JPH0611264U - 電極棒継手 - Google Patents

電極棒継手

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Publication number
JPH0611264U
JPH0611264U JP9920391U JP9920391U JPH0611264U JP H0611264 U JPH0611264 U JP H0611264U JP 9920391 U JP9920391 U JP 9920391U JP 9920391 U JP9920391 U JP 9920391U JP H0611264 U JPH0611264 U JP H0611264U
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JP
Japan
Prior art keywords
insertion hole
electrode rod
joint
electrode
air
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Pending
Application number
JP9920391U
Other languages
English (en)
Inventor
加藤儀一郎
Original Assignee
中央防雷株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 中央防雷株式会社 filed Critical 中央防雷株式会社
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Publication of JPH0611264U publication Critical patent/JPH0611264U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接地電極として、複数個以上の電極棒を継手に
打込み連結する時、継手に設けた挿入孔内の空気を外部
に放出して底抗を少なくして容易に打込み、かつ打込時
の打撃力を直接先端に伝えることを可能とする電極棒継
手を提供する。 【構成】電極棒の先端に取付ける銛の径より小さな径の
継手本体であって、この継手本体の上下両端から夫々中
央部に向け穿孔すると共に、中央部の一部を残して挿入
孔を成形すると共に、各挿入孔の底部側には、外部と底
部と連絡させた貫通した空気放出孔或いは空気放出溝を
設け、連結時に電極棒を打込む挿入孔内の空気を外部に
放出するようにした構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数個以上の電極棒を金属からなる継手で順次連結して土中に埋設す る接地電極棒継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
接地電極として、従来は金属棒の先端に、金属棒より径を大きくした銛を取付 けて地中に打込み、更に継手本体を用いて2本目以後の金属棒を地下水面まで次 々と打込んで耐食性とすると共に低い抵抗値の接地電極を得るようにしたものが 存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のように金属棒を継手本体を用いて打込みながら連結して接地電極とした ものが存在するが、この継手本体は、上下両端に金属棒の端部を嵌めて打込む挿 入孔を設け、この挿入孔に嵌めて打込み連結するが、この打込み時に、挿入孔内 は金属棒によって密閉され、挿入孔内は空気の強い抵抗で金属棒の端面は挿入孔 の底面に当るまでの打込みができない。従って打込み時の打撃力は、銛の先端に 真直ぐ伝えることができない。即ち充分に銛に伝えることができない。従って作 業能率がよくない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、金属棒を打込む挿入孔の底面部を、外部と連絡させた空気放出孔を 設けて、打込む金属棒先端面に受ける阻止抵抗の空気を打込み時に外部に放出し て挿入孔の底面に金属棒の端面を完全に当接させ、打込み打撃力を直接先端に設 けた銛に伝えることができるようにした継手本体を提供するものである。
【0005】
【作用】
本考案は耐食性の被覆層を施した鋼棒からなる電極棒2の先端に取付けた銛6 を地中に向けて打込み、更に打込まれた電極棒2の端部に継手本体1の下部側挿 入孔3を嵌めると共に、この継手本体1を電極棒2と共に打込み、その後継手本 体1の他端の挿入孔3a側に電極棒2の下端側を嵌めて連結させて更に打込む、 この時挿入孔3又は3a内にある空気は電極棒2の打込みで夫々底部側に外部と 連絡させて設けた空気放出孔4,4a又は5,5aから外部に挿入孔内の空気は 放出され、挿入孔3,3a内には空気は残ることがない。従って空気の抵抗で圧 入を阻止されることがなく完全に底面まで打込まれ、打撃力は真直ぐ先端に伝え 打込まれる。
【0006】
【実施例】
図は、本考案による電極棒継手の実施例を示したもので、以下この図に基いて 説明する。
【0007】 図1の実施例で1は継手本体で、この継手本体1は、両端から夫々中央部に向 けて電極棒2,2の端部を打込み圧入する挿入孔3,3aを中央部の一部を残し て穿ってある。
【0008】 また前記各挿入孔3,3aの底部側には、外部と連絡させる横方向に貫通させ た空気放出孔4,4aを穿ち、挿入孔3或いは3aに打込み圧入された電極棒2 と挿入孔3或いは3a内の空気を放出するようにして電極棒2の先端に働く空気 抵抗をなくし、電極棒2の先端を底部まで確実に圧入できるようにしてある。
【0009】 図2は別の実施例で、前記継手本体1の、挿入孔3,3aの底部側に設けた横 方向の貫通させた空気放出孔4,4aに変えて挿入孔3,3aの内壁に、底部と 外部とを連絡させた縦方向の空気放出溝5,5aを設け、打込時の挿入孔内にあ る空気を放出するようにしてある。
【0010】 図3は、継手本体1を用いた接地電極棒の実施態様で、銛6を備える耐食性の 被覆層が施された鋼棒からなる電極棒2を地中に打込み次々と前記継手本体を用 いて連結し接地電極を形成するものである。継手本体1の外径は、電極棒2の先 端に設けた銛6の径とほぼ同じくして、銛6の打込みによる下降によって生じた 孔7の中で電極棒2,2が横振れを生じないよう孔7の内壁で継手本体1がガイ ドされ、抑制を行うようにしてある。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の電極棒継手は、両端から中央部に向けて挿入孔 を中央部の一部を残して穿つと共に中央部の底部側には、外部に通じた空気放出 孔を設けることで、継手本体の挿入孔に向けて連結するために打込まれた電極棒 の端面は挿入孔内で阻害される空気は外部に放出されるため、電極棒の端面は完 全に底面に当るまで打込み圧入されるため、電極棒にあたえる打撃力は直接先端 まで伝わり作業性がよい。また電極棒の連結接続も容易に接続ができる等の効果 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電極棒継手の第1実施例の縦断面
図である。
【図2】電極棒継手の別の実施例の縦断面図である。
【図3】継手を用いて電極棒を連結して地中に打込んだ
状態の接地電極の説明図である。
【符号の説明】
1 継手本体 2 電極棒 3,3a 挿入孔 4,4a 空気放出孔 5,5a 空気放出溝 6 銛 7 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極棒を次々に連結接続させる継手にお
    いて、両端に前記電極棒の端部を圧入する中央部に向け
    た挿入孔を、中央部の一部を残して穿孔し、更に挿入孔
    の各底部は外部に連通させた空気放出孔を設けたことを
    特徴とした電極棒継手。
JP9920391U 1991-12-02 1991-12-02 電極棒継手 Pending JPH0611264U (ja)

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JPH0611264U true JPH0611264U (ja) 1994-02-10

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ID=14241096

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512175A (ja) * 2005-10-18 2009-03-19 コリア・エレクトリック・パワー・コーポレーション 深打用接地棒の設置構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232016A (en) * 1975-09-05 1977-03-10 Showa Denko Kk Method of manufacturing porous cement concrete
JPS54100372A (en) * 1978-01-03 1979-08-08 Basf Ag Manufacture of 44methyll55chloromethyll imidazole

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