JPH06113835A - ウイルスを不活性化させ、免疫原性を低下させる方法 - Google Patents

ウイルスを不活性化させ、免疫原性を低下させる方法

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JPH06113835A
JPH06113835A JP4268466A JP26846692A JPH06113835A JP H06113835 A JPH06113835 A JP H06113835A JP 4268466 A JP4268466 A JP 4268466A JP 26846692 A JP26846692 A JP 26846692A JP H06113835 A JPH06113835 A JP H06113835A
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JP
Japan
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treated
electron beam
irradiation
state
virus
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JP4268466A
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English (en)
Inventor
Kuniomi Tachibana
圀 臣 橘
Isamu Fukuda
田 勇 福
Tatsuko Ishizu
津 起 子 石
Yasuyuki Aikawa
川 安 之 相
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NITSUSUI SEIYAKU KK
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
NITSUSUI SEIYAKU KK
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生体試料、その抽出物、分画物、これらを含
有する製剤中に場合により存在するウイルス又は手術用
器具、着衣等に場合により付着しているウイルスを不活
性化する方法、被処理物が生体由来のものである場合に
は免疫原性を低下させる方法及びこれらを同時に行う方
法を提供する。 【構成】 被処理物に電子線が照射される。 【効果】 電子線の照射線量は正確にコントロール可能
であり、処理時間が極めて短時間で済むので、被処理物
が生体由来の物質であってもその変性の程度が極めて僅
かであり、大量処理が可能である。更に、電子線は透過
力が強く且つ被処理物に発熱をもたらさないので被処理
物が生体由来の物質である場合に液状態、凍結状態、乾
燥粉末状態、凍結乾燥状態等の任意の且つ最適保存条件
下で照射を行うことができ且つ電子線はバイアル等の容
器を透過するので、容器内に封入した状態で照射処理を
行うことができ、従って照射後においても微生物等によ
る汚染を未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は血漿、血清、尿、羊水、
胎盤等の生体試料、その抽出物、分画物、これらを含有
する製剤等、又は手術に際して用いられる又は用いられ
た器具、着衣、手袋、マスク、眼鏡等から選択された被
処理物中に場合により存在する又は付着しているウイル
スを不活性化させる方法、被処理物が生体由来の物質で
ある場合にはその免疫原性を低下させる方法及びこれら
を同時に行う方法に係り、この種の物質の製剤化に従事
する者、医療従事者並びに該製剤の投与される患者等の
安全性を確保するために利用される。
【0002】
【従来の技術】例えば医療用の血液製剤中に場合により
存在する B 型肝炎ウイルスを不活性化させるために
は、通常 60℃ で 10 時間又は 56℃ で 60 時間等の加
熱処理が行われている。特開平 2 - 9367 号公報にはγ
線照射法が開示されており、この方法によれば HIV ウ
イルスの不活性化をもたらし得る旨報告されている。血
清又は血漿に紫外線を照射して肝炎感染を防止する方法
が特公昭 45 - 9556 号公報に開示されている。電子線
照射による滅菌方法は実験動物飼料に関して特開平 4 -
200353 号公報に開示されており、本出願人も特開平 4
- 92671 号公報において培地用合成樹脂シャーレに関
して、又特願平 3 - 103294 号明細書においてアルミニ
ウム製栓蓋及び/又は電子線透過材料製容器の滅菌に関
する提案をなしている。
【0003】一方、被処理物の免疫原性を低下させる方
法としては、血小板懸濁液に紫外線を照射することが特
公表昭 62 - 502045 号公報に開示されており、白血球
含有血液製剤に紫外線を照射して免疫反応性を除去する
ことが特公表平 1 - 500597号公報に開示されており、
又血液製剤に X 線を照射してリンパ球の分裂能を抑制
することが特開平 3 - 29660 号公報に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題乃至発明の目的】上記の
