JPH06107326A - ワークの移載装置及び方法 - Google Patents
ワークの移載装置及び方法Info
- Publication number
- JPH06107326A JPH06107326A JP26040592A JP26040592A JPH06107326A JP H06107326 A JPH06107326 A JP H06107326A JP 26040592 A JP26040592 A JP 26040592A JP 26040592 A JP26040592 A JP 26040592A JP H06107326 A JPH06107326 A JP H06107326A
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- JP
- Japan
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- work
- guide
- stopper
- plate
- fixed
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 高速、高精度で信頼性の高いワークの移載装
置及び方法を提供する。 【構成】 閉ループ上に多数配置され支持台7の側面に
固定したL字形状のフック9と、支持板8と、スイング
アーム17とからなるスライド機構4と、ガイド機構5
と、側板に固定されガイド21下端の上に位置し揺動可
能なワークストッパ26とそのワークストッパ26のワ
ークをひっかける部分がワークを固定できる力を与える
押えバネ30とワークストッパ26が押えバネ30によ
って回りすぎないように止める回転止め31およびワー
クストッパ26に揺動バー29を介して揺動運動を伝達
するカムフォロア27からなるストッパ機構6と、スト
ッパ機構6のカムフォロア27を揺動させるカム板32
および、スライド機構4のガイド輪16が支持台7のフ
ック9と接触した時、それから外れないように上から抑
えつけるガイド板34からなることを特徴とする。
置及び方法を提供する。 【構成】 閉ループ上に多数配置され支持台7の側面に
固定したL字形状のフック9と、支持板8と、スイング
アーム17とからなるスライド機構4と、ガイド機構5
と、側板に固定されガイド21下端の上に位置し揺動可
能なワークストッパ26とそのワークストッパ26のワ
ークをひっかける部分がワークを固定できる力を与える
押えバネ30とワークストッパ26が押えバネ30によ
って回りすぎないように止める回転止め31およびワー
クストッパ26に揺動バー29を介して揺動運動を伝達
するカムフォロア27からなるストッパ機構6と、スト
ッパ機構6のカムフォロア27を揺動させるカム板32
および、スライド機構4のガイド輪16が支持台7のフ
ック9と接触した時、それから外れないように上から抑
えつけるガイド板34からなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、素材であるワークをガ
イドから支持台へ移載する方法及び装置に関する。
イドから支持台へ移載する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワーク1は焼結した脆い素材であって、
図1に示すように裏面には平な2つの面2A、2Bと両
側面に平な2つの面3A、3Bを持っている。
図1に示すように裏面には平な2つの面2A、2Bと両
側面に平な2つの面3A、3Bを持っている。
【0003】ワークの移載については先に(その1)と
して出願した。これは傾斜したガイドにアーク状のワー
クを整列並置し、山形形状の支持台の移動動作に同期し
ているカム機構によって押さえ片を揺動し、ワークを1
個ずつ滑落させてストッパで支持台が通過する位置にワ
ークを保持させておき、支持台がストッパの両側を通過
すると同時にワークが支持台に移載する方法である。
して出願した。これは傾斜したガイドにアーク状のワー
クを整列並置し、山形形状の支持台の移動動作に同期し
ているカム機構によって押さえ片を揺動し、ワークを1
個ずつ滑落させてストッパで支持台が通過する位置にワ
ークを保持させておき、支持台がストッパの両側を通過
すると同時にワークが支持台に移載する方法である。
【0004】更には、ワークの移載については先に(そ
の2)として出願した。これは傾斜したガイドの下端に
設けたストッパをカムとリンク機構で可動させ、山形形
