JPH059934Y2 - - Google Patents
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- JPH059934Y2 JPH059934Y2 JP1987184440U JP18444087U JPH059934Y2 JP H059934 Y2 JPH059934 Y2 JP H059934Y2 JP 1987184440 U JP1987184440 U JP 1987184440U JP 18444087 U JP18444087 U JP 18444087U JP H059934 Y2 JPH059934 Y2 JP H059934Y2
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- Japan
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- glass
- molding
- glass molding
- automobile
- glass fiber
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車のフロントウインドやリアウ
インドの窓枠に配置されるガラスモールデイング
に係り、特に、合成樹脂を押出し成型して形成さ
れる長尺な成形品を所定長さにカツトして使用す
る形式のガラスモールデイングにおいて、収縮率
を小さくしたものに関する。 (従来の技術) 従来より、第5図に示すように、自動車30の
フロントウインドやリアウインドの窓枠にはガラ
ス押え部材としてガラスモールデイング31が挿
入されるが、このガラスモールデイング31は合
成樹脂を押出し成型して形成される長尺な成形品
を所定長さにカツトして取り付ける形式であるた
め、取り付けられたガラスモールデイングが外的
温度変化によつて長手方向に収縮すると端部に隙
間が生じて外観上好ましくないばかりでなく、端
部におけるシール性が損なわれるから、各自動車
メーカーにおいては厳寒時と夏季の灼熱時との温
度差を想定して、一定温度における収縮率が一定
範囲内であることを要求している。 このため従来は、長尺のガラスモールデイング
成形品を高温でアニーリングして収縮率を安定さ
せていた。 (考案が解決しようとする問題点) 従来のように、成形された長尺のガラスモール
デイングに対してアニーリングする手段において
は、成形品の収縮率が許容範囲内に安定するまで
アニーリングを繰返す必要があるため製造工程が
増加すると共に時間がかかつてコストアツプとな
り、しかもこれによつても充分な結果が得られな
いという欠点がある。 従来より、軟質合成樹脂製の紐、ベルト等にお
いては内部にガラス繊維を芯材として配置したも
のもあるが、このガラス繊維芯材配置の目的は専
ら引つ張り強度を高めるためのものであつた。 本考案者は自動車用ガラスモールデイングの内
部に各種の繊維芯材を内装して種々の実験をした
ところ、複数本のガラス繊維の撚糸を成形金型内
に順次送り込むことによりガラスモールデイング
部材内に複数本のガラス繊維芯材を長手方向に沿
つてバランスよく配置すると、熱収縮が全く生じ
ないか又は著しく小さくなることを見出した。 従つて、本考案の目的は上記した従来の欠点を
解消でき、製造が簡単であつて、温度変化に伴な
う長手方向への収縮を著しく小さくでき、そかも
コストダウンを図ることができる自動車用ガラス
モールデイングを提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 本考案に係る自動車用ガラスモールデイング
は、表面に弧状部を有する本体部と該本体部から
縦に延びた取付挿入部とを主要構成部とするガラ
スモールデイングを合成樹脂で押出し成型するに
際し、該ガラスモールデイングの成型金型におけ
る上記取付挿入部を成型すべき金型部分に複数本
のガラス繊維製の糸を順次送り込むことにより、
上記取付挿入部に複数本のガラス繊維製の芯糸を
該取付挿入部の長手方向に沿つて互いに平行にな
るように埋め込んだものである。 (作用) 自動車用ガラスモールデイングは種々の断面形
状のものがあり、また、表面に光輝フイルム等を
被覆したもの等に、機種によつて多種多様である
が、一般には上面を孤面に形成した本体部と該本
体部から縦に延びた取付挿入部とによつて断面略
「T」字型に形成され、取付挿入部の両サイドに
はリアウインド枠の内側部に係合する複数の係合
片が突成されている。 このようなガラスモールデイングを押し出し成
