JPH06102944A - 温度制御装置 - Google Patents
温度制御装置Info
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- JPH06102944A JPH06102944A JP25233892A JP25233892A JPH06102944A JP H06102944 A JPH06102944 A JP H06102944A JP 25233892 A JP25233892 A JP 25233892A JP 25233892 A JP25233892 A JP 25233892A JP H06102944 A JPH06102944 A JP H06102944A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 採暖具などの通電初期の温度を急速に上昇さ
せる温度制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 ヒータ9の温度は感温層10、信号線11お
よび温度検出部14により電圧VT として検出され、使
用者が温度設定部15の変抵抗器16により設定した温
度は電圧VR として設定される。温度制御部20は比較
器13で電圧VT を電圧VR と比較して電力制御素子1
7によりヒータ9の電流をオンオフしてヒータ温度が設
定温度になるように制御する。通電開始直後から所定時
間中は初期温度設定部21のタイマ部18がトランジス
タ19で可変抵抗器16と抵抗器23とを短絡して電圧
VT を低下させ、使用者の温度設定範囲の最高温度より
もさらに高い温度に向かって通電する。
せる温度制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 ヒータ9の温度は感温層10、信号線11お
よび温度検出部14により電圧VT として検出され、使
用者が温度設定部15の変抵抗器16により設定した温
度は電圧VR として設定される。温度制御部20は比較
器13で電圧VT を電圧VR と比較して電力制御素子1
7によりヒータ9の電流をオンオフしてヒータ温度が設
定温度になるように制御する。通電開始直後から所定時
間中は初期温度設定部21のタイマ部18がトランジス
タ19で可変抵抗器16と抵抗器23とを短絡して電圧
VT を低下させ、使用者の温度設定範囲の最高温度より
もさらに高い温度に向かって通電する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上下2層の羽毛を有し、
中生地にヒータ線を配設した電気羽毛ふとん、または電
気毛布などの採暖具の温度制御装置に関する。
中生地にヒータ線を配設した電気羽毛ふとん、または電
気毛布などの採暖具の温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気羽毛ふとんや電気毛布などの
採暖具が広く用いられるが、その温度制御の速やかな温
度制御が課題である。
採暖具が広く用いられるが、その温度制御の速やかな温
度制御が課題である。
【0003】以下、従来の温度制御装置について図面を
参照しながら説明する。図3は従来の羽毛ふとんの構成
を一部切欠した斜視図で示す。図において、表生地1と
中生地2との間に羽毛3、裏生地4と中生地2との間に
羽毛5が配置されている。中生地2にはヒータ線6が配
設されている。7は使用者が電源の入り切りおよび温度
設定を行うコントローラであり、8はその温度調節部で
ある。図4はヒータ線6の内部構造を一部切欠した斜視
図で示す。図4において、9はヒータ、10は温度に応
じてインピーダンスが変化するナイロンを主成分とする
感温層、11は信号線、12は芯糸、13は外被であ
る。図5は上記のような電気羽毛ふとんの温度制御装置
の構成を回路図で示す。図5において、ヒータ9の温度
に対応して感温層10のインピーダンスが変化し、その
変化によって生じる電流変化を信号線11によって検出
し、温度検出部14で直流電圧に変換することでヒータ
9の温度が検出される。
参照しながら説明する。図3は従来の羽毛ふとんの構成
を一部切欠した斜視図で示す。図において、表生地1と
中生地2との間に羽毛3、裏生地4と中生地2との間に
羽毛5が配置されている。中生地2にはヒータ線6が配
設されている。7は使用者が電源の入り切りおよび温度
設定を行うコントローラであり、8はその温度調節部で
ある。図4はヒータ線6の内部構造を一部切欠した斜視
図で示す。図4において、9はヒータ、10は温度に応
じてインピーダンスが変化するナイロンを主成分とする
感温層、11は信号線、12は芯糸、13は外被であ
る。図5は上記のような電気羽毛ふとんの温度制御装置
の構成を回路図で示す。図5において、ヒータ9の温度
に対応して感温層10のインピーダンスが変化し、その
