JPH059607Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH059607Y2
JPH059607Y2 JP1985005147U JP514785U JPH059607Y2 JP H059607 Y2 JPH059607 Y2 JP H059607Y2 JP 1985005147 U JP1985005147 U JP 1985005147U JP 514785 U JP514785 U JP 514785U JP H059607 Y2 JPH059607 Y2 JP H059607Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
chock
scale
horizontal support
support floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985005147U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61122514U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985005147U priority Critical patent/JPH059607Y2/ja
Publication of JPS61122514U publication Critical patent/JPS61122514U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH059607Y2 publication Critical patent/JPH059607Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はロールチヨツク調心用高さ計に関し、
より詳しくはエアベアリング支持のジヤツキ付ロ
ールチヨツク着脱装置に対して特に有用なロール
チヨツク調心用高さ計に関する。
〔従来技術〕
従来、クレーンによるロールチヨツク着脱の困
難性及びベアリング疵付性に対処するため、エア
ベアリングによるロールチヨツク着脱方法並びに
装置が提案され(特公昭53−11271)、既に実用化
されている。
そしてロールチヨツク調心手段として、2箇の
光学的位置検出装置を用いた位置決め方法が提案
されている(特開昭57−157103)。
しかしこれらの従来技術では、ロールチヨツク
調心作業時において、ロールチヨツク受台のみな
らずロール自体すなわちロールネツク自体も昇降
可能であるため相互に位置の自由度がしばしば大
きい故に反つて調心位置に達する事が困難であつ
た。
そしてこのような状態で用いられる前述の光学
的位置検出装置は、使用上やや繁雑であり、すな
わち多種多サイズのロールネツク、ロールチヨツ
クの組合せに対して光軸の設定し直しを要する等
の難点があつた。
そこで、ロールネツクを固定支持し、ロールチ
ヨツクをジヤツキ及びエアベアリングで昇降可能
に支持した場合の調心作業に適した直接的な高さ
計が必要となつた。
〔本考案の目的〕
本考案の目的は多種多サイズのロールネツク、
ロールチヨツクの組合せに対し、調心作業が容易
に行なえるロールチヨツク調心用高さ計を提供す
る事である。
本考案の他の目的はロールネツクもしくはロー
ルフエースを固定支持し、ロールチヨツクをジヤ
ツキ及びエアベアリングで昇降可能に支持した状
態で行なう調心作業にすなわちエアベアリングに
よるロールチヨツク着脱装置に対して特に適した
ロールチヨツク調心用高さ計を提供する事であ
る。
〔本考案の構成〕
本考案の構成概要は次のとおりである。すなわ
ち、ベース50上にX−X方向に移動可能に設置
された水平支持床2、該水平支持床上にY−Y方
向にのみ移動可能でエアベアリング11を介して
支持される台車10、該台車10上に昇降シヤツ
キ11を介して支持されるチヨツク受台12をそ
れぞれ具備して構成されるロールチヨツク着脱装
置90に対して適用するものであつて、台車10
に固着されたスケール枠34に昇降可能に支持さ
れた棒様体すなわちロツド内に同心状磁性体部と
非磁性体部を組込んだスケール33を、滑動可能
に貫通して、チヨツク受台12に固着された磁気
変位センサ31を具備せしめて、前記スケール3
3の下部は主力または弾性部材によつて水平支持
床2に常時当接するごとくし、前記磁気変位セン
サ31とスケール33が垂直方向に相対移動し
て、水平支持床2を基準とするチヨツク受台12
の高さを測定し、ロール軸心とチヨツク受台12
上のロールチヨツク孔心とを調心するごとく構成
したものである。
以下に実施例を用いて本考案を詳細に説明す
る。
第3図は本考案実施例を含むロールチヨツク着
脱装置の正面図であり、特公昭53−11271号公報
によつて公知である。第3図において、1はロー
ル支持台であつてロールRのロールネツクRn,
Rnを支持している。また2は水平支持床であつ
てレール3,3の上をX軸(第3図において紙面
に垂直方向であり、第1図に矢印で示すX−X方
向である)方向移動自在に設けてあり、モータ
(図示せず)によつて駆動されるスプロケツト4
がチエン5に噛み合つて移動するようになつてい
る。そして支持床2にはモータ(図示せず)によ
つて回動されるループ状のチエン7が設けられて
いる。10は台車であつて底面にエアベアリング
