JPH06117375A - HFC−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機 - Google Patents
HFC−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機Info
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- JPH06117375A JPH06117375A JP26454092A JP26454092A JPH06117375A JP H06117375 A JPH06117375 A JP H06117375A JP 26454092 A JP26454092 A JP 26454092A JP 26454092 A JP26454092 A JP 26454092A JP H06117375 A JPH06117375 A JP H06117375A
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- JP
- Japan
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- suction muffler
- suction
- attached
- muffler
- refrigerant
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2210/00—Fluid
- F04C2210/26—Refrigerants with particular properties, e.g. HFC-134a
Landscapes
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、吸い込みマフラ−内のジョイント
スプリング開口部に近接して焼結マフラ−を取りつける
ことにより、冷凍機油を均一に循環させ、冷凍機油の熱
劣化を防ぐことを目的としたものである。 【構成】 吸い込みマフラ−53内のジョイントスプリ
ング57の開口部に近接して焼結フィルタ−1を設けた
構成としている。
スプリング開口部に近接して焼結マフラ−を取りつける
ことにより、冷凍機油を均一に循環させ、冷凍機油の熱
劣化を防ぐことを目的としたものである。 【構成】 吸い込みマフラ−53内のジョイントスプリ
ング57の開口部に近接して焼結フィルタ−1を設けた
構成としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫,エアコンディシ
ョナ−及び除湿機等に使用されるHFC−134a冷媒
及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機に関するも
のである。
ョナ−及び除湿機等に使用されるHFC−134a冷媒
及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、オゾン層の破壊等の問題からHF
C−134aがCFC−12の代替品にあげられ、HF
C−134aと相溶性のあるエステル系の冷凍機油が従
来の鉱油の代替品と考えられている。HFC−134a
は、CFC−12に比べゴム等への攻撃性が強く、HF
C−134aの中では、ゴムの使用部分の温度をできる
限り低く保つ必要がある。又、エステル系の冷凍機油に
ついても繰り返し高温にさらされると熱劣化が促進さ
れ、コンプレッサ−に悪影響を及ぼすことが懸念されい
てる。
C−134aがCFC−12の代替品にあげられ、HF
C−134aと相溶性のあるエステル系の冷凍機油が従
来の鉱油の代替品と考えられている。HFC−134a
は、CFC−12に比べゴム等への攻撃性が強く、HF
C−134aの中では、ゴムの使用部分の温度をできる
限り低く保つ必要がある。又、エステル系の冷凍機油に
ついても繰り返し高温にさらされると熱劣化が促進さ
れ、コンプレッサ−に悪影響を及ぼすことが懸念されい
てる。
【0003】従来の密閉型圧縮機としては、特開昭58
−160570号広報にしめされているものがある。
−160570号広報にしめされているものがある。
【0004】以下図面を参照しながら上記従来の密閉型
圧縮機の説明をする。図4は、従来の密閉型圧縮機の断
面図を示すものである。図4において、50は密閉容
器、51は密閉容器50に弾性支持された圧縮要素、5
2は圧縮要素51の上部に配設された電動要素である。
53は吸い込みマフラ−、54はシリンダ−ヘッド、5
5は吸い込みマフラ−53の一部でシリンダ−ヘッド5
4と接続する接続管、56は密閉容器50に取りつけら
