JPH06123591A - 冷却塔の運転方法 - Google Patents

冷却塔の運転方法

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JPH06123591A
JPH06123591A JP27171992A JP27171992A JPH06123591A JP H06123591 A JPH06123591 A JP H06123591A JP 27171992 A JP27171992 A JP 27171992A JP 27171992 A JP27171992 A JP 27171992A JP H06123591 A JPH06123591 A JP H06123591A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 白煙防止型冷却塔において、冷却塔からの白
煙の発生を防止しながら効率のよい省エネルギー運転を
行う。 【構成】 冷却塔の入口水温と、冷却塔の出口空気の相
対湿度あるいは冷却塔の入口空気の乾球温度及び相対湿
度とから、送風量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却塔の運転方法に関
し、詳しくは、冷却塔からの白煙の発生を防止しながら
効率のよい運転を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】冷却塔から発生する白煙は、火事や有害
物質排出と誤認するおそれがあるなどの理由から、白煙
の発生を防止した、いわゆる白煙防止型冷却塔が多く用
いられるようになってきている。この白煙防止型冷却塔
における白煙の防止方法としては、湿式充填材を通過す
る風の後流部に加熱コイルを配設し、飽和湿度の出口空
気を加熱して低湿度にする方法や、バイパス空気を加熱
して飽和湿度の空気に混合し、低湿度にする方法等が知
られている。
【0003】一方、冷却塔においても省エネルギーの観
点から消費電力の節減が望まれており、冷却水の温度変
動に応じて、送風機を発停する方法、送風機の運転台数
を増減する方法、インバーターを利用して送風機の回転
数を変更する方法等が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記白
煙防止型冷却塔において、省エネルギーを図るために、
単に冷却水温に対応させて送風機の発停等の制御を行う
と、冷却負荷が一定の場合は、送風量が減少した分、風
量当りの熱交換量が多くなり、出口空気の温度が上昇し
て白煙を生じ易くなる。
【0005】したがって、白煙が発生しない限度内で送
風機を制御する必要があるが、白煙の発生は、外気,気
象条件によっても異なるため、上記のように冷却水温の
みによって送風機を制御する方法では、白煙の発生を防
止しながらの省エネルギー運転は困難である。
【0006】そこで本発明は、白煙防止型冷却塔におい
て、冷却塔からの白煙の発生を防止しながら効率のよい
省エネルギー運転を行うことができる冷却塔の運転方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の第1の構成は、冷却塔の入口水温を検出
して、該入口水温が所定の温度より高いときには送風量
を増加させ、前記入口水温が所定の温度より低いときに
は、冷却塔の出口空気の相対湿度を検出して、該相対湿
度が所定の相対湿度より低いときには送風量を減少さ
せ、前記相対湿度が所定の相対湿度を超えているときに
は送風量を増加させることを特徴とするものである。
【0008】第2の構成は、冷却塔の入口水温を検出し
て、該入口水温が所定の温度より高いときには送風量を
増加させ、前記入口水温が所定の温度より低いときに
は、冷却塔の入口空気の乾球温度及び相対湿度を検出
し、あらかじめ設定されている前記乾球温度,相対湿度
及び前記入口水温と、該冷却塔の白煙発生限界との関係
から、前記検出した入口空気の乾球温度及び相対湿度と
前記検出した入口水温とが前記白煙発生限界以下のとき
には送風量を減少させ、白煙発生限界を超えているとき
には送風量を増加させることを特徴としている。
【0009】さらに、第3の構成は、冷却塔の入口水温
を検出して、該入口水温が所定の温度より高いときには
送風量を増加させ、前記入口水温が所定の温度より低い
ときには、冷却塔の入口空気の乾球温度及び相対湿度を
検出し、あらかじめ設定されている前記乾球温度,相対
湿度及び送風量と、該冷却塔の白煙発生限界との関係か
ら、送風量を、前記検出した入口空気の乾球温度及び相
対湿度に対応する前記白煙発生限界の送風量に調節する
ことを特徴としている。
【0010】
【作 用】上記各構成によれば、冷却塔の入口水温と、
冷却塔の出口空気の相対湿度あるいは冷却塔の入口空気
の乾球温度及び相対湿度とから適正な送風量に制御する
ので、白煙を防止しながら経済的な運転を行うことがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す実施例に基づい