11が設けてありこのエアベアリング11に加圧
空気を供給することにより支持床2との間に空気
膜を形成してロールR軸方向に移動自在であり前
記チエン7と連結する接続具70によつてY軸方
向に移動するようになつている。また台車2上面
にはチヨツク受台12がガイドポスト14,14
を介して昇降自在に設けてあり、台車2に直立し
て設けた流体圧シリンダ13によつて昇降するよ
うになつている。
第1図は第3図の−′断面図であり第2図
は第1図の−′断面図である。
第1図及び第2図において31は磁気変位セン
サであつて内部には一次励磁用コイルおよび2次
誘起コイルが磁気シールドコア中の定まつた位置
に配置されている。そしてこの変位センサ31は
ステー32,32を介してチヨツク受台12底面
に後記スケール33が垂直になるように固着され
ている。また33は公知のスケールであつてロツ
ドの中に同心状の磁性体部が非磁性体部と交互に
等ピツチで組込まれている。そしてこのスケール
33は断面コの字形スケール枠34に弓のつる状
に固着されているとともに前記磁気変位センサ3
1に一定の隙間をもつて嵌合しており、磁気変位
センサ31とスケール33の相対的な垂直の直線
変位を検出するようになつている。また前記スケ
ール枠34はガイドロツド35および直線軸受3
6,36を介して計器枠37に昇降自在に設けら
れてあり、その下部に転動自在に設けられたロー
ラ38を介して自重によつて支持床2上面に当接
している。そして計器枠37は台車10に固着し
てある。
なお、スケール枠34は重力によるだけでなく
弾性部材や流体圧シリンダ装置によつて付勢する
事も出来る。
以下本考案装置の作用について述べる。
第1図においてまずロールチヨツクTが嵌合さ
れたロールRをロール支持台1に載置する。つぎ
にスプロケツト4を駆動してチヨツク受台12が
チヨツクTの真下に来るよう台車10を移動して
停止せしめる。
つぎに第1図及び第2図においてエアベアリン
グ11に加圧空気を供給すると水平支持床2上面
との間に空気膜が形成され台車10は浮上する。
そしてスケール枠34に固着されているスケール
33が重力によつて下降しその下部にあるローラ
38が水平支持床2上面への当接を維持続行する
ので、該スケール33と磁気変位センサ31との
間に第1の直線変位を生じる。
つぎに流体圧シリンダ13を作動しチヨツク受
台12を上昇してロールチヨツクTに当接せしめ
る。このとき磁気変位センサ31も上昇してスケ
ール33との間に第2の直線変位を生ずる。
この、ロール受台12とロールチヨツクTとの
当接しただけの状態においては、実はロールチヨ
ツクTの重量はまだロールネツクRnに支えられ
ており、したがつて、さらに流体圧シリンダ13
の若干の上昇作動を必要とし、この上昇によつて
はじめてロールチヨツクTの重量がチヨツク受台
12に支持され、ロールネツクRnに対するロー
ルチヨツクTの重量は取除かれるものである。し
かしながら、このとき、台車10を浮上している
エアベアリング11は前記ロールチヨツクTの重
量を付加して支持するので(この状態が本来の目
的でもあるが)、若干の厚み減小(相対的沈下)
するものであり、このことによつてスケール33
と磁気変位センサ31の間にマイナス高さの変位
つまり第3の直線変位を生ずるものであるが、同
時に流体圧シリンダ13の上昇による高さ補填に
伴うプラス高さの変位つまり第4の直線変位を伴
うものである。
この過程における最も大きな変位である第2の
垂直直線変位量に、前述の第1の直線変位、さら
に第3の直線変位および第4の直線変位を合算し
てロールチヨツクTの調心高さとする訳である
が、磁気変位センサ31はその変位量を別に設け
た制御器(図示せず)に出力するもので、この制
御器に既に予め設定した当該種別のロールRの水
平支持床2からの調心高さと一致すれば、チヨツ
ク受台12の上昇は停止される。
つぎに第3図においてチエン7を駆動し台車1
0をY軸方向外側(仮想線で示す12′の位置)
へ移動することによりロールネツクRnからロー
ルチヨツクTを取除く。またロールネツクRnに
ロールチヨツクTを組込む場合は逆の工程を辿つ
て行なう。
なお、ロールR自体の固定支持は本実施例の如
くロールネツクRnを支持する場合もあるが、ロ
ールフエース自体を水平支持してもよい事はいう
迄もない。
〔本考案の効果〕
本考案により、流体圧シリンダとエアベアリン
グ両者による昇降変位(高さ変化)を和の形で一
度に読みとり、容易な調心作業を行なう事が可能
となつた。しかも、プログラム制御が可能となる
ため、多種、多サイズのロール、ロールチヨツク
の組合せに対応出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図の−′断面図、第2図は第
1図の−′断面図、第3図は本考案実施例を
含むロールチヨツク着脱装置の正面図である。 1……ロール支持台、2……水平支持床、3…
…レール、4……スプロケツト、5,7……チエ
ン、10……台車、11……エアベアリング、1
2……チヨツク受台、13……流体圧シリンダ、
14……ガイドポスト、31……磁気変位セン
サ、32……ステー、33……スケール、34…
…スケール枠、35……ガイドロツド、36……
直線軸受、37……計器枠、38……ローラ、5
0……ベース、70……接続具、90……ロール
チヨツク着脱装置、R……ロール、Rn……ロー