形するに際し、取付挿入部が成形される成形金型
部に適宜の手段で複数本のガラス繊維製の糸を所
定間隔をおいて挿入し、成形スピードと同期させ
て該ガラス繊維製の糸を送り込む。これによつて
ガラスモールデイングの取付挿入部内には複数本
のガラス繊維製の芯糸が該取付挿入部の長手方向
に沿つて互いに平行に内装される。 ガラス繊維製の糸の本数や糸間間隔等は成形す
べきガラスモールデイング部材によつて適宜設定
すべきであり、また、各自動車メーカーによつて
その断面形状等が異なるから、これらに対応させ
て設定される。このようにしてガラスモールデイ
ング部材にガラス繊維製の芯糸を平行に内装した
試料を調整し、所定長さにカツトして長手方向へ
の熱収縮率を測定すると、後に示す実験データか
らも明らかなように、自動車メーカーが要求する
高温条件においてもその熱収縮は全く見られず、
優れた熱収縮防止効果が得られた。 この効果は、熱的に安定なガラス繊維が糸とな
つていて、合成樹脂との結着性が高められている
ことによるものと考えられるから、試料よりも断
面形状が複雑な各種のガラスモールデイングにお
いても熱収縮が極めて小さくなることが予想され
る。 上記のように構成されたガラスモールデイング
においては、高温によるアニーリングの繰返し作
業は不要であつて、著しくコストダウンを図るこ
とができ、また、構成的には簡単であると共に所
定長さにカツトする場合も容易であり、特に窓枠
のコーナー部に配置する場合でもその屈曲性は自
由であるから取り付けが容易である。 (実施例) 本考案に係る自動車用ガラスモールデイングの
実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明する。
第1図はガラスモールデイングの断面図、第2図
は他の構成例を示す断面図、第3図は更に他の構
成例を示す断面図、第4図は取付状態を示す断面
図である。 図において、1は自動車のフロントウインド又
はリアウインドの窓枠11に配置されるガラスモ
ールデイング全体を示し、表面に弧状部3を有す
る本体部2と該本体部2から縦に延びた取付挿入
部4とからなり、該取付挿入部4の両サイドには
窓枠11の内側部に係合する複数枚の係合片5が
斜め上向きに突成されている。なお、第2図に示
すガラスモールデイング1は第1図に示すものと
断面形状が異なり、しかも本体部2の外表面側に
金属製等の光輝フイルム7がインサート成型され
ている。第3図に示すものは更に断面形状が異な
つており、水平な係合片8を備えている。 このようなガラスモールデイング1を押し出し
成型するに際し、成形金型の上記取付挿入部4が
成型される金型部に適宜の手段でガラス繊維の撚
糸又は不撚糸を複数本挿入し、これを押し出しス
ピードと同期させて連続的に送り込む。 第1図及び第2図の例ではガラス繊維の糸が5
本挿入され、これによつて成形されたガラスモー
ルデイング1の取付挿入部4内には長手方向に沿
つて5本のガラス繊維によるガラス芯糸6が平行
にバランスよく内装されている。また、第3図に
示すものにおいてはガラス芯糸6が3本内装され
た例を示している。なお、挿入すべきガラス繊維
糸の本数やその糸間間隔等は成形すべきガラスモ
ールデイングによつて決定すべきであり、また、
糸の挿入方法も任意であつて、各糸に接着剤を塗
布して挿入することができる。 次に、第1図に示すガラスモールデイング1
と、これと大きさ及び断面形状が同じでガラス芯
糸6を内装しない従来のものとについて、その熱
収縮率を比較測定した結果、下表の通りであつ
た。 なお、第1図に示すガラスモールデイングの幅
は10.4mm、取付挿入部4の長さは6.2mm、該取付
挿入部4の厚さ1mmである。アニール条件は、温
度100℃、時間は2時間であり、その加熱の前後
の長さ変化を測定した。冷却は自然冷却とし、時
間経過後炉内より取り出して常温まで放置した。 表中、左欄のNo.はサンプルナンバーであり、長
さの異なる3種のサンプルを用意した。L1は加
熱前の長さ、L2は加熱後の長さ、収縮量RはL1
−L2であり、 収縮率(%)=L1−L2/L1×100である。
インドの窓枠に配置されるガラスモールデイング
に係り、特に、合成樹脂を押出し成型して形成さ
れる長尺な成形品を所定長さにカツトして使用す
る形式のガラスモールデイングにおいて、収縮率
を小さくしたものに関する。 (従来の技術) 従来より、第5図に示すように、自動車30の
フロントウインドやリアウインドの窓枠にはガラ
ス押え部材としてガラスモールデイング31が挿
入されるが、このガラスモールデイング31は合
