JPH0612099U - 装飾品 - Google Patents
装飾品Info
- Publication number
- JPH0612099U JPH0612099U JP5699892U JP5699892U JPH0612099U JP H0612099 U JPH0612099 U JP H0612099U JP 5699892 U JP5699892 U JP 5699892U JP 5699892 U JP5699892 U JP 5699892U JP H0612099 U JPH0612099 U JP H0612099U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- metal
- ornaments
- embroidery body
- knitting
- Prior art date
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- Pending
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- Chemically Coating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量でしかも素材の特性を活かした付加価
値の高い、装飾品を提供すること。 【構成】 金属糸1を上糸と下糸に用いて所定の形状
に編成し、金属糸1を編成して得た刺しゅう体3をメッ
キ処理して得られる装飾品5。
値の高い、装飾品を提供すること。 【構成】 金属糸1を上糸と下糸に用いて所定の形状
に編成し、金属糸1を編成して得た刺しゅう体3をメッ
キ処理して得られる装飾品5。
Description
【0001】
本考案はブローチ、髪飾り、耳飾り等の装飾用装身具や額或いは置物として利 用できる装飾品に関する。
【0002】
一般にブローチや髪飾りや耳飾り等の素材としては金属、樹脂、ガラス、鉱石 等が用いられ、またその製造は成型や切削加工によるものが多い。
【0003】
従来の装飾品の製造技術(成型や切削加工等)は形状の小さなものやデザイン の細かいものを製造するには不向きである。 また装飾用装身具にあっては重さに一定の制限があり、この重量の制約が自由 なデザインを創作する上で障害になっている。 さらにこれまでの装飾品は、重厚感や質量感を表現できても柔らかな素材感を 表現することが困難である。 また最近は、斬新なデザインに加え、素材の特性を活かしたものが高く評価さ れる傾向にあり、付加価値の高い装飾品の提案が切望されている。
【0004】
本考案は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは軽量でし かも素材の特性を活かした付加価値の高い、装飾品を提供することにある。
【0005】
本考案は、金属糸を上糸と下糸に用いて所定の形状に編成し、金属糸を編成し て得た刺しゅう体をメッキ処理して得られる、装飾品である。
【0006】
【実施例1】 以下図1を基に本考案の実施例について説明する。
【0007】 <イ>刺しゅう工程 金属糸1を用いて台布2に刺しゅう体3を縫製して形成する。 金属糸1は金糸や銀糸等の各種金属製の細糸を使用できるが、縫製性や経済性 の点からステンレス糸が好適である。 台布2は吸水により解ける紙やケミカル繊維である。 刺しゅう体3の編成技術は従来と同様に手縫い或いは機械縫製のいずれも可能 である。 刺しゅう体3を機械縫製する場合、金属糸1を上糸と下糸の両方に用いる。 また刺しゅう体3は縫製ピッチや縫製厚を変化させて例えば花柄や幾何学模様 等の任意のデザインに仕上げる。
【0008】 <ロ>刺しゅう体の分離工程 所定の刺しゅう体3を縫製したら台布3に加水して刺しゅう体3のみを得る。
【0009】 <ハ>メッキ工程 回収した刺しゅう体3をメッキ槽4に投入する等してメッキ処理を施し、装飾 品5を得る。 金属製の刺しゅう体3にメッキ処理を施すことで、特有の色調が付与される。 装飾品5の色彩は刺しゅう体3の縫製厚に応じて変化する。 メッキ処理は装飾品5を平面的な状態にして行うか、或いは立体的な形状に折 曲した後にメッキ処理を行うものとする。 装飾品5を立体加工する場合、素材が金属製の細糸であるから容易に変形でき 、しかも変形力を解除しても元の平面的な形状に復元しない。また必要に応じて 金属糸や接着剤を用いて立体形状を固定する場合もある。
【0010】 <ニ>適用例 このような工程で製作する装飾品は、つぎのような用途に用いることができる 。 尚、この場合、各用途に応じた付属具を必要とする。 装飾用装身具(ピアス、イアリング、ペンダント、コサージュ、時計の文 字盤等、ベルト) 壁装品(額、壁掛等) 敷物(鞄テーブルクロス等) 鞄や靴 キーホルダー等 尚、これらの各用途に装飾品5を利用する場合は、各用途に応じた付属具を取 り付けることは勿論である。
【0011】
前記実施例は刺しゅう体3を形成した後にメッキ処理を施す場合について説明 したが、予めメッキ処理を施した金属糸を用いて刺しゅう体3を形成しても良い 。 また金属糸の種類によってはメッキ処理を省略する場合もある。
【0012】
本考案は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
【0013】 <イ> これまで金属糸を装飾用途に用いられることはなかったが、金属糸で装 飾品を形成することで、従来の金属塊の装飾品と比較して、従来にない柔らかな 金属の素材感を表現することができる。
【0014】 <ロ> 装飾品は細かい模様を容易に表現できるから、これまで製作が困難とさ れていた細かい模様付けが可能となる。
【0015】 <ハ> 装飾品が金属糸の編成品で構成するから、大幅な軽量化が可能となる。 装飾品の軽量化は、装飾用装身具に用いる場合はデザインの創作範囲を広げる だけでなく、装着性が良くなる。
【0016】 <ニ> 以上のことから付加価値の高い装飾品を得ることができる。
【図1】 本考案に係る装飾品の製造工程の説明図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B44C 1/28 B 9134−3K C23C 18/31 A
Claims (1)
- 【請求項1】 金属糸を上糸と下糸に用いて所定の形
状に編成し、 金属糸を編成して得た刺しゅう体をメッキ処理して得ら
れる、 装飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5699892U JPH0612099U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 装飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5699892U JPH0612099U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 装飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612099U true JPH0612099U (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=13043163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5699892U Pending JPH0612099U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 装飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612099U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018119225A (ja) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | 株式会社笠盛 | アクセサリーの製作方法 |
WO2019143305A1 (en) * | 2017-08-21 | 2019-07-25 | T.C. İstanbul Aydin Üni̇versi̇tesi̇ | Surface formation through an innovative sewing technioue |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP5699892U patent/JPH0612099U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018119225A (ja) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | 株式会社笠盛 | アクセサリーの製作方法 |
WO2019143305A1 (en) * | 2017-08-21 | 2019-07-25 | T.C. İstanbul Aydin Üni̇versi̇tesi̇ | Surface formation through an innovative sewing technioue |
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