JPH06108320A - 短繊維集合体の解繊方法及び装置 - Google Patents

短繊維集合体の解繊方法及び装置

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JPH06108320A
JPH06108320A JP27796492A JP27796492A JPH06108320A JP H06108320 A JPH06108320 A JP H06108320A JP 27796492 A JP27796492 A JP 27796492A JP 27796492 A JP27796492 A JP 27796492A JP H06108320 A JPH06108320 A JP H06108320A
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JP
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short fiber
container
gas
short
fiber aggregate
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JP27796492A
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Mamoru Okamoto
守 岡本
Masaoki Hashimoto
正興 橋本
Koji Shimoda
好司 霜田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短繊維集合体の繊維体積率が高く短繊維同士
の絡み合いが強い場合にも短繊維集合体を確実に且良好
に解繊する。 【構成】 フィルタ14を下方部に有し内部にインペラ
20を収容する解繊容器10を用意し、容器内に短繊維
集合体30を装入し、フィルタの下方より容器内へ気流
28を吹込んで短繊維集合体を流動状態にし、その状態
にてインペラを回転させて短繊維集合体に剪断力を与え
解繊する。また解繊装置は容器内へ短繊維集合体を供給
する短繊維集合体供給装置64、38と、フィルタを経
て容器内へ高圧の気体を気流として供給する気体供給装
置24、26とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絡み合った短繊維よりな
る短繊維集合体を解繊する方法及び装置に係る。
【0002】
【従来の技術】ウイスカの如き短繊維は繊維強化金属基
複合材料の強化材として従来より広範囲に使用されてい
る。短繊維はその製造工程の関係から個々の短繊維が相
互に複雑に絡み合った状態で比較的高い繊維体積率の短
繊維集合体として生産されている。かかる短繊維集合体
を用いて繊維強化金属基複合材料を製造する場合には、
個々の短繊維の絡み合いを解かなければ、繊維の配向状
態や体積率等を調整することができず、また短繊維が均
一に分散され均一な性質を有する複合材料を製造するこ
とが困難である。
【0003】そのため絡み合った短繊維よりなる短繊維
集合体を解繊する方法及び装置として、例えば本願出願
人と同一の出願人の出願にかかる特開昭62−2310
32号公報に記載されている如く、短繊維集合体を加圧
された圧縮性流体に搬送させて絞り通路に通し、発生す
る圧力波により短繊維集合体に剪断力を与える方法、及
び加圧された圧縮性流体を供給する流体供給手段と、一
端にて流体供給手段に接続された絞り通路手段と、絞り
通路手段の絞りの位置若しくはそれより上流側にて絞り
通路手段へ短繊維集合体を供給する手段と、絞り通路手
段の他端に接続された短繊維捕集手段とを有する装置が
従来より知られている。
【0004】かかる解繊方法及び装置によれば、短繊維
集合体が加圧された圧縮性流体により搬送される状態に
て絞り通路に通され、絞り通路を通過した際に発生する
圧力波によって短繊維集合体に剪断力が与えられ、該剪
断力によって個々の短繊維が相互に引離されることによ
ってほぐされ、ほぐされた個々の短繊維はその状態にて
圧縮性流体により搬送されるので、短繊維集合体を能率
よく解繊することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
の解繊方法及び装置に於ては、短繊維集合体の繊維体積
率が低く短繊維同士の絡み合いが弱い場合には圧力波に
よる剪断力によって個々の短繊維を相互に引離し良好に
解繊することができるが、短繊維がウイスカである場合
の如く短繊維集合体の繊維体積率が高く短繊維同士の絡
み合いが強い場合には圧力波による剪断力によっては短
繊維集合体を必ずしも良好に解繊することができないと
いう問題がある。
【0006】本発明は、上述の従来の解繊方法及び装置
に於ける叙上の如き問題に鑑み、短繊維集合体の繊維体
積率が高く短繊維同士の絡み合いが強い場合にも短繊維
集合体を確実に且良好に解繊することができるよう改善
された短繊維集合体の解繊方法及び装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、絡み合った短繊維よりなる短繊維集合体を
解繊する方法にして、気流は通すが短繊維は通さないフ