成樹脂を押出し成型して形成される長尺な成形品
を所定長さにカツトして取り付ける形式であるた
め、取り付けられたガラスモールデイングが外的
温度変化によつて長手方向に収縮すると端部に隙
間が生じて外観上好ましくないばかりでなく、端
部におけるシール性が損なわれるから、各自動車
メーカーにおいては厳寒時と夏季の灼熱時との温
度差を想定して、一定温度における収縮率が一定
範囲内であることを要求している。 このため従来は、長尺のガラスモールデイング
成形品を高温でアニーリングして収縮率を安定さ
せていた。 (考案が解決しようとする問題点) 従来のように、成形された長尺のガラスモール
デイングに対してアニーリングする手段において
は、成形品の収縮率が許容範囲内に安定するまで
アニーリングを繰返す必要があるため製造工程が
増加すると共に時間がかかつてコストアツプとな
り、しかもこれによつても充分な結果が得られな
いという欠点がある。 従来より、軟質合成樹脂製の紐、ベルト等にお
いては内部にガラス繊維を芯材として配置したも
のもあるが、このガラス繊維芯材配置の目的は専
ら引つ張り強度を高めるためのものであつた。 本考案者は自動車用ガラスモールデイングの内
部に各種の繊維芯材を内装して種々の実験をした
ところ、複数本のガラス繊維の撚糸を成形金型内
に順次送り込むことによりガラスモールデイング
部材内に複数本のガラス繊維芯材を長手方向に沿
つてバランスよく配置すると、熱収縮が全く生じ
ないか又は著しく小さくなることを見出した。 従つて、本考案の目的は上記した従来の欠点を
解消でき、製造が簡単であつて、温度変化に伴な
う長手方向への収縮を著しく小さくでき、そかも
コストダウンを図ることができる自動車用ガラス
モールデイングを提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 本考案に係る自動車用ガラスモールデイング
は、表面に弧状部を有する本体部と該本体部から
縦に延びた取付挿入部とを主要構成部とするガラ
スモールデイングを合成樹脂で押出し成型するに
際し、該ガラスモールデイングの成型金型におけ
る上記取付挿入部を成型すべき金型部分に複数本
のガラス繊維製の糸を順次送り込むことにより、
上記取付挿入部に複数本のガラス繊維製の芯糸を
該取付挿入部の長手方向に沿つて互いに平行にな
るように埋め込んだものである。 (作用) 自動車用ガラスモールデイングは種々の断面形
状のものがあり、また、表面に光輝フイルム等を
被覆したもの等に、機種によつて多種多様である
が、一般には上面を孤面に形成した本体部と該本
体部から縦に延びた取付挿入部とによつて断面略
「T」字型に形成され、取付挿入部の両サイドに
はリアウインド枠の内側部に係合する複数の係合
片が突成されている。 このようなガラスモールデイングを押し出し成
形するに際し、取付挿入部が成形される成形金型
部に適宜の手段で複数本のガラス繊維製の糸を所
定間隔をおいて挿入し、成形スピードと同期させ
て該ガラス繊維製の糸を送り込む。これによつて
ガラスモールデイングの取付挿入部内には複数本
のガラス繊維製の芯糸が該取付挿入部の長手方向
に沿つて互いに平行に内装される。 ガラス繊維製の糸の本数や糸間間隔等は成形す
べきガラスモールデイング部材によつて適宜設定
すべきであり、また、各自動車メーカーによつて
その断面形状等が異なるから、これらに対応させ
て設定される。このようにしてガラスモールデイ
ング部材にガラス繊維製の芯糸を平行に内装した
試料を調整し、所定長さにカツトして長手方向へ
の熱収縮率を測定すると、後に示す実験データか
らも明らかなように、自動車メーカーが要求する
高温条件においてもその熱収縮は全く見られず、
優れた熱収縮防止効果が得られた。 この効果は、熱的に安定なガラス繊維が糸とな
つていて、合成樹脂との結着性が高められている
ことによるものと考えられるから、試料よりも断
面形状が複雑な各種のガラスモールデイングにお
いても熱収縮が極めて小さくなることが予想され
る。 上記のように構成されたガラスモールデイング
においては、高温によるアニーリングの繰返し作
業は不要であつて、著しくコストダウンを図るこ
とができ、また、構成的には簡単であると共に所
定長さにカツトする場合も容易であり、特に窓枠
のコーナー部に配置する場合でもその屈曲性は自
由であるから取り付けが容易である。 (実施例) 本考案に係る自動車用ガラスモールデイングの
実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明する。