れたサクションチュ−ブ、57は吸い込みマフラ−53
とサクションチュ−ブ56を接続するジョイントスプリ
ング、58はジョイントスブリング57を吸い込みマフ
ラ−53に固定する為のゴム製カラ−、59は吸い込み
マフラ−53の底に取りつけられた油抜き穴である。
圧縮機の説明をする。図4は、従来の密閉型圧縮機の断
面図を示すものである。図4において、50は密閉容
器、51は密閉容器50に弾性支持された圧縮要素、5
2は圧縮要素51の上部に配設された電動要素である。
53は吸い込みマフラ−、54はシリンダ−ヘッド、5
5は吸い込みマフラ−53の一部でシリンダ−ヘッド5
4と接続する接続管、56は密閉容器50に取りつけら
れたサクションチュ−ブ、57は吸い込みマフラ−53
とサクションチュ−ブ56を接続するジョイントスプリ
ング、58はジョイントスブリング57を吸い込みマフ
ラ−53に固定する為のゴム製カラ−、59は吸い込み
マフラ−53の底に取りつけられた油抜き穴である。
【0005】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて以下その動作について説明する。
いて以下その動作について説明する。
【0006】電動要素52によって駆動される圧縮要素
51には、外部冷却回路(図示せず)からサクションチ
ュ−ブ56,ジョイントスプリング57,吸い込みマフ
ラ−53,接続管55の順に通って冷媒ガス及び冷凍機
油がシリンダ−ヘッド54内に吸い込まれ圧縮され外部
冷却回路に吐出される。
51には、外部冷却回路(図示せず)からサクションチ
ュ−ブ56,ジョイントスプリング57,吸い込みマフ
ラ−53,接続管55の順に通って冷媒ガス及び冷凍機
油がシリンダ−ヘッド54内に吸い込まれ圧縮され外部
冷却回路に吐出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、HFC−134a冷媒及びエステル系冷
凍機油条件下で使用する場合、構造上外部冷却回路から
吸い込まれる冷媒と共に外部冷却回路内を循環してきた
冷凍機油も同時にシリンダ−内に吸い込まれる為、一部
の冷凍機油が繰り返しシリンダ−内で高温に曝されエス
テル系冷凍機油が熱劣化するという欠点があった。又、
ジョイントスプリングを吸い込みマフラ−に固定する為
のゴム製カラ−は除湿機等の吸入ガス温度の高い外部冷
凍回路においては、HFC−134aの攻撃性が強ま
り、ゴムが劣化するという欠点があった。
うな構成では、HFC−134a冷媒及びエステル系冷
凍機油条件下で使用する場合、構造上外部冷却回路から
吸い込まれる冷媒と共に外部冷却回路内を循環してきた
冷凍機油も同時にシリンダ−内に吸い込まれる為、一部
の冷凍機油が繰り返しシリンダ−内で高温に曝されエス
テル系冷凍機油が熱劣化するという欠点があった。又、
ジョイントスプリングを吸い込みマフラ−に固定する為
のゴム製カラ−は除湿機等の吸入ガス温度の高い外部冷
凍回路においては、HFC−134aの攻撃性が強ま
り、ゴムが劣化するという欠点があった。
【0008】本発明は従来の課題を解決するもので、一
部の冷凍機油を繰り返しシリンダ−内に吸い込むことを
防ぎ密閉容器内の冷凍機油を均等にシリンダ−内に吸い
込むことにより冷凍機油の熱劣化を防ぐことを目的とす
る。
部の冷凍機油を繰り返しシリンダ−内に吸い込むことを
防ぎ密閉容器内の冷凍機油を均等にシリンダ−内に吸い
込むことにより冷凍機油の熱劣化を防ぐことを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のHFC−134a冷媒及びエステル系冷凍機油
対応の密閉型圧縮機は、密閉容器内に弾性支持された圧
縮要素と電動要素を配設し、前記圧縮要素に取りつけら
れたシリンダ−ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに取り
つけられた吸い込みマフラ−と、前記吸い込みマフラ−
の底にあけられた油抜き穴と、前記密閉容器に取るつけ
られたサクションチュ−ブと、前記サクションチュ−ブ
と前記吸い込みマフラ−を接続するジョイントスプリン
グと、前記吸い込みマフラ−に前記ジョイントスプリン
グを固定するゴム製カラ−と、前記吸い込みマフラ−内
の前記ジョイントスプリングの開口部に近接して取りつ
けた焼結フィルタ−とから構成されている。
本発明のHFC−134a冷媒及びエステル系冷凍機油
対応の密閉型圧縮機は、密閉容器内に弾性支持された圧
縮要素と電動要素を配設し、前記圧縮要素に取りつけら
れたシリンダ−ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに取り
