JPH0611125U - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0611125U
JPH0611125U JP5071192U JP5071192U JPH0611125U JP H0611125 U JPH0611125 U JP H0611125U JP 5071192 U JP5071192 U JP 5071192U JP 5071192 U JP5071192 U JP 5071192U JP H0611125 U JPH0611125 U JP H0611125U
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JP
Japan
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cam gear
operation mode
magnetic recording
reflection pattern
reproducing apparatus
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Pending
Application number
JP5071192U
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English (en)
Inventor
勝朗 下前
久紀 田中
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カムギヤの反射パターンとフォトセンサによ
る非接触方式の位置検出機構によって信頼性の向上を図
るものである。 【構成】 磁気記録再生装置のサブシャーシ2に取り付
けられたカムギヤ1の裏面に設けた反射パターン6と、
この反射パターン6を検出するフォトセンサ4をプリン
ト基板3に設け、上記反射パターン6の動作モードに対
応した各反射パターン6a〜6iを検出して動作モードを設
定するよう構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は磁気記録再生装置に係り、特に、設定動作モードによるカムギヤの 回転位置を検出する検出機構の信頼性を向上させるのに好適な磁気記録再生装置 に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、磁気記録再生装置の動作モード設定のカムギヤ機構は図6及び図7 に示すものが多く提供されていた。図6は摺動接片を用いたカムギヤ機構の断面 図であり、図7は切換スイッチを用いたカムギヤ機構の断面図である。
【0003】 図6において、10はカムギヤであり、このカムギヤ10は磁気記録再生装置のサ ブシャーシ2に取り付けられ、カムギヤ10の裏面に設定動作モードを検出する摺 動接片10a が装着している。11はプリント基板であり、このプリント基板11はカ ムギヤ10の摺動接片10a によって検出する検出信号を生成する銅箔パターン(図 示せず)を有している。12はプリント基板11からの検出信号を送出する配線材で ある。
【0004】 この様に構成したカムギヤ機構は、磁気記録再生装置の動作モードの設定操作 によってカムギヤ10が回転動作し、このカムギヤ10の回転動作による所定の動作 モード回転位置で摺動接片10a とプリント基板11のパターンとの接続により動作 モードの設定を行うことができる。この動作モードは、 FWD回転モードのPLAY,C UE/REVIEW,STOP,FF/REW 及び REV回転モードのPLAY,CUE/REVIEW,STOP,FF/REW な どを設定することができる。
【0005】 また、他の従来例の図7において、20はカムギヤであり、このカムギヤ20は磁 気記録再生装置のサブシャーシ2に取り付けられ、このカムギヤ20の裏面に設定 動作モードを検出する突出部20a,20b を有している。21はカムギヤ20の下側近傍 に設けたプリント基板であり、このプリント基板21はカムギヤ20の突出部20a,20 b が当接するプッシュスイッチ23,24 が取り付けられている。22はプリント基板 21からの検出信号を送出する配線材である。
【0006】 この様に構成したカムギヤ機構は、前記同様に動作モードの設定操作によって カムギヤ20が回転動作し、このカムギヤ20の回転動作による所定の動作モード回 転位置で突出部20a,20b がプリント基板21のプッシュスイッチ23,24 をON駆動し て動作モードの設定を行うことができる。
【0007】 カムギヤ10,20 の回転位置を摺動接片10a やプッシュスイッチ23,24 のON/OFF 切換動作によって、動作モードのPLAY,CUE/REVIEW,STOP,FF/REW などの設定を検 出し、この検出信号は別に設けた内蔵のマイクロコンピュータに送出され、マイ クロコンピュータ制御によって磁気記録再生装置は各動作モードに対応した所定 の機能を果たすことができた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の磁気記録再生装置のカムギヤ機構は、機械(メカ)的 な摺動接片10a による摺動動作やプッシュスイッチ23,24 のON/OFF動作の繰り返 しによって検出されるため、摺動接片10a やプッシュスイッチ23,24 の接続子の 接触不良や経年変化による破損などの不具合が発生し易く、信頼性が悪いという 欠点があった。
