着す
るため一部が開口する装着部と、該開口する装着部を閉
止する契合部と、前記フロートに設けられた姿勢制御部
と、頭部と前記フロートとの相対位置を維持するフロー
ト固定部とで構成されているので、前記(7)の本発明
の効果をさらに安定に提供できる。 (9)乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持ったフ
ロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に装着す
るため一部が開口する装着部と、該開口する装着部を閉
止する契合部と、前記フロートに設けられた姿勢制御部
と、頭部と前記フロートとの相対位置を維持するフロー
ト固定部と、フロートを他の物体に係留するフロート係
留部とで構成されているので、乳幼児を単独で浴槽内に
置いた場合、自動風呂釜の自動追い焚きが始まったとき
熱い湯が出てくる湯口から離れて乳幼児を係留できるの
で乳幼児に快適な入浴を提供できる。 (10)乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持った
フロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に装着
するため一部が開口する装着部と、該開口する装着部を
閉止する契合部と、前記フロートに設けられた姿勢制御
部と、頭部と前記フロートとの相対位置を維持するフロ
ート固定部と、フロートを他の物体に係留するフロート
係留部と、温度を監視する温度表示部とで構成されてい
るので、乳幼児の入浴中、湯の温度を常に監視できるの
で安全を確保できる。 (11)第12の実施の形態においては乳幼児は首まで
全身を湯につかることはないので乳幼児自身湯あたりを
防止でき、母親などはゆっくり自分の体を洗うことがで
きると言う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のイメージ図
【図2】本発明の第2の実施の形態の上面図
【図3】本発明の第2の実施の形態の正面図
【図4】本発明の第1、第2の実施の形態の使用例
【図5】本発明の第3の実施の形態の上面図
【図6】本発明の第3の実施の形態の正面図
【図7】本発明の第4の実施の形態の上面図
【図8】本発明の第4の実施の形態の正面図
【図9】本発明の第4の実施の形態の使用例
【図10】本発明の第4の実施の形態の使用例の水中図
【図11】本発明の第5の実施の形態の使用例の水上、
水中図
【図12】本発明の第6の実施の形態の上面図
【図13】本発明の第6の実施の形態の正面図
【図14】本発明の第6の実施の形態の側面図
【図15】本発明の第6の実施の形態の使用例
【図16】本発明の第7の実施の形態の上面図
【図17】本発明の第7の実施の形態の上面図
【図18】本発明の第8の実施の形態の上面図
【図19】本発明の第8の実施の形態の断面図
【図20】本発明の第9の実施の形態の正面図
【図21】本発明の第10の実施の形態の正面図
【図22】本発明の第10の実施の形態の使用例
【図23】本発明の第11の実施の形態の正面図
【図24】本発明の第12の実施の形態の正面図
【図25】本発明の第12の実施の形態の上面図
【図26】本発明の第12の実施の形態の側面図
【図27】本発明の第12の実施の形態の使用例
【符号の説明】
12A:フロート 1:フロート 12B:フロ
ート 1A:フロート 13:空間 1B:フロート 13A:空間 2:結合部材 13B:空間 3A:ファスナーを装備したベルト状 14:頸部装着部材 部材 15:ベスト状着衣 3B:ファスナー 16A:ファスナー 4A:ファスナーを装備したベルト状 16B:ファスナー 部材 16C:ファスナー 4B:ファスナー 17A:右ア
ームホール 5A:装着部 17B:左ア
ームホール 5B:装着部 18A:錘 6:姿勢制御部 18B:錘 6A:前右姿勢制御部 18C:錘 6B:前左姿勢制御部 18D:錘 6C:後右姿勢制御部 19:温度表
示部 6D:後左姿勢制御部 20:ネット 6E:姿勢制御部 21:間隔維
持部材 6F:姿勢制御部 6G:姿勢制御部 7A:左後紐状部材 7B:左前ファスナー 8A:右後紐状部材 8B:右前ファスナー 9:アンカー紐 10:吸盤(アンカー) 11:後部フロート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持
    ったフロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に
    装着するため一部が開口する装着部と、該開口する装着
    部を閉止する契合部とを備えたことを特徴とするフロー
  2. 【請求項2】乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持
    ったフロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に
    装着するため一部が開口する装着部と、該開口する装着
    部を閉止する契合部と、前記フロートに設けられた姿勢
    制御部とを備えたことを特徴とするフロート
  3. 【請求項3】乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持
    ったフロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に
    装着するため一部が開口する装着部と、該開口する装着
    部を閉止する契合部と、前記フロートに設けられた姿勢
    制御部と、頭部と前記フロートとの相対位置を維持する
    フロート固定部とを備えたことを特徴とするフロート
  4. 【請求項4】乳幼児の頭部を浮かせるに十分な浮力を持
    ったフロートと、該フロートを乳幼児の首に着脱可能に
    装着するため一部が開口する装着部と、該開口する装着
    部を閉止する契合部と、前記フロートに設けられた姿勢
    制御部と、頭部と前記フロートとの相対位置を維持する
    フロート固定部と、フロートを他の物体に係留するフロ
    ート係留部とを備えたことを特徴とするフロート
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR101164929B1 (ko) * 2011-06-09 2012-07-12 차동순 막대풍선
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