JPH06111327A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JPH06111327A
JPH06111327A JP25996092A JP25996092A JPH06111327A JP H06111327 A JPH06111327 A JP H06111327A JP 25996092 A JP25996092 A JP 25996092A JP 25996092 A JP25996092 A JP 25996092A JP H06111327 A JPH06111327 A JP H06111327A
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JP
Japan
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data
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optical disk
area
reading
Prior art date
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Pending
Application number
JP25996092A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Onaki
伸晃 小名木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望のトラックの記録データの超解像再生を
繰り返し行え、光ディスクの製造工程を複雑にすること
がない光ディスク再生装置を提供する。 【構成】 光強度に応じて書換可能な光ディスクの再生
を行う光ディスク再生装置において、光ディスク11の
記録データのほぼ消去レベルの光強度を有する読出ビー
ムを光ディスク11に照射し前記読出ビームの照射領域
中にマスク領域および読出領域を生成し、前記読出領域
に照射された前記読出ビームについての光ディスク11
の透過光あるいは反射光に基づいて再生を行い読出デー
タDR を出力する再生手段12、13と、読出データD
R を記憶する記憶手段14と、記憶手段14に記憶した
読出データDR に基づき光ディスク11に再び読出デー
タD R に相当するデータを記録データとして書込む記録
手段16、17と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク再生装置に係
り、特に一般的な光ディスクを用いて容易に繰り返し超
解像再生が可能な光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCD(Compact Disk)やLD(La
ser Vision Disk )等に代表される光ディスクにおいて
は、読出レーザ光のスポットが(位相)ピットに照射さ
れたときに回折や散乱あるいはピット部分の光学定数の
変化によって生じる反射光量の減少を光検出器で検出す
ることにより、ピットの有無に対応した情報を取り出し
ていた。より具体的には、ピット上に読出レーザ光のス
ポットが照射されている場合(図3(a)参照)には、
散乱などにより反射による戻り光量が小さく、ピット間
に読出レーザ光のスポットが照射されている場合(図3
(b)参照)には戻り光量が大きいことを利用して情報
を読み出している。
【0003】上記従来の方法においては、記録容量の高
密度化を図るためにトラックピッチを狭めていくと、図
4に示すように、目的のトラックのピットPを読む場合
に読出光であるレーザビームのスポットLBがトラック
ピッチに比較して大きいため、隣接する両隣のトラック
のピットも同時に読むこととなり、トラックピッチを狭
めれば狭めるほどピットからの漏れ込み信号成分(クロ
ストーク)量が大きくなり、正確な情報再生が不可能に
なり高密度化が困難になってしまう。
【0004】より詳細には、光ディスクの再生限界は、
光学的な回折限界で定まり、読出光の波長λ、レンズの
開口数NAを用いて表現すれば、そのカットオフ空間周
波数は2NA/λで与えられ、これより大きな空間周波
数を有する情報(ビット)は生成できないという課題が
生じていた。
【0005】上記課題を解決するため、従来では、MS
R(Magnetically induced Super Resolution )等の超
解像再生が提案されている。ここで、MSRについて説
明する。
【0006】従来より顕微鏡の世界では、物体の位置に
ピンホールのような光学的マスクを設けることにより解
像力が上がることが知られていた。そこで、MSRは光
磁気ディスクの媒体面に物理的なマスクを設けるのでは
なく、媒体上の温度分布を利用して、媒体内に実効的な
マスクをつくり出し、実効的に再生限界の空間周波数を
大きくするものであり、記録密度を1.5〜3倍程度向
上させることができる(より詳細については「超解像光
磁気ディスク」、日本応用磁気学会誌、Vol.15,No.5.19
91等を参照。)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のMSRにおいては、超解像再生を繰り返し行うため
には、光ディスクに交換結合膜等を設ける必要があり、
光ディスクの製造工程が複雑になってしまうという新た
な課題が生じていた。
【0008】そこで、本発明の目的は、所望のトラック
の記録データの超解像再生を繰り返し行うことができる
とともに、光ディスクの製造工程を複雑にすることがな
い光ディスク再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、光強度に応じて書換可能な光ディスクの
再生を行う光ディスク再生装置において、前記光ディス
クの記録データのほぼ消去レベルの光強度を有する読出
ビームを前記光ディスクに照射して前記読出ビームの照
射領域中にマスク領域および読出領域を生成し、前記読
出領域に照射された前記読出ビームについての前記光デ
ィスクの透過光あるいは反射光に基づいて再生を行い読
出データを出力する再生手段と、前記読出データを記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した前記読出デー
タに基づいて前記光ディスクに再び読出データに相当す
るデータを記録データとして書込む記録手段と、を備え
て構成する。
【0010】
【作用】本発明によれば、再生手段は、光ディスクの記
録データのほぼ消去レベルの光強度を有する読出ビーム
を光ディスクに照射して前記読出ビームの照射領域中に
マスク領域および読出領域を生成し、読出領域に照射さ
れた読出ビームにより記録データが消去される直前の光
ディスクの透過光あるいは反射光に基づいて再生を行っ
て読出データを出力する。記憶手段はこの読出データを
記憶する。記録手段は、記憶手段に記憶した読出データ
に基づいて光ディスクに再び読出データに相当するデー
タを記録データとして書込む。
【0011】したがって、従来の光ディスクを用いて超
解像再生を繰返し行えるので、光ディスクの構成(構
造)を変更することなく、容易に高記録密度の光ディス
クの繰返し再生を行うことができる。
【0012】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の好適な実施例
を説明する。図1に光磁気ディスクの再生を行う光ディ
スク再生装置の概要構成を示す。
