JPH0595553A - ビデオシアタシステム及びそのコントローラ装置 - Google Patents

ビデオシアタシステム及びそのコントローラ装置

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JPH0595553A
JPH0595553A JP3253365A JP25336591A JPH0595553A JP H0595553 A JPH0595553 A JP H0595553A JP 3253365 A JP3253365 A JP 3253365A JP 25336591 A JP25336591 A JP 25336591A JP H0595553 A JPH0595553 A JP H0595553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
vtr
signal
tape
copy guard
Prior art date
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Pending
Application number
JP3253365A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kimoto
高幸 木本
Hirohisa Hosokawa
拓央 細川
Toshimitsu Fujimori
敏充 藤森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US07/896,674 priority patent/US5303294A/en
Priority to EP19920109815 priority patent/EP0519320A3/en
Priority to CA002071237A priority patent/CA2071237C/en
Publication of JPH0595553A publication Critical patent/JPH0595553A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コピーガードを施し、かつVTR用テープの
映像信号と衛星からの受信信号を併用できるビデオシア
タシステム及びコントローラ装置を提供することを目的
とする。 【構成】 少なくとも映像のコピーガード処理を施した
VTR用テープ7とVTR用テープを再生するVTR装
置8を有し、他方衛星受信用アンテナ10とチューナ1
1とを有し、VTR装置8、チューナ11それぞれを制
御するコントローラ装置9と、コピーガードを解除する
装置31と、投影する装置13とからなるビデオシアタ
システムである。またこのビデオシアタシステムにおい
て、セレクト機能とデスクランブル機能を持ったコント
ローラ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として映画フィルムを
テレシネし、VTR用テープまたは衛星からの受信信号
を元に上映するビデオシアタシステム及びそのコントロ
ーラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昭和30年代、約7500館の映画館を
有し、日本の映像産業の主役の座を占めた映画産業は、
その後テレビにその座を明け渡し近年はさらにビデオレ
ンタルにも大きく影響を受け、平成元年には1912館
まで減ってしまった。
【0003】一方アメリカの状況は映画館設備の合理化
が進むとともにシネマコンプレックス型の新設が盛ん
で、ここ数年映画館数は約2万館から2.4万館へと増
加しており全体の興行収入も増えている。
【0004】日本の映画産業も前述の衰退傾向に歯止め
をかけるべく、映画館設備の合理化、客席のデラックス
化やさらにミニシアターの新設など様々な対応がとられ
ているが、未だ実効が上がっていない。
【0005】映画界がこのような状況にある中、フィル
ムの代わりにビデオで映写するビデオシアターが各地に
見られるようになってきた。これらのビデオシアターは
独立した映画館というより、流通企業とジョイントしス
ーパーやデパートなどに設置されている。客席数は10
0前後からなり、オペレーションは完全自動化されてい
る。このビデオシアターで使用される配給用のVTRテ
ープは図4に示すようなブロックで作成され、再生され
る。図4において、1は映画フィルムであり、2はその
映画フィルム1をVTR用テープに変換するためのテレ
シネ装置である。通常テレシネ装置2は光電変換を行な
ったのち色補正をおこなって色再現性を高める。3はテ
レシネされた信号を記録するためのディジタルVTRで
あり、ここでマスターテープ4を作り上げる。次いでそ
のディジタルVTR用テープ4からM2フォーマットV
TR(AU−650:松下電器産業製)6を用いて多数
の配給用テープ7を作る。各シアターではその配給用テ
ープ7を使用して上映を行なう。シアターではM2フォ
ーマットVTR8を使用し数台のVTRをセレクタ9に
入力して出力映像を選択する。選択された映像信号はE
D/WDディジタルスキャンコンバータ10に入力し倍
蜜にしたのち、プロジェクター11から写し出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ビデオシアターに
おいて使用される配給用テープは映像フィルムをテレシ
ネし、マスターテープを作成した後、配給用のVTRテ
ープにダビングし、各地のシアターへ供給される。
【0007】しかしながら、各々のシアターへ供給され
た配給用テープの管理はシアターに委ねられているた
め、ダビングされやすく、レンタルビデオ産業に影響を
及ぼしかねない。またビデオテープにコピーガードがな
されているものも存在するが、その多くは映像信号にお
ける水平同期信号に僅かなビデオシアタ処理を施したも
のであり、映像部分そのものはそのテープに残ってお
り、コピーが比較的容易であった。
【0008】また、ビデオシアタの普及に判い、配給用
テープを多数作成する必要があり、配給会社が管理する
テープの量が増え、さらには遠隔地での上映コストが高
いという問題が生じている。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、コピーガード
を考慮し、かつVTR用テープの映像信号と衛星からの
受信信号を併用できるビデオシアタシステム及びコント
