JPH06123754A - 区間故障検出方式 - Google Patents

区間故障検出方式

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JPH06123754A
JPH06123754A JP27168092A JP27168092A JPH06123754A JP H06123754 A JPH06123754 A JP H06123754A JP 27168092 A JP27168092 A JP 27168092A JP 27168092 A JP27168092 A JP 27168092A JP H06123754 A JPH06123754 A JP H06123754A
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JP
Japan
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time series
failure
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Application number
JP27168092A
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English (en)
Inventor
Katsuji Ito
勝二 伊東
Yoshihisa Katsuyama
吉久 勝山
Hiromitsu Shigeta
啓充 茂田
Toshiki Sakamoto
俊貴 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障箇所を高速に検出することができる故障
区間検出方式において、データ伝送量を少なくして、伝
送効率を向上させること。 【構成】 ケーブルもしくは架空線路1の電流がCT2
によりA点およびB点で検出される。故障検出装置3の
量子化手段3aは検出信号aoをa1,a2,…に示す
ような波形に量子化して、上記波形の立ち上がりおよび
立ち下がり点の時間情報と正負の位相情報からなる時系
列情報に変換し、記憶装置3bに書き込む。また、この
時系列情報は伝送路4を介してB点の故障検出装置3に
伝送される。受信器3dはB点より伝送された時系列情
報を受信し、A点で検出された時系列情報とともに記憶
判定部3eに送る。記憶判定部3eはB点から送られた
時系列情報を記憶装置に書き込むとともに、A点および
B点で検出された時系列情報の位相を比較して、故障箇
所がA点、B点の内側か外側かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送配電線において、故
障箇所が送配電線の隔たった2点間の区間内か、区間外
かを検出する区間故障検出方式に関し、特に本発明は、
故障箇所が区間内か区間外かを高速に判定することがで
きる区間故障検出方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】故障箇所が送配電線の隔たった2点間の
区間内か、区間外かを検出する方式として、従来から、
送配電線の2点で検出された電流等のデータを伝送し、
2点から伝送された電流値等のデータの位相を比較し
て、その位相関係から、故障箇所が区間内か、区間外か
を検出する方式が知られている。
【0003】上記した従来の区間故障検出方式におい
て、故障区間の検出を高速に行う場合には、送配電線の
2箇所で検出された電流信号等のデータを、元の信号波
形を復元できるような短い周期でサンプリングし、サン
プリングされた信号をデジタル信号に変換して伝送し、
受信箇所において、2箇所から伝送されたデジタル信号
の各点における位相関係を比較することにより、故障区
間の判定を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、上記のように、元の信号波形を復元できるような
周期でサンプリングしてデジタル信号に変換し伝送して
いたため、データ伝送量が膨大なものになり伝送時間が
かかるとともに、検出した信号波形を記憶させる記憶領
域も、大容量の領域を必要とした。
【0005】また、高速でサンプリングしてデジタル信
号に変換する必要があるため、クロック周波数を高くす
る必要があり、サンプリング装置、A/D変換器等とし
て高精度なものが必要となるなど、コストが高くなると