【0009】 また、上記、摺動接片10a とプリント基板21の銅箔パターンとの位置精度の誤 差による接続不良が発生したり、カムギヤ20の突出部20a,20b の位置とプッシュ スイッチ23,24 の駆動軸との位置関係の誤差による切換駆動ができないなどの不 具合が発生すうこともあるという欠点もあった。
【0010】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、カムギヤの裏面に設けた反射パターンとフォトセンサに よる非接触方式のカムギヤの回転位置の検出機構によって信頼性の高いカムギヤ 機構の磁気記録再生装置を提供するところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案の磁気記録再生装置は磁気記録再生装置の動作モードの設定操作を行 うことにより、内部メカ部のカムギヤが回転動作し、このカムギヤの回転位置に よって動作モードを設定する磁気記録再生装置において、上記カムギヤの裏面に 設けた反射パターンと、この反射パターンを検出するフォトセンサとを設け、上 記フォトセンサによって反射パターンの回転位置を検出し、この検出信号によっ て磁気記録再生装置の動作モードを設定するよう構成したものである。
【0012】
【作用】
この考案によれば、磁気記録再生装置の動作モードを設定するカムギヤの裏面 のプリント基板側にシート状に形成した反射パターンを貼付し、このカムギヤが 動作モード設定操作によって回転動作して所定の各動作モードに対応した回転位 置に設定されと、このカムギヤの裏面の上記反射パターンをプリント基板に取り 付けたフォトセンサによって検出し、この検出信号を内蔵のマイクロコンピュー タ(図示せず)に送出して磁気記録再生装置の動作モードをマイクロコンピュー タ制御により設定することができる。
【0013】 この様に、カムギヤの回転位置を反射パターンとフォトセンサによる非接触型 の動作モード設定機構で設定するため、従来のような摺動接片10a やプッシュス イッチ23,24 によるメカ的な接触不良などの不具合が無くなり、カムギヤの回転 位置検出機構の信頼性の向上を図ることができる。
【0014】
【実施例】
この考案に係る磁気記録再生装置のカムギヤ機構の実施例を図1乃至図5に基 づいて説明する。図1はカムギヤを示した平面図、図2はカムギヤの側面断面図 であり、図3はカムギヤの裏面を示した平面図、図4はシート状の反射パターン を示した平面図であり、図5はカムギヤの裏面を平面的に展開して回転位置検出 を示した展開図である。
【0015】 図において、1はカムギヤであり、このカムギヤ1には略中心部に磁気ヘッド 位置設定用カム1aと、略円周部から略中央部に形成した FWD/REV切換用カム1bと を有している。2はカムギヤ1を取り付けたサブシャーシ、3は上記サブシャー シ2の近傍に設けたプリント基板であり、このプリント基板3にはフォトセンサ 4の第1のリフレクタ4aと第2のリフレクタ4bとが装着されている。
【0016】 5はカムギヤ1の裏面に設けたブレーキ機構であり、このブレーキ機構5はカ ムギヤ1の裏面に設けたブレーキ切換用カム1cに作用する。6はシート状に形成 した反射パターンであり、この反射パターン6は予め決められた位置に複数の反 射パターン6a〜6iを形成している。
【0017】 この様に構成した磁気記録再生装置のカムギヤ機構は、動作モード設定操作に よってカムギヤ1の表側の磁気ヘッド位置設定用カム1aに磁気ヘッド(図示せず )を取り付けたヘッドシャーシが上下動して設定した動作モードに対応した磁気 ヘッド位置を設定し、更に、動作モード設定によって FWD/REV切換用カム1bでカ ムギヤ1が回転駆動して磁気記録再生装置の FWD回転モード又は REV回転モード の機能切り換えを行うことができる。
【0018】 また、カムギヤ1の裏面のブレーキ機構5とブレーキ切換用カム1cとによって 動作モードの「STOP」モードを実行することができ、更に、上記カムギヤ1の裏面 に貼付した反射パターン6は、例えば、略円周部とその内側部に2列に反射パタ ーン6a〜6iを予め決められた位置に形成し、プリント基板3に取り付けフォトセ ンサ4の第1のリフレクタ4aと第2のリフレクタ4bで上記反射パターン6a〜6iを 検出し、カムギヤ1の回転位置に応じた磁気記録再生装置の動作モードを設定す ることができる。
【0019】 上記、動作モード設定を上記カムギヤ1の回転角度に応じて FWD回転モード又 は REV回転モードにおける各動作モード、例えば「PLAY,CUE/REVIEW,STOP,FF/RE W」モードを設定することができ、この動作モード設定を図5の磁気ヘッド位置設 定用カム1aと反射パターン6a〜6iを平面的に展開した展開図で説明する。
【0020】 動作モードがカムギヤ1の回転角度に応じて、例えば、 FWD回転モードの「PL AY」モードに設定されると、カムギヤ1は回転動作し、反射パターン6aを第1の リフレクタ4aによって位置検出し、第1のリフレクタ4aからの検出パルスが別に 設けたマイクロコンピュータ(図示せず)に送出され、マイクロコンピュータか ら FWD回転モードの「PLAY」モードに対応した指令が各メカ部や回路に送出され て「PLAY」モードが実行され、磁気記録再生装置からは「PLAY」モードの再生音 楽などを再生出力することができる。
【0021】 また、同様に FWD回転モードの「CUE/REVIEW」動作モードが設定操作されると 、反射パターン6bの回転位置を第1のリフレクタ4aは検出し、「CUE/REVIEW」モ ードの記録媒体のミュジックサーチ機能などを実行する。
