JPH06100440A - グリセロリン酸脱水素酵素阻害剤 - Google Patents

グリセロリン酸脱水素酵素阻害剤

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JPH06100440A
JPH06100440A JP28135991A JP28135991A JPH06100440A JP H06100440 A JPH06100440 A JP H06100440A JP 28135991 A JP28135991 A JP 28135991A JP 28135991 A JP28135991 A JP 28135991A JP H06100440 A JPH06100440 A JP H06100440A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アルキル基の炭素数が14〜16の範囲にあ
る5−アルキルレゾルシノールを有効成分として含有す
る。 【効果】 5−アルキルレゾルシノールのグリセロリン
酸脱水素酵素阻害活性の強さは、既存のもので阻害活性
が最も強いと思われるステアリン酸と比べ、少なくとも
10倍以上強く、肥満防止剤として有望である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、5−アルキルレゾルシ
ノール(1、3−ジヒドロキシ−5−アルキルベンゼ
ン)を有効成分とするグリセロリン酸脱水素酵素阻害剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の欧米化が進むとともに肥
満という問題が大きくクローズアップされるようになっ
てきた。それとともに、肥満になった人々のためにいろ
いろな痩身法が次々と考え出されてきたが、その殆どは
実用化されずに消えていった。その理由は、肥満の主な
原因である中性脂肪は一旦蓄積されると容易には減少し
ないという性質を有するため、該脂肪を減少させるため
には並々ならぬ努力が必要となるからであった。このよ
うな性質が分かってくると、今度は中性脂肪の蓄積され
る主な原因がカロリーの摂取過多にあるとして、カロリ
ーの摂取量を減らすことにより肥満を防止しようとする
動きが出てきた。いわゆるダイエットと呼ばれるもので
あるが、ダイエットをするためにカロリーの摂取量を極
端に減らすことによって起きる拒食症という問題が新た
に発生してきた。
【0003】そこで、カロリーの摂取量に神経質になる
ことなく肥満を防止できるような物質の開発が望まれて
きた。
【0004】一方、アルキル基の炭素数が14〜16の
5−アルキルレゾルシノール(以下、単に5−アルキル
レゾルシノールという)は、The Journal of Antibioti
cs,870-875 (1971 年12月) や特開昭47−31951
号公報などに開示されているが、天然物としてはカシュ
ウナッツ汁(油)や小麦のもみがらから単離されたもの
が知られている。しかしながら、このアルキルレゾルシ
ノールの抗酸化性物質や抗菌性物質としての作用につい
ては知られているが、グリセロリン酸脱水素酵素に対し
て阻害活性があることについては一切言及されていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、肥満防止剤
として利用可能な、グリセロリン酸脱水素酵素阻害剤を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、動物細胞
内におけるブトウ糖から中性脂肪であるトリグリセライ
ド生成までの代謝過程のうち、前段階で作用するグリセ
ロリン酸脱水素酵素に対して阻害活性を有する物質を鋭
意探究したところ、5−アルキルレゾルシノールにその
ような活性があることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0007】すなわち、本発明は、アルキル基の炭素数
が14〜16の範囲にある5−アルキルレゾルシノール
を有効成分として含有することを特徴とするグリセロリ
ン酸脱水素酵素阻害剤を提供する。
【0008】本発明で使用するアルキル基の炭素数が1
4〜16の範囲にある5−アルキルレゾルシノールは、
前記The Journal of Antibiotics,870-875 (1971 年12
月)や特開昭47−31951号公報などに開示の方法
により合成することができるが、放線菌の培養物から抽
出したものを用いるのが好ましい。
【0009】このような放線菌としては、ストレプトマ
イセス シアネウスStreptomycescyaneus)を用いる
のが好ましい。より具体的には、ストレプトマイセス
シアネウスStreptomyces cyaneus)2299-SV1株((F
ERM BP−3607)である。この菌を、1%可溶
性澱粉,1%ポリペプトン,1%廃糖蜜,1% Beefex
tract ,pH7.2なる液体培地、及び、2%グリセリ
ン,1%廃糖蜜,0.5%カゼイン,0.1%ポリペプ
トン,0.4%炭酸カルシウム,pH7.0なる液体培
地中で、それぞれ、27°Cで培養し、得られた培養液