ともに、安定性の高いものが要求される。本発明は上記
した従来方式の問題点に鑑みなされたものであって、故
障区間の判定に必要な情報のみを伝送することにより、
データ伝送量を少なくして、伝送効率を向上させるとと
もに、コスト・ダウンを図ることができる区間故障検出
方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、ケーブルもしくは架空
線路の隔たった地点において観測された電気的情報を比
較することにより、故障が上記観測地点の内側で発生し
たか、観測地点の外側で発生したかを判定する区間故障
検出方式において、各観測地点で観測された電気的情報
の振幅値が予め定められた複数の量子化レベルと等しく
なる時間と、その時の電気的情報の極性を求めることに
より、電気的情報を上記時間列と位相符号とからなる時
系列情報に変換し、変換された時系列情報を各観測地
点、もしくは、他の地点に伝送して記憶装置に書き込
み、記憶装置に記憶された上記時系列情報の各量子化レ
ベルにおける同一時点の位相符号を比較し、その比較結
果に基づき、故障箇所が観測地点の内側か外側かを判定
するようにしたものである。
【0007】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、記憶装置に記憶された上記時系列情報の各
量子化レベルにおける同一時点の位相符号の演算積を求
め、1周期ないし数周期内における演算積の符号の数を
調べることにより、故障箇所が観測地点の内側か外側か
を判定するようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1の発明においては、観測され
た電気的情報を時間列と位相符号とからなる時系列情報
に変換しているので、観測された電気的情報を区間判定
に必要な情報だけに集約することができ、伝送する情報
量を減少させ、伝送効率を向上させることが可能とな
る。また、伝送する情報量が少なくなるので、伝送誤り
を少なくすることができる。さらに、観測された電気的
情報を高速度でサンプリングしてデジタル信号に変換す
る必要がないので、使用する素子に高精度のものが必要
なく、装置のコスト・ダウンを図ることができる。
【0009】本発明の請求項2の発明においては、1周
期ないし数周期内における演算積の符号の数を調べるこ
とにより、故障箇所が観測地点の内側か外側かを判定す
るようにしているので、センサの雑音の影響や、ケーブ
ルもしくは架空線路に重畳する直流分、高調波の影響を
減少することができ、区間判定の精度を向上させること
ができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明のシステムの全体構成を示す図
であり、同図において、1はケーブルもしくは架空線
路、2はケーブルもしくは架空線路1に流れる電流を検
出する電流変成器(以下CTという)、3は本発明に係
わる故障区間検出装置、4は光もしくは電気信号を伝送
する伝送路である。
【0011】同図において、CT2は絶縁線路に設けた
磁気コアにコイルを巻き付けた周知の構成を持つ電流変
成器であり、線路が架空線路の場合には大地に対して絶
縁性を持たせており、例えば、6kVの架空線路の場合
には、3810V程度の耐圧をもたせる。また、ケーブ
ルもしくは架空線路1のA点およびB点は、ケーブル・
マンホール間等の、例えば約300m離れた地点であ
り、A点およびB点には、それぞれCT2、および、同
様な構成を持つ故障区間検出装置3が設けられている。
【0012】図4はA点およびB点においてCT2によ
り検出される観測波形を示す図であり、A点およびB点
においては、同図(a)および(b)に示す電流波形が
検出される。故障区間検出装置3の間には伝送路4が設
けられており、伝送路4には同図に示すように、例えば
τo の伝送遅れがあり、A点およびB点における故障区
間検出装置3はそれぞれ処理遅れ時間TA,TBを持っ
ている。
【0013】故障区間検出装置3において、3aはCT
2により検出されたアナログ電流値を量子化し時系列情
報に変換する量子化手段であり、同図aに示すようにC
T2により検出されたアナログ電流値aoを波形a1,
a2,a3で示される波形に量子化し、上記波形の立ち
上がりおよび立ち下がり点の時間情報と、波形aoの正
負の位相情報からなる時系列情報に変換する。
【0014】3bは量子化手段3aが出力する時系列情