【0022】 また、同様に反射パターン6cを第1のリフレクタ4aで、反射パターン6dを第2 のリフレクタ4bで同時に検出して FWD回転モードの「STOP」動作モードを設定す ることができ、更に、反射パターン6eを第1のリフレクタ4aで検出して FWD回転 モードの「FF/REW」動作モードを設定することができる。
【0023】 また、 REV回転モードに設定され、この REV回転モードの各々の動作モードの 「PLAY,CUE/REVIEW,STOP,FF/REW」モードも、前記同様に反射パターン6f〜6iの回 転位置を第1及び第2のリフレクタ4a,4b で検出し、この検出パルス信号による マイクロコンピュータ制御によって各動作モード設定を行うことができる。
【0024】 この様に、カムギヤ1の回転角度による動作モード設定は、カムギヤ1の反射 パターン6a〜6iを第1及び第2のリフレクタ4a,4b で各動作モードの読み込みが 行なわれ、この各動作モードに対応したマイクロコンピュータ指令によって所定 の動作モード機能を果たすことができる。
【0025】 上記、反射パターン6a〜6iをフォトセンサ4の第1及び第2のリフレクタ4a,4 b で読み込む非接触タイプの検出機構は、従来のようなメカ的摺動による検出や プッシュスイッチ23,24 によるメカ的接点による検出が無く、検出機構の信頼性 を高めることができる。
【0026】 以上、カムギヤ1の裏面のフォトセンサ4側にシート状の反射パターン6を貼 付するよう説明したが、カムギヤ1裏面に直接着色して上記反射パターン6a〜6i を形成するよう構成しても同様の効果を出すことができる。
【0027】
【考案の効果】
この考案に係る磁気記録再生装置のカムギヤ機構は前述のように、反射パター ン6とフォトセンサ4による非接触型の回転位置検出機構を構成したので、メカ 的な接触不良や経年変化による摺動接片やプッシュスイッチの接点の破損を無く し、カムギヤの回転位置検出機構の信頼性の向上を図ることができるという効果 がある。
【0028】 また、上記フォトセンサ4の第1及び第2のリフレクタ4a,4b をプリント基板 3に直接取り付けるため、第1及び第2のリフレクタ4a,4b などの配線や配線用 コネクタなどを不要とし、更に、フォトセンサ4の配線作業や半田付け作業など も無く生産性向上を図ることができ、生産コストも安価にすることができるとい う効果もある。
【0029】 しかも、構造が簡単であって、また、前述のように生産コストも安価に構成す ることができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る磁気記録再生装置のカムギヤ機
構の実施例を示したカムギヤの平面図である。
【図2】この考案のカムギヤの側面断面図である。
【図3】この考案のカムギヤの裏面を示した平面図であ
る。
【図4】この考案のシート状反射パターンを示した平面
図である。
【図5】この考案のカムギヤの反射パターンを平面的に
展開した展開図である。
【図6】従来例のカムギヤ機構を示した側面断面図であ
る。
【図7】他の従来例のカムギヤ機構を示した側面断面図
である。
【符号の説明】
1 カムギヤ 1a 磁気ヘッド位置設定用カム 1b FWD/REV切換用カム 1c ブレーキ切換用カム 2 サブシャーシ 3 プリント基板 4 フォトセンサ 4a 第1のリフレクタ 4b 第2のリフレクタ 5 ブレーキ機構 6 反射パターン 6a〜6i 動作モードに対応した反射パターン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録再生装置の動作モードの設定操
    作を行うことにより、内部メカ部のカムギヤが回転動作
    し、カムギヤの回転位置によって動作モードを設定する
    磁気記録再生装置において、 上記カムギヤの裏面に設けた反射パターンと、この反射
    パターンを検出するフォトセンサとを設け、上記フォト
    センサによって上記反射パターンの回転位置を検出し、
    この検出信号によって磁気記録再生装置の動作モードを
    設定するよう構成したことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
JP5071192U 1992-07-20 1992-07-20 磁気記録再生装置 Pending JPH0611125U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5071192U JPH0611125U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5071192U JPH0611125U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611125U true JPH0611125U (ja) 1994-02-10

Family

ID=12866481

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5071192U Pending JPH0611125U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH0611125U (ja)

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