JPH06101379A - リニアモータ式の扉の開閉装置 - Google Patents

リニアモータ式の扉の開閉装置

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JPH06101379A
JPH06101379A JP4246935A JP24693592A JPH06101379A JP H06101379 A JPH06101379 A JP H06101379A JP 4246935 A JP4246935 A JP 4246935A JP 24693592 A JP24693592 A JP 24693592A JP H06101379 A JPH06101379 A JP H06101379A
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mover
door
linear motor
groove
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Morinari Machida
謹斎 町田
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リニアモータ式の扉開閉装置において、扉開閉
のための必要推進力に容易に対応可能にしてかつ、扉の
移動時に周辺部材と非接触に撓ませる必要のある導線を
必要としない装置構成を得る。 【構成】固定子2を、棒状の鉄心と、棒状の鉄心に鉄心
の長手方向に相順に巻回されかつ長手方向に相順の巻回
を繰り返す複数組の三相巻線と、該複数組の三相巻線が
巻回された前記鉄心が挿入される非磁性材料からなるパ
イプとで構成するとともに、可動子3を、それぞれ固定
子2の両側長手方向に交互に極性を変えて固定子にに臨
むとともに固定子2両側の対面する磁極が同極性となる
ように配される複数の永久磁石とで構成し、かつ扉19
の移動を検出するセンサ5と、センサ5の出力信号によ
り扉19の移動を制御するコントローラ4とを固定部材
に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リニアモータ式の扉
の開閉装置に関し、より詳しくは、アルミニウムの引抜
き材料等で作られたアルミサッシ等の非移動体にリニア
モータの固定子を固定するとともにこの固定子に扉と連
結されるリニアモータの可動子を配し、固定子と可動子
との間に発生する推力により扉を開閉するようにしたリ
ニアモータ式の扉の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にリニアモータ式の扉の開閉装置に
おいて扉を開閉駆動する駆動部は、固定子と,扉と連結
される可動子、および扉の位置を検出するセンサと、セ
ンサの検出信号により扉の移動を制御するコントローラ
とを備えてなり、その中でも、従来、図5に示した構造
のものが知られている。扉19の上方にレール24が配
置されており、レール24の角溝部24a, 24bに、
ヨーク25にそれぞれ一方の磁極面を磁性を変えながら
当接させた永久磁石列26が2組対向して嵌め込まれ、
固定子2を形成している。この対向する永久磁石列26
の間を巻線コイル27で構成している可動子3が固定子
2と可動子3との間に働く推進力によって移動する構成
で駆動部の動力部が形成されている。この動力部を制御
する駆動部の制御部として、扉の位置を検出するセンサ
5と、レール24の端部に設置されセンサ5の検出信号
により可動子3の移動を制御するコントローラ4とがあ
る。以下、可動子および固定子の従来の構造につき詳細
を説明する。
【0003】(1) 可動子の従来の構造 前述のような全体構造における可動子3は、U, V, W
相の3相の巻線コイルによって構成されている。可動子
3は対向する永久磁石列26の間を通る構造であるが、
永久磁石列26の間は磁気効率上、狭くすることが望ま
