JPH06100255A - エレベータの通信拡張装置 - Google Patents

エレベータの通信拡張装置

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JPH06100255A
JPH06100255A JP4249494A JP24949492A JPH06100255A JP H06100255 A JPH06100255 A JP H06100255A JP 4249494 A JP4249494 A JP 4249494A JP 24949492 A JP24949492 A JP 24949492A JP H06100255 A JPH06100255 A JP H06100255A
Authority
JP
Japan
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communication
elevator
bus
external
extended
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Pending
Application number
JP4249494A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hirose
正之 広瀬
Shoji Kasai
笠井  昭二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】外部情報処理装置12をマイクロコンピュータ
1の拡張バスから切り離す手段として電磁接触器33を
設けた。マイクロコンピュータ1内の拡張バス状態監視
装置6により拡張バス上の信号を監視して異常時には電
磁接触器33を消勢して外部情報処理装置12を拡張バ
スから切り離す。 【効果】外部情報処理装置が故障した場合にもエレベー
タの運転には影響を与えない信頼性の高い通信システム
を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】マイクロコンピュータとエレベー
タの通信対象との通信に係り、特に、エレベータの状態
監視や自動点検装置等の外部装置との通信を行なう場合
に好適なエレベータの通信拡張方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、マイクロコンピュータ
と拡張通信ボード等外部装置の通信を行なう場合、外来
ノイズの侵入を防止しシステムの信頼性を向上させる手
段として、中央処理装置が拡張通信ボードを選択したと
きのみ、デコード回路からマイクロコンピュータの拡張
通信用バスバッファが入出力可能になる信号を出力する
という方法を取り、拡張通信用バスバッファが開くのを
必要最小限となるようにしていた(特願昭63−230013号
明細書)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では外部
拡張通信ボード等エレベータの運転に関与する外部装置
と並列にエレベータの状態を外部から監視する等の外部
監視,点検装置等の外部情報処理装置を接続した場合の
配慮がなされていなかった。
【0004】すなわち、このような外部情報処理装置を
同一の外部拡張バスを使用して制御しようとすると外部
情報処理装置の入出力回路の故障により拡張バス自体が
機能できなくなりシステムダウンとなる可能性がある点
である。特に、エレベータの運転自体には直接関係ない
外部監視装置や点検装置等の故障によりエレベータがシ
ステムダウンする現象は極力回避したい問題である。こ
れを防止するためにはエレベータの運転に直接関与する
拡張手段と監視・点検装置等関与しない外部処理装置の
バスを2系統もてばよいが、この方式はコストアップ,
装置の大型化する等の問題が新規に発生する。
【0005】本発明の目的は、外部情報処理装置の入出
力回路が故障した場合にもエレベータのシステムダウン
が防止できる信頼性の高い通信システムを実現すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は拡張バスの異
常を検出する手段を設け、異常発生時には外部情報処理
装置の入出力回路を拡張バスから切り放すことにより達
成される。
【0007】
【作用】拡張バス状態監視装置は拡張バスの状態を信号
の伝送状態のチェック等により監視する。この監視結果
により異常有と判断した場合外部情報処理装置の入出力
ラインを拡張バスから切り離すように動作する。これに
より外部情報処理装置の入出力回路が故障して拡張バス
上の信号が異常になった場合にエレベータ全体のシステ
ムダウンが継続することを防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。エレベータの運転制御を行なうマイクロコンピュー
タ1は中央処理装置2やエレベータのかご通信端末9や
ホール端末10との通信を行なう送受信回路4,外部拡
張通信ボード11や外部情報処理装置12との入出力を
行なう外部拡張バスバッファ5A(拡張アドレスバ
ス),5B(拡張データバス),バスバッファ5A,5
Bの動作を制御するデコード回路3および動作を後述す
る拡張バス状態監視装置6から構成される。又、中央処
理装置2の動作監視用としてウォッチドグタイマ(以下
WDTと略す)1Aの他にマイクロコンピュータ1はメ
モリROMやRAMおよびI/Oやそれらのデコード回
路等で構成されるが本図では図示を省略している。マイ
クロコンピュータ1のバスバッファ5A,5Bから入出
力される拡張アドレスバスと拡張データバスは外部拡張
通信ボード11のバスバッファ7A,7Bおよび電極接
