JPH06103849B2 - オートダイアラ機能付きページング受信機 - Google Patents
オートダイアラ機能付きページング受信機Info
- Publication number
- JPH06103849B2 JPH06103849B2 JP4243333A JP24333392A JPH06103849B2 JP H06103849 B2 JPH06103849 B2 JP H06103849B2 JP 4243333 A JP4243333 A JP 4243333A JP 24333392 A JP24333392 A JP 24333392A JP H06103849 B2 JPH06103849 B2 JP H06103849B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type information
- call type
- telephone number
- dial
- paging receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、電話番号をダイアル音に
変換して出力するオートダイアラ機能の付いたページン
グ受信機に関する。
変換して出力するオートダイアラ機能の付いたページン
グ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】表示機能付きページング
受信機においては、従来から、オートダイアラ機能を設
け、メッセージ情報として送信された電話番号を受信し
て記憶し、この電話番号に対応したダイアル音を発生さ
せるようにしたものは既に知られている。
受信機においては、従来から、オートダイアラ機能を設
け、メッセージ情報として送信された電話番号を受信し
て記憶し、この電話番号に対応したダイアル音を発生さ
せるようにしたものは既に知られている。
【0003】しかし、上記従来のページング受信機にお
いて、メッセージ情報が送られず呼出信号だけであった
場合、或いは受信したメッセージ情報が電話番号以外の
情報で、この受信情報だけでは用件が不明の場合には、
被呼者は発呼者に対し用件確認のために電話をかけなけ
ればならない。
いて、メッセージ情報が送られず呼出信号だけであった
場合、或いは受信したメッセージ情報が電話番号以外の
情報で、この受信情報だけでは用件が不明の場合には、
被呼者は発呼者に対し用件確認のために電話をかけなけ
ればならない。
【0004】また、表示機能を持たない、音による呼出
しのみのページング受信機の場合は、全ての呼出しに対
して、用件確認のための電話をしなければならない。こ
れらの場合、発呼者が一人に限定されていれば、すなわ
ちページング受信機の呼出番号を一人にしか知らせてい
ない場合には、常に同一の番号に電話すればよく、問題
は比較的少ない。しかし、ページング受信機の呼出番号
を複数の人に知らせている場合には、これら複数の人全
ての電話番号を覚えておかなければならず、しかも真の
発呼者と連絡がつくまで、これら複数の人に電話しなけ
ればならないという問題がある。
しのみのページング受信機の場合は、全ての呼出しに対
して、用件確認のための電話をしなければならない。こ
れらの場合、発呼者が一人に限定されていれば、すなわ
ちページング受信機の呼出番号を一人にしか知らせてい
ない場合には、常に同一の番号に電話すればよく、問題
は比較的少ない。しかし、ページング受信機の呼出番号
を複数の人に知らせている場合には、これら複数の人全
ての電話番号を覚えておかなければならず、しかも真の
発呼者と連絡がつくまで、これら複数の人に電話しなけ
ればならないという問題がある。
【0005】なお、発呼者が誰であるかの識別は、ペー
ジング受信機のID−ROMに複数のアドレス番号を記
憶させて各アドレス番号を各発呼者に対応させることに
より、或いはポクサグ(POCSAG)方式を用いた無
線ページングシステムでマルチコールサービスに用いら
れているアドレスコードワードのファンクションビット
(2ビット)を発呼者識別情報として利用することによ
り、可能であるが、この場合にも複数の電話番号を被呼
者が覚えておかなければならないという問題は残る。
ジング受信機のID−ROMに複数のアドレス番号を記
憶させて各アドレス番号を各発呼者に対応させることに
より、或いはポクサグ(POCSAG)方式を用いた無
線ページングシステムでマルチコールサービスに用いら
れているアドレスコードワードのファンクションビット
(2ビット)を発呼者識別情報として利用することによ
り、可能であるが、この場合にも複数の電話番号を被呼
者が覚えておかなければならないという問題は残る。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、呼出しがあった場合に
用件確認のための電話連絡を簡単に行うことのできるオ
