JPH059441A - プリント基板用シート状接着材 - Google Patents
プリント基板用シート状接着材Info
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- JPH059441A JPH059441A JP18912691A JP18912691A JPH059441A JP H059441 A JPH059441 A JP H059441A JP 18912691 A JP18912691 A JP 18912691A JP 18912691 A JP18912691 A JP 18912691A JP H059441 A JPH059441 A JP H059441A
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- JP
- Japan
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- epoxy resin
- adhesive
- resin composition
- sheet
- soluble polyimide
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/38—Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
- H05K3/386—Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by the use of an organic polymeric bonding layer, e.g. adhesive
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 下記の(A)および(B)成分を含有してい
る。 (A)少なくとも1分子中に2個エポキシ基を有するエ
ポキシ樹脂と、硬化剤とを含有するエポキシ樹脂。 (B)上記(A)成分であるエポキシ樹脂組成物と相溶
性を有し、かつエポキシ樹脂組成物硬化体のガラス転移
温度より高温域に熱変形温度を有し、分子量が5000
以上の可溶性ポリイミド。 【効果】 優れた耐熱性,接着性,電気的特性および耐
溶剤性を有しており、この接着材を用いてプリント回路
基板を作製すると金属導体パターンのマイグレーシヨン
等が生じない。
る。 (A)少なくとも1分子中に2個エポキシ基を有するエ
ポキシ樹脂と、硬化剤とを含有するエポキシ樹脂。 (B)上記(A)成分であるエポキシ樹脂組成物と相溶
性を有し、かつエポキシ樹脂組成物硬化体のガラス転移
温度より高温域に熱変形温度を有し、分子量が5000
以上の可溶性ポリイミド。 【効果】 優れた耐熱性,接着性,電気的特性および耐
溶剤性を有しており、この接着材を用いてプリント回路
基板を作製すると金属導体パターンのマイグレーシヨン
等が生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フレキシブルプリン
ト基板(FPC)用基材,積層基板用基材,半導体搭載
用基板および金属基板基材等の接着および絶縁剤として
用いられるプリント基板用シート状接着材に関するもの
である。
ト基板(FPC)用基材,積層基板用基材,半導体搭載
用基板および金属基板基材等の接着および絶縁剤として
用いられるプリント基板用シート状接着材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】FPCおよび積層基板を例にとれば、基
材は、通常、ポリイミドフイルムと銅箔とを接着材を用
いて張り合わせて製造される。上記接着材としては、ア
クリル系接着材,エポキシ−ゴム系接着材,エポキシ−
アミド系接着材等が用いられている。そして、上記接着
材は、いずれも耐熱温度がポリイミドフイルムに比べて
著しく低く、すなわち実質的な耐熱温度が100℃程度
と低く半田付け作業時等の耐熱性に劣るという問題を有
している。また、上記接着材中にはガラス転移温度の低
い材料が混合されており、体積抵抗率が比較的低い温度
で低下するため、金属導体パターンのマイグレーシヨン
(金属イオン移動によるパターン間シヨート)が発生し
易いという問題をも有している。
材は、通常、ポリイミドフイルムと銅箔とを接着材を用
いて張り合わせて製造される。上記接着材としては、ア
クリル系接着材,エポキシ−ゴム系接着材,エポキシ−
アミド系接着材等が用いられている。そして、上記接着
材は、いずれも耐熱温度がポリイミドフイルムに比べて
著しく低く、すなわち実質的な耐熱温度が100℃程度
と低く半田付け作業時等の耐熱性に劣るという問題を有
している。また、上記接着材中にはガラス転移温度の低
い材料が混合されており、体積抵抗率が比較的低い温度
で低下するため、金属導体パターンのマイグレーシヨン