第1図はガラスモールデイングの断面図、第2図
は他の構成例を示す断面図、第3図は更に他の構
成例を示す断面図、第4図は取付状態を示す断面
図である。 図において、1は自動車のフロントウインド又
はリアウインドの窓枠11に配置されるガラスモ
ールデイング全体を示し、表面に弧状部3を有す
る本体部2と該本体部2から縦に延びた取付挿入
部4とからなり、該取付挿入部4の両サイドには
窓枠11の内側部に係合する複数枚の係合片5が
斜め上向きに突成されている。なお、第2図に示
すガラスモールデイング1は第1図に示すものと
断面形状が異なり、しかも本体部2の外表面側に
金属製等の光輝フイルム7がインサート成型され
ている。第3図に示すものは更に断面形状が異な
つており、水平な係合片8を備えている。 このようなガラスモールデイング1を押し出し
成型するに際し、成形金型の上記取付挿入部4が
成型される金型部に適宜の手段でガラス繊維の撚
糸又は不撚糸を複数本挿入し、これを押し出しス
ピードと同期させて連続的に送り込む。 第1図及び第2図の例ではガラス繊維の糸が5
本挿入され、これによつて成形されたガラスモー
ルデイング1の取付挿入部4内には長手方向に沿
つて5本のガラス繊維によるガラス芯糸6が平行
にバランスよく内装されている。また、第3図に
示すものにおいてはガラス芯糸6が3本内装され
た例を示している。なお、挿入すべきガラス繊維
糸の本数やその糸間間隔等は成形すべきガラスモ
ールデイングによつて決定すべきであり、また、
糸の挿入方法も任意であつて、各糸に接着剤を塗
布して挿入することができる。 次に、第1図に示すガラスモールデイング1
と、これと大きさ及び断面形状が同じでガラス芯
糸6を内装しない従来のものとについて、その熱
収縮率を比較測定した結果、下表の通りであつ
た。 なお、第1図に示すガラスモールデイングの幅
は10.4mm、取付挿入部4の長さは6.2mm、該取付
挿入部4の厚さ1mmである。アニール条件は、温
度100℃、時間は2時間であり、その加熱の前後
の長さ変化を測定した。冷却は自然冷却とし、時
間経過後炉内より取り出して常温まで放置した。 表中、左欄のNo.はサンプルナンバーであり、長
さの異なる3種のサンプルを用意した。L1は加
熱前の長さ、L2は加熱後の長さ、収縮量RはL1
−L2であり、 収縮率(%)=L1−L2/L1×100である。
【表】
【表】
上記比較測定結果からも明らかなように、本考
案に係る自動車用ガラスモールデイングにおいて
は熱収縮が全くなく、極めて安定していることが
認められる。従つて、このガラスモールデイング
よりも断面形状が複雑なものであつても熱収縮率
がないことは容易に理解できる。 (考案の効果) 本考案に係る自動車用ガラスモールデイングに
よれば、取付挿入部内には複数本のガラス繊維製
の芯糸が長手方向に沿つて互いに平行に内装され
ているから、比較試験データーからも明らかなよ
うに熱収縮をなくし又は極めて少なくすることが
できる。このため、高温によるアニーリングの繰
返し作業は不要であつて、著しくコストダウンを
図ることができ、また、芯糸がガラス繊維である
から所定長さにカツトする場合も何等の支障とは
ならないし、屈曲性は自由であるから窓枠のコー
ナー部への配置にも対応できる等の効果がある。
案に係る自動車用ガラスモールデイングにおいて
は熱収縮が全くなく、極めて安定していることが
認められる。従つて、このガラスモールデイング
よりも断面形状が複雑なものであつても熱収縮率
がないことは容易に理解できる。 (考案の効果) 本考案に係る自動車用ガラスモールデイングに
よれば、取付挿入部内には複数本のガラス繊維製
の芯糸が長手方向に沿つて互いに平行に内装され
ているから、比較試験データーからも明らかなよ
うに熱収縮をなくし又は極めて少なくすることが
できる。このため、高温によるアニーリングの繰
返し作業は不要であつて、著しくコストダウンを
図ることができ、また、芯糸がガラス繊維である
から所定長さにカツトする場合も何等の支障とは
ならないし、屈曲性は自由であるから窓枠のコー
ナー部への配置にも対応できる等の効果がある。
図面は本考案に係る自動車用ガラスモールデイ
ングの実施例を示し、第1図はガラスモールデイ
ングの断面図、第2図は他の構成例を示す断面
図、第3図は更に他の構成例を示す断面図、第4
図は取付状態を示す断面図である。第5図はガラ
スモールデイングの取り付け箇所を示す自動車の
窓枠部の斜視図である。 1……ガラスモールデイング、2……本体部、
3……弧状部、4……取付挿入部、5……係合
片、6……ガラス繊維製の芯糸、7……光輝フイ
ルム、11……窓枠。
ングの実施例を示し、第1図はガラスモールデイ
ングの断面図、第2図は他の構成例を示す断面
図、第3図は更に他の構成例を示す断面図、第4
図は取付状態を示す断面図である。第5図はガラ
スモールデイングの取り付け箇所を示す自動車の
窓枠部の斜視図である。 1……ガラスモールデイング、2……本体部、
3……弧状部、4……取付挿入部、5……係合
片、6……ガラス繊維製の芯糸、7……光輝フイ
ルム、11……窓枠。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のフロントウインド又はリアウインドの
窓枠に配置されるガラスモールデイングにおい
て、 上記ガラスモールデイングは、合成樹脂を押出
し成型して形成されると共に、表面に弧状部を有
する本体部と、該本体部から縦に延びた取付挿入
部と、該取付挿入部の内部に埋め込まれた複数本
のガラス繊維製の芯糸とからなり、該ガラス繊維
製の芯糸が互いに平行に上記取付挿入部の長さ方
向に沿つて配置されていることを特徴とする自動
車用ガラスモールデイング。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987184440U JPH059934Y2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | |
US07/253,124 US4880674A (en) | 1987-10-19 | 1988-10-04 | Synthetic resin molding for automotive vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987184440U JPH059934Y2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0187911U JPH0187911U (ja) | 1989-06-09 |
JPH059934Y2 true JPH059934Y2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=31475805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987184440U Expired - Lifetime JPH059934Y2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059934Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11592052B2 (en) | 2018-11-27 | 2023-02-28 | Illinois Tool Works Inc. | Fastener assembly with pivoting nut |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62280019A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-04 | Hashimoto Forming Co Ltd | ウインドウモ−ルデイングの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56152713U (ja) * | 1980-04-15 | 1981-11-16 | ||
JPS57109913U (ja) * | 1980-12-26 | 1982-07-07 |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP1987184440U patent/JPH059934Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62280019A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-04 | Hashimoto Forming Co Ltd | ウインドウモ−ルデイングの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0187911U (ja) | 1989-06-09 |
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