JPH0610017B2 - 合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

合成樹脂製容器蓋

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JPH0610017B2
JPH0610017B2 JP61116275A JP11627586A JPH0610017B2 JP H0610017 B2 JPH0610017 B2 JP H0610017B2 JP 61116275 A JP61116275 A JP 61116275A JP 11627586 A JP11627586 A JP 11627586A JP H0610017 B2 JPH0610017 B2 JP H0610017B2
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wall
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チャイルドレジスタント性と共に装着容易性
を備えた合成樹脂製容器蓋に関する。
〔従来の技術〕
飲料水及び薬品等のための容器に使用される合成樹脂製
容器蓋として、特開昭59−124271号公報には、
所謂チャイルドレジスタント性、即ち容器の口頚部から
容器蓋を離脱するためには独特な操作を付加的に遂行す
ることが必要であり、それ故に上記独特な操作を理解し
得ない幼児には容器の開封が不可能である特性、を備え
た合成樹脂製容器蓋が開示されている。
かかる容器蓋は天面壁とこの天面壁の周縁から垂下する
円錐台筒形状のスカート壁とを有する。スカート壁の内
周面上部には雌螺条が形成され、スカート壁の内周面下
部には直径方向に対向して2個のリブが形成されてい
る。更に、スカート壁の外周面には上記2個のリブに対
応して押圧領域が規定されている。かような容器蓋は、
口頚部の外周面上部には雄螺条が形成され、口頚部の外
周面下部には直径方向に対向して2個のラチェット爪が
形成されている形態の容器に適用される。容器の口頚部
に容器蓋を被嵌して所要閉方向に回転せしめると、容器
蓋の雌螺条が口頚部の雄螺条に螺合され、かくして口頚
部に容器蓋が装着され、口頚部が密封される。この際、
容器蓋のリブは口頚部のラチェットを弾性的に乗り越え
て周方向に移動せしめられる。口頚部を開放する際に
は、スカート壁の押圧領域を押圧してリブを半径方向外
方に変位せしめてラチェットから離間し、かかる状態を
維持しながら容器蓋を開回転方向に回転せしめて、容器
蓋の雌螺条を口頚部の雄螺条から離脱せしめる。
〔発明が解決しようとする課題〕
而して、近時においては、チャイルドレジスタント性と
共に、所謂装着容易性、即ち容器の口頚部に容器蓋を装
着する際に、容器を回転せしめる必要なくして単に軸線
方向下方に移動せしめることによって極めて容易且つ迅
速に装着操作を遂行できる特性、を備えた容器蓋が要望
されるようになってきた。しかしながら、上述した従来
の容器蓋は、容器の口頚部に装着す際には閉回転方向に
回転せしめることが必要であり、従って装着容易性を備
えておらず、上記要望を充足することができない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
たる技術的課題は、構造が簡単且つ製造コストが低いに
もかかわらず、確実なチャイルドレジスタント性と共に
充分な装着容易性を備えた、新規且つ優れた合成樹脂製
容器蓋を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記主たる技術的課題を解決するために本発明によれ
ば、 外周面に雄螺条と半径方向外方に突出する係止突条が形
成されている口頚部を備えた容器のための合成樹脂製容
器蓋にして、 天面壁と該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁と
を具備し、 該スカート壁の内周面には、直径方向に対向して存在す
る2個の特定領域部においてのみ該雄螺条に対応する雌
螺条が形成されており、該雌螺条の内径は該雄螺条の外
径と実質上同一乃至それより幾分大きく、 該スカート壁の内周面には、更に、軸線方向に該係止突
条を乗越えて該係止突条に係合せしめられる、半径方向
