JPH06120843A - 差集合巡回符号による積符号の復号装置 - Google Patents

差集合巡回符号による積符号の復号装置

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JPH06120843A
JPH06120843A JP26375892A JP26375892A JPH06120843A JP H06120843 A JPH06120843 A JP H06120843A JP 26375892 A JP26375892 A JP 26375892A JP 26375892 A JP26375892 A JP 26375892A JP H06120843 A JPH06120843 A JP H06120843A
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JP
Japan
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code
decoder
decoding
decoders
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Application number
JP26375892A
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English (en)
Inventor
Takeshi Miyano
健 宮野
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディジタル化したコード信号の誤り
訂正符号の復号装置に関し、ディジタル通信における訂
正符号の復号の高速化及び高能率化を目的とする。 【構成】 符号長nの差集合巡回符号による積符号
({Wij}:i、j=1、2、…、n)の復号装置に、
積符号を多数決により復号するi方向の一個の復号器1
と、積符号を多数決により復号するj方向のn個の復号
器2とを備え、先ず前記復号器2でi行(i=1)の復
号を行い、その結果について前記復号器1でi行(i=
1)の復号を行い、この復号を行っている間に前記復号
器2でさらにj列(j=1、2、…、n)の復号を行
い、これをi=nになるまで繰り返すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル化したコード
信号の誤り訂正符号の復号装置に関し、特に本発明では
ディジタル通信における訂正符号の復号の高速化及び高
能率化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来このような分野の技術としてCD等
に使用されているものとして、二つのリードソロモン符
号を縦、横に組合せた積符号の復号法が確立している。
また近年、固定受信のFM多重放送、文字放送等のよう
なディジタル通信では、符号長が長く、伝送効率が大で
しかも誤り訂正ビット数が多い多数決論理復号可能な差
集合巡回符号による積符号の復号法が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしがら、CD等に
使用されるリードソロモン符号による積符号の復号法に
比較して差集合巡回符号による積符号の復号法には有効
な復号法が、以下に説明するように存在しない。図8は
積符号の構成を説明する図である。本図示す二つの誤り
符号C1及びC2により構成される積符号は、これらを
それぞれ独立に訂正したのでは訂正能力を向上できな
い。そこで限界距離復号法を一般化したGMD(General
ized minimum Distance Decoding) 復号法を積符号の復
号法に応用することにより、積符号の訂正能力を一桁ま
で誤りを訂正することができる。しかし、この復号法
は、復号結果の信頼度情報を計算する必要があることか
ら、一般にかなりの計算量を要す。また、通常は限界距
離復号法によって復号される符号(例えばリードソロモ
ン)に対して用いられ、差集合巡回符号のように多数決
論理復号法によって復号される符号に対しては応用しに
くい。さらに訂正能力一杯まで訂正すると誤訂正確率が
高くなってしまうという問題がある。
【0004】次に図8の積符号に対する従来の復号法を
考える。この場合、横方向の符号C1のビット数をn
1、横方向のC2のビット数をn2とすると、例えば横
方向の一符号を得るのにn1×n2ビットの復号を行う
必要があり、この場合も複合に時間を要するという問題
がある。したがって本発明は上記問題点に鑑み、復号の
高速化及び効能率化を図れる差集合巡回符号による積符
号の復号装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、符号長nの差集合巡回符号による積符号
({Wij}:i、j=1、2、…、n)の復号装置に、
積符号を多数決により復号するi方向の一個の第1の復
号器と、積符号を多数決により復号するj方向のn個の
第2の復号器とを設け、先ず前記第2の復号器でi行
(i=1)の復号を行い、その結果に対して前記第1の
復号器でi行(i=1)の復号を行い、この復号を行っ
ている間に前記第2の復号器でさらにj列(j=1、
2、…、n)の復号を行い、これをi=nになるまで繰
り返すようにした。
【0006】
【作用】本発明の差集合巡回符号による積符号の復号装
