JPH06107523A - 固形化粧料への模様の形成方法 - Google Patents

固形化粧料への模様の形成方法

Info

Publication number
JPH06107523A
JPH06107523A JP35437691A JP35437691A JPH06107523A JP H06107523 A JPH06107523 A JP H06107523A JP 35437691 A JP35437691 A JP 35437691A JP 35437691 A JP35437691 A JP 35437691A JP H06107523 A JPH06107523 A JP H06107523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
solid cosmetic
water
solid
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35437691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Umezawa
保男 梅沢
Toshiko Hokii
俊子 保木井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shikizai Inc
Original Assignee
Nippon Shikizai Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shikizai Inc filed Critical Nippon Shikizai Inc
Priority to JP35437691A priority Critical patent/JPH06107523A/ja
Publication of JPH06107523A publication Critical patent/JPH06107523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧料基剤の揮発性有機溶剤ミストの発生が
ないことにより作業性良く固形化粧料へ模様を形成する
ことができる方法を提供すること。 【構成】 口紅等の固形化粧料とは別の媒体である水溶
性フィルム等に模様を描き、模様が描かれた水溶性フィ
ルム等を口紅に接着した後水中でこの水溶性フィルムを
溶解等することにより、前記固形化粧料表面に模様を転
写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイシャドウ,ファン
デーション,口紅等の固形化粧料の表面に模様を形成す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固形化粧料の表面に文字,模様等を形成
する従来例として、例えば、特開平1−146812号
及び特開昭63−166821号が存在する。前者の従
来例は、固形化粧料の表面に、該固形化粧料とは色の異
なる粉体を揮発性溶剤中に分散せしめて得られた粉体分
散液を、所望の文字,絵模様等の輪郭に応じて付着し、
その後、前記溶剤を揮発させて前記粉体分散液中の粉体
のみを前記固形化粧料の表面に付着残存させることによ
って固形化粧料に文字,模様等を形成するようにしてい
る。また、後者の従来例は、複数色の固形油性化粧料基
剤を揮発性溶剤によって複数色のスラリー状物となし、
該各色のスラリー状物を容器内に部分的に重なり合うよ
うに隣合させ、かつ、同時に噴射した後、固形化するこ
とにより、該容器内に多色固形油性化粧料を充填して固
形化粧料に模様が現れるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらいずれの
従来例も、化粧料を揮発性の有機溶剤中に溶解してこれ
を噴霧するようにしているため、噴霧された揮発性溶剤
のミストの処理等を必要とし固形化粧料表面へ模様を形
成するための作業性が悪いという課題があった。そこ
で、この発明は、このような課題を解決するために、作
業性良く固形化粧料へ模様を形成することができる方法
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、固形化粧料に模様を形成する方法におい
て、前記固形化粧料とは別の媒体に模様を描き、この模
様を前記固形化粧料に転写することを特徴とするもので
ある。別の媒体として水溶性フィルムを使用し、当該水
溶性フィルムに着色塗剤からなる模様を描き、次いで当
該水溶性フィルムを前記化粧品に接着し、水中で当該水
溶性フィルムを溶出することにより模様を固形化粧料に
形成することができる。
【0005】また、別の媒体として模様に相当する溝が
形成された棒状硬質体を用い、当該溝内に着色塗剤を充
填した後前記棒状硬質体を回転させながら、前記着色塗
剤を回転する棒状固形化粧料に転写することにより固形
