JPH0593885A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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Publication number
JPH0593885A
JPH0593885A JP3278785A JP27878591A JPH0593885A JP H0593885 A JPH0593885 A JP H0593885A JP 3278785 A JP3278785 A JP 3278785A JP 27878591 A JP27878591 A JP 27878591A JP H0593885 A JPH0593885 A JP H0593885A
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JP
Japan
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light beam
transmission
light
reception
lens
Prior art date
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Application number
JP3278785A
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English (en)
Inventor
Koji Suzuki
浩次 鈴木
Yujiro Ito
雄二郎 伊藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本発明は、空間を伝送する光ビームを媒介して
所望の情報を伝送する光空間伝送装置に関し、全体形状
を小型化すると共に、軽量化する。 【構成】本発明は、凹レンズ48、凸レンズ24を介し
て、所定の情報信号で変調して送信光ビームを、伝送対
象に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図3) 発明が解決しようとする課題(図3) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 (1)実施例の構成(図1) (2)実施例の効果 (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は光空間伝送装置に関し、
特に空間を伝送する光ビームを媒介して所望の情報を伝
送する光空間伝送装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の光空間伝送装置において
は、伝送対象に送出する光ビームの一部を折り返し、伝
送対象から到来する観測光と共に観測することにより、
簡易に当該光ビームの照射位置を確認し得るようになさ
れたものが提案されている。
【0004】すなわち図3に示すように、光空間伝送装
置1においては、レーザダイオード2を所定の情報信号
で駆動し、当該レーザダイオード2から所定偏波面の送
信光ビームLA1を射出する。レンズ4は、当該送信光
ビームLA1を平行光線に変換した後、偏向ビームスプ
リツタ6を透過してレンズ8に導く。レンズ8は、当該
送信光ビームLA1を収束光線に変換した後、レンズ1
0に導き、これにより送信光ビームLA1を所定の大き
さの平行光線に変換してミラー12に導く。
【0005】ここでミラー12は、ミラー14と平行に
配置されると共に、光路に約45度傾いて配置され、所定
の駆動系を介して当該傾きを制御し得るようになされて
いる。これにより当該光空間伝送装置1においては、ミ
ラー12及び14で送信光ビームLA1を反射すること
により、当該ミラー12及び14の傾きを調整して当該
送信光ビームLA1の射出方向を可変し得るようになさ
れている。
【0006】ハーフミラー16は、送信光ビームLA1
の一部を反射し、コーナーキユーブプリズム18に導
く。これにより当該光空間伝送装置1においては、コー
ナーキユーブプリズム18で送信光ビームLA1の光路
を折り曲げ、ハーフミラー16を透過して撮像装置20
に導く。
【0007】さらにハーフミラー16は、残りの送信光
ビームLA1を透過して凸レンズ22に入射する。ここ
で凸レンズ22は、所定のアクチユエータを駆動するこ
とにより、光軸と垂直に変位し得るようになされ、これ
により当該光空間伝送装置1においては、レンズ22の