は遠心分離などにより菌体など固形物を除いた後、目的
物質を適当な溶媒で抽出する。得られた活性物質はその
ままでも使用できるが、さらにカラムクロマトグラフィ
ーなどで精製、単離して使用する等は任意である。
【0010】上記菌株2299−SV1株は長野県安曇
村梓川の川端で採取した土壌試料より分離された放線菌
である。本菌株の“特徴ずけ”は“特許庁産業別審査基
準”記載の方法によった。本菌株の基生菌糸は分断しな
い。気菌糸は長い主軸を形成し、不規則に分岐し、その
先端に、コンパクトな螺旋状胞子鎖を形成する。胞子は
非運動性で、円柱形から長楕円形を呈し、幅0.4〜0.5
μm、長さ0.8〜1.2μmで、胞子表面は平滑である。
胞子鎖は固く巻き擬似胞子のう様の形態が観察された。
菌核などの特殊形態は観察されない。細胞を壁化学型は
I型である。
【0011】培養性状を表−1に示す。集落表面の菌叢
色は灰色系列で裏面色は不鮮明色で、pH非感受性、拡散
性色素はチロシン寒天でのみわずかに白茶色が認められ
た。生理的性状を、表−2に示す。本菌株は、中温性で
炭素源の同化能は診断糖を全て利用した。本菌株の形態
的性状と細胞壁化学型から本菌株はストレプトマイセス
(Streptomyces 以後S.と略す)属に位置する。上述の諸
性状を基に既知のS属の種について検索し、最も近縁種
としてS.コリナス(S.collinus)を選択した。最近出版さ
れた“バージェイ氏最近系統分類学便覧4巻”(Berge
y's Manual ofSystematic Bacteriology Vol.4 )のS属
に関するウイリアムス等(Williams,et, al. ) の記載
によれば、S.コリナスはS.シアネウス(S.cyaneus)のシ
ノニム(異名)となっている。従って、本菌株2299
−SV1はS.シアネウスに含まれる−菌株と同定し、ス
トレプトマイセス.シアネウス(Streptomyces cyaneus)
2299−SV1株と称する。
【0012】表−1 培養性状 培 地 集落表面の菌叢色 集落の裏面色 拡散性色素 シュクロース・ 着生せず 淡黄色(2ca) なし 硝酸塩寒天 グルコース・アス 灰色系列 淡黄色(2ca)から なし パラギン寒天 明茶味灰色(3gc) グリセリン・アス 灰色系列 明茶味灰色(3gc) なし パラギン寒天 無機塩・スターチ 灰色系列 淡黄茶色(3ie)から なし 寒天 灰味黄茶色(3lg) チロシン寒天 着生せず 明茶味灰色 白茶色 (3ec) (3cb) 栄養寒天 着生せず 明茶味灰色 なし (3ec) イースト・麦芽 灰色系列 茶色(5lg) なし 寒天 オートミール 灰色系列 明茶味灰色(3gc) なし寒天 から淡黄茶色(3ie) ・( )内はカラー・ハーモニー・マニュアル(コンテナー・コーポレーション ・オブ・アメリカ、1950)の色標コード。
【0013】表−2 生理的性状 生育温度範囲 20〜45℃ 最適温度 20〜37℃ メラニン様色素 チロシン寒天 + ペプトン・イースト鉄寒天 + トリプトン・イースト・ブロス + スターチの加水分解 + ゼラチンの液化 + 脱脂粉乳のペプトン化 + 脱脂粉乳の凝固 − 硝酸塩の還元 + 炭素源の同化 D−グルコース + L−アラビノース + D−キシロース + D−フラクトース + シュクロース + L−ラムノース + ラフィノース + −イノシトール + D−マンニット +
【0014】本発明におけるグリセロリン酸脱水素酵素
阻害活性の測定は、The Journal ofBiological Chemist
ry 254, 273-275, 1979に記載されているWise and Gree
nの方法に準じて、以下のように行った。2.5mMの
EDTAを含んだ100mMのトリエタノール/HCl
バッファー(pH7.5)2.25mlを1cm角のセ
ルに入れ、これに、6mMのジハイドロキシアセトンリ
ン酸0.3ml,3mMのβ−メルカプトエタノール
0.1ml及び3.6mMのNADH0.1mlを入
れ、さらに、活性物質(被試験物質)を0.5〜3.0
μg/mlの濃度で含有するメタノール溶液0.1ml
を添加し、よく混合する。これに、2unit/mlの
グリセロリン酸脱水素酵素溶液0.15mlを加え、混
合後、ただちに340nmの吸光度をタイムスキャンす
る。このときの340nmの吸光度の減少初速度を酵素
活性として、活性物質を含有しないメタノール溶液を添
加した場合の酵素活性を100としたときの、活性物質
を添加した場合の酵素活性を求める。
【0015】阻害率(%)=100−(サンプルの活性
/コントロールの活性)×100 本発明における脂肪蓄積防止効果の確認は、Comp. Bioc
hem. Physiol. 96A, 323-326, 1990に記載されているKa
wadaらの方法に準じて、以下のように行った。
【0016】24穴のマルチディッシュに、牛胎児血清
10%を含有するダルベッコ変法イーグル培地(日水製
薬社製)0.5mlを張り込み、これにマウス繊維芽細
胞3T3−L1細胞を1000個/1穴の割合で接種し
て、37°C,5%CO2,pH7.2の条件で6日間培
養する。次いで、培養後の細胞を、上記培地に1〜3.
