JPH0610853A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH0610853A JPH0610853A JP17270392A JP17270392A JPH0610853A JP H0610853 A JPH0610853 A JP H0610853A JP 17270392 A JP17270392 A JP 17270392A JP 17270392 A JP17270392 A JP 17270392A JP H0610853 A JPH0610853 A JP H0610853A
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- key
- scroll
- main shaft
- oldham
- oscillating
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造でオルダム継手のキーとキー溝の
潤滑特性を向上出来るとともに、摩耗、焼付のないオル
ダム継手を有する信頼性の高いスクロール圧縮機を提供
することを目的とする。 【構成】 この発明に係わるスクロール圧縮機は、オル
ダムリングの各キーの幅が、中央部付近で最も広く、こ
の最も広い中央部付近からオルダムリングの半径方向の
内方及び外方に向かって徐々に狭くなっている構成か、
あるいは、オルダムリングの各キーに、オルダムリング
の半径方向の外方及び内方に向かって開口するスリット
を形成すると共に、そのスリット形成部分を柔構造にし
た構成であるか、または、キー溝の幅が、前記キーが摺
動する領域の中間付近で最も狭く、その外方及び内方に
向かって徐々に広くなるように形成されている構成であ
る。
潤滑特性を向上出来るとともに、摩耗、焼付のないオル
ダム継手を有する信頼性の高いスクロール圧縮機を提供
することを目的とする。 【構成】 この発明に係わるスクロール圧縮機は、オル
ダムリングの各キーの幅が、中央部付近で最も広く、こ
の最も広い中央部付近からオルダムリングの半径方向の
内方及び外方に向かって徐々に狭くなっている構成か、
あるいは、オルダムリングの各キーに、オルダムリング
の半径方向の外方及び内方に向かって開口するスリット
を形成すると共に、そのスリット形成部分を柔構造にし
た構成であるか、または、キー溝の幅が、前記キーが摺
動する領域の中間付近で最も狭く、その外方及び内方に
向かって徐々に広くなるように形成されている構成であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、揺動スクロールに公
転運動を与えるオルダム継手の摺動特性を改良したスク
ロール圧縮機に関するものである。
転運動を与えるオルダム継手の摺動特性を改良したスク
ロール圧縮機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７は例えば特開昭１５−１４２８１４
号公報に開示された従来のスクロール圧縮機の断面図を
示すものであり、１は台板部１ａの下側に渦巻突起１ｂ
が形成された固定スクロール、２は台板部２ａの上側に
渦巻突起２ｂ、下側に軸部２ｃが形成された揺動スクロ
ール、３は両渦巻突起１ｂ、２ｂが組合わされて形成さ
れる圧縮室、４は大径部の偏心穴４ｂに前記軸部２ｃを
嵌合させ揺動スクロールを駆動する主軸、６は軸受フレ
ーム、７は揺動スクロール２を支承するスラスト軸受、
８は図５に示すように一対のキー８ａ、８ｂをリング８
ｃの両面に有するオルダム継手で、これらのキー８ａ、
８ｂは揺動スクロール２に形成された一対のキー溝２ｄ
と軸受フレーム６に形成された一対のキー溝６ａとにそ
れぞれ嵌合し、揺動スクロール２の自転を阻止する。図
７に示す９ａは主軸４に固着されたロータ、９ｂはステ
ータでモータ９を構成している。
号公報に開示された従来のスクロール圧縮機の断面図を
示すものであり、１は台板部１ａの下側に渦巻突起１ｂ
が形成された固定スクロール、２は台板部２ａの上側に
渦巻突起２ｂ、下側に軸部２ｃが形成された揺動スクロ
ール、３は両渦巻突起１ｂ、２ｂが組合わされて形成さ
れる圧縮室、４は大径部の偏心穴４ｂに前記軸部２ｃを
嵌合させ揺動スクロールを駆動する主軸、６は軸受フレ
ーム、７は揺動スクロール２を支承するスラスト軸受、
８は図５に示すように一対のキー８ａ、８ｂをリング８
ｃの両面に有するオルダム継手で、これらのキー８ａ、
８ｂは揺動スクロール２に形成された一対のキー溝２ｄ
と軸受フレーム６に形成された一対のキー溝６ａとにそ
れぞれ嵌合し、揺動スクロール２の自転を阻止する。図
７に示す９ａは主軸４に固着されたロータ、９ｂはステ
ータでモータ９を構成している。
【０００３】次にこのように構成されたスクロール圧縮
機の圧縮動作を説明する。モータ９が通電されると主軸
４が回転し、揺動スクロール２を駆動する。揺動スクロ
ール２はオルダム継手８により回転を阻止されているの
で姿勢を保ったまま公転運動する。圧縮動作は図６の
（ａ）〜（ｄ）に９０°毎の変化を示すとおりで、圧縮
室３が徐々にその容積を減じることにより作動流体板を
圧縮機する。
機の圧縮動作を説明する。モータ９が通電されると主軸
４が回転し、揺動スクロール２を駆動する。揺動スクロ
ール２はオルダム継手８により回転を阻止されているの
で姿勢を保ったまま公転運動する。圧縮動作は図６の
（ａ）〜（ｄ）に９０°毎の変化を示すとおりで、圧縮
室３が徐々にその容積を減じることにより作動流体板を