ートダイアラ機能付きページング受信機を提供すること
にある。
されたものであり、その目的は、呼出しがあった場合に
用件確認のための電話連絡を簡単に行うことのできるオ
ートダイアラ機能付きページング受信機を提供すること
にある。
【0007】
【発明の要点】本発明は、上記目的を達成するため、呼
出種別情報(例えば、ID−ROMに記憶されているア
ドレス番号のうち、どのアドレス番号で呼出されたのか
を示す情報、及び/又は、ポクサグ方式におけるファン
クションビット情報自体)に対応した電話番号を予め記
憶しておくようにし、その中から、呼出信号の受信と共
に順次記憶された呼出種別情報のうち所定のスイッチで
指定された呼出種別情報に対応する電話番号を読出し
て、そのダイアル音を出力するようにしたことを特徴と
する。
出種別情報(例えば、ID−ROMに記憶されているア
ドレス番号のうち、どのアドレス番号で呼出されたのか
を示す情報、及び/又は、ポクサグ方式におけるファン
クションビット情報自体)に対応した電話番号を予め記
憶しておくようにし、その中から、呼出信号の受信と共
に順次記憶された呼出種別情報のうち所定のスイッチで
指定された呼出種別情報に対応する電話番号を読出し
て、そのダイアル音を出力するようにしたことを特徴と
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例のページ
ング受信機の回路構成を示すブロック図である。
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例のページ
ング受信機の回路構成を示すブロック図である。
【0009】同図において、アンテナ1は基地局から送
信された無線信号を受信するアンテナであり、その受信
信号は受信部2に送られる。受信部2は、上記受信信号
を検波、増幅、復調して、「0」及び「1」からなるデ
ジタルデータとする回路であり、このデジタルデータは
デコーダ部3に与えられる。本実施例においては、ポク
サグ(POCSAG)方式を採用しており、上記デジタ
ルデータはそれに応じたデータ構成を有している。デコ
ーダ部3は、受信部2から送られたデータを上記ポクサ
グ方式により解析し、その解析結果等に基づき各種処理
を行う回路である。デコーダ部3の処理動作について
は、後に具体的に示す。
信された無線信号を受信するアンテナであり、その受信
信号は受信部2に送られる。受信部2は、上記受信信号
を検波、増幅、復調して、「0」及び「1」からなるデ
ジタルデータとする回路であり、このデジタルデータは
デコーダ部3に与えられる。本実施例においては、ポク
サグ(POCSAG)方式を採用しており、上記デジタ
ルデータはそれに応じたデータ構成を有している。デコ
ーダ部3は、受信部2から送られたデータを上記ポクサ
グ方式により解析し、その解析結果等に基づき各種処理
を行う回路である。デコーダ部3の処理動作について
は、後に具体的に示す。
【0010】ID−ROM4は、2種類のアドレス番号
を自己の読出番号として記憶している固定メモリであ
る。メモリ5は8個の記憶領域を有し、そのそれぞれに
対して後述する「呼出種別情報」を書き込み及び読出可
能なメモリである。電話番号メモリ6は、メモリ5に記
憶可能な8種類の呼出種別情報にそれぞれ対応した8種
類の電話番号を記憶しているメモリである。
を自己の読出番号として記憶している固定メモリであ
る。メモリ5は8個の記憶領域を有し、そのそれぞれに
対して後述する「呼出種別情報」を書き込み及び読出可
能なメモリである。電話番号メモリ6は、メモリ5に記
憶可能な8種類の呼出種別情報にそれぞれ対応した8種
類の電話番号を記憶しているメモリである。
【0011】LED駆動部7は、着信時や、或いは上記
メモリ5に記憶された呼出種別情報を確認する時に、デ
コーダ3の指示により各呼出種別情報に対応したパター
ンでLED8を発光させる回路である。報音信号発生部
9は、上記LED駆動部7によるLED8の駆動と同時
に、各呼出種別情報に対応したパターンでスピーカ10
を駆動させる回路である。DTMF信号発生部11は、
電話番号メモリ6から読み出された電話番号に対応した
ダイアル音信号(DTMF信号;2重トーン多周波数信
号)を出力し、このダイアル音信号をスピーカ10から
ダイアル音として出力させる回路である。タイマ12
は、上記LED8及びスピーカ10の動作時間や、特定
のスイッチ操作を許容する最大時間間隔等を決定するた
めのタイマであり、例えば8秒タイマ或いは30秒タイ
マとして作用する。制御キー群13は複数の制御用スイ
ッチからなり、その中には、後述する読出スイッチ、送
信スイッチ及び消去禁止スイッチが含まれている。
メモリ5に記憶された呼出種別情報を確認する時に、デ
コーダ3の指示により各呼出種別情報に対応したパター
ンでLED8を発光させる回路である。報音信号発生部