(金属イオン移動によるパターン間シヨート)が発生し
易いという問題をも有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、耐熱性を向上さ
せるために、ポリイミド樹脂のみで上記基材を製造する
方法があげられる。例えば、導体上にてポリイミド樹脂
を重合せしめ基材を製造する方法や、導体間にポリイミ
ド樹脂を高温で加圧せしめ基材を製造する方法があげら
れる。しかし、前者の場合は、基板の反り、波うち等の
問題を有し、後者の場合は、ポリイミド樹脂の融点以上
に加熱しなければならず製造工程に大きく制限を与える
問題等を有している。さらに、上記問題に加えて、導体
の絶縁カバーの接着や、多層化における接着方法には採
用できない。このため、従来の上記接着材的方法で使用
可能な樹脂組成物が要求されている。すなわち、ポリイ
ミド樹脂は、耐熱性には優れているものの、他の樹脂と
の接着性に劣ることや、溶剤との相溶性に乏しく、例え
ばエポキシ樹脂と混合させようとしても混合せず接着材
として使用することができなかつた。
せるために、ポリイミド樹脂のみで上記基材を製造する
方法があげられる。例えば、導体上にてポリイミド樹脂
を重合せしめ基材を製造する方法や、導体間にポリイミ
ド樹脂を高温で加圧せしめ基材を製造する方法があげら
れる。しかし、前者の場合は、基板の反り、波うち等の
問題を有し、後者の場合は、ポリイミド樹脂の融点以上
に加熱しなければならず製造工程に大きく制限を与える
問題等を有している。さらに、上記問題に加えて、導体
の絶縁カバーの接着や、多層化における接着方法には採
用できない。このため、従来の上記接着材的方法で使用
可能な樹脂組成物が要求されている。すなわち、ポリイ
ミド樹脂は、耐熱性には優れているものの、他の樹脂と
の接着性に劣ることや、溶剤との相溶性に乏しく、例え
ばエポキシ樹脂と混合させようとしても混合せず接着材
として使用することができなかつた。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、接着力および耐熱性に優れ、しかも接着後の
金属導体パターンのマイグレーシヨンの生じないプリン
ト基板用シート状接着材の提供をその目的とする。
たもので、接着力および耐熱性に優れ、しかも接着後の
金属導体パターンのマイグレーシヨンの生じないプリン
ト基板用シート状接着材の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のプリント基板用シート状接着材は、下記
の(A)および(B)成分を含有するという構成をと
る。 (A)少なくとも1分子中に2個のエポキシ基を有する
エポキシ樹脂と、硬化剤を含有するエポキシ樹脂組成
物。 (B)上記(A)成分であるエポキシ樹脂組成物と相溶
性を有し、かつエポキシ樹脂組成物硬化体のガラス転移
温度より高温域に熱変形温度を有し、分子量が5000
以上の可溶性ポリイミド。
め、この発明のプリント基板用シート状接着材は、下記
の(A)および(B)成分を含有するという構成をと
る。 (A)少なくとも1分子中に2個のエポキシ基を有する
エポキシ樹脂と、硬化剤を含有するエポキシ樹脂組成
物。 (B)上記(A)成分であるエポキシ樹脂組成物と相溶
性を有し、かつエポキシ樹脂組成物硬化体のガラス転移
温度より高温域に熱変形温度を有し、分子量が5000
以上の可溶性ポリイミド。
【0006】
【作用】すなわち、この発明者らは、接着力および耐熱
性に優れ、しかも接着後のマイグレーシヨンの生じない
プリント基板用シート状接着材を得るために一連の研究
を重ねた。その結果、エポキシ樹脂組成物(A成分)
と、特定の分子量を有し、上記エポキシ樹脂組成物に対
する相溶性を備え、かつエポキシ樹脂組成物硬化体のガ
ラス転移温度よりも高温域に熱変形温度を有する特殊な
可溶性ポリイミド(B成分)を混合しポリマーアロイと
して用いると、双方の樹脂が有する優れた特性を備えた
シート状接着材が得られることを見いだしこの発明に到
達した。
性に優れ、しかも接着後のマイグレーシヨンの生じない
プリント基板用シート状接着材を得るために一連の研究
を重ねた。その結果、エポキシ樹脂組成物(A成分)
と、特定の分子量を有し、上記エポキシ樹脂組成物に対
する相溶性を備え、かつエポキシ樹脂組成物硬化体のガ
ラス転移温度よりも高温域に熱変形温度を有する特殊な
可溶性ポリイミド(B成分)を混合しポリマーアロイと
して用いると、双方の樹脂が有する優れた特性を備えた
シート状接着材が得られることを見いだしこの発明に到
達した。
【0007】つぎに、この発明を詳しく説明する。
【0008】この発明のプリント基板用シート状接着材
は、エポキシ樹脂組成物(A成分)と、特殊な可溶性ポ
リイミド(B成分)とを用い、これをシート状に成形す
ることにより得られる。
は、エポキシ樹脂組成物(A成分)と、特殊な可溶性ポ