位置を可変して送信光ビームLA1の照射位置を大きく
可変し得るようになされている。
【0008】レンズ24は、大口径の凸レンズで、凸レ
ンズ22に対して所定距離だけ離間して配置され、これ
により凸レンズ22で焦光した送信光ビームLA1を所
定大きさの略平行光線に変換して射出する。これにより
光空間伝送装置1においては、当該レンズ24から射出
された送信光ビームLA1を伝送対象に照射し、当該送
信光ビームLA1を介して所望の情報信号を伝送し得る
ようになされている。
【0009】ここで伝送対象から到来する受信光ビーム
LA2においては、送信光ビームLA1とは逆に、レン
ズ24で焦光された後、レンズ22で平行光線に変換さ
れて、ハーフミラー16に入射する。このとき伝送対象
の周囲の光(以下観測光と呼ぶ)LA3も、受信光ビー
ムLA2と共にハーフミラー16に入射し、ハーフミラ
ー16で反射されて撮像装置20に入射する。これによ
り当該光空間伝送装置1においては、撮像装置20を介
して伝送対象を観測し得、簡易に送信光ビームLA1の
照射位置を調整することができる。
【0010】このとき当該光空間伝送装置1において
は、コーナーキユーブプリズム18で送信光ビームLA
1の光路を折り返して撮像装置20に入射したことによ
り、当該送信光ビームLA1の照射位置から到来したよ
うに、送信光ビームLA1を撮像装置20に導くことが
できる。これにより当該光空間伝送装置1においては、
撮像装置20を介して、送信光ビームLA1の照射位置
を明るく輝く点として観測することができる。
【0011】これに対して受信光ビームLA2において
は、同様にハーフミラー16で一部が反射されて撮像装
置20に導かれることにより、伝送対象の位置を明るく
輝く点として観測することができる。これにより当該光
空間伝送装置1においては、送信光ビームLA1の照射
位置を簡易に確認し得、当該光空間伝送装置1の設置作
業を簡略化することができる。
【0012】これに対してハーフミラー16を透過した
受信光ビームLA2は、ミラー14、12、レンズ1
0、8を順次介して偏向ビームスプリツタ6に入射す
る。ここで受信光ビームLA2は、送信光ビームLA1
に対して偏波面が直交するように伝送対象から送出さ
れ、これにより当該偏向ビームスプリツタ6で反射され
てビームスプリツタ26に入射する。
【0013】ここで受信光ビームLA2は、一部が反射
されてレンズ28を介してフオトダイオード30に焦光
され、これにより当該フオトダイオード30の出力信号
を所定の信号処理回路で処理し、伝送対象から送出され
た所定の情報信号を受信し得るようになされている。こ
れに対してビームスプリツタ26を透過した受信光ビー
ムLA2は、フイルタ32を透過した後、レンズ34を
介して位置検出素子(PDS)36に焦光される。
【0014】これにより光空間伝送装置1においては、
位置検出素子36の出力信号に基づいて、ミラー12、
14の傾き、レンズ22の位置を制御し、全体として送
信光ビームLA1の照射位置を補正するサーボ系を形成
するようになされ、当該光空間伝送装置1が風等で振動
した場合でも、確実に送信光ビームLA1を伝送対象に
送出し得るようになされている。
【0015】かくして当該光空間伝送装置1において
は、撮像装置20を用いて簡易に設置し得、空間を伝送
する光ビームLA1及びLA2を介して所望の信号を双
方向で伝送し得るようになされている。
【0016】なおコーナーキユーブプリズム18及びハ
ーフミラー16間にはシヤツタ38が介挿され、必要に
応じて当該シヤツタ38を閉じることにより、撮像装置
20で伝送対象だけを観測し得るようになされている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光空
間伝送装置1においては、簡易に設置し得、またいちい
ち伝送用のケーブル等を設置する必要がないことによ
り、例えばテレビジヨン中継等に利用して便利であると
考えられる。
【0018】この場合全体形状を小型化すると共に、軽
量化することができれば、可搬性を向上し得、その分例
えば鉄塔の上などのような場所でも、何ら制約を受ける
ことなく中継地点を確保することができる。
【0019】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、全体形状を小型化すると共に、軽量化することがき
る光空間伝送装置を提案しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の情報信号で変調した所定偏
