JPH0611796U - 動く玩具 - Google Patents

動く玩具

Info

Publication number
JPH0611796U
JPH0611796U JP7884791U JP7884791U JPH0611796U JP H0611796 U JPH0611796 U JP H0611796U JP 7884791 U JP7884791 U JP 7884791U JP 7884791 U JP7884791 U JP 7884791U JP H0611796 U JPH0611796 U JP H0611796U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
drive lever
body casing
toys
flywheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7884791U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH074875Y2 (ja
Inventor
宏 杉原
Original Assignee
宏 杉原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宏 杉原 filed Critical 宏 杉原
Priority to JP7884791U priority Critical patent/JPH074875Y2/ja
Publication of JPH0611796U publication Critical patent/JPH0611796U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH074875Y2 publication Critical patent/JPH074875Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] この考案は、一個の玩具本体内に一個の作動
機構を組み込んでなる個々の玩具を、相互に連結若しく
は分離を簡便、確実に行い得るようにして、複数の玩具
を個々に独立して用いたり、或いは複数個連結し、単一
の駆動操作で連結した複数個の玩具を連動して作動させ
得るようにせんとするものである。 [構成] 方形箱状の本体ケーシング内に駆動レバーを
出入自在に案内させ、該駆動レバーの内端に隣接して側
面及び底面を本体ケーシング外に開放した連結空間を設
けると共に、駆動レバーの外端を本体ケーシング外に延
び出させ、該駆動レバーのラックに噛合するピニオンを
同軸上に固着したフライホイールを本体ケーシング内に
配設し、該フライホイールの回転軸を本体ケーシング外
に延び出させると共に、本体ケーシングの一側面にL状
の連結片を設け、該連結片が係入し得る連結孔を対向す
る側の底面に形成したことを特徴とする動く玩具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、一部が動くようになった玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、動物や人、等を模したデザインを外部に設け、目や手足等のデザインを 有する可動部を揺動或いは回転させるようにした動く玩具は公知である。しかし ながら、従来公知の動く玩具は、バネを動力源とし、バネに蓄力したエネルギー を複数の歯車機構を介して作動部に伝達し、一定時間作動部を揺動若しくは回転 させて、作動部に取り付けた可動部を動かせている為、構造が複雑で高価になる と共に、機構部分の寸法が比較的大きくなり、玩具の小型化に限度があった。
【0003】 そこで、本考案者は先に玩具本体外から指先で駆動することの出来る駆動レバ ーで、フライホイールを慣性回転させ、慣性回転するフライホイールに可動部を 連結して、作動させるようにした動く玩具の作動機構を提案した。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は、かかるフライホイールを利用した作動機構を有する動く玩具であ って、一個の玩具本体内に一個の作動機構を組み込んでなる個々の玩具を、相互 に連結若しくは分離を簡便、確実に行い得るようにして、複数の玩具を個々に独 立して用いたり、或いは複数個連結し、単一の駆動操作で連結した複数個の玩具 を連動して作動させ得るようにせんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案が採った手段は、方形箱状の本体ケーシ ング内に駆動レバーを出入自在に案内させ、該駆動レバーの内端に隣接して側面 及び底面を本体ケーシング外に開放した連結空間を設けると共に、駆動レバーの 外端を本体ケーシング外に延び出させ、該駆動レバーのラックに噛合するピニオ ンを同軸上に固着したフライホイールを本体ケーシング内に配設し、該フライホ イールの回転軸を本体ケーシング外に延び出させると共に、本体ケーシングの一 側面にL状の連結片を設け、該連結片が係入し得る連結孔を対向する側の底面に 形成したことを特徴とする。
【0006】
【作 用】
玩具本体外に突出した駆動レバーをスプリングに抗して水平方向に本体内に押 し込んでスプリングに蓄力した後、駆動レバーへの押圧力を除くと駆動レバーが スプリングの反発力で急速に外方へ突出する。駆動レバーの急速な移動により、 駆動レバーに形成したラックと噛み合うピニオンが回転され、該ピニオンと同軸 に取り付けられたフライホイールが慣性回転する。フライホイールには玩具本体 外に延び出す回転軸が設けられており、該回転軸に玩具の可動部が同心若しくは 偏心上に取り付けられているので、フライホイールの慣性回転持続中、玩具の可 動部を回転若しくは駆動させることが出来る。
【0007】 玩具の本体ケーシングには、駆動レバーの長手方向突出部に整合してケーシン グ外に開放した連結空間部が形成され、該連結空間部はケーシング外に突出した 駆動レバーの外端部を受け入れることが出来ると共に、駆動レバーの内端部は連 結空間部内に出入り自在にされている。したがって、第2の玩具の駆動レバーを 第1の玩具の連結空間部内に位置させた状態で2つの玩具を直列状態に連結し、 第1の玩具の駆動レバーを指先で内方へ押し込むと、該駆動レバーの内端部が第 2の玩具の駆動レバーの外端部に当接して2つの玩具の駆動レバーを連動して駆 動せしめることが出来る。玩具が2個以上連結されている場合にも、複数の玩具 の駆動レバーを単一の操作により連動して駆動することが出来る。駆動後、指に よる押圧力を除くと、個々の駆動レバーは各々スプリングの反発力で急速に復帰 し、フライホイールを駆動回転させるため、連結された複数の玩具を連動して作 動させることが出来る。