ルネツク、T……ロールチヨツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース50上にX−X方向に移動可能に設置さ
    れた水平支持床2、該水平支持床2上にY−Y方
    向にのみ移動可能でエアベアリング11を介して
    支持される台車10、該台車10上に流体圧シリ
    ンダ13を介して支持されるチヨツク受台12を
    それぞれ具備して構成されるロールチヨツク着脱
    装置90に適用する調心用高さ計であつて、台車
    10に垂直方向に固着された計器枠37に垂直昇
    降可能に支持されたスケール枠34に固着された
    棒様態すなわちロツド内に同心状磁性体部と非磁
    性体部を組込んだスケール33を、滑動可能に貫
    通して、チヨツク受台12に固着された、感知高
    さを出力する磁気変位センサ31を具備せしめ、
    前記スケール33を支えるスケール枠34の下部
    はローラ38を介して自主または弾性部材によつ
    て水平支持床2に常時当接するごとく構成し、前
    記磁気変位センサ31とスケール33が垂直方向
    に相対移動して、水平支持床2を基準とするチヨ
    ツク受台12の高さを測定し出力し、ロールR軸
    心とチヨツク受台12上のロールチヨツクT孔心
    とを調心するごとく構成したロールチヨツク調心
    用高さ計。
JP1985005147U 1985-01-17 1985-01-17 Expired - Lifetime JPH059607Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985005147U JPH059607Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985005147U JPH059607Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61122514U JPS61122514U (ja) 1986-08-01
JPH059607Y2 true JPH059607Y2 (ja) 1993-03-10

Family

ID=30481385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985005147U Expired - Lifetime JPH059607Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH059607Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943307A (ja) * 1982-09-03 1984-03-10 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの寸法測定方法及び装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943307A (ja) * 1982-09-03 1984-03-10 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの寸法測定方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61122514U (ja) 1986-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206876179U (zh) 一种电梯井垂直度检测装置
CN107131873A (zh) 一种电梯井垂直度检测装置
WO2010032544A1 (ja) 枠付き上下鋳型の枠合せ装置
JPH059607Y2 (ja)
JP3413695B2 (ja) トルク検出装置の検量装置
CN218973445U (zh) 一种在轮毂检测中进行辅助的机构
CN208952894U (zh) 一种市政桥梁伸缩缝检测装置
JPH06109406A (ja) 自動車鈑金修理用の可動測定機
JP2528341Y2 (ja) 連続鋳造設備におけるビ−ムブランクと矩形鋳片兼用ロ−ラエプロン
CN207197486U (zh) 钢棒平直度检测仪及钢棒检测装置
CN218723829U (zh) 一种平面度检测装置
CN206146365U (zh) 手自一体垂直度测量仪
CN214868048U (zh) 一种铝合金板料打码卷板装置
CN215413505U (zh) 一种带法兰圆管长度的检验用量具
JPH0656705U (ja) コイル外径測定装置
JP2927748B2 (ja) 支索外径測定方法およびその装置
CN219542811U (zh) 一种磨床托架自动定位装置
CN219190193U (zh) 一种便于移动的磁力箱
CN212568322U (zh) 一种床垫综合测试装置
CN216558977U (zh) 一种工程垂直度检测装置
CN220794209U (zh) 一种收卷纸芯的检测装置
CN215725546U (zh) 整体式工件位置度检测装置
JP2004237329A (ja) ロール用チョック着脱装置及びチョックの着脱方法
CN211496667U (zh) 一种主梁可升降的门式起重机
KR970001942Y1 (ko) 지게차의 무게중심 측정장치