ローラ装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明のビデオシアタシステムは、少なくとも映像
のコピーガード処理を施したVTR用テープと前記VT
R用テープを再生するVTR装置を有し、地方衛星受信
用アンテナとチューナとを有し、VTR装置、チューナ
それぞれを制御するコントローラ装置と、コピーガード
を解除する装置と、投影する装置とからなるビデオシア
タシステムである。
【0011】また本発明のコントローラ装置は、上記ビ
デオシアタシステムにおいて、少なくとも映像のスクラ
ンブル処理を施したVTR用テープを再生した出力信号
を、入力する入力端子と、他方衛星受信用アンテナとチ
ューナから受信した信号を入力する入力端子とを有し、
2つの入力端子から入力された信号をセレクトし、セレ
クトした後の出力信号をデスクランブル処理するデスク
ランブラを内蔵し、そのデスクランブラ後の信号を出力
する出力端子を具備したコントローラ装置である。
【0012】
【作用】本発明のビデオシアタシステムでは、配給用テ
ープとしてコピーする時点にはスクランブル処理が施さ
れ、他方衛星かに伝送された信号にも配給用テープと同
じスクランブル処理が施されているので、それぞれの信
号を受信後、1台のデスクランブラでデスクスクランブ
ル処理ができると共に、伝送系、パッケージ系それぞれ
別の形態で配給されるソフトを併用することが出来る。
【0013】さらに、本発明におけるビデオシアタで使
用するコントローラ装置は、映像のスクランブル処理を
施したVTR用テープの出力信号を入力する入力端子
と、他方衛星受信用アンテナとチューナから受信した信
号を入力する入力端子とを有し、2つの入力端子から入
力された信号をセレクトし、このセレクト後の出力信号
をデスクランブル処理するデスクランブラを内蔵してい
るので、伝送系、パッケージ系共に同じレベルの高い秘
匿性を維持でき、かつ復元画質劣化が生じにくいという
特徴を有している。
【0014】
【実施例】以下、本発明のビデオシアタシステム及びそ
のコントローラ装置について、図面を参照しながら説明
する。 (実施例1)図1は本発明の一実施例を示す映画フィル
ムからVTR用テープに変換されビデオシアタで上映さ
れるまでのシステムと、衛星からの電波を受信しビデオ
シアタで上映されるまでのブロック図である。
【0015】このシステム構成において、映画フィルフ
1からテレシネを行なったあとにスクランブラ30を設
置し、スクランブル処理を行なっている。このスクラン
ブル処理は色補正後に行なうのが好ましいが、色補正前
でも構わない。またマスター用VTR5からダビング用
VTR6の間に設置しても構わない。スクランブル処理
の手段については、ラインローテーションによる映像ス
クランブルを行なった。シアタ内においては、ラインロ
ーテーションでスクランブルされた衛星の電波を受信す
るためのアンテナ10とチューナ11が設置されコント
ローラ装置9に入力される。また上記スクランブル処理
されたVTR用テープを再生するためのVTR8もコン
トローラ装置9に入力される。コントローラ装置9では
スクランブル状態のままで、セレクトし衛星の信号か、
VTRの信号かどちらかを出力する。コントローラ装置
9の出力はデスクランブラ31でデスクランブル処理を
行ない、ここで映像信号は復元され復元画像をED/W
Dディジタルスキャンコンバータ12に入力した後、プ
ロジェクタ13で投影した。デスクランブル処理はプロ
ジェクタ13内で行なうものが最も好ましいと考えられ
るが、ED/WDディジタルスキャンコンバータ10
内、もしくはその前後でも問題はない。
【0016】このように衛星から伝送された信号と配給
用テープとに同じスクランブル処理が施されているの
で、それぞれの信号を受信後、1台のデスクランブラで
デスクランブル処理ができると共に、伝送系、パッケー
ジ系それぞれ別の形態で配給されるソフトを併用するこ
とができ、同時に秘匿性の高いコピーガードを実現した
ビデオシアタを提供することができる。 (実施例2)図2のシステム構成において、配給から上
映されるまでのシステムはコピーガード処理過程を除く
と(実施例1)と同じである。このシステムでのスクラ
ンブラはマスター用VTR5とダビング用VTR6との
間に設置し、デスクランブラ31をコントローラ装置9
に内蔵した。スクランブル方法はラインパーミテーショ
ンで行なった。但し、映像信号の同期信号は維持させて
いるので通常の記録方式でVTR6に記録できる。
【0017】ラインパーミテーションの方法は図3に示
すように各フィールドの有効画面を240ラインの走査
線とし、それを30ラインまたは60ラインのブロック
に分割する。この2種類のブロックの発生をランダム化
するとともに、各ブロック内の走査線のランダム化を行
なう。これによってブロックの境界を解読することを困
難にすることができる。この場合、スクランブル鍵は垂
直ブランキング期間に付加させデスクランブラ側ではこ
の鍵を元に復元を行なう。また本実施例において、音声
のコピーガードについては図示していないが、PCM音
声にPN符号(疑似ランダム符号)を加算して、スクラ
ンブルさせる方法を用いた。
【0018】コントローラ装置9には4系統の映像およ
び音声の入力端子がかり(図示3系統)、1系統はチュ
ーナ11から入力でき、他の3系統はVTR接続用にな
っている。コントローラ内部には、この4系統の入力を
セレクトする機能とデスクランブル機能を持たせ、出力
信号には復元した映像信号と音声信号を出力する。
【0019】したがってこのビデオシアタにおけるコン
トローラ装置はパッケージ系にも伝送系にも対応できる
デスクランブラ内蔵のものであり、極めて高い秘匿性を
維持できた。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のビデオシアタシステムは、配給用テープにコピーす
る時点にはスクランブル処理が施され、他方衛星から伝
送された信号にも配給用テープと同じスクランブル処理
が施されているので、それぞれの信号を受信後、1台の
デスクランブラでデスクランブル処理ができると共に、
伝送系、パッケージ系それぞれ別の形態で配給されるソ
フト秘匿性を維持させたまま併用することが出来る。
【0021】さらに、本発明におけるビデオシアタで使
用するコントローラ装置は、映像のスクランブル処理を
施したVTR用テープの出力信号を入力する入力端子
と、他方衛星受信用アンテナとチューナから受信した信
号を入力する入力端子とを有し、2つの入力端子から入