7μg/mlの活性物質を添加した培地に移し、さら
に、前記培地に0.25mMのデキサメサゾン,0.5
mMの1−メチル−3−イソブチルキサンチン及び10
μg/mlのインシュリンを添加したもの0.05ml
を加えて、7日間37°C,5%CO2,pH7.2の条
件で培養する。培養後、培地を除去し、燐酸バッファー
−生理食塩水にて細胞を洗浄後、1mMのEDTAを含
む50mMのトリス−HClバッファー(pH7.5)
を0.3ml添加して細胞を掻き取り、この懸濁液を超
音波処理して細胞を破壊する。得られた液中のトリグリ
セライド量を酵素法(トリグリセライド G−テスト
ワコーキット(和光純薬社製)にて測定する。
【0017】本発明のグリセロリン酸脱水素酵素阻害剤
は、5−アルキルレゾルシノール自体又は生理的に許容
される担体及び/又は希釈剤などと混合した組成物とし
て、例えば散剤、顆粒、錠剤、カプセル剤、ドライシロ
ップ、注射剤などの形態で経口的または非経口的に投与
することができる。例えば、経口投与する場合、体重1
kg当たり10〜100mg、非経口投与の場合体重1kg当
たり2〜20mgとするのがよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の活性物質のグリセロリン酸脱水
素酵素阻害活性の強さは、既存のもので阻害活性が最も
強いと思われるステアリン酸と比べ、少なくとも10倍
以上強く、肥満防止剤として有望である。次に、実施例
により本発明を説明する。
【0019】
【実施例1】 (活性物質の製造)大型試験管に、培地(1%可溶性澱
粉,1%ポリペプトン,1%廃糖蜜,1%Beef extrac
t,pH7.2)15mlを入れ、これに放線菌ストレ
プトマイセスシアネウス(Streptomyces cyaneus)2299
-SV1株(FERM BP−3607)を1白金耳接種し
て、27°Cで72時間振盪培養した。次いで、この培
養液1mlを培地(2%グリセリン,1%廃糖蜜,0.
5%カゼイン,0.1%ポリペプトン,0.4%炭酸カ
ルシウム,pH7.0)100mlを入れた容量500
mlの三角フラスコに移し、さらに27°Cで4日間振
盪培養した。
【0020】培養終了後、培養液約10lから遠心分離
にて菌体など固形物を除いた培養液8.2lを得、これ
に酢酸エチルを加えて培養液中の生産物を抽出した。次
に、酢酸エチルを分取し、減圧下で酢酸エチルを留去
し、粗抽出物830mgを得た。次いで、該粗抽出物を
シリカゲル(ワコーゲルC−300;和光純薬社製)を
担体としたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;クロ
ロホルム:メタノール=200:1)及び、トヨパール
HW−40(東ソー社製)を用いたカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒;メタノール)に付し、白色粉末3
0mgを得た。
【0021】この物質のGC/MS分析結果により、約
7成分の混合物であることがわかった(図1)。これら
の物質のEI−MSスペクトルは、いずれもベースピー
クがm/z124であり、類縁体であることが示唆され
た。さらに、ODSカラムを用いた分取液体クロマトグ
ラフィー(展開溶媒;95%メタノール)に付して、そ
れぞれの物質を得た。
【0022】このうち主成分について1H−NMR,13
C−NMR,IR,及びFAB−MSの各スペクトルか
ら、5−n−ペンタデシルレゾルシノールであることを
確認した。 測定結果:1H−NMR 溶媒;重クロロホルム,図
2参照13 C−NMR 溶媒;重クロロホルム,図3参照 IR フィルム法,図4参照 高分解能FAB−MS:m/z=321.2870(M
+H) 321.2849(m+H) その他の物質についても、EI−MSによる分子イオン
ピークや、1H−NMR分析によるアルキル側鎖末端メ
チル(δ0.87)のカップリングより側鎖の鎖長及び
末端の形式が判明し、これらの物質は炭素数14〜16
のアルキル基を有する5−アルキルレゾルシノール類で
あることを確認した。結果をまとめて表−3に示す。
【0023】 表−3 No. GC/MS リテ EI-MS 分析(m/z) 1H−NMR 化合物名 ンションタ ベース 分子イオン カップ イム(分) ピーク ピーク リング 1 20.8 124 306 d 5−イソテトラデシル レゾルシノール 2 21.1 124 306 t 5−n−テトラデシル レゾルシノール 3 21.6 124 320 d 5−イソペンタデシル レゾルシノール 4 21.8 124 320 t 5−n−ペンタデシル レゾルシノール 5 22.3 124 334 d 5−イソヘキサデシル レゾルシノール 6 22.4 124 334 7 22.6 124 334 t 5−n−ヘキサデシル レゾルシノール 表中のd、tは、 1H−NMRにおける末端メチル(δ
