JP3112421U - 骨片・骨粉入り装飾品並びにその装飾品からなる装身具並びに置物 - Google Patents

骨片・骨粉入り装飾品並びにその装飾品からなる装身具並びに置物 Download PDF

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Abstract

【課題】骨を装飾品の模様・デザインを構成する部材として使用することにより、今までにない斬新な模様・デザインの創作を可能とした装飾品並びにその装飾品からなる装身具並びに置物の提供を図る。
【解決手段】骨を略粉砕して骨片と骨粉とからなる装飾部材を成形し、かかる装飾部材を型枠内に任意に並べてその上から合成樹脂を被覆させるように挿入し固化させて、骨片・骨粉入り装飾品が完成する。あるいは、前記装飾部材をあらかじめ合成樹脂と混合しておき、型枠内へ該混合物を被覆させるように挿入し固化させる構成も考えられる。さらに、前記装飾部材に加えて人工パール、人工石、天然石等からなる他の装飾物を、型枠2内に並べあるいは合成樹脂に混合してもよい。
【選択図】図1

Description

本考案は、装飾品並びにその装飾品からなる装身具並びに置物に関するものである。
従来から、身体や持ち物を装飾する装身具や室内を彩る置物など、多種多様の装飾品が存在している。かかる装飾品は、それぞれの用途に合わせて、身体を着飾ったり空間を飾ることで人間の美観に訴えるものであって、人間の心に満足や和みを与えるものとなる。
かかる装飾品について、上述の通り、その目的とするところは身体や室内の装飾が主であり、中には時計やライトなど他の機能と結びついたものが若干存在する程度である。そして、かかる装飾品の形態や模様などについて、他人と同じものを身に着けていたりすることほど気まずいことはなく、したがって人は斬新で独創的な模様・デザインのものを欲するものであり、日々常に新しいものがデザイン・考案され続けている。従来のそのような中で、骨を装飾品の模様・デザインを構成する部材として使用したものは未だ存在しない。
上記問題点に鑑み、本考案は、骨を装飾品の模様・デザインを構成する部材として使用することにより、今までにない斬新な模様・デザインの創作を可能とした装飾品並びにその装飾品からなる装身具並びに置物を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は、骨を略粉砕して骨片と骨粉とからなる装飾部材を成形し、かかる装飾部材を型枠内に任意に並べてその上から合成樹脂を被覆させるように挿入し固化させて成る骨片・骨粉入り装飾品である。
また、本考案は、骨を略粉砕して骨片と骨粉とからなる装飾部材を成形し、かかる装飾部材を合成樹脂と混合して型枠内に該混合物を被覆させるように挿入し固化させて成る骨片・骨粉入り装飾品である。
さらに、本考案は、前記装飾部材に加えて他の装飾物を型枠内に並べあるいは合成樹脂に混合した構成を採ることもできる。
またさらに、本考案は、前記他の装飾物が、人工パール、人工石、天然石のうちのいずれかあるいはこれらの組合せとする構成を採用することもできる。
さらにまた、本考案は、前記骨片・骨粉入り装飾品を、ペンダントやブローチ、指輪、携帯ストラップ等の装身具に加工して、骨片・骨粉入り装身具とすることができる。
そしてまた、本考案は、前記骨片・骨粉入り装飾品を、供養品や造形品、写真立て、時計等の置物に加工して、骨片・骨粉入り置物とすることもできる。
本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品によれば、斬新な模様・デザインの装飾品を創作することができるとともに、一つとして同じものが存在しない独創的な模様・デザインを創出することが可能となって、今までにない装飾的効果を奏する装飾品を提供することができる。
また、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品によれば、略粉砕した骨からなる装飾部材以外に、人工パールや人工石、天然石といった他の装飾物も模様・デザインを構成する部材として使用することで、骨だけでは創出できない模様や色、輝き等も加わって、さらに装飾的効果が向上する。
さらに、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品によれば、装飾部材として使用する骨として遺族やペットの遺骨を使用することで、装飾的効果のみならず、今は亡き遺族やペットとの思い出などを共に封じ込めて、亡き後も常にそばにいるかのような雰囲気をかもし出して、故人らを偲ぶことができる効果をも奏する。
以下、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1並びにその装飾品からなる装身具及び置物を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1の実施形態を示す斜視図である。該骨片・骨粉入り装飾品1は、骨Hを略粉砕して骨片H1と骨粉H2とからなる装飾部材を成形し、かかる装飾部材を型枠2内に任意に並べて、その上から合成樹脂3によって被覆し固化させることで構成される。
装飾部材として使用する骨Hについては、特に限定するものではないが、完成した装飾品の所有者に関連する遺族やペットの遺骨を使用することで、故人らとの思い出を偲ぶのに効果的となる。かかる骨Hは、骨片H1と骨粉H2とに略粉砕され、装飾部材を構成する。
本考案に使用される型枠2は、そのまま完成した骨片・骨粉入り装飾品1として使用されるのが望ましく、したがって完成した骨片・骨粉入り装飾品1の用途に合わせて、円形状や四角形状等、種々様々な形状の型枠2を使用することができる。ただし、合成樹脂3の固化後に型枠2から外して、骨片・骨粉入り装飾品1の完成品とすることも可能である。型枠2の材質については、特に限定はないが、後述の装身具等に加工されることに鑑みると、鉄や銀、アルミニウム等の金属製の型枠2や、該金属製の型枠にメッキを施したもの等が考え得る。
