JPH06111407A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents
光磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH06111407A JPH06111407A JP4281057A JP28105792A JPH06111407A JP H06111407 A JPH06111407 A JP H06111407A JP 4281057 A JP4281057 A JP 4281057A JP 28105792 A JP28105792 A JP 28105792A JP H06111407 A JPH06111407 A JP H06111407A
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- optical disk
- light
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- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光素子の寿命を延長する。
【構成】 記録情報を消去する際、光磁気ディスクの記
録層の磁化方向の反転部分に出射光が照射される期間だ
け発光素子を点灯し、他の期間には消灯させる。 【効果】 発光素子の点灯時間が短縮され、寿命が延び
る。
録層の磁化方向の反転部分に出射光が照射される期間だ
け発光素子を点灯し、他の期間には消灯させる。 【効果】 発光素子の点灯時間が短縮され、寿命が延び
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転する光磁気ディス
クの記録トラック上に、一定磁界を印加しながらレーザ
光を照射して光磁気ディスクの記録情報を消去する光磁
気ディスク装置に関する。
クの記録トラック上に、一定磁界を印加しながらレーザ
光を照射して光磁気ディスクの記録情報を消去する光磁
気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクへのデータの記録方式に
は、光変調方式と磁界変調方式とがあるが、現在、光変
調方式の光磁気ディスク装置が一般に普及している。
は、光変調方式と磁界変調方式とがあるが、現在、光変
調方式の光磁気ディスク装置が一般に普及している。
【0003】光変調方式では、光磁気ディスクの記録ト
ラック上に、一定磁界を印加しながら、変調したレーザ
光を照射して、データを記録する。この場合の変調は、
記録するデータに応じてレーザ光の出射をパルス状に断
続することである。光磁気ディスクの記録層にレーザ光
が照射されると、その照射位置の磁化方向が反転して、
データが記録されることになる。
ラック上に、一定磁界を印加しながら、変調したレーザ
光を照射して、データを記録する。この場合の変調は、
記録するデータに応じてレーザ光の出射をパルス状に断
続することである。光磁気ディスクの記録層にレーザ光
が照射されると、その照射位置の磁化方向が反転して、
データが記録されることになる。
【0004】一方、記録したデータを消去する場合に
は、記録トラック上に、記録時とは反対方向の一定磁界
を印加しながら、一定パワーのレーザ光を連続照射す
る。これにより、記録層の磁化方向が元の一定方向に戻
って、データが消去されることになる。
は、記録トラック上に、記録時とは反対方向の一定磁界
を印加しながら、一定パワーのレーザ光を連続照射す
る。これにより、記録層の磁化方向が元の一定方向に戻
って、データが消去されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、上記
レーザ光の発光には、レーザダイオードなどの発光素子
を用いているが、このような発光素子は、長期間使用す
ると、いわゆる寿命のために、光量低下や特性劣化が起
こし使用できなくなる。
レーザ光の発光には、レーザダイオードなどの発光素子
を用いているが、このような発光素子は、長期間使用す
ると、いわゆる寿命のために、光量低下や特性劣化が起
こし使用できなくなる。
【0006】しかしながら、従来の光磁気ディスク装置
は、記録データを消去する場合、レーザ光を連続照射す
るために、発光素子を連続点灯しなければならず、発光
素子の寿命を短縮してしまうという問題があった。
は、記録データを消去する場合、レーザ光を連続照射す
るために、発光素子を連続点灯しなければならず、発光
素子の寿命を短縮してしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決し、発光素子
