JPH06103898B2 - シリアル伝送のための機能を利用したパラレル伝送方法 - Google Patents

シリアル伝送のための機能を利用したパラレル伝送方法

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JPH06103898B2
JPH06103898B2 JP3121357A JP12135791A JPH06103898B2 JP H06103898 B2 JPH06103898 B2 JP H06103898B2 JP 3121357 A JP3121357 A JP 3121357A JP 12135791 A JP12135791 A JP 12135791A JP H06103898 B2 JPH06103898 B2 JP H06103898B2
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges
    • G06F13/4045Coupling between buses using bus bridges where the bus bridge performs an extender function

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  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ伝送に関するも
のであり、特にその高速化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なデータ伝送において、シリアル
伝送に比べ、パラレル伝送の方が高速である。これは、
シリアル伝送が1ビットずつ直列に伝送を行うのに対
し、パラレル伝送が数ビットを一度に並列に伝送を行う
からである。ただし、パラレル伝送を行うためには、送
信側と受信側に複数ビット分の通信路(ケーブル)を配
設しなければならない。したがって、伝送距離が長い場
合には、ケーブルのコストが高くなるという問題があ
る。
【0003】このため、用途に応じて、シリアル伝送と
パラレル伝送の使い分けがなされている。たとえば、パ
ーソナルコンピュータにおいては、CPUとハードディ
スクやフロッピィディスクとの伝送には、パラレル伝送
が用いられている。また、CPUとモデム等との伝送に
は、シリアル伝送が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、シリアル伝送の
機能しか持たない機器においては、パラレル伝送を行う
ことはできなかった。例えば、パーソナルコンピュータ
には、パラレル伝送用の端子とシリアル伝送用の端子と
が設けられている。この内、パラレル伝送用の端子は、
プリンタやフロッピィディスクドライブとのやりとりの
ために設けられたものである。したがって、他のパーソ
ナルコンピュータとの間でデータ伝送を行う場合には、
シリアル伝送端子を使用するしかなかった。このため、
パーソナルコンピュータ間のデータ伝送においては、伝
送速度が遅いという問題があった。この発明は、上記の
ような問題点を解決して、シリアル伝送の機能を利用し
て、パラレル伝送を行う方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の伝送方法は、
モデムと接続することを想定して設けられた1以上のモ
デム状態端子および1以上のモデム制御端子、伝送ライ
ンに接続してシリアル伝送を行うことを想定して設けら
れた1以上のシリアル信号送出端子、各モデム状態端子
からの信号を受けて、これをモデム状態信号として保持
するモデム状態レジスタ、モデム制御信号を保持すると
ともに、該モデム制御信号に基づいて各モデム制御端子
の状態を制御するモデム制御レジスタ、ライン制御信号
を保持するとともに、該ライン制御信号に基づいてシリ
アル信号送出端子からの伝送状態を制御するものであっ
て、ライン制御信号としてブレーク信号が与えられると
シリアル信号送出端子をHレベルまたはLレベルの状態
とするライン制御レジスタ、モデム状態レジスタの保持
するモデム状態信号を取り込むとともに、モデム制御レ
ジスタおよびライン制御レジスタに対してモデム制御信
号およびライン制御信号を与える処理手段、を備えた機