化粧料へ模様を形成することができる。この時、棒状硬
質体から前記固形化粧料への前記着色塗剤の転写を、硬
度が前記棒状硬質体より低く且つ前記固形化粧料よりも
高い棒状緩衝材を介して行うこともできる。
【0006】さらに、別な媒体として模様に相当する部
分以外がマスクされたスクリーンを用い、該スクリーン
を固形化粧料上に設置した後当該スクリーン上に着色塗
剤を載せ、該着色塗剤を押し出しすることにより固形化
粧料に模様を形成することができる。さらにまた、別の
媒体として、軟質パッドを使用し、着色塗剤からなる模
様を軟質パッドに転写し、このパッドを固形化粧料に圧
着することによりパッド表面の前記模様を当該固形化粧
料にさらに転写することができる。またさらに、別の媒
体として、着色塗剤を有するスタンピングホイルを使用
して、このスタンピングホイルを固形化粧料に所定形状
に圧着することにより、着色塗剤からなる模様を当該固
形化粧料に転写することができる。尚、前記固形化粧料
としては、軟化点が30度以上であることが望ましい。
【0007】本発明において、固形化粧料としては棒状
のもの、平面状のもの等種々の形状のものを使用するこ
とができる。また、本発明において、「模様」とは形状
の表面に現れる線図,色分けまたはぼかしをいい、文字
を含む概念である。ここに線図とは線がきの図形のこと
をいい、色分けとは色と色とを線によって仕切らずに塗
り分けたものをいい、ぼかしとは色と色との境界をぼん
やりさせて色が自然に移って行くように見せたものをい
う。
【0008】
【作用】本発明によれば、固形化粧料とは別の媒体表面
に模様を形成し、この模様を前記固形化粧料に転写する
ために、化粧料基剤の揮発性有機溶液を使用する必要が
なく、その結果、揮発性有機溶媒のミストを発生させる
ことなく固形化粧料へ模様を形成することができる。そ
して、固形化粧料とは別の媒体として水溶性フィルムを
使用し、模様が描かれた当該水溶性フィルムを前記化粧
料に接着し、水中で当該水溶性フィルムを溶出するだけ
で、簡単に固形化粧料へ模様を形成することができる。
【0009】また、棒状硬質体を回転させると直ちに固
形化粧料へ模様が転写され、特別の溶剤等を使用しなく
ても簡単に固形化粧料へ模様を形成することができる。
この時、棒状硬質体からの模様の転写を、硬度が前記棒
状硬質体より低く且つ前記固形化粧料よりも高い棒状緩
衝材を介して行うことにより密着の際の応力を緩和して
固形化粧料の塑性変形,固形化粧料へのクラックの発生
等を避けることができる。また、スクリーン印刷法を使
用することにより、揮発性有機溶剤を使用することな
く、固形化粧料へ模様を簡単に形成することができる。
【0010】また、別の媒体として軟質パッドを使用す
ると、軟質パッドは、化粧料の形状に合わせて自在に変
形するため、化粧料が曲面等の非平面状であっても、化
粧料に模様を簡単かつ確実に形成することができる。ま
たさらに、着色塗剤を有するスタンピングホイルを固形
化粧料に圧着することにより、固形化粧料へ模様を効率
良く形成することができる。固形化粧料の油性基剤とし
ては、その軟化点が30℃以上のものを選択することに
より常温で固形を維持でき、その結果、固形化粧料表面
への模様の形成が容易になり、そして、模様の鮮映性を
維持することができる。
【0011】
【実施例】
〔実施例1〕本実施例では、水溶性フィルムに模様を描
き、この模様を固形化粧料である口紅に転写する。先
ず、下記の処方に基づいて、水溶性フィルムに模様を描
くために用いられる着色塗剤からなる油性の加飾用口紅
を作製する。このような加飾用口紅の処方としては通常
の口紅と同様の処方でよく、口紅表面へ模様を形成する
必要性から口紅とは異なる色の顔料を使用することが好
ましい。この顔料を油性基剤等と混合し、混合された材
料を口紅状に成形加工することにより加飾用口紅が得ら
れた。
【0012】 処方1 酸化チタン 15 カルナバワックス 5 セレシン 10 ラノリン 10 流動パラフィン 30 ひまし油 30 (合計100重量部)
【0013】次に、乾燥した水溶性フィルム(例えば、
オブラート)に加飾用口紅を用いて所望の模様(本実施
例では、「N,S」である)を描く。図1に示されるよ
うに水溶性フィルム1の模様が描かれた面を口紅2側に
して、当該水溶性フィルムを口紅に巻回してこれを接着
する。この状態から、口紅を常温水槽中に一分程度浸漬
させる。こうすると、水溶性フィルムのみが水中に溶解
し、水溶性フィルムに描かれた着色塗剤が口紅表面に残
存して当該着色塗剤が口紅表面に塗着し、模様が口紅表
面に転写される。この際、口紅表面の水溶性フィルムの
残存物は、適当な棒状物で簡単に掻き落とすことができ
る。次いで、口紅を水槽から取り出した後乾燥させ、さ
らに所望によりフレーミングを行うことによって模様が
表面に形成された口紅(図2)が得られた。尚、本実施
例では、模様の形成に加飾用口紅を使用したが、これに