【0008】 連結は、第1と第2の玩具を互いに隣接し、第2の玩具の駆動レバーを第1の 玩具の連結空間部内にその下面から挿入し、且一方の連結片を他方の連結孔に係 入して行うようにしてあり、複数の玩具を実質的に同一の構造とすることが出来 る。
【0009】
【考案の効果】
この考案の動く玩具によれば、複数の玩具を独立して個々に作動させることも 出来るが、複数の玩具を相互に連結して単一の駆動操作で複数の玩具を連動して 作動させることも出来、きわめてユニークな玩具を提供することが出来る。
【0010】
【実施例】
以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい実施例を詳細に説明する。図に おいて、(1)は方形の箱形状に形成された本体ケーシングであり、内部にフライ ホイール(2)が軸(3)によって回転自在に軸支される。フライホイール(2)を軸 支する軸(3)上にピニオン(4)が固着され、フライホイール(2)と一体に回転す る。(5)は該ピニオン(4)に噛合するラック(6)を備えた駆動レバーであって、 本体ケーシング(1)内の案内溝(7)に水平方向に摺動自在に案内されつつ配設さ れ、端部は本体ケーシング(1)外に延び出して指による駆動操作を可能にしてい る。
【0011】 駆動レバー(5)には、該駆動レバー(5)を常時外方へ向かって付勢するバネ( 8)が張設されており、指で駆動レバー(5)を内方へ押し込んでバネ(8)を蓄力 し、指による駆動を開放するとき、蓄力されたバネ(8)で駆動レバー(5)は急速 に外方へ向かって移動されるようになっている。かかる駆動レバー(5)の回動に よりラック(6)と噛合したピニオン(4)が回動され、これと同軸上のフライホイ ール(2)が回転される。フライホイール(2)はその慣性力により回転が持続され る。
【0012】 本体ケーシング(1)の上面を閉塞する蓋体(1a)の中心孔(1b)を貫通して、 前記フライホイール(2)を軸支した軸(3)と同軸上に固着された小径のカム円板 (9)が本体ケーシング(1)外に延び出しており、該カム円板(9)の外端には中心 から偏心した位置にカムピン(10)が植立されている。(11)は、前記蓋体(1a)上 に取り付けられたデザイン体であり所望のデザインに形成され、一部に可動部で ある揺動片(12)が設けられる。該揺動片(12)にはデザイン体(11)の裏面に中心を 軸支されたL状のカムリンク(13)の一端が固着され、カムリンク(13)の他端には 前記カムピン(10)に整合して長孔状のカム孔(14)が形成され、カムピン(10)が係 入している。
【0013】 デザイン体(11)並びに揺動片(12)は、玩具のデザインに対応させて種々変形自 在であることは当業者が容易に理解されるであろう。
【0014】 本体ケーシング(1)の前記案内溝(7)に隣接して連結空間部(15)が形成される 。該連結空間部(15)は本体ケーシング(1)の側面並びに下面に向かって開放して おり、後述するように連結された第2の玩具の駆動レバー(5)の外端部を受け入 れることが出来るようになっていると共に、当該玩具の駆動レバー(5)の内端部 が該連結空間部(15)内に出入りするようになっている。したがって、2つの玩具 が隣接して連結されたとき、第2の玩具の駆動レバー(5)が第1の玩具の連結空 間部(15)内に位置すると同時に2つの玩具の駆動レバー(5)の内外端が当接した 状態となり、第1の玩具の駆動レバー(5)を内方へ押し込むとき、第2の玩具の 駆動レバー(5)が第1の玩具の駆動レバー(5)で押し込まれ、2つの玩具の駆動 レバー(5)は、第1の玩具の駆動レバー(5)を押し込む操作で連動して駆動され る。玩具が2個以上連結されている場合にも、各玩具の駆動レバーは順次当接し ており、全ての駆動レバーが一回の駆動操作で連動して作動される。
【0015】 駆動レバー(5)が外方へ延び出した側の本体ケーシング(1)の外側面には
【外
▲字1】状の連結片(16)が設けられると共に、反対側の底面には該連結片が係入
し 得る連結孔(17)が形成されており、2つの玩具を隣接し、第2の玩具の連結片(1 6)を第1の玩具の連結孔(17)が係入することによって、2つの玩具は直列に連結 される。
【0016】 同様にして2個以上の玩具を順次連結することが出来る。かかる連結において 、前記連結空間部(15)はその側面と共に底面が開放されているため、外方へ延び 出した駆動レバー(5)の外端部を底面から連結空間部(15)内に受け入れつつ、連 結片(16)と連結孔(17)の係合を達成することが出来、連結された状態で、水平方 向に関しては連結片と連結孔の係合で充分な強さで連結されるが、上下方向に関 しては2つの玩具を相反的に上下に移動させるのみで簡単に連結を解除して、個 々に分離することが容易となる。
【0017】 使用に際しては、図7に示すように、複数連結された玩具の第1の玩具の駆動 レバー(5)をスプリング(8)に抗して内方へ押し込み、急激に開放する。駆動レ バー(5)はスプリング(8)の反発力で急速に外方へ向かって移動し、この移動に よりラック(6)と噛合するピニオン(4)が回転され、フライホイールが慣性力で 所定時間回転される。フライホイール(2)の回転によりカム円板(9)に固着され たカムピン(10)がカムリンク(13)の長孔(14)内で偏心回転するため、揺動片(12) が揺動する。
【0018】 連結された複数の玩具は、図7、8に示すように、駆動レバー(5)が互いに当 接しているため、連動して駆動され、連結された複数の揺動片(12)が連動して作 動する。
【図面の簡単な説明】
図1 連結状態の斜視図 図2 分解斜視図 図3 内部構造を示す斜視図 図4 連結状態の平面図 図5 デザイン体の表面図 図6 デザイン体の裏面図 図7 作動を示す図 図8 横断面図
【符号の説明】
(1) 本体ケーシング (2) フライホイール (3) 軸 (4) ピニオン (5) 駆動レバー (6) ラック (7) 軸 (8) バネ (9) カム円板 (10) カムピン (11) デザイン体 (12) 揺動体 (13) カムリンク (14) 長孔 (15) 連結空間部 (16) 連結片 (17) 連結孔