内方に突出する被係止突条が設けられており、 該スカート壁には、該特定領域部の周縁の一部を除いて
該特定領域部の該周縁に沿って延びるスリットが形成さ
れており、該特定領域部は該周縁の該一部を旋回中心と
して半径方向内方に変位せしめられ得る、 ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋が提供される。
〔作用〕
本発明の合成樹脂製容器蓋においては、容器蓋のスカー
ト壁の内周面における特定領域部に形成されている雌螺
条の内径は容器の口頚部の外周面に形成されている雄螺
条の外径と実質上同一乃至それより幾分大きくせしめら
れている故に、容器の口頚部に容器蓋を被嵌して単に容
器蓋を下方に移動せしめさえすれば、雌螺条と雄螺条と
が実質上干渉することなく容器蓋が充分容易に下降せし
められ、スカート壁の内周面に形成されている被係止突
条が口頚部の外周面に形成されている係止突条を弾性的
に乗り越えてその下方に係止せしめられ、かくして充分
容易に且つ迅速に口頚部に容器蓋が所要通りに装着され
る。
口頚部に装着された容器蓋は、単に開方向に回転せしめ
ても、容器蓋のスカート壁の内周面における特定領域部
に形成されている雌螺条が口頚部の外周面に形成されて
いる雄螺条に螺合されていない故に、容器蓋を回転と共
に上昇せしめることができず、従って容器蓋のスカート
壁の内周面に形成されている被係止突条を口頚部の外周
面に形成されている係止突条から離脱せしめることがで
きず、従って口頚部から容器蓋を離脱せしめて口頚部を
開封することができない。口頚部を開封するためには、
特定領域部においてスカート壁の外周面に指を当接せし
めて半径方向内方に押圧し、特定領域部を半径方向内方
に変位せしめる。かくすると、スカート壁の内周面にお
ける特定領域に形成されている雌螺条が口頚部の外周面
に形成されている雄螺条に螺合せしめられる。そして、
かかる状態を維持しながら容器蓋を開方向に回転せしめ
ると、雌螺条が雄螺条に沿って移動される故に、容器蓋
は回転と共に上昇せしめられ、スカート壁の内周面に形
成されている被係止突条が係止突条を弾性的に乗越えて
これから離脱されて、容器蓋全体が口頚部から離脱され
る。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
容器蓋の実施例について説明する。
第1図を参照して説明すると、ポリスチレン又はポリプ
ロピレンの如き適宜の合成樹脂から射出又は圧縮成形す
ることができる、全体を番号2で示す図示の容器蓋は、
円形天面壁4、この天面壁4の周縁から垂下する円筒状
スカート壁6、及びピルファープルーフ裾壁8を具備し
ている。
天面壁4の内面には、密封用内側環状突条10及ぶ密封
用外側環状突条12が形成されている。所望ならば、天
面壁4の内面に上記環状突条20及び12を一体に形成
することに代えて、別個に成形された円板状又は環状ラ
イナを天面壁4の内面に配設することもできる。
第1図と共に、スカート壁6の内周面を示す展開図であ
る第2図を参照して説明すると、スカート壁6の内周面
には、直径方向に対向して(換言すれば180度の間隔
を置いて)2個の特定領域部14が存在するのが重要で
ある。そして、かかる特定領域部14の各々の下端及び
両側縁に沿って延びるゲート状スリット16が、スカー
ト壁6に形成されている。従って、特定領域部14の各
々は、その上縁に沿って他の領域部に接続されている。
加えて、特定領域部14の各々の下端には、スリット1
6を横切って延びる幅狭で且つ薄肉の破断可能接続部1
8が形成されており、特定領域部14の各々は、かかる
接続部18によっても他の領域部に接続されている。
上記特定領域部14の各々において、スカート壁6の内
周面には、雌螺条20が形成されていることが重要であ
る。かかる雌螺条20は、後述する通り容器の口頚部の
外周面に形成されている連続した雄螺条と協働するもの
であるが、雌螺条20の内径d1は、上記雄螺条の外径d2
(第3図)と実質上同一乃至それより幾分大きいことも
重要である。上記特定領域部14の各々において、スカ
ート壁6の外周面には、そこに当接される指の滑りを防
止するために所謂ローレット等の凹凸22が形成されて
いる。
上記特定領域部14以外においては、スカート壁6の内
