JPH06121875A - パチンコ台 - Google Patents

パチンコ台

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JPH06121875A
JPH06121875A JP27395792A JP27395792A JPH06121875A JP H06121875 A JPH06121875 A JP H06121875A JP 27395792 A JP27395792 A JP 27395792A JP 27395792 A JP27395792 A JP 27395792A JP H06121875 A JPH06121875 A JP H06121875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
heater
pachinko machine
sides
expanded
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27395792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyasu Shimizu
邦康 清水
Tsutomu Shimizu
力 清水
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Mamiya OP Co Ltd
Original Assignee
Mamiya OP Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP27395792A priority Critical patent/JPH06121875A/ja
Publication of JPH06121875A publication Critical patent/JPH06121875A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技場に設置されるパチンコ台において、出
玉率を容易に制御できるようにする。 【構成】 ヒータP4が通電されると、表盤27aおよ
び裏盤27bが加熱され、ともに図面左右方向に膨張す
る。ただし、このときヒータP4は表盤27a内にある
こと、また表盤27aの方が熱膨張率が大きいことか
ら、表盤27aの方が大きく膨張する。このため、釘2
91および292は、根本の方よりも頭部側の方が大き
く動き、図面左右方向に開く。一方、ヒータS4が通電
されると、表盤27aおよび裏盤27bはともに図面上
下方向に膨張する。ただし、これも上述同様の理由によ
り、表盤27aの方が大きく膨張するので、釘291お
よび292は根本の方よりも頭部側の方が大きく動く。
このとき、釘291および292はヒータS4よりもセ
ル盤27面上の上側にあるので、その頭部は上方に向
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遊技場に設置されるパチ
ンコ台に関し、特に電子制御されるパチンコ台に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に遊技場では、ホール全体の利益を
得るため、貸し玉の交換率を変更したり、パチンコ台の
釘の向きを調整してセーフ球の入賞率(出玉率)をコン
トロールしたりしている。一般的には、ゲーム性を持た
せるため、パチンコ台毎に釘の向きを調整する方法が多
く用いられている。
【0003】この釘の調整は、閉店後に職人や店員が1
台ずつ行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、釘の調整は熟
練した技術を必要とするため、非常に手間がかかる上
に、パチンコ台1台毎の出玉率を正確に調整することが
できなかった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、パチンコ台の出玉率を自在に調節することの
できるパチンコ台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、遊技場に設置されるパチンコ台におい
て、セル盤内に配設される複数のヒータと、前記各ヒー
タのスイッチングを制御するスイッチ制御手段と、を有
することを特徴とするパチンコ台が提供される。
【0007】
【作用】スイッチ制御手段によってセル盤内に配設され
た複数のヒータのスイッチングを制御することにより、
ヒータの配設された付近のセル盤面が膨張し、そこに打
たれた釘の幅や向きが調節される。これにより、セーフ
球の入賞率が制御される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は遊技場の管理システムの概略構成を示す
図である。遊技場1はパチンコ店であり、ホールコンピ
ュータ2により遊技場1全体が管理されている。ホール
コンピュータ2には、光通信回線3を介して複数のステ
ーション101〜112が接続されている。これらステ
ーション101〜112は、一般に島と呼ばれているも
のであり、多数のパチンコ台および玉貸し機と、管理装
置とで構成されている。これらの構成はほぼ同一なの
で、以下、ステーション101のみの構成を説明する。
【0009】ステーション101は、1台の島管理装置