の寿命を延長することができる光磁気ディスク装置を提
供することを目的とする。
の寿命を延長することができる光磁気ディスク装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、出
射するレーザ光が、光磁気ディスクの記録層の磁化方向
の反転部分に照射される期間だけ発光素子を点灯し、他
の期間には消灯させるようにしたことを特徴とするもの
である。
射するレーザ光が、光磁気ディスクの記録層の磁化方向
の反転部分に照射される期間だけ発光素子を点灯し、他
の期間には消灯させるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】記録データを消去する際に、発光素子の点灯時
間を短縮することができるので、その分、発光素子の寿
命を延長することができる。
間を短縮することができるので、その分、発光素子の寿
命を延長することができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る光磁気デ
ィスク装置の主要部のブロック構成図を示したものであ
る。図において、回転駆動される光磁気ディスク1の上
方には、磁気ヘッド2が配設され、下方には光ヘッド3
が配設されている。磁気ヘッド2は、光磁気ディスク1
に磁界を印加するもので、磁気ヘッド駆動回路4により
駆動される。
ィスク装置の主要部のブロック構成図を示したものであ
る。図において、回転駆動される光磁気ディスク1の上
方には、磁気ヘッド2が配設され、下方には光ヘッド3
が配設されている。磁気ヘッド2は、光磁気ディスク1
に磁界を印加するもので、磁気ヘッド駆動回路4により
駆動される。
【0012】光ヘッド3は、光磁気ディスク1にレーザ
光を照射したり反射光を受光したりするものである。こ
の光ヘッド3には、レーザダイオード31,32や受光
部33が取り付けられている。レーザダイオード31
は、光磁気ディスク1の記録データ取用のレーザ光を発
光するもので、レーザダイオード駆動回路5により駆動
される。レーザダイオード32は、光磁気ディスク1の
記録データ消去用のレーザ光を発光するもので、レーザ
ダイオード駆動回路6により駆動される。
光を照射したり反射光を受光したりするものである。こ
の光ヘッド3には、レーザダイオード31,32や受光
部33が取り付けられている。レーザダイオード31
は、光磁気ディスク1の記録データ取用のレーザ光を発
光するもので、レーザダイオード駆動回路5により駆動
される。レーザダイオード32は、光磁気ディスク1の
記録データ消去用のレーザ光を発光するもので、レーザ
ダイオード駆動回路6により駆動される。
【0013】レーザダイオード31の出射光は、プリズ
ムやミラーを介して光磁気ディスク1に照射されると共
に、その反射光はプリズムやミラーを介して受光部33
に入射する。また、その反射光の光路上には、反射光の
偏光面の回転を検知する図示せぬ検光子などが配設され
ている。受光部33は、その偏光面の回転変化を2つの
検知信号として取り出すものである。
ムやミラーを介して光磁気ディスク1に照射されると共
に、その反射光はプリズムやミラーを介して受光部33
に入射する。また、その反射光の光路上には、反射光の
偏光面の回転を検知する図示せぬ検光子などが配設され
ている。受光部33は、その偏光面の回転変化を2つの
検知信号として取り出すものである。
【0014】再生アンプ7は、その2つの検知信号から
記録データに相当する読取信号をアナログ信号で取り出
すものである。2値化回路8は、その読取信号を2値化
してパルス信号として取り出すものである。遅延回路9
は、そのパルス信号を遅延させるものである。アンド回
路10は、遅延回路9の出力信号と、外部入力される消
去指令信号とのアンド条件の成立を判定するものであ
る。パルス発生回路11は、アンド回路10からパルス
信号が出力されるごとに一定幅のパルス信号を出力する
ものである。
記録データに相当する読取信号をアナログ信号で取り出
すものである。2値化回路8は、その読取信号を2値化
してパルス信号として取り出すものである。遅延回路9
は、そのパルス信号を遅延させるものである。アンド回
路10は、遅延回路9の出力信号と、外部入力される消
去指令信号とのアンド条件の成立を判定するものであ
る。パルス発生回路11は、アンド回路10からパルス
信号が出力されるごとに一定幅のパルス信号を出力する
ものである。
【0015】なお、同図は、光磁気ディスク1の記録情
報の読み取りと記録情報の消去に必要な主要部分を示
し、情報の記録や光磁気ディスク1に照射するレーザ光
のフォーカシング制御やトラッキング制御などの回路を