周面には雌螺条が形成されていない。上記特定領域部1
4以外においては、雌螺条に代えて周方向に間隔を置い
て軸線方向に延びる複数個のリブ24がスカート壁6の
内周面に形成されているのが好ましい。かかるリブ24
の内径も、上記雄螺条の外径d2と実質上同一乃至それよ
り幾分大きくせしめられている。
更に、スカート壁6の内周面には、半径方向内方に突出
する被係止突条26が形成されていることが重要であ
る。かかる被係止突条26は、上記特定領域部14の下
端よりも下方に配設することもできるが、上記特定領域
部14の上端よりも上方に配設されているのが好都合で
ある(図示の場合、スカート壁6の上端部は肉厚が増大
せしめられており、かかる上端部に被係止突条26が形
成されている)。また、被係止突条26は、周方向に連
続して延びる環形状でもよいが、周方向において上記特
定領域部14間に周方向に間隔を置いて配設された複数
個の突条であるのが好都合である(図示の場合、周方向
において上記特定領域部14間の各々に、周方向に間隔
を置いて3個配設されている)。被係止突条26の横断
面形状は、例えば、略二等辺三角形状でよい。
上記ピルファープルーフ裾壁8は、周方向に間隔を置い
て配設された複数個(図示の場合は12個)の橋絡部2
8を介して、スカート壁6の下端に接続されている。複
数個の橋絡部28のうちの1個は、他の薄肉及び幅狭な
橋絡部28に比べて肉厚及び/又は幅が増大せしめられ
た強化橋絡部28aにせしめられている。そして、この
強化橋絡部28aの片側縁に合致せしめて、ピルファー
プルーフ裾壁8には、軸線方向に延びる弱化ライン30
が形成されている。この弱化ライン30は、ミシン目又
はスコアでよい。ピルファープルーフ裾壁8の内周面に
は、半径方向内方に突出した被係合突起32が形成され
ている。かかる被係合突起32は、周方向に連続して形
成することもできるが、周方向に間隔を置いて複数個
(図示の場合は30個)配設されているのが好都合であ
る。そして、被係合突起32の各々の形状は、例えば特
願昭59−22416号明細書及び図面に開示されたも
のであるのが好都合である。
上述した通りの容器蓋2は、第3図に図示する通りの形
態の口頚部34を備えたガラス製又は適宜の合成樹脂製
でよい容器に適用される。略円筒形状である口頚部34
の外周面には、上方から下方に向って順次に、環状係止
突条36、連続して延びる雄螺条38、及び環状係止あ
ご部40が形成されている。上述した容器蓋2のスカー
ト壁6の内周面に形成される上記被係止突条26が上記
特定領域部14の下縁よりも下方に配置される場合に
は、これに対応して上記環状係止突条36は雄螺条38
の下方(環状係止あご部40よりは上方)に配置され
る。
口頚部34に容器蓋2を装着するためには、口頚部34
に容器蓋2を被嵌して単に容器蓋2を第4図に図示する
位置まで下降せしめさえすればよく、従って装着操作は
著しく容易である。容器蓋2を第4図に図示する位置ま
で下降せしめると、スカート壁6の内周面に形成されて
いる被係止突条26は、係止突条36を弾性的に乗越え
てこの下方に係止せしめられる。また、ピルファープル
ーフ裾壁8の内周面に形成されている被係合突起32
は、係合あご部40を弾性的に乗越えてこの下方に係止
せしめられる。そして、天面壁4の内面に形成されてい
る密封用内側及び外側突条10及び12は、口頚部34
の上端部に密接せしめられ、かくして口頚部34が密封
される。他方、上述した如く上記特定領域部14におい
てスカート壁6の内周面に形成されている雌螺条20の
内径d1は雄螺条38の外径d2と実質状同一乃至それより
幾分大きくせしめられている故に、容器蓋2を下降せし
める際に雌螺条20と雄螺条38とが実質上干渉するこ
とはない。
口頚部34を開封するためには、第5図に図示する如
く、上記2個の特定領域部14においてスカート壁6の
外面に指を当接せしめて半径方向内方に押圧せしめる。
かくすると、上記特定領域部14がその上縁を旋回中心
として半径方向内方に弾性的に変位せしめられ、これに
よって破断可能接続部18が破断され、そして雌螺条2
0が雄螺条38に螺合せしめられる(この時に雌螺条2
0の山と雄螺条38の山とが対応して位置していても、
次に説明する如く容器蓋2が回転せしめられると、雌螺
