JPH0599499A - 風呂循環装置 - Google Patents

風呂循環装置

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Publication number
JPH0599499A
JPH0599499A JP3263538A JP26353891A JPH0599499A JP H0599499 A JPH0599499 A JP H0599499A JP 3263538 A JP3263538 A JP 3263538A JP 26353891 A JP26353891 A JP 26353891A JP H0599499 A JPH0599499 A JP H0599499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
pump
voltage
power supply
bath
Prior art date
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Pending
Application number
JP3263538A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Yokoajiro
義幸 横網代
Shinji Taketsu
伸治 武津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3263538A priority Critical patent/JPH0599499A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽内の湯をポンプを用いて循環する浴槽循
環装置に関するもので、電源電圧の変動に対して循環流
量を一定に保ちさらに低流量まで安定に制御する。 【構成】 ポンプ3を有する循環路と、ポンプの位相制
御回路11と電圧検出部12と流量制御部14とで構成
される。そして、電圧検出部12で検出した電圧データ
にもとづいて流量制御部14が各流量設定値に対するポ
ンプの点弧位相角を調節して電源電圧の変動に対して循
環流量を一定に保つよう制御され、循環流量を安定にか
つ広範囲に調節できるという特性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽内の湯を循環し追い
焚き加熱あるいは気泡発生等を行なう風呂循環装置に関
するものであり、ポンプの循環流量を調節するととも
に、異なる電源周波数で使用できるようにすることを目
的とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の風呂循環装置は図5に示すように
浴槽1から戻り管2でポンプ3に接続しさらに加熱装置
4、往き管5、気泡発生ノズル6で浴槽に戻る循環路
と、さらにポンプ3の能力を調整する位相制御回路7と
で構成されている。ポンプの能力調整手段としては構成
の簡単な位相制御回路がよく使われている。
【0003】上記構成により気泡風呂の強弱切り換え、
および浴槽湯の加熱時に応じて循環流量を調節してい
る。さらに電源周波数を検出し周波数に応じた位相制御
を行うことにより異なる電源周波数での使用を可能にし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、設定流量に対応する位相制御の点弧角を決
めて制御しているため電源電圧の変化に対して流量が変
動してしまう。すなわち、位相制御回路7の点弧位相角
と循環流量の関係は図6に示す様になり、同図aは電源
電圧が標準の時、同図b,cはそれぞれ電源電圧が上下
に変化した場合の特性であり、低循環流量域ではポンプ
の定格から大きく外れたところで使用するため、同一位
相角dで制御した場合、標準電圧の時流量eに調節され
て板ものが最大電圧の場合に流量はfまで増加し、最小
電圧場合にはポンプが停止してしまう。
【0005】さらに異なる電源周波数で同一のポンプを
使用するために、例えば50Hz定格のポンプを60Hzで
は導通位相角を変えて流量が50Hzと同等に制御して共
用することが行われる。図7は50Hz定格のポンプを6
0Hzで使用した時の点弧位相角と循環流量の関係を示す
もので、同図aの50Hzの最大循環流量kと同じ循環流
量に調節するため点弧位相角jで制御するが、電源電圧
が上下に変動した時の特性は同図m,nの様に変化し、
低循環流量域のみならず大流量域でも電源電圧による変
動が大きくなる。
【0006】以上のように従来の風呂循環装置において
は、電源電圧の変動により流量を安定に調節することが
できず、目的の流量が確保できないとか、低流量域まで
調節できないという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、電源
電圧の変動に対して安定にかつ広範囲に循環流量を調節
するとともに、異なる電源周波数で使用できる風呂循環
装置を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ポンプに供給される電源の電圧検出手段と前
記電圧検出手段の信号に応じてポンプの能力調節手段を
調節する流量制御部を設けた構成としてある。
【0009】
【作用】本発明は上記構成によって、電圧検出手段によ
ってポンプに供給される電源電圧を検出し、設定流量に
対するポンプの能力調節手段の調節量を電源電圧に応じ
て微調整することにより、ポンプの電源電圧変動による
流量変化を抑えて目的の設定流量に安定に制御するよう
作用する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面参照して説明
する。
【0011】図1において、浴槽1から戻り管2(風呂
循環路ともいう)でポンプ3に接続され、ポンプ3の出
口から追い焚きヒータ8と往き管5(風呂循環路ともい
う)と気泡ノズル6を経て浴槽1に戻る循環路が構成さ
れる。気泡ノズル6から空気配管9を経て空気弁10が
接続される。ポンプ3は能力調節手段としての位相制御
回路15を通して交流電源に接続される。ポンプに供給
される電源は電圧検出部12と周波数検出部13とが接
続されており、それぞれの信号は流量設定部からの設定
流量信号とともに流量制御部14に接続され、流量制御
部14の出力は位相制御回路11に接続されるよう構成
されている。
【0012】図2は上記した電圧検出部12、周波数検
出部13及び流量制御部14の具体構成であり、電圧検
出部13はダイオード15とコンデンサ16とで構成さ
れる整流回路17の電圧がマイクロコンピュータ18の
