JPH06117081A - 突起及び溝を具備するパネル - Google Patents
突起及び溝を具備するパネルInfo
- Publication number
- JPH06117081A JPH06117081A JP26625492A JP26625492A JPH06117081A JP H06117081 A JPH06117081 A JP H06117081A JP 26625492 A JP26625492 A JP 26625492A JP 26625492 A JP26625492 A JP 26625492A JP H06117081 A JPH06117081 A JP H06117081A
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- Japan
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- protrusion
- groove
- panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立を容易にし、荷重を移送し、両側端での
偏りを最小にする。 【構成】 突起１２に、ヘッド１６とネック２０と肩部
２４とを設ける。ヘッド１６に傾斜面１７を形成し、肩
部２４に傾斜面２５を形成する。溝１４に、ヘッド３２
とネック３５と肩部３７とを設ける。ヘッド３２に傾斜
面３３を形成し、肩部３７に傾斜面３８を形成する。突
起１２の傾斜面１７がなす角度と傾斜面２５がなす角度
とを、溝３３がなす角度と傾斜面３８がなす角度とより
も、夫々小さくする。突起１２の長さを溝１４の深さよ
りも小さくする。
偏りを最小にする。 【構成】 突起１２に、ヘッド１６とネック２０と肩部
２４とを設ける。ヘッド１６に傾斜面１７を形成し、肩
部２４に傾斜面２５を形成する。溝１４に、ヘッド３２
とネック３５と肩部３７とを設ける。ヘッド３２に傾斜
面３３を形成し、肩部３７に傾斜面３８を形成する。突
起１２の傾斜面１７がなす角度と傾斜面２５がなす角度
とを、溝３３がなす角度と傾斜面３８がなす角度とより
も、夫々小さくする。突起１２の長さを溝１４の深さよ
りも小さくする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、側端に突起と溝とを有
し、木材を主な原料としたパネルに関する。本発明によ
る突起及び溝は、ベニヤパネルや、オリエンテッド・ス
トランドボード（ｏｒｉｅｎｔｅｄ ｓｔｒａｎｄｂｏ
ａｒｄ）、ウエハボード、パーティクルボード、ファイ
バーボード等に用いることができる。
し、木材を主な原料としたパネルに関する。本発明によ
る突起及び溝は、ベニヤパネルや、オリエンテッド・ス
トランドボード（ｏｒｉｅｎｔｅｄ ｓｔｒａｎｄｂｏ
ａｒｄ）、ウエハボード、パーティクルボード、ファイ
バーボード等に用いることができる。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】木材を主な原料としたパネ
ルは、通常、床の外装として、或いは平屋根の外装とし
て建築分野に用いられている。これらの用途に用いられ
る場合、複数のパネルを組み合わるときに迅速かつ確実
な接合を行うために、パネルにはある種の突起及び溝が
形成されている。複数のパネルは、梁や根太等の支え材
の間で敷き詰められており、一方のパネルの側端に形成
された突起又は溝を他方のパネルの溝又は突起に組み合
わせることによって、パネルとパネルは梁の間で偏りな
く配置される。この様に組み合わされた複数のパネルの
外周部は、梁の上に配置され、梁によって支持される。
ルは、通常、床の外装として、或いは平屋根の外装とし
て建築分野に用いられている。これらの用途に用いられ
る場合、複数のパネルを組み合わるときに迅速かつ確実
な接合を行うために、パネルにはある種の突起及び溝が
形成されている。複数のパネルは、梁や根太等の支え材
の間で敷き詰められており、一方のパネルの側端に形成
された突起又は溝を他方のパネルの溝又は突起に組み合
わせることによって、パネルとパネルは梁の間で偏りな
く配置される。この様に組み合わされた複数のパネルの
外周部は、梁の上に配置され、梁によって支持される。
