JPH06105290B2 - 通信端末使用者識別装置 - Google Patents

通信端末使用者識別装置

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JPH06105290B2
JPH06105290B2 JP18201986A JP18201986A JPH06105290B2 JP H06105290 B2 JPH06105290 B2 JP H06105290B2 JP 18201986 A JP18201986 A JP 18201986A JP 18201986 A JP18201986 A JP 18201986A JP H06105290 B2 JPH06105290 B2 JP H06105290B2
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陽一 坂井
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、1名以上のある通信端末の使用者がその端末
の近傍に居るか否かを、端末自身が自動的に判断し、そ
の端末に関わる通信を柔軟に制御することを可能とす
る、通信端末使用者の在否識別方式に関するものであ
る。
(従来の技術) 家庭や事務所など通信端末の使用される場所において
は、一般に通信端末の数よりもその使用者の数のほうが
多く、結果として、ある1つの端末を複数の使用者で共
同使用する形態になっているのが普通である。通信を利
用する各個人から見た場合、この形態における問題の1
つとして、プライベートな通信の実施が困難であること
が挙げられる。
従来、この問題を解決する方策としては、端末を使用す
る際には必ず鍵やカードを端末に差し込み、それらの持
つコードにより端末使用者が識別される方式や、各人に
暗証番号を割り当て、端末使用時にその暗証番号を入力
すると使用が許可される方式など、一般の金庫や電子式
ドアロックなどと同様な考え方に基づく方式が利用され
ることがあった。
しかしながら、これら従来方式には次の問題点がある。
第1に、キーやカードの管理、暗証番号の整理記憶が煩
雑になることである。
上記のキーやカードなどは、一般にはその端末にのみ役
立つものとする必要があり、端末を使用する各個人は、
通常所有しているであろうそれ以外のキーやカードなど
ともに、端末専用のキーやカードなどを携帯しなければ
ならなくなる。また暗証番号については、この煩雑さは
なくなるものの、最近は銀行のキャッシュカードをはじ
め、暗証番号を記憶していないと使用できないシステム
が増加しており、いろいろな暗証を間違いなく記憶する
工夫が要求されるなど、むしろ使い易さが犠牲にされる
場合も多い。
第2に、複数のメンバが1つの端末を同時使用する方法
が煩雑で、メンバの増減に対する融通性が小さいことで
ある。
事務所などではごく普通の形態である複数の使用者が同
時に1つの端末を使用する場合には、各使用者がそれぞ
れキー・カードを抜き差ししたり、個別にそれぞれの暗
証を投入するか、マスターキー/カードや共通暗証を別
に設けて、それを使用する方法が考えられる。しかしな
がら同時使用者が多いと、端末に前記使用者を認識させ
る手間が大変になったり、一度マスターキー/カードや
共通暗証を設定すると、今度は使用者の増減があった時
に、逐次それらを変更して行かなければならず、端末使
用上の融通性が得られないことになる。
第3に、従来の方式では、使用者の煩雑な移動に対処で
きないことが指摘できる。
端末の使用者は、所用などさまざまな事情があるのが普
通であり、いつも端末の近傍にいられるとは限らない。
特に端末の近傍から離脱する時間がごく短かったり、そ
の回数が頻繁であったりする使用者にとっては、そのつ
ど前述の方法により端末に自分の在否を通知していたの
では、即ち自分を使用者として認識させていたのでは、
負担が大きく煩雑であり、ひいてはこの在否識別方式自
体が使用者から嫌われ、使用されなくなるおそれがあ
る。
(発明の目的) 本発明の目的は、通信端末の使用者がその近傍に居るか
否かを、使用者の操作を必要とせずに端末が自動的に判
別し、使用者が端末の近くに居れば自動的に使用者とし
て認識して通信を可能としたり、認識した利用者への着
信があればその利用者を呼び出すなどのその端末に関わ