状の支持台がガイドを通過することに同期してストッパ
が退避、ストッパにぶつかることなくアーク状のワーク
を一個ずつ滑落させ、傾斜ガイドから支持台へ移載する
方法である。
の2)として出願した。これは傾斜したガイドの下端に
設けたストッパをカムとリンク機構で可動させ、山形形
状の支持台がガイドを通過することに同期してストッパ
が退避、ストッパにぶつかることなくアーク状のワーク
を一個ずつ滑落させ、傾斜ガイドから支持台へ移載する
方法である。
【0005】ワークの移載についても先に(その3)と
して出願した。これは間欠移動する支持台の上傾面が水
平になる位置で停止した時、カム機構で動作するピック
アンドプレースがワークを水平なガイドから把持し、支
持台へ移載する方法である。
して出願した。これは間欠移動する支持台の上傾面が水
平になる位置で停止した時、カム機構で動作するピック
アンドプレースがワークを水平なガイドから把持し、支
持台へ移載する方法である。
【0006】商品の充填方法及び装置について特願平1
−88039号公報に開示がある。これは水平状に支持
され、循環移動するトレーに商品を供給する方法及び装
置で、トレーはチェーンにより所定タイミングで間欠循
環移動し、所定の位置で停止すると商品が供給されるも
のである。
−88039号公報に開示がある。これは水平状に支持
され、循環移動するトレーに商品を供給する方法及び装
置で、トレーはチェーンにより所定タイミングで間欠循
環移動し、所定の位置で停止すると商品が供給されるも
のである。
【0007】郵便物の同期移載装置は特願昭57−15
0838号公報に開示がある。これはチェーンに取り付
けられ搬送される複数の搬送箱にその搬送方向とは垂直
な方向から郵便物が、それを搬送するローラ出口を搬送
箱用チェーンに箱と同間隔取り付けられた爪で押して搬
送箱に同期移動することで郵便物を挿入し、爪が外れる
と元の位置に戻り次の箱に連続挿入することのできる装
置である。
0838号公報に開示がある。これはチェーンに取り付
けられ搬送される複数の搬送箱にその搬送方向とは垂直
な方向から郵便物が、それを搬送するローラ出口を搬送
箱用チェーンに箱と同間隔取り付けられた爪で押して搬
送箱に同期移動することで郵便物を挿入し、爪が外れる
と元の位置に戻り次の箱に連続挿入することのできる装
置である。
【0008】高速包装機械の物品供給装置は、特願昭6
0−291687号公報に開示がある。これは所定間隔
を置いてエンドレス状にバケットが装着されたケースコ
ンベアにそれと隣接して同期走行するコンベアに流れる
物品を連続して送り込む装置で、ケースコンベアのバケ
ットの走行と同期するようにフラットバーが物品を押
し、さらにプッシャ搬送チェーン上の斜行移動するプッ
シャで物品はバケットへと連続して供給されるものであ
る。
0−291687号公報に開示がある。これは所定間隔
を置いてエンドレス状にバケットが装着されたケースコ
ンベアにそれと隣接して同期走行するコンベアに流れる
物品を連続して送り込む装置で、ケースコンベアのバケ
ットの走行と同期するようにフラットバーが物品を押
し、さらにプッシャ搬送チェーン上の斜行移動するプッ
シャで物品はバケットへと連続して供給されるものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ワークの移載(その
1)では、支持台にワークが載り移る際にワークがスト
ッパに乗り上げてしまい、支持台の下端規制面にワーク
が載らず、支持台から落下することがある。ワークの移
載方法(その2)では、ストッパが退避しワークが滑落
する時、支持台の上傾面が適正なワーク滑落位置に来て
いないとワークが支持台の下端規制面に載らずに落下す
ることがある。ワークを移載する方法(その3)では、
間欠移動する支持台が上傾面が水平になる位置に停止
し、かつ、支持台停止のタイミングにあわせてピックア
ンドプレースがワークを支持台へ移載しないとワークが
支持台から落下することがある。特願平1−88039
号の商品の充填方法及び装置では、商品を供給する時に
チェーンを停止させる必要がある。特願昭57−150
838号の郵便物の同期移載装置では、郵便物搬送のロ
ーラ出口は搬送箱と同間隔でチェーンに取り付けた爪に
で搬送箱と同期移動し位置決めされるが、移載時には厳
密な位置決めは必要としない。従って、厳密な位置決め
の必要なワークの移載には適さない。特願昭60−29