【０００３】本出願人によるカナダ特許第９１４，３７
０号公報には、床用又は平屋根用に適したベニヤパネル
の突起及び溝が開示されている。この公報の突起及び溝
は、突起の先端部を収容する溝の底部に隣接した最も内
側の部分を除いて溝の内壁がほぼ平行になっている。溝
の開口又は間隙は、ただ単に突起の先端部の幅よりも僅
かに大きいだけである。この結果、パネルの据付工程に
おける突起の溝への挿入が非常に困難になることがあ
る。これは特に、パネルの側端が僅かに波打ったり曲が
ったりした場合、或いは側端部が湿度の上昇によって膨
脹した場合に甚しい。
０号公報には、床用又は平屋根用に適したベニヤパネル
の突起及び溝が開示されている。この公報の突起及び溝
は、突起の先端部を収容する溝の底部に隣接した最も内
側の部分を除いて溝の内壁がほぼ平行になっている。溝
の開口又は間隙は、ただ単に突起の先端部の幅よりも僅
かに大きいだけである。この結果、パネルの据付工程に
おける突起の溝への挿入が非常に困難になることがあ
る。これは特に、パネルの側端が僅かに波打ったり曲が
ったりした場合、或いは側端部が湿度の上昇によって膨
脹した場合に甚しい。
【０００４】同じく本出願人による米国特許第４，８０
７，４１６号公報には、膨脹時の据付を容易にするよう
に一対の楔をパネルに形成したものが開示されている。
しかし、組み合わされた接合部が据付の後に乾燥する
と、突起が縮小して接合部に遊びが生じ、互いに隣り合
うパネルに夫々異なった偏りが発生して、フローリング
タイプのパネルを収容するのに大きすぎてしまう。
７，４１６号公報には、膨脹時の据付を容易にするよう
に一対の楔をパネルに形成したものが開示されている。
しかし、組み合わされた接合部が据付の後に乾燥する
と、突起が縮小して接合部に遊びが生じ、互いに隣り合
うパネルに夫々異なった偏りが発生して、フローリング
タイプのパネルを収容するのに大きすぎてしまう。
【０００５】また、オリエンテッド・ストランドボード
及びウエハボードに用いられているある種のパネルの側
端は、１個の楔状の形を有しており、膨脹した側端部の
据付を多少なりとも容易にしている。しかし、この膨脹
は、突起が溝の底部に到達するのを妨害しており、据え
付けの間に乾燥した後では、溝と突起との間に大きな公
差が生じ、隣接するパネルの側端と側端の間に大きな偏
りが生じる。この結果、フローリングに適応できなくな
るか、或いはフローリングに対して好ましくない状況と
なる。
及びウエハボードに用いられているある種のパネルの側
端は、１個の楔状の形を有しており、膨脹した側端部の
据付を多少なりとも容易にしている。しかし、この膨脹
は、突起が溝の底部に到達するのを妨害しており、据え
付けの間に乾燥した後では、溝と突起との間に大きな公
差が生じ、隣接するパネルの側端と側端の間に大きな偏
りが生じる。この結果、フローリングに適応できなくな
るか、或いはフローリングに対して好ましくない状況と
なる。
【０００６】本発明の目的は、上記従来の欠点を解消す
る突起及び溝を具備するパネルを提供することにある。
る突起及び溝を具備するパネルを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、突起及び溝を
具備するパネルであって、前記突起は、パネルの第１の
側端から延出した突出部を含み、この突出部は、狭い先
端面からネックにまで夫々延出した複数の傾斜面を有す
るヘッドを備え、このネックは、互いにほぼ平行に延出
した側面を有し、肩部に連結され、この肩部は、パネル
に連結するように夫々延出した複数の傾斜面を有し、前
記溝は、前記突出部とほぼ一致する形状で第２の側端に
形成された空室を含み、この空室は、底面からネックに
まで夫々延出した複数の傾斜面を有するヘッドを備え、
このネックは、互いに平行に延出した側面を有し、これ
ら側面は、溝の開口にまで延出し、前記突起及び溝は、
組み立てられた状態では、互いに隣接し傾斜したヘッド
及び肩部の側面を含み、前記突起の複数の傾斜面は、前
記溝の複数の傾斜面よりも鋭角に配置され、組み立てら
れたときにこれらの間に空間が形成されることを特徴と
している。
具備するパネルであって、前記突起は、パネルの第１の
側端から延出した突出部を含み、この突出部は、狭い先
端面からネックにまで夫々延出した複数の傾斜面を有す