器において、モデム制御端子およびシリアル信号送出端
子を信号送出用の端子とし、モデム状態端子を信号受信
用の端子とするとともに、処理手段は、モデム制御レジ
スタに対してモデム制御信号を与えることによりモデム
制御端子の状態を制御し、処理手段は、ライン制御レジ
スタに対してブレーク信号を与えるか否かによりシリア
ル信号送出端子の状態を制御し、処理手段は、モデム状
態レジスタのモデム状態信号を取り込んでモデム状態端
子の状態を得るようにして、データ伝送を行うことを特
徴としている。
【0006】請求項2の伝送方法は、モデム状態端子と
して、CTS端子、DCD端子、RI端子、DSR端子
のうちの何れか3つを用いるとともに、モデム制御端子
として、RTS端子、DTR端子を用い、シリアル信号
送出端子として、TXD端子を用いたこと、を特徴とし
ている。
【0007】請求項3の伝送方法は、モデム制御レジス
タとライン制御レジスタとを1つのレジスタによって共
用したことを特徴としている。
【0008】
【作用】信号の送出を行う際には、処理手段は、モデム
制御レジスタに対してモデム制御信号を与えることによ
り、各モデム制御端子の状態を制御する。また、ライン
制御レジスタに対し、ブレーク信号を与えるか否かによ
り、各シリアル信号送出端子の状態を制御する。上記の
ようにして、複数の端子の状態を処理手段から制御する
ことができ、パラレルに信号の送出を行うことができ
る。
【0009】信号の受信を行う際には、処理手段は、モ
デム状態レジスタのモデム状態信号を取り込んでモデム
状態端子の状態を得る。したがって、処理手段は、複数
の端子の状態を得ることができる。
【0010】
【実施例】図1に、この発明の一実施例による伝送方法
において用いるハードウエア構成を示す。パーソナルコ
ンピュータ1,8は、処理手段であるCPU2,9を備え
ている。また、シリアル伝送RS-232C用の端子24,25が設
けられている。端子24,25の端子RTS,DTRは、モデム制御
のために用意された端子である。端子TXDは、シリアル
信号送出のために用意された端子である。端子CTS,DCD,
RIは、モデムの状態を知るために設けられた端子であ
る。
【0011】パーソナルコンピュータ1のRS-232C用の
端子24とパーソナルコンピュータ8のRS-232C用の端子2
5とは、ケーブルにより図のように接続されている。端
子RTS,DTR,TXDと相手方の端子CTS,DCD,RIとが接続され
ている。CPU2,9 は、制御ライン25,27およびデー
タバス15,16によって制御回路90,92を制御して、各端子
RTS,DTR,TXDへデータを出力し、また各端子CTS,DCD,RI
からデータを取り込む。この制御回路は、シリアルイン
ターフェイスRS232Cのための制御回路である。また、端
子RTS、端子DTRは、本来モデムインターフェイスに使用
する端子であるが、ここでは、出力端子として用いてい
る。同様に、端子CTS、端子DCDも、モデムインターフェ
イスに使用する端子であるが、ここでは、入力端子とし
て使用している。
【0012】制御回路90の詳細を図2に示す。制御回路
90の内部データバス136には、データバスバッファ100が
接続されている。このデータバスバッファ100は、CP
U2のデータバス15に接続されている。CPU2は、デ
ータバス15およびデータバスバッファ100を介して、デ
ータのやり取りを行う。
【0013】内部データバス136には、各種レジスタ10
4,106,108,110,112,114,116,118,120が接続されてい
る。CPU2が、各レジスタの何れかとデータのやり取
りを行う際には、制御ライン25によって選択制御回路10
2に選択信号を与える。これを受けて、選択制御回路102
は、指定されたレジスタと内部データバス136とのデー
タのやり取りを可能とする。図3に、制御ライン25の各
ラインA0,A1,A2に与える信号と、選択される主要なレジ
スタとの関係を示す。例えば、A0,A1,A2=110を与える
と、ライン制御レジスタ106が選択される。
【0014】図2において、モデム制御レジスタ114
は、その各ビットの数値によりモデム制御回路134の出
力RTS、DTR等を制御するものである。モデム制御レジス
タ114の各ビットと、その制御内容を図4Aに示す。こ