ィルタを下方部に有し内部に回転インペラを収容する解
繊容器を用意し、前記容器内に短繊維集合体を装入し、
前記フィルタの下方より前記容器内へ気流を吹込んで前
記短繊維集合体を流動状態にし、その状態にて前記回転
インペラを回転させて前記短繊維集合体に剪断力を与え
る方法、及び絡み合った短繊維よりなる短繊維集合体を
解繊する装置にして、短繊維集合体を装入するための装
入口と解繊された短繊維を排出するための短繊維排出口
と気体を排出するための気体排出口と下方部に設けられ
たフィルタとを有する解繊容器と、前記容器内に配置さ
れた回転インペラと、前記装入口を経て前記容器内へ短
繊維集合体を供給する短繊維集合体供給手段と、前記フ
ィルタを経て前記容器内へ高圧の気体を気流として供給
する気体供給手段とを有する装置によって達成される。
【0008】
【作用】本発明の解繊方法によれば、フィルタの下方よ
り解繊容器内へ気流が吹込まれることにより短繊維集合
体が流動状態にされ、かくして流動化され短繊維同士の
絡み合いが弱められた状態にて回転インペラが回転され
ることにより短繊維集合体に繰返し剪断力が与えられる
ので、繊維体積率が高く短繊維同士の絡み合いが強い場
合にも短繊維集合体が確実に且良好に解繊される。
【0009】また本発明の解繊装置によれば、装入口を
経て解繊容器内へ短繊維集合体を供給する短繊維集合体
供給手段と、フィルタを経て容器内へ高圧の気体を気流
として供給する気体供給手段とが設けられており、短繊
維集合体供給手段により解繊容器内へ供給された短繊維
集合体が気体供給手段によりフィルタを経て容器内へ供
給され気体排出口より排出される高圧の気体の気流によ
って効率的に流動状態にされるので、上述の解繊方法が
効率よく実施される。
【0010】
【課題を解決するための手段の補足説明】本発明の解繊
方法に於て解繊容器内へ気流を吹込むために使用される
気体は短繊維に悪影響を及ぼさない限り任意の気体であ
ってよいが、特に酸化物系の短繊維の如く酸化されにく
い短繊維の場合には空気であってよく、酸化され易い短
繊維の場合にはアルゴンや窒素の如き不活性のガスであ
ることが好ましい。また気体は短繊維集合体を乾燥して
ほぐれ易くし、これにより短繊維集合体を更に一層良好
に解繊し得るよう、常温よりも高く短繊維に悪影響を及
ぼさない温度に加熱された気体であることが好ましい。
【0011】尚本発明の解繊方法及び装置が適用される
短繊維集合体を構成する短繊維はウイスカ、不連続繊
維、長繊維を短く切断することにより形成された短繊維
の何れであってもよいが、特に個々の繊維間の絡み度合
が高く且繊維体積率が高い状態にて製造されるウイスカ
の集合体に対し本発明が適用される場合にその有効性が
大きい。
【0012】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0013】図1は本発明による解繊装置の一つの実施
例を示す縦断面図である。
【0014】図1に於て、10は軸線12に沿って延在
する実質的に円筒形の解繊容器を示している。容器10
内には軸線12に垂直に延在するフィルタ14が設けら
れており、容器内の空間はフィルタ14により解繊室1
6とその下方の高圧プレナム18とに分離されている。
フィルタ14は気体の通過を許すが短繊維の通過を阻止
するようになっている。
【0015】解繊室16内には解繊インペラ20が軸線
12の周りに回転可能に配置されている。インペラ20
はそのシャフトより放射状に水平に延在する複数個のフ
ィンを有し、図には示されていないモータにより回転駆
動されるようになっている。容器10の底壁は実質的に
ロート状をなし、高圧プレナム18は途中に開閉弁22
を有する導管24によりガスボンベ26に接続されてお
り、導管24及びガスボンベ26等はプレナムへ高圧の
気体28を気流として供給する気流供給手段を構成して
いる。
【0016】容器10の天井壁には容器内へ短繊維集合
体30を装入するための装入口32と気体を排出するた
めの複数個の気体排出口34とが設けられており、気体
排出口34は軸線12の周りに互いに隔置されている。
装入口32には開閉弁36を介して計量管38の下端が
接続されている。一方気体排出口34には気体の通過を
許すが短繊維の通過を阻止するフィルタ40が設けられ
ており、また開閉弁42を介して導管44の一端が接続
されており、導管44の他端は大気に開放されている。
【0017】容器10の側壁には容器内へ高圧の気体を
軸線12に垂直に流れる気流として供給するための気体
供給口46と、気体供給口に径方向に対向し解繊室16
内にて解繊された短繊維48を気体と共に排出するため
の短繊維排出口50とが設けられている。気体供給口4
6には開閉弁52を介して導管54の一端が接続されて
おり、導管54の他端はガスボンベ26に接続されてい
る。一方短繊維排出口50には開閉弁56を介して導管
58の一端が接続されており、導管58の他端は複合材
料製造装置60に接続されている。
【0018】尚複合材料製造装置は任意の構成のもので
あってよいが、本願出願人と同一の出願人の出願にかか
る特願平3−354794号明細書及び図面に記載され
ている如く、短繊維がキャリヤガスにより搬送される状
態にて鋳型内に供給され充填され、鋳型内にて成形され
