JPH0611562U - ランプ付鏡 - Google Patents

ランプ付鏡

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JPH0611562U
JPH0611562U JP5232091U JP5232091U JPH0611562U JP H0611562 U JPH0611562 U JP H0611562U JP 5232091 U JP5232091 U JP 5232091U JP 5232091 U JP5232091 U JP 5232091U JP H0611562 U JPH0611562 U JP H0611562U
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俊之 真家
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俊之 真家
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はランプ付鏡に係り、鏡にうつす像に
不必要な影を作らない構造のランプ付鏡を提供すること
を目的とする。 【構成】 鏡面の周辺部に光を透過する反射膜剥離部6
及び透光体7を設け、鏡体の背面に光源を配置するよう
に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はランプ付鏡に係り、特に例えば人の顔など、鏡にうつす対象物に影を 作らない鏡の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、鏡は、鏡台や洗面所等の鏡の如く部屋の壁面に沿った場所に配置される ことが多い。即ち、各家庭に置かれている鏡台は、邪魔にならないように部屋の 隅に置かれている。また、洗面所等の備え付けの鏡は壁面に取付けられることが 多い。
【0003】 一方、部屋の照明は、その中央上部に配置されることが多く、また窓などから の自然光も一般には鏡に対して一方の方向からのみに限られる。
【0004】 このため鏡の前に人物が立って鏡を見ると、一種の逆光状態となり、不必要な 影のために鏡にうつった像が非常に見にくくなる。
【0005】 このような不都合を解決するため、従来、鏡の鏡面上部にランプ等の光源を設 けて明るくしていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、鏡面上部にランプを設けた鏡の前に、例えば人が立って顔をうつし てみると、人の顔の斜め上部から射光されているため、鏡面にうつった人の顔に どうしても影になる部分が出来てしまう。
【0007】 この結果、影の部分は実際の状態と異なってうつり、例えば、人の顔は血色が 悪くみえる。
【0008】 従って、本考案の目的は、鏡の位置に無関係に鏡面にうつす像に不必要な影を 作らない構造の鏡を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
種々の研究の結果、本考案者は鏡の鏡面の周辺部に光を透過する反射膜剥離部 を設け、その背面に光源を配置することにより、鏡面の反射膜剥離部から光が放 射され、鏡面にうつる対象物に不必要な影を作らないことを見出した。
【0010】 図1に本考案の鏡の第1実施例を示し、図1(A)は本考案の鏡体の正面図、 図1(B)はA−A′線に沿った断面図である。
【0011】 図1において、1は鏡、2は鏡体、3は枠体、4はガラス板、5は反射膜、6 は反射膜剥離部、7は透光体、8は光源を示す。
【0012】 鏡の構成要素である鏡体2は透明なガラス板4と複数層の反射膜5から成る。
【0013】 本考案ではこの鏡体2の反射膜5の一部を、例えば帯状に均一に剥離し、図1 に示す如く、鏡体2の周辺部にガラス板4からなる反射膜剥離部6を形成する。
【0014】 反射膜剥離部6の背面には、例えば、乳半色のアクリル樹脂板の如き透光体7 を配置し、これを光源8を具備する枠体3に取付ける。
【0015】 光源8は反射膜剥離部6の背後に配置し、光が均一に放射されるように構成す る。
【0016】
【作用】
図1に示す如き構成にすることにより、鏡1の前に人が立って、例えば顔をう つした時、鏡体2の周辺部の反射膜剥離部6から光が放射され、鏡にうつる像に 不必要な影を作ることもなく、明るい像をみることが出来るようになった。
【0017】
【実施例】
本考案の第1実施例は、図1に説明した通りのものである。 本考案の第2実施例を図2、図3によって説明する。
【0018】 図2は本考案の第2実施例の鏡の構造説明図であり、図2(A)はその正面図 、図2(B)はB−B′線に沿って切った断面図である。 図3は本考案の一実施例の鏡の製造工程説明図である。
【0019】 図2、図3において図1と同一符号は同一部分を示す。8′は光源、9は反射 板、10は硝酸銀膜、11は銅メッキ層、12は樹脂塗装膜を示す。
【0020】 鏡体2は、図3(A)に断面図を示す如く、透明なガラス板4の背面に、硝酸 銀膜10とこれが剥離しないように被覆した銅メッキ層11、銅メッキ層11を 保護する樹脂塗装膜12から構成される反射膜5を配置して構成されている。
【0021】 本考案ではまず、この鏡体2の背面にマスクを施し、剥離材により反射膜5の 一部を剥離し、図2(A)に示す如く、鏡体2の表面の周辺部に反射膜剥離部6 を形成する(図3(B)参照)。
【0022】 次に鏡体2の背面に、例えば乳半色のアクリル樹脂板からなる透光体7を当て る(図3(C)参照)。
【0023】 一方、鏡体2を支える箱状の枠体3の内部には、鏡体2の背面中央部に、例え ば円環状蛍光灯からなる光源8′と反射膜剥離部6に対応する位置に反射板9を 設ける。反射板9は、これにより光源8′の光を確実に反射膜剥離部6から外に 放射するように設けるものである(図3(D)参照)。
【0024】 反射膜剥離部6を形成した鏡体2と透光体7を、光源8′等を設置した枠体3 の所定の位置に当て込み、図2の如き本考案のランプ付鏡を完成する。
【0025】 なお、前記実施例等においては、光源として、反射膜剥離部6に沿って、例え ば四辺に直線状のランプを配置するもの、光源として円環状の蛍光灯ランプを用 い、これと反射板を組合せて光を放射するものについて説明した。前者は光源の 数も多く高価であるが、明るさは非常に明るいものが得られ、後者は実用的であ る。
【0026】 しかしながら本考案の光源は、これらの形状のみに限られるものではない。例 えば、左右に2本の直線状のランプを用い、これらと反射板を組合せたり、長方 形の鏡体2に対して同じ長さの4本の直線状のランプを用い、これらと反射板を 組合せたりする等、鏡体2の反射膜剥離部6から均一に射光されるものであれば よい。
【0027】 さらに前記実施例では、透光体7として、乳半色のアクリル樹脂板を用いた例 について説明したが、本考案はこれに限られない。
【0028】 即ち、例えばツヤ消し樹脂(乳半色)のスプレー膜を反射膜剥離部6の背面に 塗布したもの、乳半色のフィルム膜、ガラス板など、透光性があり、かつ光のま ぶしさを和らげるものであればよい。
【0029】
【考案の効果】
本考案の如く、鏡体の周辺部に反射膜剥離部6を設け、この反射膜剥離部6か ら均一な光が放射されることにより、鏡の前の対象物に不必要な影を作ることが なくなるため、鏡にうつる像がきわめて鮮明で明るいものとなり、例えば人の顔 は血色が自然の状態でよくみえる。
【0030】 また反射膜剥離部6の背面に乳半色のアクリル樹脂板等の透光体7を配置する ことにより、光源8′からの光が和らげられ、鏡の前の人物が放射された光をま ぶしく感じることが少なくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の鏡の原理構成図である。
【図2】本考案の鏡の一実施例説明図である。
【図3】本考案の鏡の製造工程説明図である。
【符号の説明】
1 鏡 2 鏡体 3 枠体 4 ガラス板 5 反射膜 6 反射膜剥離部 7 透光体 8,8′ 光源