10と、多数のパチンコ台20および玉貸し機30で構
成されている。島管理装置10は、各玉貸し機30への
貸し玉の供給や、硬貨および紙幣の回収等の制御を行
う。また、島管理装置10は、各パチンコ台20や玉貸
し機30のデータ、例えば出玉数や貸し玉数等を光通信
回線3を介してホールコンピュータ2に送る。さらに、
島管理装置10は、ホールコンピュータ2からのデー
タ、例えば打ち止め指令等をパチンコ台20および玉貸
し機30に送る。
【0010】また、ホールコンピュータ2には、景品交
換所に設置される端末機4が接続されている。端末機4
には、客が出玉と景品を交換する度にその交換玉数等の
データが入力される。端末機4は、この入力されたデー
タをホールコンピュータ2に送る。
【0011】図3はパチンコ台20の前面部の構成を示
す図である。遊技面21の下部には補球皿22、打込み
レバー23、球受け皿24等が設けられている。遊技面
21内のセル盤27面上には、多数の釘29が打たれて
いる。また、セル盤27面の中央付近には遊技物41が
設けられ、さらにその周辺には複数の入賞口42が設け
られている。
【0012】遊技面21内部には、入賞口42に入った
セーフ球の数をカウントするセーフ球センサ25と、入
賞せずに取込み口43によって回収された打込み球の数
をカウントする打込み球センサ26と、これらのセンサ
からのデータに基づいてパチンコ台20全体を制御する
制御回路50とが設けられている。
【0013】セル盤27内部には、縦方向のヒータPと
横方向のヒータSが複数本配設されている。ここでは、
それぞれ4本のヒータP1〜P4と、ヒータS1〜S4
とが配設されている。これらヒータP1〜P4およびS
1〜S4は、後述するスイッチング回路を介して制御回
路50に接続されている。
【0014】図4はセル盤27の構造を示すための図3
のA−A線に沿う断面図である。セル盤27は表盤27
aおよび裏盤27bから構成されている。表盤27aお
よび裏盤27bは、それぞれ材質が異なり、表盤27a
は裏盤27bよりも熱膨張率の大きい部材が使用されて
いる。ここでは、例えば表盤27aにカーボン樹脂を、
裏盤27bに木材を使用する。
【0015】セル盤27には、表盤27aから裏盤27
bの途中に渡って釘291,292、および他の多数の
釘29が打たれている。表盤27a内には、ヒータP4
が2本の釘291と292との間を通り、かつ紙面とほ
ぼ垂直となるように配設されている。一方、ヒータS4
は、同じ表盤27a内でヒータP4と立体的に直交する
ように配設されている。また、他のヒータP2〜P4、
ヒータS2〜S4も同様に配設されている。
【0016】これらヒータP1〜P4、およびヒータS
1〜S4は、制御回路50によってそのオン・オフが制
御される。図1は図4の矢印Bの方向から見た平面図で
ある。今、ヒータP4が通電されると、表盤27aおよ
び裏盤27bが加熱され、ともに図面左右方向に膨張す
る。ただし、このときヒータP4は表盤27a内にある
こと、また表盤27aの方が熱膨張率が大きいことか
ら、表盤27aの方が大きく膨張する。このため、釘2
91および292は、根本の方よりも頭部側の方が大き
く動き、それぞれ図面左右方向に開く。
【0017】一方、ヒータS4が通電されると、表盤2
7aおよび裏盤27bはともに図面上下方向に膨張す
る。ただし、これも上述同様の理由により、表盤27a
の方が大きく膨張するので、釘291および292は根
本の方よりも頭部側の方が大きく動く。このとき、釘2
91および292はヒータS4よりもセル盤27面上の
上側にあるので、その頭部は上方に向く。
【0018】このように、セル盤27内にヒータPおよ
びヒータSを適当に配設し、そのオン・オフを制御する
ことにより、釘29の向きを制御することができる。こ
れにより、パチンコ台20の入賞率を容易に調整するこ
とができる。
【0019】図5はパチンコ台20におけるヒータ制御
に必要な構成を示す図である。セル盤27に配設された
各ヒータP1〜P4、およびヒータS1〜S4は、それ
ぞれ切換回路51および切換回路52に接続されてい
る。切換回路51および切換回路52は、制御回路50
からの指令に応じて各ヒータP1〜P4およびS1〜S
4にそれぞれ対応するスイッチ511〜514、および
スイッチ521〜524のオン・オフの切り換えを行
う。対応するスイッチがオンになったヒータは、電源が
接続されて発熱し、セル盤27を加熱する。
【0020】制御回路50にはセーフ球センサ25およ
び打込み球センサ26が接続されている。制御回路50
は、これら各センサからのデータに基づいてパチンコ台
20の入賞率等を演算し、その状態に応じて切換回路5
1および切換回路52の各スイッチ511〜514、お
よびスイッチ521〜524のオン・オフの切り換え制
御を行う。こうすることにより、釘29の開き具合や上
下の向きを常時変更し、入賞率を操作することができ
る。なお、これらの操作は、所定時間単位、あるいは1
日単位で行うようにしてもよい。
【0021】また、制御回路50は、島管理装置10と
接続されており、パチンコ台20のデータを島管理装置
10に送る一方、島管理装置10からの指令に応じて切
換回路51および切換回路52の制御を行う。例えば、
遊技場全体の湿度が高いときには、島管理装置10を介
してホールコンピュータ2から除湿の指令が送られる。