【0013】光ディスク再生装置10は、図示しないレ
ーザダイオード等の光源を有し、光磁気ディスク11に
読出ビームを照射するとともに、その反射光を受光して
再生信号Sとして出力する読出ヘッド12と、再生信号
Sを復調して読出データDRとして出力する復調器13
と、復調器13から出力される読出データDR を記憶す
るメモリ14と、光磁気ディスク11を介して光磁気デ
ィスク11の反体面側に設けられた消去用磁石15M
共働して光磁気ディスク11の記録データの初期化を行
う消去ヘッド15と、メモリ14から読み出した読出デ
ータDR を変調して記録信号SW として出力する変調器
16と、光磁気ディスクを介して光磁気ディスク11の
反体面側に設けられた記録用磁石17M と共働し、記録
信号SWに基づいて記録データを記録する書込ヘッド1
7と、制御信号CW 、CE 、CM、CR 等により光ディ
スク再生装置10全体の制御を行うコントローラ18
と、を備えて構成されている。
【0014】次に、図2を参照して本実施例の動作を説
明する。まずコントローラ18は、読出制御信号CR
より読出ヘッド12を制御して移動し、光磁気ディスク
11上の再生したい記録トラック上へ読出ビームを移動
させる。再生は光磁気ディスクの通常再生時よりも高い
光パワーを有する読出ビームで行う。
【0015】この読出ビームの照射により、光スポット
LBの後方に温度の高い領域AH(図中、斜線およびク
ロスハッチで示す領域)が存在することとなり(図2
(b)参照)、その温度がキュリー温度付近のマスキン
グ温度Tm 以上になると(図2(c)参照)、光磁気記
録膜(図2(a)参照)の保磁力が小さくなり、記録デ
ータは消去されることとなる。
【0016】したがって、光スポットLBの後方のマス
キング温度Tm 以上の温度領域AHのうち、クロスハッ
チで示す領域(図2(b)参照)は光磁気ディスク11
上の記録データ(記録マーク)が読み出せないマスク領
域となり、記録データは光スポット内のマスク領域以外
の領域だけから読み出せることとなり、実際的には光ス
ポット径を小さくしたことと等価となり、超解像再生を
行うことができる。
【0017】次に、この超解像再生により得られる再生
信号Sは復調器13に出力され、復調されて、読出デー
タDR としてメモリ14に出力され、メモリ14に記憶
される。
【0018】この状態においては、光磁気ディスク11
上の記録データを単に消去した状態となっているため、
繰返し再生を行うためには、再び記録データを光磁気デ
ィスク11上に記録する必要がある。
【0019】そこで、コントローラ18は、まず消去制
御信号CE により消去用ヘッドを制御して記録データを
消去した領域の垂直磁化方向を初期化する。次に、コン
トローラ18はメモリ制御信号CM によりメモリ14を
制御し、読出データDR を変調器16に出力させる。こ
れにより変調器16は読出データD R を変調し、記録信
号SW として書込ヘッド17に出力する。書込ヘッド1
7は、コントローラ18からの書込制御信号CW によ
り、読出ヘッド12が記録データを消去した位置に相当
する位置に記録信号SW に基づいて記録データを記録す
る。この記録動作の詳細は従来の一般的な光磁気ディス
クの記録動作と同様である。
【0020】この結果、記録データは再び元の状態とな
り、次回の再生を行うことができる。以上の説明のよう
に、本実施例によれば、通常の光磁気ディスクを用いて
超解像再生を行いつつ、繰返し再生を行うことができ
る。
【0021】以上の説明においては、光磁気ディスクの
再生動作についてのみ説明したが、光強度(光照射によ
る熱も含む。)により再生、記録、消去が可能な光ディ
スク、例えば、相変化型光ディスク等にも本発明の適用
が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、高密度記録を行っても
超解像再生を行うことにより、所望のトラックの記録デ
ータの再生を確実に行うことができる。また、超解像再
生により記録データが消去されても再びデータを書込む
ことにより繰返し再生が可能となる。さらに光ディスク
の製造工程を複雑にすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク再生装置の基本構成を示すブロック
図である。
【図2】光磁気ディスクの再生動作を説明する図であ
る。
【図3】従来の情報読出原理の説明図である。
【図4】従来の問題点の説明図である。
【符号の説明】
10…光ディスク再生装置 11…光磁気ディスク 12…読出ヘッド 13…復調器 14…メモリ 15…消去ヘッド 15M …消去用磁石 16…変調器 17…書込ヘッド 17M …記録用磁石 18…コントローラ AH…高温領域 CE …消去制御信号 CM …メモリ制御信号 CR …読出制御信号 CW …書込制御信号 DR …読出データ LB…読出ビーム Tm …マスク温度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光強度に応じて書換可能な光ディスクの
    再生を行う光ディスク再生装置において、 前記光ディスクの記録データのほぼ消去レベルの光強度
    を有する読出ビームを前記光ディスクに照射して前記読
    出ビームの照射領域中にマスク領域および読出領域を生
    成し、前記読出領域に照射された前記読出ビームについ
    ての前記光ディスクの透過光あるいは反射光に基づいて
    再生を行い読出データを出力する再生手段と、 前記読出データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した前記読出データに基づいて前記
    光ディスクに再び読出データに相当するデータを記録デ
    ータとして書込む記録手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
JP25996092A 1992-09-29 1992-09-29 光ディスク再生装置 Pending JPH06111327A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25996092A JPH06111327A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 光ディスク再生装置

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JP25996092A JPH06111327A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 光ディスク再生装置

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JPH06111327A true JPH06111327A (ja) 1994-04-22

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ID=17341318

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JP25996092A Pending JPH06111327A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 光ディスク再生装置

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