触器33の接点33a,33bを介して外部情報処理装
置12のバスバッファ17A,17Bに各々接続され通
信を行なうことにより外部拡張通信ボード11はホール
端末10との通信を行ない、外部情報処理装置12は監
視センタ31への異常発報や状態メモリ装置32との通
信を行なうように構成している。
【0009】ここで拡張バス状態監視装置6は外部拡張
通信ボード11や外部情報処理装置12とマイクロコン
ピュータ1間の拡張バス上の信号のチェックを行なう。
チェックの方法としてはマイクロコンピュータ1から送
ったアドレスやデータをそのまま返送したり、データの
加算,減算等の処理を行なったデータを返送し照合する
やり方は、パリティ方式等がある。通信チェックの結果
異常なしを判定した場合、電磁接触器33を付勢してお
き外部情報処理装置12のバスバッファ17A,17B
を各々拡張アドレスバス,データバスに接続して通信可
能とする。
【0010】ここで、万一、外部情報処理装置12のバ
スバッファ17Bの入力がショート故障した場合には拡
張データバス上のデータビットが常にローレベルとなる
ため外部拡張通信ボード11,外部情報処理装置12共
に通信が不能となり、エレベータは通常運転が行なえず
システムダウンとなる。この際、マイクロコンピュータ
1内の拡張バス状態監視装置6が拡張バス上の信号異常
を検出し、電磁接触器33を消勢し、外部情報処理装置
12のバスバッファ17A,17Bを拡張バスから切り
離す。このようにすればマイクロコンピュータ1と外部
拡張通信装置11間の通信は再開でき、エレベータの運
転は可能となる。
【0011】又、本実施例のように外部情報処理装置1
2のWDT12Aへ出力する外部情報処理装置異常信号S1を
拡張バス状態監視装置6に入力しておけば外部情報処理
装置12の誤動作によるマイクロコンピュータ1のシス
テムダウンが防止でき、さらに信頼性の向上を図ること
ができる。
【0012】又、本実施例は外部情報処理装置を拡張バ
スから切り離す手段としてバス状態監視装置と電磁接触
器を行なったが、電磁接触器を半導体スイッチにすると
さらに接触信頼性の面で有利となる。又、電磁接触器の
接点のかわりにヒューズ等故障時の電流等に応じて回路
を断路する手段や電流値を低減する手段を用いても同等
の効果が得られる。
【0013】又、外部情報処理装置12の故障時に拡張
アドレスバスから切離されたことを検出し監視センタ3
1や状態メモリ装置32へ発報を行なうようにすればさ
らに信頼性の高いシステムを提供することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によればエレベータの点検・監視
装置等運転には直接関与しない装置の故障時においても
エレベータの運転には影響を与えない信頼性の高い通信
システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すエレベータ用マイクロ
コンピュータシステムのブロック図。
【符号の説明】
1…マイクロコンピュータ、2…中央処理装置、6…拡
張バス状態監視装置、11…外部拡張通信ボード、12
…外部情報処理装置、12A…ウォッチドッグタイマ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータの制御を行なう中央処理装置と
    外部への拡張通信用バスバッファを内蔵したマイクロコ
    ンピュータと乗りかご,乗り場,管理人室,監視センタ
    等のエレベータの通信対象との通信を前記拡張通信用バ
    スバッファを介して行なうエレベータの通信システムに
    おいて、所定の条件に応じて前記拡張通信用バスバッフ
    ァと通信対象の電気的接続を禁止するようにしたことを
    特徴とするエレベータの通信拡張装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、所定の条件は拡張バス
    上の信号の電圧値,電流値の少なくともいずれか一つが
    所定の値以上又は以下であることを判定条件としたエレ
    ベータの通信拡張装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、所定の条件は拡張バス
    上の送受信信号が論理的に異常であることを判定条件と
    したエレベータの通信拡張装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、所定の条件は外部通信
    対象の動作が異常となっていることを判定条件としたエ
    レベータの通信拡張装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、拡張通信用バスバッフ
    ァと通信対象の電気的接続を禁止する手段は電磁接触
    器,半導体スイッチ,ヒューズの少なくとも一つである
    エレベータの通信拡張装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、拡張通信用バスバッフ
    ァと通信対象の電気的接続を禁止した条件を監視センタ
    等への発報条件の一つとしたエレベータの通信拡張装
    置。
JP4249494A 1992-09-18 1992-09-18 エレベータの通信拡張装置 Pending JPH06100255A (ja)

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JPH06100255A true JPH06100255A (ja) 1994-04-12

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