JPH06102090A - 受光装置 - Google Patents
受光装置Info
- Publication number
- JPH06102090A JPH06102090A JP27366392A JP27366392A JPH06102090A JP H06102090 A JPH06102090 A JP H06102090A JP 27366392 A JP27366392 A JP 27366392A JP 27366392 A JP27366392 A JP 27366392A JP H06102090 A JPH06102090 A JP H06102090A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- condensing lens
- light detecting
- light receiving
- axial line
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広視野の受光装置を安価に提供する。
【構成】 大径の集光レンズ1と、該集光レンズ1と軸
線xを一致せしめて、その焦点位置に小径の受光センサ
2を設ける。軸線xに対して対称位置に、集光レンズ1
の外周部より受光センサ2の外周部に向けて下がり傾斜
する鏡面31を形成した導光部材3A,3Bを設ける。
軸線xに対して比較的大きな角度θをなす平行光線が集
光レンズ1に入射すると、屈折後の集束光は、対向する
鏡面31間で反射を繰り返して受光センサ2に導かれ、
これに入射する。かくして、視野角は大きくなる。
線xを一致せしめて、その焦点位置に小径の受光センサ
2を設ける。軸線xに対して対称位置に、集光レンズ1
の外周部より受光センサ2の外周部に向けて下がり傾斜
する鏡面31を形成した導光部材3A,3Bを設ける。
軸線xに対して比較的大きな角度θをなす平行光線が集
光レンズ1に入射すると、屈折後の集束光は、対向する
鏡面31間で反射を繰り返して受光センサ2に導かれ、
これに入射する。かくして、視野角は大きくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受光装置に関し、特に入
光視野角の大きい受光装置に関する。
光視野角の大きい受光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受光装置の典型的な構成は、図6に示す
如く、集光用の凸レンズ1とこれと軸線xを一致せしめ
て焦点位置付近に置いた受光センサ2よりなる。
如く、集光用の凸レンズ1とこれと軸線xを一致せしめ
て焦点位置付近に置いた受光センサ2よりなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成で
は、受光センサ2に入射できる平行光線は、軸線xに対
して比較的小さい角度範囲内のものに限られ、視野角が
狭い。例えば、凸レンズの径が25mm、焦点距離が5
0mmで、受光センサの径が5mmである場合、受光可
能な視野角θは約8°である。
は、受光センサ2に入射できる平行光線は、軸線xに対
して比較的小さい角度範囲内のものに限られ、視野角が
狭い。例えば、凸レンズの径が25mm、焦点距離が5
0mmで、受光センサの径が5mmである場合、受光可
能な視野角θは約8°である。
【0004】そこで、視野角を拡大するために、複数の
レンズを組み合せ、あるいはトロイダルレンズ等の非球
面レンズを使用し、また、受光センサを複数設ける等の
対策が採られているが、これらはいずれもコストが高い
という問題がある。
レンズを組み合せ、あるいはトロイダルレンズ等の非球
面レンズを使用し、また、受光センサを複数設ける等の
対策が採られているが、これらはいずれもコストが高い
という問題がある。
【0005】本発明はかかる課題を解決するもので、広
視野の受光装置を安価に提供することを目的とする。
視野の受光装置を安価に提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、相対的に大径の集光レンズ1と、該集光レンズ1と
軸線xを一致せしめて、その焦点位置に設けられた相対
的に小径の受光センサ2と、上記軸線xに対して対称位
置に、集光レンズ1の外周部より受光センサ2の外周部
に向けて下がり傾斜する鏡面31を形成した導光部材3
A,3Bとを具備している。
と、相対的に大径の集光レンズ1と、該集光レンズ1と
軸線xを一致せしめて、その焦点位置に設けられた相対
的に小径の受光センサ2と、上記軸線xに対して対称位
置に、集光レンズ1の外周部より受光センサ2の外周部
に向けて下がり傾斜する鏡面31を形成した導光部材3
A,3Bとを具備している。
【0007】
【作用】上記構成においては、軸線xに対して比較的大
きな角度をなす平行光線が集光レンズ1に入射すると、
屈折後の集束光は、対向する鏡面31間で反射を繰り返
して受光センサ2に導かれ、これに入射する。かくし
て、視野角は大きくなる。
きな角度をなす平行光線が集光レンズ1に入射すると、
屈折後の集束光は、対向する鏡面31間で反射を繰り返
して受光センサ2に導かれ、これに入射する。かくし
て、視野角は大きくなる。
【0008】従来の構成に導光部材3A,3Bを追加す
るだけで良いから、コストは安い。
るだけで良いから、コストは安い。
【0009】
【実施例1】図1において、軸線xに中心を一致せしめ
て大径の集光用両凸レンズ1と小径の受光センサ2が設
けてあり、両者はほぼ凸レンズ1の焦点距離だけ離れて
いる。軸線xを挟んで上下の対称位置に、凸レンズ1の
外周部より受光センサ2の外周部へ角度φで下がり傾斜
する導光板3A,3Bが設けてあり、各導光板3A,3
Bの対向する内面31は鏡面としてある。
て大径の集光用両凸レンズ1と小径の受光センサ2が設
けてあり、両者はほぼ凸レンズ1の焦点距離だけ離れて
いる。軸線xを挟んで上下の対称位置に、凸レンズ1の
外周部より受光センサ2の外周部へ角度φで下がり傾斜
する導光板3A,3Bが設けてあり、各導光板3A,3
Bの対向する内面31は鏡面としてある。
【0010】かかる構造においては、図2に示す如く、
軸線xに対して比較的大きな角度θ(視野角)をなして
平行光線が凸レンズ1に入射すると、凸レンズ1より射
出する集束光は上下の鏡面31で反射を繰り返して受光
センサ2に入力する。
軸線xに対して比較的大きな角度θ(視野角)をなして
平行光線が凸レンズ1に入射すると、凸レンズ1より射
出する集束光は上下の鏡面31で反射を繰り返して受光
センサ2に入力する。
【0011】すなわち、導光板3A,3Bにより、光学
的には図の鎖線で示す如く(図は下半部に形成される像
の一部を示す)多数の受光センサ2が多角形状に設けら
れたのと同様となり,これに入射できる角度範囲の平行
光線であれば、鏡面3A,3Bでの反射によって受光セ
ンサ2に至る。
的には図の鎖線で示す如く(図は下半部に形成される像