各種の従来技術において、加熱処理法は長時間を要する
点及びこのような長時間にわたる加熱処理は蛋白成分に
著しい変性をもたらす点に課題がある。γ線や X 線を
使用する照射法は照射線量の正確なコントロールが困難
である点、所要照射時間が比較的長い点及び使用済み線
源が放射性廃棄物となる点に課題がある。紫外線を照射
する方法も照射所要時間が比較的長い点に課題がある。
尚、生体由来の物質に関して電子線を照射することによ
り、当該物質が有している有利な性能に障害を及ぼすこ
となく且つ場合により存在しているウイルスのみをを不
活性化させること並びにウイルスの不活性化と免疫原性
の低下とを同時になし得ることは従来知られていなかっ
た。従って、本発明が解決しようとする課題乃至発明の
目的は、既述の被処理物を極めて短時間で且つ大量に処
理することが可能であり、被処理物が生体由来の物質で
ある場合にはその内容や成分における変化を最小限に留
めつつ場合により存在するウイルスを不活性化させ、又
は被処理物の免疫原性を低下させ、或はこれらを同時に
行う方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決し目的を達成する手段及び作用】本発明に
よれば、上述の課題はウイルスが存在している可能性の
ある被処理物に電子線を照射することを特徴とする、被
処理物中に場合により存在するウイルスを不活性化さ
せ、又は被処理物が生体由来の物質である場合にはその
免疫原性を低下させ、或はこれらを同時に行う方法によ
り解決されると共に、上記の目的が達成される。
【0006】この本発明方法によれば、種々の利点がも
たらされる。即ち、例えば本発明方法を血漿分画製剤に
適用すれば、当該製剤の性能に悪影響を与えることなし
に、該製剤中に場合により存在するウイルスの不活性化
を達成することができ、又臨床診断用の精度管理血清に
適用する場合には該血清中に場合により存在するウイル
スの不活性化と同時に抗原性を低下させることができる
ために、臨床使用上極めて有利となる。尚、メス、鉗子
等の手術用器具や着衣等を、本発明方法により事前に処
理することにより場合により付着しているウイルスを不
活性化させておくことができ、更に、ウイルスに汚染さ
れた器具や着衣等電子線透過性の袋又は容器に封入した
状態で電子線照射に適用することもでき、従って本発明
方法は応用用途が極めて広く、患者や医療関係従事者等
の安全性に対する貢献度において計り知れないものがあ
る。
【0007】本発明方法を実施するための電子線照射は
電子線加速装置を使用して行われる。このための装置と
しては格別の制限はないが、例えば住友重機械工業株式
会社製の電子線加速装置である「ダイナミトロン」(標
章) を使用することができる。因みに、この電子線加速
装置は 加速電圧を 0.5 - 5.0 MeV (電流値 : 0.1- 60m
A) の範囲内で無段階に設定することができ、又照射室
を経由するように無端コンベアが配設されており、出力
とコンベア速度の調節により照射目的に応じた運転条件
を設定し得るようになされている。
【0008】本発明方法において使用する電子線は透過
力が強く且つ被処理物に発熱をもたらさないので被処理
物が液状態、凍結状態、乾燥粉末状態、凍結乾燥状態等
任意の状態であっても所期の照射効果を発揮する。尚、
電子線は薬品用アンプル、バイアル等を透過するので、
被処理物をこのような電子線透過性容器内に密封した状
態で照射を行うことができ、従って照射処理後に被処理
物が微生物等により汚染されるのを未然に防止すること
もできる。
【0009】生体由来の物質を被処理物として電子線を
照射することによりウイルスを不活性化させ、又当該物
質の免疫原性を低下させるためには被処理物の被爆線量
を約1.0 Mrad 又はそれ以上に設定しなければならない
ことが判明した。電子線加速装置の運転条件を加速電圧
5.0 MeV、電流値 10 mA に設定し、コンベア 速度を15
m/min になした場合に、バイアルに収容された被処理
物表面の被爆線量は約1.0 Mrad となる。この場合に、
バイアルの底部における線量を約 1.0 Mrad に至らし
め、従って被処理物全体がが約 1.0 Mrad 以上の電子線
を受ける ようになすためには、コンベア速度を減少さ
せる必要性がある。尚、コンベア速度を余りにも低下さ
せると、被処理物に変性が生じる虞があるので、コンベ
ア速度を 6- 15m/min 程度になし、被処理物の表面にお
ける予定被爆線量を 2.5 Mrad に設定し、照射室内を何
回かパスさせて総被爆線量を高めるようにするの が好
ましい。尚、照射所要時間は 1 パス当り、 6 - 15 分
間程度が適当である。
【0010】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に詳細に且つ
具体的に説明する。尚、下記の実施例において、対照群
とは電子線を照射しなかった被処理物であり、一方、電
子線の照射条件は下記の通りである。 電子線加速装置 : ダイナミトロン (標章), 加速電圧 : 5.0 MeV, 電流量 : 10 mA, コンベア速度 : 15 m/min, 被処理物の表面予定線量 : 2.5 Mrad.