報を記憶する記憶装置、3cはA点における検出電流値
の上記時系列情報をB点に設けられた故障区間検出装置
3に送出する、例えば、電気/光変換器、搬送波用モジ
ュレータ等からなる送信器、3dはB点に設けられた故
障区間検出装置3から送信される検出信号の時系列情報
を受信する、例えば、光/電気変換器、搬送波用モジュ
レータ等からなる受信器、3eはB点から伝送された時
系列情報を記憶するとともに、A点の時系列情報とB点
から伝送された時系列情報を比較して故障区間がA,B
点の内側か、A,B点の外側かを判定する記憶判定装置
である。
【0015】図2は図1に示す故障区間検出装置3の具
体的実施例を示す図であり、同図において、図1と同一
のものには同一の符号が付されており、3fはCT2に
より検出された信号を変換するセンサ装置、3gは起動
・停止装置であり、外部から起動指令が与えられたと
き、故障区間検出装置3を起動し、故障検出装置3によ
り故障が検出されてから所定時間後に故障検出装置3を
停止させ、故障検出装置の記憶装置に故障前後の検出デ
ータを保持させる。
【0016】また、3hは電源、3iは故障検出装置3
内の各要素へクロック信号を供給するクロック発振器で
ある。なお、A点およびB点の故障区間検出装置3に設
けられたクロック発振器3iのクロックは、例えば、特
定の地点より送られた信号等に基づき、ほぼ同期が取ら
れている。図3は図1および図2に示した記憶判定装置
3eの実施例を示す図であり、図1に示したものと同一
のものには同一の符号が付されており、31は伝送路4
における伝送遅れτoおよび各故障検出装置3における
処理時間遅れTA,TBを補償するための時間遅れ補償
部、32はB点より伝送された検出信号の時系列情報を
記憶する記憶装置、33はA点で検出された時系列情報
とB点で検出された時系列情報の位相を比較する比較
器、34は比較器33の比較結果を平均化処理する平均
化処理部、35は平均化処理部の結果に基づき故障区間
を判定する判定部である。
【0017】次に図1ないし図3により本発明の実施例
の動作を説明する。図2において、外部より故障区間検
出装置3の起動・停止装置3gへ起動信号が与えられる
と、ケーブルもしくは架空線路1に流れる電流がCT2
により検出され、センサ部3fより量子化手段3aに送
られる。量子化手段3aはセンサ装置3fが出力する検
出値を量子化し、時系列情報に変換する。
【0018】図5は量子化手段3aにおける処理を説明
する図であり、同図(a)は検出された電流波形、
(b)は検出された信号を量子化する手法を説明する
図、(c)は量子化された信号を示している。量子化手
段3aにおいて、CT2により検出された図5(a)に
示す電流信号f(t)は、同図(b)に示すように、量
子化レベルP0 ,P1 ,P2 ,P3 ,P4と比較され、
電流信号f(t)が上記量子化レベルP0 ,P1 ,P2
,P3,P4 と交わる時点t0 ,t11,t21,t31,t
32,t22,t12,t41,t42,……が求められる。
【0019】ついで、量子化手段3aは上記のようにし
て求めた時系列情報t0 ,t11,t21,t31,……と量
子化レベルP0 ,P1 ,P2 ,P3 ,P4 より次のよう
な(ti ,Pi )系列からなる時系列情報を生成する。 (ti,pi)系列:(t0 ,P0 ),(t11,P1
),(t21,P2 ),(t31,P3 ),…… また、上記時系列情報において、電流信号f(t)の位
相値(信号の正負)は「+」,「−」の符号もしくはゼ
ロに変換され、P0 ,P1 ,P2 ,P3 ,P4に付され
る。
【0020】すなわち、量子化手段3aは図5(a)に
示す検出信号を同図(c),,に示す信号群に量
子化して時系列情報に変換する。量子化手段3aにおい
て、時系列情報に変換された信号は、記憶装置3bに所
定の順序で書き込まれ、送信器3c、受信器3dに与え
られる。なお、記憶装置3bには、上記時系列情報が所
定時間分記憶され、所定時間経過したデータは新しいデ
ータに書き換えられる。
【0021】送信器3cは、A点において検出された電
流の時系列情報をB点に設けられた故障区間検出装置3
に送出する。また、受信器3dはB点に設けられた故障
区間検出装置3より伝送されてきた時系列情報を受信す
るとともに、記憶装置3bに書き込まれたA点の時系列
情報を受けて、B点より送られた時系列情報と、A点の
時系列情報を記憶判定装置3eに送出する。