この場合、制御回路50は、ヒータP1〜P4およびヒ
ータS1〜S4全てを通電させ、セル盤27全体を加熱
する。
【0022】このように、本実施例では、ヒータP1〜
P4およびヒータS1〜S4によってセル盤27を部分
的に加熱するようにしたので、釘29の開き具合や上下
の向きを調節することができ、これにより、パチンコ台
毎の出玉率を容易に操作することができる。
【0023】また、本実施例では、セル盤27を表盤2
7aと裏盤27bとで構成し、これらの熱膨張率を異な
るようにしたので、より簡単に釘29の開き具合等を調
節することができる。
【0024】なお、本実施例では、表盤27aの熱膨張
率を裏盤27bのものよりも高くするようにしたが、逆
にしても本発明を実施することができる。ただし、この
場合には、ヒータPおよびヒータSは裏盤27b内に配
設することが望ましい。
【0025】また、本実施例では、表盤27aおよび裏
盤27bの材質をそれぞれカーボン樹脂および木材とし
たが、両者の熱膨張率に差があればこれらに限られるこ
とはない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、セル盤
内に配設された複数のヒータのスイッチングを制御する
ことにより、ヒータの配設された付近のセル盤面が膨張
し、そこに打たれた釘の幅を調節することができる。こ
れにより、セーフ球の入賞率が操作でき、パチンコ台毎
の出玉率を容易に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4の矢印Bの方向から見た平面図である。
【図2】遊技場の管理システムの概略構成を示す図であ
る。
【図3】パチンコ台の前面部の構成を示す図である。
【図4】セル盤の構造を示すための図3のA−A線に沿
う断面図である。
【図5】パチンコ台におけるヒータ制御に必要な構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 遊技場 10 島管理装置 20 パチンコ台 30 玉貸し機 21 遊技面 25 セーフ球センサ 26 打込み球センサ 27 セル盤 27a 表盤 27b 裏盤 29 釘 50 制御回路 51,52 切換回路 P1〜P4,S1〜S4 ヒータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場に設置されるパチンコ台におい
    て、 セル盤内に配設される複数のヒータと、 前記各ヒータのスイッチングを制御するスイッチ制御手
    段と、 を有することを特徴とするパチンコ台。
  2. 【請求項2】 前記セル盤は、表側部材と裏側部材との
    2層構造となっており、前記表側部材および前記裏側部
    材の各熱膨張率が異なるように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載のパチンコ台。
  3. 【請求項3】 前記表側部材の熱膨張率は前記裏側部材
    の熱膨張率よりも高く、かつ前記ヒータは前記表側部材
    内部に配設されていることを特徴とする請求項2記載の
    パチンコ台。
JP27395792A 1992-10-13 1992-10-13 パチンコ台 Withdrawn JPH06121875A (ja)

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JP27395792A JPH06121875A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 パチンコ台

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JP27395792A JPH06121875A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 パチンコ台

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JPH06121875A true JPH06121875A (ja) 1994-05-06

Family

ID=17534932

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27395792A Withdrawn JPH06121875A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 パチンコ台

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194141A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2009183326A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Daito Giken:Kk 遊技台
US8922849B2 (en) 2010-05-27 2014-12-30 Colortrac Limited Document scanner

Cited By (3)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20000104