圧縮機する。
【０００４】次に、オルダム継手の嵌合状態と動作につ
てい説明する。図５はオルダム継手８を上から見た説明
図であって、８ｃは円形のリングで、下方に一対のキー
８ｂが突出し、軸受フレーム６のキー溝６ａと嵌合し、
また上方に一対のキー８ａが突出し、揺動スクロール２
の台板部２ａのキー溝２ｄ（一点鎖線で示す）にそれぞ
れ嵌合している。キー８ａ，８ｂの幅をＷ１，キー溝２
ｄ、６ａの幅をＷ２とすると摺動自在とするためにＷ２
−Ｗ１＝δとなる適当な隙間が設けられている。
てい説明する。図５はオルダム継手８を上から見た説明
図であって、８ｃは円形のリングで、下方に一対のキー
８ｂが突出し、軸受フレーム６のキー溝６ａと嵌合し、
また上方に一対のキー８ａが突出し、揺動スクロール２
の台板部２ａのキー溝２ｄ（一点鎖線で示す）にそれぞ
れ嵌合している。キー８ａ，８ｂの幅をＷ１，キー溝２
ｄ、６ａの幅をＷ２とすると摺動自在とするためにＷ２
−Ｗ１＝δとなる適当な隙間が設けられている。
【０００５】ここでオルダム継手８に作用する力につい
て説明する。主軸４の中心を０1揺動スクロール２の軸
部２ｃの中心を０2とし、このクランク半径を０1０2＝
ｒとすれば、主軸４が時計方向に回転すると前記した圧
縮機動作により、ｒ／２の位置に常に一定方向のガス力
ＦＧが作用し、揺動スクロール２に時計回りに回転させ
るモーメント（以下、自転トルクと呼ぶ）が働く。そし
てオルダム継手８のキー８ａを介してリング８ｃを回そ
うとする。しかし、キー８ｂを介して軸受フレーム６の
キー溝６ａから反力Ｔにより打ち消される。この結果、
揺動スクロール２の回転が阻止される。
て説明する。主軸４の中心を０1揺動スクロール２の軸
部２ｃの中心を０2とし、このクランク半径を０1０2＝
ｒとすれば、主軸４が時計方向に回転すると前記した圧
縮機動作により、ｒ／２の位置に常に一定方向のガス力
ＦＧが作用し、揺動スクロール２に時計回りに回転させ
るモーメント（以下、自転トルクと呼ぶ）が働く。そし
てオルダム継手８のキー８ａを介してリング８ｃを回そ
うとする。しかし、キー８ｂを介して軸受フレーム６の
キー溝６ａから反力Ｔにより打ち消される。この結果、
揺動スクロール２の回転が阻止される。
【０００６】このようにオルダム継手８には常に一定方
向のモーメントが作用するので、キー８ａ、８ｂとキー
溝２ｄ、６ａとの隙間δの間で、キー８ａ、８ｂはある
角度αをもって嵌入された状態となる。この角度αは、
キー８ａ、８ｂの外径をＲとすると、Ｗ２＝Ｒｓｉｎα
＋Ｗ１ｃｏｓαを満足する角度となる。
向のモーメントが作用するので、キー８ａ、８ｂとキー
溝２ｄ、６ａとの隙間δの間で、キー８ａ、８ｂはある
角度αをもって嵌入された状態となる。この角度αは、
キー８ａ、８ｂの外径をＲとすると、Ｗ２＝Ｒｓｉｎα
＋Ｗ１ｃｏｓαを満足する角度となる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール圧縮
機のオルダム継手は以上のように構成されているので、
キーとキー溝の姿勢は常に一定の状態に保ったまま運転
されることになる。図４に１回転のオルダム継手の動き
を示すが、イの方向に動くときは、キー８ｂの進行方向
に対しキー８ｂとキー溝６ａはαの角度を有するくさび
状の関係を保つことができるので、油膜が形成され、油
膜反力による流体潤滑が期待できる。しかし、ロの方向
に動くときは、前記形態とは逆になるので油膜が発生せ
ず金属接触を引き起こし、摩耗、焼付という問題点があ
った。図４の矢印及び曲線は油膜圧力分布を示す。
機のオルダム継手は以上のように構成されているので、
キーとキー溝の姿勢は常に一定の状態に保ったまま運転
されることになる。図４に１回転のオルダム継手の動き
を示すが、イの方向に動くときは、キー８ｂの進行方向
に対しキー８ｂとキー溝６ａはαの角度を有するくさび
状の関係を保つことができるので、油膜が形成され、油
膜反力による流体潤滑が期待できる。しかし、ロの方向
に動くときは、前記形態とは逆になるので油膜が発生せ
ず金属接触を引き起こし、摩耗、焼付という問題点があ
った。図４の矢印及び曲線は油膜圧力分布を示す。
【０００８】この発明は前記のような問題点を解消する
ためになされたもので、簡単な構造でオルダム継手のキ
ーとキー溝の潤滑特性を向上できるとともに、摩耗、焼
付のないオルダム継手を有する信頼性の高いスクロール
圧縮機を提供することを目的とする。
ためになされたもので、簡単な構造でオルダム継手のキ
ーとキー溝の潤滑特性を向上できるとともに、摩耗、焼
付のないオルダム継手を有する信頼性の高いスクロール
圧縮機を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるスクロ
ール圧縮機は、インボリュート等よりなる一対の渦巻を
互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形成する
固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スクロ
ールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動するモータ
と、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する揺動軸
受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形成した
オルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの台板部
及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー溝に前
記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させて前記
揺動スクロールを自転しないようにして公転運動させる
ことができるオルダム継手等を有するスクロール圧縮機
において、前記オルダムリングの各キーの幅が、中央部
付近で最も広く、この最も広い中央部付近からオルダム
リングの半径方向の内方及び外方に向かって徐々に狭く
なっている構成である。
ール圧縮機は、インボリュート等よりなる一対の渦巻を
互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形成する
固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スクロ
ールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動するモータ
と、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する揺動軸
受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形成した
オルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの台板部
及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー溝に前
記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させて前記
揺動スクロールを自転しないようにして公転運動させる
ことができるオルダム継手等を有するスクロール圧縮機
において、前記オルダムリングの各キーの幅が、中央部
付近で最も広く、この最も広い中央部付近からオルダム
リングの半径方向の内方及び外方に向かって徐々に狭く
なっている構成である。
【００１０】また、インボリュートなどよりなる一対の
渦巻を互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形
成する固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動
スクロールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動する
モータと、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する
揺動軸受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形
成したオルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの
台板部及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー
溝に前記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させ
て前記揺動スクロールを自転しないようにして公転運動
させることができるオルダム継手等を有するスクロール
圧縮機において、前記オルダムリングの各キーに、オル
ダムリングの半径方向の外方及び内方に向かって開口す
るスリットを形成すると共に、そのスリット形成部分を
柔構造にした構成である。
渦巻を互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形
成する固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動
スクロールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動する
モータと、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する
揺動軸受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形
成したオルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの
台板部及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー
溝に前記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させ
て前記揺動スクロールを自転しないようにして公転運動
させることができるオルダム継手等を有するスクロール
圧縮機において、前記オルダムリングの各キーに、オル
ダムリングの半径方向の外方及び内方に向かって開口す
るスリットを形成すると共に、そのスリット形成部分を
柔構造にした構成である。
【００１１】更に、インボリュートなどよりなる一対の
渦巻を互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形
成する固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動
スクロールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動する
モータと、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する
揺動軸受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形
成したオルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの
台板部及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー
溝に前記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させ
て前記揺動スクロールを自転しないようにして公転運動
させることができるオルダム継手等を有するスクロール
圧縮機において、前記キー溝の幅が、前記キーが摺動す
る領域の中間付近で最も狭く、その外方及び内方に向か
って徐々に広くなるように形成されている構成である。
渦巻を互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形
成する固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動
スクロールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動する
モータと、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する
揺動軸受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形
成したオルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの
台板部及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー
溝に前記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させ
て前記揺動スクロールを自転しないようにして公転運動
させることができるオルダム継手等を有するスクロール
圧縮機において、前記キー溝の幅が、前記キーが摺動す
る領域の中間付近で最も狭く、その外方及び内方に向か
って徐々に広くなるように形成されている構成である。
【００１２】
【作用】この発明は、前記オルダムリングの各キーの幅
が、中央部付近で最も広く、この最も広く中央部付近か
らオルダムリングの半径方向の内方及び外方に向かって
徐々に狭くなっている構成であるので、キーの受圧面
は、キー溝の受圧面に対し、進行方向（内方または外
方）に向かってその間隔が広がり、くさび形状を成して
油膜を形成し、揺動スクロールの自転トルクと釣り合う
べく油膜反力を発生する。したがって、キーの相反する
進行方向に対し何れも油膜が形成され流体潤滑を行なう
ことができる。
が、中央部付近で最も広く、この最も広く中央部付近か
らオルダムリングの半径方向の内方及び外方に向かって
徐々に狭くなっている構成であるので、キーの受圧面
は、キー溝の受圧面に対し、進行方向（内方または外
方）に向かってその間隔が広がり、くさび形状を成して
油膜を形成し、揺動スクロールの自転トルクと釣り合う
べく油膜反力を発生する。したがって、キーの相反する
進行方向に対し何れも油膜が形成され流体潤滑を行なう
ことができる。
【００１３】また、この発明は、前記オルダムリングの
各キーに、オルダムリングの半径方向の外方及び内方に
向かって開口するスリットを形成すると共に、そのスリ
ット形成部分を柔構造にした構成であるので、寸法のバ
ラツキなどからキーとキー溝の相対的な位置ずれが生じ
た場合であっても、弾性変形により、こじることなく、
キーの受圧面と、キー溝の受圧面との間には、進行方向
（内方または外方）に向かってその間隔が広がり、くさ
び形成となり、油膜反力を得ることができる。このよう
にキーの相反する進行方向に対し何れも油膜が形成され
流体潤滑を行うことができる。
各キーに、オルダムリングの半径方向の外方及び内方に
向かって開口するスリットを形成すると共に、そのスリ
ット形成部分を柔構造にした構成であるので、寸法のバ
ラツキなどからキーとキー溝の相対的な位置ずれが生じ
た場合であっても、弾性変形により、こじることなく、
キーの受圧面と、キー溝の受圧面との間には、進行方向
（内方または外方）に向かってその間隔が広がり、くさ
び形成となり、油膜反力を得ることができる。このよう
にキーの相反する進行方向に対し何れも油膜が形成され
流体潤滑を行うことができる。
【００１４】また、この発明は、キー溝の幅が、前記キ
ーが摺動する領域の中間付近で最も狭く、その外方及び
内方に向かって徐々に広くなるように形成されている構
成でもあるので、オルダム継手のキーとキー溝の摺動面
側において、キーの運動方向に対し、常にくさび形状の
関係が得られることにより、その間に油膜が形成され、
キーの相反する進行方向に対し何れも流体潤滑を行うこ
とができる。
ーが摺動する領域の中間付近で最も狭く、その外方及び
内方に向かって徐々に広くなるように形成されている構
成でもあるので、オルダム継手のキーとキー溝の摺動面
側において、キーの運動方向に対し、常にくさび形状の
関係が得られることにより、その間に油膜が形成され、
キーの相反する進行方向に対し何れも流体潤滑を行うこ