れるので、巻線コイル27は薄い空芯のコイルを使用
し、移動方向に3相相順にかつ1段もしくは2段に並べ
られた状態で位置決めされ、配線後、樹脂注型等の方法
で固定される。
【0004】(2) 固定子の従来の構造 固定子2は、前述のような全体構造においては、ヨーク
25と永久磁石列26により構成される。可動子3のス
トローク分の長いヨーク25に可動子3の巻線コイル2
7のピッチとは異なるピッチで永久磁石26Aがヨーク
の長手方向にN極とS極交互に同側の極性を変えながら
取り付けられるとともに、対向する永久磁石列26の対
向する永久磁石同志ではN極とS極とが対向するように
取り付けられ、これがレール24の中に形成されている
角溝24a, 24bに押し込められることによってレー
ル24に固定される。
【0005】(3) その他 駆動部の制御部を構成するセンサ5は可動子3と連動し
て動くよう、通常は可動子3に一体化されている。ま
た、扉19を可動子3に取り付ける場合の建付け調整
は、可動子3と扉19との接続に使用しているボルト,
ナットを取り外し、可動子3と扉19との間に挟んであ
るライナの枚数もしくは厚みを変えることによって行っ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のリニアモー
タの駆動装置においては、固定子側を永久磁石とし、可
動子側をコイルとしている。また、前述のように永久磁
石は可動子のストローク分密着して配列されているため
に、多大な推進力を要する場合には、可動子の厚みがコ
イル形成のために一定限度以下に小さくならないことか
ら、強力な永久磁石を使用しなければならず、駆動部が
高いコストのものになる。また、コイルが移動するの
で、コイルとコントローラとを接続している導線が可動
子と連動することになり、導線がたわむスペースを確保
しなければならない。以上の2点の大きな問題点があ
る。なお、これらの問題点は、本出願人と同一出願人に
よる出願:特開平3−221687号公報に示されてい
るように、固定子側をコイル, 可動子側を永久磁石とし
たものでも同様に存在する。
【0007】(1) 可動子の課題 リニアモータに使用するコイルは3相分のコイルから出
ている2本の端線の中で1本は中性点側の線であり、3
本互いに接続するような構造となっており、残りの1本
に電源からコントローラを介して出力される。よって、
狭いスペースの中では配線が煩雑である。また、可動子
が狭い隙間を通り抜ける構造であるため、隙間を形成し
ている永久磁石の対面方向, 隙間の上下方向等に配線が
接触しないような精度の高い配線の組立てが必要であ
る。
【0008】(2) 固定子の課題 固定子では多くの永久磁石を使用しており、直接外部の
流動する空気に磁極面は面してはいないが、空気中の鉄
粉等を固定子の対向面に引き寄せ、それが蓄積されると
可動子を円滑に動作させなくするという問題点がある。 (3) その他の課題 センサにはホール素子等を使用しているが、上記(2) 項
のように固定子の対向面の付着物が蓄積されると、検出
の性能が劣化してしまう問題点がある。
【0009】また、扉を可動子に取りつけて駆動部を組
み立ててしまうと、扉と可動子とを締結しているボル
ト, ナットの取り外しが行いにくく、建付け調整のため
のライナを後から付けるのが煩雑である問題がある。本
発明の目的は、構造を複雑化することなく上記の各問題
点を解決するリニアモータ式の扉の開閉装置における駆
動部の構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、アルミニウムの引抜き材料等で
作られたアルミサッシ等の非移動体にリニアモータの固
定子を固定するとともにこの固定子に扉と連結されるリ
ニアモータの可動子を配し、固定子と可動子との間に発
生する推力により扉を開閉するようにしたリニアモータ
式の扉の開閉装置において、固定子を、扉の開閉方向に
置かれる棒状の鉄心と, 該棒状鉄心に該鉄心の長手方向