9は、上記LED駆動部7によるLED8の駆動と同時
に、各呼出種別情報に対応したパターンでスピーカ10
を駆動させる回路である。DTMF信号発生部11は、
電話番号メモリ6から読み出された電話番号に対応した
ダイアル音信号(DTMF信号;2重トーン多周波数信
号)を出力し、このダイアル音信号をスピーカ10から
ダイアル音として出力させる回路である。タイマ12
は、上記LED8及びスピーカ10の動作時間や、特定
のスイッチ操作を許容する最大時間間隔等を決定するた
めのタイマであり、例えば8秒タイマ或いは30秒タイ
マとして作用する。制御キー群13は複数の制御用スイ
ッチからなり、その中には、後述する読出スイッチ、送
信スイッチ及び消去禁止スイッチが含まれている。
【0012】次に、参考のため、前述したポクサグ方式
のデータ構成を図2を用いて説明する。ポクサグ方式に
おける全体の送信信号フォーマットは、図2(a) に示す
ように、第1番目に576ビットの101010・・・
と続くプリアンブル信号Aと、これに続く複数のバッチ
信号B、C・・・とからなっている。プリアンブル信号
Aは、ページング受信機にこれからデータが送られるこ
とを認識させ同期をとるための信号である。
のデータ構成を図2を用いて説明する。ポクサグ方式に
おける全体の送信信号フォーマットは、図2(a) に示す
ように、第1番目に576ビットの101010・・・
と続くプリアンブル信号Aと、これに続く複数のバッチ
信号B、C・・・とからなっている。プリアンブル信号
Aは、ページング受信機にこれからデータが送られるこ
とを認識させ同期をとるための信号である。
【0013】上記バッチ信号B、C・・・の各バッチフ
ォーマットは、図2(b) に示すように、同期コードSC
と、8個のブロックCD1 〜CD8 とから構成され、各
ブロックは2コードワードからなっている。上記同期コ
ードSC及び各コードワードは32ビットで構成され、
更に各コードワードは呼出番号を示すアドレスコードワ
ードとメッセージを示すメッセージコードワードに分け
られる。
ォーマットは、図2(b) に示すように、同期コードSC
と、8個のブロックCD1 〜CD8 とから構成され、各
ブロックは2コードワードからなっている。上記同期コ
ードSC及び各コードワードは32ビットで構成され、
更に各コードワードは呼出番号を示すアドレスコードワ
ードとメッセージを示すメッセージコードワードに分け
られる。
【0014】上記アドレスコードワードは、図2(c) に
示すように、メッセージフラグ、アドレスビット、ファ
ンクションビット、BCHパリティ及びイーブンパリテ
ィから構成される。メッセージフラグは次のコードがア
ドレスビットであるかメッセージビットであるかを識別
するフラグであり、「0」の時にアドレスビット、
「1」の時にメッセージビットを表している。メッセー
ジフラグの後のビット2からビット19までがアドレス
ビットであって、これが呼出番号に対応している。次の
ファンクションビットは2ビットからなり、これは各発
呼者に対応した表示形態及び報音形態(本実施例では報
音形態のみ)を示すためのビットであり、例えば「0
0」、「01」、「10」、「11」の4種類のファン
クションがある。ビット22からビット31までのBC
Hパリティは、この10ビットのデータによって、コー
ド内部に発生するエラーの訂正を行っている。ビット3
2にはイーブンパリティが設けられており、このイーブ
ンパリティは先頭から最終までのビットが「1」の数を
表すものの総数が奇数個あったか偶数個あったかを表し
ており、例えば1ビットだけ「0」と「1」を間違えた
場合には、このイーブンパリティのチェックによってビ
ットが欠落したか或いは付加されてしまったかを判断す
ることができる。
示すように、メッセージフラグ、アドレスビット、ファ
ンクションビット、BCHパリティ及びイーブンパリテ
ィから構成される。メッセージフラグは次のコードがア
ドレスビットであるかメッセージビットであるかを識別
するフラグであり、「0」の時にアドレスビット、
「1」の時にメッセージビットを表している。メッセー
ジフラグの後のビット2からビット19までがアドレス
ビットであって、これが呼出番号に対応している。次の
ファンクションビットは2ビットからなり、これは各発
呼者に対応した表示形態及び報音形態(本実施例では報
音形態のみ)を示すためのビットであり、例えば「0
0」、「01」、「10」、「11」の4種類のファン
クションがある。ビット22からビット31までのBC
Hパリティは、この10ビットのデータによって、コー
ド内部に発生するエラーの訂正を行っている。ビット3
2にはイーブンパリティが設けられており、このイーブ
ンパリティは先頭から最終までのビットが「1」の数を
表すものの総数が奇数個あったか偶数個あったかを表し