変化によって生じる電流変化を信号線11によって検出
し、温度検出部14で直流電圧に変換することでヒータ
9の温度が検出される。
【0004】15は温度設定部であり、使用者が好みの
温度を可変抵抗器16により設定する。温度制御部20
は、比較器13が前記温度検出部14からの信号VTと
、前記温度設定部15からの信号VRを比較してVR<
VT の場合は電力制御素子17をオンさせる信号を出力
させる。逆にVR>VTの場合は電力制御素子17をオフ
させてヒータ9の温度の低下を待つ。このようにして、
ヒータ9の温度が設定通りになるように温度制御されて
いる。
温度を可変抵抗器16により設定する。温度制御部20
は、比較器13が前記温度検出部14からの信号VTと
、前記温度設定部15からの信号VRを比較してVR<
VT の場合は電力制御素子17をオンさせる信号を出力
させる。逆にVR>VTの場合は電力制御素子17をオフ
させてヒータ9の温度の低下を待つ。このようにして、
ヒータ9の温度が設定通りになるように温度制御されて
いる。
【0005】使用開始直後は羽毛ふとんが室温と同一温
度であるため急速に羽毛ふとんを温度上昇させる必要が
ある。そのために、時間を設定できるタイマ部18を設
け、通電開始から一定の時間は温度調節範囲の最高温度
(以降、強温度とする)に設定されるようにトランジス
タ19をオンとして可変抵抗器16を短絡していた。図
6は従来の羽毛ふとんの足元温度の上昇状態の一例を特
性図で示す。図6に示したように、通電開始直後から一
定時間T1 までは強温度に設定されているため、ヒータ
9は足元温度が急速に上昇するように制御され、その後
は使用者が設定した温度になるように制御される。
度であるため急速に羽毛ふとんを温度上昇させる必要が
ある。そのために、時間を設定できるタイマ部18を設
け、通電開始から一定の時間は温度調節範囲の最高温度
(以降、強温度とする)に設定されるようにトランジス
タ19をオンとして可変抵抗器16を短絡していた。図
6は従来の羽毛ふとんの足元温度の上昇状態の一例を特
性図で示す。図6に示したように、通電開始直後から一
定時間T1 までは強温度に設定されているため、ヒータ
9は足元温度が急速に上昇するように制御され、その後
は使用者が設定した温度になるように制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の温度
制御装置では、通電開始直後の一定時間T1 は、温度設
定は強制的に温度調節範囲の強温度に設定されるが、こ
の強温度設定値は使用温度調節範囲の最高値であって、
その温度は長時間使用しても使用者が熱すぎて異常を訴
えない程度の温度であり、あまり高い温度設定ではな
い。そのため、ヒータ9は比較的急速に温度上昇して強
温度に到達するが、期待するほど急速に上昇しなかっ
た。
制御装置では、通電開始直後の一定時間T1 は、温度設
定は強制的に温度調節範囲の強温度に設定されるが、こ
の強温度設定値は使用温度調節範囲の最高値であって、
その温度は長時間使用しても使用者が熱すぎて異常を訴
えない程度の温度であり、あまり高い温度設定ではな
い。そのため、ヒータ9は比較的急速に温度上昇して強
温度に到達するが、期待するほど急速に上昇しなかっ
た。
【0007】したがって、使用者はなかなか暖かくなら
ない状態の羽毛ふとんに入床しなくてはならないという
問題があった。
ない状態の羽毛ふとんに入床しなくてはならないという
問題があった。
【0008】本発明は上記の課題を解決するもので、通
電開始直後の温度を急速に上昇させるように制御する温
度制御装置を提供することを目的とする。
電開始直後の温度を急速に上昇させるように制御する温
度制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、ヒータの温度を検出して検出電圧を出力
する温度検出部と、定電圧間に設けた可変抵抗器の出力
電圧を温度設定電圧とする温度設定部と、前記検出電圧
を前記温度設定電圧と参照し、前記ヒータが設定温度に
なるように通電制御する温度制御部と、初期温度設定部
とを備え、前記初期温度設定部は通電開始から所定時間
の間は前記可変抵抗器の出力電圧を使用者が温度調節可
能な最高温度設定値よりも高い温度に対応するように設
定し、前記所定時間経過後は通常の設定電圧を出力する
ようにした温度制御装置である。
成するために、ヒータの温度を検出して検出電圧を出力
する温度検出部と、定電圧間に設けた可変抵抗器の出力
電圧を温度設定電圧とする温度設定部と、前記検出電圧
を前記温度設定電圧と参照し、前記ヒータが設定温度に
なるように通電制御する温度制御部と、初期温度設定部
とを備え、前記初期温度設定部は通電開始から所定時間
の間は前記可変抵抗器の出力電圧を使用者が温度調節可
能な最高温度設定値よりも高い温度に対応するように設