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板(4)と反射膜(5)を具備す
    る鏡体(2)を枠体(3)で支える鏡において、 鏡面の周辺部に設けた反射膜剥離部(6)と、 少なくとも反射膜剥離部(6)の背面に設けた透光体
    (7)と、 透光体(7)の背面に配置した光源(8)とを具備し、 反射膜剥離部(6)から光を放射することを特徴とする
    ランプ付鏡。
  2. 【請求項2】 光源(8′)として、円環状の蛍光灯か
    ら成る光源を用いることを特徴とする請求項1記載のラ
    ンプ付鏡。
  3. 【請求項3】 光源(8′)として、少なくとも2本の
    光源を用いることを特徴とする請求項1記載のランプ付
    鏡。
  4. 【請求項4】 枠体(3)の中に反射板(9)を配置
    し、光源(8)(8′)と反射板(9)を組合わせて光
    を放射することを特徴とする請求項1記載のランプ付
    鏡。
  5. 【請求項5】 前記透光体(7)として乳半色の透光体
    を用いることを特徴とする請求項1記載のランプ付鏡。
  6. 【請求項6】 前記透光体(7)として乳半色のアクリ
    ル樹脂板を用いることを特徴とする請求項1記載のラン
    プ付鏡。
  7. 【請求項7】 前記透光体(7)として、ツヤ消し樹脂
    のスプレー膜を用いることを特徴とする請求項1記載の
    ランプ付鏡。
JP1991052320U 1991-06-11 1991-06-11 ランプ付鏡 Expired - Lifetime JPH0719318Y2 (ja)

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JPH0611562U true JPH0611562U (ja) 1994-02-15
JPH0719318Y2 JPH0719318Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=12911503

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61151563U (ja) * 1985-03-12 1986-09-19
JPH0167966U (ja) * 1987-10-27 1989-05-01
JPH0197759U (ja) * 1987-12-21 1989-06-29

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61151563U (ja) * 1985-03-12 1986-09-19
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JPH0197759U (ja) * 1987-12-21 1989-06-29

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