代えて筆ペン等の筆記具を用いることもできる。この場
合の模様形成用の着色塗剤の処方例を以下に示す。この
処方例では前記加飾用口紅の処方例より流動性を高めて
いる。
【0014】 処方2 酸化チタン 15 有機変性ベントナイト 2 エステルガム 10 ラノリン 10 流動パラフィン 33 ひまし油 30 (合計100重量部)
【0015】〔実施例2〕図3のように、金属製又は硬
質で耐薬品性のあるプラスチック(例えば、ポリエーテ
ル)製の棒状のもの10に所望の模様11を刻みこみ、
これを原版とする。そして、原版と模様が転写される対
象としての口紅2との間に、原版よりも硬度が小さく且
つ口紅よりも硬度が大きい公知のゴムないしはプラスチ
ック(例えば、軟質ポリウレタン)を選択し、これを棒
状に成形して緩衝材12とする。前記原版の溝内に前記
処方2の着色塗剤を充填した後、図3に示すように、口
紅を回転台13に載置し、次いで、原版,緩衝材及び口
紅をこの順に鉛直方向に相互に密着させ、それぞれを回
転させる。回転速度は、20〜60rpm/分とする。
この結果、図3に示すように、原版から模様に応じて着
色塗剤が緩衝材に転写され、次いでこの緩衝材から模様
(着色塗剤)が転写された口紅が得られた。
【0016】一般に原版を直接口紅に密着させると両者
の硬度差から口紅に塑性変形,クラックが発生するおそ
れがあるが、硬度が中間の緩衝材を両者の間に介在させ
ることにより、応力を緩和して口紅の塑性変形等を防止
することができる。もっとも、原版と口紅とを接触させ
るだけか又は両者の間に若干のスリット(0.1〜0.
5mm)を形成した場合は、口紅の変形等の問題がないた
めに前記緩衝材を介さなくても良い。
【0017】〔実施例3〕絹,ナイロン,ポリエステル
糸等を平織したスクリーン上に所望の模様を形成するた
め、模様に相当する以外の部分をロウ又は樹脂でマスク
キングした。次いで、図4に示すように、円形枠20内
に固形化粧料であるファンデーション21を固定し、当
該円形枠に設置された蝶板22を利用して前記ファンデ
ーション上にスクリーン23を設置する。次いで、スク
リーン上に下記の処方からなる粘稠な着色塗剤24を載
せてスクイージ25でスクリーンの上面を加圧摺動させ
た。その結果、スクリーン地のまま残された画線部26
から着色塗剤が浸みだしてファンデーション表面に付着
し、スクリーンに形成された模様がそのままファンデー
ションに転写された。
【0018】 処方3 酸化チタン 50 ひまし油 48 カルナバワックス 2 (合計100重量部)
【0019】〔実施例4〕この実施例では、パッド印刷
法により化粧料表面に模様を形成する。図5は本実施例
の工程を示したものである。先ず、(1)の工程に示す
ように、製版完了した凹版50上に着色塗剤24を載
せ、(2)の工程で凹版上の余分なインキ52をスクイ
ージ25で取り除いた。次いで(3)の工程に移行し、
凹版50にシリコンゴムパッド54を圧着させ、(4)
の工程において、凹部56の着色塗剤57をパッド54
表面に転写する。次いで、(5)の工程に移行し、着色
塗剤57が転写されたシリコーンゴムパッド54を曲面
状の固形化粧料58と圧着させる。
【0020】次いで、(6)の工程では、パッド54を
固形化粧料58から離すと、着色塗剤57は固形化粧料
58表面に転写される。この実施例によれば、前記シリ
コーンゴムパッド54は柔軟であって固形化粧料の外観
形状に応じて自在に変形できるため、固形化粧料表面が
平面ではない曲面等であっても、固形化粧料表面に簡単
かつ確実に模様を転写することができる。なお、この実
施例において、着色塗剤としては、前記各実施例に記載
のいずれのものを使用することもできる。
【0021】〔実施例5〕この実施例では、図6に示す
ような下から接着性樹脂からなる接着層60、着色塗剤
からなる着色層62、離型剤からなる離型層64、ベー
スフィルム層66が順に積層されたスタンピングホイル
68を化粧料に載せ、このスタンピングホイルを加熱と
同時に加圧することによって固形化粧料に熱転写するこ
とを内容とする。すなわち、図7(1)に示すように、
支持台70上に被転写物である固形化粧料72を載せ、
金属凸版74を用いて前記図6のスタンピングホイルを
固形化粧料に圧着させる。金属凸版74内にはヒータが
内蔵されているため、凸部においてスタンピングホイル
は加熱と同時に加圧され、図7(2)に示すように固形
化粧料の表面に金属凸版74の凸模様が転写される。そ
して、転写されたスタンピングホイルが離型層64の部
分で剥離されることにより、着色層62が化粧料表面に
現れて模様が形成される。
【0022】図8は、固形化粧料72が凹凸状に形成さ
れているため、平坦なシリコン板76がスタンピングホ
イルを固形化粧料に加熱、加圧することにより(図8
(1))、固形化粧料の凸面78に着色層62が転写さ
れる状態を示している(図8(2))。そして、図9