省略している。
報の読み取りと記録情報の消去に必要な主要部分を示
し、情報の記録や光磁気ディスク1に照射するレーザ光
のフォーカシング制御やトラッキング制御などの回路を
省略している。
【0016】本実施例の光磁気ディスク装置は、以上の
構成で、いま、装着されている光磁気ディスク1は、既
に既知方式でデータが記録されているものとする。
構成で、いま、装着されている光磁気ディスク1は、既
に既知方式でデータが記録されているものとする。
【0017】次に、光磁気ディスク1の記録データの消
去動作を説明する。
去動作を説明する。
【0018】この場合、光磁気ディスク1は、図示せぬ
駆動手段により、所定速度で回転駆動される。また、磁
気ヘッド2は磁気ヘッド駆動回路4により駆動されて一
定磁界を光磁気ディスク1に印加する。また、レーザダ
イオード31は、レーザダイオード駆動回路5により駆
動されて連続的に発光する。レーザダイオード31から
出射されたレーザ光は、光磁気ディスク1の記録トラッ
ク上にレーザスポットとして照射される。この場合の照
射パワーは、記録データの読み取りに必要な低いパワー
に設定されている。
駆動手段により、所定速度で回転駆動される。また、磁
気ヘッド2は磁気ヘッド駆動回路4により駆動されて一
定磁界を光磁気ディスク1に印加する。また、レーザダ
イオード31は、レーザダイオード駆動回路5により駆
動されて連続的に発光する。レーザダイオード31から
出射されたレーザ光は、光磁気ディスク1の記録トラッ
ク上にレーザスポットとして照射される。この場合の照
射パワーは、記録データの読み取りに必要な低いパワー
に設定されている。
【0019】照射されたレーザ光は、光磁気ディスク1
の記録層で反射して光ヘッド3内に入射する。光磁気デ
ィスク1には、データが記録されているので、記録層に
は、記録トラックに沿って磁化方向の反転部分、いわゆ
る情報ピットが形成されている。記録層からの反射光
は、カー効果により磁化方向に応じて偏光面が回転す
る。
の記録層で反射して光ヘッド3内に入射する。光磁気デ
ィスク1には、データが記録されているので、記録層に
は、記録トラックに沿って磁化方向の反転部分、いわゆ
る情報ピットが形成されている。記録層からの反射光
は、カー効果により磁化方向に応じて偏光面が回転す
る。
【0020】光ヘッド3内では、図示せぬ検光子により
反射光の偏光面の回転を検知する。そして、受光部33
は、その検知結果を2つの検知信号で出力する。再生ア
ンプ7は、その2つの検知信号の偏差をアナログ信号で
読取信号として出力する。この読取信号は、光磁気ディ
スク1上の情報ピットの有無すなわち記録データを示す
信号である。2値化回路8は、そのアナログ信号を2値
信号に変換する。
反射光の偏光面の回転を検知する。そして、受光部33
は、その検知結果を2つの検知信号で出力する。再生ア
ンプ7は、その2つの検知信号の偏差をアナログ信号で
読取信号として出力する。この読取信号は、光磁気ディ
スク1上の情報ピットの有無すなわち記録データを示す
信号である。2値化回路8は、そのアナログ信号を2値
信号に変換する。
【0021】いま、図2に示すように、レーザダイオー
ド31から出射したレーザ光L1が、光磁気ディスク1
の記録トラックT上の1つの情報ピットPを照射したと
すると、光ヘッド3は、この情報ビットPを検知して所
定の検知信号を出力する。これにより、2値化回路8か
ら、図3(a)に示すような読取信号が1パルス出力さ
れる。遅延回路9は、上記読取信号を入力し、同図
(b)に示すように、一定時間t1だけ遅延して出力す
る。
ド31から出射したレーザ光L1が、光磁気ディスク1
の記録トラックT上の1つの情報ピットPを照射したと
すると、光ヘッド3は、この情報ビットPを検知して所
定の検知信号を出力する。これにより、2値化回路8か
ら、図3(a)に示すような読取信号が1パルス出力さ
れる。遅延回路9は、上記読取信号を入力し、同図
(b)に示すように、一定時間t1だけ遅延して出力す
る。
【0022】一方、記録データの消去動作を実行する場
合、外部入力されている消去指令信号がハイレベルにな
る。その消去指令信号と、遅延した上記読取信号のパル
スは、アンド回路10に入力され、アンド回路10から
同様のパルス信号が出力される。
合、外部入力されている消去指令信号がハイレベルにな
る。その消去指令信号と、遅延した上記読取信号のパル
スは、アンド回路10に入力され、アンド回路10から
同様のパルス信号が出力される。
【0023】レーザダイオード駆動回路6は、入力され
るパルス信号に同期して、一定時間t2だけレーザダイ
オード32を駆動する。これにより、レーザダイオード