ており、例えば1ビットだけ「0」と「1」を間違えた
場合には、このイーブンパリティのチェックによってビ
ットが欠落したか或いは付加されてしまったかを判断す
ることができる。
【0015】上記メッセージコードワードは、図2(d)
に示すように、上記アドレスコードワードのアドレスビ
ット及びファンクションビットの代わりにメッセージビ
ットを入れた構成となっている。このメッセージビット
は発呼者からのメッセージであり、各種のメッセージが
入っている。ただし、本実施例のような音による呼出の
みのページング受信機の場合は、メッセージの表示機能
を持たないため、メッセージコードワードは送信されな
い。
に示すように、上記アドレスコードワードのアドレスビ
ット及びファンクションビットの代わりにメッセージビ
ットを入れた構成となっている。このメッセージビット
は発呼者からのメッセージであり、各種のメッセージが
入っている。ただし、本実施例のような音による呼出の
みのページング受信機の場合は、メッセージの表示機能
を持たないため、メッセージコードワードは送信されな
い。
【0016】次に、図1に示したデコーダ部3の処理動
作を以下に説明する。まず、受信部2から送られたデー
タの先頭にあるプリアンブル信号A(図2(a) )を検出
し、それ以下にデータが順次加わることを認識する。続
いて、図2(c) に示したアドレスビット(呼出番号)が
ID−ROM4に記憶された2種類のアドレス番号(自
己の呼出番号)のどちらかに一致するかどうかを判断
し、一致した場合には、それに引き続いて受信されるデ
ータの取り込み処理を行い、一致しない場合には受信部
2に対し受信の打ち切りを指示する。また、上記ID−
ROM4に記憶された2種類のアドレス番号のうち、ど
のアドレス番号で呼出されたのかを表す情報と、上記の
取り込まれたデータ中に含まれるファンクションビット
情報(図2(c) )との組み合わせを「呼出種別情報」と
してメモリ5に格納する。ここで、上記2種類のアドレ
ス番号と上記4種類のファンクションビット情報とを組
み合わせて得られる数が8種類であることから、最高で
8種類の呼出種別情報が得られるので、上記メモリ5は
各呼出種別情報を記憶するための全部で8個の記憶領域
からなっている。このようにデコーダ部3は、着信があ
る毎に、呼出種別情報を順次メモリ5に記憶すると共
に、その一方ではLED8及びスピーカ10をそれぞれ
LED駆動部7及び報音信号発生部9により、各呼出種
別情報に対応したパターンで駆動する。この発光及び報
音は、タイマ12の動作により、例えば8秒間経過した
ら終了させる。
作を以下に説明する。まず、受信部2から送られたデー
タの先頭にあるプリアンブル信号A(図2(a) )を検出
し、それ以下にデータが順次加わることを認識する。続
いて、図2(c) に示したアドレスビット(呼出番号)が
ID−ROM4に記憶された2種類のアドレス番号(自
己の呼出番号)のどちらかに一致するかどうかを判断
し、一致した場合には、それに引き続いて受信されるデ
ータの取り込み処理を行い、一致しない場合には受信部
2に対し受信の打ち切りを指示する。また、上記ID−
ROM4に記憶された2種類のアドレス番号のうち、ど
のアドレス番号で呼出されたのかを表す情報と、上記の
取り込まれたデータ中に含まれるファンクションビット
情報(図2(c) )との組み合わせを「呼出種別情報」と
してメモリ5に格納する。ここで、上記2種類のアドレ
ス番号と上記4種類のファンクションビット情報とを組
み合わせて得られる数が8種類であることから、最高で
8種類の呼出種別情報が得られるので、上記メモリ5は
各呼出種別情報を記憶するための全部で8個の記憶領域
からなっている。このようにデコーダ部3は、着信があ
る毎に、呼出種別情報を順次メモリ5に記憶すると共
に、その一方ではLED8及びスピーカ10をそれぞれ
LED駆動部7及び報音信号発生部9により、各呼出種
別情報に対応したパターンで駆動する。この発光及び報
音は、タイマ12の動作により、例えば8秒間経過した
ら終了させる。
【0017】また、制御キー群13に含まれる読出スイ
ッチが操作された時には、図3に示すような処理を行
う。すなわち図3において、読出スイッチが操作された
時は、まずメモリ5の記憶領域を指定するポインタPに
「1」を入れ(ステップa1 )、メモリ5に記憶された
呼出種別情報のうち上記ポインタPによって指定された
呼出種別情報を読出し、この呼出種別情報に対応したパ
ターンでLED8及びスピーカ10を上記着信時と同様
に8秒間駆動する(ステップa2 )。それと共に、タイ
マ12を30秒タイマとして作動開始させる(ステップ
a3 )。その後、読出スイッチが再度操作されたかどう
かを判別し(ステップa4 )、読出スイッチの操作がな
ければ、今度は制御キー群13に含まれる送信スイッチ
が操作されたかどうかを判別する(ステップa5 )。も