リイミド(B成分)とを用い、これをシート状に成形す
ることにより得られる。
【0009】上記エポキシ樹脂組成物(A成分)は、少
なくとも1分子中に2個のエポキシ基を有するエポキシ
樹脂と、硬化剤とを用いて得られる。
なくとも1分子中に2個のエポキシ基を有するエポキシ
樹脂と、硬化剤とを用いて得られる。
【0010】上記エポキシ樹脂としては、少なくとも1
分子中に2個のエポキシ基を有するものであれば特に限
定するものではなく、従来公知のものがあげられる。例
えば、ビスフエノールA型を主鎖としたジグリシジルエ
ーテル,臭素化ビスフエノールA型を主鎖としたジグリ
シジルエーテル,ビスフエノールF型(XPY−30
6,チバガイギー社製)ならびにフエノールノボラツク
型エポキシ樹脂,脂環式エポキシ樹脂等があげられる。
また、これらを主成分とし、これらエポキシ樹脂の変性
エポキシ樹脂および多価アルコール,油脂とエピクロル
ヒドリンとの反応によつて得られるエポキシ樹脂等があ
げられる。また、分子量としては、特に限定するもので
はないが、500以上になると可溶性ポリイミドとの相
溶性が低下するため、好ましくはビスフエノールA型エ
ポキシ樹脂、具体的にはエピコート828(油化シエル
社製)程度の分子量が望ましい。
分子中に2個のエポキシ基を有するものであれば特に限
定するものではなく、従来公知のものがあげられる。例
えば、ビスフエノールA型を主鎖としたジグリシジルエ
ーテル,臭素化ビスフエノールA型を主鎖としたジグリ
シジルエーテル,ビスフエノールF型(XPY−30
6,チバガイギー社製)ならびにフエノールノボラツク
型エポキシ樹脂,脂環式エポキシ樹脂等があげられる。
また、これらを主成分とし、これらエポキシ樹脂の変性
エポキシ樹脂および多価アルコール,油脂とエピクロル
ヒドリンとの反応によつて得られるエポキシ樹脂等があ
げられる。また、分子量としては、特に限定するもので
はないが、500以上になると可溶性ポリイミドとの相
溶性が低下するため、好ましくはビスフエノールA型エ
ポキシ樹脂、具体的にはエピコート828(油化シエル
社製)程度の分子量が望ましい。
【0011】そして、上記エポキシ樹脂とともに用いら
れる硬化剤としては、酸無水物,アミン硬化剤,ポリア
ミド硬化剤,フエノール硬化剤およびBF3等のルイス
酸とアミンとの錯体等があげられるが、特に限定するも
のではない。また、イミダゾール,三級アミン等の硬化
促進剤を適宜加えてもよい。さらに、三酸化アンチモン
等の難燃助剤,増粘剤等を加えてもよい。
れる硬化剤としては、酸無水物,アミン硬化剤,ポリア
ミド硬化剤,フエノール硬化剤およびBF3等のルイス
酸とアミンとの錯体等があげられるが、特に限定するも
のではない。また、イミダゾール,三級アミン等の硬化
促進剤を適宜加えてもよい。さらに、三酸化アンチモン
等の難燃助剤,増粘剤等を加えてもよい。
【0012】上記可溶性ポリイミド(B成分)として
は、一般的な溶剤、例えばジメチルアセトアミド,ジメ
チルホルムアミド,N−メチルピロリドン,ジメチルス
ルホキシド,ジオキサン等の単独物に、あるいはメチル
エチルケトン,アセトン,トルエン,キシレン等との混
合物に可溶であればよい。そして、上記可溶性ポリイミ
ド(B成分)は、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳
香族ジアミンにより合成され、主鎖のバランスを悪くし
たり、フツ素含有の原料を用いたり、ポリエーテルイミ
ドにして可溶性にしたものを使用することができる。上
記ポリエーテルイミドとしては、ウルテム1000(G
Eプラスチツク社製)等があげられる。
は、一般的な溶剤、例えばジメチルアセトアミド,ジメ
チルホルムアミド,N−メチルピロリドン,ジメチルス
ルホキシド,ジオキサン等の単独物に、あるいはメチル
エチルケトン,アセトン,トルエン,キシレン等との混
合物に可溶であればよい。そして、上記可溶性ポリイミ
ド(B成分)は、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳
香族ジアミンにより合成され、主鎖のバランスを悪くし
たり、フツ素含有の原料を用いたり、ポリエーテルイミ
ドにして可溶性にしたものを使用することができる。上
記ポリエーテルイミドとしては、ウルテム1000(G
Eプラスチツク社製)等があげられる。
【0013】そして、上記芳香族テトラカルボン酸二無
水物としては、特に限定するものではなく、例えば4,
4′−オキシジフタル酸二無水物、ビフエニルテトラカ
ルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ジフエニルス
ルホンテトラカルボン酸二無水物、ピロメリツト酸二無
水物、3,3′,4,4′−ベンゾフエノンテトラカル
ボン酸無水物、2,2′−ビス(3,4−ジカルボキシ
フエニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、2,3,
6,7−ナフタリンテトラカルボン酸無水物等があげら
れる。これらは単独で併せて用いられる。
水物としては、特に限定するものではなく、例えば4,
4′−オキシジフタル酸二無水物、ビフエニルテトラカ
ルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ジフエニルス
ルホンテトラカルボン酸二無水物、ピロメリツト酸二無
水物、3,3′,4,4′−ベンゾフエノンテトラカル
ボン酸無水物、2,2′−ビス(3,4−ジカルボキシ
フエニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、2,3,
6,7−ナフタリンテトラカルボン酸無水物等があげら
れる。これらは単独で併せて用いられる。
【0014】上記芳香族ジアミンとしては、特に限定す
るものではなく、例えば3,4′−ジアミノジフエニル
エーテル、ビス〔4−(3−アミノフエノキシ)フエニ
ル〕スルホン、4,4′−ビス(4−アミノフエノキ
シ)ビフエニル、1,3−ビス(4−アミノフエノキ
シ)ベンゼン、2,2−ビス〔4−(4−アミノフエノ
キシ)フエニル〕ヘキサフルオロプロパン、9,9−ビ
ス(4−アミノフエニル)フルオレン、メタフエニレン
ジアミン、2,4−トルエンジアミン、4,6−ジメチ
ル−メタフエニレンジアミン等があげられる。これらは
単独でもしくは併せて用いられる。
るものではなく、例えば3,4′−ジアミノジフエニル
エーテル、ビス〔4−(3−アミノフエノキシ)フエニ
ル〕スルホン、4,4′−ビス(4−アミノフエノキ
シ)ビフエニル、1,3−ビス(4−アミノフエノキ
シ)ベンゼン、2,2−ビス〔4−(4−アミノフエノ
キシ)フエニル〕ヘキサフルオロプロパン、9,9−ビ
ス(4−アミノフエニル)フルオレン、メタフエニレン
ジアミン、2,4−トルエンジアミン、4,6−ジメチ
ル−メタフエニレンジアミン等があげられる。これらは
単独でもしくは併せて用いられる。
【0015】また、上記芳香族テトラカルボン酸二無水
物と芳香族ジアミンとの反応により得られる可溶性ポリ
イミドは、分子量が5000以上のものでなければなら
ない。すなわち、分子量が5000未満では末端の官能
基が上記エポキシ樹脂組成物(A成分)と反応してしま
いエポキシ樹脂組成物が硬化してしまい脆い樹脂組成物
が形成されるからである。そして、この可溶性ポリイミ
ドは、上記エポキシ樹脂組成物(A成分)の硬化体の有
するガラス転移温度より高温域に熱変形温度を有するも
のでなければならない。
物と芳香族ジアミンとの反応により得られる可溶性ポリ
イミドは、分子量が5000以上のものでなければなら
ない。すなわち、分子量が5000未満では末端の官能
基が上記エポキシ樹脂組成物(A成分)と反応してしま
いエポキシ樹脂組成物が硬化してしまい脆い樹脂組成物
が形成されるからである。そして、この可溶性ポリイミ
ドは、上記エポキシ樹脂組成物(A成分)の硬化体の有
するガラス転移温度より高温域に熱変形温度を有するも
のでなければならない。
【0016】さらに、上記可溶性ポリイミド(B成分)
の一部もしくは全部が、主鎖中にOH基を1個有する可
溶性ポリイミドであることが好ましい。このような可溶
性ポリイミドは、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳
香族ジアミンとの反応において、上記芳香族ジアミンと
して、例えば3,3′−ジヒドロキシ−4,4′−ジア
ミノビフエニル、2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒド
ロキシフエニル)ヘキサフルオロプロパン等を用いるこ
とにより得られる。この場合、OH基含有可溶性ポリイ
ミドの使用量は、可溶性ポリイミド全体の20重量%
(以下「%」と略す)以上に設定するのが好ましい。
の一部もしくは全部が、主鎖中にOH基を1個有する可
溶性ポリイミドであることが好ましい。このような可溶
性ポリイミドは、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳
香族ジアミンとの反応において、上記芳香族ジアミンと
して、例えば3,3′−ジヒドロキシ−4,4′−ジア
ミノビフエニル、2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒド
ロキシフエニル)ヘキサフルオロプロパン等を用いるこ
とにより得られる。この場合、OH基含有可溶性ポリイ
ミドの使用量は、可溶性ポリイミド全体の20重量%
(以下「%」と略す)以上に設定するのが好ましい。
【0017】前記エポキシ樹脂組成物(A成分)と上記
可溶性ポリイミド(B成分)との混合割合は、被着体と