32は、同図(c)に示すように、その一定時間t2だ
け発光する。レーザダイオード32から出射されたレー
ザ光は、光磁気ディスク1にレーザスポットとして照射
される。この場合の照射パワーは、情報ピットの消去に
必要な高いパワーに設定されている。
るパルス信号に同期して、一定時間t2だけレーザダイ
オード32を駆動する。これにより、レーザダイオード
32は、同図(c)に示すように、その一定時間t2だ
け発光する。レーザダイオード32から出射されたレー
ザ光は、光磁気ディスク1にレーザスポットとして照射
される。この場合の照射パワーは、情報ピットの消去に
必要な高いパワーに設定されている。
【0024】いま、ここで照射するレーザ光をL2とす
ると、このレーザ光L2は、図2に示すように、一定時
間t1だけ遡った時点で、上記レーザ光L1が照射した
照射位置を照射する。
ると、このレーザ光L2は、図2に示すように、一定時
間t1だけ遡った時点で、上記レーザ光L1が照射した
照射位置を照射する。
【0025】これにより、上記レーザ光L1により検知
された情報ピットPが、レーザ光L2により消去、すな
わち反転していた磁化方向が元に戻されて、記録データ
が消去されることになる。
された情報ピットPが、レーザ光L2により消去、すな
わち反転していた磁化方向が元に戻されて、記録データ
が消去されることになる。
【0026】一方、記録データを読み取る場合には、消
去指令信号をローレベルにして、上記と同様に各部を動
作させる。これにより、2値化回路8からは、記録デー
タを示す読取信号が出力される。この場合、アンド回路
10からパルス信号が出力されないので、レーザダイオ
ード駆動回路6が動作せず、レーザダイオード32は消
灯したままになる。
去指令信号をローレベルにして、上記と同様に各部を動
作させる。これにより、2値化回路8からは、記録デー
タを示す読取信号が出力される。この場合、アンド回路
10からパルス信号が出力されないので、レーザダイオ
ード駆動回路6が動作せず、レーザダイオード32は消
灯したままになる。
【0027】以上のように、本実施例では、レーザダイ
オード32から出射するレーザ光が、光磁気ディスク1
の記録トラック上の情報ピットに照射される期間だけ、
そのレーザダイオード32を発光させて記録データを消
去し、他の期間は消灯させるようにしている。これによ
り、レーザダイオード32は、従来のように連続点灯し
なくてもよくなるので、寿命を延長することができる。
オード32から出射するレーザ光が、光磁気ディスク1
の記録トラック上の情報ピットに照射される期間だけ、
そのレーザダイオード32を発光させて記録データを消
去し、他の期間は消灯させるようにしている。これによ
り、レーザダイオード32は、従来のように連続点灯し
なくてもよくなるので、寿命を延長することができる。
【0028】また、光磁気ディスク1の記録トラック上
には、レーザダイオード32より先にレーザダイオード
31によりレーザ光を照射して情報ピットが有る位置を
検出し、その検出結果に基ずいて、レーザダイオード3
2を発光させるようにしている。これにより、光ヘッド
3は光磁気ディスク1の記録トラックを1回アクセスす
る、いわゆる1パス動作で情報ピットの検知と消去とを
実行することができる。
には、レーザダイオード32より先にレーザダイオード
31によりレーザ光を照射して情報ピットが有る位置を
検出し、その検出結果に基ずいて、レーザダイオード3
2を発光させるようにしている。これにより、光ヘッド
3は光磁気ディスク1の記録トラックを1回アクセスす
る、いわゆる1パス動作で情報ピットの検知と消去とを
実行することができる。
【0029】なお、レーザダイオード31は、連続点灯
させるが、低い出射パワーでよいので、連続点灯しても
長い寿命を維持することができる。
させるが、低い出射パワーでよいので、連続点灯しても
長い寿命を維持することができる。
【0030】次に、本発明の他の実施例を説明する。
【0031】図4は、本実施例の光磁気ディスク装置を
示したもので、図1と同一符号は同一部分を示し、本実
施例では、さらに変調規則判定部12と切換回路13と
を配設している。変調規則判定部12は、記録データの
変調規則に基ずいて読取信号が正しいかどうか判定する
ものである。切換回路13は、その判定結果に基ずい
て、アンド回路10の出力または消去指令信号を選択し
て、パルス発生回路11に入力するものである。
示したもので、図1と同一符号は同一部分を示し、本実
施例では、さらに変調規則判定部12と切換回路13と
を配設している。変調規則判定部12は、記録データの
変調規則に基ずいて読取信号が正しいかどうか判定する