また、本考案に使用される合成樹脂3は、型枠2内に並べられた装飾部材が視認可能であるように、その色は透明または半透明であることが必要である。かかる合成樹脂3としては、液体プラスチック等の時間の経過によって固化する液体樹脂や、固形プラスチック等の熱を加えて融着させ固化する固形樹脂などが使用される。
図2は、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1の製造工程の第一の実施例について示している。すなわち、まず初めに装飾部材の原料となる骨Hを用意し、該骨Hを略粉砕して骨片H1と骨粉H2とからなる装飾部材を成形する。成形された装飾部材は、装飾性等を考慮しながら、型枠2内に任意に並べられる。その後、型枠2内に並べられた装飾部材の上から合成樹脂3を注出器M等によって被覆させるように挿入し、最後に該合成樹脂3を固化させる。以上の工程を経て、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1が完成する。
上記骨片H1と骨粉H2とからなる装飾部材を型枠2内に並べる工程において、該装飾部材に加えて人工パール、人工石、天然石等からなる他の装飾物も型枠2内に並べてもよい。このとき、型枠2内へかかる他の装飾物のうち一のみを並べることもできるし、二以上の他の装飾物の組合せを並べることも可能である。そのようにすることで、骨Hだけでは創出できない模様や色、輝き等も加わって、さらに装飾的効果が向上することとなる。尚、人工石としては人工ダイヤモンドなどが挙げられ、天然石としては天然ダイヤモンドやルビー等の宝石類や鉱石類などが挙げられる。
また、上記骨片H1と骨粉H2とからなる装飾部材並びに他の装飾物を型枠2内に並べる工程において、型枠2内にあらかじめセロハン等の装飾シートを敷いておくことも考えられる。そのようにすることで、上記と同様に骨Hだけでは創出できない模様や色、輝き等も加わって、さらに装飾的効果が向上することとなる。
図3は、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1の製造工程の第二の実施例について示している。すなわち、まず初めに装飾部材の原料となる骨Hを用意し、該骨Hを略粉砕して骨片H1と骨粉H2とからなる装飾部材を成形する。成形された装飾部材は合成樹脂3の中へ投入され、該装飾部材と合成樹脂3とが混合される。その後、型枠2内へかかる装飾部材が混合された合成樹脂3を注出器M等によって被覆させるように挿入し、最後に該合成樹脂3を固化させる。以上の工程を経て、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1が完成する。
上記骨片H1と骨粉H2とからなる装飾部材を合成樹脂3の中に投入・混合する工程において、該装飾部材に加えて人工パール、人工石、天然石等からなる他の装飾物も合成樹脂3の中に投入・混合してもよい。このとき、合成樹脂3の中へかかる他の装飾物のうち一のみを投入・混合することもできるし、二以上の他の装飾物の組合せを投入・混合することも可能である。そのようにすることで、前記第一の実施例と同様、骨Hだけでは創出できない模様や色、輝き等も加わって、さらに装飾的効果が向上することとなる。尚、人工石としては人工ダイヤモンドなどが挙げられ、天然石としては天然ダイヤモンドやルビー等の宝石類や鉱石類などが挙げられる。
また、上記骨片H1と骨粉H2とからなる装飾部材が混合された合成樹脂3あるいは該装飾部材と他の装飾物が混合された合成樹脂3を型枠2内に被覆させるように挿入する工程において、型枠2内にあらかじめセロハン等の装飾シートを敷いておくことも考えられる。そのようにすることで、上記と同様に骨Hだけでは創出できない模様や色、輝き等も加わって、さらに装飾的効果が向上することとなる。
図4は、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1の加工例を示す斜視図である。すなわち、図4(a)はペンダントに加工した場合を示しており、骨片・骨粉入り装飾品1における型枠2の側壁にリングを形成し、該リングにペンダント用のチェーンCを通して構成されている。また、図4(b)は指輪に加工した場合を示しており、骨片・骨粉入り装飾品1の底面に指を通すためのリングRを形成して構成されている。さらに、図4(c)はブローチに加工した場合を示しており、骨片・骨粉入り装飾品1の底面に対象物に取付可能な止め具Pを形成して構成されている。尚、これら図面に示したものはあくまで例示であって、その外にも髪どめやカチューシャ、イヤリングやピアス、携帯ストラップ等々、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1を多種多様の装身具として加工することが可能である。
また、図面には装身具について例示しているが、本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品1は、仏壇に安置するための供養品や熊の置物等の造形品、写真立て、花瓶、時計等々、多種多様の置物として加工することも可能である。
本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品の実施形態を示す斜視図である。 本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品の製造工程の第一の実施例を示す概略説明図である。 本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品の製造工程の第二の実施例を示す概略説明図である。 本考案にかかる骨片・骨粉入り装飾品の加工例を示す斜視図である。
符号の説明
1 骨片・骨粉入り装飾品
2 型枠
3 合成樹脂
C チェーン
H 骨
H1 骨片
H2 骨粉
M 注出器
P 止め具
R リング