の接着力や樹脂組成物の流れ性等の関係から適宜決定さ
れるが、可溶性ポリイミドの周りにエポキシ樹脂を架橋
させるという観点から、エポキシ樹脂組成物(A成分)
の配合量を両者の合計量の10〜20%(したがつて、
可溶性ポリイミド〔B成分〕は90〜80%)に設定す
るのが好ましい。すなわち、エポキシ樹脂組成物(A成
分)の配合量が10%未満〔可溶性ポリイミド(B成
分)の配合量が90%を超える〕では得られる接着材溶
液が白濁し両者が分離してしまう傾向がみられるからで
ある。
可溶性ポリイミド(B成分)との混合割合は、被着体と
の接着力や樹脂組成物の流れ性等の関係から適宜決定さ
れるが、可溶性ポリイミドの周りにエポキシ樹脂を架橋
させるという観点から、エポキシ樹脂組成物(A成分)
の配合量を両者の合計量の10〜20%(したがつて、
可溶性ポリイミド〔B成分〕は90〜80%)に設定す
るのが好ましい。すなわち、エポキシ樹脂組成物(A成
分)の配合量が10%未満〔可溶性ポリイミド(B成
分)の配合量が90%を超える〕では得られる接着材溶
液が白濁し両者が分離してしまう傾向がみられるからで
ある。
【0018】さらに、前記エポキシ樹脂組成物(A成
分)に末端エポキシポリジメチルシロキサンを添加する
ことが接着性向上の点から好ましい。これは、濡れ性向
上あるいは弾性率の低下によるものと考えられる。上記
末端エポキシポリジメチルシロキサンは、下記の構造式
で表されるものである。下記の構造式において、溶解性
の関係から繰り返し数n=1が好ましい。
分)に末端エポキシポリジメチルシロキサンを添加する
ことが接着性向上の点から好ましい。これは、濡れ性向
上あるいは弾性率の低下によるものと考えられる。上記
末端エポキシポリジメチルシロキサンは、下記の構造式
で表されるものである。下記の構造式において、溶解性
の関係から繰り返し数n=1が好ましい。
【0019】
【化1】
【0020】上記末端エポキシポリジメチルシロキサン
は、上記構造式で表されるように、主鎖にシロキサンを
有していればよく、側鎖および主鎖に他のアルキル基等
を含有してもよい。そして、エポキシ樹脂と同様の反応
形態をとればよく、分子内に2個以上のエポキシ基を有
するものが好ましい。上記末端エポキシポリジメチルシ
ロキサンの配合量は、エポキシ樹脂組成物(A成分)中
30%未満に設定するのが好ましく、特に好ましくは5
〜10%である。すなわち、配合量が30%を超えると
著しくガラス転移温度が低下する傾向がみられるからで
ある。
は、上記構造式で表されるように、主鎖にシロキサンを
有していればよく、側鎖および主鎖に他のアルキル基等
を含有してもよい。そして、エポキシ樹脂と同様の反応
形態をとればよく、分子内に2個以上のエポキシ基を有
するものが好ましい。上記末端エポキシポリジメチルシ
ロキサンの配合量は、エポキシ樹脂組成物(A成分)中
30%未満に設定するのが好ましく、特に好ましくは5
〜10%である。すなわち、配合量が30%を超えると
著しくガラス転移温度が低下する傾向がみられるからで
ある。
【0021】この発明のプリント基板用シート状接着材
は、例えばつぎのようにして得られる。すなわち、まず
芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミンとを
用い反応させて可溶性ポリイミドを作製し、これを溶剤
に溶解させる。一方、エポキシ樹脂と硬化剤とを配合
し、これを溶剤で希釈する。つぎに、上記溶剤に溶解さ
せた可溶性ポリイミドと希釈したエポキシ樹脂組成物を
混合する。そして、これを板等に適宜の厚みに塗布して
脱溶媒を行い、Bステージ状(半硬化状)シートを作製
してシート状接着材が得られる。また、上記エポキシ樹
脂と硬化剤とを配合する際に、末端エポキシポリジメチ
ルシロキサンを加えてもよい。このプリント基板用シー
ト状接着材は、厚みを5〜50μmの範囲に設定するの
が好ましい。
は、例えばつぎのようにして得られる。すなわち、まず
芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミンとを
用い反応させて可溶性ポリイミドを作製し、これを溶剤
に溶解させる。一方、エポキシ樹脂と硬化剤とを配合
し、これを溶剤で希釈する。つぎに、上記溶剤に溶解さ
せた可溶性ポリイミドと希釈したエポキシ樹脂組成物を
混合する。そして、これを板等に適宜の厚みに塗布して
脱溶媒を行い、Bステージ状(半硬化状)シートを作製
してシート状接着材が得られる。また、上記エポキシ樹
脂と硬化剤とを配合する際に、末端エポキシポリジメチ
ルシロキサンを加えてもよい。このプリント基板用シー
ト状接着材は、厚みを5〜50μmの範囲に設定するの
が好ましい。
【0022】このようにして得られるプリント基板用シ
ート状接着材は、接着材として用いてこれを加熱硬化す
ると、高分子量のポリイミド樹脂を骨格とし、その周り