1687号の高速包装機械の物品供給装置では、物品を
位置決めするフラットバーの駆動源、物品を移載するプ
ッシャ搬送チェーンの駆動源、移載される側のバケット
の付いたケースコンベアの駆動源のそれぞれが同期させ
るのは難しい。また、駆動部が多いので装置が大きく、
複雑になる。本発明は、このような従来例の欠点を解決
し、高速かつ、高精度で信頼性の高いワークの移載装置
及び方法を提供することを目的とする。
1)では、支持台にワークが載り移る際にワークがスト
ッパに乗り上げてしまい、支持台の下端規制面にワーク
が載らず、支持台から落下することがある。ワークの移
載方法(その2)では、ストッパが退避しワークが滑落
する時、支持台の上傾面が適正なワーク滑落位置に来て
いないとワークが支持台の下端規制面に載らずに落下す
ることがある。ワークを移載する方法(その3)では、
間欠移動する支持台が上傾面が水平になる位置に停止
し、かつ、支持台停止のタイミングにあわせてピックア
ンドプレースがワークを支持台へ移載しないとワークが
支持台から落下することがある。特願平1−88039
号の商品の充填方法及び装置では、商品を供給する時に
チェーンを停止させる必要がある。特願昭57−150
838号の郵便物の同期移載装置では、郵便物搬送のロ
ーラ出口は搬送箱と同間隔でチェーンに取り付けた爪に
で搬送箱と同期移動し位置決めされるが、移載時には厳
密な位置決めは必要としない。従って、厳密な位置決め
の必要なワークの移載には適さない。特願昭60−29
1687号の高速包装機械の物品供給装置では、物品を
位置決めするフラットバーの駆動源、物品を移載するプ
ッシャ搬送チェーンの駆動源、移載される側のバケット
の付いたケースコンベアの駆動源のそれぞれが同期させ
るのは難しい。また、駆動部が多いので装置が大きく、
複雑になる。本発明は、このような従来例の欠点を解決
し、高速かつ、高精度で信頼性の高いワークの移載装置
及び方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、閉ループ
上に多数配置され一定方向に連続移動する支持台の側面
に固定されたL字形状のフックと、搬送方向に向かって
上り勾配の上傾面と下り勾配の下傾面をもつ山形形状と
ワークの下端を支える受け部とからなる板が2枚向き合
い、外側には位置決め板が、内側にはピンがそれぞれ固
定してある支持板と、ダンパとダンパ部にバネで引き付
けられるスライダーおよびその下部にあり、先端に回転
可能なガイド輪が取り付けられた揺動可能なスイングア
ームとからなるスライド機構と、スライダーに固定され
スライダーと共に前後スライド可能で、2枚の側板に挾
まれて傾斜しているガイドとその下端に揺動可能な状態
で接続されている可動ガイドとからなるガイド機構と、
側板に固定されガイド下端の上に位置し揺動可能なワー
クストッパとそのワークストッパのワークをひっかける
部分がワークを固定できる力を与える押えバネとワーク
ストッパが押えバネによって回りすぎないように止める
回転止めおよびワークストッパに揺動バーを介して揺動
運動を伝達するカムフォロアからなるストッパ機構と、
ストッパ機構のカムフォロアを揺動させるカム板およ
び、スライド機構のガイド輪が支持台のフックと接触し
た時、それから外れないように上から抑えつけるガイド
板からなることを特徴とするワークの移載装置である。
上に多数配置され一定方向に連続移動する支持台の側面
に固定されたL字形状のフックと、搬送方向に向かって
上り勾配の上傾面と下り勾配の下傾面をもつ山形形状と
ワークの下端を支える受け部とからなる板が2枚向き合
い、外側には位置決め板が、内側にはピンがそれぞれ固
定してある支持板と、ダンパとダンパ部にバネで引き付
けられるスライダーおよびその下部にあり、先端に回転
可能なガイド輪が取り付けられた揺動可能なスイングア
ームとからなるスライド機構と、スライダーに固定され
スライダーと共に前後スライド可能で、2枚の側板に挾
まれて傾斜しているガイドとその下端に揺動可能な状態
で接続されている可動ガイドとからなるガイド機構と、
側板に固定されガイド下端の上に位置し揺動可能なワー
クストッパとそのワークストッパのワークをひっかける
部分がワークを固定できる力を与える押えバネとワーク
ストッパが押えバネによって回りすぎないように止める
回転止めおよびワークストッパに揺動バーを介して揺動
運動を伝達するカムフォロアからなるストッパ機構と、
ストッパ機構のカムフォロアを揺動させるカム板およ