Claims (6)

  1. 骨を略粉砕して骨片と骨粉とからなる装飾部材を成形し、かかる装飾部材を型枠内に任意に並べてその上から合成樹脂を被覆させるように挿入し固化させたことを特徴とする骨片・骨粉入り装飾品。
  2. 骨を略粉砕して骨片と骨粉とからなる装飾部材を成形し、かかる装飾部材を合成樹脂と混合して型枠内に該混合物を被覆させるように挿入し固化させたことを特徴とする骨片・骨粉入り装飾品。
  3. 前記装飾部材に加えて他の装飾物を型枠内に並べあるいは合成樹脂に混合したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の骨片・骨粉入り装飾品。
  4. 前記他の装飾物が、人工パール、人工石、天然石のうちのいずれかあるいはこれらの組合せであることを特徴とする請求項3に記載の骨片・骨粉入り装飾品。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の骨片・骨粉入り装飾品を、ペンダントやブローチ、指輪、携帯ストラップ等の装身具に加工したことを特徴とする骨片・骨粉入り装身具。
  6. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の骨片・骨粉入り装飾品を、供養品や造形品、写真立て、時計等の置物に加工したことを特徴とする骨片・骨粉入り置物。
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WO2007086577A1 (ja) * 2006-01-30 2007-08-02 Active Japan Co., Ltd. 容器、収納部を有する宝飾品
JP2016052504A (ja) * 2014-09-01 2016-04-14 有限会社中山石材店 メモリアル品及びその製造方法

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