にエポキシ樹脂が架橋する反応を生じる。このため、熱
可塑性樹脂である可溶性ポリイミドが熱硬化性樹脂の挙
動を示し、融点が無くなり、溶剤にも不溶となり、しか
も高分子の長鎖ポリイミドの存在で脆さも無くなる。す
なわち、エポキシ樹脂と可溶性ポリイミドとを用いるこ
とにより、エポキシ樹脂と可溶性ポリイミド両者のデメ
リツトが補われ、熱可塑性ポリイミドの優れた耐熱性、
電気的特性を備え、またエポキシ樹脂の優れた電気的特
性および接着性を備えている。
ート状接着材は、接着材として用いてこれを加熱硬化す
ると、高分子量のポリイミド樹脂を骨格とし、その周り
にエポキシ樹脂が架橋する反応を生じる。このため、熱
可塑性樹脂である可溶性ポリイミドが熱硬化性樹脂の挙
動を示し、融点が無くなり、溶剤にも不溶となり、しか
も高分子の長鎖ポリイミドの存在で脆さも無くなる。す
なわち、エポキシ樹脂と可溶性ポリイミドとを用いるこ
とにより、エポキシ樹脂と可溶性ポリイミド両者のデメ
リツトが補われ、熱可塑性ポリイミドの優れた耐熱性、
電気的特性を備え、またエポキシ樹脂の優れた電気的特
性および接着性を備えている。
【0023】この発明のプリント基板用シート状接着材
は、例えばつぎのように用いられる。すなわち、この発
明のプリント基板用シート状接着材であるBステージ状
(半硬化状)シート接着材を耐熱フイルムにラミネート
し、これに金属箔を重ねて加熱硬化する。または、上記
金属箔にプリント基板用シート状接着材をラミネートし
カバーコートを重ねた後加熱硬化する。このように、こ
の発明のプリント基板用シート状接着材はプリント基板
の作製に用いられる。なお、上記硬化条件は、通常のエ
ポキシ樹脂系組成物の場合と同等あるいは若干高温かつ
長時間に設定してもよい。
は、例えばつぎのように用いられる。すなわち、この発
明のプリント基板用シート状接着材であるBステージ状
(半硬化状)シート接着材を耐熱フイルムにラミネート
し、これに金属箔を重ねて加熱硬化する。または、上記
金属箔にプリント基板用シート状接着材をラミネートし
カバーコートを重ねた後加熱硬化する。このように、こ
の発明のプリント基板用シート状接着材はプリント基板
の作製に用いられる。なお、上記硬化条件は、通常のエ
ポキシ樹脂系組成物の場合と同等あるいは若干高温かつ
長時間に設定してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明のプリント基板
用シート状接着材は、エポキシ樹脂と特殊な可溶性ポリ
イミドとを主成分とするものである。このため、両者の
優れた特性を備えており、優れた耐熱性,接着性,電気
的特性および耐溶剤性を有している。したがつて、この
発明の接着材は回路基板の作製に最適であり、これを用
いて得られる回路基板では金属導体パターンのマイグレ
ーシヨン等が生じない。
用シート状接着材は、エポキシ樹脂と特殊な可溶性ポリ
イミドとを主成分とするものである。このため、両者の
優れた特性を備えており、優れた耐熱性,接着性,電気
的特性および耐溶剤性を有している。したがつて、この
発明の接着材は回路基板の作製に最適であり、これを用
いて得られる回路基板では金属導体パターンのマイグレ
ーシヨン等が生じない。
【0025】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【0026】
【実施例1】ポリエーテルイミド樹脂(ウルテム100
0,GEプラスチツク社製)をジメチルアセトアミドで
加熱溶解し20%溶液とした。一方、ビスフエノールA
型エポキシ樹脂(エピコート828:エピコート100
1=4:1,油化シエル社製)と硬化剤としてイミダゾ
ール系(C11Z−CN,四国化成工業社製)2%を加
え、メチルエチルケトンで希釈分散し固形分90%のエ
ポキシ樹脂溶液を作製した。つぎに、上記ポリエーテル
イミド樹脂溶液とエポキシ樹脂溶液を固形分で等量とな
るように混合し、圧延銅箔(厚み35μm)上に接着材
固形分として厚み20μmとなるようにキヤステイング
した。これを、オーブン中120℃で2分間,150℃
で3分間脱溶媒を行い、そして他の圧延銅箔を150℃
のロールラミネーターで張り合わした。その後、オーブ
ン中で160℃2時間硬化せしめ基板を作製した。
0,GEプラスチツク社製)をジメチルアセトアミドで
加熱溶解し20%溶液とした。一方、ビスフエノールA
型エポキシ樹脂(エピコート828:エピコート100
1=4:1,油化シエル社製)と硬化剤としてイミダゾ
ール系(C11Z−CN,四国化成工業社製)2%を加
え、メチルエチルケトンで希釈分散し固形分90%のエ
ポキシ樹脂溶液を作製した。つぎに、上記ポリエーテル
イミド樹脂溶液とエポキシ樹脂溶液を固形分で等量とな
るように混合し、圧延銅箔(厚み35μm)上に接着材
固形分として厚み20μmとなるようにキヤステイング