び、スライド機構のガイド輪が支持台のフックと接触し
た時、それから外れないように上から抑えつけるガイド
板からなることを特徴とするワークの移載装置である。
【0011】第2の発明は、一定方向に連続移動する支
持台上の進行方向に向かって上り勾配の上傾面と下り勾
配の下傾面をもつ山形形状の支持板がガイド機構および
スライド機構の下を通過する際、支持台に固定されたフ
ックがスライド機構のガイド輪をひっかけるとガイド板
が上からガイド輪を押さえ、それがフックからはずれな
いためガイド機構およびスライド機構が支持板と同じ方
向、速度でスライダーに沿い同期移動し始めると共にワ
ークストッパに固定されたカムフォロアが可動ガイドに
沿って動くとガイド上でワークストッパがワーク固定を
解除、ワークは可動ガイドが支持板間にあるピンで持ち
上げられ支持板上傾面と可動ガイド下面とが同一面にな
ったところを滑落、支持板の位置決め板間に移載され、
その後ガイド輪がガイド板から外れると共にフックがガ
イド輪から外れ、支持台は今まで通りの方向に一定速度
で進みガイド機構およびスライド機構はバネでスライド
に沿い、元の位置へと戻ることを特徴とするワークの移
載方法である。
持台上の進行方向に向かって上り勾配の上傾面と下り勾
配の下傾面をもつ山形形状の支持板がガイド機構および
スライド機構の下を通過する際、支持台に固定されたフ
ックがスライド機構のガイド輪をひっかけるとガイド板
が上からガイド輪を押さえ、それがフックからはずれな
いためガイド機構およびスライド機構が支持板と同じ方
向、速度でスライダーに沿い同期移動し始めると共にワ
ークストッパに固定されたカムフォロアが可動ガイドに
沿って動くとガイド上でワークストッパがワーク固定を
解除、ワークは可動ガイドが支持板間にあるピンで持ち
上げられ支持板上傾面と可動ガイド下面とが同一面にな
ったところを滑落、支持板の位置決め板間に移載され、
その後ガイド輪がガイド板から外れると共にフックがガ
イド輪から外れ、支持台は今まで通りの方向に一定速度
で進みガイド機構およびスライド機構はバネでスライド
に沿い、元の位置へと戻ることを特徴とするワークの移
載方法である。
【0012】
【実施例】本発明の詳細について図1から図3に基づい
て説明する。図1に移載装置を示す。移載装置は支持台
7、スライド機構4、ガイド機構5、ストッパ機構6か
らなる。支持台7は、その側面に固定したL字形状のフ
ック9と、上面には搬送方向F1に向かって上り勾配の
上傾面12と下り勾配の下傾面13をもつ山形形状とワ
ーク1の下端を支える受け部11からなる板が2枚向き
合った支持板8と、そのそれぞれの板の頂点近くに位置
し、内側に向かい合って固定された2本のピン14およ
び、そのそれぞれの板の外側から固定し、両斜面と同じ
形状をした位置決め板10とからなる。この支持台7は
図示しない搬送装置に複数設け、循環搬送する。
て説明する。図1に移載装置を示す。移載装置は支持台
7、スライド機構4、ガイド機構5、ストッパ機構6か
らなる。支持台7は、その側面に固定したL字形状のフ
ック9と、上面には搬送方向F1に向かって上り勾配の
上傾面12と下り勾配の下傾面13をもつ山形形状とワ
ーク1の下端を支える受け部11からなる板が2枚向き
合った支持板8と、そのそれぞれの板の頂点近くに位置
し、内側に向かい合って固定された2本のピン14およ
び、そのそれぞれの板の外側から固定し、両斜面と同じ
形状をした位置決め板10とからなる。この支持台7は
図示しない搬送装置に複数設け、循環搬送する。
【0013】スライド機構4は、架台34に固定したス
ライダー15と、そのスライダー15の可動部に固定さ
れたブラケット20と、そのブラケット20下部に設け
られ揺動可能なスイングアーム17と、その先端部に設
けられ、回転可能なガイド輪16と、スライダー15を
固定するのと同じ架台34に固定されたダンパー用ブラ
ケット21と、ダンパー用ブラケット21とブラケット
20を互いに引き合うようにそれぞれに接続したバネ1
8と、その力で動くブラケット20の衝撃を吸収するダ
ンパー用ブラケット21に取り付けられたダンパー19
とからなる。さらに、スライダー15が前後動する時、
スイングアーム17が揺動しないように先端部のガイド
輪16を上から押さえるガイド板33がある。
ライダー15と、そのスライダー15の可動部に固定さ
れたブラケット20と、そのブラケット20下部に設け