し、送信スイッチも操作されていなければ、上記ステッ
プa3 でスタートした30秒タイマがタイムアップした
かどうかを判別して(ステップa6 )、タイムアップし
ていなければステップa4 に戻り、タイムアップした場
合にはポインタPにゼロを入れて処理を終了する(ステ
ップa14)。すなわち、読出スイッチの操作後30秒以
内に読出スイッチも送信スイッチも操作されなかった時
は、ポインタPをクリアして処理を終了する。
ッチが操作された時には、図3に示すような処理を行
う。すなわち図3において、読出スイッチが操作された
時は、まずメモリ5の記憶領域を指定するポインタPに
「1」を入れ(ステップa1 )、メモリ5に記憶された
呼出種別情報のうち上記ポインタPによって指定された
呼出種別情報を読出し、この呼出種別情報に対応したパ
ターンでLED8及びスピーカ10を上記着信時と同様
に8秒間駆動する(ステップa2 )。それと共に、タイ
マ12を30秒タイマとして作動開始させる(ステップ
a3 )。その後、読出スイッチが再度操作されたかどう
かを判別し(ステップa4 )、読出スイッチの操作がな
ければ、今度は制御キー群13に含まれる送信スイッチ
が操作されたかどうかを判別する(ステップa5 )。も
し、送信スイッチも操作されていなければ、上記ステッ
プa3 でスタートした30秒タイマがタイムアップした
かどうかを判別して(ステップa6 )、タイムアップし
ていなければステップa4 に戻り、タイムアップした場
合にはポインタPにゼロを入れて処理を終了する(ステ
ップa14)。すなわち、読出スイッチの操作後30秒以
内に読出スイッチも送信スイッチも操作されなかった時
は、ポインタPをクリアして処理を終了する。
【0018】一方、上記30秒以内に読出スイッチが操
作された時にはポインタPに1を加算し(ステップ
a7 )、ポインタPの内容が最高値以下かどうか、すな
わちメモリ5に記憶可能な最大のデータ数である8以下
かどうかを判別して、P≦8であれば上記ステップa2
に戻り、P>8であれば上記ステップa1 に戻る(ステ
ップa8 )。すなわち、読出スイッチが30秒以内の間
隔で続けて操作された時には、その操作毎にメモリ5に
記憶されている呼出種別情報を順次指定していき、その
指定された呼出種別情報に対応したパターンでLED8
及びスピーカ10を駆動する。
作された時にはポインタPに1を加算し(ステップ
a7 )、ポインタPの内容が最高値以下かどうか、すな
わちメモリ5に記憶可能な最大のデータ数である8以下
かどうかを判別して、P≦8であれば上記ステップa2
に戻り、P>8であれば上記ステップa1 に戻る(ステ
ップa8 )。すなわち、読出スイッチが30秒以内の間
隔で続けて操作された時には、その操作毎にメモリ5に
記憶されている呼出種別情報を順次指定していき、その
指定された呼出種別情報に対応したパターンでLED8
及びスピーカ10を駆動する。
【0019】また、上記30秒以内に送信スイッチが操
作された時には、図1の電話番号メモリ6から、ポイン
タPで指定された呼出種別情報に対応した電話番号を読
出し、これに対応したダイアル音を発生させる処理を行
う(ステップa9 )。この処理では、まず電話番号メモ
リ6から上記のようにして1つの電話番号を読出し、こ
れを図1のDTMF信号発生部11に送出して、ここで
その電話番号に対応したダイアル音信号(DTMF信
号;2重トーン多周波数信号)を出力させ、このダイア
ル音信号をスピーカ10からダイアル音として出力させ
る。
作された時には、図1の電話番号メモリ6から、ポイン
タPで指定された呼出種別情報に対応した電話番号を読
出し、これに対応したダイアル音を発生させる処理を行
う(ステップa9 )。この処理では、まず電話番号メモ
リ6から上記のようにして1つの電話番号を読出し、こ
れを図1のDTMF信号発生部11に送出して、ここで
その電話番号に対応したダイアル音信号(DTMF信
号;2重トーン多周波数信号)を出力させ、このダイア
ル音信号をスピーカ10からダイアル音として出力させ
る。
【0020】その後、上記ダイアル音の発生が終了した
時は、DTMF信号発生部11からエンド信号が出力さ
れ、このエンド信号でタイマ12を30秒タイマとして
作動開始させる(ステップa10)。続いて、制御キー群
11に含まれる消去禁止スイッチが操作されたかどうか
を判別する(ステップa11)。消去禁止スイッチの操作
がなければ、上記ステップa10でスタートさせたタイマ
がタイムアップしたかどうかを判別し(ステップ
a12)、タイムアップしていなければ再度ステップa 11
に戻り、タイムアップしていれば、メモリ5に記憶され
ている呼出種別情報のうちポインタPで指定される記憶
領域に入っている呼出種別情報を消去する(ステップa
13)。一方、タイマのタイムアップ前に消去禁止スイッ
チが操作された時は、呼出種別情報を消去することなく
