JPH0611951Y2 - 横隊整列搬送機 - Google Patents

横隊整列搬送機

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JPH0611951Y2
JPH0611951Y2 JP3249487U JP3249487U JPH0611951Y2 JP H0611951 Y2 JPH0611951 Y2 JP H0611951Y2 JP 3249487 U JP3249487 U JP 3249487U JP 3249487 U JP3249487 U JP 3249487U JP H0611951 Y2 JPH0611951 Y2 JP H0611951Y2
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JP
Japan
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conveyor
swivel
alignment
conveyed
brake motor
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JP3249487U
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JPS63139224U (ja
Inventor
利博 高
Original Assignee
株式会社小林京鳳堂
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、横隊整列搬送機の改良、詳しくは、順々に送
られてくる多数の搬送物を対象として、これに押圧力そ
の他当該搬送物を変形させるような無理な物理的外力を
殆ど加えることなく巧みに整然たる一列横隊形に並べ変
えて次々と搬送することができる新式の横隊整列機構を
備えた搬送機に関するもので、変形し易い菓子や加工食
品、その他柔軟な可塑性成形物の整列搬送に大いに役立
つ。
〔従来の技術、および解決すべき問題点〕
従来、コンベヤ等の搬送機によって縦列的に搬送されて
きた搬送物を横隊状に並べ変えて搬送する場合には、手
作業により一々摘み上げて配列を変更するという人的方
法によって行うか、あるいはコンベヤ等の手段により順
々に送られてくる搬送物に対し物理的規制手段を作用さ
せて一時的に強制停滞させることにより複数個の搬送物
を一列横隊に整列させてから行進せしめるという機械的
方法(例えば、実公昭52−4690号公報参照)によって行
うか何れかによっていた。
しかして、前者の手作業による場合には、変形し易い可
塑性成形物でも殆ど形態に悪影響を与えることなく安全
に整列搬送を行うことができる反面、手掴みで作業する
関係上、菓子や食品を対象とするときには衛生上問題が
あり、かつ、作業能率および人件費の上でも問題があっ
たのであり、 また、後者の機械的方法による場合には、作業能率が高
く労働節約的でコストダウンには有効であったが、搬送
物が変形し易い可塑性成形物を対象とするとき等は、移
動停止のため物理的規制を加えると当該搬送物が形崩れ
を起こすという難点が避けられなかった。
本考案は、従来周知の横隊整列搬送機における前述の欠
点を解消せんとして為されたものであり、搬送物の移動
に対し物理的な外力規制を加えることなく当該搬送物を
横方向に分配し、そして、これらの搬送物を前進・後退
させ整然とした一列横隊に無理なく整列させて搬送でき
る横隊整列搬送機を提供することを技術的課題とする。
〔課題解決のために採用した手段〕
上記課題を解決するために採用した手段を、図面を参照
して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本考案は、上流側端部11が枢支されおり、この枢
支点Pを中心として下流側端部12が円弧軌跡を描くごと
く左右に横振り可能な旋回コンベヤ1と、 この旋回コンベヤの下流側端部12の下側に、同コンベヤ
からの搬送物Fを受継可能なるごとく配置された整列コ
ンベヤ2と、 この整列コンベヤ2の両側に配置されて、前記旋回コン
ベヤの下流側端部12の搬送物Fの通過を監視する投・受
光器(3・4)と、 この投・受光器(3・4)の出力に応じ一定距離分だけ前記
整列コンベヤ2を前進運動せしめる前進用クラッチ・ブ
レーキモータ51と、 このモータ51が駆動して前記整列コンベヤ2が前進運動
したとき、これに連動して前記旋回コンベヤ1を所定の
ピッチ角ずつ逐次的に左方または右方向へ所定の順序で
横振り動作せしめる間歇旋回駆動機構(61・62・63)と、 この間歇旋回駆動機構が前記旋回コンベヤ1を1ピッチ
横振りさせたとき、前記整列コンベヤ2を後退駆動せし
めて先に当該整列コンベヤ2上に送置されている搬送物
Fを、横振り到来した旋回コンベヤ1が搬送物Fを次に
送置すべき位置に横並びするところまで引戻す後退用ク