るヘッドを備え、このネックは、互いにほぼ平行に延出
した側面を有し、肩部に連結され、この肩部は、パネル
に連結するように夫々延出した複数の傾斜面を有し、前
記溝は、前記突出部とほぼ一致する形状で第２の側端に
形成された空室を含み、この空室は、底面からネックに
まで夫々延出した複数の傾斜面を有するヘッドを備え、
このネックは、互いに平行に延出した側面を有し、これ
ら側面は、溝の開口にまで延出し、前記突起及び溝は、
組み立てられた状態では、互いに隣接し傾斜したヘッド
及び肩部の側面を含み、前記突起の複数の傾斜面は、前
記溝の複数の傾斜面よりも鋭角に配置され、組み立てら
れたときにこれらの間に空間が形成されることを特徴と
している。
【０００８】
【作用】本発明の突起及び溝を具備するパネルは側端部
の形状を有しており、この側端部の形状は、木材を原料
としたパネル製品において現在まで使用されている従来
の形状よりも非常に重要な効果を果す。本発明に従った
パネルは、パネルの組み立てを非常に容易にすると共
に、隣接するパネルの側端と側端との間の偏りを最小限
に押さえる。本発明の側端部の形状を使用すれば、パネ
ルが曲がった状態にあっても、又は波打ったり膨脹した
状態であっても、或いは側端部が僅かに損傷した状態で
あっても、容易な組み立てが可能となる。
の形状を有しており、この側端部の形状は、木材を原料
としたパネル製品において現在まで使用されている従来
の形状よりも非常に重要な効果を果す。本発明に従った
パネルは、パネルの組み立てを非常に容易にすると共
に、隣接するパネルの側端と側端との間の偏りを最小限
に押さえる。本発明の側端部の形状を使用すれば、パネ
ルが曲がった状態にあっても、又は波打ったり膨脹した
状態であっても、或いは側端部が僅かに損傷した状態で
あっても、容易な組み立てが可能となる。
【０００９】本発明に従って形成された木材を原料とす
るパネルは、特に床の外装又は平屋根の外装に適用で
き、容易な組み立てが可能で、非常に大きな荷重が突起
と溝との接合によって移送され、側端と側端との間の偏
りを最小限度に押さえることができる。
るパネルは、特に床の外装又は平屋根の外装に適用で
き、容易な組み立てが可能で、非常に大きな荷重が突起
と溝との接合によって移送され、側端と側端との間の偏
りを最小限度に押さえることができる。
【００１０】
【実施例】図１に示す２個のパネル１０，１１は、すべ
ての点において同一形状となっており、各々は、一側端
に形成された突起１２と、反対側の側端に形成された溝
１４とを有している。
ての点において同一形状となっており、各々は、一側端
に形成された突起１２と、反対側の側端に形成された溝
１４とを有している。
【００１１】突起１２はパネル１１の第１の側端上に突
出した延長部として形成されている。ヘッド１６は傾斜
面１７を有している。これら傾斜面１７は、狭い先端面
１８からネック２０にまで延出している。このネック２
０は、互いにほぼ平行な側面２２を有している。ネック
２０は肩部２４に連結されており、この肩部２４は、傾
斜面２５を有している。これら傾斜面２５は、パネル１
１の側端２７と連結するように延出している。
出した延長部として形成されている。ヘッド１６は傾斜
面１７を有している。これら傾斜面１７は、狭い先端面
１８からネック２０にまで延出している。このネック２
０は、互いにほぼ平行な側面２２を有している。ネック
２０は肩部２４に連結されており、この肩部２４は、傾
斜面２５を有している。これら傾斜面２５は、パネル１
１の側端２７と連結するように延出している。
【００１２】溝１４は、突起１２を収容するようにこの
突起１２に対応して形状に形成されており、パネル１０
の側端２９に沿って形成されている。パネル１０は、対
応する突起を、側端２９の反対側の側端に有しており、
これと同様に、パネル１１も対応する溝を側端２７の反
対側の側端に有している。溝１４はヘッド３２を供えて
おり、ヘッド３２は傾斜面３３を有している。これら傾
斜面３３は底面３４からネック３５にまで延出してい
る。このネック３５は、互いにほぼ平行な側面３６を有
している。これら側面３６は、肩部３７に連結されてお
り、肩部３７は傾斜面３８を有している。これら傾斜面
３８は、溝の開口４０にまで延出している。
突起１２に対応して形状に形成されており、パネル１０
の側端２９に沿って形成されている。パネル１０は、対
応する突起を、側端２９の反対側の側端に有しており、
これと同様に、パネル１１も対応する溝を側端２７の反
対側の側端に有している。溝１４はヘッド３２を供えて
おり、ヘッド３２は傾斜面３３を有している。これら傾
斜面３３は底面３４からネック３５にまで延出してい
る。このネック３５は、互いにほぼ平行な側面３６を有
している。これら側面３６は、肩部３７に連結されてお
り、肩部３７は傾斜面３８を有している。これら傾斜面
３８は、溝の開口４０にまで延出している。
【００１３】図２においては、２個のパネル１０，１１
が組み立てられた状態を示している。突起１２と溝１４
とは、各々のヘッド１６，３２上に形成された傾斜面１
７，３３が隣り合った状態となっており、かつ、各々の
肩部２４，３７の傾斜面２５，３８がほぼ接合された状
態となっている。突起１２の２つの傾斜面１７，２５の
なす角度は、溝１４の傾斜面３３，３８がなす角度より
も小さくなっており、この結果、パネル１０，１１の組
み立て状態においてはこれら傾斜面の間に空間が形成さ
れている。
が組み立てられた状態を示している。突起１２と溝１４
とは、各々のヘッド１６，３２上に形成された傾斜面１
７，３３が隣り合った状態となっており、かつ、各々の
肩部２４，３７の傾斜面２５，３８がほぼ接合された状
態となっている。突起１２の２つの傾斜面１７，２５の
なす角度は、溝１４の傾斜面３３，３８がなす角度より
も小さくなっており、この結果、パネル１０，１１の組
み立て状態においてはこれら傾斜面の間に空間が形成さ
れている。
【００１４】本発明においては、突起１２の先端面１８
は溝１４の開口４０よりも僅かに小さくなっており、こ
の結果、突起１２のヘッド１６は溝１４の肩部３７へ挿
入し易くなっている。内側に向かって延出した傾斜面３
８を有する広い開口４０は、突起１２のヘッド１６を溝
１４のネック３５に案内させる。これは、各々のパネル
が膨脹、湾曲、弓なりになったり、或いは僅かに損傷し
たりした時にも、突起ヘッドの溝肩部への初期状態での
挿入を円滑にする。
は溝１４の開口４０よりも僅かに小さくなっており、こ
の結果、突起１２のヘッド１６は溝１４の肩部３７へ挿
入し易くなっている。内側に向かって延出した傾斜面３
８を有する広い開口４０は、突起１２のヘッド１６を溝
１４のネック３５に案内させる。これは、各々のパネル
が膨脹、湾曲、弓なりになったり、或いは僅かに損傷し
たりした時にも、突起ヘッドの溝肩部への初期状態での
挿入を円滑にする。
【００１５】さらに、突起１２の先端面１８は、溝１４
のネック３５よりも実質的に小さいので、突起ヘッドの
溝ネックへの挿入が容易となる。
のネック３５よりも実質的に小さいので、突起ヘッドの
溝ネックへの挿入が容易となる。
【００１６】組み立てられた状態では、突起１２のネッ
ク２０のほぼ平行な側面２２と、溝１４のネック３５の
ほぼ平行な側面３６とは、共同することにより負荷ベア
リングの側面として機能し、一方のパネルの側端に対し
て、隣接するパネルの側端の好ましからざる移動を防止
する。この突起及び溝の形状は、突起１２が膨脹して完
全に挿入を妨げても、突起１２のネック２０と溝１４の
ネック３５との係合をある程度まで生じさせる。
ク２０のほぼ平行な側面２２と、溝１４のネック３５の
ほぼ平行な側面３６とは、共同することにより負荷ベア
リングの側面として機能し、一方のパネルの側端に対し
て、隣接するパネルの側端の好ましからざる移動を防止
する。この突起及び溝の形状は、突起１２が膨脹して完
全に挿入を妨げても、突起１２のネック２０と溝１４の
ネック３５との係合をある程度まで生じさせる。
【００１７】組み立てられた時には、突起と溝との間に
接着剤を配することもできる。なお、この接着剤の適用
は任意である。各々のヘッド１６，３２の傾斜面１７，
３３間の空間４２は、十分な量の接着剤を収容し得るギ
ャップを規定している。又、接着剤を使用しない場合に
は、空間４２は、突起１２の挿入によって前方に押され
る付着物や汚れなどを収容する。
接着剤を配することもできる。なお、この接着剤の適用
は任意である。各々のヘッド１６，３２の傾斜面１７，
３３間の空間４２は、十分な量の接着剤を収容し得るギ