られ揺動可能なスイングアーム17と、その先端部に設
けられ、回転可能なガイド輪16と、スライダー15を
固定するのと同じ架台34に固定されたダンパー用ブラ
ケット21と、ダンパー用ブラケット21とブラケット
20を互いに引き合うようにそれぞれに接続したバネ1
8と、その力で動くブラケット20の衝撃を吸収するダ
ンパー用ブラケット21に取り付けられたダンパー19
とからなる。さらに、スライダー15が前後動する時、
スイングアーム17が揺動しないように先端部のガイド
輪16を上から押さえるガイド板33がある。
【0014】ガイド機構5は上記スライド機構4のブラ
ケット20に固定し、スライダー15により前後動が可
能である。そのガイド機構5は、斜めに傾き、両側面と
下面からなるガイド21と、その最下端部に接続し、揺
動可能でガイド21と同様の両側面と下面からなる可動
ガイド22と、ガイド21の両側面から固定し、一方の
側面をブラケット20に固定し、もう一方にはストッパ
機構6が設けられた側板23とからなる。
ケット20に固定し、スライダー15により前後動が可
能である。そのガイド機構5は、斜めに傾き、両側面と
下面からなるガイド21と、その最下端部に接続し、揺
動可能でガイド21と同様の両側面と下面からなる可動
ガイド22と、ガイド21の両側面から固定し、一方の
側面をブラケット20に固定し、もう一方にはストッパ
機構6が設けられた側板23とからなる。
【0015】ストッパ機構6は、上記側板23に取り付
けたストッパブラケット28と、上記ガイド21上のワ
ーク1を引っ掛かけ位置にあり、揺動可能なワークスト
ッパ26と、ガイド21方向にワークストッパ26の引
っ掛かけ部が向くように力を与える押えバネ30と、そ
の押えバネ30でワークストッパ26がワーク1を適切
な位置に固定できるようにする回転止め31と、ワーク
ストッパ26に接続し、先端部にカムフォロア27を取
り付けた揺動バー29とからなる。また、スライド機構
4が前進した時、そのカムフォロア27と接触する位置
にカム板32を固定する。
けたストッパブラケット28と、上記ガイド21上のワ
ーク1を引っ掛かけ位置にあり、揺動可能なワークスト
ッパ26と、ガイド21方向にワークストッパ26の引
っ掛かけ部が向くように力を与える押えバネ30と、そ
の押えバネ30でワークストッパ26がワーク1を適切
な位置に固定できるようにする回転止め31と、ワーク
ストッパ26に接続し、先端部にカムフォロア27を取
り付けた揺動バー29とからなる。また、スライド機構
4が前進した時、そのカムフォロア27と接触する位置
にカム板32を固定する。
【0015】次にこの装置の作用を図1および図2
(a)〜(b)に基づいて説明する。図示しないワーク
供給装置からガイド21にワーク1がひとつ切り出され
るとワーク1はガイド21上を斜めに滑落し、最下端部
に達するとワークストッパ26に引っ掛かる。押えバネ
30はそのバネ力でワーク1をその位置に固定する。
(a)〜(b)に基づいて説明する。図示しないワーク
供給装置からガイド21にワーク1がひとつ切り出され
るとワーク1はガイド21上を斜めに滑落し、最下端部
に達するとワークストッパ26に引っ掛かる。押えバネ
30はそのバネ力でワーク1をその位置に固定する。
【0016】図2(a)に示す搬送方向F1に支持台7
が搬送され、フック9がガイド輪16と接触、その押す
力でスイングアーム17が回転方向R1に揺動しようと
するが,上をガイド板33に抑えられるため揺動できず
フック9がガイド輪16に接触したままになる。その結
果、フック9に押されガイド機構5、ストッパ機構6が
支持台7と同速度、同方向に動き出す。フック9がガイ
ド輪16と接触する前に可動ガイド22が支持板内側の
2本のピン14に接触、さらに搬送方向F1に向かって
くるピン14に押されて回転方向R2に揺動し、フック
9がガイド輪16と接触する時にはガイド21の下面と
可動ガイド22の下面および支持板8の進行方向に向か
って下り勾配の下傾面13とが同一面状になり、可動ガ
イド22の両側面と支持板8の位置決め板10も同一面
状に並ぶ。この状態で支持板8と共にガイド機構5、ス
トッパ機構6がスライドし始めるとストッパ機構6はカ
ムフォロア27がカム板32に接触する。
が搬送され、フック9がガイド輪16と接触、その押す
力でスイングアーム17が回転方向R1に揺動しようと
するが,上をガイド板33に抑えられるため揺動できず
フック9がガイド輪16に接触したままになる。その結