て、さらに詳細に説明する。図1は本発明を適用した冷
却塔の系統図であって、図2は前記第1の構成に対応す
るフローチャート、図3及び図4は第2の構成に対応す
るもので、図3はそのフローチャート、図4は外気温
度,相対湿度,入口水温に対する白煙発生限界を示す
図、図5及び図6は第3の構成に対応するもので、図5
はそのフローチャート、図6は外気温度,相対湿度,風
量に対する白煙発生限界を示す図である。
【0012】まず、図1において、冷却塔1は、冷凍機
2を循環する冷却水を本体上部の冷却水入口部11から
充填材12に流下させ、該冷却水と本体部側方の空気入
口部13から吸入した冷却空気とを充填材12部分で接
触させて冷却水を冷却するもので、冷却された冷却水
は、本体底部の冷却水出口部(受水槽)14から冷凍機
2に送られ、温度,湿度共に上昇した冷却空気は、本体
上部の冷却空気出口部15に配設されたファン16によ
り吸引されて排出される。また、冷却水の循環経路に
は、ポンプ21,水量調節弁22,バイパス弁23が設
けられている。
【0013】さらに、上記冷却水の循環経路には、冷却
塔1に送られる冷却水の温度、即ち入口水温を検出する
ための水温計31と、冷却塔1で冷却された冷却水の温
度、即ち出口水温を検出するための水温計32とが設け
られ、冷却塔1には、前記空気入口部13から吸入され
る冷却空気の温度、即ち外気温度を検出するための温度
計33と、この冷却空気の相対湿度を検出するための湿
度計34と、冷却空気出口部15から排出される出口空
気の相対湿度を検出するための湿度計35とが設けられ
ている。
【0014】上記各検出器は、それぞれ制御器36に接
続されており、制御器36は、これらの検出データに基
づいてファン16を制御し、冷却塔1における冷却空気
の送風量を調節するとともに、必要に応じてバイパス弁
23の開度を制御し、冷却塔1に送る冷却水量を調節す
る。
【0015】一方、一般の空調用のターボ式冷凍機に
は、冷媒ガスの圧力が所定範囲を超えると冷凍機を停止
させる保護回路が設けられており、冷凍機2に入る冷却
水の温度が低く、例えば17℃以下になると冷媒ガスの
圧力が低くなって保護回路が作動して冷凍機を停止させ
る。逆に冷凍機2から出る水温が高い場合、例えば40
℃以上になる場合には、冷媒ガスの圧力が高くなって保
護回路が作動して冷凍機を停止させる。
【0016】また、冷凍機2は、一般に、冷却水の温度
が低い方が効率のよい運転を行えるため、冷却塔1にお
いては、冷凍機2に供給する温度を上記範囲内でできる
だけ低くし、かつ冷凍機2の出口水温が高くならないよ
うに十分な量の冷却水を冷凍機2に供給する必要があ
る。
【0017】したがって、冷却塔1においては、必要十
分な量の冷却水を冷却するとともに、白煙の発生を防止
した条件での運転が要求される。図2は、このような条
件に対応するための本発明の第1実施例を示すもので、
前記第1の構成として述べた方法である。
【0018】本実施例においては、まず、水温計31に
より冷却塔1の入口水温TW1を検出し、検出された入
口水温が、例えば28℃を超えているかを判定する(1
01)。入口水温TW1が28℃を超えているときに
は、ファン16の運転台数を増したり、回転数を上げる
などして送風量を増加させるとともに(102)、バイ
パス弁23を閉方向に作動させて冷却塔1に送る冷却水
量を増加させる(103)。
【0019】入口水温TW1が28℃以下のときには、
湿度計35で出口空気の相対湿度RHを検出し(10
4)、相対湿度RHが98%以下のときには送風量を低
減させる(105)。
【0020】したがって、入口水温TW1が28℃以下
で、かつ相対湿度RHが98%以下のときには、前記ス
テップ102及びステップ105で送風量の増減が相殺
され、バイパス弁23の閉方向への制御により最適な冷
却状態での運転が行われる。なお、この状態は、適正な
運転状態であり、冷却水が十分に冷却され、出口空気の
相対湿度RHが低く、白煙は発生しない状態にある。
【0021】一方、出口空気の相対湿度RHが高いとき
は、冷却水を冷却して温度が上昇し、水分を多く含んだ
出口空気が外気で冷却されることにより、出口空気中の
水分が凝縮して白煙を発生させ易い状態にある。
【0022】そこで、このような状態になったら、ファ
ン16を制御して送風量を増加させる(106)。これ
により、冷却水量に対する空気量が増加し、出口空気の
相対湿度RHを下げることができ、白煙の発生が防止で
きる。また、送風量の増加により冷却水が冷え過ぎるこ
とを防止するため、水温計32で出口水温TW2を検出
し(107)、出口水温TW2が21℃以下のときに
は、バイパス弁23を開方向に作動させて冷却塔1に送
る冷却水量を減少させる(108)。この操作により出
口水温TW2が21℃を超えたら、バイパス弁23を閉
方向に作動させて冷却塔1に送る冷却水量を増加させ
(109)、出口空気の相対湿度RHの検出(104)
に戻る。
【0023】このように、冷却塔1の入口水温TW1が
所定の温度より高いときには送風量を増加させ、入口水