とができる。
【００１５】
実施例１．以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図１は図４と同様にオルダム継手のキー及びキー溝
近傍を軸線方向から見た図であり、特に軸受フレーム６
側のものを代表して示したものである。図において、キ
ー８ｂの幅は、中央部付近で最も広く、この最も広い中
央部付近からオルダムリング８ｃ（図５参照）の半径方
向の内方及び外方に向かって徐々に狭くなるように形成
されている。８ｄはキー８ｂの半径方向中央部、８ｅは
キー８ｂの半径方向外端部、８ｆはキーの半径方向内端
部、１０、１１はそれぞれ半径方向中央部８ｄと半径方
向外端部８ｅ、半径方向内端部８ｆの間の受圧面で、キ
ー溝６ａの受圧面１２から前記した反力Ｔを受ける面で
ある。
る。図１は図４と同様にオルダム継手のキー及びキー溝
近傍を軸線方向から見た図であり、特に軸受フレーム６
側のものを代表して示したものである。図において、キ
ー８ｂの幅は、中央部付近で最も広く、この最も広い中
央部付近からオルダムリング８ｃ（図５参照）の半径方
向の内方及び外方に向かって徐々に狭くなるように形成
されている。８ｄはキー８ｂの半径方向中央部、８ｅは
キー８ｂの半径方向外端部、８ｆはキーの半径方向内端
部、１０、１１はそれぞれ半径方向中央部８ｄと半径方
向外端部８ｅ、半径方向内端部８ｆの間の受圧面で、キ
ー溝６ａの受圧面１２から前記した反力Ｔを受ける面で
ある。
【００１６】キー８ｂの受圧面１０、１１は、従来例で
示した受圧面、即ちキー溝６とαの角をなす面に対し所
定・角度β，β’、傾斜している。β、β’の値はキー
溝６ａの受圧面１２に対し、反力Ｔの負荷容量を得るべ
く微妙な角度に設定されるのが好ましい。その他の構成
については従来と同じであるので説明を省略する。
示した受圧面、即ちキー溝６とαの角をなす面に対し所
定・角度β，β’、傾斜している。β、β’の値はキー
溝６ａの受圧面１２に対し、反力Ｔの負荷容量を得るべ
く微妙な角度に設定されるのが好ましい。その他の構成
については従来と同じであるので説明を省略する。
【００１７】次にこの発明の動作について説明する。図
１（ａ）はキー８ｂがイの方向に動いている場合であ
り、キー８ｂの受圧面１０とキー溝６ａの受圧面１２は
進行方向に向かってその間隔が広がり、くさび形状をな
し、油膜を形成することにより揺動スクロール２の自転
トルクと釣り合うべく油膜反力Ｐを発生している。
１（ａ）はキー８ｂがイの方向に動いている場合であ
り、キー８ｂの受圧面１０とキー溝６ａの受圧面１２は
進行方向に向かってその間隔が広がり、くさび形状をな
し、油膜を形成することにより揺動スクロール２の自転
トルクと釣り合うべく油膜反力Ｐを発生している。
【００１８】図１（ｂ）はキー８ｂがロの方向に動いて
いる場合であり、キー８ｂの受圧面１１とキー溝６ａの
受圧面１２は進行方向に向かってその間隔が広がり、く
さび形状をなし、油膜を形成することにより、前記同様
油膜反力Ｐ’を発生している。このようにキー８ｂのイ
・ロの相反する動きに対し何れも油膜が形成され流体潤
滑を行うことができるので、受圧面１２と１０及び１１
の金属同志の接触は起こらないから、摩耗、焼付けが防
止できる。
いる場合であり、キー８ｂの受圧面１１とキー溝６ａの
受圧面１２は進行方向に向かってその間隔が広がり、く
さび形状をなし、油膜を形成することにより、前記同様
油膜反力Ｐ’を発生している。このようにキー８ｂのイ
・ロの相反する動きに対し何れも油膜が形成され流体潤
滑を行うことができるので、受圧面１２と１０及び１１
の金属同志の接触は起こらないから、摩耗、焼付けが防
止できる。
【００１９】実施例２．次にこの発明の他の実施例につ
いて説明する。図２の（ａ）（ｂ）は図１同様、キー８
ｂ及びキー溝６ａ近傍を軸線方向から見たものであり、
（ｃ）はこの発明のオルダム継手８を示したものであ
る。図において、１３はキー８ｂを軸方向に貫通し、半
径方向中央付近より外方に向けて開口させたスリット、
１４は同様に軸線方向に貫通し、半径方向内方に向けて
開口させたスリットである。その他については従来と同
様であるので説明を省略する。この実施例は前記実施例
がキーの形状を変えてくさびを強制的に作り出そうとし
たのに対し、キーを柔構造にして、その弾性変形を利用
してくさびを作るものである。
いて説明する。図２の（ａ）（ｂ）は図１同様、キー８
ｂ及びキー溝６ａ近傍を軸線方向から見たものであり、
（ｃ）はこの発明のオルダム継手８を示したものであ
る。図において、１３はキー８ｂを軸方向に貫通し、半
径方向中央付近より外方に向けて開口させたスリット、
１４は同様に軸線方向に貫通し、半径方向内方に向けて
開口させたスリットである。その他については従来と同
様であるので説明を省略する。この実施例は前記実施例
がキーの形状を変えてくさびを強制的に作り出そうとし
たのに対し、キーを柔構造にして、その弾性変形を利用
してくさびを作るものである。
【００２０】以下に動作について述べる。図２（ａ）は
キー８ｂがイの方向に動いている場合を示すが、受圧面
１０側が柔構造となっていることから、例えば寸法のバ
ラツキなどからキー８ｂとキー溝６ａの相対的な位置ず
れが生じた場合であっても、弾性変形により、こじるこ
となく、くさびが形成され油膜反力Ｐ”を得ることがで
きる。また、図２（ｂ）のキー８ｂがロの方向に動く場
合に対しても受圧面１１側が柔構造となっているので、
