JPH0611484Y2 - マイクロ波用インジケーター付包袋材料 - Google Patents
マイクロ波用インジケーター付包袋材料Info
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- JPH0611484Y2 JPH0611484Y2 JP1987071459U JP7145987U JPH0611484Y2 JP H0611484 Y2 JPH0611484 Y2 JP H0611484Y2 JP 1987071459 U JP1987071459 U JP 1987071459U JP 7145987 U JP7145987 U JP 7145987U JP H0611484 Y2 JPH0611484 Y2 JP H0611484Y2
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Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子レンジ等のマイクロ波照射装置内におけ
るマイクロ波照射のバラツキを検査する包装材料に関す
るものである。
るマイクロ波照射のバラツキを検査する包装材料に関す
るものである。
従来、マイクロ波照射装置内におけるマイクロ波照射の
バラツキを検査するインジケーターとしては、棒状基体
の先端にマイクロ波に対して反応する蛍光物質を形成し
てなるのもがある。
バラツキを検査するインジケーターとしては、棒状基体
の先端にマイクロ波に対して反応する蛍光物質を形成し
てなるのもがある。
しかし、従来のインジケーターでは付包装材料として使
用することはできなかった。
用することはできなかった。
なぜなら、従来のインジケーターの形状では、特定点に
おける検査は可能であるが、マイクロ波が照査されるの
もの全面での検査に不向きであるという問題点がある。
おける検査は可能であるが、マイクロ波が照査されるの
もの全面での検査に不向きであるという問題点がある。
そこで、耐熱性基材シート上に示温性インキ層を形成し
てなるインジケーター付包装材料が考えられる。
てなるインジケーター付包装材料が考えられる。
この構成では、例えば紙等の耐熱性基材シートではマイ
クロ波を照射してもあまり発熱しないので、示温性イン
キ層が変色しない。したがって、この示温性インキ層に
いかにして熱を伝え、変色させるかの課題が解決されな
ければならない。
クロ波を照射してもあまり発熱しないので、示温性イン
キ層が変色しない。したがって、この示温性インキ層に
いかにして熱を伝え、変色させるかの課題が解決されな
ければならない。
本考案は、上記課題をその課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、上記問題点及び課題を解決するためになされ
たもので、耐熱性基材シート上に真空蒸着により成形し
た金属層からなるマイクロ波発熱層と示温性インキ層を
順次形成してなるマイクロ波用インジケーター付包装材
料である。
たもので、耐熱性基材シート上に真空蒸着により成形し
た金属層からなるマイクロ波発熱層と示温性インキ層を
順次形成してなるマイクロ波用インジケーター付包装材
料である。
本考案のマイクロ波用インジケーター付包装材料をマイ
クロ波照射装置内に載置し、マイクロ波を照射すると、
示温性インキ層に隣接するマイクロ波発熱層が発熱し、
該示温性インキ層は確実に変色し、前途の課題は解決さ
れる。
クロ波照射装置内に載置し、マイクロ波を照射すると、
示温性インキ層に隣接するマイクロ波発熱層が発熱し、
該示温性インキ層は確実に変色し、前途の課題は解決さ
れる。
次に、本考案を図面の実施例を用いて詳細に説明する。
本考案のインジケーター付包装材料は、第１図に示すよ
うに、耐熱性基材シート（１）の上にマイクロ波発熱層
（２）を形成し、該マイクロ波発熱層（２）の上に示温
性インキで印刷された印刷層（３）が形成されてなるも
のである。
うに、耐熱性基材シート（１）の上にマイクロ波発熱層
（２）を形成し、該マイクロ波発熱層（２）の上に示温
性インキで印刷された印刷層（３）が形成されてなるも
のである。
前記耐熱性基材シート（１）は、マイクロ波照射による
発熱に耐えるに十分な熱安定性を有する物質で、例え
ば、ポリエステル等の耐熱性プラスチック、紙等あるい
はそれらの積層体である。
発熱に耐えるに十分な熱安定性を有する物質で、例え
ば、ポリエステル等の耐熱性プラスチック、紙等あるい
はそれらの積層体である。
前記マイクロ波発熱層（２）は、マイクロ波照射により
発熱し、それにより隣接する前記印刷層（３）を変色さ
せるために設けられたもので、導電性元素金属例えば、
元素アルミニウムの薄い層等であり、真空蒸着されたフ
ィルムとして形成し、前記耐熱性基材シート（１）上に
ラミネートするのが好ましい。
発熱し、それにより隣接する前記印刷層（３）を変色さ
せるために設けられたもので、導電性元素金属例えば、
元素アルミニウムの薄い層等であり、真空蒸着されたフ
ィルムとして形成し、前記耐熱性基材シート（１）上に
ラミネートするのが好ましい。
そして、該金属層は、その厚さによりマイクロ波照射に
よる発熱温度を調整することが可能である。
よる発熱温度を調整することが可能である。
前記印刷層（３）は、液晶インキ、示温性塗料等の熱を
感じてその色相が変わる示温性インキで、前記マイクロ
波発熱層（２）上に設けられる。該示温性インキは、種
々の温度で、発色、変色するグレードがあり、前記金属
層の厚さと組み合わすことにより用途展開で可能とな
る。
感じてその色相が変わる示温性インキで、前記マイクロ
波発熱層（２）上に設けられる。該示温性インキは、種
々の温度で、発色、変色するグレードがあり、前記金属
層の厚さと組み合わすことにより用途展開で可能とな
る。
また、前記印刷層（３）の上に、保護ニスやプラスチッ