定し、前記所定時間経過後は通常の設定電圧を出力する
ようにした温度制御装置である。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成において、初期温度設定部
が、通電開始後の所定時間は温度調節用の可変抵抗器と
第2の固定抵抗とを短絡し、設定電圧を使用者の調節可
能な最高温度に対応する設定電圧よりも低くする。温度
制御部は通電開始から所定時間はその低い設定電圧を参
照して通電制御し、温度の立ち上がりを速くする。
が、通電開始後の所定時間は温度調節用の可変抵抗器と
第2の固定抵抗とを短絡し、設定電圧を使用者の調節可
能な最高温度に対応する設定電圧よりも低くする。温度
制御部は通電開始から所定時間はその低い設定電圧を参
照して通電制御し、温度の立ち上がりを速くする。
【0011】
(実施例1)以下、本発明の一実施例の温度制御装置に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施例の温度制御装置の構成を回路図で示す。なお、従
来例と同一構成要素には同一番号を付与して詳細な説明
を省略する。図1において、ヒータ9の温度により感温
層10のインピーダンスが変化し、信号線11の電流が
変化する。それを温度検出部14で直流電圧に変換して
ヒータ9の温度を検出する。
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施例の温度制御装置の構成を回路図で示す。なお、従
来例と同一構成要素には同一番号を付与して詳細な説明
を省略する。図1において、ヒータ9の温度により感温
層10のインピーダンスが変化し、信号線11の電流が
変化する。それを温度検出部14で直流電圧に変換して
ヒータ9の温度を検出する。
【0012】15は温度設定部であり、使用者が好みの
温度に応じて可変抵抗器16により温度を設定する。2
0は温度制御部であって、前記温度検出部14からの信
号V T と、前記温度設定部15からの信号VR とを比較
器13で比較し、VR<VTの場合は電力制御素子17を
オンさせる信号を出力させる。逆にVR>VTの場合は電
力制御素子17をオフさせてヒータ9の温度低下を待
つ。
温度に応じて可変抵抗器16により温度を設定する。2
0は温度制御部であって、前記温度検出部14からの信
号V T と、前記温度設定部15からの信号VR とを比較
器13で比較し、VR<VTの場合は電力制御素子17を
オンさせる信号を出力させる。逆にVR>VTの場合は電
力制御素子17をオフさせてヒータ9の温度低下を待
つ。
【0013】使用開始直後は羽毛ふとんは室温と同一で
あるので急速に羽毛ふとんを温度上昇させる必要があ
る。そのために、本発明では、初期温度設定部21を設
け、通電開始直後から一定の時間は、使用者が調節でき
る温度調節範囲の最高温度、すなわち強温度よりもさら
に高い温度設定になるようにトランジスタ19をオンと
して可変抵抗器16と抵抗23とを短絡し、抵抗22と
可変抵抗器16、抵抗23および抵抗24とでVCCを分
圧した電圧VR はトランジスタ19がオンすることによ
って抵抗22と抵抗24とで分圧された電圧となり、通
常使用時の設定可能な最高温度に対応する電圧よりも低
い電圧に設定される。温度検出部14の電圧VT もヒー
タ9の温度が高いほど低い電圧となる構成としているた
め、ヒータ9の温度は強温度つまり可変抵抗器16だけ
を短絡した状態よりもさらに高い温度に制御されること
となる。
あるので急速に羽毛ふとんを温度上昇させる必要があ
る。そのために、本発明では、初期温度設定部21を設
け、通電開始直後から一定の時間は、使用者が調節でき
る温度調節範囲の最高温度、すなわち強温度よりもさら
に高い温度設定になるようにトランジスタ19をオンと
して可変抵抗器16と抵抗23とを短絡し、抵抗22と
可変抵抗器16、抵抗23および抵抗24とでVCCを分
圧した電圧VR はトランジスタ19がオンすることによ
って抵抗22と抵抗24とで分圧された電圧となり、通
常使用時の設定可能な最高温度に対応する電圧よりも低
い電圧に設定される。温度検出部14の電圧VT もヒー
タ9の温度が高いほど低い電圧となる構成としているた
め、ヒータ9の温度は強温度つまり可変抵抗器16だけ
を短絡した状態よりもさらに高い温度に制御されること
となる。
【0014】たとえば、定電圧VCCが10Vで、抵抗2
2が10Kオーム、可変抵抗器16が5Kオーム、抵抗
23が3Kオーム、抵抗24が2Kオームとすると、通
電初期には可変抵抗器16と抵抗23が短絡されるの
で、 VR =1.67V となり、ヒータ温度は約70度Cの温度設定となる。一
定時間が経過すると可変抵抗器16と抵抗23の短絡が
開放され、 VR =(5+3+2)Kオーム/(10+5+3+2)Kオーム×10V =0.67V と使用者の好みの温度である40度Cに設定される。