キー溝６ａの受圧面１２からの反力により受圧面１１側
が弾性変形し、くさびが形成され、油膜反力Ｐ”を得る
ことができるので前記実施例と同等の効果を奏する。
キー８ｂがイの方向に動いている場合を示すが、受圧面
１０側が柔構造となっていることから、例えば寸法のバ
ラツキなどからキー８ｂとキー溝６ａの相対的な位置ず
れが生じた場合であっても、弾性変形により、こじるこ
となく、くさびが形成され油膜反力Ｐ”を得ることがで
きる。また、図２（ｂ）のキー８ｂがロの方向に動く場
合に対しても受圧面１１側が柔構造となっているので、
キー溝６ａの受圧面１２からの反力により受圧面１１側
が弾性変形し、くさびが形成され、油膜反力Ｐ”を得る
ことができるので前記実施例と同等の効果を奏する。
【００２１】実施例３．次にこの発明の別の他の実施例
をする。図３の（ａ）（ｂ）は図１、２同様キー及びキ
ー溝近傍を軸線方向から見たものであり、キー溝６ｂの
幅は、キー８ｂの摺動領域の中央部付近で最も狭く、そ
の外方及び内方に向かって徐々に広くなるように形成さ
れている。この実施例においても前記実施例と同様の効
果を得るものである。
をする。図３の（ａ）（ｂ）は図１、２同様キー及びキ
ー溝近傍を軸線方向から見たものであり、キー溝６ｂの
幅は、キー８ｂの摺動領域の中央部付近で最も狭く、そ
の外方及び内方に向かって徐々に広くなるように形成さ
れている。この実施例においても前記実施例と同様の効
果を得るものである。
【００２２】図において、１２はキー溝６ｂの受圧面で
キー８ｂの摺動領域の中央部、１５はこの中央部１２か
ら半径方向内方に向かう受圧面、１６は中央部１２から
半径方向外方に向かう受圧面、１７はキー８ｂの受圧面
である。受圧面１５、１６は従来例で示した受圧面、即
ちキー８ｂの受圧面とαの角度をなす面に対し所定の角
度γ、γ’傾斜している。この角度γ、γ’については
前述と同様必要な負荷容量を得るべく設定してやれば良
い。動作及び効果については第１の実施例と同様である
ので省略するが、この発明の場合、加工上、ＮＣを前提
とするならば、容易にこの形状が得られるので安価でで
きるメリットがある。
キー８ｂの摺動領域の中央部、１５はこの中央部１２か
ら半径方向内方に向かう受圧面、１６は中央部１２から
半径方向外方に向かう受圧面、１７はキー８ｂの受圧面
である。受圧面１５、１６は従来例で示した受圧面、即
ちキー８ｂの受圧面とαの角度をなす面に対し所定の角
度γ、γ’傾斜している。この角度γ、γ’については
前述と同様必要な負荷容量を得るべく設定してやれば良
い。動作及び効果については第１の実施例と同様である
ので省略するが、この発明の場合、加工上、ＮＣを前提
とするならば、容易にこの形状が得られるので安価でで
きるメリットがある。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、この発明によればオルダ
ムリングの各キーの幅が、中央部付近で最も広く、この
最も広い中央部付近からオルダムリングの半径方向の内
方及び外方に向かって徐々に狭くなっているので、キー
とキー溝が摩耗したり焼付いたりすることなく信頼性の
高いスクロール圧縮が得られる効果がある。
ムリングの各キーの幅が、中央部付近で最も広く、この
最も広い中央部付近からオルダムリングの半径方向の内
方及び外方に向かって徐々に狭くなっているので、キー
とキー溝が摩耗したり焼付いたりすることなく信頼性の
高いスクロール圧縮が得られる効果がある。
【００２４】また、キーに半径方向、外方及び内方に向
かって開口するスリットを形成し、その両端を柔構造に
したので、キーとキー溝が摩耗したり、焼きつくことな
く信頼性が高く生産性の高いスクロール圧縮機が得られ
る効果がある。
かって開口するスリットを形成し、その両端を柔構造に
したので、キーとキー溝が摩耗したり、焼きつくことな
く信頼性が高く生産性の高いスクロール圧縮機が得られ
る効果がある。
【００２５】また、キー溝の幅が、前記キーが摺動する
領域の中間付近で最も狭く、その外方及び内方に向かっ
て徐々に広くなるように形成されているので、キーとキ
ー溝が摩耗したり、焼付くことなく信頼性の高い安価な
スクロール圧縮機が得られる効果がある。
領域の中間付近で最も狭く、その外方及び内方に向かっ
て徐々に広くなるように形成されているので、キーとキ
ー溝が摩耗したり、焼付くことなく信頼性の高い安価な
スクロール圧縮機が得られる効果がある。
【図１】この発明の一実施例によるオルダム継手のキー
とキーの溝との関係を示す説明図である。
とキーの溝との関係を示す説明図である。
【図２】この発明の他の実施例によるオルダム継手のキ
ーとキー溝との関係を示す説明図である。
ーとキー溝との関係を示す説明図である。
【図３】この発明の他の実施例によるオルダム継手のキ
ーとキー溝との関係を示す説明図である。
ーとキー溝との関係を示す説明図である。
【図４】従来のオルダム継手のキーとキー溝との関係を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図５】従来のスクロール圧縮機のオルダム継手の説明
図である。
図である。
【図６】スクロール圧縮機の圧縮原理図である。
【図７】従来のスクロール圧縮機の断面図である。
２ 揺動スクロール ４ 主軸 ６ 軸受フレーム ６ａ キー溝 ８ オルダム継手 ８ｂ キー
Claims (3)
- 【請求項１】 インボリュート等よりなる一対の渦巻を
