JPH059651U - 電気集塵機の槌打装置 - Google Patents

電気集塵機の槌打装置

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JPH059651U
JPH059651U JP6486991U JP6486991U JPH059651U JP H059651 U JPH059651 U JP H059651U JP 6486991 U JP6486991 U JP 6486991U JP 6486991 U JP6486991 U JP 6486991U JP H059651 U JPH059651 U JP H059651U
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dust
dust collecting
hammering
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JP6486991U
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信彦 白丸
潔 下田
博行 菅田
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日立プラント建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 槌打装置10の使用寿命を延ばすことができ
る電気集塵器の槌打装置10を提供する。 【構成】 槌打装置10のハンマ18が連結されたハン
マシャフト16を回転自在に支持する軸受部22の滑り
軸受板30を、耐摩耗性の高いAl2 3 系、SiC
系、Si3 4 系等のセラミックスで形成する。これに
より、集塵室14内のダストがハンマシャフト16と前
記滑り軸受板30の間に侵入しても、滑り軸受板30が
前記Al2 3 系、SiC系、Si3 4 系等のセラミ
ックスで形成されているので、ダスト付着による軸受部
22の寿命低下を阻止することができる。従って、槌打
装置10の使用寿命を延ばすことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気集塵機の槌打装置に係り、特にハンマを回転させて集塵極板を槌 打することにより、集塵極板の表面に付着したダストを剥離除去する電気集塵機 の槌打装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気集塵機の槌打装置は図4に示すように、槌打装置1のハン マ2、2を回転させて、集塵室3に並設された集塵極板4、4の槌打ピース5、 5を交互にハンマリングし、集塵極板4、4の表面に付着したダストを剥離除去 している。
【0003】 前記ハンマ2、2はハンマシャフト6に連結されており、このハンマシャフト 6は軸受部7によって回転自在に支持されている。 前記軸受部7は図5に示すように、一対の台座8、8の内側に金属製の滑り板 9、9が取付けられ、この滑り軸受板9、9上に前記ハンマシャフト6が回転自 在に載置されている。ハンマシャフト6の軸受としてボールベアリング等を使用 しない理由は、集塵室3内が常にダスト濃度が高い雰囲気なので、ボールベアリ ングを使用すると、このダストがベアリング内に侵入してベアリングの軌道面の 摩耗を促進させ、早期に回転不良を引き起こすからである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ハンマシャフト6を金属製の滑り軸受板9上に載置した従来の 電気集塵機の槌打装置では、滑り板9にダストが付着した状態でハンマシャフト 6を回転させると、ベアリングを使用する場合と同様に、滑り軸受板9の摩耗が 促進して回転不良が発生し、使用寿命が短くなるという欠点がある。
【0005】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、槌打装置の使用寿命を延ば すことができる電気集塵器の槌打装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
本考案は、前記目的を達成する為に、電気集塵機の集塵室に並設された集塵極 板を、ハンマを回転させることにより槌打して、集塵極板の表面に付着したダス トを剥離除去する電気集塵機の槌打装置に於いて、前記ハンマが連結されたハン マシャフトを回転自在に支持する滑り軸受板を、セラミックスで形成したことを 特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、槌打装置のハンマが連結されたハンマシャフトを回転自在に 支持する滑り軸受板を、耐摩耗性の高いAl2 3 系、SiC系、Si3 4 系 等のセラミックスで形成する。これにより、ダストがハンマシャフトと前記滑り 軸受板の間に侵入しても、滑り軸受板が前記Al2 3 系、SiC系、Si3 4 系等のセラミックスで形成されているので、ダスト付着による軸受部の寿命低 下を阻止することができる。従って、槌打装置の使用寿命を延ばすことができる 。
【0008】
【実施例】
以下添付図面に従って本考案に係る電気集塵機の槌打装置の好ましい実施例に ついて詳説する。 図1は本考案に係る電気集塵機の槌打装置10で集塵極板12、12…を槌打 している状態を示す実施例が示されている。前記集塵極板12、12…は、集塵 室14内に所定の間隔で並設されると共に、集塵極板12の間に配設された図示 しない放電極からのコロナ放電で電荷を帯びたダストがその集塵極板12の表面 に付着している。
【0009】 前記槌打装置10のハンマシャフト16には、前記集塵極板12、12…の並 設間隔でハンマ18、18…が連結される。前記ハンマ18は、前記ハンマシャ フト16が図示しない駆動装置で図中矢印方向に回転されることにより回転し、 集塵極板12、12の下部に固着された槌打ピース20、20…をハンマリング 可能な位置に配置される。従って、集塵極板12、12…の表面に付着し前記ダ ストは、前記ハンマ18、18…が槌打ピース20、20…をハンマリングする 衝撃で剥離除去される。