に相順に巻回されかつ鉄心の長手方向に相順の巻回を繰
り返す複数組の三相巻線と、前記複数組の三相巻線が巻
回された鉄心が挿入される非磁性材料からなるパイプと
で構成するとともに、可動子を、それぞれ固定子の両側
長手方向にかつN極とS極とが交互に固定子に臨むよう
に配されるとともに固定子両側の対面する磁極が同極性
となるように配される複数の永久磁石を用いて構成し、
かつ装置として、検出部が非移動体に固定されて扉の位
置を検出するセンサと,非移動体に固定され前記センサ
の検出信号により扉の移動を制御するコントローラとを
備えたものとする。
【0011】ここで、固定子を構成する各相巻線の棒状
鉄心への長手方向相順の巻回は、各相巻線がそれぞれ個
別のボビンに巻回された個別のボビンを棒状鉄心に相順
に嵌めることにより行われるようにすれば極めて好適で
ある。この場合、各相巻線が巻回されるボビンが、軸方
向両端の鍔にそれぞれ3つの切欠き溝を形成され、各相
巻線への給電線がそれぞれ1つの溝に嵌め込まれるよう
にすればさらに好適である。
【0012】また、固定子の両側長手方向にかつN極と
S極とが交互に固定子に臨むように複数の永久磁石が配
されてなる可動子を、該複数の永久磁石と,非磁性金属
からなり両側壁に前記永久磁石が嵌め込まれる複数の孔
が長手方向に並んで形成された断面U字状の溝形保持板
と、溝形保持板の両側壁の外側に位置して溝形保持板に
一体化され溝形保持板の側壁の孔に嵌め込まれた各永久
磁石の一方の磁極面に当接して各永久磁石を磁気的に結
合する, 溝形保持板とほぼ等長の磁性板からなるヨーク
とで構成するようにすれば好適である。
【0013】この場合、可動子の溝形保持板側壁外側の
各ヨークの長手方向両端部を変形させて該両端部に軸方
向が溝形保持板の底面に垂直になるようにローラをそれ
ぞれ支持させるとともに両ヨークの長手方向同側端部で
対向する両ローラの間隔を固定子パイプの幅とほぼ等し
くして、ローラを可動子移動時の案内部材とするととも
に、対向する永久磁石列の間隔の中心を固定子パイプの
中心軸と一致させる可動子の位置決め部材とするように
すればさらに好適である。
【0014】また、上記構成の可動子において、溝形保
持板両側壁のそれぞれ内側に、一方の側壁に嵌め込まれ
た永久磁石すべてを囲むとともに固定子パイプの側面と
該側壁との間隙を埋めかつたわみを作るスポンジを配
し、永久磁石磁極面への鉄粉もしくはごみの付着を防止
するようにすればさらに好適である。また、検出部が非
移動体に固定されて扉の位置を検出するセンサを、検出
部の可動部を回転体とする回転式に形成し、該回転体
が、該回転体の駆動軸に固定されたプーリと,別位置に
中心軸が固定されたプーリとにかけ渡され途中が可動子
に連結されたワイヤを介して回転駆動されるようにすれ
ば極めて好適である。
【0015】なお、可動子と扉との連結が、扉を懸垂す
る懸垂軸を備えるとともに該懸垂軸から扉の移動方向一
定の距離にボルト孔が形成されて可動子と剛に結合され
る連結板と、前記懸垂軸によって挿通される孔と,前記
連結板のボルト孔と同位置に形成されたボルト孔とを有
して扉に剛に結合される扉金具とを介して行われ、扉の
傾きが両ボルト孔の相対位置によって調整されるように
すれば極めて好適である。
【0016】
【作用】このように、リニアモータ式の扉の開閉装置に
おいて、固定子を、扉の開閉方向に置かれる棒状の鉄心
と, 該棒状鉄心に該鉄心の長手方向に相順に巻回されか
つ鉄心の長手方向に相順の巻回を繰り返す複数組の三相
巻線と、前記複数組の三相巻線が巻回された鉄心が挿入
される非磁性材料からなるパイプとで構成するととも
に、可動子を、それぞれ固定子の両側長手方向にかつN
極とS極とが交互に固定子に臨むように配されるととも
に固定子両側の対面する磁極が同極性となるように配さ
れる複数の永久磁石を用いて構成するようにすれば、固
定子の構造が著しく単純化されるとともに、必要な推進