波面の送信光ビームLA1を、所定距離だけ離間して配
置した送受信装置に送出すると共に、送受信装置から送
出された所定偏波面の受信光ビームLA2を受光するこ
とにより、送信光ビームLA1を介して情報信号を送受
信装置に伝送すると共に、受信光ビームLA2を介して
送受信装置から送出された所定の情報信号を受信する光
空間伝送装置40において、受信光ビームLA2の偏波
面に対して、偏波面が直交する送信光ビームLA1を射
出する光源2と、光源2から射出された送信光ビームL
A1を平行光線に変換する平行光学系4、6、8、42
と、平行光学系4、6、8、42から射出された送信光
ビームLA1を反射又は透過すると共に、送信光ビーム
LA1とは逆に受信光ビームLA2を透過又は反射する
偏光光ビーム分離手段46と、偏光光ビーム分離手段4
6を介して得られる送信光ビームLA1を発散光に変換
すると共に、収束光で入射する受信光ビームLA2を平
行光線に変換して偏光光ビーム分離手段46に導く凹レ
ンズ48と、凹レンズ48で発散光に変換された送信光
ビームLA1を略平行光線に変換して送受信装置に送出
すると共に、送受信装置から到来する略平行光線の受信
光ビームLA2を収束光に変換して凹レンズ48に射出
する凸レンズ24と、偏光光ビーム分離手段46を介し
て得られる受信光ビームLA2を受光する受光手段30
とを備えるようにする。
【0021】
【作用】凹レンズ48と凸レンズ24とを介して、伝送
対象に送信光ビームLA1を送出すれば、その分凸レン
ズ同士を組み合わせた場合に比して、全体形状を小型化
し得、その分重量も軽量化することができる。
【0022】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0023】(1)実施例の構成 図2との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、40は全体として光空間伝送装置を示し、破線で示
すように、レンズ8からレーザダイオード2、フオトダ
イオード30、位置検出素子36までの光学部品を所定
の光学ブロツク43に一体化して密封するようになされ
ている。これにより光空間伝送装置40においては、種
々の中継現場に当該光空間伝送装置40を携帯した場合
でも、当該光学ブロツク43に塵、埃等が進入しないよ
うになされている。
【0024】実際上、塵、埃等が進入し、例えば位置検
出素子36に入射する受信光ビームLA2が完全に遮ら
れた場合、送信光ビームLA1の照射位置を正しく補正
することが困難になる。このため位置検出素子36に入
射する受信光ビームLA2が一時的にせよ完全に遮られ
た場合、送信光ビームLA1の照射位置を補正するサー
ボがはずれ、改めて当該光空間伝送装置40の設置作業
を繰り返す必要があり、その間中継作業が中断する。
【0025】ところがこのように光学ブロツク43を密
閉して塵、埃等が進入しないようにすれば、常に送信光
ビームLA1の照射位置を正しく補正し得、中継作業の
中断を未然に回避することができる。
【0026】これに対してレンズ42は、所定のアクチ
ユエータ44に保持されて、レンズ8の光路上に配置さ
れ、これにより当該アクチユエータ44を駆動して光軸
と直交する方向(すなわち紙面に対して上下方向でな
る)に変位するようになされている。
【0027】ここで当該光空間伝送装置40において
は、位置検出素子36の出力信号に基づいて、当該アク
チユエータ44を駆動する。これにより当該光空間伝送
装置40においては、従来レンズ22とミラー12及び
14とを変位させて補正していた送信光ビームLA1の
照射位置を、アクチユエータ44を駆動することによ
り、そのうちの一方向について補正するようになされ、
その分全体構成を簡略化するようになされている。
【0028】かくしてレンズ42は、レンズ8から射出
された送信光ビームLA1を平行光線に変換してハーフ
ミラー46に導く。ここでハーフミラー46は、送信光
ビームLA1の一部を透過してコーナーキユーブプリズ
ム18に導き、当該コーナーキユーブプリズム18の反
射光を反射して撮像装置20に導く。
【0029】さらにハーフミラー46は、送信光ビーム
LA1の一部を反射し、当該光空間伝送装置40におい
ては、ハーフミラー46で反射した送信光ビームLA1
を凹レンズ48、凸レンズ24を介して伝送対象に送出
するようになされている。これにより当該光空間伝送装
置40においては、伝送対象から到来する受信光ビーム