の図からも明らかなように、最下位ビットD0をH
(L)とすることにより、出力RTSをH(L)とするこ
とができる。同様に、下位2ビット目D1をH(L)と
することにより、出力DTRをH(L)とすることができ
る。
【0015】例えば、CPU2が端子RTSをHレベル、
端子DTRをLレベルにしようとする場合には次のように
して行う。まず、CPU2は、制御ライン25をA0,A1,A2
を001として、モデム制御レジスタ114を選択する。次
に、データバス15およびデータバスバッファ100を介し
てモデム制御レジスタ114に(000000010)2を書き込む。
これにより、端子RTSがHレベル、端子DTRがLレベルと
なる。
【0016】図2において、ライン制御レジスタ106
は、本来、シリアル信号送出線TXDからのシリアル信号
の送出状態を制御するために設けられたものである。図
4Bに、ライン制御レジスタ106の各ビットと、その制
御内容を示す。この実施例においては、ライン制御レジ
スタ106の上位2ビット目D6をHとする(BREAK信号送
出)ことにより、シリアル信号送出線TXDをHレベルに
するようにしている。また、D6をLとする(BREAK信号
送出せず)ことにより、シリアル信号送出線TXDをLレ
ベルにするようにしている。以上のようにして、CPU
2は、各端子RTS,DTR,TXDの状態を制御している。
【0017】次に、各端子CTS,DCD,RIの状態を読み込む
動作について説明する。読み込みには、モデムステータ
ス(状態)レジスタ116を用いる。モデムステータスレ
ジスタ116の各ビットと、端子の状態との関係を図5に
示す。上位1ビット目には、端子DCDがHでるかLであ
るかの状態が示されている。同様に2ビット目には端子
RIの状態が示され、4ビット目には端子CTSの状態が示
されている。CPU2は、制御ライン25によってモデム
ステータスレジスタ116を選択して、データバスバッフ
ァ100を介して、その内容を読み込む。これにより、C
PU2は、各端子CTS,DCD,RIの状態を知ることができ
る。なお、受信用の端子として、端子DSRを使用しても
良い。
【0018】なお、制御回路92についても上記で説明し
た制御回路90と同様の構成、同様の動作である。
【0019】したがって、CPUから制御できる送信用
の端子および受信用の端子として、それぞれ3つの端子
が得られる。これにより、3ビットのパラレル通信を行
うことが可能となる。すなわち、高速なデータ伝送を行
うことができる。
【0020】なお、上記実施例では、モデム制御レジス
タとライン制御レジスタが分離したものを示したが、両
レジスタを共用するものであってもよい。
【0021】次に、上記のような構成を用いてデータ伝
送を行う一例を示す。ここでは、図1の回路において、
コンピュータ1の側からコンピュータ8の側へデータを
伝送するものとして説明を進める。この実施例において
は、送信側1から受信側8へ向けて3本の通信路74,76,
78が設けられ、受信側8から送信側1へ向けて3本の通
信路80,82,84が設けられている。
【0022】伝送すべきデータが格納されたフロッピィ
ディスク(図示せず)を、ディスクドライブ30に挿入す
る。また、受信用のフロッピィディスク(図示せず)を
ディスクドライブ40に挿入する。送り側のCPU2は、
インターフェイス32を介してフロッピィディスクのデー
タを読み出す。なお、ここでは、8ビット(1キャラク
タ)単位のデータを送るものとする。
【0023】メモリ3およびメモリ10には、図6に示す
ような符号化テーブルが記憶されている。このテーブル
は、8ビットのデータ(原データ)の値(28個ある)
に対応させた符号化コードを得るものである。例えば、
原データが(00000000)2(すなわち十進数で0)であれ
ば、対応する符号化コードは1となる。また、原データ
が(00010011)2(すなわち十進数で19)であれば、符
号化コードは323となる。
【0024】まず、この符号化コードの作成規則につい
て説明する。まず、第1に、各桁の数値は1から2m
1の何れかとする(規則(A))。ただし、mは、送信側
から受信側への通信路の数とする。なお、1から2m
1というように、0を含んでいない理由は、後述する。
また、この実施例においては、1つの通信路が取り得る