A/D入力端子19に接続され、マイクロコンピュータ
18のソフトウェアであるA/D検出部20とで構成さ
れる。周波数検出部13はゼロクロス回路21の信号が
マイクロコンピュータ18の割込端子22に接続され周
波数判定部23とで構成される。流量設定部23流量制
御部14はマイクロコンピュータ18のソフトウェアで
実現される。
【0013】上記構成において、電源の電圧は整流回路
17で直流電圧に変換されマイクロコンピュータ18の
A/D検出部20により電源電圧に比例したデータに変
換される。一方、ゼロクロス回路21は電源周波数の半
周期ごとにマイクロコンピュータ18に割込みを発生さ
せ周波数判定部23でその周期を計測することで電源周
波数50/60Hzの判定を行うことができる。
【0014】流量設定部24は風呂機能の選択に基づい
て、気泡運転の強/弱あるいは追い焚き運転に適した流
量設定データを流量制御部14に送る。流量制御部14
では電源の電圧データおよび周波数データを用いて必要
な位相制御点弧角を算出し位相制御回路11に点弧パル
スを供給する。
【0015】図3は設定流量と電源電圧と電源周波数と
に対する位相制御角の関係であり。同図aは60Hz
「強」流量の時の様子を示すもので電源電圧が大きくな
るほど点弧位相角を大きくし導通角度を小さくしてポン
プの能力が一定になるように制御が行われる。「弱」流
量はb、「追い焚き」はc、さらに50Hzの「強」
「弱」「追い焚き」に対してはそれぞれd,e,fの関
係で点弧位相角が決定される。
【0016】図4は上記制御を行ったときのポンプの循
環流量の変化を示すもので、例えば60Hz「強」運転時
に標準電源電圧では同図gの位置で位相制御されてお
り、電源電圧が最大電圧になると同図hに最小電圧にな
ると同図iの位置にと、電源電圧の変化に応じて点弧位
相角が調節されその結果循環流量はjで一定となる。
「弱」運転の場合流量kに、「追い焚き」運転の場合流
量mにとそれぞれの運転状態に応じた調節がされ流量が
設定値に保たれる。
【0017】さらに電源周波数が50Hzの場合「強」
「弱」「追い焚き」に対応してそれぞれ同図n,o,p
の様に調節され、それぞれ60Hzの場合と同じ設定流量
に保たれる。
【0018】以上の様に本実施例の構成によれば、電圧
検出部12の信号により流量制御部14が電源電圧に応
じて設定流量に対する位相制御回路11への点弧位相角
を調節して電源電圧の変動に影響されずに循環流量を設
定値に保つことができるので、風呂の各機能に応じた最
適な循環流量を得ることができ、またより低流量域まで
安定して流量調節することができるという効果がある。
【0019】また、周波数検出部13で電源周波数を判
定して流量制御部14で電源周波数に応じた点弧位相角
を調節するので、50/60Hzの異なる周波数で流量特
性が同一になり安定した性能の製品を供給できるととも
に、周波数に応じて異なるポンプ3を用意する必要が無
くなる等の効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の風呂循環装
置によれば、ポンプの能力調節手段と、ポンプに供給さ
れる電源の電圧検出手段と前記電圧検出手段の信号に応
じてポンプの能力調節手段を調節する流量制御部とを設
けたものであるから、電圧検出手段で検出した電源電圧
に応じて流量制御部が能力調節手段に与える制御量を調
節して、電源電圧の変動に対して循環流量を一定に保つ
よう作用し、風呂の各機能に応じた最適な循環流量を得
ることができ、またより低流量域まで安定して流量調節
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における風呂循環装置の構成
【図2】同装置における電圧検出部、周波数検出部およ
び流量制御部の構成図
【図3】同装置における流量制御部の動作を示す電源電
圧、周波数及び設定流量に対する点弧位相角のグラフ
【図4】同装置における図1及び図2の流量制御特性図
【図5】従来の浴槽循環装置の構成図
【図6】従来の浴槽循環装置の50Hzにおける流量制御
特性図
【図7】従来の浴槽循環装置の60Hzにおける流量制御
特性図
【符号の説明】
1 浴槽 3 ポンプ 11 位相制御回路(能力調節手段) 12 電圧検出部(電圧検出手段) 13 周波数検出部 14 流量制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽とポンプとを有する風呂循環路と、前
    記ポンプに供給される電源の電圧検出手段と、前記ポン
    プの能力調節手段と、前記電圧検出手段の信号にもとづ
    いて前記能力調節手段を制御する流量制御部とで構成さ
    れる風呂循環装置。
  2. 【請求項2】ポンプに供給される電源の周波数検出手段
    を設け、流量制御部は電圧検出手段の信号と前記周波数
    検出手段の信号とにもとづいて能力調節手段を制御する
    請求項1記載の風呂循環装置。
  3. 【請求項3】能力調節手段が位相制御回路で構成される
    請求項1または請求項2記載の風呂循環装置。
JP3263538A 1991-10-11 1991-10-11 風呂循環装置 Pending JPH0599499A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3263538A JPH0599499A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 風呂循環装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3263538A JPH0599499A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 風呂循環装置

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JPH0599499A true JPH0599499A (ja) 1993-04-20

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ID=17390938

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JP3263538A Pending JPH0599499A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 風呂循環装置

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