LA2、観測光LA3がレンズ24、48、ハーフミラ
ー46を介して撮像装置20に入射するようになされ、
撮像装置20を用いて簡易に当該光空間伝送装置40を
設置し得るようになされている。
【0030】かくして当該光空間伝送装置40において
は、撮像装置20を当該ハーフミラー46の後方に配置
すると共に、コーナーキユーブプリズム18をハーフミ
ラー46の下方に配置し、全体形状を小型化するように
なされている。
【0031】さらに凹レンズ48、凸レンズ24を介し
て、送信光ビームLA1を射出することにより、当該光
空間伝送装置40全体の長さを短くすることができる。
【0032】すなわち凸レンズ22、24を組み合わせ
て送信光ビームLA1を射出する場合(図3)、レンズ
22の入射光、レンズ24の射出光が略平行光線でなる
ことにより、レンズ22、24間の距離を両レンズの焦
点距離の和の値に設定する必要がある。
【0033】これに対して凹レンズ48、凸レンズ24
を組み合わせて送信光ビームLA1を射出する場合、両
レンズの焦点距離の差の値に両レンズ間の距離を保持す
れば、略平行光線で送信光ビームLA1を射出すること
ができる。従つて、その分全体の長さを短くして形状を
小型化し得、その分光空間伝送装置40を軽量化するこ
とができる。
【0034】実際上、レンズ24においては焦点距離20
0 〔mm〕のレンズを使用し、レンズ22及び48におい
ては、それぞれ焦点距離50〔mm〕の凸レンズ及び凹レン
ズを使用するため、全体として光空間伝送装置40の長
さを100 〔mm〕短くし得、当該光空間伝送装置40を格
段的に小型化することができた。
【0035】さらに凹レンズ48、凸レンズ24を介し
て、送信光ビームLA1を射出する場合、送信光ビーム
LA1及び受信光ビームLA2を焦光させることなく、
レンズ42まで導くことができる。
【0036】すなわち図3の構成においては、レンズ2
2及び24間の一点Pで一旦送信光ビームLA1及び受
信光ビームLA2が焦光する。従つて当該点Pの位置に
塵、埃等が侵入すると、受信光ビームLA2が完全に遮
光される結果となり、送信光ビームLA1の照射位置を
補正するサーボがはずれてしまう。
【0037】実際上、レンズ42からレンズ24までの
光学系においては、リニヤアクチユエータ44等の可動
部分があることにより、中継中であつても、不具合が発
生した場合、メンテナンスのため当該光学系が露出され
る場合がある。
【0038】このような場合、従来の構成においては、
情報の伝送が途絶えてしまう恐れがある。また、メンテ
ナンス中に誤つて点Pの位置にドライバ等を差し込んで
も、伝送が途絶える結果になる。
【0039】これに対してこの実施例のように、凹レン
ズ48、凸レンズ24を介して送信光ビームLA1を射
出すれば、点Pのような送信光ビームLA1及び受信光
ビームLA2の焦光を回避し得、これにより塵、埃等が
侵入しても安全に所望の情報信号を伝送することができ
る。
【0040】従つて中継中であつても、不具合が発生し
た場合、当該光学系を露出してメンテナンスすることが
でき、当該光空間伝送装置40の使い勝手を向上するこ
とができる。
【0041】さらに光空間伝送装置40において、ハー
フミラー46は、重心の位置を軸支して矢印aで示すよ
うに回動し得るようになされ、これによりレンズ42の
位置を変位させると共に当該ハーフミラー46の傾きを
調整して、送信光ビームLA1の照射位置を補正し得る
ようになされている。
【0042】すなわち図2に示すように、当該光空間伝
送装置40においては、ハーフミラー46を所定のホル
ダ50に固定し、当該ホルダ50をフレーム52に軸支
することにより、ハーフミラー46を略重心の位置で軸
支して回動し得るように保持する。
【0043】さらに光空間伝送装置40においては、ホ
ルダ50の回動軸の一端に角度センサ54が固定され、
これによりハーフミラー46の傾きを検出し得るように
なされ、残りの一端にアクチユエータ56が固定され、
当該アクチユエータ56を駆動してハーフミラー46の
傾きを可変し得るようになされている。これにより光空
間伝送装置40においては、位置検出素子36の出力信
号に基づいてアクチユエータ56を駆動し、送信光ビー
ムLA1の照射位置を上下方向(すなわちリニヤアクチ
ユエータ44で補正する方向と直交する方向でなる)に
調整し得るようになされている。
【0044】かくしてリニヤアクチユエータ44及びア
クチユエータ56だけで送信光ビームLA1の照射位置