クフィルム等の保護層を設けてもよい。
クフィルム等の保護層を設けてもよい。
本考案のインジケーター付包装材料は、以上のような構
成であるので、袋、容器、容器の蓋材等として、マイク
ロ波調理用の食品を収納してなるインジケーター付包装
体として使用することができる。
成であるので、袋、容器、容器の蓋材等として、マイク
ロ波調理用の食品を収納してなるインジケーター付包装
体として使用することができる。
該インジケーター付包装体は、マイクロ波発熱層（２）
示温性インキで印刷された印刷層（３）を変色させる作
用の他に、食品表面に焦げ目を付ける作用もあり、それ
には適当な厚さがある。
示温性インキで印刷された印刷層（３）を変色させる作
用の他に、食品表面に焦げ目を付ける作用もあり、それ
には適当な厚さがある。
ここで、該マイクロ波発熱層としての金属層は非常に薄
いので、現状の技術下では、その正確な厚みを機械的に
測定するこが実質上不可能である。
いので、現状の技術下では、その正確な厚みを機械的に
測定するこが実質上不可能である。
そこで、真空蒸着の一般的な技術においては、金属の真
空蒸着された層の厚みを金属自体の表面対抗率に関して
測定するのが一般的なやり方で、これによると約０．４
Ω／平方インチの表面抵抗率を有する金属層が好まし
い。
空蒸着された層の厚みを金属自体の表面対抗率に関して
測定するのが一般的なやり方で、これによると約０．４
Ω／平方インチの表面抵抗率を有する金属層が好まし
い。
また、別の用途として、マイクロ波発熱層と「当たり、
はずれ」等のパターンの印刷層を同系色とし、マイクロ
波照射をしてはじめて発色表示するようにすれば、くじ
として使用することもできる。
はずれ」等のパターンの印刷層を同系色とし、マイクロ
波照射をしてはじめて発色表示するようにすれば、くじ
として使用することもできる。
本考案のインジケーター付包装材料において包装した包
装体の全面でのマイクロ波照射のバラツキを従来に比
べ、正確にかつ容易に把握することができる。
装体の全面でのマイクロ波照射のバラツキを従来に比
べ、正確にかつ容易に把握することができる。
また、マイクロ波調理用の包材であるので、インジケー
ター機能とともに示温性インキ層を発色させるために設
けた金属層からなるマイクロ波発熱層により、食品表面
に焦げ目を付けることができるという効果がある。
ター機能とともに示温性インキ層を発色させるために設
けた金属層からなるマイクロ波発熱層により、食品表面
に焦げ目を付けることができるという効果がある。
さらに、示温性インキ層とマイクロ波発熱層を予め同系
色にしておけば、くじとして利用するこができる。
色にしておけば、くじとして利用するこができる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はその断面説明図
である。 （１）…耐熱性基材シート （２）…マイクロ波発熱層 （３）…印刷層
である。 （１）…耐熱性基材シート （２）…マイクロ波発熱層 （３）…印刷層
Claims (1)
- 【請求項１】耐熱性基材シート上に真空蒸着により成形
した金属層からなるマイクロ波発熱層と示温性インキ層
を順次形成してなるマイクロ波用インジケーター付包装
材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987071459U JPH0611484Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | マイクロ波用インジケーター付包袋材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987071459U JPH0611484Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | マイクロ波用インジケーター付包袋材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63181874U JPS63181874U (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0611484Y2 true JPH0611484Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=30914030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987071459U Expired - Lifetime JPH0611484Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | マイクロ波用インジケーター付包袋材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611484Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6045949B2 (ja) * | 2013-03-18 | 2016-12-14 | 株式会社東芝 | 偽変造防止媒体及び偽変造防止媒体の真偽判定方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS497185A (ja) * | 1972-05-11 | 1974-01-22 |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP1987071459U patent/JPH0611484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63181874U (ja) | 1988-11-24 |
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