は、加熱ヒータを内蔵したロール装置80を回転させな
がらロール状に成形されている固形化粧料82にスタン
ピングホイルを圧着させ(図9(1))、着色層62を
帯状にロール状固形化粧料82に圧着することができる
ことを示している(図9(2))。
【0023】この実施例において、前記スタンピングホ
イルの接着層を形成する樹脂としては、例えば、アクリ
ルレジン、酢酸ビニルと塩化ビニルの共重合体がある。
また、着色層としては、前記実施例の着色塗剤からなる
ものを使用でき、前記接着層上に前記着色塗剤を塗工す
ることにより形成できる。また、離型層は、例えばセラ
ミックまたはマレイン酸レジンから形成でき、ベースフ
ィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートまたは紙
を使用することができる。また、この実施例において、
スタンピングホイルの加熱温度及び時間としては、60
〜180℃、0.1秒〜0.5秒が良く、加圧は2〜4
kg/cm2 が良い。本実施例によれば、スタンピング
ホイルを用いて模様を固形化粧料に転写することができ
るため、固形化粧料に模様を転写する生産性を向上する
ことが可能となる。
【0024】前記実施例では、模様を形成するための着
色塗剤中の顔料としてチタン白を使用したが、これに限
らず他の無機顔料,有機顔料,パール剤,法定色素を使
用することができる。また、実施例1において、水溶性
フィルムとしてオブラートの他ポリビニルアルコール等
水溶性樹脂からなるものならば公知のいかなるものも使
用することができる。また、複数色の着色塗剤を同時に
使用することにより色分け,ぼかしを形成することがで
きる。さらに、実施例2において、緩衝材として公知の
ゴムないしはプラスチック(例えば、軟質ポリウレタ
ン)を使用したが、その他硬度が原版と棒状固形化粧料
との間にあって固形化粧料に変形等を生じさせないもの
であれば緩衝材の素材としては特に限定されない。以上
の実施例では着色料として顔料を使用したが、染料を使
用することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る固形
化粧料への模様の形成方法によれば、固形化粧料とは別
の媒体に模様を形成し、この模様を前記固形化粧料に転
写するために、化粧料基剤の揮発性有機溶液を使用する
必要がない。その結果、揮発性有機溶媒のミストを発生
させることなく固形化粧料へ模様を作業性良く形成する
ことができる。そして、固形化粧料とは別の媒体として
水溶性フィルムを使用し、模様が描かれた当該水溶性フ
ィルムを前記化粧料に接着し、水中で当該水溶性フィル
ムを溶出するようにしているため、さらに、簡単に固形
化粧料へ模様を形成することができる。
【0026】また、棒状硬質体を回転させると直ちに固
形化粧料へ模様が転写されるようにしているため、特別
の溶剤等を使用しなくても簡単に固形化粧料へ模様を形
成することができる。そして、棒状硬質体からの模様の
転写を、硬度が前記棒状硬質体より低く且つ前記固形化
粧料よりも高い棒状緩衝材を介して行うことにより、固
形化粧料の塑性変形,固形化粧料へのクラックの発生等
を避けることができる。
【0027】また、スクリーン印刷法を使用して固形化
粧料へ模様を形成しているため、揮発性有機溶剤を使用
することなく簡単に固形化粧料へ模様を形成することが
できる。またさらに、軟質パッドを固形化粧料に圧着し
て模様を固形化粧料に転写しているため、固形化粧料が
いかなる形状であっても着色塗剤を簡単かつ確実に転写
することができる。
【0028】またさらに、スタンピングホイルを用いて
模様を固形化粧料に転写することにより、固形化粧料に
模様を転写する生産性を向上することができる。そし
て、固形化粧料として軟化点が30℃以上のものを使用
しているため、さらに、固形化粧料への模様の形成が容
易で、且つ表面の模様の鮮映性を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】模様が形成された水溶性フィルムを口紅表面に
接着する状態を示す図である。
【図2】模様が転写された口紅の斜視図である。
【図3】原版から緩衝材を介して口紅へ模様が転写され
る状態を示す斜視図である。
【図4】スクリーン印刷法によりファンデーションへ模
様を形成する実施例を示す断面図である。
【図5】パッド印刷法により化粧料へ模様を形成する実
施例の工程図である。
【図6】着色塗剤を含むスタンピングホイルの断面図で
ある。
【図7】スタンピングホイルを固形化粧料に圧着する実
施例の説明図である。
【図8】スタンピングホイルを固形化粧料に圧着する他
の実施例の説明図である。
【図9】スタンピングホイルを固形化粧料に圧着するさ
