JPH0611956Y2 - 空気浮上式搬送装置 - Google Patents
空気浮上式搬送装置Info
- Publication number
- JPH0611956Y2 JPH0611956Y2 JP5485185U JP5485185U JPH0611956Y2 JP H0611956 Y2 JPH0611956 Y2 JP H0611956Y2 JP 5485185 U JP5485185 U JP 5485185U JP 5485185 U JP5485185 U JP 5485185U JP H0611956 Y2 JPH0611956 Y2 JP H0611956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- moving body
- outer frame
- nozzle
- levitation type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空気浮上式搬送装置に関するものである。
第４図は従来の空気浮上式搬送装置を示す断面図であ
る。図において(1)は外枠、(2)は給気パイプで、空気室
(3)に圧縮空気Ａを供給している。(4)は移動体で、物体
をのせて搬送する台となるものである。(4a)はガイドプ
レートで、移動体の横方向のガイドの役目をしている。
(5)は浮上用ノズルで、外枠(1)に設けられている。(6)
はサイドノズルで、浮上用ノズル(5)と同様に外枠(1)に
設けられている。第５図は移動体(4)の詳細を示す斜視
図である。
る。図において(1)は外枠、(2)は給気パイプで、空気室
(3)に圧縮空気Ａを供給している。(4)は移動体で、物体
をのせて搬送する台となるものである。(4a)はガイドプ
レートで、移動体の横方向のガイドの役目をしている。
(5)は浮上用ノズルで、外枠(1)に設けられている。(6)
はサイドノズルで、浮上用ノズル(5)と同様に外枠(1)に
設けられている。第５図は移動体(4)の詳細を示す斜視
図である。
次にこの作用について説明する。給気パイプ(2)から供
給された圧縮空気Ａは、浮上用ノズル(5)およびサイド
ノズル(6)から噴出して移動体(4)と外枠(1)との隙間g1
及びg2の間に吹き込み、圧力を発生して浮上力となる。
この浮上力により移動体(4)は外枠(1)と非接触で支持さ
れ、外枠(1)の上を滑動させることができる。
給された圧縮空気Ａは、浮上用ノズル(5)およびサイド
ノズル(6)から噴出して移動体(4)と外枠(1)との隙間g1
及びg2の間に吹き込み、圧力を発生して浮上力となる。
この浮上力により移動体(4)は外枠(1)と非接触で支持さ
れ、外枠(1)の上を滑動させることができる。
従来の空気浮上式搬送装置は上記のように構成されてい
るので、浮上用ノズルとサイドノズルの両方を必要と
し、搬送距離が長い場合はノズル数が非常に多くなり、
加工が大変であるという問題がある。
るので、浮上用ノズルとサイドノズルの両方を必要と
し、搬送距離が長い場合はノズル数が非常に多くなり、
加工が大変であるという問題がある。
この考案は、上記のような問題を解決するためになされ
たもので、サイドノズルを必要としないでサイド方向の
ガイドを十分に行うことができる搬送装置を得ることを
目的とする。
たもので、サイドノズルを必要としないでサイド方向の
ガイドを十分に行うことができる搬送装置を得ることを
目的とする。
この目的のために本考案は、外枠に設置されるサイドノ
ズルをなくして、移動体の側にエアポケツトを設けたこ
とを特徴とする空気浮上式搬送装置を提供するものであ
る。
ズルをなくして、移動体の側にエアポケツトを設けたこ
とを特徴とする空気浮上式搬送装置を提供するものであ
る。
移動体に設けられたエアポケツトの内部に外枠より噴出
した空気による圧力が発生し、サイド方向の支持作用を
行うようになる。
した空気による圧力が発生し、サイド方向の支持作用を
行うようになる。
第１図は本考案の一実施例の模式図である。図において
(1)は外枠、(2)は給気パイプで、空気室(3)に圧縮空気
Ａを供給する。(4)は移動体で、外枠(1)の両側に覆さる
形状となつたサイドプレート(4a)の内側に、適当な間隔
をおいて凹部を形成するエアポケツト(4b)を有してい
る。(5)は外枠(1)に設けられた浮上用ノズルである。
(1)は外枠、(2)は給気パイプで、空気室(3)に圧縮空気
Ａを供給する。(4)は移動体で、外枠(1)の両側に覆さる
形状となつたサイドプレート(4a)の内側に、適当な間隔
をおいて凹部を形成するエアポケツト(4b)を有してい
る。(5)は外枠(1)に設けられた浮上用ノズルである。
第２図および第３図は本実施例の移動体(4)の詳細図
で、第２図は移動体(4)の中央断面図、第３図は移動体
(4)の下より見た斜視図である。図に示すように、移動
体(4)の両側に設けたサイドプレート(4a)の内面には、
エアーポケツト４ｂが設けられている。
で、第２図は移動体(4)の中央断面図、第３図は移動体
(4)の下より見た斜視図である。図に示すように、移動
体(4)の両側に設けたサイドプレート(4a)の内面には、
エアーポケツト４ｂが設けられている。