温TW1が低く、かつ、出口空気の相対湿度RHが所定
の相対湿度より低いときには送風量を減少させ、相対湿
度RHが高いときには送風量を増加させることにより、
白煙の発生を防止することができ、更に入口,出口の水
温に応じて冷却塔1に送る冷却水量を調節することによ
り、冷凍機2に最適な温度の冷却水を供給することがで
きる。
【0024】図3及び図4は本発明の第2実施例を示す
もので、前記第2の構成として述べた方法である。
【0025】まず、本実施例においても、水温計31に
より冷却塔1の入口水温TW1を検出し、検出された入
口水温が、例えば37℃を超えているかを判定する(2
01)。入口水温TW1が37℃を超えているときに
は、ファン16の運転数を増して送風量を増加させると
ともに(202)、バイパス弁23を閉方向に作動させ
て冷却塔1に送る冷却水量を増加させる(203)。
【0026】入口水温TW1が37℃以下のときには、
冷却塔1の空気入口部13に設けた前記温度計33で外
気温(乾球温度)DBを検出するとともに、湿度計34
で入口空気の相対湿度RHを検出し、図4に示す乾球温
度DB,相対湿度RH,入口水温TW1と、該冷却塔1
の白煙発生限界との関係から、許容できる入口水温の限
界値TW1maxを求める(204)。
【0027】上記図4は、この種の冷却塔における白煙
発生限界の気象条件をあらかじめシュミレーションして
得たものであって、例えば、入口空気の乾球温度DBが
10℃、相対湿度RHが90%の場合は、入口水温TW
1が28℃を超すと白煙が発生すること、即ち「TW1
max=28℃」が求められる。
【0028】上記図4における入口水温の限界値TW1
maxと乾球温度DB及び相対湿度RHとの相関関係
は、大略次の式1で表すことができる。
【0029】
【式1】 (式中、DBは乾球温度、RHは相対湿度、αは余裕値
である。)
【0030】したがって、前記温度計33及び湿度計3
4で検出した乾球温度DBと相対湿度RHとを上記式1
に代入して演算することにより、入口水温の限界値TW
1maxを求めることができる。
【0031】そして、上記のようにして求めた入口水温
の限界値TW1maxと検出した入口水温TW1とを比
較し(205)、入口水温TW1が限界値TW1max
以下のときには送風量を低減する(206)。
【0032】したがって、入口水温TW1が37℃以下
で、かつ入口水温TW1が限界値TW1max以下のと
きには、前記ステップ202及びステップ206で送風
量の増減が相殺され、前記第1実施例と同様に、バイパ
ス弁23の閉方向への制御による最適な冷却状態での運
転が行われる。
【0033】一方、入口水温TW1が限界値TW1ma
xを超えているときは、白煙が発生し易い状態にあるか
ら、送風量を増加させて冷却水量に対する空気量を増加
する(207)。また、前記同様に、送風量の増加によ
る過冷却を防止するため、水温計32で出口水温TW2
を検出し、出口水温TW2が21℃以下のときには(2
08)、バイパス弁23を開方向に作動させて冷却塔1
に送る冷却水量を減少させる(209)。この操作によ
り出口水温TW2が21℃を超えたら、バイパス弁23
を閉方向に作動させて冷却塔1に送る冷却水量を増加さ
せ(210)、これらの一連の操作により入口水温TW
1が限界値TW1max以下になるようにする。
【0034】このように、冷却塔1の入口水温TW1が
所定の温度より高いときには送風量を増加させ、前記入
口水温が低く、かつ、該水温が、入口空気の乾球温度,
相対湿度及び前記入口水温と白煙発生限界との関係から
求められる白煙発生限界水温以下のときには送風量を減
少させ、白煙発生限界水温を超えているときには送風量
を増加させることによっても、白煙の発生を防止しなが
ら冷凍機2に最適な温度の冷却水を供給することができ
る。
【0035】図5及び図6は本発明の第3実施例を示す
もので、前記第3の構成として述べた方法である。
【0036】まず、本実施例においても、水温計31に
より検出した冷却塔1の入口水温TW1が、例えば37
℃を超えているかを判定し(301)、37℃を超えて
いるときには、送風量を増加させるとともに(30
2)、バイパス弁23を閉方向に作動させて冷却塔1に
送る冷却水量を増加させる(303)。
【0037】入口水温TW1が37℃以下のときには、
空気入口部13の温度計33で外気温(乾球温度)DB
を検出するとともに、湿度計34で入口空気の相対湿度
RHを検出し、図6に示す乾球温度DB,相対湿度R
H,風量(最大風量を100%とする)と、該冷却塔1
の白煙発生限界との関係から、許容できる最大風量を求
める(304)。
【0038】上記図6は、図4と同様に、この種の冷却
塔における白煙発生限界の気象条件をあらかじめシュミ
レーションして得たものであって、例えば、入口空気の
乾球温度DBが10℃、相対湿度RHが50%の場合
は、風量を約40%まで落とせることが判る。
【0039】上記図6における風量限界値と乾球温度D
B及び相対湿度RHとの相関関係は、大略次の式2で表