るよう構成された複合材料製造装置であることが好まし
い。
【0019】計量管38の上端は開閉弁62を介して短
繊維集合体供給ホッパ64に接続されている。供給ホッ
パ64は軸線66に沿って延在する実質的に円筒形をな
しており、供給ホッパ64内には撹拌インペラ68が軸
線66の周りに回転可能に配置されている。インペラ6
8は図には示されていないモータにより軸線66の周り
に回転駆動されることにより、解繊されるべき短繊維集
合体30を撹拌するようになっている。
【0020】図示の実施例に於ては、軸線66は軸線1
2に対し僅かに傾斜し、従ってホッパ64の底壁は水平
に対し僅かに傾斜しており、これにより開閉弁62が開
弁されるとインペラ68により撹拌される短繊維集合体
30が効率よく計量管38へ送給されるようになってい
る。計量管38は交換可能に構成されており、その内容
積に応じてそれに充填される短繊維集合体30の量を計
量するようになっている。かくしてホッパ64及び計量
管38等は解繊されるべき所定量の短繊維集合体30を
解繊容器10の解繊室16内へ供給する短繊維集合体供
給手段を構成している。
【0021】尚図示の実施例の如く解繊容器10内にて
解繊された短繊維48がそのまま複合材料製造装置60
へ送給される場合には、複合材料製造装置の鋳型内に所
定量の短繊維が送給され充填されるよう、計量管38の
内容積は複合材料製造装置の鋳型内の容積に対応して設
定されることが好ましい。
【0022】更に図示の如く、導管24、54、58の
周りにはそれぞれヒータ24A、54A、58Aが設け
られている。ヒータ24Aは導管24を経て解繊容器1
0内へ供給される気体を所定の温度に加熱することによ
って短繊維集合体を解繊され易い温度に加熱して乾燥す
るようになっている。またヒータ54A及び58Aはそ
れぞれ導管54を経て解繊容器へ供給される気体及び導
管58内を流れる気体を所定の温度に加熱し、これによ
りその気体と共に解繊容器より導管58を経て複合材料
製造装置60へ送給される短繊維48を所定の温度に予
熱するようになっている。
【0023】上述の如く構成された解繊装置は以下の如
く作動され、これにより本発明の解繊方法が実施され
る。
【0024】まず全ての開閉弁が閉弁された状態にて短
繊維集合体供給ホッパ64内に解繊されるべき短繊維集
合体30を導入し、インペラ68を回転させて短繊維集
合体を撹拌し、その状態にて開閉弁62を開弁すること
により計量管38内へ短繊維集合体を導入し、計量管内
全体に短繊維集合体30が充填された段階に於て開閉弁
62を閉弁する。
【0025】次いで開閉弁22及び42を開弁すること
によりボンベ26より導管24を経て解繊容器10内へ
高温且高圧の気体を供給すると共にインペラ20を所定
の回転数にて回転させ、その状態にて開閉弁36を開弁
することにより、計量管38より装入口32を経て解繊
容器10の解繊室16内へ短繊維集合体30を導入し、
しかる後開閉弁36を閉弁して解繊を開始する。尚この
場合解繊室16内にて短繊維集合体の解繊が行われてい
る間に、次に解繊されるべき短繊維集合体が供給ホッパ
64より計量管38内へ導入されてよい。
【0026】所定時間が経過し解繊室16内の短繊維集
合体が十分に解繊された段階に於て開閉弁22及び42
を閉弁する共に開閉弁52及び56を開弁し、ボンベ2
6より導管54及び気体供給口46を経て解繊室内へ供
給される高温且高圧の気体の気流を図にて右方へ流し、
これにより解繊室内にて解繊された短繊維48を気体と
共に短繊維排出口50及び導管58を経て複合材料製造
装置60へ送給し、複合材料製造装置の鋳型内に充填す
る。
【0027】次に上述の解繊装置を用いて行われた本発
明の解繊方法の具体的実施例について説明する。
【0028】まず平均繊維径0.5μm 、平均繊維長2
0μm の炭化ケイ素ウイスカ(東海カーボン株式会社製
「トーカマックス」)の集合体30(見掛けの繊維体積
率5%)を短繊維集合体供給ホッパ64内に装入し、イ
ンペラ68を回転させつつ開閉弁62を開弁し、これよ
り計量管38内へ短繊維集合体30を導入し、計量管内
全体が短繊維集合体にて充填された段階で開閉弁62を
閉弁した。
【0029】次いで開閉弁22及び42を開弁しボンベ
26より導管24を経て解繊容器10内へ温度700
℃、圧力0.5kg/cm2 の窒素ガスを流量30 l/min
にて供給すると共にインペラ20を120rpm の回転数
にて回転させ、その状態にて開閉弁36を開弁して計量
管38より装入口32を経て解繊容器10の解繊室16
内へ60gの短繊維集合体30を導入し、しかる後開閉
弁36を閉弁した。
【0030】約5分が経過し解繊室16内の短繊維集合
体が十分に解繊された段階に於て開閉弁22及び42を
閉弁する共に開閉弁52及び56を開弁し、ボンベ26
より導管54及び気体供給口46を経て解繊室内へ温度
700℃、圧力4kg/cm2 の窒素ガスを流量20 l/mi
n にて供給し、これにより解繊室内にて解繊された短繊
維48を窒素ガスと共に短繊維排出口50及び導管58
を経て複合材料製造装置60へ送給し、複合材料製造装
置の鋳型内に充填した。
【0031】かくして鋳型内に充填された炭化ケイ素ウ
イスカを観察したところ、その見掛けの体積率は約1.