ものである。切換回路13は、その判定結果に基ずい
て、アンド回路10の出力または消去指令信号を選択し
て、パルス発生回路11に入力するものである。
【0032】この構成で、光磁気ディスク1の記録デー
タを消去する場合、前述の実施例と同様に、2値化回路
8から読取信号を取り出す。このとき、変調規則判定部
12は、その読取信号が正しいかどうか判定する。
タを消去する場合、前述の実施例と同様に、2値化回路
8から読取信号を取り出す。このとき、変調規則判定部
12は、その読取信号が正しいかどうか判定する。
【0033】光磁気ディスク1には、既知方式の一定の
変調規則に従ってデータを記録している。従って、情報
ピットを正しく検出している場合には、読取信号の
“1”と“0”の信号値が一定規則で変化する。変調規
則判定部12は、読取信号が上記一定の変調規則に従っ
て変化する場合、正しい信号であると判定する。
変調規則に従ってデータを記録している。従って、情報
ピットを正しく検出している場合には、読取信号の
“1”と“0”の信号値が一定規則で変化する。変調規
則判定部12は、読取信号が上記一定の変調規則に従っ
て変化する場合、正しい信号であると判定する。
【0034】切換回路13は、読取信号が正しい場合、
アンド回路10の出力信号をパルス発生回路11に入力
する。従って、この場合、前述の実施例と全く同様の消
去動作が実行される。
アンド回路10の出力信号をパルス発生回路11に入力
する。従って、この場合、前述の実施例と全く同様の消
去動作が実行される。
【0035】ところで、例えば、光磁気ディスク1の表
面にゴミが付着していたり、記録層に損傷があったりす
ると、光ヘッド3が情報ピットを検出できないことがあ
る。このような場合、読取信号が上記変調規則とは異な
った信号変化を示す。この場合、変調規則判定部12
は、読取信号がエラーであると判定する。
面にゴミが付着していたり、記録層に損傷があったりす
ると、光ヘッド3が情報ピットを検出できないことがあ
る。このような場合、読取信号が上記変調規則とは異な
った信号変化を示す。この場合、変調規則判定部12
は、読取信号がエラーであると判定する。
【0036】切換回路13は、読取信号がエラーと判定
されると、その判定時点以降、消去信号を直接パルス発
生回路11に入力する。パルス発生回路11は、消去信
号が入力されると、連続的にレーザダイオード32を駆
動する。これにより、レーザダイオード32から連続的
にレーザ光が出射され、そのレーザ光により光磁気ディ
スク1の情報ピットが消去されるようになる。
されると、その判定時点以降、消去信号を直接パルス発
生回路11に入力する。パルス発生回路11は、消去信
号が入力されると、連続的にレーザダイオード32を駆
動する。これにより、レーザダイオード32から連続的
にレーザ光が出射され、そのレーザ光により光磁気ディ
スク1の情報ピットが消去されるようになる。
【0037】このように、本実施例では、読取信号が変
調規則と異なった信号変化を示した場合には、その後、
レーザダイオード32を連続点灯して従来と同様に光磁
気ディスク1の記録データを消去するようにしている。
これにより、情報ピットを検出し損った場合でも、情報
ピットを確実に消去することができ、記録データの消し
残りを無くすことができる。
調規則と異なった信号変化を示した場合には、その後、
レーザダイオード32を連続点灯して従来と同様に光磁
気ディスク1の記録データを消去するようにしている。
これにより、情報ピットを検出し損った場合でも、情報
ピットを確実に消去することができ、記録データの消し
残りを無くすことができる。
【0038】なお、上記実施例では、記録トラック上の
途中で読取信号がエラーと判定した場合、その後の部分
に対してレーザ光を連続照射するようにしたが、記録ト
ラックの先頭位置から連続照射しなおすようにしてもよ
い。
途中で読取信号がエラーと判定した場合、その後の部分
に対してレーザ光を連続照射するようにしたが、記録ト
ラックの先頭位置から連続照射しなおすようにしてもよ
い。
【0039】また、上述の各実施例の光磁気ディスク装
置で、光磁気ディスク1にデータを記録する場合には、
レーザ光の発光素子として、レーザダイオード32を利
用できることはいうまでもない。
置で、光磁気ディスク1にデータを記録する場合には、
レーザ光の発光素子として、レーザダイオード32を利
用できることはいうまでもない。
【0040】また、上述の各実施例において、光磁気デ
ィスク1へのデータの記録方式は、光変調方式でも磁界
変調方式でもよいことは当然である。
ィスク1へのデータの記録方式は、光変調方式でも磁界