るプライベートな通信を柔軟に制御することを可能とす
ることにある。
(発明の構成) 発明の特徴と従来技術との差異 本発明は、前述のように通信端末使用者の在否を端末が
認識する必要のあるとき、使用者が端末を使用する際に
必ず鍵やカードを端末に差し込むか、各人に割り当てら
れた暗証番号を入力しなければならない、という従来技
術の欠点を解決したものであり、 端末使用者には何等の操作も必要とせずに、各人の身体
に密着した小型送受信機および端末側の識別機能によっ
て、自動的に使用者の在否を認識できることを特徴とす
る方式である。
即ち、本発明は、無線電波もしくは超音波もしくは可視
光線または非可視光線を搬送波として使用する1台また
は複数台の小型無線送受信機と、上記の全ての小型無線
送受信機との間で前記搬送波による通信を行うことがで
き、通信端末の使用者の在否をい判別し、かつ通常の通
信端末としての機能を併せ持つ、1台または複数台の使
用者識別通信端末を有する通信端末システムにおいて用
いられる。
前記小型無線送受信機は、前記使用者識別端末の使用者
に直接携帯させるか、あるいはネクタイピン、名札、腕
時計、帽子、心臓ペースメーカ、その他通常身体に装置
もしくは身体内部に接地して用いる器具に組み込み携帯
させる。
そして、それぞれの前記小型無線受信機は、一定の時間
周期内の前記小型無線送受信機ごとにそれぞれ異なる時
間的位相において、前記搬送波を変調して得るパルス状
の信号波パルスを発信する送信回路と、前記時間位相の
各小型無線送受信機ごとの独立性を保持するため、使用
者識別通信端末から該小型無線送受信機に向かって送信
される後述の校正波パルスを受信する受信回路を有す
る。
また、上記それぞれの使用者識別通信端末は、全ての前
記小型無線送受信機からの信号波パルスを検出して復調
する受信回路と;前記小型無線送受信機ごとに異なった
時間的位相を判別し、前記小型無線送受信機の保有者を
特定する端末使用者特定回路と;前記各小型無線送受信
機が、それぞれ前記一定の時間周期の恒常性を保ち得る
ように、前記一定の時間周期ごとに発生させる校正信号
によって、前記搬送波をパルス状に変調した校正波パル
スを、各小型無線送受信機に向けて送信する送信回路
と;前記各小型無線送受信機から発信される各信号波の
強度がある基準レベルを超えるか否かを判定する強度判
定回路とを有する。上記の構成により、前記のある小型
無線送受信機から発信される信号波強度が前記基準レベ
ルを超えた時点、もしくは、該信号強度がある時間継続
して前記基準レベルを超えた時点をもって、その小型無
線送受信機の保有者が、当該使用者識別通信端末の近傍
に居ると判断し、前記のある小型無線送受信機から発信
される信号波強度が上記基準レベル以下となった時点、
もしくは、該信号強度がある時間継続して上記基準レベ
ル以下となった時点をもって、その小型無線送受信機の
保有者が、当該使用者識別通信端末の近傍に居ないと判
断することが可能となる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例による通信端末システムの
構成を示すものである。
同図において、1aは使用者識別機能を有する使用者識別
通信端末(以下、通信端末または単に端末とも呼ぶ);2
a〜Naは、N−1名の端末使用者にそれぞれ対応する小
型無線送受信機(以下、小型送受信機また送受信機とも
呼ぶ);1b〜Nbは、通信端末および小型送受信機の両者
にあって、両者の間で信号波パルスや校正波パルスを送
受するためのアンテナ;1c〜Ncは、両者にあって、信号
波パルスや校正波パルスの送受を1本のアンテナで共用
するためのアンテナ結合回路;1d〜Ndは、両者にあっ
て、信号波パルスや校正波パルスを受信するための受信
回路;1e〜Neは、両者にあって、信号波パルスや校正波
パルスを送信するための送信回路;1f〜Nfは、両者にあ
って、信号波パルスの送受信タイミングの基礎となる時
刻情報を管理するための時計回路;1gは通信端末1aにあ
って、該端末の使用者を受信回路1dからの復調情報から
識別するための端末使用者特定回路;1hは、通信端末1a
にあって、該端末の使用者に関する在否等の情報を各端
末使用者ごとに記憶するための端末使用者情報記憶回