状態を2つ(HまたはL)としたので、1から2m−1
としているが、1つの通信路の取り得る状態をK個とす
れば、1からKm−1の値とすればよい。
【0025】第2に、P桁の符号化コードの1桁目から
P桁目の値は、P桁より長いQ桁の符号化コードの1桁
目からP桁目までの値と一致しない(規則(B))。これ
により、ストップビットを不要としている。
【0026】第3に、出現頻度の高い原データほど、短
い符号化コードを割り当てるようにしている(規則
(C))。
【0027】図7にデータ伝送のフローチャートを示
し、図8にデータ伝送の状態を示す。以下、これらの図
を参照しつつ、データ伝送の方法を説明する。この実施
例においては、1かたまりの原データを1つのパケット
として伝送するようにしている。
【0028】まず、ステップS30において、受信側CP
U9は、通信路80,82,84により「7」を送出する。この
実施例においては、通信路80(RTS)を上位ビット、通信
路82(DTR)を中位ビット、通信路84(TXD)を下位ビット
として使用している。したがって、「7」を伝送する際
には、端子RTS,DTR,TXDを全てHとする。
【0029】送信側CPU2は、この「7」を受け取る
と(ステップS2)、「5」(通信路74(RTS)=H、通信
路76(DTR)=L、通信路78(TXD)=H)を送り返す(ステ
ップS4)。受信側CPU9は、この「5」を受けて、
送信側の準備が整ったことを知り、「0」を送出する
(ステップS34)。送信側CPU2は、この「0」を受
け取って、受信側の準備ができたことを知る(ステップ
6)。以上のようにして、送信側と受信側の同期が取
れ、通信を開始できる状態となる。
【0030】次に、CPU2は、図6の符号化テーブル
に従って、伝送する原データを符号化コードに変換する
(ステップS8)。原データが(11111111)2、十進法で25
5であったとすると、符号化コードは26となる。
【0031】CPU2は、このようにして得た、符号化
コードの最初の桁「2」をそのまま伝送するのではな
く、通信路74(RTS),76(DTR),78(TXD)の状態の変化に置
き換えて伝送する。この様子を示したのが、図9であ
る。現在の通信路74(RTS),76(DTR),78(TXD)の状態は
「5」(101)である。送出すべき符号化コードの数値
は、「2」(010)である。現在の状態「5」(101)を、伝
送したい数値「2」(010)の1に対応する部分(通信路7
6(DTR)に対応)だけ変化(1なら0、0なら1に)させ
ている。論理数学的には、両者の排他的論理和をとれば
よい。これにより、通信路74(RTS),76(DTR),78(TXD)の
状態は、「7」(111)に変化する(図8のt1)。
【0032】受信側CPU9は、この通信路の変化を見
て、データが送られてきたことを知る(ステップ
36)。これにより、サンプリングパルスを不要として
いる。したがって、各桁ごとに、必ず通信路74,76,78の
状態を変化させねばならない。このことから、符号化コ
ードは「0」以外の数値により構成されている(前記規
則(A))。符号化コードが「0」である場合には、通信
路74,76,78の状態が変化しなくなるからである。とはい
え、「0」以外の1から23−1までの値であれば、ど
のように数値を組合わせても通信路74,76,78の状態が変
化する。したがって、従来のように、先頭の桁と最後の
桁を異ならせたり、隣接する桁を異ならせる必要はな
い。すなわち、符号化コードに制約が少なく、符号化コ
ードを短くすることができる。
【0033】CPU9は、通信路が「5」から「7」に
変化したことにより、送信側と逆の演算を行い、数値
「2」を得る(ステップS38)。このようにして、数値
「2」を得ると、次にCPU9は、通信路80,82,84の状
態を「0」から「2」に変化させる(ステップS40、図
8のt2)。
【0034】さらに、CPU9は、受け取ったデータ
「2」が、符号化テーブルに存在するか否かを照合する
(ステップS42)。「2」という符号化コードはないの
で、ステップS36に戻る。
【0035】一方、送信側CPU8は、通信路80,82,84
が、「0」から「2」に変化したのを見て、受信側が次
の桁を受信可能となったことを知る(ステップS12、図