力に合わせて永久磁石の数を変えたり、必要なストロー
クに応じてコイルの数を変えることが容易に可能にな
り、コストに対して効率のよい構造を得ることができ
る。また、扉の位置を検出するセンサの検出部をアルミ
サッシ等の非移動体に固定するとともに、センサの検出
信号により扉の移動を制御するコントローラを非移動体
に固定することにより、センサとコントローラとの間の
配線は扉の移動中も静止しているため、可動子まわりに
は配線を周辺部材と非接触に撓ませるための空間を必要
とせず、固定子と可動子とを主要部材とする駆動部の動
力部をコンパクトに形成することができる。
【0017】また、前記固定子の基本構造において、各
相巻線をそれぞれ個別のボビンに巻回し、これを相順に
棒状鉄心に嵌め、これをアルミパイプ等の非磁性材から
なるパイプに挿入するようにすれば、ボビン両端の鍔が
棒状鉄心の周面およびパイプの内壁面に密着するように
することができるから、鉄心の中心軸と,ボビンの中心
軸と,パイプの中心軸とが自動的に一致し、固定子を可
動子の対向する永久磁石列の対向間隔の中心位置に位置
させる際の位置決めが容易となる。
【0018】また、各相巻線が巻回されるボビンの軸方
向両端の鍔にそれぞれ3つの切欠き溝を形成し、各相巻
線への給電線がそれぞれ1つの溝に嵌め込まれるように
すれば、給電線の配線が各相間で絡まることなく整然と
行われ、ボビンの非磁性パイプへの挿入が容易に可能に
なる。また、固定子の両側長手方向にかつN極とS極と
が交互に固定子に臨むように複数の永久磁石が配されて
なる可動子を、複数の永久磁石と,非磁性金属からなり
両側壁に前記永久磁石が嵌め込まれる複数の孔が長手方
向に並んで形成された断面U字状の溝形保持板と、溝形
保持板の両側壁の外側に位置して溝形保持板に一体化さ
れ溝形保持板の側壁の孔に嵌め込まれた各永久磁石の一
方の磁極面に当接して各永久磁石を磁気的に結合する,
溝形保持板とほぼ等長の磁性板からなるヨークとで構成
するようにすれば、断面U字状の溝形保持板を例えばア
ルミの引抜き材で作るようにすることにより、U字の両
側壁外側面間の寸法精度高く溝形保持板を形成すること
ができ、この両側壁外側面にヨークを当接させたとき、
このヨークに各永久磁石の一方の磁極面を当接させてな
る永久磁石列の対向間隔を精度高く形成することがで
き、固定子の非磁性パイプとのクリアランスのばらつき
を小さく保つことができる。これにより、クリアランス
を可及的小さくして固定子, 可動子間に作用する推力を
可能最大限まで大きくすることができる。
【0019】また、可動子の溝形保持板側壁外側の各ヨ
ークの長手方向両端部を変形させて該両端部に軸方向が
溝形保持板の底面に垂直になるようにローラをそれぞれ
支持させるとともに両ヨークの長手方向同側端部で対向
する両ローラの間隔を固定子パイプの幅とほぼ等しくし
て、ローラを可動子移動時の案内部材とするとともに、
対向する永久磁石列の間隔の中心を固定子パイプの中心
軸と一致させる可動子の位置決め部材とするようにすれ
ば、固定子の棒状鉄心と可動子の各永久磁石列との間に
作用する強力な吸引力の下での組立てが容易となり、ま
た、この役目を果たすローラの支持は、ヨークの長手方
向両端部の変形のみで行うので、可動子構造の複雑化や
コスト上昇を伴うことなくこの効果を得ることができ
る。
【0020】また、溝形保持板両側壁のそれぞれ内側
に、一方の側壁に嵌め込まれた永久磁石すべてを囲むと
ともに固定子パイプの側面と該側壁との間隙を埋めかつ
たわみを作るスポンジを配し、永久磁石磁極面への鉄粉
もしくはごみの付着を防止するようにすれば、固定子,
可動子間推力の経時変化を防止することができるととも
に、鉄粉やごみが侵入したような場合でもこれを掃き落
とすことができるので、常に磁極面の清浄さが更新され
た状態で扉の開閉駆動を行うことができる。
【0021】さらに、検出部が非移動体に固定される扉
位置検出センサを、検出部の可動部を回転体とする回転