つけられた吸い込みマフラ−と、前記吸い込みマフラ−
の底にあけられた油抜き穴と、前記密閉容器に取るつけ
られたサクションチュ−ブと、前記サクションチュ−ブ
と前記吸い込みマフラ−を接続するジョイントスプリン
グと、前記吸い込みマフラ−に前記ジョイントスプリン
グを固定するゴム製カラ−と、前記吸い込みマフラ−内
の前記ジョイントスプリングの開口部に近接して取りつ
けた焼結フィルタ−とから構成されている。
【0010】また、さらに、密閉容器内に弾性支持され
た圧縮要素と電動要素を配設し、前記圧縮要素に取りつ
けられたシリンダ−ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに
取りつけられた吸い込みマフラ−と、前記吸い込みマフ
ラ−の底にあけられた油抜き穴と、前記密閉容器に取り
つけられたサクションチュ−ブと、前記サクションチュ
−ブと前記吸い込みマフラ−を接続するジョイントスプ
リングと、前記吸い込みマフラ−に前記ジョイントスプ
リングを嵌入するための焼結フィルタ−カラ−とから構
成されている。
た圧縮要素と電動要素を配設し、前記圧縮要素に取りつ
けられたシリンダ−ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに
取りつけられた吸い込みマフラ−と、前記吸い込みマフ
ラ−の底にあけられた油抜き穴と、前記密閉容器に取り
つけられたサクションチュ−ブと、前記サクションチュ
−ブと前記吸い込みマフラ−を接続するジョイントスプ
リングと、前記吸い込みマフラ−に前記ジョイントスプ
リングを嵌入するための焼結フィルタ−カラ−とから構
成されている。
【0011】また、さらに、密閉容器内に弾性支持され
た圧縮要素と電動要素を配設し、前記圧縮要素に取りつ
けられたシリンダ−ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに
取りつけられた吸い込みマフラ−と、前記吸い込みマフ
ラ−の底に取りつけられた油抜き穴と、前記密閉容器に
取りつけられたサクションチュ−ブと、前記サクション
チュ−ブと前記吸い込みマフラ−を接続するジョイント
スプリングと、前記吸い込みマフラ−に前記ジョイント
スプリングを固定するゴム製カラ−と、前記吸い込みマ
フラ−の一部で前記シリンダ−ヘッドと前記吸い込みマ
フラ−を接続する接続管と、前記吸い込みマフラ−内の
前記接続管の開口部の周りを覆う焼結フィルタ−カバ−
とから構成されている。
た圧縮要素と電動要素を配設し、前記圧縮要素に取りつ
けられたシリンダ−ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに
取りつけられた吸い込みマフラ−と、前記吸い込みマフ
ラ−の底に取りつけられた油抜き穴と、前記密閉容器に
取りつけられたサクションチュ−ブと、前記サクション
チュ−ブと前記吸い込みマフラ−を接続するジョイント
スプリングと、前記吸い込みマフラ−に前記ジョイント
スプリングを固定するゴム製カラ−と、前記吸い込みマ
フラ−の一部で前記シリンダ−ヘッドと前記吸い込みマ
フラ−を接続する接続管と、前記吸い込みマフラ−内の
前記接続管の開口部の周りを覆う焼結フィルタ−カバ−
とから構成されている。
【0012】
【作用】本発明のHFC−134a冷媒及びエステル系
冷凍機油対応の密閉型圧縮機は、吸い込みマフラ−内の
ジョイントスプリングの開口部に焼結マフラ−を近接し
取りつけることにより、外部冷却回路を循環した冷凍機
油を焼結マフラ−にて捕集し吸い込みマフラ−底にあけ
られた油抜き穴より一旦密閉容器内に落とすことによ
り、一部の冷凍機油だけが繰り返し高温に曝されるのを
防ぐことができ冷凍機油の熱劣化を防ぐことができる。
冷凍機油対応の密閉型圧縮機は、吸い込みマフラ−内の
ジョイントスプリングの開口部に焼結マフラ−を近接し
取りつけることにより、外部冷却回路を循環した冷凍機
油を焼結マフラ−にて捕集し吸い込みマフラ−底にあけ
られた油抜き穴より一旦密閉容器内に落とすことによ
り、一部の冷凍機油だけが繰り返し高温に曝されるのを
防ぐことができ冷凍機油の熱劣化を防ぐことができる。
【0013】本発明のHFC−134a冷媒及びエステ
ル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機は、吸い込みマフラ−
へのジョイントスプリングの固定を吸い込みマフラ−の
ジョイントスプリング挿入口にとりつけた焼結マフラ−
カラ−に直接嵌入することにより、従来ジョイントスブ
リングの固定に使用していたゴム製カラ−をなくし、除
湿機等の吸入ガス温度の高い外部冷却回路でも、HFC