すことができる。
【0040】
【式2】 (式中、DBは乾球温度、RHは相対湿度、αは余裕値
である。)
【0041】したがって、前記温度計33及び湿度計3
4で検出した乾球温度DBと相対湿度RHとを上記式2
に代入して演算することにより、風量の限界値を求める
ことができる。そして、上記のようにして求めた風量の
限界値に基づいて、ファン16の運転台数を増減した
り、回転数を制御して風量を調節する(305)。
【0042】また、前記同様、上記風量制御とともに、
出口水温TW2が21℃以下のときには(306)、バ
イパス弁23を開方向に作動させて冷却塔1に送る冷却
水量を減少させ(307)、出口水温TW2が21℃を
超えているときには、バイパス弁23を閉方向に作動さ
せて冷却塔1に送る冷却水量を増加させる(308)。
【0043】このように、冷却塔1の入口水温TW1が
所定の温度より高いときには送風量を増加させ、前記入
口水温が低く、かつ、入口空気の乾球温度と相対湿度と
から求められる白煙発生限界風量に送風量を調節するこ
とによっても、白煙の発生を防止しながら冷凍機2に最
適な温度の冷却水を供給することができる。このとき、
冷却塔の負荷が低下する場合は、負荷率に応じて送風量
を調節することができる。
【0044】なお、上記各実施例で用いた数値は一例で
あり、冷却塔の能力等に応じて適宜に設定されるもので
ある。また、前記図1に示した冷却塔には、各実施例に
用いる検出器が全て設けられているが、例えば、第1実
施例においては、入口空気の乾球温度及び相対湿度を検
出する温度計及び湿度計を省略してよく、第2,第3実
施例では、出口空気の相対湿度を検出する湿度計を省略
してもよい。さらに、冷却水の過冷却の防止は、本発明
の白煙防止制御から独立させて別個に行うことが可能で
ある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷却塔の
運転方法は、冷却塔の入口水温と、冷却塔の出口空気の
相対湿度あるいは冷却塔の入口空気の乾球温度及び相対
湿度とから適正な送風量に制御するので、簡単な制御系
で、様々な気象条件のもとでも白煙を発生させずに経済
的な運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した冷却塔の系統図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第2実施例を示すフローチャートであ
る。
【図4】外気温度,相対湿度,入口水温に対する白煙発
生限界を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すフローチャートであ
る。
【図6】外気温度,相対湿度,風量に対する白煙発生限
界を示す図である。
【符号の説明】
1…冷却塔、11…冷却水入口部、12…充填材、13
…空気入口部、14…冷却水出口部、15…冷却空気出
口部、16…ファン 2…冷凍機、21…ポンプ、22…水量調節弁、23…
バイパス弁 31,32…水温計、33…温度計、34,35…湿度
計、36…制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却塔の入口水温を検出して、該入口水
    温が所定の温度より高いときには送風量を増加させ、前
    記入口水温が所定の温度より低いときには、冷却塔の出
    口空気の相対湿度を検出して、該相対湿度が所定の相対
    湿度より低いときには送風量を減少させ、前記相対湿度
    が所定の相対湿度を超えているときには送風量を増加さ
    せることを特徴とする冷却塔の運転方法。
  2. 【請求項2】 冷却塔の入口水温を検出して、該入口水
    温が所定の温度より高いときには送風量を増加させ、前
    記入口水温が所定の温度より低いときには、冷却塔の入
    口空気の乾球温度及び相対湿度を検出し、あらかじめ設
    定されている前記乾球温度,相対湿度及び前記入口水温
    と、該冷却塔の白煙発生限界との関係から、前記検出し
    た入口空気の乾球温度及び相対湿度と前記検出した入口
    水温とが前記白煙発生限界以下のときには送風量を減少
    させ、白煙発生限界を超えているときには送風量を増加
    させることを特徴とする冷却塔の運転方法。
  3. 【請求項3】 冷却塔の入口水温を検出して、該入口水
    温が所定の温度より高いときには送風量を増加させ、前
    記入口水温が所定の温度より低いときには、冷却塔の入
    口空気の乾球温度及び相対湿度を検出し、あらかじめ設
    定されている前記乾球温度,相対湿度及び送風量と、該
    冷却塔の白煙発生限界との関係から、送風量を、前記検
    出した入口空気の乾球温度及び相対湿度に対応する前記
    白煙発生限界の送風量に調節することを特徴とする冷却
    塔の運転方法。
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