を補正することにより、その分当該光空間伝送装置40
においては全体構成を簡略化して軽量化することができ
る。
【0045】実際上、この種の光空間伝送装置40にお
いては、互いに同じ高さに保持した伝送対象に向けて送
信光ビームを射出する場合の他に、高所に設置して低所
に設置した伝送対象に送信光ビームLA1を射出する場
合等がある。
【0046】従つて同じ高さに保持した場合と異なる高
さに保持した場合とでは、送信光ビームLA1の照射位
置を上下方向に補正する際に必要なアクチユエータの駆
動力も変化する。ところがこの実施例のように、ハーフ
ミラー46を略重心位置で軸支し、当該ハーフミラー4
6を回動させて照射位置を補正すれば、同じ高さに保持
した場合と異なる高さに保持した場合とで同一の駆動力
で照射位置を補正し得、その分簡易な構成で送信光ビー
ムLA1の照射位置を補正することができる。
【0047】従つて、その分当該光空間伝送装置40の
設置位置を自由に選定し得、当該光空間伝送装置40の
使い勝手を向上することができる。
【0048】なお当該アクチユエータ56においては、
速度センサを内蔵するようになされ、位置検出素子36
の出力信号だけでなく、角度センサ54、当該速度セン
サの検出結果を基準にしてハーフミラー46を回動する
ようになされている。
【0049】(2)実施例の効果 以上の構成によれば、照射位置を補正した送信光ビーム
LA1を凹レンズ、凸レンズを介して伝送対象に送出す
ることにより、全体の長さを短くし得、その分小型で軽
量の光空間伝送装置を得ることができる。また、塵、埃
等が侵入した場合でも、確実に情報を伝送することがで
きる。
【0050】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、ハーフミラー46及びレ
ンズ42を可動して送信光ビームLA1の照射位置を補
正する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
図3に示す構成のように、ミラー及びレンズを可動して
送信光ビームLA1の照射位置を補正する場合等、種々
の補正形式の光空間伝送装置に広く適用することができ
る。
【0051】さらに上述の実施例においては、偏向ビー
ムスプリツタ6で受信光ビームを反射し、送信光ビーム
を透過する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、受光素子及びレーザダイオードを入れ換えるように
してもよい。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、凹レン
ズ、凸レンズを介して送信光ビームを伝送対象に送出す
ることにより、全体の長さを短くし得、その分小型で軽
量の光空間伝送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光空間伝送装置を示す
略線図である。
【図2】そのハーフミラーの詳細構成を示す斜視図であ
る。
【図3】従来の光空間伝送装置を示す略線図である。
【符号の説明】
1、40……光空間伝送装置、2……レーザダイオー
ド、6……偏向ビームスプリツタ、24……凸レンズ、
46……ハーフミラー、48……凹レンズ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】ここでミラー12は、ミラー14と共に、
光路に約45度傾いて配置され、所定の駆動系を介して
当該傾きを制御し得るようになされている。これにより
当該光空間伝送装置1においては、ミラー12及び14
で送信光ビームLA1を反射することにより、当該ミラ
ー12及び14の傾きを調整して当該送信光ビームLA
1の射出方向を可変し得るようになされている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】ここで受信光ビームLA2は、一部が反射
されてレンズ28を介してフオトダイオード30に焦光
され、これにより当該フオトダイオード30の出力信号
を所定の信号処理回路で処理し、伝送対象から送出され
た所定の情報信号を受信し得るようになされている。こ
れに対してビームスプリツタ26を透過した受信光ビー
ムLA2は、フイルタ32を透過した後、レンズ34を
介して位置検出素子(PSD)36に焦光される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の情報信号で変調した所定偏
