JPH06121259A - 眼鏡型映像表示装置 - Google Patents

眼鏡型映像表示装置

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Publication number
JPH06121259A
JPH06121259A JP27068192A JP27068192A JPH06121259A JP H06121259 A JPH06121259 A JP H06121259A JP 27068192 A JP27068192 A JP 27068192A JP 27068192 A JP27068192 A JP 27068192A JP H06121259 A JPH06121259 A JP H06121259A
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JP
Japan
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earphone
cord
reel
pair
display device
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Application number
JP27068192A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Suzuki
良明 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イヤホンの使用時にイヤホンのコードの長さ
を最適な長さに調整することができると共に、使用後に
イヤホンのコードを自動的に巻き取って、コンパクトに
収納することができる。 【構成】 イヤホン収納機構80を、イヤホン81とコ
ード82を収納する収納ケース83と、この収納ケース
83内に回転自在に支持され、イヤホン81のコード8
2を巻き取るリール87と、このリール87をイヤホン
81のコード82を巻き取る方向に付勢させるゼンマイ
バネ89と、リール87のイヤホン81のコード82の
巻き取り長さを調整するコード長さ調整手段90で構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、顔面装着状態におい
て例えば一対のLCD(液晶パネル)に表示されたビデ
オ映像,テレビ映像等の映像を一対の接眼レンズを介し
てそれぞれ拡大して見ることができるようにした眼鏡型
映像表示装置のイヤホン収納機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、本出願人はLCDを用いてビデ
オ映像等を見ることができる眼鏡型の映像表示装置を、
特願平3−251667号により開示している。この類
似構造を、図36,37によって簡単に説明すると、1
00は眼鏡型の映像表示装置であり、その前フレームと
なる略筐型の装置本体101と、この装置本体101の
両側に折り畳み自在に取付けられた一対の柄102,1
02とで眼鏡型になっている。上記装置本体101内の
下部中央の逆V字状になった鼻当て部101a上には、
逆V字状の反射鏡103を取付けてある。この反射鏡1
03の上方には蛍光管104を配置してあると共に、こ
の反射鏡103の両側には鼻当て部101aを跨ぐよう
に一対のカラー液晶パネル(映像表示手段)105,1
05を立設してある。この各カラー液晶パネル105に
は、偏向板107を介して凸状の集光レンズ106をカ
ラー液晶パネル105と略一体に配置してある。また、
上記装置本体101内の左,右の眼球A,A側には凸状
の一対の接眼レンズ108,108をそれぞれ配置して
あると共に、該装置本体101内の一対の集光レンズ1
06,106と一対の接眼レンズ108,108との間
には矩形板状の一対の反射鏡109,109をそれぞれ
配置してある。尚、図37中102aは各柄102に取
付けられたイヤホンである。
【0003】そして、図36に示すように、上記眼鏡型
の映像表示装置100を顔面に装着し、例えば図示しな
い携帯用の小型VTRより一対のカラー液晶パネル10
5,105に映し出された映像は、蛍光管104により
照射され、一対の集光レンズ106,106から一対の
反射鏡109,109と一対の接眼レンズ108,10
8を経て左,右の眼球A,Aの各網膜aに拡大されて投
影される(即ち、一対のカラー液晶パネル105,10
5で作られた像は一対の反射鏡109,109で反射さ
れ、一対の接眼レンズ108,108で拡大された虚像
が明視距離の位置に来るようになっている)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の眼鏡型映像表示装置100では、イヤホン102a
は各柄102に所定長さのコードを介して取付けられて
いたため、イヤホン102aのコードの収納性が悪く、
使用する人によってイヤホン102aのコードの長さを
自由に調整することができず、使い勝手が悪かった。