−134aの攻撃性によるゴム劣化という欠点をなくす
ことができる。
ル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機は、吸い込みマフラ−
へのジョイントスプリングの固定を吸い込みマフラ−の
ジョイントスプリング挿入口にとりつけた焼結マフラ−
カラ−に直接嵌入することにより、従来ジョイントスブ
リングの固定に使用していたゴム製カラ−をなくし、除
湿機等の吸入ガス温度の高い外部冷却回路でも、HFC
−134aの攻撃性によるゴム劣化という欠点をなくす
ことができる。
【0014】本発明のHFC−134a冷媒及びエステ
ル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機は、吸い込みマフラ−
の一部で吸い込みマフラ−とシリンダ−ヘッドを接続す
る接続管の開口部の周りを覆う様に焼結フイルタ−カバ
−を取りつけることにより焼結フィルタ−カバ−の表面
積を大きくし、外部冷却回路から吸い込まれる冷媒や冷
凍機油に含まれるゴミ等による焼結フィルタ−カバ−の
目詰まりを防ぐことができる。
ル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機は、吸い込みマフラ−
の一部で吸い込みマフラ−とシリンダ−ヘッドを接続す
る接続管の開口部の周りを覆う様に焼結フイルタ−カバ
−を取りつけることにより焼結フィルタ−カバ−の表面
積を大きくし、外部冷却回路から吸い込まれる冷媒や冷
凍機油に含まれるゴミ等による焼結フィルタ−カバ−の
目詰まりを防ぐことができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例のHFC−134a冷
媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機につい
て、図面を参照しながら説明する。尚、従来例と同一部
品は同一符号を用いて説明は省略する。図1は本発明の
第1の実施例におけるHFC−134a冷媒及びエステ
ル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機の要部拡大図である。
図1は特許請求の範囲請求項1の図である。1は吸い込
みマフラ−53内のジョイントスプリング57の開口部
に近接して取りつけられた焼結フィルタ−である。
媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機につい
て、図面を参照しながら説明する。尚、従来例と同一部
品は同一符号を用いて説明は省略する。図1は本発明の
第1の実施例におけるHFC−134a冷媒及びエステ
ル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機の要部拡大図である。
図1は特許請求の範囲請求項1の図である。1は吸い込
みマフラ−53内のジョイントスプリング57の開口部
に近接して取りつけられた焼結フィルタ−である。
【0016】以上のように構成されたHFC−134a
冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機につい
て、以下その動作を説明する。電動要素52によって駆
動される圧縮要素51には、外部冷却回路図(図示せ
ず)からサクションチュ−ブ56,ジョイントスプリン
グ57,吸い込みマフラ−53,焼結フィルタ−1,接
続管55を順に通って冷媒ガス及び冷凍機油がシリンダ
−ヘッド54内に吸い込まれ圧縮され外部冷却回路に吐
出される。又、外部冷却回路から吸い込まれた冷媒及び
冷凍機油は、焼結フィルタ−1を通過する際に焼結フィ
ルタ−1に冷凍機油のみ捕集され、冷凍機油は吸い込み
マフラ−53の底にあけられた油抜き穴59を通って密
閉容器50の下部に落ち、直接シリンダ−ヘッド54に
吸い込まれないので一部の冷凍機油だけが高温に曝され
ることがなく密閉容器50内の冷凍機油が均一にシリン
ダ−ヘッド54内に吸い込まれるので冷凍機油の熱劣化
が起こりにくい。
冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機につい
て、以下その動作を説明する。電動要素52によって駆
動される圧縮要素51には、外部冷却回路図(図示せ
ず)からサクションチュ−ブ56,ジョイントスプリン
グ57,吸い込みマフラ−53,焼結フィルタ−1,接
続管55を順に通って冷媒ガス及び冷凍機油がシリンダ
−ヘッド54内に吸い込まれ圧縮され外部冷却回路に吐
出される。又、外部冷却回路から吸い込まれた冷媒及び
冷凍機油は、焼結フィルタ−1を通過する際に焼結フィ
ルタ−1に冷凍機油のみ捕集され、冷凍機油は吸い込み