8のt2)。そして、ステップS14において、全部の桁
(1キャラクタ分)を送ったか否かを判定する。いま、
符号化コード「26」の最初の桁「2」を送っただけであ
り、次の桁「6」が残っているので、ステップS10に戻
る。そして、次の桁「6」を受信側に向けて伝送する
(ステップS10)。すなわち、前記と同じように、現在
の通信路74,76,78の状態「7」と送りたい数値「6」と
の排他的論理和である「1」を送出する(図9参照、図
7のステップS10、図1のt3)。
【0036】受信側CPU9は、通信路19の値が変化し
たことを検知して、次の桁の数値送られてきたことを知
る(ステップS36)。通信路74,76,78の状態が、「7」
から「1」に変化したことにより、数値「6」を得る
(ステップS38)。受信側CPU9は、前の桁「2」と
今回の桁「6」とを合わせて、「26」を得る。この
「26」が、符号化コードに存在するか否かを判定する
(ステップS42)。符号化コード「26」は、原データ
の(11111111)2、十進数の255に対応するものとして、符
号化テーブルに存在する(図6参照)。したがって、受
信側CPU9は、原データ(11111111)2を復元すること
ができる。
【0037】なお、3桁以上の符号化コードにおいて、
「26」で始まるものはないように符号化テーブルが作
成されている(上記規則(B))。したがって、この時点
で、原データ(11111111)2を確定して復元することがで
きる。すなわち、ストップビットが不要である。CPU
9は、復元した原データ(11111111)2を、インターフェ
イス42を介して、ドライブ40にセットされたフロッピィ
ディスクに書き込む(ステップS44)。
【0038】以上のようにして、1キャラクタ分のデー
タ伝送が終了すると、受信側はステップS36に戻り、送
信側はステップS8に戻って、次の原データを伝送す
る。
【0039】全てのデータを伝送し終えると、送信側C
PU2は、通信路74,76,78の状態を「0」または「1」
にする(ステップS18、図8のt4)。これを受けて、
受信側CPU9は、「4」または「6」を送り返す(ス
テップS50、図8のt5)。この実施例においては、正
しく受信できた場合には「4」、異常があるあ場合には
「6」を返すようにしている。これを受けて、送信側
は、異常がある場合にはエラー処理(例えば再伝送)を
行う。エラーがない場合には、「6」を送り返し、パケ
ット伝送を終了する(ステップS22、図8のt6)。以
上のようにして、高速なデータ伝送を行うことができ
る。
【0040】CPU9が送信側、CPU2が受信側とな
る場合についても、上記と同様であるである。
【0041】送信側コンピュータ1のフロッピィディス
クのサイズと受信側コンピュータ8のフロッピィディス
クのサイズとが異なる場合には、フロッピィディスクに
よるデータ交換を行うことができない。このような場合
に、上記の伝送方法を用いると、高速なデータ伝送を行
うことができ、特に有効である。
【0042】もちろん、上記以外の場合においても、高
速データ伝送を行う方法として、有効である。
【0043】なお、上記実施例においては、通信路を3
つとしているが、2つまたは、4つ以上でも良い。
【0044】また、送信側と受信側が固定されている場
合には、送信用から受信側への通信路と受信側から送信
側への通信路の配設数を異ならせても良い。
【0045】さらに、上記実施例では、通信路74,76,7
8,80,82,84を有線として説明したが、光、赤外線、電
波、超音波等の無線によってもよい。
【0046】上記の実施例では、RS-232C規格の通信路
を利用した伝送を示したが(使用法は、RS-232C規格に
したがったものではない)、これ以外の規格のものを利
用しても良い。
【0047】
【発明の効果】請求項1の伝送方法は、モデム制御端子
およびシリアル信号送出端子を信号送出用の端子とし、
モデム状態端子を信号受信用の端子とするとともに、モ
デム制御レジスタに対してモデム制御信号を与えること
によりモデム制御端子の状態を制御し、ライン制御レジ
スタに対してブレーク信号を与えるか否かによりシリア
ル信号送出端子の状態を制御し、モデム状態レジスタの
モデム状態信号を取り込んでモデム状態端子の状態を得
るようにして、データ伝送を行うことを特徴としてい