【0005】そこで、この発明は、使用時にイヤホンの
コードを最適な長さに自動的に調整することができると
共に使用後はコンパクトに収納することができるイヤホ
ン収納機構を備えた眼鏡型映像表示装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】装置本体内に備えられた
映像表示手段の映像を、反射板及び接眼レンズを介して
拡大して眼球の網膜に投影させるようにすると共に、上
記映像の音声をイヤホンを介して聞けるようにようした
眼鏡型映像表示装置において、上記装置本体に、上記イ
ヤホンのコードを巻き取って収納するイヤホン収納機構
を設けてある。また、このイヤホン収納機構を、イヤホ
ンとコードを収納する収納ケースと、この収納ケース内
に回転自在に支持され、上記イヤホンのコードを巻き取
るリールと、このリールをイヤホンのコードを巻き取る
方向に付勢させるバネ部材と、上記リールのイヤホンの
コードの巻き取り長さを調整するコード長さ調整手段と
で構成してある。
【0007】
【作用】イヤホンの使用時に、イヤホンのコードは最適
な長さに調整される。また、イヤホンの使用後に、イヤ
ホンのコードはリールにより自動的に巻き取られて収納
ケース内にコンパクトにまとめて収納される。これによ
り、眼鏡型映像表示装置の携帯性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0009】図1〜3において、1は眼鏡型映像表示装
置であり、頭部に装着した時に顔面の前方に位置して眼
鏡部となる略筐型(ゴーグル型)の装置本体10と、こ
の装置本体10の背(後)面両側に取付けられた一対の
柄20,20と、上記装置本体10内に収納され、バッ
クライト30と一対の光学視覚ユニット40,40から
成る光学視覚装置2と、上記装置本体10内の両端側に
配置された一対のイヤホン収納機構80,80とで大略
構成されている。
【0010】上記装置本体10は、不透明な合成樹脂製
で縦断面逆コ字形の前キャビネット11と、この前キャ
ビネット11の後周縁部に前周縁部が接合されて中空筐
型を作る不透明な合成樹脂製の後キャビネット12とで
構成されている。図3に示すように、この後キャビネッ
ト12は上片部12aと後片部12bと下片部12cと
で縦断面コ字形に形成してあり、この上片部12aの両
側の各傾斜部には一対の円柱部13,13を一体突出成
形してある。また、上記後キャビネット12の後片部1
2bと下片部12cの中央部には前側に略三角状に凹ん
だ鼻逃げ部14を形成してあると共に、後片部12bの
鼻逃げ部14を挾んだ両側には一対の接眼窓部15,1
5を形成してある。
【0011】図3,23に示すように、上記一対の柄2
0,20は、合成樹脂製で四角筒状の各前柄部21と、
この各前柄部21内に進退スライド動自在に配された各
後柄部22と、各前柄部21の内面中央に両側が固定さ
れたバンド部23とで環状に形成してあり、このバンド
部23を介して装置本体10の後キャビネット12が直
接額に当たらないようになっている。この一対の柄2
0,20の各前柄部21の先端凸部21aは上記後キャ
ビネット12の一対の円柱部13,13に形成された各
凹部13a,13aにピン枢支してある。上記一対の前
柄部21,21内には各後柄部22,22の先端側に設
けられた各つまみ部22aにより該各後柄部22,22
が進退動するようになっている。この一対の後柄部2
2,22は金属板状に形成してあり、その各基端22b
には、柔軟性のある各ゴム板24,25を固着してあ
る。この右側の後柄部22に固定された一方のゴム板2
4には瓢形の係合孔部24aを形成してある。また、左
側の後柄部22に固定された他方のゴム板25にはT字
形のボス部25aを一体突出形成してある。この一方の
ゴム板24の係合孔部24aに他方のゴム板24のボス
部25aを係脱自在にしてある。尚、各後柄部22の先
端側に設けられた各つまみ部22aは各前柄部21の長
溝孔21bに沿ってスライド自在にしてある。また、図
26に示すように、左側の前柄部21の後端には、例え
ば携帯型ビデオプレーヤやTVチューナ等に接続される
接続コード26を延ばしてある。
【0012】図5,9に示すように、前記光学視覚装置
2のバックライト30は、内面の湾曲面を鏡面仕上げし
(この鏡面仕上げ部分を図5中符号32で示す)、フレ
ームを兼ねた合成樹脂製で略半円筒状のリフレクタ31
と、このリフレクタ31の内面中央の凹部に取付けられ
る矩形長尺の基板33と、この基板33に取付けられる
1本の長尺の蛍光灯34と、上記基板33の両端側の少
なくとも一方の端側に各コネクタ35,36を介して連
結される電源ユニット37と、リフレクタ31の中央及
び両側において内面凹部側を部分的に閉塞する中央の遮
蔽板38a及び両側の遮蔽板38b,38bと、上記リ
フレクタ31の前,後面に突出した各突出部31a,3
1bに掛け渡された一対のシャフト39,39とで構成
されている。
【0013】上記基板33には蛍光灯34を点灯させる