互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形成する
固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スクロ
ールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動するモータ
と、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する揺動軸
受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形成した
オルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの台板部
及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー溝に前
記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させて前記
揺動スクロールを自転しないようにして公転運動させる
ことができるオルダム継手等を有するスクロール圧縮機
において、前記オルダムリングの各キーの幅が、中央部
付近で最も広く、この最も広い中央部付近からオルダム
リングの半径方向の内方及び外方に向かって徐々に狭く
なっていることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項２】 インボリュートなどよりなる一対の渦巻
を互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形成す
る固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スク
ロールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動するモー
タと、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する揺動
軸受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形成し
たオルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの台板
部及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー溝に
前記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させて前
記揺動スクロールを自転しないようにして公転運動させ
ることができるオルダム継手等を有するスクロール圧縮
機において、前記オルダムリングの各キーに、オルダム
リングの半径方向の外方及び内方に向かって開口するス
リットを形成すると共に、そのスリット形成部分を柔構
造にしたことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項３】 インボリュートなどよりなる一対の渦巻
を互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形成す
る固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スク
ロールを自転運動する主軸と、前記主軸を駆動するモー
タと、前記揺動スクロール及び前記主軸を支承する揺動
軸受フレームと、上下面にそれぞれ複数のキーを形成し
たオルダムリングを有しかつ前記揺動スクロールの台板
部及び前記軸受フレームに形成したそれぞれのキー溝に
前記オルダムリングの各キーを揺動可能に係合させて前
記揺動スクロールを自転しないようにして公転運動させ
ることができるオルダム継手等を有するスクロール圧縮
機において、前記キー溝の幅が、前記キーが摺動する領
域の中間付近で最も狭く、その外方及び内方に向かって
徐々に広くなるように形成されていることを特徴とする
スクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17270392A JPH0610853A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17270392A JPH0610853A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610853A true JPH0610853A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15946785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17270392A Pending JPH0610853A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610853A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0743455A2 (en) * | 1995-05-19 | 1996-11-20 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Scroll type fluid machine |