路;1iは、通信端末1aにあって、通常の通信端末の機能
を実行する端末機能回路;1jは、通信端末1aにあって、
端末機能回路1iの情報入出力機能および、該端末の回路
1kに対して該端末の使用者に関する制御情報を入出力す
るための入出力装置;1k〜Nkは、通信端末1a、ならびに
小型送受信機2a〜Naにあって、それら端末または送受信
機能全体の機能を制御する制御回路;1mは受信回路1dに
より受信した信号波強度を基準レベルと比較し、基準レ
ベルを超えるか否かを判定する強度判定回路、2lは、小
型送受信機2a〜Naにあって、それら送受信機の各所に電
力を供給する電源を表わす。
第2図は、本発明の要点である信号波および校正波パル
スの送受信タイミングを説明したものであり、2a〜Na
は、それぞれの小型送受信機の番号に対応し、それらが
送受するパルスの時間関係を具体的に示したものであ
る。
これらの動作を説明するため、まず最初に端末1aの使用
者がN−1人おり、各端末使用者は、それぞれ順に送受
信機2a〜Naを身に付けているものとし、全員が端末1aの
近傍に居る場面を仮定する。第2図に示すように、各送
受信機2a〜Naには、ある時間周期Tのうち自らに割り当
てられたタイミングすなわち時間位相が各々定められて
いる。各時間位相では、各送受信機2a〜Naが自らの信号
波パルスを送信することができる。
各送受信機2a〜Naでは、上記送信タイミングを時計回路
2f〜Nfから読み取り、そのタイミングで、端末システム
内で共通使用するある無線周波数の搬送波を送信回路2e
〜Neにてパルス状に変調し、アンテナ結合回路2c〜Ncを
通じて、アンテナ2b〜Nbからそれぞれ使用者識別通信端
末1aに向けて送信する。
ここで信号波にパルスを利用するのは、電力的に制限の
ある各送受信機の消費電力を、できるだけ節約するため
である。また上記搬送波は、システムごとに場合によっ
て若干の周波数変更を許容する方式としておく必要があ
る。その理由は、もし該使用者識別通信端末の近傍に、
同様な機能を有する他の端末が存在したとき、両端末間
で使用者の識別に混乱が生じることを防止できるためで
ある。
さて、使用者識別通信端末1aは、各送受信機からのパル
ス状の信号波をアンテナ1bから受信すると、アンテナ結
合回路1cを通じて受信回路1dにて復調し、復調された信
号を端末使用者特定回路1gに渡す。端末使用者特定回路
1gでは、時計回路1fの時刻情報を参照しながら、端末の
近傍に誰が存在するかを順次判定する。その結果上記の
N−1名が存在していることが認識でき、この情報は端
末使用者情報記憶回路1hに書き込まれ保持される。もし
この状態で、使用者識別通信端末1aに着信があると、着
信呼は端末機能回路1iに検出されるが、同時に端末機能
回路1iはその着信が誰宛のものかを、着信信号等から識
別し、着信があった旨とともに制御回路1kに通知する。
すると制御回路1kは、この識別情報と端末使用者情報記
憶回路1hの端末使用者在否情報を参照して、その使用者
を選択的に呼出すなどの制御を行う。
また使用者識別通信端末1aは、第2図に示すように前述
の時間周期Tの中で1回割り当てられた、校正波送信タ
イミングにおいて、各小型送受信機2a〜Naが、自ら時計
回路2f〜Nfの保持している時刻情報を常に校正し、それ
ぞれ正確な時間的位相で各送受信機2a〜Naが信号波を送
信できるように、送信回路1eにて時計回路1fの時刻情報
から正確な前述の時間周期Tを作成し、前述の無線周波
数でパルス状に変調し、アンテナ結合回路1cを通じて、
アンテナ1bからそれぞれの小型送受信機2a〜Naに向けて
送信する。
各小型送受信機2a〜Naは、使用者識別通信端末1aからの
パルス状の校正波をアンテナ2b〜Nbから受信すると、ア
ンテナ結合回路2c〜Ncを通じて、受信回路2d〜Ndにて復
調し、復調された校正信号を制御回路2k〜Nkに通知す
る。制御回路2k〜Nkでは、もし自己の保持している時刻
情報が、受け取った校正信号の情報とずれていた場合に
は、校正信号の情報に基づき時計回路2f〜Nfの時刻情報
を修正する。
このように使用者識別端末1aの時計回路1fを親時計と
し、各小型送受信機2a〜Naの時計回路2f〜Nfを子時計と
することにより、時計回路2f〜Nfの時計精度は時計回路
1fの精度に比較して低いものでこと足りるため、送受信