ための図示しないパターンを施してある。この基板33
に雌コネクタ35を固定してあり、電源ユニット37の
雄コネクタ36と着脱自在に結合されるようになってい
る。このように蛍光灯34に高圧電圧を供給するための
基板33と電源ユニット37の結合をコネクタ35,3
6同士の結合としたことにより、ケーブル等により結合
した場合に発生するノイズ等の発生やケーブルの断線等
によりショート等が防がれ、高圧電圧に対する安全性が
高められるようになっている。
【0014】前記光学視覚装置2の一対の光学視覚ユニ
ット40,40は、上記リフレクタ31の前後側に配さ
れた一対のシャフト39,39に摺動自在に支持された
左眼用,右眼用の一対の筐型のユニット本体41,41
と、この各ユニット本体41内において垂直に起立した
シャフト42を介して鉛直方向に上下移動自在に設けら
れた略矩形枠型のLCDホルダー43と、このLCDホ
ルダー43の上側に取付けられた拡散板44と、このL
CDホルダー43内に取付けられた透過型のカラー液晶
パネル(映像表示手段)45と、上記各ユニット本体4
1内のLCDホルダー43の下方に嵌合された四角筒L
型のレンズ鏡筒46の前側の矩形の開口部に嵌合された
各接眼レンズ47と、このレンズ鏡筒46の角部に45
°傾斜するように取付けられた各反射ミラー(反射板)
48と、上記シャフト42に挿入されて、上記LCDホ
ルダー43を常に上方に付勢する圧縮コイルバネ49と
で大略構成されている。
【0015】上記一対の光学視覚ユニット40,40の
一対のユニット本体41,41は合成樹脂により直方体
の筐型に形成してある。図6に示すように、この各ユニ
ット本体41の上面の前側中央及び後両側には上記各シ
ャフト39に挿通される保持部41a,41b,41b
を一体突出成形してあると共に、この各ユニット本体4
1は各シャフト39に対して輻輳角θが2°〜8°(こ
の実施例の場合には例えばθ=6°に設定してある)に
なるようにその各前側がリフレクタ31の中央側に少し
傾いている。この輻輳角θが0°だと、両眼視の場合、
左右の映像が一つの画に融像しずらいが、輻輳角をつけ
てやると左右の映像が一つになって融像し易くなり、輻
輳角θを2°〜8°つけてやると、人間の両眼自然安静
位(人間がリラックスしている時に焦点をあわせる位
置)に近い角度となりリラックスして各カラー液晶パネ
ル45の映像を見ることができる。即ち、最近の研究
で、視覚対象が全くない場合の眼球の焦点調節と輻輳は
60cm〜1mの調節安静位にあることが判って来た。
この調節安静位(60cm〜1m)の範囲にある物を見
ている状態に自分の眼の焦点調節を行い、その時像がは
っきり見えるよう接眼レンズ47のピント調節を行って
いる場合が殆どであると考えられる。小児を含めて人間
の瞳孔間の距離は40mm〜75mmの間であるので、
上記60cm〜1mの距離における画像中心を見た時の
輻輳角は2.3°〜7.15°である。従って、一対の
光学視覚ユニット40,40において両眼が調節安静位
の距離にある物を見るように、輻輳角を2°〜8°程度
つけるような構造にしてある。
【0016】また、図6に示すように、上記一対のユニ
ット本体41,41の上面の内側中央間には引張りコイ
ルバネ50を介在してあり、該一対のユニット本体4
1,41を一対のシャフト39,39の中央側に互いに
常に摺動させて寄るようにしてある。さらに、図8に示
すように、各ユニット本体41の相対向する側壁の後側
には逆U字状の縦摺動溝部41cを一体突出成形してあ
る。この各縦摺動溝部41cに各LCDホルダー43の
一側に一体突出形成された逆U字状の凸部43aを摺動
自在に支持してある。これにより、各LCDホルダー4
3のシャフト42を中心とする回転が防がれるようにな
っている。また、各LCDホルダー43の他側にはL字
形の突出部43bを一体突出形成してある。この各突出
部43bの基部に形成された縦丸孔43cに各ユニット
本体41内において上下方向に起立したシャフト42を
挿通してあると共に、先端部に形成された横丸孔43d
側は各ユニット本体41の後壁側に形成された縦溝孔4
1dより外に露出している。
【0017】尚、図5に示すように、上記各ユニット本
体41内を上下方向に移動する各LCDホルダー43の
前側には、基板51やフレキシブル基板52等を取付け
てある。また、図5中符号53はリフレクタ31上に取
付けられたシステム(制御)基板である。
【0018】前記一対の光学視覚ユニット40,40
は、装置本体10の後キャビネット12の下片部12c
側に設けられた左眼,右眼用の一対の眼幅調整機構6
0,60により水平方向に近接,離反自在にしてある。
図13に示すように、この各眼幅調整機構60は、後キ
ャビネット12の下片部12cの凹部の外面の左右水平
方向にスライドする眼幅調整つまみ61と、この下片部
12cの内面に嵌合されたPOM,含油プラスチック等
の潤滑性部材からなる被スライド板62と、上記眼幅調
整つまみ61の裏面に突出して下片部12cの凹部の内
面側に突出した突出部61aにビス63を介して固定さ