次に本考案の作用を説明する。給気パイプ(2)から外枠
(1)の空気室(3)に供給された圧縮空気Ａは、浮上用ノズ
ル(5)から噴出されて移動体(4)と外枠(1)の隙間g1に供
給され、浮上力を発生させる。さらにこの空気は隙間g1
から隙間g2に流れる。このときサイドプレート(4a)に設
けられたエアポケツト(4b)に圧縮空気Ａが貯えられ、圧
力を保持して支持力を発生するので、サイド方向のガイ
ドの作用が行われる。
(1)の空気室(3)に供給された圧縮空気Ａは、浮上用ノズ
ル(5)から噴出されて移動体(4)と外枠(1)の隙間g1に供
給され、浮上力を発生させる。さらにこの空気は隙間g1
から隙間g2に流れる。このときサイドプレート(4a)に設
けられたエアポケツト(4b)に圧縮空気Ａが貯えられ、圧
力を保持して支持力を発生するので、サイド方向のガイ
ドの作用が行われる。
なお上記の実施例では移動体の左右の両端の４ケ所にエ
アポケツト(4b)を設けてあるが、エアポケツト(4b)の数
はいくつでもよい。又エアポケツト形状は丸穴に限定す
るものでなく丸穴、角穴、曲線形状等何れでもよい。
アポケツト(4b)を設けてあるが、エアポケツト(4b)の数
はいくつでもよい。又エアポケツト形状は丸穴に限定す
るものでなく丸穴、角穴、曲線形状等何れでもよい。
本考案によれば、移動体のサイドプレートにエアポケツ
トを設けたことにより外枠のサイドノズルを必要とせ
ず、長距離の搬送に対してノズル加工が大巾に削減さ
れ、搬送装置のコストを大巾に低下させることができ
る。又エアポケツトに圧縮空気が供給され支持力を発生
させているので、ノズルから噴出している空気をよぎる
ことによる抵抗が少なくなり、搬送装置の推力の損失が
小さくなるので、同じ力で遠くまで走行できることにな
る。
トを設けたことにより外枠のサイドノズルを必要とせ
ず、長距離の搬送に対してノズル加工が大巾に削減さ
れ、搬送装置のコストを大巾に低下させることができ
る。又エアポケツトに圧縮空気が供給され支持力を発生
させているので、ノズルから噴出している空気をよぎる
ことによる抵抗が少なくなり、搬送装置の推力の損失が
小さくなるので、同じ力で遠くまで走行できることにな
る。
第１図は本考案の一実施例の模式図、第２図は移動体の
内面からの側面図、第３図は移動体の斜視図、第４図は
従来の装置の模式図、第５図は従来の装置の斜視図であ
る。 １：外枠、２：給気パイプ、３：空気室、４：移動体、
４ａ：サイドプレート、４ｂ：エアポケツト、５：浮上
用ノズル。 なお各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
内面からの側面図、第３図は移動体の斜視図、第４図は
従来の装置の模式図、第５図は従来の装置の斜視図であ
る。 １：外枠、２：給気パイプ、３：空気室、４：移動体、
４ａ：サイドプレート、４ｂ：エアポケツト、５：浮上
用ノズル。 なお各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】空気をノズルから噴出し、その圧力によつ
て移動体を浮上させる構造において、この移動体の両サ
イドのガイド板にエアポケツトを設け、横方向の支持力
を得ることを特徴とする空気浮上式搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5485185U JPH0611956Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 空気浮上式搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5485185U JPH0611956Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 空気浮上式搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61171665U JPS61171665U (ja) | 1986-10-24 |
| JPH0611956Y2 true JPH0611956Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=30576982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5485185U Expired - Lifetime JPH0611956Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 空気浮上式搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611956Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP5485185U patent/JPH0611956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61171665U (ja) | 1986-10-24 |
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