らに他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 模様が形成された水溶性フィルム(別の媒体) 2 口紅(固形化粧料) 3,11 模様 10 原版 12 緩衝材 23 スクリーン 54 リシコンゴムパッド 68 スタンピングホイル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形化粧料に模様を形成する方法におい
    て、前記固形化粧料とは別の媒体表面に模様を描き、こ
    の模様を前記固形化粧料に転写する固形化粧料への模様
    の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記媒体は水溶性フィルムであり、当該
    水溶性フィルムに着色塗剤からなる模様を描き、次いで
    当該水溶性フィルムを前記化粧料に接着し、水中で当該
    水溶性フィルムを溶出する請求項1記載の固形化粧料へ
    の模様の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記媒体は模様に相当する溝が形成され
    た棒状硬質体であり、当該溝内に着色塗剤を充填した
    後、前記棒状硬質体を回転させながら前記着色塗剤を回
    転する棒状固形化粧料に転写する請求項1記載の固形化
    粧料への模様の形成方法。
  4. 【請求項4】 前記棒状硬質体から前記固形化粧料への
    前記着色塗剤の転写を、硬度が前記棒状硬質体より低く
    且つ前記固形化粧料よりも高い棒状緩衝材を介して行う
    請求項3記載の固形化粧料への模様の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記媒体は模様に相当する部分以外がマ
    スクされたスクリーンであり、該スクリーンを固形化粧
    料上に設置した後当該スクリーン上に着色塗剤を載せ、
    該着色塗剤を押し出しする請求項1記載の固形化粧料へ
    の模様の形成方法。
  6. 【請求項6】 着色塗剤からなる模様を軟質パッドに転
    写し、このパッドを固形化粧料に圧着することによりパ
    ッド表面の前記模様を当該固形化粧料にさらに転写する
    請求項1記載の固形化粧料への模様の形成方法。
  7. 【請求項7】 着色塗剤を有するスタンピングホイルを
    固形化粧料に所定形状に圧着することにより、当該固形
    化粧料に着色塗剤の模様を転写する請求項1記載の固形
    化粧料への模様の形成方法。
  8. 【請求項8】 前記固形化粧料の軟化点は30度以上で
    あることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項
    に記載の固形化粧料への模様の形成方法。
JP35437691A 1990-12-25 1991-12-20 固形化粧料への模様の形成方法 Pending JPH06107523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35437691A JPH06107523A (ja) 1990-12-25 1991-12-20 固形化粧料への模様の形成方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41363990 1990-12-25
JP2-413639 1990-12-25
JP35437691A JPH06107523A (ja) 1990-12-25 1991-12-20 固形化粧料への模様の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06107523A true JPH06107523A (ja) 1994-04-19

Family

ID=26580047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35437691A Pending JPH06107523A (ja) 1990-12-25 1991-12-20 固形化粧料への模様の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06107523A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004056494A1 (en) * 2002-12-23 2004-07-08 Intercos S.P.A. Process for the surface decoration of a cosmetic product
JP2008156304A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Nippon Shikizai Inc スティック状化粧料
JP2010037303A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Toshiki Pigment Kk 粉末印刷装置及び粉末印刷方法