2が10Kオーム、可変抵抗器16が5Kオーム、抵抗
23が3Kオーム、抵抗24が2Kオームとすると、通
電初期には可変抵抗器16と抵抗23が短絡されるの
で、 VR =1.67V となり、ヒータ温度は約70度Cの温度設定となる。一
定時間が経過すると可変抵抗器16と抵抗23の短絡が
開放され、 VR =(5+3+2)Kオーム/(10+5+3+2)Kオーム×10V =0.67V と使用者の好みの温度である40度Cに設定される。
【0015】なお、可変抵抗器16を最高温度に設定し
た場合は、可変抵抗器16は0Kオームとなり、 VR =(3+2)Kオーム/(10+3+2)×10V =3.3V で約55度Cの設定となる。
た場合は、可変抵抗器16は0Kオームとなり、 VR =(3+2)Kオーム/(10+3+2)×10V =3.3V で約55度Cの設定となる。
【0016】すなわち、電気羽毛ふとんの足元の温度
は、図2に示すように通電開始直後から一定時間T1 は
強温度よりもさらに高い温度(初期設定温度)になるよ
うにヒータ9が制御され、その後は使用者が設定した温
度になるように制御される。したがって、従来の温度制
御よりも△T時間速く設定温度に達することができる。
また、設定温度に到達してから温度が安定するまでの間
は設定温度よりも高くなるが、短時間であり、むしろ入
眠時は高めのほうが入眠が促進される効果もある。
は、図2に示すように通電開始直後から一定時間T1 は
強温度よりもさらに高い温度(初期設定温度)になるよ
うにヒータ9が制御され、その後は使用者が設定した温
度になるように制御される。したがって、従来の温度制
御よりも△T時間速く設定温度に達することができる。
また、設定温度に到達してから温度が安定するまでの間
は設定温度よりも高くなるが、短時間であり、むしろ入
眠時は高めのほうが入眠が促進される効果もある。
【0017】このように、本発明の一実施例の温度制御
装置によれば、ヒータ9の温度を検出して検出電圧を出
力する温度検出部14と、定電圧間に第1の固定抵抗2
2と、温度調節用の可変抵抗器16と、第2の固定抵抗
23と第3の固定抵抗24とが直列に接続され、前記第
1の固定抵抗と前記温度調節用の可変抵抗器の接続点を
温度設定電圧とする温度設定部15と、前記検出電圧を
前記温度設定電圧と参照し、前記ヒータが設定温度にな
るように通電制御する温度制御部20と、初期温度設定
部21とを備え、前記初期温度設定部は通電開始から所
定時間の間は前記可変抵抗器と前記第2の固定抵抗とを
短絡することにより使用者が温度調節可能な最高温度設
定値よりも高い温度を設定し、前記所定時間経過後は前
記短絡を開放するようにした温度制御装置とすることに
より、通電初期には羽毛ふとん温度がなかなか上昇しな
くて、いつまでも入眠が促進されないという不具合を改
善でき、非常に使用感のよい電気羽毛ふとんなどの採暖
具の温度制御装置を提供することができる。
装置によれば、ヒータ9の温度を検出して検出電圧を出
力する温度検出部14と、定電圧間に第1の固定抵抗2
2と、温度調節用の可変抵抗器16と、第2の固定抵抗
23と第3の固定抵抗24とが直列に接続され、前記第
1の固定抵抗と前記温度調節用の可変抵抗器の接続点を
温度設定電圧とする温度設定部15と、前記検出電圧を
前記温度設定電圧と参照し、前記ヒータが設定温度にな
るように通電制御する温度制御部20と、初期温度設定
部21とを備え、前記初期温度設定部は通電開始から所
定時間の間は前記可変抵抗器と前記第2の固定抵抗とを
短絡することにより使用者が温度調節可能な最高温度設
定値よりも高い温度を設定し、前記所定時間経過後は前
記短絡を開放するようにした温度制御装置とすることに
より、通電初期には羽毛ふとん温度がなかなか上昇しな
くて、いつまでも入眠が促進されないという不具合を改
善でき、非常に使用感のよい電気羽毛ふとんなどの採暖
具の温度制御装置を提供することができる。
【0018】なお、本実施例では、可変抵抗器16と抵
抗23を短絡させる構成としたが、VR を使用開始直後
に強温度よりも高い温度に対応する電圧に設定する手段
であれば、実施例の手段に制限されるものでないことは
言うまでもない。
抗23を短絡させる構成としたが、VR を使用開始直後
に強温度よりも高い温度に対応する電圧に設定する手段
であれば、実施例の手段に制限されるものでないことは
言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明はヒータの温度を検出して検出電圧を出力する温度検
出部と、定電圧間に設けた可変抵抗器の出力電圧を温度
設定電圧とする温度設定部と、前記検出電圧を前記温度
設定電圧と参照し、前記ヒータが設定温度になるように
通電制御する温度制御部と、初期温度設定部とを備え、