置によれば、積符号を多数決により復号するi方向の一
個の第1の復号器と、積符号を多数決により復号するj
方向のn個の第2の復号器とが設けられたため、先ず前
記第2の復号器でi行(i=1)の復号が行われ、その
結果に対して前記第1の復号器でi行(i=1)の復号
が行われ、この復号が行われている間に前記第2の復号
器でさらにj列(j=1、2、…、n)の復号が行わ
れ、これがi=nになるまで繰り返されるようにしたこ
とにより、差集合巡回符号が先頭の1ビット毎に復号で
きるという特徴が生かされ、基本的には行単位の復号に
重点をおくことで、従来はn×nビットの復号を行う必
要があったがnビットつまり一符号長分の復号時間で済
むことから、復号処理の高速化が図れると共に、列方向
の復号も同時に行うことでより正確な復号確率の向上が
可能となる。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る差集合巡回符号による積
符号の復号の原理を説明する図である。本図に示すよう
に差集合巡回符号の横方向符号をC1、縦方向符号をC
2として、これらの符号C1及びC2を組み合わせた積
符号において、差集合巡回符号は先頭の1ビットずつ順
番に訂正できるという特徴を生かして、先ず、図(a)
に示すように、1行目の斜線部のビットをC2によって
復号しそして復号結果は直ぐに出力され、図(b)に示
すように、その結果をC1に引き渡し復号する。図
(c)に示すように次に行を変えて図(a)、(b)に
示す手順を繰り返す。つまりC1の復号にC2の訂正結
果が直ぐに用いられるため、訂正の処理速度が向上する
と同時に誤訂正も少なくなる。
【0008】以下本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図2は本発明の実施例に係る差集合巡回符
号による積符号の復号装置を示す図である。本図に示す
差集合巡回符号による積符号の復号装置は、符号長nの
差集合巡回符号による積符号({Wij}:i、j=1、
2、…、n)の行成分を復号する一つのC1復号器1
と、列成分を復号するn個のC2復号器2と、前記一つ
のC1復号器1により復号される1×n個の符号データ
を読み込むC1用データバス3と、前記n個のC2復号
器2により復号されるn×n個の符号データを読み込む
C2用データバス4とを含む。
【0009】図3は図2の復号装置の動作を説明する図
である。本図(a)に示すように、先ずC2用データバ
ス4における1行目の符号データが列方向にn個のC2
復号器2により復号される。次に本図(b)に示すよう
に、n個のC2復号器2により復号された1行目の符号
データがC1用データバス3に取り込まれ一つのC1復
号器1によりさらに復号される。同時にC2用データバ
ス4では1ビットシフトし新しい列方向の成分につい
て、一つのC1復号器1により復号が行われている間
に、他の符号データはn個のC2復号器2により列方向
に復号される。一つのC1復号器1で復号が終了して訂
正された符号データは出力される。本図(c)に示すよ
うに、C2用データバス4では復号の終了した1行目の
符号データをn個のC2復号器2に移し、1ビットシフ
トした新たな符号データがn個のC2復号器2により復
号される。同時にC1用データバス3では移された符号
データは一つのC1復号器1により復号される。上記手
順を繰り返し新しい成分すべてに対して復号を行って訂
正を終了する。したがって復号に要する時間は従来の半
分になる。
【0010】図4は図2の復号装置の具体例を示す図で
ある。本図に示すように、一つのC1復号器1及びC1
用データバス3とn個のC2復号器2及びC2用データ
バス4との間にスイッチ5が設けられている。さらに入
力データをシリアルからパラレルへ変換するシリアル・
パラレル変換器6と、該シリアル・パラレル変換器6と
n個のC2復号器2及びC2用データバス4との間にス
イッチ7が設けられている。さらに一つのC1復号器1
及びC1用データバス3とn個のC2復号器2及びC2
用データバス4、スイッチ5及び7を制御する制御部8
が設けられている。
【0011】図5は図4のC1復号器1、C1用データ
バス、各C2復号器、各C2用データバスの構成を示す
図である。本図に示すように、C1用データバス3、C
2用データバス4はそれぞれn個の1ビット遅延フリッ
プフロップからなる。一つのC1復号器1及びn個のC
2復号器2は前記n個の1ビット遅延フリップフロップ
からの符号から先頭ビットに対し直交するパリティ検査
和をとるパリティ検査和手段11と、該パリティ検査和
手段11からのパリティ検査和の実数としての和をしき
い値と比較し、多数決により訂正を可能にするための多
数決回路12と、n個の1ビット遅延フリップフロップ
の出力を入力にフィードバックし、前記多数決回路12
に加算して出力する加算器13とを含む。ここにパリテ
ィ検査和手段11、多数決回路12自体は周知のもので
あるので詳細説明を省略する。
【0012】図6、図7は図4の制御部による復号装置
の動作を説明する図(その1及び2)である。本図に示
すように、制御部8によりスイッチ5がOFF、スイッ
チ7がONになり、シリアル・パラレル変換器6では符
号長(以下n)分のデータがホールドされる。その後n
個のC2用データバス4にデータが送られる。この動作
が全ビットロードするまで続けられる。次に制御部8に