れ、両端側の湾曲部64a,64aを上記被スライト板
62に押圧付勢された金属製の板バネ64とで構成され
ている。この各眼幅調整つまみ61の突出部61aの先
端部61bを上記各光学視覚ユニット40のユニット本
体41の下側中央に止め部材65を介して連結してあ
る。これら各眼幅調整つまみ61を左右方向にスライト
させることにより、一対の光学視覚ユニット40,40
は図7に示す幅H1〜幅H2の範囲内で近接,離反するよ
うになっている(例えばこの実施例において幅H1は5
5cm、幅H2は75cmに設定してある)。尚、上記
各眼幅調整つまみ61の突出部61aは下片部12cの
凹部に形成された溝孔12c′と被スライド板62の溝
孔62aに遊挿してある。
【0019】また、前記一対の光学視覚ユニット40,
40の一対のLCDホルダー43,43は、装置本体1
0の後キャビネット12の上片部12a側に設けられた
一対の視度調整機構70,70により鉛直方向に上下移
動自在にしてある。図11,12に示すように、この各
視度調整機構70は、後キャビネット12の上片部12
aの凹部の外面の左右方向にスライドする視度調整つま
み71と、この上片部12aの凹部の内面に嵌合された
POM,含油プラスチック等の潤滑性部材からなる被ス
ライド板72と、上記視度調整つまみ71の裏面に突出
して上片部12aの凹部の内面側に突出した突出部71
aにビス73を介して固定され、両端側の湾曲部74
a,74aを上記被スライト板72に押圧付勢された金
属製の板バネ74と、リフレクタ31の後面の各上端に
一体突出成形された各保持部31cを介して上下方向に
スライドするスライドプレート75と、このスライドプ
レート75の下側に一体突出形成された一対の腕部75
a,75a間に掛け渡され、前記各LCDホルダー43
の突出部43bの横孔部43dに挿通するシャフト76
とで構成されている。
【0020】上記各視度調整つまみ71の突出部71a
の先端部71bはさらにL字形に下方に延びており、該
先端部71bのスライドプレート75側にカムフォロア
としてのピン77を取付けてある。このピン77はスラ
イドプレート75の中央に斜めに形成されたカム孔75
bに遊嵌してある。各視度調整つまみ71を左右方向に
スライトさせることにより、一対の光学視覚ユニット4
0,40を停止させたままの状態で、各光学視覚ユニッ
ト40のLCDホルダー43即ちカラー液晶パネル45
を上下方向に移動させて視度微調整自在になっている。
尚、上記各視度調整つまみ71の突出部71aは上片部
12aの凹部に形成された溝孔12a′と被スライド板
72の溝孔72aに遊挿してある。また、上片部12a
の左右に配設された各視度調整つまみ71により両眼別
々に視度調整可能になっているが、例えば、左眼用の光
学視覚ユニット40の視度調整をする場合に、前キャビ
ネット11の上面の右側に配置されたタクトスイッチ5
5Rを押して、右眼用のカラー液晶パネル45の画を黒
くし,左眼用のカラー液晶パネル45の画にテストパタ
ーンを出し、ウィンクしなくても左眼用の視度調整つま
み71を動かしてピントを合わせることができるように
なっている。また、右眼用の光学視覚ユニット40の視
度調整をする場合にも前キャビネット11の上面の左側
に配置されたタクトスイッチ55Lと右眼用の視度調整
つまみ71により上記左側と同様にして右眼のピントを
合わせることができるようになっている。
【0021】図15〜図22に示すように、前記一対の
イヤホン収納機構80,80は、外耳挿着型の各イヤホ
ン81とそのコード82を収納する各収納ケース83
と、この各収納ケース83内に取付板85を介して回転
自在に支持され、上記各イヤホン81のコード82を巻
き取る各リール87と、この各リール87を各イヤホン
81のコード82を巻き取る方向に付勢させる各ゼンマ
イバネ(バネ部材)89と、上記各リール87の各イヤ
ホン81のコード82の巻き取り長さを調整する各コー
ド長さ調整手段90とで大略構成されている。
【0022】図16に示すように、上記各リール87の
表面に突出した環状のリブ87aにはスペーサ91を介
して各ゼンマイバネ89を押し込んであり、該各ゼンマ
イバネ89の一端部89aを上記環状のリブ87aの一
対の切欠部87b,87bに引っ掛けてある。図17に
示すように、上記各リール87の裏面に突出した各一対
のボス87c,87cには一対の接点端子92,92を
嵌め込んで溶着してある。また、この各リール87の裏
面に3つのラチェット部88,88,88を環状に一体
突出形成してある。図18,19に示すように、この各
リール87の各ラチェット部88,88,88内に形成
されたスリット87dに上記各コード82の端部に設け
た結び玉部82aを係止して残りの部分の各コード82
を各リール87に巻き付けてある。この各コード82の
結び玉部82a側の一対の導線部82b,82bを上記
一対の接点端子92,92にハンダ付けし、浮き上がっ
た各導線部82b,82bはスリット87d内に入れて