力された信号をセレクトし、このセレクト後の出力信号
をデスクランブル処理するデスクランブラを内蔵してい
るので、伝送系、パッケージ系共に同じレベルの高い秘
匿性を維持でき、かつ復元画質劣化が生じにくいという
特徴を有しており、本発明の工業的価格は極めて大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるビデオシアタで
上映するまでのブロック図
【図2】本発明の第二の実施例におけるビデオシアタで
上映するまでのブロック図
【図3】本発明の第二の実施例における走査線転移の映
像スクランブルを示す図
【図4】従来における映画フィルムからVTR用テープ
に変換し、ビデオシアターで上映するまでのブロック図
【符号の説明】
1 映画フィルム 2 テレシネ装置 2a 光電変換器 2b 色補正器 3 5 マスター用VTR 4 マスターテープ 6 ダビング用VTR 7 配給用VTR 8 再生用VTR 9 コントローラ装置 10 ED/WDディジタルスキャンコンバータ 11 ビデオプロジェクター 30 スクランブラ 31 デスクランブラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも映像のコピーガード処理を施
    したVTR用テープと前記VTR用テープを再生するV
    TR装置と、衛星受信用アンテナとチューナとを有し、
    前記VTR装置と前記チューナをそれぞれを制御するコ
    ントローラ装置と、コピーガードを会場する装置と、コ
    ピーガードの解除された映像を投影する装置とからなる
    ことを特徴とするビデオシアタシステム。
  2. 【請求項2】 VTR用テープに施こすコピーガード処
    理がラインローテーションまたはラインパーミテーショ
    ンによる映像スクランブル処理であることを特徴とする
    請求項1記載のビデオシアタシステム。
  3. 【請求項3】 コピーガードを解除する装置は、映像を
    写し出すプロジェクタ内、又はディスプレイ内に内蔵す
    ることを特徴とする請求項1記載のビデオシアタシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 VTR用テープに施すコピーガード処理
    と衛星から受信できる信号のスクランブル処理が同じで
    あることを特徴とする請求項1記載のビデオシアタシス
    テム。
  5. 【請求項5】 ビデオシアタシステムにおいて、少なく
    とも映像のスクランブル処理を施したVTR用テープを
    再生し、前記VTR用テープの再生した出力信号を入力
    する入力端子と、衛星受信アンテナとチューナから受信
    した信号を入力する入力端子とを有し、前記2つの入力
    端子から入力された信号をセレクトし、前記セレクト後
    の出力信号をデスクランブル処理するデスクランブラを
    内蔵し、前記デスクランブラ後の信号を出力する出力端
    子を具備したことを特徴とするコントローラ装置。
  6. 【請求項6】 VTR用テープに施すスクランブル処理
    と衛星から受信できる信号のスクランブル処理が同じで
    あることを特徴とする請求項5記載のコントローラ装
    置。
JP3253365A 1991-06-18 1991-10-01 ビデオシアタシステム及びそのコントローラ装置 Pending JPH0595553A (ja)

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JP3253365A JPH0595553A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 ビデオシアタシステム及びそのコントローラ装置
US07/896,674 US5303294A (en) 1991-06-18 1992-06-10 Video theater system and copy preventive method
EP19920109815 EP0519320A3 (en) 1991-06-18 1992-06-11 Video theater system and copy preventive method
CA002071237A CA2071237C (en) 1991-06-18 1992-06-15 Video theater system and copy preventive method

Applications Claiming Priority (1)

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JP3253365A JPH0595553A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 ビデオシアタシステム及びそのコントローラ装置

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JPH0595553A true JPH0595553A (ja) 1993-04-16

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ID=17250338

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JP3253365A Pending JPH0595553A (ja) 1991-06-18 1991-10-01 ビデオシアタシステム及びそのコントローラ装置

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JP (1) JPH0595553A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07123394A (ja) * 1993-10-22 1995-05-12 Victor Co Of Japan Ltd 有料情報の供給方法及びそのデコ−ダ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07123394A (ja) * 1993-10-22 1995-05-12 Victor Co Of Japan Ltd 有料情報の供給方法及びそのデコ−ダ装置

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