【0010】 前記ハンマシャフト16の端部は、軸受部22によって回転自在に支持されて いる。この軸受部22は図2に示すように、前記ハンマシャフト16の端部をそ の内側部で載置するように一対の屈曲した台座24、24が対向して連結される 。この台座24、24は図1に示すように、集塵室12を構成する鉄骨26上に 固定されている。また、取付金具28、28が前記台座24、24の内側部に固 着される。この取付金具28、28の各表面には、Al2 3 系(若しくはSi C系、Si3 4 系等)のセラミックスで形成された滑り軸受板30(一方側の 滑り軸受板30のみ図示)が、取付金具28に溶接固着された一対の角材32、 32によって挟持されて取付けられる。この滑り軸受板30、30の表面には、 前述したハンマシャフト16の端部が当接載置される。
【0011】 従って、前記の如く構成された電気集塵機の槌打装置10によれば、槌打装置 10で剥離除去された集塵極板12、12…のダストが軸受部22のハンマシャ フト16と滑り軸受板30、30との間に付着しても、前記滑り板30、30は 耐摩耗性の高いAl2 3 系(若しくはSiC系、Si3 4 系等)のセラミッ クスで形成されているので、従来の金属製の滑り軸受板と比較して摩耗し難くい 。
【0012】 これにより、本実施例では、従来の電気集塵機の槌打装置と比較して、槌打装 置10を長期間使用することができる。 また、図3に示すように前述したセラミックスで形成された滑り軸受板34を 断面台形形状の角材状に形成し、この滑り軸受板34の長辺側を取付け金具28 に取付けると共に一端がナイフエッジ形状の一対の角材36、36で挟持して固 定する。これにより、前記滑り軸受板34が図1で示した槌打装置10の衝撃で 破損しても、取付け金具28から簡単に脱落するのを防止することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る電気集塵機の槌打装置によれば、槌打装置 のハンマが連結されたハンマシャフトを回転自在に支持する滑り軸受板を、耐摩 耗性の高いAl2 3 系、SiC系、Si3 4 系等のセラミックスで形成した ので、ダスト付着による軸受部の寿命低下を阻止し、槌打装置の使用寿命を延ば すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気集塵機の槌打装置の実施例を
示す要部斜視図
【図2】本考案に係る電気集塵機の槌打装置の軸受部の
第1実施例を示す斜視図
【図3】本考案に係る電気集塵機の槌打装置の軸受部の
第2実施例を示す斜視図
【図4】従来の電気集塵機の槌打装置の実施例を示す斜
視図
【図5】従来の電気集塵機の槌打装置の軸受部の側面図
【符号の説明】
10…槌打装置 12…集塵極板 16…ハンマシャフト 18…ハンマ 22…軸受部 24…台座 30、34…滑り軸受板

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 電気集塵機の集塵室に並設された集塵極
    板を、ハンマを回転させることにより槌打して、集塵極
    板の表面に付着したダストを剥離除去する電気集塵機の
    槌打装置に於いて、 前記ハンマが連結されたハンマシャフトを回転自在に支
    持する滑り軸受板を、セラミックスで形成したことを特
    徴とする電気集塵機の槌打装置。
JP1991064869U 1991-07-22 1991-07-22 電気集塵機の槌打装置 Expired - Lifetime JP2555710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991064869U JP2555710Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 電気集塵機の槌打装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991064869U JP2555710Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 電気集塵機の槌打装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059651U true JPH059651U (ja) 1993-02-09
JP2555710Y2 JP2555710Y2 (ja) 1997-11-26

Family

ID=13270588

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991064869U Expired - Lifetime JP2555710Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 電気集塵機の槌打装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5473575U (ja) * 1977-11-04 1979-05-25
JPS6227233U (ja) * 1985-07-31 1987-02-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5473575U (ja) * 1977-11-04 1979-05-25
JPS6227233U (ja) * 1985-07-31 1987-02-19

Also Published As

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JP2555710Y2 (ja) 1997-11-26

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