マフラ−53の底にあけられた油抜き穴59を通って密
閉容器50の下部に落ち、直接シリンダ−ヘッド54に
吸い込まれないので一部の冷凍機油だけが高温に曝され
ることがなく密閉容器50内の冷凍機油が均一にシリン
ダ−ヘッド54内に吸い込まれるので冷凍機油の熱劣化
が起こりにくい。
【0017】図2は本発明の第2の実施例におけるHF
C−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型
圧縮機の要部拡大面図である。図2は特許請求の範囲請
求項2の図である。2はジョイントスプリング57を吸
い込みマフラ−に嵌入する為の焼結フィルタ−カラ−で
ある。除湿機等の吸入ガスの温度の高い外部冷却回路で
は、従来の様にジョイントスプリング57を吸い込みマ
フラ−53に固定する為のゴム製カラ−58を使用する
とHFC−134aの攻撃性の為にゴムの劣化がおこ
る。従って、HFC−134aの攻撃の影響がない焼結
フィルタ−カラ−2をゴム製カラ−58のかわりに吸い
込みマフラ−53に取りつけ、ジョイントスプリング5
7を直接嵌入することにより、HFC−134aの影響
を受けることはない。
C−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型
圧縮機の要部拡大面図である。図2は特許請求の範囲請
求項2の図である。2はジョイントスプリング57を吸
い込みマフラ−に嵌入する為の焼結フィルタ−カラ−で
ある。除湿機等の吸入ガスの温度の高い外部冷却回路で
は、従来の様にジョイントスプリング57を吸い込みマ
フラ−53に固定する為のゴム製カラ−58を使用する
とHFC−134aの攻撃性の為にゴムの劣化がおこ
る。従って、HFC−134aの攻撃の影響がない焼結
フィルタ−カラ−2をゴム製カラ−58のかわりに吸い
込みマフラ−53に取りつけ、ジョイントスプリング5
7を直接嵌入することにより、HFC−134aの影響
を受けることはない。
【0018】図3は本発明の第3の実施例におけるHF
C−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型
圧縮機の要部拡大図である。図3は特許請求の範囲請求
項3の図である。3は吸い込みマフラ−53内の接続管
55の周りを覆う焼結フィルタ−カバ−である。電動要
素52によって駆動される圧縮要素51には、外部冷却
回路図(図示せず)からサクションチュ−ブ56,ジョ
イントスプリング57,吸い込みマフラ−53,焼結フ
ィルタ−カバ−3,接続管55のを順に通って冷媒ガス
がシリンダ−ヘッド54内に吸い込まれ圧縮され外部冷
却回路に吐出される。又、接続管55の開口部の周りを
覆う様に焼結フいタ−カバ−3を取りつけることにより
焼結フィルタ−カバ−3の表面積を大きくすることが可
能になり、外部冷却回路から吸い込まれる冷媒や冷凍機
油に含まれるゴミ等による焼結フィルタ−カバ−の目詰
まりを防ぐことができる。
C−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型
圧縮機の要部拡大図である。図3は特許請求の範囲請求
項3の図である。3は吸い込みマフラ−53内の接続管
55の周りを覆う焼結フィルタ−カバ−である。電動要
素52によって駆動される圧縮要素51には、外部冷却
回路図(図示せず)からサクションチュ−ブ56,ジョ
イントスプリング57,吸い込みマフラ−53,焼結フ
ィルタ−カバ−3,接続管55のを順に通って冷媒ガス
がシリンダ−ヘッド54内に吸い込まれ圧縮され外部冷
却回路に吐出される。又、接続管55の開口部の周りを
覆う様に焼結フいタ−カバ−3を取りつけることにより
焼結フィルタ−カバ−3の表面積を大きくすることが可
能になり、外部冷却回路から吸い込まれる冷媒や冷凍機
油に含まれるゴミ等による焼結フィルタ−カバ−の目詰
まりを防ぐことができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明のHFC−134a
冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機によれ
ば吸い込みマフラ−内のジョイントスプリングの開口部
に焼結マフラ−を近接し取りつけることにより、外部冷
却回路を循環した冷凍機油を焼結マフラ−にて捕集し吸
い込みマフラ−底にあけられた油抜き穴より一旦密閉容
器内に落とすことにより、一部の冷凍機油だけが繰り返
し高温に曝されるのを防ぐことができ冷凍機油の熱劣化
を防ぐことができる。
冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機によれ