ャップを規定している。又、接着剤を使用しない場合に
は、空間４２は、突起１２の挿入によって前方に押され
る付着物や汚れなどを収容する。
【００１８】互いに隣接する傾斜面、即ち、突起１２の
肩部２４の傾斜面２５と、溝１４の肩部３７の傾斜面３
８とは、空間４４を規定している。この空間４４は、組
み立て状態においてパネルの膨脹分及び縮小分を収容す
る。
肩部２４の傾斜面２５と、溝１４の肩部３７の傾斜面３
８とは、空間４４を規定している。この空間４４は、組
み立て状態においてパネルの膨脹分及び縮小分を収容す
る。
【００１９】さらに、突起１２は、溝１４の深さよりも
長く形成されているため、突起１２の先端面１８が溝１
４の底面３４と係合したときには、空間４６が接合され
た２個のパネルの側端２７と２９との間に形成され、接
合時に膨脹或いは縮小しても支障がない。
長く形成されているため、突起１２の先端面１８が溝１
４の底面３４と係合したときには、空間４６が接合され
た２個のパネルの側端２７と２９との間に形成され、接
合時に膨脹或いは縮小しても支障がない。
【００２０】本発明によるパネルの突起及び溝は、木材
を原料とする、例えばベニヤ板やオリエンテッド・スト
ランドボード（以下、「ＯＳＢ」と称する）、ウエハボ
ード、パーティクルボードやファイバーボードなどの様
々なパネルに使用することができる。ベニヤ板及びＯＳ
Ｂの場合には、通常、支持梁の列に直交する方向に表面
の木目が配置されている。ウエハボードやその他のパネ
ルの場合には、パネルの長手方向が梁に直交するように
配置される。パネルの端部は梁の上方に配置され、梁に
おいて接合される。本発明における突起及び溝は、互い
に隣接するパネルの長い側端に沿って配設されている。
この結果、パネルを共に接合し、又、一方のパネルから
他方のパネルに負荷を移送して、これによってシステム
の側端における強固さを増し、パネル全体に渡った側端
部の偏りを少なくし、一方のパネルの側端に対して隣接
するパネルの側端の大きな偏りを防いでいる。もし抑制
されなければ、大きな偏りは、はさみ効果（ｓｃｉｓｓ
ｏｒ ｅｆｆｅｃｔ）を介して、パネル上に施された上
塗り剤の切断に導かれる。
を原料とする、例えばベニヤ板やオリエンテッド・スト
ランドボード（以下、「ＯＳＢ」と称する）、ウエハボ
ード、パーティクルボードやファイバーボードなどの様
々なパネルに使用することができる。ベニヤ板及びＯＳ
Ｂの場合には、通常、支持梁の列に直交する方向に表面
の木目が配置されている。ウエハボードやその他のパネ
ルの場合には、パネルの長手方向が梁に直交するように
配置される。パネルの端部は梁の上方に配置され、梁に
おいて接合される。本発明における突起及び溝は、互い
に隣接するパネルの長い側端に沿って配設されている。
この結果、パネルを共に接合し、又、一方のパネルから
他方のパネルに負荷を移送して、これによってシステム
の側端における強固さを増し、パネル全体に渡った側端
部の偏りを少なくし、一方のパネルの側端に対して隣接
するパネルの側端の大きな偏りを防いでいる。もし抑制
されなければ、大きな偏りは、はさみ効果（ｓｃｉｓｓ
ｏｒ ｅｆｆｅｃｔ）を介して、パネル上に施された上
塗り剤の切断に導かれる。
【００２１】本発明は、明確及び理解を目的として１つ
の実施例を詳細に説明したが、特許請求の範囲内であれ
ば、本発明を基にして別の実施例や変形例を行うことも
可能であることは明らかである。
の実施例を詳細に説明したが、特許請求の範囲内であれ
ば、本発明を基にして別の実施例や変形例を行うことも
可能であることは明らかである。
【００２２】
【発明の効果】本発明よれば、特に床の外装又は平屋根
の外装に適用でき、容易な組み立てが可能で、非常に大
きな荷重が突起と溝との接合によって移送され、側端と
側端との間の偏りを最小限度に押さえることができる、
突起及び溝を具備するパネルを提供することができる。
の外装に適用でき、容易な組み立てが可能で、非常に大
きな荷重が突起と溝との接合によって移送され、側端と
側端との間の偏りを最小限度に押さえることができる、
突起及び溝を具備するパネルを提供することができる。
【図１】本発明の好ましい実施例の突起及び溝の側端を
示す図。
示す図。
【図２】図１に示すパネルを組み立てた後の状態を示す
図。
図。
１０，１１…パネル、１２…突起、１４…溝、１６，３