条20の山は雄螺条38の谷と対応するようになり、雌
螺条20が雄螺条38に螺合せしめられる)。
次いで、特定領域部14を押圧し続けて容器蓋2を第5
図において上方から見て反時計方向に回転せしめる。か
くすると、雌螺条20が雄螺条38に沿って移動される
故に、容器蓋2は回転と共に上昇せしめられる。然る
に、ピルファープルーフ裾壁8は、その内周面に形成さ
れている被係合突起32が係合あご部40に係合せしめ
られている故に上昇することができず、それ故に、強化
橋絡部28aを除く橋絡部28が破断されると共に、ピ
ルファープルーフ裾壁8に形成されている弱化ライン3
0が破断され、かくしてピルファープルーフ裾壁8は無
端環状から有端帯状に開かれ、被係合突起32が係合あ
ご部40から離脱される。また、容器蓋2が上昇せしめ
られると、スカート壁6の内周面に形成されている被係
止突条26は係止突条36を弾性的に乗越えてこれから
離脱される。しかる後においては、容器蓋2の全体は回
転と共に自由に上昇することができ、従って口頚部34
から離脱され、口頚部34が開封される。
上述した開封操作に関しては、次の事実も注目されねば
らならない。即ち、図示の実施例においては、特定領域
部14の各々の下縁及び両側縁に沿って延びるスリット
16が形成されており、特定領域部14の各々は押圧さ
れるとその上縁を旋回中心として半径方向内方に変位せ
しめられる。而して、特定領域部14の各々を押圧して
その上縁を旋回中心として半径方向内方に変位せしめる
と、かかる変位が特定領域部14の各々の上縁を介して
スカート壁6の上縁部にも伝えられ、これによってスカ
ート壁6の上縁部は、2個の特定領域部14の部位を小
径とし2個の特定領域部14間の中間を大径とする楕円
形状に幾分変形される。そして、被係止突条26はかか
る変形によって径が増大せしめられる部分、即ち2個の
特定領域部14間に配置されている故に、充分容易に係
止突条36を乗越えることができる。
口頚部34を一旦開封した後に、内容物が残留している
故に再び口頚部34に容器蓋2を装着して一時的に密封
することが望まれる場合には、次の通りにすることがで
きる。最初に破断されることなく維持されている強化橋
絡部28aを切断して、ピルファープルーフ裾壁8を完
全に分離する。次いで、ピルファープルーフ裾壁8が分
離された容器蓋2を口頚部34に被嵌して再び第4図に
図示する位置まで下降せしめ、スカート壁6の内周面に
形成されている被係止突条26を係止突条36に係止せ
しめる。口頚部34から容器蓋2を離脱せしめて口頚部
34を再び開封するには、口頚部34の初期開封の場合
と同様に、特定領域部14を押圧せしめて半径方向内方
に変位せしめて容器蓋2を回転せしめればよい。
他方、特定領域部14を押圧せしめて半径方向内方に変
位せしめることなく回転せしめる場合には、雌螺条20
が雄螺条38に螺合されない故に、容器蓋2は単に回転
するのみで上昇せしめられることがなく、従って口頚部
34から容器蓋2が離脱されることはない。
図示の実施例においては、ピルファープルーフ性を確保
するために、破断可能接続部18と共に、橋絡部28に
よってスカート壁6に接続されたピルファープルーフ裾
壁8を設けているが、所望ならば、破断可能接続部18
と橋絡部28及びピルファープルーフ裾壁8とのいずれ
か一方を省略することができ、またピルファープルーフ
性が要求されない場合には両者を省略することもでき
る。
更に、図示の実施例においては、橋絡部28の特定の1
個を強化橋絡部28aにせしめると共に、ピルファープ
ルーフ裾壁8に弱化ライン30を形成しているが、弱化
ライン30を省略すると共に、全ての橋絡部28を非強
化橋絡部にせしめ、初期開封の際には全ての橋絡部28
が破断され、ピルファープルーフ裾壁8がスカート壁6
から完全に分離されるようになすこともできる。
〔発明の効果〕
本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋によれば、
口頚部に容器蓋を装着する際には、容器蓋を回転せしめ
る必要はなく、単に容器蓋を下降せしめさえすればよ
い。従って、装着操作は著しく容易且つ迅速であり、比
較的簡単且つ安価な装着装置によって自動的に遂行する
ことができる。
また、口頚部から容器蓋を離脱せしめて口頚部を開封す
