JPH061047Y2 - コンパクト - Google Patents
コンパクトInfo
- Publication number
- JPH061047Y2 JPH061047Y2 JP1988108480U JP10848088U JPH061047Y2 JP H061047 Y2 JPH061047 Y2 JP H061047Y2 JP 1988108480 U JP1988108480 U JP 1988108480U JP 10848088 U JP10848088 U JP 10848088U JP H061047 Y2 JPH061047 Y2 JP H061047Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- lid
- pair
- hinge members
- pivot hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンパクト、更に詳細には着脱自在の中仕切り
体を備えた多段式コンパクトに関する。
体を備えた多段式コンパクトに関する。
従来、多段式コンパクトとしては、一般に一組のピンヒ
ンジを介して回転開閉可能に蓋体、中仕切り体、本体の
順に蝶着構成したものや多段引出構造としたものが実用
に供せられている。
ンジを介して回転開閉可能に蓋体、中仕切り体、本体の
順に蝶着構成したものや多段引出構造としたものが実用
に供せられている。
また、それらの中には、コンパクト内に収納すべき化粧
料の数や種類に応じて、中仕切り体や引き出しの一部を
交換あるいは取り外し可能なものも存した。
料の数や種類に応じて、中仕切り体や引き出しの一部を
交換あるいは取り外し可能なものも存した。
然しながら、斯かる従来コンパクトは、中仕切り体の取
り外し等は可能なものの、コンパクト自体の大きさは何
ら変化するものではなかったため、不必要な収納スペー
スを持ったまま使用しなければならなかったり、あるい
は逆に必要な収納スペースが確保し得なかったりして、
事実上当該取り外し等は殆ど意味がなく、特に携帯時の
不便性は使用者の等しく痛感するところであった。
り外し等は可能なものの、コンパクト自体の大きさは何
ら変化するものではなかったため、不必要な収納スペー
スを持ったまま使用しなければならなかったり、あるい
は逆に必要な収納スペースが確保し得なかったりして、
事実上当該取り外し等は殆ど意味がなく、特に携帯時の
不便性は使用者の等しく痛感するところであった。
そこで、本考案者は斯かる従来の問題点を解消すべく種
々検討を重ねた結果、コンパクト自体の大きさを変化せ
しめることにより、中仕切り体の取り外しを実効あらし
める本考案コンパクトを案出したものである。
々検討を重ねた結果、コンパクト自体の大きさを変化せ
しめることにより、中仕切り体の取り外しを実効あらし
める本考案コンパクトを案出したものである。
すなわち、本考案は蓋体の基端下部に形設された一対の
ボス部の軸孔と、一対の上下二軸枢支ヒンジ部材の上位
軸孔とに、一対の軸ピンを挿通して蓋体を上下二軸枢支
ヒンジ部材の上部に結合せしめると共に、当該上下二軸
枢支ヒンジ部材の下位軸孔と、本体の基端部に形設され
た一対のボス部の軸孔とに、一対の軸ピンを挿通して本
体を上下二軸枢支ヒンジ部材の下部に結合せしめて蓋体
と本体とをクランク回動による間隔調整可能に蝶着し、
かつ当該蓋体と本体との間に中仕切り体を着脱自在に蝶
着したことを特徴とするコンパクトである。
ボス部の軸孔と、一対の上下二軸枢支ヒンジ部材の上位
軸孔とに、一対の軸ピンを挿通して蓋体を上下二軸枢支
ヒンジ部材の上部に結合せしめると共に、当該上下二軸
枢支ヒンジ部材の下位軸孔と、本体の基端部に形設され
た一対のボス部の軸孔とに、一対の軸ピンを挿通して本
体を上下二軸枢支ヒンジ部材の下部に結合せしめて蓋体
と本体とをクランク回動による間隔調整可能に蝶着し、
かつ当該蓋体と本体との間に中仕切り体を着脱自在に蝶
着したことを特徴とするコンパクトである。
以下一実施例を示す図面と共に本考案を更に説明する。
1は蓋体、2は化粧料、化粧用具収納部21を有する本
体で、両者は上下二軸枢支ヒンジ構造体3を介してクラ
ンク回動による両者の間隔調整可能に蝶着せられてい
る。
体で、両者は上下二軸枢支ヒンジ構造体3を介してクラ
ンク回動による両者の間隔調整可能に蝶着せられてい
る。
この上下二軸枢支ヒンジ構造体3による蓋体1と本体2
の蝶着は、蓋体1の基端下部に形設された一対のボス部
31の軸孔31aと、一対の上下二軸枢支ヒンジ部材3
2の上位軸孔32aとに、一対の軸ピン33aを挿通し
て蓋体1を上下二軸枢支ヒンジ部材32の上部に結合せ
しめると共に、当該上下二軸枢支ヒンジ部材32の下位
軸孔32bと、本体2の基端部に形設された一対のボス
部34の下位軸孔34bとに、一対の軸ピン33bを挿
通して本体2を上下二軸枢支ヒンジ部材32の下部に結
合せしめて構成される。
の蝶着は、蓋体1の基端下部に形設された一対のボス部
31の軸孔31aと、一対の上下二軸枢支ヒンジ部材3