式に形成し、該回転体が、該回転体の駆動軸に固定され
たプーリと,別位置に中心軸が固定されたプーリとにか
け渡され途中が可動子に連結されたワイヤを介して回転
駆動されるようにすると、ワイヤは2つのプーリにかけ
渡されたループ形状を変えないから、従来のセンサ, コ
ントローラ間配線のように、撓みのためのスペースを必
要とせず、装置をコンパクトにまとめることができる。
【0022】なお、可動子と扉との連結が、扉を懸垂す
る懸垂軸を備えるとともに該懸垂軸から扉の移動方向一
定の距離にボルト孔が形成されて可動子と剛に結合され
る連結板と、前記懸垂軸によって挿通される孔と,前記
連結板のボルト孔と同位置に形成されたボルト孔とを有
して扉に剛に結合される扉金具とを介して行われ、扉の
傾きが両ボルト孔の相対位置によって調整されるように
すると、この調整はライナを用いることなく行われ、ま
た、ボルトは水平方向に抜き差しされるので、ボルトの
緩めや締めが容易となり、扉の傾きの調整を容易に行う
ことができる。また、扉の上下方向の調整をするときも
扉を容易に外すことができ、扉の建付け調整を容易に行
うことができる
【0023】
【実施例】図1ないし図4にこの発明の一実施例を示
す。図1はこの発明の全体構造を示し、装置は、図のよ
うに、アルミサッシ枠1, 固定子2, 可動子3, コント
ローラ4, センサ5, 戸車等のドア連結部6, 扉19の
7要素により構成されている。
【0024】図2は固定子2の詳細構造を示す。固定子
2はU, V, W各相の巻線コイルを相ごとに複数、巻線
コイルへの給電線で並列に接続してなる巻線コイル連続
体7, 8, 9と鉄心10、および非磁性金属のパイプ1
1より構成されている。巻線コイル連続体7, 8, 9は
それぞれ複数個のコイル12が連結された状態になって
おり、その2つのコイル12の間の連結電線の間に、例
えばU相に対しては、V相, W相が入る、というように
他の2相のコイルが入るような構成とし、最終的には全
体図のように全てのコイルがU, V, W, U, V, W・
・・と相順を繰り返しながら密着して連なる構造とな
る。その時に3相の連結電線が絡まらないように、ボビ
ン12aの鍔12b、12cにコイルの口出し線もしく
は連結電線の通る切欠き溝12d, 12e, 12fを設
けておき、それによって整然と巻線の組立てができるよ
うにする。これらの巻線の芯部を鉄心10が通り抜け、
串刺しにされた巻線がパイプ11に収納されて、アルミ
サッシ枠1 (図1) に取り付けられる。
【0025】図3は可動子3の詳細構造を示す。可動子
3のベースとなるものは磁性材料の鉄板で作られたヨー
ク13と永久磁石14とである。これらヨーク13, 永
久磁石14は、固定子2 (図2) の断面から見た両側面
を移動するので、両側面に永久磁石14の磁極面が接触
しないような構造にすることと、永久磁石14、ヨーク
13の2組を固定子2をはさんで使用するので、どちら
かの組に固定子鉄心10 (図2) との間の引力がかかり
すぎないような構造にすること、そして、永久磁石14
の磁極面に空気中の砂鉄等のごみが付着しないようにす
る構造にすること、の3点の工夫が必要である。まず、
固定子2の側面と永久磁石14の磁極面とが接触しない
ようにするためには、固定子2の側面と永久磁石14の
磁極面との間に一定の隙間ができるように永久磁石14
の位置決めをするような部品が必要であり、そのため
に、図のように、非磁性の金属板をU字型に曲げ加工す
るか、非磁性金属からなる角溝状の引抜き材を用いて間
隔が不動に維持される両側壁を得るとともに、このU字
型金属板もしくは角溝形引抜き材の両側壁に永久磁石1
4が嵌め込まれる孔15aが形成されてなるU字型もし
くは溝形保持板15をヨーク13の間にはさむようにし
ている。但し、これだけでは永久磁石の対のどちらか
が、固定前の固定子を吸着するので、固定子2の両側の
隙間のバランスをとるようにヨーク13の長手方向両端