した。これを、オーブン中120℃で2分間,150℃
で3分間脱溶媒を行い、そして他の圧延銅箔を150℃
のロールラミネーターで張り合わした。その後、オーブ
ン中で160℃2時間硬化せしめ基板を作製した。
【0027】
【実施例2】ポリエーテルイミド樹脂を、3,3′,
4,4′ジフエニルスルホンテトラカルボン酸二無水物
と2,2−ビス〔4−(4−アミノフエノキシ)フエニ
ル〕ヘキサフルオロプロパンとを用いて従来公知の方法
により合成したポリイミド樹脂(分子量100000)
に代えた。それ以外は実施例1と同様にして基板を作製
した。
4,4′ジフエニルスルホンテトラカルボン酸二無水物
と2,2−ビス〔4−(4−アミノフエノキシ)フエニ
ル〕ヘキサフルオロプロパンとを用いて従来公知の方法
により合成したポリイミド樹脂(分子量100000)
に代えた。それ以外は実施例1と同様にして基板を作製
した。
【0028】
【実施例3】3,3′,4,4′−ジフエニルスルホン
テトラカルボン酸二無水物と3,3′−ジヒドロキシ−
4,4′−ジアミノビフエニルとを用い従来公知の方法
により可溶性ポリイミドを合成した。この可溶性ポリイ
ミドとポリエーテルイミド樹脂(ウルテム1000,G
Eプラスチツク社製)とを等量で混合して混合ポリイミ
ドを得た。そして、ポリエーテルイミド樹脂をこの混合
ポリイミドに代えた。それ以外は実施例1と同様にして
基板を作製した。
テトラカルボン酸二無水物と3,3′−ジヒドロキシ−
4,4′−ジアミノビフエニルとを用い従来公知の方法
により可溶性ポリイミドを合成した。この可溶性ポリイ
ミドとポリエーテルイミド樹脂(ウルテム1000,G
Eプラスチツク社製)とを等量で混合して混合ポリイミ
ドを得た。そして、ポリエーテルイミド樹脂をこの混合
ポリイミドに代えた。それ以外は実施例1と同様にして
基板を作製した。
【0029】
【実施例4】実施例1のエポキシ樹脂溶液に末端エポキ
シポリシロキサン(KF−101,信越化学工業社製)
を10%加えた。それ以外は実施例1と同様にして基板
を作製した。
シポリシロキサン(KF−101,信越化学工業社製)
を10%加えた。それ以外は実施例1と同様にして基板
を作製した。
【0030】
【比較例1】ポリエーテルイミド樹脂を用いずに、エポ
キシ樹脂溶液のみで接着材を構成した。それ以外は実施
例1と同様にして基板を作製した。
キシ樹脂溶液のみで接着材を構成した。それ以外は実施
例1と同様にして基板を作製した。
【0031】
【比較例2】ポリエーテルイミド樹脂を用いず、エポキ
シ樹脂溶液のみの接着材にアクリロニトリル−ブタジエ
ンゴム(NBR)(ニツポール1072,日本ゼオン社
製)20%を加えた。それ以外は実施例1と同様にして
基板を作製した。
シ樹脂溶液のみの接着材にアクリロニトリル−ブタジエ
ンゴム(NBR)(ニツポール1072,日本ゼオン社
製)20%を加えた。それ以外は実施例1と同様にして
基板を作製した。
【0032】このようにして得られた実施例および比較
例の基板を用いて、90°ピール試験および加熱(15
0℃×1000時間)後の90°ピール試験を行い接着
力を測定し評価した。上記90°ピール試験は、つぎの
ようにして行つた。すなわち、銅箔を幅2.5mmとなる
よう化学的にエツチング後、ステンレスドラム(直径1
50mm)に基材を両面テープで接着し、銅箔をチエツク
してテンシロンにより測定した。また、加湿(85℃×
85%RH)下にて100μmピツチの櫛歯状パターン
を描いた基板サンプルを使用しバイアス電圧(30V)
をかけパターンである銅箔のマイグレーシヨンを評価し
た。これらの結果を併せて下記の表1に示した。
例の基板を用いて、90°ピール試験および加熱(15
0℃×1000時間)後の90°ピール試験を行い接着
力を測定し評価した。上記90°ピール試験は、つぎの
ようにして行つた。すなわち、銅箔を幅2.5mmとなる
よう化学的にエツチング後、ステンレスドラム(直径1
50mm)に基材を両面テープで接着し、銅箔をチエツク
してテンシロンにより測定した。また、加湿(85℃×
85%RH)下にて100μmピツチの櫛歯状パターン
を描いた基板サンプルを使用しバイアス電圧(30V)
をかけパターンである銅箔のマイグレーシヨンを評価し
た。これらの結果を併せて下記の表1に示した。
【0033】
【表1】
【0034】表1の結果から、比較例2の基板は、初期
接着力に比べて加熱後は極端に接着力が低下している。
これに対して実施例の基板は、初期接着力に対して加熱
後の接着力の低下は僅かである。さらに、末端エポキシ
ポリシロキサンを加えた実施例4では、一層接着力が向
上している。また、比較例2の基板は実施例の基板に比
べてマイグレーシヨン発生の点で著しく劣つている。一
方、比較例1では、接着材がパターン作製の工程中にお
いて簡単にクラツクが発生して電気・電子回路基板用接