ある。これにより、各コード82を結び玉部82aによ
り各リール87に固定するために作業性が向上するよう
になっている。
【0023】上記構成の各リール87は上記各取付板8
5にかしめ固定された軸86に押え板93を介して回転
自在に支持してある。図20,21に示すように、この
各取付板85には3つの突出部85a,85b,85c
を一体突出成形してあり、この各取付板85の表面の1
つ目の突出部85a側には図示しない接着シートを介し
て接点基板94を固定してある。また、各取付板85の
2つ目の突出部85bの裏面には各ロックアーム95を
ピン枢支してあり、この各ロックアーム95はその先端
部95aが上記各リール87の3つのラチェット部88
に係止するように引張りコイルバネ96により付勢され
ている。さらに、上記各取付板85の3つ目の突出部8
5cの表面にはシャフト97をかしめ固定してあり、こ
のシャフト97に上記各コード82を案内するプーリ9
8を回転自在に支持してある。
【0024】また、図22に示すように、上記各取付板
85の軸86のスリット86aには前記ゼンマイバネ8
9の他端部89bを係止してあり、この軸86の先端に
瓢形の係合孔93aを介して上記押え板93を取付けて
ある。この各取付板85の軸86に回転自在に支持され
た各リール87は各取付板85に一対のビス99,99
で固定される前記各収納ケース83により被われてお
り、該各収納ケース83の円筒状のイヤホン収納部83
aに各イヤホン81が収納されるようになっている。こ
の各イヤホン81の収納時には、各リール87を2〜3
回予め回転させて上記ゼンマイバネ89に初期トルクを
与えておき、イヤホン81のコード82をリール87に
巻き取った状態にしてある。さらに、上記各収納ケース
83の各取付板85の2つ目の突出部85bにピン枢支
されたロックアーム95の基端部95bに対向する位置
には逆U字形の弾性片部83bを介してボタン84を一
体形成してある。これら収納ケース83のボタン84と
リール87の各ラチェット部88とロックアーム95と
引張りコイルバネ96とで前記各コード長さ調整手段9
0を構成してある。尚、上記各収納ケース83のイヤホ
ン81及びボタン84は外に露出している。
【0025】以上実施例の眼鏡型映像表示装置1によれ
ば、装置本体10を顔面に装着する場合には、一対の柄
20,20の各後柄部22をつまみ部22aを介して各
前柄部21に対してスライドさせてその長さを頭部に合
わせた後で装着する。次に、上記装置本体10の後キャ
ビネット12の一対の接眼窓部15,15を覗き、装置
本体10の下側の一対の眼幅調整機構60,60の各眼
幅調整つまみ61を左右方向に別々にスライドさせて、
左右の眼に合わせる。これにより、使用者が鼻から左右
の眼球A,Aの距離が若干異なる人でも使用者の左右の
眼球A,Aの位置に一対の光学視覚ユニット40,40
の各接眼レンズ47の位置を確実に合わせることがで
き、上記一対の接眼窓部15,15内に上記位置が合わ
された一対の接眼レンズ47,47が位置する。
【0026】また、上記一対の光学視覚ユニット40,
40の視度調整を行う場合には、装置本体10の上側の
一対の視度調整機構70,70の各視度調整つまみ71
を左右方向に別々にスライドさせて左右の眼球A,Aに
それぞれ合わせる。図10に示すように、例えば、右眼
の光学視覚ユニット40の視度調整を行う場合には、図
10(a)の矢印に示すように、視度調整つまみ71を
左側にスライドさせてスライドプレート75を下降させ
たり、図10(b)の矢印に示すように、視度調整つま
み71を右側にスライドさせてスライドプレート75を
上昇させることにより、右側のLCDホルダー43を介
して右側のカラー液晶パネル45を上下動させてそのピ
ントを合わせる。この場合、前キャビネット11の上面
の左側のタクトスイッチ55Lを押して左側のカラー液
晶パネル45の画を黒にしてから行う。
【0027】さらに、上記右側の光学視覚ユニット40
の眼幅を合わせる前に、その視度調整を行っても、上記
右側のLCDホルダー43の突出部43bがスライドプ
レート75の一対の腕部75a,75a間のシャフト7
6をスライドするだけであるので、視度調整が狂うこと
がなく、視度調整と眼幅調整を互いの動きに影響なく調
整することができる。この構成により、視度調整つまみ
71と眼幅調整つまみ61は各つまみ61,71がどの
位置にあってもそれぞれ独立の調整を行うことができ
る。また、図12,13に示すように、各つまみ61,
71は、各板バネ64,74の両端の湾曲部64a,6
4a及び74a,74aにより各被スライド板62,7
2に対して所定の摩擦(フリクション)力が付与されて
そのスライドに負荷が与えられているので、眼幅調整の
位置及び視度調整の位置を確実に維持することができ
る。さらに、上記各つまみ61,71の板バネ64,7
4の各湾曲部64a,74aは潤滑性部材からなる被ス
ライド板62,72に摺動するようになっているので、
これらの摺動時の動摩擦と静摩擦の差を少なくすること