前記初期温度設定部は通電開始から所定時間の間は前記
可変抵抗器の出力電圧を使用者が温度調節可能な最高温
度設定値よりも高い温度に対応するように設定し、前記
所定時間経過後は通常の設定電圧を出力するようにした
温度制御装置とすることにより、通電初期には羽毛ふと
んが急速に温度上昇するので、なかなか暖まらず入眠が
促進されないという不具合を改善して非常に使用感のよ
い電気羽毛ふとんなどの採暖具を提供できる。
明はヒータの温度を検出して検出電圧を出力する温度検
出部と、定電圧間に設けた可変抵抗器の出力電圧を温度
設定電圧とする温度設定部と、前記検出電圧を前記温度
設定電圧と参照し、前記ヒータが設定温度になるように
通電制御する温度制御部と、初期温度設定部とを備え、
前記初期温度設定部は通電開始から所定時間の間は前記
可変抵抗器の出力電圧を使用者が温度調節可能な最高温
度設定値よりも高い温度に対応するように設定し、前記
所定時間経過後は通常の設定電圧を出力するようにした
温度制御装置とすることにより、通電初期には羽毛ふと
んが急速に温度上昇するので、なかなか暖まらず入眠が
促進されないという不具合を改善して非常に使用感のよ
い電気羽毛ふとんなどの採暖具を提供できる。
【図1】本発明の一実施例の温度制御装置の構成を示す
電気回路図
電気回路図
【図2】本発明の一実施例の温度制御装置の温度制御特
性を示す特性図
性を示す特性図
【図3】電気羽毛ふとんの構成を示す一部切欠斜視図
【図4】ヒータ線の内部構成を示す一部切欠斜視図
【図5】従来の温度制御装置の構成を示す電気回路図
【図6】従来の温度制御装置の温度制御特性を示す特性
図
図
9 ヒータ 14 温度検出部 15 温度設定部 16 可変抵抗器 20 温度制御部 21 初期温度設定部 22 第1の抵抗 23 第2の抵抗 24 第3の抵抗
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒータの温度を検出して検出電圧を出力
する温度検出部と、定電圧間に設けた可変抵抗器の出力
電圧を温度設定電圧とする温度設定部と、前記検出電圧
を前記温度設定電圧と参照し、前記ヒータが設定温度に
なるように通電制御する温度制御部と、初期温度設定部
とを備え、前記初期温度設定部は通電開始から所定時間
の間は前記可変抵抗器の出力電圧を使用者が温度調節可
能な最高温度設定値よりも高い温度に対応するように設
定し、前記所定時間経過後は通常の設定電圧を出力する
ようにした温度制御装置。 - 【請求項2】 定電圧間に第1の固定抵抗と温度調節用
の可変抵抗器と第2の固定抵抗と第3の固定抵抗とが直
列に接続され、前記第1の固定抵抗と前記温度調節用の
可変抵抗器の接続点を温度設定電圧とする温度設定部
と、通電開始から所定時間の間は前記可変抵抗器と前記
第2の固定抵抗とを短絡することにより使用者が温度調
節可能な最高温度設定値よりも高い温度を設定し、前記
所定時間経過後は前記短絡を開放する初期温度設定部と
を備えた請求項1記載の温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25233892A JPH06102944A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25233892A JPH06102944A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102944A true JPH06102944A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17235887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25233892A Pending JPH06102944A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024329A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 面状採暖具 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP25233892A patent/JPH06102944A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024329A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 面状採暖具 |
JP4609214B2 (ja) * | 2005-07-12 | 2011-01-12 | パナソニック株式会社 | 面状採暖具 |
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