着材として全く使用できなかつた。
接着力に比べて加熱後は極端に接着力が低下している。
これに対して実施例の基板は、初期接着力に対して加熱
後の接着力の低下は僅かである。さらに、末端エポキシ
ポリシロキサンを加えた実施例4では、一層接着力が向
上している。また、比較例2の基板は実施例の基板に比
べてマイグレーシヨン発生の点で著しく劣つている。一
方、比較例1では、接着材がパターン作製の工程中にお
いて簡単にクラツクが発生して電気・電子回路基板用接
着材として全く使用できなかつた。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の(A)および(B)成分を含有す
ることを特徴とするプリント基板用シート状接着材。 (A)少なくとも1分子中に2個のエポキシ基を有する
エポキシ樹脂と、硬化剤を含有するエポキシ樹脂組成
物。 (B)上記(A)成分であるエポキシ樹脂組成物と相溶
性を有し、かつエポキシ樹脂組成物硬化体のガラス転移
温度より高温域に熱変形温度を有し、分子量が5000
以上の可溶性ポリイミド。 - 【請求項2】 可溶性ポリイミドの少なくとも一部が、
主鎖中にOH基を1個有するポリイミドである請求項1
記載のプリント基板用シート状接着材。 - 【請求項3】 (A)成分であるエポキシ樹脂組成物に
末端エポキシ基ポリジメチルシロキサンが添加されてい
る請求項1記載のプリント基板用シート状接着材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18912691A JPH059441A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | プリント基板用シート状接着材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18912691A JPH059441A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | プリント基板用シート状接着材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059441A true JPH059441A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16235832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18912691A Pending JPH059441A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | プリント基板用シート状接着材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059441A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6953892B2 (en) | 2001-04-25 | 2005-10-11 | Siemens Production And Logistics System Ag | Connection housing for an electronic component |
JP2006117848A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Kaneka Corp | 熱硬化性樹脂組成物およびその利用 |
CN114673029A (zh) * | 2022-02-28 | 2022-06-28 | 西北工业大学 | 一种改性碳纤维增强聚酰亚胺树脂基湿式摩擦材料及制备方法 |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP18912691A patent/JPH059441A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6953892B2 (en) | 2001-04-25 | 2005-10-11 | Siemens Production And Logistics System Ag | Connection housing for an electronic component |
JP2006117848A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Kaneka Corp | 熱硬化性樹脂組成物およびその利用 |
CN114673029A (zh) * | 2022-02-28 | 2022-06-28 | 西北工业大学 | 一种改性碳纤维增强聚酰亚胺树脂基湿式摩擦材料及制备方法 |
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