果、フック9に押されガイド機構5、ストッパ機構6が
支持台7と同速度、同方向に動き出す。フック9がガイ
ド輪16と接触する前に可動ガイド22が支持板内側の
2本のピン14に接触、さらに搬送方向F1に向かって
くるピン14に押されて回転方向R2に揺動し、フック
9がガイド輪16と接触する時にはガイド21の下面と
可動ガイド22の下面および支持板8の進行方向に向か
って下り勾配の下傾面13とが同一面状になり、可動ガ
イド22の両側面と支持板8の位置決め板10も同一面
状に並ぶ。この状態で支持板8と共にガイド機構5、ス
トッパ機構6がスライドし始めるとストッパ機構6はカ
ムフォロア27がカム板32に接触する。
【0017】図2(b)に示すようにカムフォロア27
がカム板32に沿って前進していくと共にカムフォロア
27および揺動バー29が回転方向R3にワークストッ
パ26を揺動させる。それと同時にガイド21最下端部
に固定されていたワーク1が開放され、ワーク1は同一
面状になったガイド21、可動ガイド22および下傾面
13上を滑落し、ワーク1の側面3A、3Bはガイド2
1の両側面24に沿って位置決めされ、支持板8の位置
決め板10間に入り、受け部11で停止する。これで、
ワーク1はガイド21から支持台7へ移載される。
がカム板32に沿って前進していくと共にカムフォロア
27および揺動バー29が回転方向R3にワークストッ
パ26を揺動させる。それと同時にガイド21最下端部
に固定されていたワーク1が開放され、ワーク1は同一
面状になったガイド21、可動ガイド22および下傾面
13上を滑落し、ワーク1の側面3A、3Bはガイド2
1の両側面24に沿って位置決めされ、支持板8の位置
決め板10間に入り、受け部11で停止する。これで、
ワーク1はガイド21から支持台7へ移載される。
【0018】図2(c)に示すような位置までスライド
機構4が進むとガイド輪16の上からガイド板33の押
えが無くなる。そして、ガイド輪16は前進して来るフ
ック9に押され、スイングアーム17と共に回転方向R
1へ押し上げられる。その結果、フック9はガイド輪1
6の下を通過し、ガイド機構5およびスライド機構4は
支持台7から分離する。その時、可動ガイド22もピン
14に押し上げられ、ピン14はその下を通過する。図
2(d)に示すように支持台7およびフック9は搬送方
向F1へ前進すると共に、フック9から外れたガイド輪
16はスライド機構4がバネの力に引っ張られることで
再びガイド板33の下に回り込み、スライド機構4、ガ
イド機構5、ストッパ機構6全体が原点位置に引き戻さ
れる。原点位置に戻る時の衝撃はダンパー19によって
吸収される。また、可動ガイド22も押えバネ30の力
でワークストッパ26も元の位置に戻り、移載の行程が
完了する。そして、図示しないワーク供給装置から次の
ワーク1がガイド21に切り出され、次の支持台7が進
ん来ることで移載動作は繰り返される。
機構4が進むとガイド輪16の上からガイド板33の押
えが無くなる。そして、ガイド輪16は前進して来るフ
ック9に押され、スイングアーム17と共に回転方向R
1へ押し上げられる。その結果、フック9はガイド輪1
6の下を通過し、ガイド機構5およびスライド機構4は
支持台7から分離する。その時、可動ガイド22もピン
14に押し上げられ、ピン14はその下を通過する。図
2(d)に示すように支持台7およびフック9は搬送方
向F1へ前進すると共に、フック9から外れたガイド輪
16はスライド機構4がバネの力に引っ張られることで
再びガイド板33の下に回り込み、スライド機構4、ガ
イド機構5、ストッパ機構6全体が原点位置に引き戻さ
れる。原点位置に戻る時の衝撃はダンパー19によって
吸収される。また、可動ガイド22も押えバネ30の力
でワークストッパ26も元の位置に戻り、移載の行程が
完了する。そして、図示しないワーク供給装置から次の
ワーク1がガイド21に切り出され、次の支持台7が進
ん来ることで移載動作は繰り返される。
【発明の効果】支持台を間欠搬送にする必要がないので
制御が簡単にできかつ、駆動源を使うことがないので装
置が小型で安価にできかつ、確実に同期して位置決め精
度良く、高速でワークの移載ができる。これによって、
ワーク供給の信頼性および効率が向上した。
制御が簡単にできかつ、駆動源を使うことがないので装
置が小型で安価にできかつ、確実に同期して位置決め精
度良く、高速でワークの移載ができる。これによって、