ステップa14に進んで処理を終了する。
時は、DTMF信号発生部11からエンド信号が出力さ
れ、このエンド信号でタイマ12を30秒タイマとして
作動開始させる(ステップa10)。続いて、制御キー群
11に含まれる消去禁止スイッチが操作されたかどうか
を判別する(ステップa11)。消去禁止スイッチの操作
がなければ、上記ステップa10でスタートさせたタイマ
がタイムアップしたかどうかを判別し(ステップ
a12)、タイムアップしていなければ再度ステップa 11
に戻り、タイムアップしていれば、メモリ5に記憶され
ている呼出種別情報のうちポインタPで指定される記憶
領域に入っている呼出種別情報を消去する(ステップa
13)。一方、タイマのタイムアップ前に消去禁止スイッ
チが操作された時は、呼出種別情報を消去することなく
ステップa14に進んで処理を終了する。
【0021】以上に述べたように本実施例では、予め8
種類の呼出種別情報に対応した電話番号を記憶してお
き、その中から、受信されたデータの呼出種別情報に対
応した電話番号を読出してダイアル音を発生させるよう
にしたので、わざわざ電話番号をメッセージ情報の中に
含めなくとも、発呼者の電話番号に対応するダイアル音
を発生させることができる。よって、発呼者の電話番号
を被呼者が覚えていなくとも、用件確認のための電話連
絡を非常に簡単に行うことができる。
種類の呼出種別情報に対応した電話番号を記憶してお
き、その中から、受信されたデータの呼出種別情報に対
応した電話番号を読出してダイアル音を発生させるよう
にしたので、わざわざ電話番号をメッセージ情報の中に
含めなくとも、発呼者の電話番号に対応するダイアル音
を発生させることができる。よって、発呼者の電話番号
を被呼者が覚えていなくとも、用件確認のための電話連
絡を非常に簡単に行うことができる。
【0022】なお、上記実施例ではID−ROM4に記
憶されているどちらのアドレス番号で呼出されたのかを
表す情報と、ファンクションビット情報との双方の組み
合わせを呼出種別情報として用いたが、そのいずれか一
方のみを呼出種別情報として用いるようにしてもよい。
また、呼出種別情報の数も8種類に限定されることはな
い。
憶されているどちらのアドレス番号で呼出されたのかを
表す情報と、ファンクションビット情報との双方の組み
合わせを呼出種別情報として用いたが、そのいずれか一
方のみを呼出種別情報として用いるようにしてもよい。
また、呼出種別情報の数も8種類に限定されることはな
い。
【0023】また、上記実施例では呼出種別情報をメモ
リ5に順次記憶するようにしたが、この代わりに、呼出
種別情報に対応した数のフラグメモリを設けて、呼出し
があるとフラグをたてるような構成にしてもよい。
リ5に順次記憶するようにしたが、この代わりに、呼出
種別情報に対応した数のフラグメモリを設けて、呼出し
があるとフラグをたてるような構成にしてもよい。
【0024】更に、上記実施例は音による呼出しのみの
ページング受信機として構成したが、メッセージデータ
の表示機能を持たせてもよいことは勿論である。
ページング受信機として構成したが、メッセージデータ
の表示機能を持たせてもよいことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話番号データが受信データに含まれなくとも、呼出種
別情報に対応した電話番号をメモリから読出し、ダイア
ル音にして出力することができるので、呼出しがあった
場合には用件確認のための電話連絡を極めて簡単に行う
ことができ、しかも複数の電話番号を覚えておかなけれ
ばならないといった従来の不便さを全く解消できる。
電話番号データが受信データに含まれなくとも、呼出種
別情報に対応した電話番号をメモリから読出し、ダイア
ル音にして出力することができるので、呼出しがあった
場合には用件確認のための電話連絡を極めて簡単に行う
ことができ、しかも複数の電話番号を覚えておかなけれ
ばならないといった従来の不便さを全く解消できる。
【図1】本発明の一実施例のページング受信機の回路構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】(a) 〜(d) はポクサグ(POCSAG)方式の
データ構成図である。
データ構成図である。
【図3】同実施例における読出スイッチ操作時の処理動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
2 受信部 3 デコーダ部 4 ID−ROM 5 メモリ 6 電話番号メモリ 10 スピーカ 11 DTMF信号発生部
Claims (5)
- 【請求項1】 自機指定の呼出信号が受信された時、少
なくともその呼出種別情報を記憶する複数の呼出種別情
報記憶手段と、 該複数の呼出種別情報記憶手段に記憶された呼出種別情