部にローラ16を取りつけられるようにヨーク13の両
端部を曲げ加工し、ローラを挿通するピン17が入るよ
うにしている。これによって可動子3と固定子2とはロ
ーラ16ではさまれる方向の相対位置の位置決めがなさ
れ、且つ、鉄心10と永久磁石14との間の引力によっ
て、引力と直角の方向すなわち保持板15の底面に垂直
な方向の相対位置の位置決めもなされることになる。こ
の場合保持板15の上の開いた部分15bから固定子2
に取り付き、自動的に調心されて位置決めされる。ごみ
対策としては、図のようなスポンジ18を永久磁石すべ
てを囲んで取り付ける。このスポンジはローラ16によ
り作られる永久磁石14の磁極面と固定子2の側面との
間のクリアランスをも埋めてしまうような厚さとなって
おり、可動子3の永久磁石14の磁極面へのごみの侵入
を防止している。
【0026】以上の固定子2と可動子3よりなる駆動部
の動力部と、駆動部の制御部を構成するパルス信号を出
力するセンサ5およびセンサ5のパルス信号を受信して
駆動部の動作を制御するコントローラ4とが、全体のベ
ースになるアルミサッシ枠1に取付けられて駆動装置が
構成される。センサ5の動作は、検出部の可動部を構成
する回転体の駆動軸に固定されたプーリが可動子3に連
結されたステンレス等のワイヤ20によって回転するこ
とによってなされ、パルス信号を出力する。
【0027】以上の駆動装置で扉19を開閉するために
アルミサッシ枠1の中に戸車28が乗るような部分を図
4のイ部のようにとり、戸車28を2個の金属製連結板
21で連結し、アルミサッシ枠1のイ部に載せ、さらに
連結板21の中央にねじ取付け等によって懸垂軸22を
取り付け、懸垂軸22を中心に等間隔を置いてねじ孔2
1a, 21bを2個所配置し、扉19に付けられた,前
記軸棒22およびねじ孔21a, 21bに対応する3つ
の孔19a, 19b, 19cの中心の孔19aに懸垂軸
22を通し、19a, 19cの孔をねじ締めすることに
よって扉19を取り付ける。扉19を取り付ける際に微
妙な寸法のずれ等によって扉の傾きを調整しなければな
らない場合は、懸垂軸22を中心に扉19を回動させて
片側のねじを締め、つづいてもう一方の側を締め付ける
といった方法で調整を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明においては、リニアモータ式の扉
の開閉装置を以上のように構成したので、以下に記載す
る効果が得られる。請求項1の装置では、固定子の構造
が著しく単純化され、組立てが容易となり、従来固定子
をコイルを用いて構成したものと比べても固定子に係る
コストが低減される。また、必要な推進力に合わせて永
久磁石の数を変えたり、必要なストロークに応じてコイ
ルの数を変えたりすることが容易に可能になり、コスト
に対して効率のよい構造を得ることができる。また、セ
ンサ, コントローラともに非移動体に固定されるので、
従来のようにセンサとコントローラ間配線を周辺部材に
非接触に撓ませるためのスペースを必要とせず、装置を
よりコンパクトに形成することが可能になる。
【0029】請求項2の装置では、各相巻線がボビンに
巻回されるので、ボビンを棒状鉄心の周面, 非磁性金属
パイプの内壁面に密着するようにすることができ、棒状
鉄心, ボビン, パイプの各中心軸が自動的に一致し、固
定子を可動子の対向する永久磁石列の対向間隔の中心位
置に位置させる際の位置決めが容易となり、組立て工数
をわずかながらも低減させることができる。
【0030】請求項3の装置では、各相巻線への給電線
がそれぞれ1つの溝に嵌め込まれるので、給電線の配線
が各相間で絡まることなく整然と行われ、ボビンの非磁
性パイプへの挿入が容易となり、組立て工数が低減す
る。請求項4の装置では、可動子を構成する永久磁石列
の対向間隔を寸法精度高く形成することができ、永久磁
石の磁極面と固定子の非磁性パイプとのクリアランスの