よりスイッチ7がOFFになり、1ビットシフトの指示
が制御部8の端子Bから出力され、n個のC2復号器2
では1ビットの訂正が行われる。この後制御部8により
スイッチ5がONとなり、この訂正データはC1用デー
タバス3に送られる。制御部8により記憶装置5がOF
Fにになり、制御部8の端子Aから全ビット訂正(n回
巡回)の指示が出される。このときn個のC2復号器2
に対しては制御部8の端子Bから全ビット訂正(nビッ
ト訂正(n回巡回)の指示が出される。この訂正動作後
C1復号器1のデータが出力され、1行目の複合が終了
する。次に制御部8の端子Bから1ビットシフトの指示
が制御部8の端子から出力され、2行目の復号に備え
る。この一連の動作により、積符号の復号が終了する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、差
集合巡回符号が先頭の1ビット毎に復号できるという特
徴を生かし、基本的には行単位の復号に重点をおくこと
で復号処理の高速化を図ると共に、列方向の復号も同時
に行うことでより正確な復号確率の向上を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る差集合巡回符号による積符号の復
号の原理を説明する図である。
【図2】本発明の実施例に係る差集合巡回符号による積
符号の復号装置を示す図である。
【図3】図2の復号装置の動作を説明する図である。
【図4】図2の復号装置の具体例を説明する図である。
【図5】図4のC1復号器、C1用データバス、各C2
復号器。各C2用データバスの構成を示す図である。
【図6】図4の制御部による復号装置の動作を説明する
図(その1)である。
【図7】図4の制御部による復号装置の動作を説明する
図(その2)である。
【図8】従来の積符号の構成を説明する図である。
【符号の説明】
1…一つのC1復号器 2…n個のC2復号器 3…C1用データバス 4…C2用データバス 5、7…スイッチ 6…シリアル・パラレル変換器 8…制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号長nの差集合巡回符号による積符号
    ({Wij}:i、j=1、2、…、n)の復号装置であ
    って、 前記積符号を多数決により復号するi方向の一個の復号
    器(1)と、 前記積符号を多数決により復号するj方向のn個の復号
    器(2)とを備え、 先ず前記復号器(2)でi行(i=1)の復号を行い、
    その結果について前記復号器(1)でi行(i=1)の
    復号を行い、この復号を行っている間に前記復号器
    (2)でさらにj列(j=1、2、…、n)の復号を行
    い、これをi=nになるまで繰り返すことを特徴とする
    差集合巡回符号による積符号の復号装置。
JP26375892A 1992-10-01 1992-10-01 差集合巡回符号による積符号の復号装置 Withdrawn JPH06120843A (ja)

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JP26375892A JPH06120843A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 差集合巡回符号による積符号の復号装置

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JP26375892A JPH06120843A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 差集合巡回符号による積符号の復号装置

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JPH06120843A true JPH06120843A (ja) 1994-04-28

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ID=17393877

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JP26375892A Withdrawn JPH06120843A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 差集合巡回符号による積符号の復号装置

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JP (1) JPH06120843A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2720528A1 (fr) * 1994-05-25 1995-12-01 Sanyo Electric Co Décodeur de correction d'erreur.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2720528A1 (fr) * 1994-05-25 1995-12-01 Sanyo Electric Co Décodeur de correction d'erreur.

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104