【外1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 33/00 Q 7339−2C 33/04 B 7339−2C

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形箱状の本体ケーシング(1)内に駆動
    レバー(5)を出入自在に案内させ、該駆動レバー(5)の
    内端に隣接して側面及び底面を本体ケーシング(1)外に
    開放した連結空間(15)を設けると共に、駆動レバー(5)
    の外端を本体ケーシング(1)外に延び出させ、該駆動レ
    バー(5)のラック(6)に噛合するピニオン(4)を同軸上
    に固着したフライホイール(2)を本体ケーシング(1)内
    に配設し、該フライホイール(2)の回転軸を本体ケーシ
    ング(1)外に延び出させると共に、本体ケーシング(1)
    の一側面にL状の連結片(16)を設け、該連結片(16)が係
    入し得る連結孔(17)を対向する側の底面に形成したこと
    を特徴とする動く玩具。
JP7884791U 1991-09-03 1991-09-03 動く玩具 Expired - Lifetime JPH074875Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7884791U JPH074875Y2 (ja) 1991-09-03 1991-09-03 動く玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7884791U JPH074875Y2 (ja) 1991-09-03 1991-09-03 動く玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0611796U true JPH0611796U (ja) 1994-02-15
JPH074875Y2 JPH074875Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=13673222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7884791U Expired - Lifetime JPH074875Y2 (ja) 1991-09-03 1991-09-03 動く玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074875Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015514476A (ja) * 2012-04-18 2015-05-21 レゴ エー/エス 玩具組立セット
JP2021166815A (ja) * 2018-07-02 2021-10-21 株式会社バンダイ ブロック玩具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19725219C2 (de) * 1997-06-15 1999-05-20 Walter Ag Fräswerkzeug mit axialer Einstellung des Plattensitzes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015514476A (ja) * 2012-04-18 2015-05-21 レゴ エー/エス 玩具組立セット
JP2021166815A (ja) * 2018-07-02 2021-10-21 株式会社バンダイ ブロック玩具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH074875Y2 (ja) 1995-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6893316B2 (en) Toys with mechanical interaction and method of using the same
JPH0315112Y2 (ja)
US3846934A (en) Kissing doll actuated by pressure applied to lips
US5003714A (en) Figure moving article
JPH074875Y2 (ja) 動く玩具
US4773643A (en) Picture matching game
CN212016697U (zh) 早教玩具
US4798555A (en) Toy pop-up figure
JPH0539586U (ja) ゲームおもちや
US4512748A (en) Mechanical pendant
US7422506B2 (en) Cartwheeling character
US4810226A (en) Calling device of motion toy and motion toy using said calling device
US3754351A (en) Doll
US5295893A (en) Driving structure for a toy animal
US2938302A (en) Figure with moving eyes
US4237650A (en) Preschool play apparatus
US3744182A (en) Self-propelled toy
US6538186B1 (en) Music box container
US4027424A (en) Multi-structure animated amusement device
JPH0611791U (ja) 動く玩具
US3429068A (en) Winking and blinking doll eyes and actuation therefor
CN219128255U (zh) 一种天车机构
CN216497454U (zh) 一种摇滚乐队玩具
JPH05220256A (ja) ゲーム玩具用駆動装置
JPH0425182Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term