ラッチ・ブレーキモータ52とを含んで成り、 前記旋回コンベヤ1が左右に円弧状に1ストローク横振
りし、前記各搬送物F・F……が一列横隊に整列された
ところで前進用クラッチ・ブレーキモータ51が整列コン
ベヤ2を前進駆動させて搬送物F・F……を横一列に整
然と当該整列コンベヤの下流送出部22にまで搬送せしめ
るという技術手段を採用することによって上記課題を満
足し得る横隊整列搬送機を実現した点に要旨がある。
〔実施例〕
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基いて更に詳し
く説明する。なお、第1図は本考案の実施例装置の側面
図、第2〜第4図実施例装置における旋回コンベヤの間
歇旋回駆動機構説明図、第5図は本実施例装置における
整列コンベヤの前進・後退機構説明図、第6図は本実施
例装置における旋回コンベヤと整列コンベヤとの関係を
示す平面説明図、第7図〜第16図は本実施例装置による
横隊整列動作説明図である。
図面上、符号1で指示するものは、旋回コンベアであ
る。本実施例装置における旋回コンベヤ1は、その上流
側端部11の下面がピボット軸承13により枢支され、この
枢支点Pを中心として下流側端部12が後述の整列コンベ
ヤ上で左右に円弧軌跡を描くごとく横振り可能に構成し
てある。
符号2で指示するものは幅広の整列コンベヤであり、そ
の上流側端側には上記旋回コンベヤ1の下流側端部12が
オーバーハングする如く搬送物Fが干渉しない程度の間
隔を開けて持出されている。この整列コンベヤ1は、前
進用クラッチ・ブレーキモータ51が駆動することにより
所要の前進動作が与えられ、逆に、後退用クラック・ブ
レーキモータ52が駆動することにより先に当該整列コン
ベア1上に送置されている搬送物Fを、次に旋回コンベ
ヤ1から送置される搬送物の横並び位置にまでの後退動
作が与えられる。この場合、前進用クラッチ・ブレーキ
モーター51が前進さすべき整列コンベヤ2の前進移動量
および後退用クラッチ・ブレーキモータ52が後退さすべ
き整列コンベヤ2の後退移動量は、旋回コンベヤ1の下
流側端部12が横振り動作する順序、旋回コンベヤ1の旋
回角による搬送物Fの送置箇所の前後のズレ量、および
旋回コンベヤ1の搬送速度・搬送物送出間隔、整列コン
ベヤ2の搬送速度が所与の条件である。それゆえ、本実
施例では、前記前進用クラッチ・ブレーキモータ51と後
退用クラッチ・ブレーキモータ52とは、後述の投・受光
器が出力する搬送物の通過信号を契機に、旋回コンベヤ
1の既定旋回動作の順序に対応し必要な駆動を行えるの
である。
符号(3・4)で指示するものは、整列コンベヤ2の両側に
投光器3と受光器4とが対向的に設置した投・受光器で
あり、整列コンベヤ2の上方にオーバーハングせる旋回
コンベヤ1に乗って送られてくる搬送物Fの通過を監視
するものである。即ち、旋回コンベヤ1に乗った搬送物
Fが整列コンベヤ2に乗り換える際に当該投・受光器(3
・4)の光路を遮断すると、通過信号を発して上記クラッ
チ・ブレーキモータ51を駆動させて整列コンベヤ2が受
継した当該搬送物Fを一定距離だけ前進させ、更に後述
の間歇旋回機構を動作させて前記旋回コンベヤ1を所定
のピッチ角だけ右または左へ横振り動作せしめるのであ
る。ちなみに、この投・受光器(3・4)を構成する投
光器3としては、従来周知のレーザ・ダイオードが採択
され、また受光器4としては従来周知のPINダイオード
を採用されている。もっとも、前記投光器3は必ずしも
レーザ光源でなくとも通常の赤外線発光器でよく、また
受光器4も周知のフォト・トランジスタなどの光電変換
器でよい。
符号(61・62・63)で指示するものは間歇旋回駆動機構であ
る。この間歇旋回駆動機構は、ベースB上に搬送物移送
方向に対して略直行方向へ直動自在に支持され、下面に
ラック61aを有するスライドビーム61と、前記ラック61
aに噛合するピニオンギア62と、このピニオンギア62を
正逆回転駆動せしめる旋回駆動クラック・ブレーキモー
タ63とで構成されている。しかして、この間歇旋回駆動
機構の具体的な運動メカニズムは、次のとおりである。
即ち、スライドビーム61の下面のラック61aに噛合する
ピニオンギア62は上記旋回駆動クラッチ・ブレーキモー
タ63によって正・逆回転されることにより左右へ直進移
動する。この場合、スライドビーム61の直進移動は同ビ
ーム61の長手方向に沿って一定間隔をもって配設した位
置マーク61b・61b……および左右両端の端部位置マー
ク61b′・61b′と、これらのマークとの対向関係によ
って電気的に反応し前記旋回駆動クラッチ・ブレーキモ
ータ63を正逆駆動せしめて前記ピニオンギア62を正逆方
向へ所定量回転せしめる近接スイッチ63a・63a・63aに
よって間歇的に生起される。そして、スライドビーム61
の上には、上記旋回コンベヤ1が横振り動作が許容され