変調方式でもよいことは当然である。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録デ
ータを消去する際に、出射するレーザ光が、光磁気ディ
スクの記録層の磁化方向の反転部分に照射される期間だ
け発光素子を発光させ、他の期間には消灯させるように
したので、発光素子の点灯時間が短縮されるため、発光
素子の寿命を延長することができるようになる。
ータを消去する際に、出射するレーザ光が、光磁気ディ
スクの記録層の磁化方向の反転部分に照射される期間だ
け発光素子を発光させ、他の期間には消灯させるように
したので、発光素子の点灯時間が短縮されるため、発光
素子の寿命を延長することができるようになる。
【図1】本発明の一実施例に係る光磁気ディスク装置の
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図2】2つのレーザ光の出射タイミングを示す説明図
である。
である。
【図3】上記光磁気ディスク装置の動作説明図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る光磁気ディスク装置
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
1 光磁気ディスク 2 磁気ヘッド 3 光ヘッド 4 磁気ヘッド駆動回路 5,6 レーザダイオード駆動回路 7 再生アンプ 8 2値化回路 9 遅延回路 10 アンド回路 11 パルス発生回路 12 変調規則判定部 13 切換回路 31,32 レーザダイオード 33 受光部
Claims (3)
- 【請求項1】 1つの発光素子から出射したレーザ光を
回転する光磁気ディスクの記録トラック上に照射すると
共に一定磁界を印加して光磁気ディスクの記録層の磁化
方向の反転部分を元の磁化方向に戻すことにより記録情
報を消去する光磁気ディスク装置において、出射した上
記レーザ光が上記記録層の磁化方向の反転部分に照射さ
れる期間だけ上記1つの発光素子を点灯させ他の期間に
は消灯させる発光オンオフ手段を備えていることを特徴
とする光磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 上記記録トラック上に上記1つの発光素
子より先にレーザ光を照射する別の発光素子と、その発
光素子から照射し上記記録トラックで反射したレーザ光
を受光して上記記録層の磁化方向の反転部分を検出する
反転位置検出手段とを備え、上記発光オンオフ手段は、
その検出結果に基ずいて上記1つの発光素子を点灯・消
灯させる手段であることを特徴とする請求項1記載の光
磁気ディスク装置。 - 【請求項3】 上記反転位置検出手段の検出結果が正し
いかどうかを判定する手段と、上記検出結果が正しくな
いと判定した場合にはその判定時点以降上記1つの発光
素子を連続点灯させて記録情報を消去する手段とを備え
ていることを特徴とする請求項1記載の光磁気ディスク
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281057A JPH06111407A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 光磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281057A JPH06111407A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 光磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06111407A true JPH06111407A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17633712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4281057A Pending JPH06111407A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 光磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06111407A (ja) |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP4281057A patent/JPH06111407A/ja active Pending
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