0.87)のカップリングにおけるd;ダブレット
t;トリプレットである。
【0024】
【実施例2】 (阻害活性)2.5mMのEDTAを含んだ100mM
のトリエタノール/HClバッファー(pH7.5)
2.25mlを1cm角のセルに入れ、これに、6mM
のジハイドロキシアセトンリン酸0.3ml,3mMの
β−メルカプトエタノール0.1ml及び3.6mMの
NADH0.1mlを入れ、さらに、活性成分を単独あ
るいは混合したものを0.5〜3.0μg/mlの濃度
で含有するメタノール溶液0.1mlを添加し、よく混
合した。これに、2unit/mlのグリセロリン酸脱
水素酵素溶液0.15mlを加え、混合後、ただちに3
40nmの吸光度をタイムスキャンした。
【0025】340nmの吸光度の減少初速度を酵素活
性として、活性成分を含まないメタノール溶液を添加し
た場合の酵素活性に対する、該活性物質を添加した場合
の酵素活性と該活性物質の濃度との関係を示したものが
図5である。
【0026】
【実施例3】 (動物細胞での脂肪蓄積防止)24穴のマルチディッシ
ュに、牛胎児血清10%を含有するダルベッコ変法イー
グル培地(日水製薬社製)0.5mlを張り込み、これ
にマウス繊維芽細胞3T3−L1細胞を1000個/1
穴の割合で接種して、37°C,5%CO2,pH7.2
の条件で6日間培養した。次いで、培養後の細胞を、上
記培地に1〜3.7μg/mlの活性物質を添加した培
地に移し、さらに、前記培地に0.25mMのデキサメ
サゾン,0.5mMの1−メチル−3−イソブチルキサ
ンチン及び10μg/mlのインシュリンを添加したも
の0.05mlを加えて、7日間37°C,5%CO2,
pH7.2の条件で培養した。培養後、培地を除去し、
燐酸バップァー生理食塩水にて細胞を洗浄後、1mMの
EDTAを含む50mMのトリス−HClバッファー
(pH7.5)を0.3ml添加して細胞を掻き取り、
この懸濁液を超音波処理して細胞を破壊した。得られた
液中のトリグリセライド量を酵素法(トリグリセライド
G−テスト ワコーキット(和光純薬社製)にて測定
した。
【0027】図6は、マウス繊維芽細胞3T3−L1細
胞における、活性成分の濃度とトリグリセライド蓄積量
の関係を示したものである。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】活性成分である5−アルキルレゾルシノールの
GC/MS分析におけるトータルイオンクロマトグラム
である。
【図2】重クロロホルムを溶媒とした5−n−ペンタデ
シルレゾルシノールの1H−NMRスペクトルチャート
を示した図である。
【図3】重クロロホルムを溶媒とした5−n−ペンタデ
シルレゾルシノールの13C−NMRスペクトルチャート
を示した図である。
【図4】フィルム法で測定した5−n−ペンタデシルレ
ゾルシノールのIRスペクトルチャートを示した図であ
る。
【図5】5−n−ペンタデシルレゾルシノールと5−イ
ソペンタデシルレゾルシノールの濃度と、グリセロリン
酸脱水素酵素阻害率との関係を示した図である。
【図6】マウス繊維芽細胞3T3−L1細胞における、
5−n−ペンタデシルレゾルシノールと5−イソペンタ
デシルレゾルシノールの濃度と、トリグリセライド蓄積
量との関係を示した図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:465) 7804−4B (72)発明者 柘植 信昭 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)発明者 溝上 万喜子 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキル基の炭素数が14〜16の範囲
    にある5−アルキルレゾルシノールを有効成分として含
    有することを特徴とするグリセロリン酸脱水素酵素阻害
    剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219467A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Oriza Yuka Kk 脂肪蓄積阻害剤
JP2014139166A (ja) * 2012-12-20 2014-07-31 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 耐糖能異常改善剤
WO2015193962A1 (ja) * 2014-06-17 2015-12-23 独立行政法人産業技術総合研究所 耐糖能異常改善剤

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