報を所定の読出スイッチの操作で順次報知する報知手段
とを有するページング受信機において、 前記呼出種別情報に対応した電話番号を記憶する電話番
号記憶手段と、 電話番号に応じたダイアル音を発生するダイアル音発生
手段と、 所定の指令スイッチの操作により起動され、前記読出ス
イッチで選択された呼出種別情報に対応する電話番号を
前記電話番号記憶手段から読出し前記ダイアル音発生手
段に与えてダイアル音を発生させる制御手段とを備えた
ことを特徴とするオートダイアラ機能付きページング受
信機。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記ダイアル音発生手
段にダイアル音を発生させてから所定時間後に、該ダイ
アル音と対応する呼出種別情報を前記呼出種別情報記憶
手段から消去する消去手段を備えたことを特徴とする請
求項1記載のオートダイアラ機能付きページング受信
機。 - 【請求項3】 呼出種別情報の数に対応した数のフラグ
メモリからなり、自機指定の呼出信号が受信された時に
少なくともその呼出種別情報に対応したフラグメモリを
セットする呼出種別情報記憶手段と、 前記セットされたフラグメモリに対応した呼出種別情報
を所定の読出スイッチの操作で順次報知する報知手段と
を有するページング受信機において、 前記呼出種別情報に対応した電話番号を記憶する電話番
号記憶手段と、 電話番号に応じたダイアル音を発生するダイアル音発生
手段と、 所定の指令スイッチの操作により起動され、前記読出ス
イッチで選択された呼出種別情報に対応する電話番号を
前記電話番号記憶手段から読出し前記ダイアル音発生手
段に与えてダイアル音を発生させる制御手段とを備えた
ことを特徴とするオートダイアラ機能付きページング受
信機。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記ダイアル音発生手
段にダイアル音を発生させてから所定時間後に、該ダイ
アル音と対応する呼出種別情報を前記呼出種別情報記憶
手段から消去する消去手段を備えたことを特徴とする請
求項3記載のオートダイアラ機能付きページング受信
機。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記所定時間内に所定
の消去禁止スイッチが操作されると前記消去手段の作動
を禁止する消去禁止手段を備えたことを特徴とする請求
項2または4記載のオートダイアラ機能付きページング
受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4243333A JPH06103849B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | オートダイアラ機能付きページング受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4243333A JPH06103849B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | オートダイアラ機能付きページング受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199156A JPH05199156A (ja) | 1993-08-06 |
JPH06103849B2 true JPH06103849B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=17102267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4243333A Expired - Lifetime JPH06103849B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | オートダイアラ機能付きページング受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06103849B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6268332A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 自動ダイヤル信号送出機能付無線呼出受信機 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP4243333A patent/JPH06103849B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05199156A (ja) | 1993-08-06 |
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