ワーク供給の信頼性および効率が向上した。
【図1】本発明の斜視図
【図2】ワーク移載を示す図
【図3】ワークを示す図
1 ワーク 4 スライド機構 5 ガイド機構 6 ストッパ機構 8 支持板 9 フック 15 スライダー 16 ガイド輪 21 ガイド 22 可動ガイド 26 ワークストッパ 32 カム板 34 ガイド板
Claims (2)
- 【請求項1】 閉ループ上に多数配置され一定方向に連
続移動する支持台の側面に固定されたL字形状のフック
と、搬送方向に向かって上り勾配の上傾面と下り勾配の
下傾面をもつ山形形状とワークの下端を支える受け部と
からなる板が2枚向き合い、外側には位置決め板が、内
側にはピンがそれぞれ固定してある支持板と、ダンパと
ダンパ部にバネで引き付けられるスライダーおよびその
下部にあり、先端に回転可能なガイド輪が取り付けられ
た揺動可能なスイングアームとからなるスライド機構
と、スライダーに固定されスライダーと共に前後スライ
ド可能で、2枚の側板に挾まれて傾斜しているガイドと
その下端に揺動可能な状態で接続されている可動ガイド
とからなるガイド機構と、側板に固定されガイド下端の
上に位置し揺動可能なワークストッパとそのワークスト
ッパのワークをひっかける部分がワークを固定できる力
を与える押えバネとワークストッパが押えバネによって
回りすぎないように止める回転止めおよびワークストッ
パに揺動バーを介して揺動運動を伝達するカムフォロア
からなるストッパ機構と、ストッパ機構のカムフォロア
を揺動させるカム板および、スライド機構のガイド輪が
支持台のフックと接触した時、それから外れないように
上から抑えつけるガイド板からなることを特徴とするワ
ークの移載装置。 - 【請求項2】 一定方向に連続移動する支持台上の進行
方向に向かって上り勾配の上傾面と下り勾配の下傾面を
もつ山形形状の支持板がガイド機構およびスライド機構
の下を通過する際、支持台に固定されたフックがスライ
ド機構のガイド輪をひっかけるとガイド板が上からガイ
ド輪を押さえ、それがフックからはずれないためガイド
機構およびスライド機構が支持板と同じ方向、速度でス
ライダーに沿い同期移動し始めると共にワークストッパ
に固定されたカムフォロアが可動ガイドに沿って動くと
ガイド上でワークストッパがワーク固定を解除、ワーク
は可動ガイドが支持板間にあるピンで持ち上げられ支持
板上傾面と可動ガイド下面とが同一面になったところを
滑落、支持板の位置決め板間に移載され、その後ガイド
輪がガイド板から外れると共にフックがガイド輪から外
れ、支持台は今まで通りの方向に一定速度で進みガイド
機構およびスライド機構はバネでスライドに沿い、元の
位置へと戻ることを特徴とするワークの移載方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26040592A JPH06107326A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ワークの移載装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26040592A JPH06107326A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ワークの移載装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06107326A true JPH06107326A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17347464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26040592A Pending JPH06107326A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ワークの移載装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06107326A (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26040592A patent/JPH06107326A/ja active Pending
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