る。
【0048】したがって、シリアル伝送のための機能を
利用しつつパラレル伝送を行うことができる。
【0049】請求項2の伝送方法は、モデム状態端子と
して、CTS端子、DCD端子、RI端子、DSR端子
のうちの何れか3つを用いるとともに、モデム制御端子
として、RTS端子、DTR端子を用い、シリアル信号
送出端子として、TXD端子を用いたことを特徴として
いる。
【0050】したがって、RS232C端子を利用して、パラ
レル伝送を行うことができる。
【0051】請求項3の伝送方法は、モデム制御レジス
タとライン制御レジスタとを1つのレジスタによって共
用したことを特徴としている。
【0052】したがって、簡易な構成で本発明を実施す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による伝送方法を実施する
際の回路図である。
【図2】制御回路90の詳細を示すブロック図である。
【図3】制御線25の状態と選択されるレジスタとの関係
を示す図である。
【図4】モデム制御レジスタとライン制御レジスタの動
作を説明するための図である。
【図5】モデムステータスレジスタの動作を説明するた
めの図である。
【図6】符号化テーブルを示す図である。
【図7】データ伝送の一例を示すフローチャートであ
る。
【図8】データ伝送の状態を示す図である。
【図9】通信路の状態を変化させて数値を送る方法の詳
細を示す図である。
【符号の説明】
2,9・・・CPU 3,10・・・メモリ 74,76,78・・・通信路 80,82,84・・・通信路 RTS,DTR,TXD,CTS,DCD,RI・・・端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モデムと接続することを想定して設けられ
    た1以上のモデム状態端子および1以上のモデム制御端
    子、伝送ラインに接続してシリアル伝送を行うことを想
    定して設けられた1以上のシリアル信号送出端子、各モ
    デム状態端子からの信号を受けて、これをモデム状態信
    号として保持するモデム状態レジスタ、モデム制御信号
    を保持するとともに、該モデム制御信号に基づいて各モ
    デム制御端子の状態を制御するモデム制御レジスタ、ラ
    イン制御信号を保持するとともに、該ライン制御信号に
    基づいてシリアル信号送出端子からの伝送状態を制御す
    るものであって、ライン制御信号としてブレーク信号が
    与えられるとシリアル信号送出端子をHレベルまたはL
    レベルの状態とするライン制御レジスタ、モデム状態レ
    ジスタの保持するモデム状態信号を取り込むとともに、
    モデム制御レジスタおよびライン制御レジスタに対して
    モデム制御信号およびライン制御信号を与える処理手
    段、を備えた機器において、モデム制御端子およびシリ
    アル信号送出端子を信号送出用の端子とし、モデム状態
    端子を信号受信用の端子とするとともに、処理手段は、
    モデム制御レジスタに対してモデム制御信号を与えるこ
    とによりモデム制御端子の状態を制御し、処理手段は、
    ライン制御レジスタに対してブレーク信号を与えるか否
    かによりシリアル信号送出端子の状態を制御し、処理手
    段は、モデム状態レジスタのモデム状態信号を取り込ん
    でモデム状態端子の状態を得るようにして、データ伝送
    を行うことを特徴とするシリアル伝送のための機能を利
    用したパラレル伝送方法。
  2. 【請求項2】請求項1の伝送方法において、モデム状態
    端子として、CTS端子、DCD端子、RI端子、DS
    R端子のうちの何れか3つを用いるとともに、モデム制
    御端子として、RTS端子、DTR端子を用い、シリア
    ル信号送出端子として、TXD端子を用いたこと、を特
    徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項1または2の伝送方法において、モ
    デム制御レジスタとライン制御レジスタとを1つのレジ
    スタによって共用したことを特徴とするもの。
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