| US6439867B1 (en) * | 2001-05-14 | 2002-08-27 | Copeland Corporation | Scroll compressor having a clearance for the oldham coupling |
| KR100370031B1 (ko) * | 2000-10-12 | 2003-01-29 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 자전 방지장치 |
| JP2017133466A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
| EP3208417A1 (en) * | 2016-02-17 | 2017-08-23 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor with oldham assembly |
| JP2018204488A (ja) * | 2017-06-01 | 2018-12-27 | ダイキン工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
| US11136977B2 (en) | 2018-12-31 | 2021-10-05 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having Oldham keys |
| EP4310296A3 (en) * | 2022-07-19 | 2024-03-06 | Copeland Climate Technologies (Suzhou) Co., Ltd. | Scroll compressor and oldham ring and mating component for scroll compressor |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP17270392A patent/JPH0610853A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0743455A2 (en) * | 1995-05-19 | 1996-11-20 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Scroll type fluid machine |
| EP0743455A3 (en) * | 1995-05-19 | 1997-06-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Spiral displacement machine |
| KR100370031B1 (ko) * | 2000-10-12 | 2003-01-29 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 자전 방지장치 |
| US6439867B1 (en) * | 2001-05-14 | 2002-08-27 | Copeland Corporation | Scroll compressor having a clearance for the oldham coupling |
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| EP3208417A1 (en) * | 2016-02-17 | 2017-08-23 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor with oldham assembly |
| CN107091229A (zh) * | 2016-02-17 | 2017-08-25 | 艾默生环境优化技术有限公司 | 具有十字滑块组件的压缩机 |
| US10400770B2 (en) | 2016-02-17 | 2019-09-03 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor with Oldham assembly |
| US11002275B2 (en) | 2016-02-17 | 2021-05-11 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor with Oldham assembly |
| JP2018204488A (ja) * | 2017-06-01 | 2018-12-27 | ダイキン工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
| US11136977B2 (en) | 2018-12-31 | 2021-10-05 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having Oldham keys |
| EP4310296A3 (en) * | 2022-07-19 | 2024-03-06 | Copeland Climate Technologies (Suzhou) Co., Ltd. | Scroll compressor and oldham ring and mating component for scroll compressor |
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