【0022】図3に示す記憶判定装置3eにおいて、受
信器3dより与えられるB点で検出された時系列情報
は、記憶装置32に前記した記憶装置3bと同一の書き
込み順序で書き込まれ比較器33に与えられる。なお、
記憶装置32においても、記憶装置3bと同様、時系列
情報が所定時間分記憶され、所定時間経過したデータは
新しいデータに書き換えられる。
【0023】一方、A点で検出された時系列情報は時間
遅れ補償部31に与えられ、A点とB点間の伝送遅れτ
o、A点およびB点に設けられた故障区間判定装置3の
処理時間TAとTBの差等に基づく時間遅れが補償され
る。なお、図3においては、時間遅れ補償部31をA点
側に設けているが、時間遅れ補償部31をB点側に設け
時間補償することもできる。
【0024】比較器33は、時間遅れ補償部31により
時間補償されたA点における時系列情報と、記憶装置3
2より与えられるB点における時系列情報の位相をその
演算積を求めることにより比較し、比較結果を記録す
る。すなわち、A点およびB点の時系列情報について、
A点およびB点の時系列情報の対応する時刻の位相符号
の演算積を算出し(例えば、図5(c)において、A点
における波形とB点における波形の各時刻における
位相符号の演算積が算出される)、符号「+」、「−」
もしくは「0」を求め記録する。
【0025】例えば、A点における波形とB点におけ
る波形が同位相の場合には、その演算積はすべて
「+」となり、また、A点における波形とB点におけ
る波形の位相が180°異なっている場合には、その
演算積はすべて「−」となる。なお、現実には、CT2
により検出された波形には前記した図4(a),(b)
に示すように、雑音が重畳したり、直流分が重畳してお
り、波形が歪んでいる場合が多いので、上記演算積には
「+」,「−」,「0」が混在する。
【0026】平均化処理部34は比較器33における演
算結果の周期性に基づき、1周期ないし数周期内の
「+」と「−」および「0」の個数を調べる。すなわ
ち、A点およびB点において検出された時系列情報の周
期性、もしくは、電源の周波数より定まる基準値(例え
ば、電源周波数が50Hzの場合には、20ms)に基
づき、演算結果の周期性を調べ、1周期ないし数周期内
に記録された演算結果において、「+」と「−」および
「0」のそれぞれの個数を調べる。
【0027】判定部35は、平均化処理部34において
調べた「+」と「−」および「0」の個数において、
「+」の個数が多い場合には、A点およびB点における
電流位相がほぼ等しく、故障箇所はA,B間の外側で発
生したと判定し、また、演算結果に「−」の個数が多い
場合には、A点およびB点における電流位相が逆位相で
あり、故障箇所はA,B間の内側で発生したと判定す
る。さらに、「0」または「+」、「−」が混在してい
る場合には、異常、または正常と判定し、必要に応じ
て、A点およびB点で検出されたデータの時系列情報を
再検討する。
【0028】上記のように、各瞬時におけるA、B間の
時系列情報の比較結果を周期情報をもとに、平均化する
(例えば、一定時間内における「+」の個数、「−」の
個数を数える)ことにより、センサの雑音による影響
や、ケーブルもしくは架空線路1に直流分や高調波が重
畳した場合の影響を除去し、故障区間判定の精度を向上
させることができる。
【0029】判定部35の出力は、起動・停止装置3g
(図2参照)に与えられ、起動・停止装置3gは判定部
35が故障を検出してから所定時間後に故障検出装置3
の動作を停止させる。これにより、記憶装置3b(図2
参照)および記憶装置32(図3参照)への時系列情報
の書き込みが停止し、上記記憶装置3b,32には故障
前後の時系列情報が記憶される。したがって、記憶装置
3b,32に記録された情報を読み出すことにより、故
障前後の観測値を調べることができる。
【0030】上記説明においては、B点で観測された信
号をA点に伝送し、A点で両者の位相を比較する場合に
ついて説明したが、前記したようにB点にもA点に設け
られた故障検出装置3と同様な故障検出装置が設けられ
ており、B点において、A点と同様、故障箇所が判定さ
れ、A,B点における判定結果により、故障区間が最終
的に判定される。
【0031】なお、A,B点のいずれか一方のみに、故
障区間検出装置3を設け、故障箇所を判定したり、ある
いは、A,B点で観測された信号を他の場所に伝送し、
そこで、故障区間を判定することもできる。また、上記