ができ、各つまみ61,71による眼幅調整及び視度調
整時に、各つまみ61,71の位置の微調整ができ、滑
り過ぎを減少させて眼幅合わせ及び視度合わせの動作を
容易に行うことができる。尚、左眼の光学視覚ユニット
40の視度調整は前キャビネット11の上面の右側のタ
クトスイッチ55Rを押して左側の視度調整つまみ71
を動かすことにより、右眼の視度調整と同様にして行
う。
【0028】次に、上記装置本体10の後キャビネット
12の両側より少し外に出ている一対のイヤホン81,
81を、該装置本体10内の両側に収納された一対のイ
ヤホン収納機構80,80の各収納ケース83より引き
出して外耳に挿入して、携帯型ビデオプレーヤ等より一
対の光学視覚ユニット40,40の各カラー液晶パネル
45の表示部45aに映像を映し出すと、図8に示すよ
うに、バックライト30の1本の蛍光灯34から発した
光がリフレクタ31の鏡面32によって反射され、平行
光として各カラー液晶パネル45の表示部45aを照射
する。この照射された光の透過光を各反射ミラー48に
より反射させ、各接眼レンズ47にて透過光として見え
る映像を左右の眼球A,Aの網膜a,aで拡大して見る
ことができると共に、各イヤホン81により映像の音声
を聞くことができる。尚、両眼視差の立体表示の原理に
基づいて生成された左右の映像信号を、左右の各カラー
液晶パネル45の表示部45aにそれぞれ表示させるこ
とにより立体映像を楽しむこともできる。
【0029】上記各イヤホン81を収納ケース83より
引き出す時に、プーリ98を介してリール87が回転す
る。この時リール87は該リール87に設けられたラチ
ェット部88にロックアーム95の先端部95aが引っ
掛かることにより巻き戻ることがない。ここで、上記各
収納ケース83に一体形成されたボタン84を押すと、
この各ボタン84の裏側に位置する上記ロックアーム9
5の基端部95bが回転し、該ロックアーム95の先端
部95aがリール87のラチェット部88から外れるこ
とにより、リール87が回転してイヤホン81のコード
82がリール87に自動的に巻き取られる。このように
して、イヤホン81のコード82の長さは自由に調整で
きるので、イヤホン81の使用時にコード82を最適の
長さに調整することができ、またイヤホン81のコード
82はコンパクトにリール87に巻き取られて収納ケー
ス83に収納されるので、携帯性に優れている。さら
に、イヤホン81のコード82をプーリ98を介して引
き出すと共に、巻き取ることにより、リール87に直接
コード82の引張り力が加わらないためにリール87を
含めた巻き取り部の強度を大幅に向上させることができ
る。さらにまた、上記コード82はプーリ98により屈
曲させることができるために、リール87の接線上から
コード82を出すよりも収納ケース83内の狭いスペー
スに配することができる。
【0030】このように、前記バックライト30をリフ
レクタ31と1本の蛍光灯34等から構成し、この1本
の蛍光灯34によりリフレクタ31を介して一対の光学
視覚ユニット40,40の各カラー液晶パネル45の表
示部45aに光を照射するようにしたので、一対のカラ
ー液晶パネル45,45の左右の色温度,輝度の差をな
くして、左右同じ色温度や輝度の画像を得ることができ
る。このリフレクタ31の鏡面32側の両側と中央には
各遮蔽板38a及び38b,38bを取付けてあるの
で、一対の光学視覚ユニット40,40の一対のカラー
液晶パネル45,45に照射する1本の蛍光灯34の光
が外に漏れるのを防止でき、該蛍光灯34の光を各カラ
ー液晶パネル45の表示部45aに垂直に又効率良く照
射することができる。さらに、上記蛍光灯34に高圧電
圧を供給する電源ユニット37と蛍光灯34を取付けた
基板33とを各コネクタ35,36で結合したので、ケ
ーブル等により結合しなくて済み、例えばケーブルによ
る結合等により発生するノイズが抑えられると共に、ケ
ーブルの断線等によるショート等を確実に防いで、高圧
電圧に対する安全性を高めることができる。
【0031】また、一対の光学視覚ユニット40,40
をリフレクタ31に取付けられた一対のシャフト39,
39に沿って左右水平方向にそれぞれ移動自在に配設し
たので、一対の光学視覚ユニット40,40の眼幅を調
整する一対の眼幅調整機構60,60の構造を簡素化す
ることができる共に、左右の眼の位置に各光学視覚ユニ
ット40の各接眼レンズ47の位置を別々に合わせて使
用者によって差がある眼幅の調整を極めて容易且つ確実
に行うことができる。
【0032】そして、上記各光学視覚ユニット40のユ
ニット本体41の各眼球Aに対向する位置に接眼レンズ
47を垂直に起立させて固定すると共に、上記各ユニッ
ト本体41内の接眼レンズ47に対向する位置に反射ミ
ラー48を斜めに固定し、この反射ミラー48に対して
上記各カラー液晶パネル45を上記各ユニット本体41
内においてLCDホルダー43を介して水平状態で上下
方向にそれぞれ移動自在に配設したので、上記各光学視
覚ユニット40の各カラー液晶パネル45の映像を所謂