機の簡略化、小型化、価格の低減化に効果が期待でき
る。
また各小型送受信機2a〜Naの電源2l〜Nlには、携帯性の
面から、通常は一次または二次電池が採用される可能性
が高いが、もし、残留電力が少なくなり、送受信動作に
支障をきたすおそれが生じると、電源2l〜Nlは、制御回
路2k〜Nkにその旨を通知する。制御回路2k〜Nkは、この
小型送受信機を装着している端末使用者に、その旨を音
などで直接警告する方法の他に、通信によって使用者識
別通信端末1aに電力欠乏を通知する方法が、送受信機の
小型化・電力の節約などの観点から有効である。すなわ
ち、各小型送受信機に割り当てられた送信タイミングに
おいて、電力欠乏を示すコードを付加した信号によっ
て、搬送波を変調して使用者識別通信端末1aに向けて送
信し、その端末1aにてその情報を検出し、その端末1aの
近傍にいる使用者に適宜通知するのである。
また前述したように、ここで使用する搬送波の周波数変
更が必要な場合、使用者識別通信端末1aからの時計校正
情報とともに、搬送波周波数変更情報を各送受信機に通
知すれば各送受信機はそれに従って搬送周波数を設定す
るので、端末の管理者は、端末側の搬送波周波数のみを
変更することによって、システム全体で使用する搬送波
の周波数を修正することも可能である。
次に上記の場面から、端末使用者のうち小型送受信機2a
を保有している者が、端末の近傍を離れ場合を想定す
る。
このとき、使用者識別通信端末1aに受信される小型送受
信機2aからの信号波の強度は、使用者の離脱に従って徐
々に弱まって行く。ここで、端末において受信される電
波強度にある一定の基準値を設け、この基準値を下回っ
たとき、その送受信機を保有する端末使用者が端末を離
脱したものと判断することができる。特にこの基準値を
適当な値に選択すれば、端末による端末使用者がすぐに
応答できるか否かの距離的判断基準と一致させることが
できる。ただし、この基準値は、端末の接地環境や端末
使用者の通信に関する習性によって、かなり変化するこ
とが予想されるため、端末においてはこの値を可変にで
きるよう構成するか、さらには、端末自身が現在の使用
状況等を判断して、最適と予測される値に適応化させる
ことが考えられる。
以上の説明で明らかなように、従来の技術と異なり、端
末使用者が身体に装着した小型送受信機と、通信端末に
具備されたこれら送受信機からの信号波を周期的に監視
する機能によって、複数の端末使用者の在否を通信端末
が独立に自動認識できることになる。
なお通常の使用条件においては、1端末に対する最大使
用者数は高々数十名と予想され、また端末使用者の離席
・帰着動作や、該端末に着信しようとした第3者が、端
末使用者の応答を待つことのできる時間などに関して人
間工学的考察を加えると、周期Tは数〜十数秒程度が適
当な値である。また、この条件と、現在使用可能な電子
回路の受信能力、送受信機の電源の消耗率などを考慮す
ると、パルス送信中時間は1ms〜数十msが適当と考えら
れる。
また本発明においては、使用する小型の送受信機の実現
性がキーポイントとなるが、近年の半導体技術、特にLS
Iや高周波用FETの高集積化・信頼化・小型化・小電力量
を保持しうる小型・薄型の電池の開発動向などを考慮す
れば、現在の技術でも十分商用になるものを実現できる
ことが確実と考えられる。
ところで、最近の事務所などにおいてはOA機器の導入が
著しいが、それら機器の中には、本発明の小型送受信機
の属するであろう微小無線局の取り扱う電波の強度を、
はるかに超える強度の雑音電波を放射するものも存在す
ることは事実である。
このような環境では、微弱無線電波を使用したシステム
では、識別不能や誤動作を引き起こすおそれも考慮して
おく必要がある。この対策としては、搬送波に超音波を
使用したシステムが、実現技術の容易性やシステムの価
格などの点から有効と考えられる。
(発明の効果) 以上説明したように、通信端末の使用者の身体に付属し
た小型の送受信機から発信される信号波の強度を、通信
端末が監視しており、その強度が一定以上のときをもっ
て、自動的に使用者が端末の近傍に居ると認識する方法
を採用したことにより、端末によるサービス提供者の立
場からすれば、端末使用者の在否識別が自動化され、端
末における取り次ぎサービスなどを実施する場合、より