2の上位軸孔32aとに、一対の軸ピン33aを挿通し
て蓋体1を上下二軸枢支ヒンジ部材32の上部に結合せ
しめると共に、当該上下二軸枢支ヒンジ部材32の下位
軸孔32bと、本体2の基端部に形設された一対のボス
部34の下位軸孔34bとに、一対の軸ピン33bを挿
通して本体2を上下二軸枢支ヒンジ部材32の下部に結
合せしめて構成される。
尚、上下二軸枢支ヒンジ部材32の縦寸法及び上・下位
軸孔32a,32b間の距離は、後述の中仕切り体4の
厚みに対応して適宜選定されると共に、本体2のボス部
34の突出の程度、換言すれば凹所35の程度は上下二
軸枢支ヒンジ部材32の上下反転動に支障のない程度と
する。
軸孔32a,32b間の距離は、後述の中仕切り体4の
厚みに対応して適宜選定されると共に、本体2のボス部
34の突出の程度、換言すれば凹所35の程度は上下二
軸枢支ヒンジ部材32の上下反転動に支障のない程度と
する。
而して、蓋体1は上下二軸枢支ヒンジ部材32に対し、
軸ピン33aを中心に回転すると共に、当該上下二軸枢
支ヒンジ部材32自体は本体2に対し、軸ピン33bを
中心として回転するので、全体としてクランク回動によ
る上下二軸枢支ヒンジ部材32の上下反転に伴ない、蓋
体1が上下動し、本体2との間隔が調整される。
軸ピン33aを中心に回転すると共に、当該上下二軸枢
支ヒンジ部材32自体は本体2に対し、軸ピン33bを
中心として回転するので、全体としてクランク回動によ
る上下二軸枢支ヒンジ部材32の上下反転に伴ない、蓋
体1が上下動し、本体2との間隔が調整される。
4は中仕切り体で、化粧料、化粧用具収納部41を有
し、蓋体1と本体2との間に着脱自在に蝶着せられてい
る。
し、蓋体1と本体2との間に着脱自在に蝶着せられてい
る。
この中仕切り体4の着脱自在の蝶着は、例えば本体2に
形設された前記一対のボス部34の上位軸孔34aと、
上端面に嵌合凹部51を形設したヒンジ部材5の軸孔5
2とに、一対の軸ピン53を挿通すると共に、当該ヒン
ジ部材5の嵌合凹部51に、中仕切り体4の基端下部に
形設した嵌合凸部42を着脱自在に嵌合せしめて構成さ
れる。尚、当該嵌合凹部51及び嵌合凸部42の具体的
形状はその如何を問わないが、係止性かつ離脱性の点で
半円形状とするのが簡便で効果的である。
形設された前記一対のボス部34の上位軸孔34aと、
上端面に嵌合凹部51を形設したヒンジ部材5の軸孔5
2とに、一対の軸ピン53を挿通すると共に、当該ヒン
ジ部材5の嵌合凹部51に、中仕切り体4の基端下部に
形設した嵌合凸部42を着脱自在に嵌合せしめて構成さ
れる。尚、当該嵌合凹部51及び嵌合凸部42の具体的
形状はその如何を問わないが、係止性かつ離脱性の点で
半円形状とするのが簡便で効果的である。
而して、中仕切り体4はヒンジ部材5を介して本体2に
蝶着され、軸ピン53を中心として回転する一方、その
取り外し、取り付け操作は極めて容易である。
蝶着され、軸ピン53を中心として回転する一方、その
取り外し、取り付け操作は極めて容易である。
6a,6b及び6cは係止部材で、それぞれ蓋体1、中
仕切り体4及び本体2の前端部に設けられ、蓋体1と中
仕切り体4、または蓋体1と本体2とを自在に係脱せし
めるものである。
仕切り体4及び本体2の前端部に設けられ、蓋体1と中
仕切り体4、または蓋体1と本体2とを自在に係脱せし
めるものである。
本考案は以上の如く構成されているものであるため、そ
の使用に際しては、まず蓋体1を開蓋するが、この状態
に於ては中仕切り体4は本体2に蝶着され、離脱するこ
とがないため、該中仕切り体4をも適宜上下回転するこ
とにより、本体2の化粧料、化粧用具収納部21面の開
閉を行うことができる。次に、中仕切り体4を例えばそ
の嵌合部に於て上方に力を加えて持ち上げれば、当該嵌
合が外れるので、中仕切り体4を本体2から取り外すこ
とができる。尚、取り付けの際にはこれとは全く逆の操
作をすれば良い。
の使用に際しては、まず蓋体1を開蓋するが、この状態
に於ては中仕切り体4は本体2に蝶着され、離脱するこ
とがないため、該中仕切り体4をも適宜上下回転するこ
とにより、本体2の化粧料、化粧用具収納部21面の開
閉を行うことができる。次に、中仕切り体4を例えばそ
の嵌合部に於て上方に力を加えて持ち上げれば、当該嵌
合が外れるので、中仕切り体4を本体2から取り外すこ
とができる。尚、取り付けの際にはこれとは全く逆の操
作をすれば良い。
次いで、蓋体1の基端部を押圧すれば、上下二軸枢支ヒ
ンジ部材32がクランク回動により上下反転し、蓋体1
が下方すなわち本体2に移動接合する。この状態で係止
部材6a,6bで係止すれば、中仕切り体4の存在しな
い通常のコンパクトとして使用できる。尚、中仕切り体
4を取り付け使用する場合には、これとは全く逆の操作
により蓋体1と本体2との間に所定間隔を形成せしめれ
ば良い。
ンジ部材32がクランク回動により上下反転し、蓋体1
が下方すなわち本体2に移動接合する。この状態で係止
部材6a,6bで係止すれば、中仕切り体4の存在しな