縦屈折により各接眼レンズ47を介して各眼球Aの網膜
aに投射させることができると共に、視度調整を容易に
行うことができる。これにより、上記各光学視覚ユニッ
ト40の各接眼レンズ47を各眼球Aに可及的に近付け
ることができ、各カラー液晶パネル45の映像をより見
易く見ることができるようになると共に、各接眼レンズ
47の径を小さくすることが可能となり、各光学視覚ユ
ニット40の小型化をより一段と図ることができる。
【0033】上述のように、上記各カラー液晶パネル4
5を各ユニット本体41内において可動式にして、この
各ユニット本体41の後片部側に各接眼レンズ47をレ
ンズ鏡筒46を介して固定したので、各接眼レンズ47
と各眼球Aのひとみ部の距離を変えずに各接眼レンズ4
7と各眼球Aのひとみ部の距離を一定にすることがで
き、虚像と同一画面で画像が欠けることなく安定した状
態で見ることができる。即ち、図35(a)に示すよう
に、上記各カラー液晶パネル45をaの位置からbの位
置まで移動させて視度調整(ピント調整)をする時、各
接眼レンズ47と眼球Aのひとみ部の位置は距離Xにて
変化せず、それぞれa,bに対してa′,b′の位置に
虚像ができる。この虚像は常にZ°という画角の中で位
置を変えるので眼球Aのひとみ部からは常にZ°という
一定の画角で見える。これに対して図35(b)に示す
従来の眼鏡型映像表示装置100の場合には、各接眼レ
ンズ108を往復移動させて視度調整をするようにした
ので、各接眼レンズ108とひとみ部の距離Xが変わ
り、虚像Z°の内側にレンズ外径が入り込んでしまい図
に示す斜線の部分Sが欠落して見えなくなる虞れがあっ
た。しかしながら、上記眼鏡型映像表示装置1では上記
虚像Z°の周縁部の欠落を確実に防ぐことができる。
【0034】さらに、上記各光学視覚ユニット40を上
記各シャフト39,39に対して輻輳角θが6°(θ=
2°〜8°の範囲に設定)になるようにそれぞれ傾斜さ
せて配設したので、装置本体10を顔面に装着して各光
学視覚ユニット40のカラー液晶パネル45の映像を見
た時に眼の疲労や眼から来る心理的精神的な疲労を少な
くすることができ、長時間の使用に耐えることができる
と共に、不特定多数の使用が可能となる。また、上記各
カラー液晶パネル45は透過型で薄い板状のもので構成
されていると共に、上記リフレクタ31にフレームの役
割を持たせたので、各光学視覚ユニット40及びバック
ライト30の小型,軽量化をより一段と図ることができ
る。
【0035】図32は他の実施例の眼鏡型映像表示装置
1′を示す。この装置本体10の両側には一対のサイド
ケース16,16を取付けてあり、この各サイドケース
16内にイヤホン収納機構80を配設してある。これに
より、各サイドケース16が左右からの光の入射を防ぐ
ことになり、装置本体10内の各光学視覚ユニット40
等への光の写り込みを防ぐことができる。
【0036】また、図33は別の実施例の眼鏡型映像表
示装置1″を示す。この実施例では一対の柄20′,2
0′の各前柄部21′の下部21c内にイヤホン収納機
構80を配設して装置本体10側の重量を軽減してい
る。これにより、装置本体10と一対の柄20′,2
0′との重量のバランスが良くなり、装着感が向上する
ことになる。また、左右からの光の入射を防ぐことにな
り、装置本体10内の各光学視覚ユニット40等への光
の写り込みを防ぐことができる。
【0037】尚、前記各実施例によれば、眼幅調整つま
み61の板バネ64を後キャビネット12の下片部12
cに取付けられた潤滑性部材から成る被スライド板62
に摺動させるようにしたが、図30,31に示すよう
に、下片部12cをPOM等の潤滑性部材で形成して該
下片部12cの内面に一体突出成形した潤滑性の一対の
リブ12d,12dに板バネ64を摺動させるようにし
ても良い(視度調整つまみ71側も同様である)。ま
た、光学視覚ユニット40をバックライト30の一対の
シャフト39,39に対して傾斜させてその輻輳角θを
例えば6°(θ=2°〜8°の範囲に設定)になるよう
に設定したが、図34に示すように、光学視覚ユニット
40をシャフト39に対して傾斜させずに配設し、光学
視覚ユニット40のカラー液晶パネル45の画面中心を
光軸に対してtだけシャフト39の中央側にずらして配
設することにより輻輳角θを2°〜8°の範囲に設定す
るようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、装置本体内に備えられた映像表示手段の映像を、反
射板及び接眼レンズを介して拡大して眼球の網膜に投影
させるようにすると共に、上記映像の音声をイヤホンを
介して聞けるようにようした眼鏡型映像表示装置におい
て、上記装置本体に、上記イヤホンのコードを巻き取っ
て収納するイヤホン収納機構を設け、このイヤホン収納
機構を、イヤホンとコードを収納する収納ケースと、こ
の収納ケース内に回転自在に支持され、上記イヤホンの
コードを巻き取るリールと、このリールをイヤホンのコ
ードを巻き取る方向に付勢させるバネ部材と、上記リー