WO2020196980A1 (ko) * 2019-03-22 2020-10-01 코스맥스 주식회사 필름 형성제에 의한 문양을 가지는 고형 화장품 및 이의 제조 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004056494A1 (en) * 2002-12-23 2004-07-08 Intercos S.P.A. Process for the surface decoration of a cosmetic product
JP2008156304A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Nippon Shikizai Inc スティック状化粧料
JP2010037303A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Toshiki Pigment Kk 粉末印刷装置及び粉末印刷方法
WO2020196980A1 (ko) * 2019-03-22 2020-10-01 코스맥스 주식회사 필름 형성제에 의한 문양을 가지는 고형 화장품 및 이의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3086946B1 (en) Transfer makeup process and related device
US6299967B1 (en) Ink jet recording media for use in making temporary tattoos and processes thereof
US8667896B2 (en) Screen print reflection transfer and process for the manufacture thereof
US5900096A (en) Method of transferring metal leaf to a substrate
US6569277B1 (en) Art object and method of creation
US2318096A (en) Transfer sheet
US3589955A (en) Oil painting simulation and the like
JPH06107523A (ja) 固形化粧料への模様の形成方法
US3445310A (en) Screen printing process and product
US20130337225A1 (en) Body art/eyebrow application device
US5891289A (en) Method of transferring metal leaf to a substrate
CN106163787B (zh) 将印迹从基底转印至表面的方法和装置
US6123794A (en) Method for the application of an image to a porous substrate
US20020121333A1 (en) Applying digitally created graphic images to leather (Cow hide, Calf, Pig, Goat, Kid, and sheep skin)
CN109760469B (zh) 一种具有视觉深度的绘画方法
US20090023586A1 (en) Transfer printing
WO2000040661A1 (en) Printing composition, process and printing device using the same
DE2915555A1 (de) Verfahren und materialien zum aufbringen von auf eine folie mit sublimierfarbe aufgedruckten formen auf eine unterlage, vorzugsweise eine metallfolie
US20210146671A1 (en) Method to emulate an oil painting
JP3037761U (ja) 転写捺染用植毛シート
JPH0292635A (ja) 立体感のある化粧シートの製造方法
JP3753344B2 (ja) 隠しメッセージの作成方法
JP3805821B2 (ja) 基材表面への柄転写方法及び、その転写方法において使用する柄転写用シート
KR101711345B1 (ko) 입체적 이미지를 갖는 인쇄시트를 제조하는 방법
DE735723C (de) Verfahren zur Oberflaechenverzierung mittels wasserquellbarer Leimfarbenbilder