るためには、特定領域部を押圧して半径方向内方に変位
せしめると同時に容器蓋を開方向に回転せしめるという
独特な操作を遂行する必要がある。従って、かかる独特
な操作を理解し得なに幼児が口頚部を開封することは不
可能である。
かくして、本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋
によれば、構造が簡単且つ製造コストが低いにもかかわ
らず、確実なチャイルドレジスタント性と共に充分な装
着容易性が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された容器蓋の一実施例
を、一部を断面で示す側面図。 第2図は、第1図の容器蓋のスカート壁及びピルファー
プルーフ裾壁の内周面を示す展開図。 第3図は、第1図の容器蓋が適用される容器の口頚部を
示す側面図。 第4図は、第1図の容器蓋を第3図の口頚部に装着した
状態を、一部を断面で示す側面図。 第5図は、口頚部から容器蓋を離脱せしめる様式を、一
部を断面で示す側面図。 2……容器蓋 4……天面壁 6……スカート壁 8……ピルファープルーフ裾壁 14……特定領域部 16……スリット 18……破断可能接続部 20……雌螺条 24……リブ 26……被係止突条 28……橋絡部 32……被係合突起 34……口頚部 36……環状係止突条 38……雄螺条 40……環状係止あご部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に雄螺条と半径方向外方に突出する
    係止突条が形成されている口頚部を備えた容器のための
    合成樹脂製容器蓋にして、 天面壁と該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁と
    を具備し、 該スカート壁の内周面には、直径方向に対向して存在す
    る2個の特定領域部においてのみ該雄螺条に対応する雌
    螺条が形成されており、該雌螺条の内径は該雄螺条の外
    径と実質上同一乃至それより幾分大きく、 該スカート壁の内周面には、更に、軸線方向に該係止突
    条を乗越えて該係止突条に係合せしめられる、半径方向
    内方に突出する被係止突条が設けられており、 該スカート壁には、該特定領域部の周縁の一部を除いて
    該特定領域部の該周縁に沿って延びるスリットが形成さ
    れており、該特定領域部は該周縁の該一部を旋回中心と
    して半径方向内方に変位せしめられ得る、 ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  2. 【請求項2】該特定領域部以外においては該スカート壁
    の内周面に、周方向に間隔を置いて軸線方向に延びる複
    数個のリブが形成されており、該リブの内径は該雄螺条
    の外径と実質上同一乃至それより幾分大きい、特許請求
    の範囲第1項記載の合成樹脂製容器蓋。
  3. 【請求項3】該特定領域部の該周縁の該一部は上縁であ
    る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の合成樹脂製
    容器蓋。
  4. 【請求項4】該被係止突条は軸線方向において該特定領
    域部よりも上方で且つ周方向において該特定領域部間に
    形成されている、特許請求の範囲第3項記載の合成樹脂
    製容器蓋。
  5. 【請求項5】該スリットを横断して延びる少なくとも1
    個の破断可能接続部が形成されている、特許請求の範囲
    第1項から第4項までのいずれかに記載の合成樹脂製容
    器蓋。
  6. 【請求項6】周方向に間隔を置いて配設された複数個の
    橋絡部を介して該スカート壁の下端に接続されたピルフ
    ァープルーフ裾壁を有し、該ピルファープルーフ裾壁の
    内周面には、容器の口頚部の外周面に形成されている係
    合あご部に係合される被係合突起が形成されている、特
    許請求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の
    合成樹脂製容器蓋。
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