5%に均一に低減されており、ウイスカは元の短繊維集
合体の状態のまま残存することなく均一にほぐされてお
り、またウイスカに対する損傷も軽微であることが認め
られた。
【0032】また炭化ケイ素ウイスカの代りに平均繊維
径0.1μm 、平均繊維長50μmの窒化ケイ素ウイス
カ(タテホ化学株式会社製)(見掛けの繊維体積率6
%)の集合体が使用された場合にも同様に良好な結果が
得られた。
【0033】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施
例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0034】例えば図示の実施例に於ては解繊容器10
内にて解繊された短繊維48が導管58を経て複合材料
製造装置60の鋳型内へ送給されることにより、鋳型内
に短繊維を充填することが能率的に行われるようになっ
ているが、必要ならば導管58の他端に短繊維を捕集す
る容器が接続され、解繊容器10内にて解繊された短繊
維が捕集容器内に収集されてもよい。
【0035】また図示の実施例に於ては気体排出口34
に接続された導管44の他端は大気に開放されている
が、例えば解繊容器10内へ供給される高温且高圧の気
体がアルゴン等の不活性ガスである場合には、不活性ガ
スが有効に再利用されるよう、導管44の他端にポンプ
を介して気体回収タンクが接続され、解繊容器より流出
した不活性ガスが貯容タンクに回収されてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の解繊方法によれば、フィルタの下方より解繊容器内
へ気流が吹込まれることにより短繊維集合体が流動状態
にされ、かくして流動化され短繊維同士の絡み合いが弱
められた状態にて回転インペラが回転されることにより
短繊維集合体に繰返し剪断力が与えられるので、繊維体
積率が高く短繊維同士の絡み合いが強い場合にも短繊維
集合体を確実に且良好に解繊することができる。
【0037】また本発明の解繊装置によれば、装入口を
経て解繊容器内へ短繊維集合体を供給する短繊維集合体
供給手段と、フィルタを経て容器内へ高圧の気体を気流
として供給する気体供給手段とが設けられており、短繊
維集合体供給手段により解繊容器内へ供給された短繊維
集合体が気体供給手段によりフィルタを経て容器内へ供
給され気体排出口より排出される高圧の気体の気流によ
って効率的に流動状態にされるので、上述の解繊方法を
効率よく実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による解繊装置の一つの実施例を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
10…解繊容器 14…フィルタ 20…解繊インペラ 30…短繊維集合体 32…装入口 34…気体排出口 46…気体供給口 50…短繊維排出口 64…短繊維集合体供給ホッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絡み合った短繊維よりなる短繊維集合体を
    解繊する方法にして、気流は通すが短繊維は通さないフ
    ィルタを下方部に有し内部に回転インペラを収容する解
    繊容器を用意し、前記容器内に短繊維集合体を装入し、
    前記フィルタの下方より前記容器内へ気流を吹込んで前
    記短繊維集合体を流動状態にし、その状態にて前記回転
    インペラを回転させて前記短繊維集合体に剪断力を与え
    る方法。
  2. 【請求項2】絡み合った短繊維よりなる短繊維集合体を
    解繊する装置にして、短繊維集合体を装入するための装
    入口と解繊された短繊維を排出するための短繊維排出口
    と気体を排出するための気体排出口と下方部に設けられ
    たフィルタとを有する解繊容器と、前記容器内に配置さ
    れた回転インペラと、前記装入口を経て前記容器内へ短
    繊維集合体を供給する短繊維集合体供給手段と、前記フ
    ィルタを経て前記容器内へ高圧の気体を気流として供給
    する気体供給手段とを有する装置。
JP27796492A 1992-09-22 1992-09-22 短繊維集合体の解繊方法及び装置 Pending JPH06108320A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107000249A (zh) * 2014-10-20 2017-08-01 知识产权控股有限责任公司 陶瓷预制件和方法
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