２…ヘッド、２０，３５…ネック、２４，３７…肩部。
２…ヘッド、２０，３５…ネック、２４，３７…肩部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレキサンダー・ブイ・パラシン カナダ国、ブイ６ジー・２エックス７、ブ リティッシュ・コロンビア、バンクーバ ー、ペンドレル・ストリート ナンバー 1506 − 1725
Claims (7)
- 【請求項１】 突起及び溝を具備するパネルであって、
前記突起は、パネルの第１の側端から延出した突出部を
含み、この突出部は、狭い先端面からネックにまで夫々
延出した複数の傾斜面を有するヘッドを備え、このネッ
クは、互いにほぼ平行に延出した側面を有し、肩部に連
結され、この肩部は、パネルに連結するように夫々延出
した複数の傾斜面を有し、前記溝は、前記突出部とほぼ
一致する形状で第２の側端に形成された空室を含み、こ
の空室は、底面からネックにまで夫々延出した複数の傾
斜面を有するヘッドを備え、このネックは、互いに平行
に延出した側面を有し、これら側面は、溝の開口にまで
延出し、前記突起及び溝は、組み立てられた状態では、
互いに隣接し傾斜したヘッド及び肩部の側面を含み、前
記突起の複数の傾斜面は、前記溝の複数の傾斜面よりも
鋭角に配置され、組み立てられたときにこれらの間に空
間が形成されることを特徴とする、突起及び溝を具備す
るパネル。 - 【請求項２】 前記突起の先端面は、前記溝の肩部への
前記突起のヘッドの挿入が容易となるように、前記溝の
開口よりも実質的に小さく形成されていることを特徴と
する、請求項１に記載の突起及び溝を具備するパネル。 - 【請求項３】 前記突起の先端面は、前記溝のネックへ
の前記突起のヘッドの挿入が容易となるように、前記溝
のネックよりも実質的に小さく形成されていることを特
徴とする請求項１に記載の突起及び溝を具備するパネ
ル。 - 【請求項４】 前記互いに隣接する前記突起のヘッドの
傾斜面及び前記溝のヘッドの傾斜面は、組み立てられた
状態において接着剤を収容するギャップを規定している
ことを特徴とする請求項１に記載の突起及び溝を具備す
るパネル。 - 【請求項５】 前記互いに隣接する前記突起の肩部の傾
斜面及び前記溝の傾斜面は、組み立てられた状態におい
てパネルの膨脹部分及び縮小部分を収容するギャップを
規定していることを特徴とする請求項１に記載の突起及
び溝を具備するパネル。 - 【請求項６】 前記突起の先端面が前記溝の底面と係合
したときには、パネルの接合端部の間にパネルの膨脹部
分及び縮小部分を収容する空間が形成されるように、前
記突起は、前記溝の深さよりも長いことを特徴とする請
求項１に記載の突起及び溝を具備するパネル。 - 【請求項７】 前記突起及び溝には、複数の負荷ベアリ
ング面が形成されており、これら負荷ベアリング面は、
前記突起及び前記溝のネックに対して平行な複数の面を
有していることを特徴とする請求項１に記載の突起及び
溝を具備するパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26625492A JP2693093B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 突起及び溝を具備するパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26625492A JP2693093B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 突起及び溝を具備するパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117081A true JPH06117081A (ja) | 1994-04-26 |
| JP2693093B2 JP2693093B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=17428425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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