実施例においては、時間遅れ補償部31を設け、A,B
間の伝送遅れτo、A点およびB点における処理時間差
TA,TBを補償するようにしているが、例えば、A,
B点における時刻信号を、人工衛星等からの時間信号を
用いるなどして完全に同期させることができる場合に
は、上記時間遅れ補償部31を設けることなく、位相比
較を行うことができる。
【0032】さらに、上記実施例においては、A点およ
びB点における電流信号を検出する例を示したが、その
他の電気的変量を検出し、位相比較を行うこともでき
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、観測された電気的情報を時間列と位
相符号とからなる時系列情報に変換しているので、観測
された電気的情報を故障区間判定に必要な情報だけに集
約することができ、伝送する情報量を減少させ、伝送効
率を向上させることが可能となる。また、それにともな
い、伝送時間を短くすることができ、伝送遅れの影響を
少なくすることが可能となるととともに、伝送誤りを少
なくすることができる。
【0034】さらに、観測された電気的情報を高速度で
サンプリングしてデジタル信号に変換する必要がなく、
また、比較すべき情報量も減少するので、使用する素子
に高精度のものが必要なく、装置のコスト・ダウンを図
ることができる。またさらに、1周期ないし数周期内に
おける演算積の符号の数を調べて、故障箇所が観測地点
の内側か外側かを判定することにより、センサの雑音の
影響や、ケーブルもしくは架空線路に重畳する直流分、
高調波の影響を減少させることができ、区間判定の精度
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す図である。
【図2】故障区間検出装置の実施例を示す図である。
【図3】記憶判定装置の実施例を示す図である。
【図4】観測地点における観測波形の一例を示す図であ
る。
【図5】量子化処理を説明する図である。
【符号の説明】
1 ケーブルもしくは架空線路 2 電流変成器(CT) 3 故障区間検出装置 4 伝送路 3a 量子化手段 3b 記憶装置 3c 送信器 3d 受信器 3e 記憶判定装置 31 時間遅れ補償部 32 記憶装置 33 比較器 34 平均化処理部 35 判定部
フロントページの続き (72)発明者 坂本 俊貴 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルもしくは架空線路の隔たった地
    点において観測された電気的情報を比較することによ
    り、故障が上記観測地点の内側で発生したか、観測地点
    の外側で発生したかを判定する区間故障検出方式におい
    て、 各観測地点で観測された電気的情報の振幅値が予め定め
    られた複数の量子化レベルと等しくなる時間と、その時
    の電気的情報の極性を求めることにより、電気的情報を
    上記時間列と位相符号とからなる時系列情報に変換し、 上記時系列情報を各観測地点、もしくは、他の地点に伝
    送して記憶装置に書き込み、 記憶装置に記憶された上記時系列情報の各量子化レベル
    における同一時点の位相符号を比較し、 上記比較結果に基づき、故障箇所が観測地点の内側か外
    側かを判定することを特徴とする区間故障検出方式。
  2. 【請求項2】 記憶装置に記憶された上記時系列情報の
    各量子化レベルにおける同一時点の位相符号の演算積を
    求め、 1周期ないし数周期内における演算積の符号の数を調べ
    ることにより、故障箇所が観測地点の内側か外側かを判
    定することを特徴とする請求項1の区間故障検出方式。
JP27168092A 1992-10-09 1992-10-09 区間故障検出方式 Pending JPH06123754A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100349622B1 (ko) * 1999-10-29 2002-08-22 한국수력원자력 주식회사 영상전류 위상비교방식을 이용한 배전계통 고장구간 판단장치 및 방법
KR100676600B1 (ko) * 2005-10-17 2007-01-30 이호기술단(주) 역방향 고장전류에 의한 오동작 방지형 지중배전선로고장구간표시방법

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