実情に即したきめの細かい対応を実現することができ
る。
通信端末の使用者にとっては、端末を使用するのに新た
なキーやカード、もしくは暗証番号等の煩雑なものまた
は方法を使うことなく、通常事務所等で各人が身に付け
る機会が多い、名札・腕時計・帽子その他の装着品に組
み込んだ、小型の送受信機を用いることにより、装着忘
れの機会を減じることができるとともに、自身が端末の
近傍に来たか近傍から離れるかを、いちいち端末に通知
する手間が不要となるため、端末の使用者に関わる心理
的負担を大幅に軽減することができる。
また通信端末の管理者にとっては、端末使用者に変更が
生じた場合にも、単にその端末固有のコードを発信する
小型送受信機を増減すれば済み、さらには、本発明の機
能を有する複数の端末間で、意識的に端末コードを共通
にすることにより、端末使用者が複数の端末を共通使用
させられるなど、管理上の簡便性や融通性に富んだ端末
運用を実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施するための通信端末システムの
構成例を示すものである。 第2図は、本発明の要点である信号波パルスおよび校正
波パルスの送受信タイミングを示すものである。 1a……使用者識別通信端末、2a〜Na……小型受信機、1b
〜Nb……アンテナ、1c〜Nc……アンテナ結合回路、1d〜
Nd……受信回路、1e〜Ne……送信回路、1f〜Nf……時計
回路、1g……端末使用者特定回路、1h……端末使用者情
報記憶回路、1i……端末機能回路、1j……入出力装置、
1k〜Nk……制御回路、2l……電源、1m……強度判定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信端末と、該通信端末の使用者が携帯
    し、該通信端末との通信が可能な複数の無線送受信機と
    から構成される通信端末使用者の識別装置であって、 前記無線送受信機は、前記通信端末から一定周期で送信
    される校正波パルスを受信する受信回路と、 前記校正波パルスの一周期内に収まる一定差分だけ該パ
    ルスの位相からずれた各無線送受信機毎に予め割り当て
    た信号波パルスの送信周期を保持し、該送信周期毎に該
    信号波パルスの送信要求を送出する時計回路と、 前記時計回路から入力した送信要求に同期して前記信号
    波パルスを前記通信端末へ送信する送信回路と、 前記受信回路から入力した前記校正波パルスの周期が自
    回路内で保持している周期と同期していなければ、後者
    を前者に一致させ、前記時計回路内で保持する前記信号
    波パルスの送信周期を校正する制御回路とを有し、 前記通信端末は、前記無線送受信機から送信された前記
    信号波パルスを受信する受信回路と、 自回路内に保持する各無線送受信機毎の前記信号波パル
    スの前記校正波パルスとの位相ずれの一覧を参照して、
    前記受信回路から入力した前記信号波パルスの前記校正
    波パルスとの位相ずれが一致する無線送受信機を特定
    し、自回路内に保持する送信周期毎に前記校正波パルス
    の送信要求を送出する時計回路と、 前記時計回路から入力した送信要求に同期して前記校正
    波パルスを前記無線送受信機へ送信する送信回路と、 各無線送受信機と使用者との対応、及び該使用者が特定
    できたかどうかの識別を記憶する端末使用者情報記憶回
    路と、 前記受信回路から前記信号波パルスを入力し、前記端末
    使用者情報記憶回路内の保存情報を参照し、前記時計回
    路が特定した無線送受信機と対応する使用者を特定し、
    該特定結果を前記端末使用者情報記憶回路に保存する端
    末使用者特定回路と、 回線に着信があった場合に着信信号を解析し着信人を特
    定し送出する端末機能回路と、 前記端末機能回路から通知された前記着信人と前記端末
    使用者情報記憶回路内の保存情報を参照して、前記着信
    人が前記端末使用者特定回路で特定した使用者と一致す
    れば、該使用者を呼び出す制御回路を有する ことを特徴とする通信端末使用者識別装置。
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