るように、同コンベヤの略中間部分をカムフォロア61c
を介してクリアランス結合状態に載置してあり、スライ
ドビーム61が間歇的に左右に直動運動すると、これにク
リアランス結合された旋回コンベヤ1は枢支点Pを中心
として下流側端部12が間歇的に横振り動作することにな
るのである。
本実施例装置の具体的構成は概ね以上のとおりであり、
上記旋回コンベヤ1が1ストロークの横振り動作を終え
ると、上記前進用クラッチ・ブレーキモータ51が整列コ
ンベヤ2を前進運動させ、当該コンベヤ上に一列横隊に
整列された搬送物F・F……一斉に下流送出部22まで搬
送し、搬送コンベヤ7に移乗せしめことになる(第7図
〜第16図参照)。
〔本考案の効果〕
以上実施例をもって説明したとおり、本考案を適用して
製作した装置は、旋回コンベヤの間歇的旋回動作を利用
した整列コンベヤへの搬送物配置と整列コンベヤの前後
進運動制御との連関動作の巧みな組合せによって、搬送
物に無理な押圧力その他物理的規制力を全く加えること
なく、整然たる一列横隊状に整列させて搬送することが
できるので、変形し易い菓子や加工食品、その他柔軟な
可塑性成形物の整列搬送に非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の側面図、第2図〜第4図
は同実施例装置における旋回コンベヤの間歇旋回駆動機
構説明図、第5図は本実施例装置における整列コンベヤ
の前進・後退機構説明図、第6図は本実施例装置におけ
る旋回コンベヤと整列コンベヤとの関係を示す平面説明
図、第7図〜第16図は本実施例装置による横隊整列動作
の逐次的な説明図である。 1……旋回コンベヤ、 11……上流側端部、12……下流側端部、 2……整列コンベヤ、 22……下流送出部 (3・4)……投・受光器、 3……投光器、4……受光器、 51・52……(整列コンベアの) 前・後進用クラッチ・ブレーキモータ、 (61・62・63)……間歇旋回駆動機構。 61……スライドビーム、61a……ラック、 61b・61b……位置マーク、 61b′・61b′……端部位置マーク 62……ピニオンギア、 63……旋回駆動クラッチ・ブレーキモータ、 63a……近接スイッチ。 7……搬送コンベヤ。 B……ベース、F……搬送物、P……枢支点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流側端部11が枢支されており、この枢支
    点Pを中心として下流側端部12が円弧軌跡を描く如く左
    右に横振り可能な旋回コンベヤ1と、 この旋回コンベヤ1の下流側端部12がオーバーハングす
    る下方位置に旋回コンベヤ1からの搬送物Fを受継可能
    に配置された整列コンベヤ2と、 この整列コンベヤ2の両側に配置されて、前記旋回コン
    ベヤの下流側端部12の搬送物Fの通過を監視する投・受
    光器(3・4)と、 この投・受光器(3・4)の出力に応じ一定距離分だけ前記
    整列コンベヤ2を前進運動せしめる前進用クラッチ・ブ
    レーキモータ51と、 このモータ51が駆動して前記整列コンベヤ2が前進運動
    したとき、これに連動して前記旋回コンベヤ1を所定の
    ピッチ角ずつ逐次的に左方または右方向へ所定の順序で
    横振り動作せしめる間歇旋回駆動機構(61・62・63)と、 この間歇旋回駆動機構が前記旋回コンベヤ1を1ピッチ
    横振りさせたとき、前記整列コンベヤ2を後退駆動せし
    めて先に当該整列コンベヤ2上に送置されている搬送物
    Fを、横振り到来した旋回コンベヤ1が搬送物Fを次に
    送置すべき位置に横並びするところまで引戻す後退用ク
    ラッチ・ブレーキモータ52とを含んで成り、 前記旋回コンベヤ1が左右に円弧状に1ストローク横振
    りし、前記各搬送物F・F……が一列横隊に整列された
    ところで前進用クラッチ・ブレーキモータ51が整列コン
    ベヤ2を前進駆動させて搬送物F・F……を横一列に整
    然と当該整列コンベヤの下流送出部22にまで搬送せしめ
    ることを特徴とした横隊整列搬送機。
JP3249487U 1987-03-04 1987-03-04 横隊整列搬送機 Expired - Lifetime JPH0611951Y2 (ja)

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JPS63139224U JPS63139224U (ja) 1988-09-13
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JP6254845B2 (ja) * 2011-11-08 2017-12-27 株式会社明治 搬送装置および搬送方法
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