【0011】実施例 1 (ウイルスの不活性化及び抗原活
性の低下) HBs 抗原陽性血清を試料としてバイアルに 0.5ml 宛分
注し、これに電子線を照射した後に、血清試料中のウイ
ルス活性の有無を DNA ポリメラーゼ法にて調べた。
尚、バイアルの下面には線量検定フィルム及びバイオロ
ジカル・インジケータ(BI : B. pumilus ATCC 27142, 1
05 spores/枚) をおいて被爆線量及び滅菌性を測定し
た。結果は下記の表 1 に示されている通りであり、無
照射の対照群においてはDNA ポリメラーゼ活性が 115cp
m であってウイルス活性が明らかな陽性反応を示したの
に対して、低線量照射 (1 パス) 群では 30cpm であ
り、又高線量照射 (3パス) 群では 20cpm であってウイ
ルス活性に顕著な減弱が認められた。
【表1】
【0012】実施例 2 (ウイルスの不活性化及び抗原活
性の低下) HBs 抗原陽性血清を試料としてバイアルに 1.0ml 宛分
注し、これに電子線を照射した後に、血清試料中のウイ
ルス活性の有無を DNA ポリメラーゼ法にて調べ、又 HB
s 抗原活性を RPHA 法により調べた。結果は下記の表 2
に示されている通りであり、電子線照射群には血清中
のウイルス活性の抑制と HBs 抗原活性の消失とが認め
られた。
【表2】
【0013】実施例 3 (抗体価に与える影響) HBs 抗体陽性血清及び HTLV-I 抗体陽性血清をバイアル
に 5ml 宛分注して凍結乾燥させた試料を対象として電
子線を照射した後に、抗体価の変化を調べた。結果は下
記の表 3 に示されている通りであり、HBs 抗体価及び
HTLV-I 抗体価は電子線の照射により減弱した。尚、抗
体価の測定は電子線照射済み試料を水溶液となして測定
したが、この水溶液の外観性状は実施例 2 におけるよ
うな液状血清に照射した場合と異なり、蛋白の変性を示
すものと考えられる濁りは認められなかった。
【表3】
【0014】実施例 4 (蛋白成分に対する影響) HBs 抗体陽性血清及び HTLV-I 抗体陽性血清をバイアル
に 5ml 宛分注して凍結乾燥させた試料を対象として電
子線を照射した後に、抗体価の変化、インシュリン活性
及びセルロプラスミン活性を調べた。尚、比較の目的
で、凍結乾燥血清を精製水 5ml に溶解させた後に、60
℃ で 10 時間加熱処理を施したものについても調べ
た。結果は下記の表 4 に示されている通りであり、低
線量の電子線照射ではインシュリン活性及びセルロプラ
スミン活性共に変化は認められなかったが、高線量照射
の場合には両活性に増加傾向が認められ、加熱処理群で
はセルロプラスミン活性に低下が認められた。従って、
電子線照射処理はセルロプラスミン活性を低下させず、
従ってこの点において加熱処理法よりも優れていること
が判明した。尚、高線量照射群及び加熱処理群において
は水溶液に濁りが認められ、これは蛋白の変性によるも
のと推定される。
【表4】
【0015】実施例 5 (血清中の酵素及びその他の成分
に及ぼす影響) 凍結乾燥血清を試料として電子線を照射し (表面予定被
爆線量 : 2.5 Mrad, 1パス)、又比較の目的で加熱処理
を施した (60℃、10 時間) 後に、試料中の各種酵素の
活性及びその他の成分値を測定した。結果は下記の表 5
に示される通りであり、ウイルスを不活性化するため
に必要な線量の電子線照射により酵素活性は全般的に低
下する傾向を示したが、対照である加熱処理群における
酵素活性の低下は著しく ALP、GPT 及び CPK は失活状
態に近く、GOT、LDH 及び LAP も著しい活性低下を示し
た。尚、シアル酸及びβ-LP に関しては電子線照射によ
る影響が殆ど認められなかったが、加熱処理群では著し
い低下が認められた。
【表5】
【0016】
【発明の効果】本発明方法によれば血清、血漿、尿、羊
水、胎盤等の生体試料、その抽出物、分画物或はこれら
を用いて調製された製剤中に場合により存在するウイル
ス並びに手術用の器具、着衣等に場合により付着してい
るウイルスを不活性化することができ、又上記の生体由
来物質に関しては免疫原性を低下させることができ、更
にはウイルスの不活性化と被処理物の免疫原性の低下と
を同時に行うことができる。本発明はこの目的を達成す
るために電子線を照射するものであり、所要時間が極め