ばらつきを小さく保つことができる。これにより、クリ
アランスを可及的小さくして固定子, 可動子間に作用す
る推力を可能最大限まで大きくすることができ、装置の
目標能力をフルに活用することができる。
【0031】請求項5の装置では、固定子の棒状鉄心と
可動子の各永久磁石列との間に作用する強力な吸引力の
下での組立てが容易となり、また、この役目を果たすロ
ーラの支持は、ヨークの両端部の変形のみで行うので、
可動子構造の複雑化やコスト上昇を伴うことなくこの効
果を得ることができる。請求項6の装置では、プーリに
かけ渡されたワイヤのループ形状が装置の運転中、停止
中を問わず不変であるから、従来のような可撓配線のた
めのスペースを必要とせず、装置のコンパクト化が可能
になる。
【0032】請求項8の装置では、可動子に剛に結合さ
れる連結板と扉金具との結合に用いられるボルトの抜き
差しが水平に行われるので、扉の傾き調整時のボルトの
緩めや締めが容易となり、また、扉の上下方向調整の際
の扉の取外しも容易となり、装置の組立て性, 保持性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニアモータ式扉開閉装置構成の
一実施例を各構成部材の構造もしくは形状とともに示す
図で、(a)はその要部側面図、(b)は要部正面図、
(c)は各構成部材の側面図、(d)はその正面図
【図2】本発明によるリニアモータ式扉開閉装置におけ
る固定子構造の一実施例を、固定子を構成する巻線が巻
回されるボビンの構造とともに示す図で、(a)はその
ボビンの構造の斜視図、(b)は固定子を構成する部材
の分解斜視図
【図3】本発明によるリニアモータ式扉開閉装置におけ
る可動子構造の一実施例を各構成部材の構造とともに示
す図で、(a)はそのヨーク両側端部の曲げ加工部を示
す斜視図、(b)は可動子を構成する各部材の分解斜視
【図4】本発明によるリニアモータ式扉開閉装置におけ
る可動子と扉との結合構造の一実施例の要部を示す図
で、(a)はその側面図、(b)は正面図、(c)は
(b)の分解図
【図5】従来のリニアモータ式扉開閉装置の全体構成を
装置要部の構成もしくは構造とともに示す図で、(a)
はその全体構成の斜視図、(b)はその駆動部の斜視
図、(c)はヨーク部の斜視図、(d)はレール部分の
側面図
【符号の説明】
1 アルミサッシ枠(アルミサッシ,非移動体) 2 固定子 3 可動子 4 コントローラ 5 センサ 10 鉄心(棒状鉄心) 11 パイプ 12 コイル 12a ボビン 12b 鍔 12c 鍔 12d 切欠き溝 12e 切欠き溝 12f 切欠き溝 13 ヨーク 14 永久磁石 15 保持板 15a 孔 16 ローラ 17 ピン 18 スポンジ 19 扉 20 ワイヤ 21 連結板 21a ねじ孔 21b ねじ孔 22 懸垂軸23 駆動部 24 レール 25 ヨーク 26 永久磁石 27 コイル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウムの引抜き材料等で作られたア
    ルミサッシ等の非移動体にリニアモータの固定子を固定
    するとともにこの固定子に扉と連結されるリニアモータ
    の可動子を配し、固定子と可動子との間に発生する推力
    により扉を開閉するようにしたリニアモータ式の扉の開
    閉装置において、固定子が、扉の開閉方向に置かれる棒
    状の鉄心と, 該棒状鉄心に該鉄心の長手方向に相順に巻
    回されかつ鉄心の長手方向に相順の巻回を繰り返す複数
    組の三相巻線と、前記複数組の三相巻線が巻回された鉄
    心が挿入される非磁性材料からなるパイプとからなると
    ともに、可動子が、それぞれ固定子の両側長手方向にか
    つN極とS極とが交互に固定子に臨むように配されると
    ともに固定子両側の対面する磁極が同極性となるように
    配される複数の永久磁石を備えてなり、かつ検出部が非