の一部を示す)多数の受光センサ2が多角形状に設けら
れたのと同様となり,これに入射できる角度範囲の平行
光線であれば、鏡面3A,3Bでの反射によって受光セ
ンサ2に至る。
【0012】しかして、凸レンズ1および受光センサ2
の諸元を既述の従来例と同一とし、これに導光板3A,
3Bを設けた場合、最大の視野角は約24°となり、3
倍程も広視野となる。
の諸元を既述の従来例と同一とし、これに導光板3A,
3Bを設けた場合、最大の視野角は約24°となり、3
倍程も広視野となる。
【0013】なお、導光板3A,3Bの傾斜角φ(図
1)が小さいほど視野角θは大きくなるが、同一径の受
光センサ2を使用すると光源に対する開口径が小さくな
るから、受光量が減少する。したがって、視野角と受光
量の兼ね合いのもとで用途に応じて上記傾斜角φを適宜
選択する。
1)が小さいほど視野角θは大きくなるが、同一径の受
光センサ2を使用すると光源に対する開口径が小さくな
るから、受光量が減少する。したがって、視野角と受光
量の兼ね合いのもとで用途に応じて上記傾斜角φを適宜
選択する。
【0014】
【実施例2】図3に示す如く、上下の導光板3A,3B
に加えて左右位置にも導光板3C(図は一方のみ図示)
を設ければ、左右方向へも視野角を広げることができ
る。
に加えて左右位置にも導光板3C(図は一方のみ図示)
を設ければ、左右方向へも視野角を広げることができ
る。
【0015】
【実施例3】さらに図4に示す如く、内周面を鏡面31
とした円錐形の導光部材3で凸レンズ1と受光センサ2
を連結すれば、全方位へ視野角を広げることができる。
とした円錐形の導光部材3で凸レンズ1と受光センサ2
を連結すれば、全方位へ視野角を広げることができる。
【0016】
【実施例4】なお、集光レンズとして、図5に示す如き
シリンドリカルレンズ4を使用することもできる。
シリンドリカルレンズ4を使用することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、広視野の
受光装置を安価に実現することができる。
受光装置を安価に実現することができる。
【図1】本発明の実施例1における受光装置の垂直断面
図である。
図である。
【図2】受光装置の光路図である。
【図3】本発明の実施例2における受光装置の後方斜視
図である。
図である。
【図4】本発明の実施例3における受光装置の後方斜視
図である。
図である。
【図5】本発明の実施例4における受光装置の後方斜視
図である。
図である。
【図6】従来の受光装置の光路図である。
1 凸レンズ(集光レンズ) 2 受光センサ 3,3A,3B 導光板(導光部材) 31 鏡面 4 シリンドリカルレンズ(集光レンズ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 正広 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 相対的に大径の集光レンズと、該集光レ
ンズと軸線を一致せしめて、その焦点位置に設けられた
相対的に小径の受光センサと、上記軸線に対して対称位
置に、集光レンズの外周部より受光センサの外周部に向
けて下がり傾斜する鏡面を形成した導光部材とを具備す
る受光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27366392A JPH06102090A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 受光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27366392A JPH06102090A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 受光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102090A true JPH06102090A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17530818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27366392A Withdrawn JPH06102090A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 受光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102090A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009002739A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Horiba Ltd | 放射温度計 |
JP2009002738A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Horiba Ltd | 放射温度計 |
JP2011232183A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Miura Co Ltd | 火炎センサ、火炎検出装置、燃焼装置 |
US20150029417A1 (en) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Projector |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP27366392A patent/JPH06102090A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009002739A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Horiba Ltd | 放射温度計 |
JP2009002738A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Horiba Ltd | 放射温度計 |
JP2011232183A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Miura Co Ltd | 火炎センサ、火炎検出装置、燃焼装置 |
US20150029417A1 (en) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Projector |
JP2015025831A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | 船井電機株式会社 | プロジェクタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |