JPH0597465A - ガラス成形方法 - Google Patents
ガラス成形方法Info
- Publication number
- JPH0597465A JPH0597465A JP29067991A JP29067991A JPH0597465A JP H0597465 A JPH0597465 A JP H0597465A JP 29067991 A JP29067991 A JP 29067991A JP 29067991 A JP29067991 A JP 29067991A JP H0597465 A JPH0597465 A JP H0597465A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- mold
- slow cooling
- molded product
- metal
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
- C03B11/084—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/12—Cooling, heating, or insulating the plunger, the mould, or the glass-pressing machine; cooling or heating of the glass in the mould
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/02—Press-mould materials
- C03B2215/05—Press-mould die materials
- C03B2215/06—Metals or alloys
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス成形品の精度、品質を保ち、離型性の
改善されたガラス成形方法を得る。 【構成】 ガラスの徐冷点以下の融点を持つ低融点金属
ないし合金を用いて作製した金型にガラスを充填し、徐
冷点まで急冷する。外部から急冷して、金型の融損を遅
延させる。徐冷点まで冷却され、ガラスが形状を保持で
きる程度の粘度を有するようになったら冷却を止め、そ
のまま温度を徐冷点に保つと金型は融解し、ガラス成形
品を得る。
改善されたガラス成形方法を得る。 【構成】 ガラスの徐冷点以下の融点を持つ低融点金属
ないし合金を用いて作製した金型にガラスを充填し、徐
冷点まで急冷する。外部から急冷して、金型の融損を遅
延させる。徐冷点まで冷却され、ガラスが形状を保持で
きる程度の粘度を有するようになったら冷却を止め、そ
のまま温度を徐冷点に保つと金型は融解し、ガラス成形
品を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型を融出して離型を行
うガラス成形方法に関する。
うガラス成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス成形品を作製するには、ガ
ラスを溶融して適当な金型に鋳込むガラスモールド成形
法や、作製したガラス塊を金型にいれて加圧するガラス
再成形法が利用されている。ガラスの成形温度は一般的
に500〜1200℃と高温であるため、耐熱性のある
鋼製の金型が多く用いられている。
ラスを溶融して適当な金型に鋳込むガラスモールド成形
法や、作製したガラス塊を金型にいれて加圧するガラス
再成形法が利用されている。ガラスの成形温度は一般的
に500〜1200℃と高温であるため、耐熱性のある
鋼製の金型が多く用いられている。
【0003】鋼製の金型は型離れが悪く、再々、高温下
で使用するには耐久性が不足している。また、複雑な形
状で特にアンダーカットのある成形品を作製する場合
は、単純な2分割の金型では離型できないので、金型に
スライド部を設けるなどして対応している。
で使用するには耐久性が不足している。また、複雑な形
状で特にアンダーカットのある成形品を作製する場合
は、単純な2分割の金型では離型できないので、金型に
スライド部を設けるなどして対応している。
【0004】セラミック質のモールドや、金型の表面に
貴金属をコーティングした型も提案されている。セラミ
ックス製の金型は鋼製に比べて耐熱性に優れている。さ
らに、貴金属をコーティングしたものでは、ガラスと貴
金属が相互反応をおこしにくいため離型性が改善され
る。
貴金属をコーティングした型も提案されている。セラミ
ックス製の金型は鋼製に比べて耐熱性に優れている。さ
らに、貴金属をコーティングしたものでは、ガラスと貴
金属が相互反応をおこしにくいため離型性が改善され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】セラミック質のモール
ドの場合は、材質上、ガラス材料とは溶着しやすく、離
型性に問題がある。成形体と型とが反応してしまうと、
成形体の表面に凹凸が形成され、粗悪なものとなる。ま
た、セラミックスは耐熱性は優れているが、脆性を有す
るため、衝撃に弱く、熱衝撃で破損してしまうこともあ
る。
ドの場合は、材質上、ガラス材料とは溶着しやすく、離
型性に問題がある。成形体と型とが反応してしまうと、
成形体の表面に凹凸が形成され、粗悪なものとなる。ま
た、セラミックスは耐熱性は優れているが、脆性を有す
るため、衝撃に弱く、熱衝撃で破損してしまうこともあ
る。
【0006】セラミックに貴金属コーティングをした場
合も、高温下で使用されるうちに、貴金属膜の摩滅や剥
離が起こり、ガラス成形体の表面を損ねるものとなる。
セラミック材料同様、繰り返しての使用には耐えられな
いという欠点がある。
合も、高温下で使用されるうちに、貴金属膜の摩滅や剥
離が起こり、ガラス成形体の表面を損ねるものとなる。
セラミック材料同様、繰り返しての使用には耐えられな
いという欠点がある。
【0007】一方、ガラス成形が高温下で行われるた
め、金型には冷却用の水穴を設ける必要がある。複雑な
形状を有する成形体の作製等、多分割の金型やスライド
部を有する金型を用いる場合、金型の形状はさらに複雑
となり、たいへん高価なものとなる。また、金型そのも
のの製造が困難となる。
め、金型には冷却用の水穴を設ける必要がある。複雑な
形状を有する成形体の作製等、多分割の金型やスライド
部を有する金型を用いる場合、金型の形状はさらに複雑
となり、たいへん高価なものとなる。また、金型そのも
のの製造が困難となる。
【0008】本発明は、ガラス成形品の精度、品質を保
ち、離型性の改善されたガラス成形方法を得ることを目
的とする。
ち、離型性の改善されたガラス成形方法を得ることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、ガラスの徐冷点(400〜500℃)以下の融点
を持つ低融点金属ないし合金を用いて作製したものを金
型とする。金型を作製するにはダイカスト法などの成形
精度に優れた作製方法が適当である。
めに、ガラスの徐冷点(400〜500℃)以下の融点
を持つ低融点金属ないし合金を用いて作製したものを金
型とする。金型を作製するにはダイカスト法などの成形
精度に優れた作製方法が適当である。
【0010】例えば、ダイカスト法はアルミニウム、亜
鉛等の成形によく用いられる方法であり、たいへん成形
精度に優れており、複雑な形状を有する型を量産するこ
とも可能である。本発明で用いる低融点金属としては亜
鉛、錫、鉛等の金属ないし合金が考えられる。取扱い、
コスト等から適当なものを選択することができる。
鉛等の成形によく用いられる方法であり、たいへん成形
精度に優れており、複雑な形状を有する型を量産するこ
とも可能である。本発明で用いる低融点金属としては亜
鉛、錫、鉛等の金属ないし合金が考えられる。取扱い、
コスト等から適当なものを選択することができる。
【0011】ガラスの徐冷点以下の融点を持つ低融点金
属ないし合金を用いた金型にガラスを充填し、鋳込み温
度(1000℃前後)から徐冷点まで急冷する。急冷は
失透現象の発現を抑え、金型が融け出さないようにする
ものである。
属ないし合金を用いた金型にガラスを充填し、鋳込み温
度(1000℃前後)から徐冷点まで急冷する。急冷は
失透現象の発現を抑え、金型が融け出さないようにする
ものである。
【0012】金型の融点が徐冷点以下であるため、金型
の外部から水冷等の手段により冷却してガラスからの熱
の伝達を抑え、金型の融損を遅延させる。また金型が成
形品より体積が小さい場合、ガラスから型に熱が伝わ
り、融解してしまうので、融損を遅らせるために、金型
は、充填するガラスの体積つまり成形品の大きさに比し
て大きなものとする必要がある。
の外部から水冷等の手段により冷却してガラスからの熱
の伝達を抑え、金型の融損を遅延させる。また金型が成
形品より体積が小さい場合、ガラスから型に熱が伝わ
り、融解してしまうので、融損を遅らせるために、金型
は、充填するガラスの体積つまり成形品の大きさに比し
て大きなものとする必要がある。
【0013】金型が固体として形を保っている間に、ガ
ラスは徐冷点まで冷却され、その形状を保持できる程度
の粘度を有するようになる。ガラスが十分な粘度を有す
るようになったら冷却を止め、そのまま温度を徐冷点に
保つと金型は融解し、ガラス成形品を得ることができ
る。得られたガラス成形品に金型材料の金属が付着して
いる場合は、酸洗により除去する。
ラスは徐冷点まで冷却され、その形状を保持できる程度
の粘度を有するようになる。ガラスが十分な粘度を有す
るようになったら冷却を止め、そのまま温度を徐冷点に
保つと金型は融解し、ガラス成形品を得ることができ
る。得られたガラス成形品に金型材料の金属が付着して
いる場合は、酸洗により除去する。
【0014】
【発明の効果】本発明のガラス成形方法である、低融点
金属からなる金型を用いて成形を行うことにより、型離
れが悪い、離型が煩雑である等の問題を解消することが
できる。このため、離型を行うための装備が不要となる
上、ガラス成形品の徐冷と型の融解、除去を同時工程で
行うことができる。
金属からなる金型を用いて成形を行うことにより、型離
れが悪い、離型が煩雑である等の問題を解消することが
できる。このため、離型を行うための装備が不要となる
上、ガラス成形品の徐冷と型の融解、除去を同時工程で
行うことができる。
【0015】本発明の方法では、用いる金型をダイカス
ト法などの成形精度の優れた手段で作製することができ
るため、複雑な形状であっても精度の良い型が得られ、
精度の良いガラス成形品を得ることができる。また、金
型は簡単に量産作製できる安価なものとなり、生産コス
トの低減にも役立つ等の効果がある。
ト法などの成形精度の優れた手段で作製することができ
るため、複雑な形状であっても精度の良い型が得られ、
精度の良いガラス成形品を得ることができる。また、金
型は簡単に量産作製できる安価なものとなり、生産コス
トの低減にも役立つ等の効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラス成形において、ガラス徐冷温度以
下の融点を持つ金属ないし合金からなる金型に加熱した
ガラスを充填し、外部から急冷して金型の形状を保持し
ながら徐冷温度まで冷却し、その後徐冷温度において金
型を融解、除去することを特徴とするガラス成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29067991A JPH0597465A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | ガラス成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29067991A JPH0597465A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | ガラス成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597465A true JPH0597465A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17759093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29067991A Pending JPH0597465A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | ガラス成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0597465A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013016496A1 (de) * | 2013-10-02 | 2015-04-02 | Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Herstellung eines hohlen Glaskörpers aus einer Glasplatte |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP29067991A patent/JPH0597465A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013016496A1 (de) * | 2013-10-02 | 2015-04-02 | Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Herstellung eines hohlen Glaskörpers aus einer Glasplatte |
DE102013016496B4 (de) * | 2013-10-02 | 2018-05-30 | Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Herstellung eines hohlen Glaskörpers aus einer Glasplatte |
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