    移動体に固定されて扉の位置を検出するセンサと,非移
    動体に固定され前記センサの検出信号により扉の移動を
    制御するコントローラとを備えていることを特徴とする
    リニアモータ式の扉の開閉装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項に記載の装置において、固定
    子を構成する各相巻線の棒状鉄心への長手方向相順の巻
    回は、各相巻線がそれぞれ個別のボビンに巻回された個
    別のボビンを棒状鉄心に相順に嵌めることにより行われ
    ることを特徴とするリニアモータ式の扉の開閉装置。
  3. 【請求項3】請求項第2項に記載の装置において、各相
    巻線が巻回されるボビンは、軸方向両端の鍔にそれぞれ
    3つの切欠き溝を形成され、各相巻線への給電線がそれ
    ぞれ1つの溝に嵌め込まれるようにしたことを特徴とす
    るリニアモータ式の扉の開閉装置。
  4. 【請求項4】請求項第1項に記載の装置において、固定
    子の両側長手方向にかつN極とS極とが交互に固定子に
    臨むように複数の永久磁石が配されてなる可動子は、該
    複数の永久磁石と,非磁性金属からなり両側壁に前記永
    久磁石が嵌め込まれる複数の孔が長手方向に並んで形成
    された断面U字状の溝形保持板と、溝形保持板の両側壁
    の外側に位置して溝形保持板に一体化され溝形保持板の
    側壁の孔に嵌め込まれた各永久磁石の一方の磁極面に当
    接して各永久磁石を磁気的に結合する, 溝形保持板とほ
    ぼ等長の磁性板からなるヨークとからなることを特徴と
    するリニアモータ式の扉の開閉装置。
  5. 【請求項5】請求項第4項に記載の装置において、可動
    子の溝形保持板側壁外側の各ヨークの長手方向両端部を
    変形させて該両端部に軸方向が溝形保持板の底面に垂直
    になるようにローラをそれぞれ支持させるとともに両ヨ
    ークの長手方向同側端部で対向する両ローラの間隔を固
    定子パイプの幅とほぼ等しくして、ローラを可動子移動
    時の案内部材とするとともに、対向する永久磁石列の間
    隔の中心を固定子パイプの中心軸と一致させる可動子の
    位置決め部材としたことを特徴とするリニアモータ式の
    扉の開閉装置。
  6. 【請求項6】請求項第4項に記載の装置において、可動
    子の溝形保持板両側壁のそれぞれ内側に、一方の側壁に
    嵌め込まれた永久磁石すべてを囲むとともに固定子パイ
    プの側面と該側壁との間隙を埋めかつたわみを作るスポ
    ンジが配され、永久磁石磁極面への鉄粉もしくはごみの
    付着を防止したことを特徴とするリニアモータ式の扉の
    開閉装置。
  7. 【請求項7】請求項第1項に記載の装置において、検出
    部が非移動に固定されて扉の位置を検出するセンサが、
    検出部の可動部を回転体とする回転式に形成され、該回
    転体が、該回転体の駆動軸に固定されたプーリと,別位
    置に中心軸が固定されたプーリとにかけ渡され途中が可
    動子に連結されたワイヤを介して回転駆動されることを
    特徴とするリニアモータ式の扉の開閉装置。
  8. 【請求項8】請求項第1項に記載の装置において、可動
    子と扉との連結が、扉を懸垂する懸垂軸を備えるととも
    に該懸垂軸から扉の移動方向一定の距離にボルト孔が形
    成されて可動子と剛に結合される連結板と、前記懸垂軸
    によって挿通される孔と,前記連結板のボルト孔と同位
    置に形成されたボルト孔とを有して扉に剛に結合される
    扉金具とを介して行われ、扉の傾きが両ボルト孔の相対
    位置によって調整されることを特徴とするリニアモータ
    式の扉の開閉装置。
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