ば吸い込みマフラ−内のジョイントスプリングの開口部
に焼結マフラ−を近接し取りつけることにより、外部冷
却回路を循環した冷凍機油を焼結マフラ−にて捕集し吸
い込みマフラ−底にあけられた油抜き穴より一旦密閉容
器内に落とすことにより、一部の冷凍機油だけが繰り返
し高温に曝されるのを防ぐことができ冷凍機油の熱劣化
を防ぐことができる。
【0020】また、さらに、吸い込みマフラ−へのジョ
イントスプリングの固定を吸い込みマフラ−のジョイン
トスプリング挿入口にとりつけた焼結マフラ−カラ−に
直接嵌入することにより、従来ジョイントスブリングの
固定に使用していたゴム製カラ−をなくし、除湿機等の
吸入ガス温度の高い外部冷却回路でも、HFC−134
aの攻撃性によるゴム劣化という欠点をなくすことがで
きる。
イントスプリングの固定を吸い込みマフラ−のジョイン
トスプリング挿入口にとりつけた焼結マフラ−カラ−に
直接嵌入することにより、従来ジョイントスブリングの
固定に使用していたゴム製カラ−をなくし、除湿機等の
吸入ガス温度の高い外部冷却回路でも、HFC−134
aの攻撃性によるゴム劣化という欠点をなくすことがで
きる。
【0021】また、さらに、吸い込みマフラ−の一部で
吸い込みマフラ−とシリンダ−ヘッドを接続する接続管
の開口部の周りを覆う様に焼結フィルタ−カバ−を取り
つけることにより焼結フィルタ−カバ−の表面積を大き
くし、外部冷却回路から吸い込まれる冷媒や冷凍機油に
含まれるゴミ等による焼結フィルタ−カバ−の目詰まり
を防ぐことができる。
吸い込みマフラ−とシリンダ−ヘッドを接続する接続管
の開口部の周りを覆う様に焼結フィルタ−カバ−を取り
つけることにより焼結フィルタ−カバ−の表面積を大き
くし、外部冷却回路から吸い込まれる冷媒や冷凍機油に
含まれるゴミ等による焼結フィルタ−カバ−の目詰まり
を防ぐことができる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるHFC−134
a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機の要
部拡大図
a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機の要
部拡大図
【図2】本発明の第2の実施例におけるHFC−134
a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機の要
部拡大図
a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機の要
部拡大図
【図3】本発明の第3の実施例におけるHFC−134
a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機の要
部拡大図
a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機の要
部拡大図
【図4】従来の密閉型圧縮機の断面図
1 焼結フィルタ− 2 焼結フィルタ−カラ− 3 焼結フィルタ−カバ− 50 密閉容器 51 圧縮要素 52 電動要素 53 吸い込みマフラ− 54 シリンダ−ヘッド 55 接続管 56 サクションチュ−ブ 57 ジョイントスプリング 58 ゴム製カラ− 59 油抜き穴
Claims (3)
- 【請求項1】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
電動要素と、前記圧縮要素に取りつけられたシリンダ−
ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに取りつけられた吸い
込みマフラ−と、前記吸い込みマフラ−の底にあけられ
た油抜き穴と、前記密閉容器に取るつけられたサクショ
ンチュ−ブと、前記サクションチュ−ブと前記吸い込み
マフラ−を接続するジョイントスプリングと、前記吸い
込みマフラ−に前記ジョイントスプリングを固定するゴ
ム製カラ−とを備え、前記吸い込みマフラ−内の前記ジ
ョイントスプリング開口部に近接して焼結フィルタ−を
取りつけたことを特徴とするHFC−134a冷媒及び
エステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機。 - 【請求項2】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
電動要素と、前記圧縮要素に取りつけられたシリンダ−
ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに取りつけられた吸い