い通常のコンパクトとして使用できる。尚、中仕切り体
4を取り付け使用する場合には、これとは全く逆の操作
により蓋体1と本体2との間に所定間隔を形成せしめれ
ば良い。
以上従って、本考案によれば蓋体と本体との間隔を調整
せしめ得るので、収納すべき化粧料の数や種類に応じて
中仕切り体を着脱する必要が生じた場合、極めて容易に
当該中仕切り体の有無に対応した大きさのコンパクトを
提供し得、中仕切り体の着脱性を実効あらしめることが
できる。
せしめ得るので、収納すべき化粧料の数や種類に応じて
中仕切り体を着脱する必要が生じた場合、極めて容易に
当該中仕切り体の有無に対応した大きさのコンパクトを
提供し得、中仕切り体の着脱性を実効あらしめることが
できる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はその分
解斜視図、第2図は閉蓋状態の中央縦断面図、第3図は
開蓋状態の中央縦断面図、第4図は中仕切り体取り付け
嵌合部の拡大断面説明図、第5図は蓋体と本体とのクラ
ンク回動状態を示す概略断面説明図である。
解斜視図、第2図は閉蓋状態の中央縦断面図、第3図は
開蓋状態の中央縦断面図、第4図は中仕切り体取り付け
嵌合部の拡大断面説明図、第5図は蓋体と本体とのクラ
ンク回動状態を示す概略断面説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】蓋体1の基端下部に形設された一対のボス
部31の軸孔31aと、一対の上下二軸枢支ヒンジ部材
32の上位軸孔32aとに、一対の軸ピン33aを挿通
して蓋体1を上下二軸枢支ヒンジ部材32の上部に結合
せしめると共に、当該上下二軸枢支ヒンジ部材32の下
位軸孔32bと、本体2の基端部に形設された一対のボ
ス部34の軸孔34bとに、一対の軸ピン33bを挿通
して本体2を上下二軸枢支ヒンジ部材32の下部に結合
せしめて蓋体1と本体2とをクランク回動による間隔調
整可能に蝶着し、かつ当該蓋体1と本体2との間に中仕
切り体4を着脱自在に蝶着したことを特徴とするコンパ
クト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988108480U JPH061047Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988108480U JPH061047Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | コンパクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0229608U JPH0229608U (ja) | 1990-02-26 |
JPH061047Y2 true JPH061047Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31343851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988108480U Expired - Lifetime JPH061047Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | コンパクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061047Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0518380U (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-09 | 幸男 鐘ケ江 | 灯明台 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6145011B2 (ja) * | 1981-09-17 | 1986-10-06 | Kubota Ltd |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6145011U (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | 吉田工業株式会社 | コンパクト容器 |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP1988108480U patent/JPH061047Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6145011B2 (ja) * | 1981-09-17 | 1986-10-06 | Kubota Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0229608U (ja) | 1990-02-26 |
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