波面の送信光ビームLA1を、所定距離だけ離間して配
置した送受信装置に送出すると共に、送受信装置から送
出された所定偏波面の受信光ビームLA2を受光するこ
とにより、送信光ビームLA1を介して情報信号を送受
信装置に伝送すると共に、受信光ビームLA2を介して
送受信装置から送出された所定の情報信号を受信する光
空間伝送装置40において、受信光ビームLA2の偏波
面に対して、偏波面が直交する送信光ビームLA1を射
出する光源2と、光源2から射出された送信光ビームL
A1を平行光線に変換する平行光学系4と、平行光学系
4から射出された送信光ビームLA1を反射又は透過す
ると共に、送信光ビームLA1とは逆に受信光ビームL
A2を透過又は反射する偏光光ビーム分離手段6と、偏
光光ビーム分離手段6を介して得られる送信光ビームL
A1を発散光に変換すると共に、収束光で入射する受信
光ビームLA2を平行光線に変換して偏光光ビーム分離
段6に導く凹レンズ48と、凹レンズ48で発散光に
変換された送信光ビームLA1を略平行光線に変換して
送受信装置に送出すると共に、送受信装置から到来する
略平行光線の受信光ビームLA2を収束光に変換して凹
レンズ48に射出する凸レンズ24と、偏光光ビーム分
離手段6を介して得られる受信光ビームLA2を受光す
る受光手段30とを備えるようにする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、ハーフミラー46及びレ
ンズ42を可動して送信光ビームLA1の照射位置を補
正する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
図3に示す構成のように、ミラー及びレンズを可動して
送信光ビームLA1の照射位置を補正する場合や、特願
昭 63−133087号に開示のような光学系全体を
軸支して回動させる構成等、種々の補正形式の光空間伝
送装置に広く適用することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】さらに上述の実施例においては、偏向ビー
ムスプリツタ6で受信光ビームを反射し、送信光ビーム
を透過する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、受光素子及びレーザダイオードを入れ換えるように
してもよい。さらに、図3に示す凸レンズ22を図1に
示す凹レンズ48に置き換えたように、これに限らず、
図3及び図1に示す凸レンズ8を凹レンズに置き換えて
もよく、この場合更に小型で、塵埃にも安全な光空間伝
送装置を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の情報信号で変調した所定偏波面の送
    信光ビームを、所定距離だけ離間して配置した送受信装
    置に送出すると共に、上記送受信装置から送出された所
    定偏波面の受信光ビームを受光することにより、上記送
    信光ビームを介して上記情報信号を上記送受信装置に伝
    送すると共に、上記受信光ビームを介して上記送受信装
    置から送出された所定の情報信号を受信する光空間伝送
    装置において、 上記受信光ビームの偏波面に対して、偏波面が直交する
    上記送信光ビームを射出する光源と、 上記光源から射出された上記送信光ビームを平行光線に
    変換する平行光学系と、 上記平行光学系から射出された上記送信光ビームを反射
    又は透過すると共に、上記送信光ビームとは逆に上記受
    信光ビームを透過又は反射する偏光光ビーム分離手段
    と、 上記偏光光ビーム分離手段を介して得られる上記送信光
    ビームを発散光に変換すると共に、収束光で入射する上
    記受信光ビームを平行光線に変換して上記偏光光ビーム
    分離手段に導く凹レンズと、 上記凹レンズで発散光に変換された上記送信光ビームを
    略平行光線に変換して上記送受信装置に送出すると共
    に、上記送受信装置から到来する略平行光線の上記受信
    光ビームを上記収束光に変換して上記凹レンズに射出す
    る凸レンズと、 上記偏光光ビーム分離手段を介して得られる上記受信光
    ビームを受光する受光手段とを具えることを特徴とする
    光空間伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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