込みマフラ−と、前記吸い込みマフラ−の底にあけられ
た油抜き穴と、前記密閉容器に取るつけられたサクショ
ンチュ−ブと、前記サクションチュ−ブと前記吸い込み
マフラ−を接続するジョイントスプリングと、前記吸い
込みマフラ−の前記ジョイントスプリングの挿入口にと
りつけられた焼結フィルタ−カラ−を備えると共に、前
記ジョイントスプリングを前記焼結フィルタ−カラ−に
嵌入したことを特徴とするHFC−134a冷媒及びエ
ステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機。 - 【請求項3】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
電動要素と、前記圧縮要素に取りつけられたシリンダ−
ヘッドと、前記シリンダ−ヘッドに取りつけられた吸い
込みマフラ−と、前記吸い込みマフラ−の底に取りつけ
られた油抜き穴と、前記密閉容器に取りつけられたサク
ションチュ−ブと、前記サクションチュ−ブと前記吸い
込みマフラ−を接続するジョイントスプリングと、前記
吸い込みマフラ−に前記ジョイントスプリングを固定す
るゴム製カラ−と、前記吸い込みマフラ−の一部で前記
シリンダ−ヘッドと前記吸い込みマフラ−を接続する接
続管を備えると共に、前記吸い込みマフラ−内の前記接
続管の開口部の周りを覆う様に焼結フィルタ−カバ−を
取りつけたことを特徴とするHFC−134a冷媒及び
エステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26454092A JPH06117375A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | HFC−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26454092A JPH06117375A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | HFC−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06117375A true JPH06117375A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17404688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26454092A Pending JPH06117375A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | HFC−134a冷媒及びエステル系冷凍機油対応の密閉型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06117375A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100788423B1 (ko) * | 2007-02-02 | 2007-12-24 | 삼성전자주식회사 | 흡입머플러 및 이를 갖는 압축기 |
KR20150063406A (ko) * | 2012-09-26 | 2015-06-09 | 데이진 화-마 가부시키가이샤 | 컴프레서 |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP26454092A patent/JPH06117375A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100788423B1 (ko) * | 2007-02-02 | 2007-12-24 | 삼성전자주식회사 | 흡입머플러 및 이를 갖는 압축기 |
KR20150063406A (ko) * | 2012-09-26 | 2015-06-09 | 데이진 화-마 가부시키가이샤 | 컴프레서 |
JPWO2014051016A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2016-08-22 | 帝人ファーマ株式会社 | コンプレッサ |
US10087919B2 (en) | 2012-09-26 | 2018-10-02 | Teijin Pharma Limited | Air compressor with improved noise reduction performance |
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