ルのイヤホンのコードの巻き取り長さを調整するコード
長さ調整手段とで構成したので、イヤホンの使用時にイ
ヤホンのコードを最適な長さに調整することができると
共に、イヤホンの使用後にイヤホンのコードをリールで
自動的に巻き取って収納ケース内にコンパクトにまとめ
て収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す眼鏡型映像表示装置の
分解斜視図。
【図2】上記眼鏡型映像表示装置の断面図。
【図3】上記眼鏡型映像表示装置の分解斜視図。
【図4】上記眼鏡型映像表示装置に用いられる光学視覚
装置の斜視図。
【図5】上記光学視覚装置の断面図。
【図6】上記光学視覚装置の平面図。
【図7】上記光学視覚装置の背面図。
【図8】上記光学視覚装置の要部の部分破断斜視図。
【図9】上記光学視覚装置に用いられるバックライトの
分解斜視図。
【図10】(a)〜(c)は上記光学視覚装置に用いら
れる各光学視覚ユニットの視度及び眼幅調整の状態を示
す説明図。
【図11】上記各光学視覚ユニットの視度調整機構の斜
視図。
【図12】上記各光学視覚ユニットに用いられる視度調
整つまみ部分の断面図。
【図13】上記各光学視覚ユニットに用いられる眼幅調
整つまみ部分の断面図。
【図14】図13中X−X線に沿う断面図。
【図15】上記眼鏡型映像表示装置に用いられるイヤホ
ン収納機構の斜視図。
【図16】上記イヤホン収納機構のリール側の分解斜視
図。
【図17】上記リールを裏側から見た斜視図。
【図18】上記リールにイヤホンのコードを巻いた状態
を示す斜視図。
【図19】上記リールにイヤホンのコードを巻いた状態
を示す平面図。
【図20】上記イヤホン収納機構のリールが回転する取
付板の分解斜視図。
【図21】上記取付板を裏側から見た斜視図。
【図22】上記イヤホン収納機構の分解斜視図。
【図23】上記眼鏡型映像表示装置の平面図。
【図24】上記眼鏡型映像表示装置の正面図。
【図25】上記眼鏡型映像表示装置の一対の柄の連結部
分の説明図。
【図26】上記眼鏡型映像表示装置の左側面図。
【図27】上記眼鏡型映像表示装置の右側面図。
【図28】上記眼鏡型映像表示装置の装置本体の背面
図。
【図29】上記装置本体の底面図。
【図30】他の実施例の眼幅調整つまみ部分の断面図。
【図31】他の実施例の眼幅調整つまみ部分の図14に
相当する断面図。
【図32】他の実施例のイヤホン収納機構を有した眼鏡
型映像表示装置の斜視図。
【図33】別の実施例のイヤホン収納機構を有した眼鏡
型映像表示装置の斜視図。
【図34】他の実施例の光学視覚装置の輻輳角の説明
図。
【図35】(a)は上記眼鏡型映像表示装置の光学系の
説明図、(b)は従来の眼鏡型映像表示装置の光学系の
説明図。
【図36】従来の眼鏡型映像表示装置の概略構成図。
【図37】従来の眼鏡型映像表示装置の使用状態を示す
斜視図。
【符号の説明】
1…眼鏡型映像表示装置 10…装置本体 45…カラー液晶パネル(映像表示手段) 47…接眼レンズ 48…反射ミラー(反射板) 80…イヤホン収納機構 81…イヤホン 82…コード 83…収納ケース 87…リール 89…ゼンマイバネ(バネ部材) 90…コード長さ調整手段 A…眼球 a…網膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に備えられた映像表示手段の
    映像を、反射板及び接眼レンズを介して拡大して眼球の
    網膜に投影させるようにすると共に、上記映像の音声を
    イヤホンを介して聞けるようにようした眼鏡型映像表示
    装置において、上記装置本体に、上記イヤホンのコード
    を巻き取って収納するイヤホン収納機構を設けたことを
    特徴とする眼鏡型映像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の眼鏡型映像表示装置にお
    いて、上記イヤホン収納機構を、イヤホンとコードを収
    納する収納ケースと、この収納ケース内に回転自在に支
    持され、上記イヤホンのコードを巻き取るリールと、こ
    のリールをイヤホンのコードを巻き取る方向に付勢させ
    るバネ部材と、上記リールのイヤホンのコードの巻き取
    り長さを調整するコード長さ調整手段とで構成したこと
    を特徴とする眼鏡型映像表示装置。
JP27068192A 1992-10-09 1992-10-09 眼鏡型映像表示装置 Pending JPH06121259A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221887A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Olympus Corp 表示装置、撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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