て短時間であり、照射線量を正確にコントロールするこ
とができ、大量処理が可能であるのみならず、生体由来
物質に関してはその変性を極めて僅かに留めることがで
きる。尚、被処理物質が生体由来のものである場合に
も、その最適の保存環境条件下で、例えば液状態、凍結
状態、乾燥粉末状態、凍結乾燥状態において当該状態を
何等変更することなしに電子線照射を行って所期の目的
を達成することが可能であり、更に被処理物がバイアル
等に封入された状態でも差し支えないので、照射処理後
における微生物による汚染を未然に防止することがで
き、従って本発明方法は、殊に生体由来物質に適用した
場合に安全性と信頼性とにおいて優れた製剤を提供する
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石 津 起 子 東京都豊島区巣鴨二丁目11番1号 日水製 薬株式会社内 (72)発明者 相 川 安 之 茨城県つくば市緑ヶ原四丁目16番地 住友 重機械工業株式会社電子照射応用開発セン ター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウイルスが存在又は付着している可能性
    のある被処理物に電子線を照射することを特徴とする、
    ウイルスを不活性化させる方法。
  2. 【請求項2】 被処理物が生体試料、その抽出物、分画
    物、これらを含有する製剤並びに手術に際して用いられ
    る又は用いられた器具、着衣、手袋、マスク、眼鏡から
    選択されたものであることを特徴とする、請求項 1 に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 生体試料、その抽出物又は分画物或はこ
    れらを含有する製剤から選択された被処理物に電子線を
    照射することを特徴とする、被処理物の免疫原性を低下
    させる方法。
  4. 【請求項4】 生体試料、その抽出物又は分画物或はこ
    れらを含有する製剤から選択された被処理物に電子線を
    照射することを特徴とする、被処理物中に場合により存
    在するウイルスを不活性化させ且つ被処理物の免疫原性
    を低下させる方法。
  5. 【請求項5】 被処理物が生体由来の物質であり且つ液
    状態、乾燥粉末状態、凍結状態又は凍結乾燥状態であ
    り、電子線透過性容器内に密封されており、この被処理
    物の被爆線量が約1.0 Mrad 又はそれ以上であることを
    特徴とする、請求 項 1 - 4 の何れか 1 つ に記載の方
    法。
JP4268466A 1992-10-07 1992-10-07 ウイルスを不活性化させ、免疫原性を低下させる方法 Pending JPH06113835A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014169250A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Nihon Denshi Shosha Service Kk 液体製剤の滅菌方法
DE102013012455A1 (de) * 2013-07-26 2015-02-19 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zur Inaktivierung von Viren unter Verwendung von Elektronenstrahlen
JP2021506931A (ja) * 2017-12-20 2021-02-22 クック リージェンテック エルエルシーCook Regentec Llc 病原体減少血小板組成物および関連方法

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US10881724B2 (en) 2013-07-26 2021-01-05 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Method for inactivating viruses using electron beams
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Effective date: 20021211